JPH0223149A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形
成装置（以下レーザービームプリンタ等いう）に係り、
詳しくは搬送回転体対（以下レジストローラ対という）
と画像形成手段とを備えてなる画像形成装置に関する。

（０）従来の技術 従来、レジストローラ対と画像形成部とを備えるレーザ
ービームプリンタが知られているが、該レーザービーム
プリンタ１ａは、第３図に示すように、機体２に画像形
成部９とシートＳを収納するカセット３を有しており、
該カセット３にはシートＳを給送する給紙ローラ５が配
設されている。また、該給紙ローラ５の下流には、シー
トＳを画像形成部９の画像と同期して搬送するレジスト
ローラ対６が配設されており、該ローラ対６の下流には
、前記画像形成部９が配設されている。

更に、該画像形成部９の下流には、シートＳを搬送する
搬送部１０が配設されており、該搬送部１０の下流には
、定着器１１が配設されている。そして、該定着器１１
の下流には、搬送ローラ対１２が配設されており、該ロ
ーラ対１２の下流には、反転経路１３が配設されている
。また、反転経路１３の下流には、排出ローラ１６が配
設されており、該リーラ１６の下流には、機体２の上部
に排紙トレイ１７が配設されている。更に、前記画像形
成部９は、レーザスキャナ部１９からのレーザー光を照
射される感光ドラム２０を有しており、該感光ドラム２
０の周囲には、前露光ランプ２１、−成帯電器２２、現
像器２３、転写帯電器２５、クリーナ２６が配設されて
いる。

そして、図示しないスタートボタンが押されると、カセ
ット３から給紙ローラ５によりシートＳが給送され、該
シートＳはレジストローラ対６に当接して斜行補正され
る。それから、図示しない外部装置からの画像信号が画
像形成部９へ伝達されてレーザスキャナ部１９からのレ
ーザー信号により感光ドラム２０上に画像が形成され、
該画像と同期してシートＳはレジストローラ対６により
画像形成部９へ搬送され、該画像形成部９により画像を
印字される。更に、画像を印字されたシートＳは、搬送
ベルト１０により定着器１１へ搬送され、該定着器１１
により画像を定着される。そして、シートＳは、搬送ロ
ーラ対１２により反転経路１３へ搬送され、該反転経路
１３を通って排出ローラ１６へ搬送され、該排出リーラ
１６により排紙トレイ１７上に排出される。

（Ａ）　　発明が解決しようとする課題ところで、上述
したレーザービームプリンタ１ａでは、シードＳを定着
器１１にて加熱又は加圧してその画像を定着した直後に
反転経路により表裏を反転しているので、シートに反り
が発生してカールシート（第４図参照）となることが多
く、両面画像形成機能を備えるレーザービームプリンタ
では、２回目の画像形成を行う場合、シートＳのカール
によりその先端が感光ドラム２０に密着せず、転写不良
を起こすことがあり、更に２回目の画像形成終了後に該
シートＳを定着器１１により定着する際、該シートＳの
カールによりその先端が定着器１１にうまく噛み込まれ
なかったり、シリコンゴムからなる定着器１１の下ロー
ラへ先に当接してその時の衝撃により転写ズレが発生し
たり（第５図参照）、未定着トナー像が先に定着器１１
の上ローラと接触して像乱れを起こしたり、定着シワが
発生することがあった。

そこで、本発明は、画像形成前にてシートのカールを矯
正し、もって上述課題を解消した画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。

（ニ）　課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図を参照して示すと、シート（Ｓ）を搬送する搬
送回転体対（６）と、該搬送回転体対（６）により搬送
されるシート（Ｓ）に画像を形成する画像形成手段（９
）と、を備えてなる画像形成装置において、前記搬送回
転体対（６）のうち一方の回転体を金属ローラ（６ｂ）
により構成し、また、該金属ローラ（６ｂ）の近傍に発
熱手段（３０）を配設し、該発熱手段（３０）により所
定温度範囲に昇温された前記金属ローラ（６ｂ）がシー
ト（Ｓ）のカールを矯正するように構成した、ことを特
徴とするものである。

（１作用 上述構成に基づき、金属ローラ（６ｂ）は発熱手段（３
０）により所定温度範囲に昇温される。

そして、上流から搬送されるシート（Ｓ）が搬送回転体
対（６）により画像形成手段（９）へ搬送される際、該
シート（Ｓ）は、該搬送回転体対（６）の一方の回転体
を構成する金属リーラ（６ｂ）によりカールを矯正され
、それから画像形成手段（９）にＸり画像を形成される
。

（へ）　実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

なお、前述した部分と同じ部分には同一符号を付して説
明を省略する。

レジストローラ対６は、第１図に示すように、ネオブレ
ンゴム等の弾性体により構成された下ローラ６ａと、鉄
等の金属リーラからなる上ローラ６ｂとにより構成され
ており、これらローラ６ａ、６ｂは所定圧力かつ所定ニ
ップ幅Ｉ２（第２図参照）にて押圧接触するようになっ
ている。また、該上ローラ６ｂに近接して発熱源として
のハロゲンヒータ３０が配設されており、更に該上口−
ラ６ｂには、該ローラ６ｂの温度を検出するサーミスタ
３１が総圧３０ｇの押圧力にて接触している。そして、
該ローラ６ｂの上半分、ハロゲンヒータ３０及びサーミ
スタ３１は保護カバー３２により覆われており、該カバ
ー３２は板金により構成され、その外側に断熱材が張ら
れている。あるいは、保護カバ−３２全体を耐熱性樹脂
等により構成することも可能である。

本実施例は以上のような構成よりなるので、図示しない
スタートボタンが押されると、カセット３から給紙ロー
ラ５によりシートＳが給送され、該シートＳはレジスト
ローラ対６に当接して斜行補正される。それから、図示
しない外部装置からの画像信号が画像形成部９へ伝達さ
れてレーザスキャナ部１９からのレーザー信号により感
光ドラム２０上に画像が形成され、該画像と同期してシ
ートＳはレジストローラ対６により画像形成部９へ搬送
され、該画像形成部９により画像を印字される。なお、
この際、レジストローラ対６の上ローラ６ｂを昇温する
ハロゲンヒータ３０はＯＦＦされており、カセット３か
ら給送されるシートＳにカールを付けることはない、更
に、画像を印字されたシートＳは、搬送ベルト１０によ
り定着器１１へ搬送され、該定着器１１により画像を定
着される。そして、シートＳは、搬送ローラ対１２によ
り反転経路１３へ搬送され、該反転経路１３を通って排
出び−ラ１６へ搬送され、該排出ローラ１６により排紙
トレイ１７上に排出される。

一方、両面印字の場合、前述同様の動作により片面に印
字されたシートＳは、図示しない再搬送経路を通る際に
表裏を反転されて再びレジストローラ対６へ再給送され
る。このため、該シートは両端が下に向いたカールが付
けられ（第２図参照）、そして該シートは、レジストロ
ーラ対６に挟持されて画像形成部９へ同期搬送される。

この際、該ローラ対６の上ローラ６ｂは、サーミスタ３
１により温度を検知され、該サーミスタ３１の信号によ
り０Ｎ−ＯＦＦするハロゲンヒータ３０により約８０℃
に昇温されており、該上ローラ６ｂの温度により、カー
ルしたシートＳがレジストローラ対６のニップを通過す
る際にアイロンのような効果によりカールを矯正される
（第２図参照）、そして、該シートＳは前述同様の動作
により裏面（白紙面）に２回目の印字をされて排紙トレ
イ１７へ排出される。

なお、上述実施例においては、上ローラ６ｂの温度を実
験から求めた８０℃に設定したが、これに限らず、シー
トの種類・厚さにより上ローラ６ｂの設定温度を変える
ようにしてもよい、また、レジストローラ対６の上流に
シート厚さ検知手段を配設し、該検知手段からの信号に
より上ローラ６ｂの設定温度（例えば、１００ｇ／ｍ”
以上のシートＳに対しては１００℃、１００ｇ／は以下
のシートＳに対しては８０℃）を変えるようにすること
も可能である。更に、オペレータが自由に設定できるシ
ート厚設定手段により上ローラ６ｂの設定温度を切り換
えるようにしてもよい、このようにすると、片面画像形
成の場合にも良好な画像を得ることができる。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、発熱手段により所
定温度範囲に昇温された金属ローラがシートのカールを
矯正するように構成したので、画像形成前にシートのカ
ールを矯正して、転写不良を起こすことを防止できると
共に転写ズレ、画像乱れ、定着シワ等を防止することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る搬送回転体対を示す正面断面図で
ある。そして、第２図は本発明の動作を示す正面断面図
である。また、第３図から第５図までは従来例を示す図
である。 ６・・・搬送回転体対　　　６ｂ・・・金属ローラ９・
・・画像形成手段　　　３０・・・発熱手段Ｓ・・・シ
ート 出唾人　　キャノン株式会社 、代理人　　近島　−夫 ｂａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シートを搬送する搬送回転体対と、該搬送回転体対
   により搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段
   と、を備えてなる画像形成装置において、 前記搬送回転体対のうち一方の回転体を金 属ローラにより構成し、 また、該金属ローラの近傍に発熱手段を配 設し、 該発熱手段により所定温度範囲に昇温され た前記金属ローラがシートのカールを矯正するように構
   成した、 ことを特徴とする画像形成装置。