JP2547722B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2547722B2
JP2547722B2 JP60123053A JP12305385A JP2547722B2 JP 2547722 B2 JP2547722 B2 JP 2547722B2 JP 60123053 A JP60123053 A JP 60123053A JP 12305385 A JP12305385 A JP 12305385A JP 2547722 B2 JP2547722 B2 JP 2547722B2
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roller
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paper
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仁 藤野
保芳 早川
尋夫 小林
正 八木
信和 安達
武 世取山
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置、詳細には、例えば、電子写真
複写機、レーザービームプリンタ等の熱定着装置を持つ
画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
加熱ローラを使用した定着器を備える画像形成装置
(第5図)においては、熱ローラ13−1と加圧ローラ13
−2によって定着された紙は一般に第6図のように、カ
ールした状態で排紙される。
これは一般に用いられる熱定着器において、紙は熱ロ
ーラ13−1側と加圧ローラ13−2側で加熱温度が異なる
ため紙表面の水分の蒸発の度合いが異なり、紙の収縮程
度が異なること、また、一般に熱ローラには金属ローラ
を用い、加圧ローラ13−2にはゴム状のローラを用いる
ため、加圧ローラは熱ローラと接触する部分で第4図の
ように、凹になり、紙にそのくせがつくなどの理由によ
るものである。
そこで、従来は、この紙のカールを少なくするため第
7図のように、定着ローラの直後に排紙ローラ14、排紙
コロ16、及びカールを矯正するための排紙ガイド19を有
していたが、カールを完全になくすことができなかっ
た。
また、従来の画像形成装置において、定着器の上方に
は排熱のためのフアンが備えられており、構成が複雑で
あった。
〔発明の目的〕
本発明は上述従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
安価で、簡単な構成により確実にカール制御、熱の放出
等が行なえるようにした画像形成装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係る画像形成装置
は、 画像形成のためのプロセス手段によりシート材上に画
像を形成し、像定着手段により該画像をシート材上に定
着する画像形成装置において、前記定着手段によって画
像が定着されたシート材を案内する湾曲した湾曲搬送路
と、 前記湾曲搬送路の下流で、前記像定着手段から発せら
れる熱により暖められる位置に配置され、前記湾曲搬送
路の湾曲方向と逆の方向に前記シート材を湾曲させるカ
ール制御手段と、 を有することを特徴とする。
〔実施例〕
第1図,第2図に本発明の実施例を示す。
給紙ローラ2の1回転によって給紙された紙1はレジ
ストローラ3により一旦停止し、この間紙の進行のバラ
ツキ、斜行等を矯正される。次に、レジストローラがON
(オン)すると感光体6に向って搬送される。一方、感
光体6はスキヤナー4から発せられたレーザービーム5
の信号を受けて潜像が形成されて、現像器8により現像
される。そして、転写のプロセス手段により紙に像が転
写される。
転写された紙は搬送ガイド30、搬送ローラ31を通って
定着手段としての定着器13に運ばれ、定着器入口ガイド
13−4を通って定着熱ローラ13−1と加圧ローラ13−2
にはさみ込まれ、定着熱ローラ13−1による熱と加圧ロ
ーラ13−2にはさみ込まれることによる圧力によって紙
に定着される。
定着器を出た紙は、前述の第6図に示すように、凹カ
ールになる。これは、定着熱ローラ13−1側の面で失わ
れる水分aは加圧ローラ13−2側で失われる水分bより
多いこと、また、定着熱ローラ13−1と加圧ローラ13−
2とによるニツプによるためである。
定着後、紙はこの定着熱ローラ13−1と加圧ローラ13
−2の回転により、定着器排紙下ガイド18、定着器排紙
上ガイド17、及び排紙下ガイド20、排紙上ガイド21によ
って構成される湾曲搬送路に導かれ、定着器の上部に運
ばれて反転する。このとき、定着熱ローラ13−1によっ
て加熱定着された面は、下向きとなり、この位置で紙は
凸カールとなる(第2図)。
一方、定着熱ローラによる熱は紙から蒸発した水分と
共に上昇気流cとなり、定着器上カバー22のスリツト22
−1を通り抜け、排紙下ガイド20の図示しない穴を通
り、転写紙に当る(第2図)。
また第2,第3図に示す様に、定着器の上部にはカール
制御手段としての排紙ローラ14及び排紙コロ16(第3図
に示すように、バネ23でローラ14に押圧されている)が
配置され、紙は排紙ローラ14の回転により円周に沿って
凹になるようになっているため、定着器で発生した熱風
に当てられた転写紙はこの排紙ローラと排紙コロによっ
て作られた凹状の搬送路を通り、カールを矯正されてト
レイ15に積載される。
本実施例では定着器の上部の熱風の当る部分に排紙ロ
ーラ14と排紙コロ16を配し、そこで紙経路に逆カールが
付くように凹部を設け、そこに熱風(上昇気流)を当て
る構成となっているが、排紙ローラ及び排紙コロの代り
に、紙搬送ガイド30,40(第4図)によって逆カールの
つくように凹(曲率部30a,40aを備える)にしてもよ
い。
また、ガイド板、ローラ等をつかって熱定着器の熱を
伝導するようにしてもよい。
また、カール制御とはカールを完全になくすことも、
又は、都合のよい方向にカールをさせる場合も含む。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、特別な装置を
付加することなしに、シート材に熱を与えながら効率よ
くカールの制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の一実施例の正面
図、第2図は第1図の主要部を拡大した斜視図、第3図
は第2図の一部分の正面図、第4図は他の実施例の正面
図、第5図は従来例の正面図、第6図,第7図は定着時
のカール発生の状況を説明する正面図である。 1……紙、2……給紙ローラ、3……レジストローラ、
4……スキヤナー、6……感光体、13……定着器ユニツ
ト、13−1……定着熱ローラ、13−2……加圧ローラ、
13−3……ヒータ、14……排紙ローラ、15……排紙トレ
イ、16……排紙コロ、17……定着器排紙上ガイド、18…
…定着器排紙下ガイド、20……排紙下カイド、21……排
紙上ガイド、22……定着器上カバー、23……コロ押圧バ
ネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 安達 信和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 世取山 武 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−100057(JP,A) 実開 昭58−159557(JP,U) 実開 昭59−30156(JP,U) 実開 昭56−128660(JP,U) 特公 昭55−21338(JP,B2) 実公 昭53−43162(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成のためのプロセス手段によりシー
    ト材上に画像を形成し、像定着手段により該画像をシー
    ト材上に定着する画像形成装置において、 前記定着手段によって画像が定着されたシート材を案内
    する湾曲した湾曲搬送路と、 前記湾曲搬送路の下流で、前記像定着手段から発せられ
    る熱により暖められる位置に配置され、前記湾曲搬送路
    の湾曲方向と逆の方向に前記シート材を湾曲させるカー
    ル制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記カール制御手段は、1つのローラと、
    そのローラに対向している少なくとも2つ以上のローラ
    または押し当て部材を有していることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記1つのローラはシート材を装置外に排
    出する特許請求の範囲第2項記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記カール制御手段は前記定着手段からの
    伝導または輻射熱によりあたためられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記カール制御手段は前記定着手段からの
    熱せられた上昇気流によりあたためられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置。
JP60123053A 1985-06-06 1985-06-06 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2547722B2 (ja)

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JPS61279880A JPS61279880A (ja) 1986-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2719833B2 (ja) * 1989-08-31 1998-02-25 キヤノン株式会社 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5434111Y2 (ja) * 1976-09-16 1979-10-19
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JPS58159557U (ja) * 1982-04-19 1983-10-24 キヤノン株式会社 定着装置
JPS5930156U (ja) * 1982-08-20 1984-02-24 キヤノン株式会社 定着装置

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