JPH1010915A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1010915A
JPH1010915A JP8160156A JP16015696A JPH1010915A JP H1010915 A JPH1010915 A JP H1010915A JP 8160156 A JP8160156 A JP 8160156A JP 16015696 A JP16015696 A JP 16015696A JP H1010915 A JPH1010915 A JP H1010915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体の表裏両面に画像形成を行う際に、1
面目のトナー像の加熱定着によって記録媒体の後端がカ
ールし、このカール部分が2面目のトナー像の形成時に
先端側となって搬送不良や紙詰まりが発生する。これを
防止する。 【解決手段】記録媒体の1面目の画像形成時に、1面目
の後端を160℃で温度制御し、その他の部分を通常の
190℃で温度制御する。これにより、後端部の表裏の
温度差に基づくカール量が少なくなる。このカール部分
は、2面目の画像形成時に先端側となるが、カール量が
少ないので、搬送不良が起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚の記録媒体に
対して複数回の画像形成を行うことができる複写機、レ
ーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザービームプリンタ
等の画像形成装置において、紙等のシート状の記録媒体
の表裏両面に自動的に画像形成を行うことができる表裏
反転手段を備えたものが知られている。
【0003】このものは、まず、紙等の記録媒体の1面
目(表面)に、トナー像形成部においてトナー像を形成
し、この記録媒体上の未定着トナー像を、定着部にて加
熱して記録媒体上に定着させる。次に、定着後の記録媒
体を表裏反転手段によって表裏反転し、再度、トナー像
形成部に供給する。そして、上述と同様の画像形成(ト
ナー像形成及び定着)を、今度は記録媒体の2面目(裏
面)に対して行う。以上で、記録媒体の両面に自動的に
画像形成を行う。
【0004】ところで、近時、定着器において、短時間
で定着可能温度にまで達する、いわゆるクイック方式の
定着器が知られている。
【0005】この定着器は、耐熱性の定着フィルムを環
状に構成してその内側と外側とからそれぞれ低熱容量の
加熱部材と加圧ローラとで挟み込む。定着に際しては、
加圧ローラと定着フィルムとが回転し、両者の間にて、
未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持搬送しなが
ら、加熱加圧を行って記録媒体上にトナー像を定着させ
るものである。このとき、未定着トナー像を担持した記
録媒体の表面側は定着フィルム表面に接し、一方、記録
媒体の裏面側は加圧ローラ表面に接する。この定着器に
よると、従来のローラ方式の定着器とは異なり、画像形
成装置のスタート時のウェイト時間が短い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
クイック方式の定着器によると、1面目のトナー像の定
着時に、記録媒体の1面目(表面)が接触する定着フィ
ルムは、2面目(裏面)が接触する加圧ローラよりも温
度が高く、さらに両者の温度差が大きいため、記録媒体
の表面側と裏面側とで大きな温度差が生じる。例えば、
記録媒体が紙である場合、紙の繊維は、裏面側の膨張に
比べて表面側の膨張が大きく、したがって、定着後の紙
には、裏面側(加圧ローラ側)に巻いた下向きのカール
が発生してしまう。
【0007】この記録媒体の2面目(裏面)にも画像形
成を行うべく、スイッチバック方式で紙を表裏反転した
後、この紙を再度、トナー像形成部に供給すると、この
とき紙は、上向きにカールした状態で供給される。そし
て、上向きにカールした紙に対して2面目のトナー像の
転写や定着が行われることになる。
【0008】ところで、トナー像形成部が、例えば、図
12に示すように、感光ドラム51とこれに圧接させた
転写ローラ54を有し、感光ドラム51上に形成したト
ナー像を、転写ローラ54に紙に転写し、トナー像転写
後の紙を感光ドラム51の曲率を利用して感光ドラム5
1表面から分離させる構成の場合、紙が上向きにカール
していると曲率分離効果が低減して、分離が良好に行わ
れずに分離不良を起こす場合がある。
【0009】同図において、転写ニップN1における感
光ドラム51及び転写ローラ54の接線をSとし、接線
Sとクリーナ容器25の底の最短距離をB、接線Sに平
行なクリーナ容器25と転写ニップN1の最短距離をA
とする。さらに具体的に、A=25mm、B=10mm
に構成した場合、1面目の画像形成を終了した紙におい
て、後端から内側に25mm入った位置から後端にかけ
て10mm以上のカールがあった場合には、この上向き
にカールした2面目の画像形成時の紙の先端がクリーナ
容器の底に引っ掛かって紙詰まりが発生する。
【0010】上述の例は、先端が上向きにカールした紙
に対して、再度画像形成を行った場合に分離不良に基づ
いて紙詰まりが発生する例を示したが、搬送不良等の紙
詰まりは、先端が上向きにカールしている場合に限ら
ず、下向きにカールしている場合にも発生し得る。
【0011】そこで、本発明は、1枚の記録媒体に対し
て複数回の画像形成を行う画像形成装置において、次回
の画像形成時に先端側となる先端部分のカールの発生
を、今回の定着時に抑制するようにした画像形成装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、搬送手段によって搬送される記録媒体上にトナー像
を形成するトナー像形成部と、前記トナー像を加熱部材
によって前記記録媒体上に定着させる定着部と、前記加
熱部材の温度を制御する温度制御手段と、トナー像形成
及び定着からなる画像形成を1枚の記録媒体に対して複
数回行うべく1回目の定着後の記録媒体を前記トナー像
形成部に再度供給する再給送手段と、を備えた画像形成
装置において、前記温度制御手段は、1枚の記録媒体に
対する定着時の温度制御について、前記記録媒体のうち
の、次回の画像形成時に搬送方向先端側となる先端部分
に対する温度を、該先端部分を除いた他の部分に対する
温度よりも低く制御する、ことを特徴とする。
【0013】請求項2に係る本発明は、前記再給送手段
が、表面側に1回目の画像形成が行われた記録媒体の裏
面側に2回目の画像形成を行うべく前記記録媒体を表裏
反転するスイッチバック方式の反転手段を有し、前記温
度制御手段は、1回目の定着時の記録媒体の後端部分に
対する温度を、該後端部分を除いた他の部分に対する温
度よりも低く制御する、ことを特徴とする。
【0014】請求項3に係る本発明は、録媒体の表裏両
面に画像形成行う場合における、表面側に対する1回目
の画像形成の指定を行う第1の指定手段を有し、前記制
御手段は、前記第1の指定手段の指定に基づいて、1回
目の定着を行う、ことを特徴とする。
【0015】請求項4に係る本発明は、前記再給送手段
が、表面側に1回目の画像形成が行われた記録媒体の同
じ表面側に2回目以降の画像形成を行うためのループ方
式の再搬送手段を有し、前記温度制御手段は、最終回を
除く各回の定着時の記録媒体の先端部分に対する温度
を、該先端部分を除いた他の部分に対する温度よりも低
く制御する、ことを特徴とする。
【0016】請求項5に係る本発明は、記録媒体の一方
の面に多重に画像形成を行う場合における、表面側に対
する1回目の画像形成の指定を行う第2の指定手段を有
し、前記制御手段は、前記第2の指定手段の指定に基づ
いて、前記最終回を除く各回の定着を行う、ことを特徴
とする。
【0017】請求項6に係る本発明において、前記トナ
ー像形成部は、表面にトナー像が形成される像担持体
と、該像担持体上に形成されたトナー像を、前記搬送手
段によって搬送される記録媒体表面に転写する転写手段
と、有する、ことを特徴とする。
【0018】請求項7に係る本発明は、前記像担持体か
らトナー像が転写された後の記録媒体を、前記像担持体
表面の曲率を利用して該像担持体表面から分離する、こ
とを特徴とする。
【0019】請求項8に係る本発明において、前記定着
部は、耐熱性の定着フィルムと、低熱容量の加熱部材
と、該加熱部材との間にて前記定着フィルムを挟持搬送
する加圧ローラと、を有し、トナー像を担持した記録媒
体を、前記定着フィルムと加圧ローラとの間にて搬送し
ながらトナー像を定着する、ことを特徴とする。
【0020】〔作用〕温度制御について、前記記録媒体
のうちの、次回の画像形成時に搬送方向先端側となる先
端部分に対する温度を、先端部分を除いた他の部分に対
する温度よりも低く制御することにより、記録媒体の先
端部分における表裏両面の温度差を小さくして、この先
端部分のカールを小さくすることができる。
【0021】この先端部分は、次回の画像形成時に搬送
方向先端側となるので、この次回の画像形成時における
搬送不良を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1に、再給送装置として自動両面画
像形成機構(スイッチバック方式の反転手段)を備えた
画像形成装置の概略構成を示す。同図を参照して、画像
形成装置全体の構成及び記録媒体の表裏両面に画像を形
成する動作について簡単に説明する。
【0023】まず、記録媒体(以下適宜「紙」という)
19の1面目(表面)に1回目の画像を形成する。
【0024】すなわち、画像形成装置本体47の下部に
配置した紙カセット36内の紙等の記録媒体19を、給
紙ローラ25の矢印方向(同図の反時計回り)の回転に
よって1枚ずつ給紙し、ガイド34に沿って搬送ローラ
対33に搬送する。記録媒体19は、搬送ローラ対33
の矢印方向の回転によって更に搬送され、ガイド32に
沿ってレジストローラ対31に搬送される。レジストロ
ーラ対31は、像担持体としてのドラム型の電子写真感
光体(以下「感光ドラム」という)51上に形成された
トナー像に合わせて回転し、ガイド14に沿って転写ニ
ップN1 に記録媒体19を供給する。
【0025】感光ドラム51上へのトナー像の形成は、
次のようにして行う。感光ドラム51は、駆動手段(不
図示)によって矢印方向(同図の時計回り)に回転駆動
され、その表面が帯電器29により均一に帯電される。
帯電後の感光ドラム51表面は、露光装置28によっ
て、画像情報に基づいた露光が行われ、これにより静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像器30によっ
てトナーが付着され、トナー像として現像される。
【0026】感光ドラム51上のトナー像は、それぞれ
矢印方向に回転する感光ドラム51と転写ローラ54に
よって挟持搬送され、このとき転写ローラ54に転写バ
イアスが印加されることで、転写ニップN1 を介して記
録媒体19の1面目に転写される。
【0027】トナー像転写後の感光ドラム51は、記録
媒体19に転写されないで表面に残った転写残トナーが
クリーナ12によって除去され、次の画像形成に供され
る。
【0028】一方、トナー像転写後の記録媒体19は、
除電針ユニット58、感光ドラム51の曲率等の作用に
よって感光ドラム51表面から分離され、1面目に未定
着トナー像を担持した状態でガイド60に沿って定着器
(定着装置)1に搬送され、ここで加熱加圧されてトナ
ー像が定着される。なお、定着器1については後に詳述
する。
【0029】以上で、記録媒体19の1面目(表面)に
対する1回目の画像形成が終了する。
【0030】次に、記録媒体19の2面目(裏面)に対
する2回目の画像形成を行う。1面目にトナー像が定着
された記録媒体19は、定着器1の下流側に配置された
揺動自在のフラッパ37を上方(同図の点線)に切り替
えることにより、下向きに搬送されガイド39に沿って
反転ローラ(反転手段)40に搬送される。反転ローラ
40は、記録媒体19の先端側をガイド41に沿って下
方に搬送し、記録媒体19の後端が分岐部39aを通過
した直後に停止し、今度は逆回転を行う。これにより、
記録媒体19は、それまで後端であった部分が先端側と
なってガイド42側に導かれ、かつ表裏反転された状態
で、ガイド42に沿って搬送ローラ対43に搬送され
る。搬送ローラ対43の矢印方向の回転によって、記録
媒体19はガイド44に沿って搬送され前述の搬送ロー
ラ対33に搬送され、1面目のときと同様にして、転写
ニップN1 に供給される。このときまでに感光ドラム5
1表面には、記録媒体19の2面目に転写すべきトナー
像が形成されており、このトナー像が転写ニップN1
介して記録媒体19の2面目に転写される。トナー像転
写後の感光ドラム51は、表面の転写残トナーがクリー
ナ12によって除去され、次の画像形成に供される。一
方、トナー像転写後の記録媒体19は、定着器1によっ
て2面目のトナー像が定着された後、フラッパ37を下
方(同図の実線)に切り替えることで、上方のガイド3
8に沿って搬送され、排出ローラ対45によって排紙ト
レイ46上に排出される。
【0031】以上で、画像形成装置全体の構成及び記録
媒体19の表裏両面(1面目と2面目)に画像を形成す
る動作についての簡単な説明を終える。
【0032】次に、図2を参照して転写部の構成につい
て説明する。
【0033】同図に示す感光ドラム51は、直径30m
mのアルミシリンダ51a上にOPC(有機光半導体)
感光層51bを設けて構成したものであり、また、転写
ローラ54は、芯金53と体積抵抗率が約109 Ω・cm
の発泡EPDMの弾性層52とによって構成されたもの
である。そして、転写ローラ54表面を感光ドラム51
表面に所定の押圧力で押し付けることで、両者の間に転
写ニップN1 を形成している。図1に示す帯電器29、
露光装置28、現像器30等によって感光ドラム51表
面に形成されたトナー像の、記録媒体19上への転写
は、芯金53に電源55によって、トナーの帯電極性と
逆極性のバイアスを印加することで転写ニップN1 を介
して行う。
【0034】転写ニップN1 を抜けた記録媒体19は、
自身のコシ(曲げこわさ)と感光ドラム51の曲率の作
用と、除電針ユニット58による電界及び除電の作用と
により、感光ドラム51表面から分離される。なお、除
電針ユニット58は、除電針56と絶縁部材57とから
構成されており、除電針56は電気的に接地するか、も
しくは転写バイアスと逆極性のバイアスを印加するかす
る。同図では、接地したようすを図示している。除電針
56は図3に示すようなのこぎり形状をしており、のこ
ぎりの山の高さbは3mm、ピッチaは2mmである。
【0035】クリーナ12は、クリーナ容器25と、ク
リーナブレード24とを備えており、クリーナブレード
24によって除去した感光ドラム51表面の転写残トナ
ーを廃トナーとしてクリーナ容器25に回収する。
【0036】次に、図4を参照して定着器1について説
明する。同図に示す定着器1は、エンドレスの定着フィ
ルム5を使用したフィルム加熱方式の定着器である。
【0037】定着器1は、記録媒体19の搬送方向(矢
印K1方向)に向かって左右方向(搬送方向と同一平面
で搬送方向に直交する方向。以下同じ)に長い横長の加
熱体(以下「ヒータ」という)2を備えている。ヒータ
2は、同図中においてヒータ2を中心にその右側と左側
(搬送方向についての上流側と下流側)とにほぼ対称に
配設された縦断面円弧状のフィルムガイドを兼ねるステ
ー3、4によって支持されている。これらヒータ2及び
ステー3、4には、エンドレス(無端状)の耐熱フィル
ム(定着フィルム)5が外嵌されている。この定着フィ
ルム5の内周長と、ヒータ2を含むステー3、4の外周
長とは、前者の定着フィルム5の内周長の方を例えば3
mm程大きく設定してあり、これにより定着フィルム5
は、ヒータ2を含むステー3、4に対して周長が余裕を
持ってルーズに外嵌されていることになる。ステー3、
4は不動部材(不図示)に固定支持されており、ヒータ
2はステー3、4に固定支持させてある。
【0038】ヒータ2の下方には、定着フィルム駆動ロ
ーラとしての加圧ローラ6が配設されている。加圧ロー
ラ6は、付勢部材(不図示)によって上方に付勢されて
おり、上方のヒータ2との間に定着フィルム5を挟み込
み、定着フィルム5との間に搬送方向に所定幅を有する
とともに左右方向に長い帯状の定着ニップN2 を形成す
る。加圧ローラ6は、記録媒体19の搬送を行うため、
熱及び耐久使用による外径変化の少ないソリッドゴムで
形成されている。その材質としては、例えば、シリコー
ンゴムを使用することができる。
【0039】加圧ローラ6が矢印R6方向に回転駆動さ
れることにより、その摩擦力で、エンドレスの定着フィ
ルム5は、その内周面をヒータ2の下面に対して密着摺
動させ矢印R5方向に所定の周速度(プロセススピー
ド)をもって周回駆動される。
【0040】つづいて上述のヒータ2について詳述する
と、図4に示すものは、絶縁性・高耐熱性・低熱容量の
左右方向に長いヒータ基板2aと、ヒータ基板2aの下
面にその長手方向に沿って形成された通電発熱電気抵抗
層(以下単に「電気抵抗層」という)2bと、更にその
上に形成したガラスやフッ素樹脂等の表面保護層2c
と、ヒータ基板2aの上面(表面保護層2c形成面側と
は反対側の面)に接触配置された加熱体温度検知手段と
してのサーミスタ2dを備えた、低熱容量線状加熱体で
ある。
【0041】上述の構成のヒータ2は、その表面保護層
2c側を下向きにして定着フィルム5の内周面に接触さ
せた状態で、ステー3、4間に配設してある。さらに具
体的には、ヒータ基板2aは、例えば、厚さ1mm、搬
送方向幅5〜10mm、左右方向長さ340mmのアル
ミナ基板である。電気抵抗層2bは、例えばAg/Pd
(銀パラジウム)、Ta2 N等の電気抵抗材料の、厚さ
10μm、搬送方向幅1〜3mmのスクリーン印刷等に
よる塗工層である。
【0042】上述構成のヒータ2は、電気抵抗層2bの
長手方向両端部間(左右両端部間)に電圧印加(電力供
給)がなされることで、この電気抵抗層2bが発熱し、
ヒータ基板2aが加熱され、低熱容量であるヒータ全体
が温度立ち上がりよく急速昇温する。
【0043】ヒータ2の温度制御は、ヒータ基板2a上
面のサーミスタ2dの出力をA/D変換してCPU(温
度制御手段)7に取り込み、その情報をもとにトライア
ック8によりヒータ2の電気低抗層2bに通電するAC
電圧を位相・波数制御等のパルス幅変調をかけ、ヒータ
通電電力を制御することで行う。なお、トライアック8
上方の9はAC電源である。本実施の形態においては、
ヒータ2の温度制御による温調温度は、190℃であ
る。
【0044】定着に際し、ヒータ2に対する電力供給が
なされるとともに、加圧ローラ6の矢印R6方向の回転
によって定着フィルム5が矢印R5方向に周回駆動され
ると、トナー像形成部(図1の感光ドラム51等)から
給紙ガイド10に案内されて搬送されてきた被加熱材と
しての記録媒体19が、未定着トナー像Taを担持した
1面目(表面)を上方に向けた状態で、定着フィルム5
と加圧ローラ6との間に導入される。これにより、記録
媒体19は、ヒータ2と加圧ローラ6との圧接で形成さ
れる上述の定着ニップ(加熱ニップ)N2 を定着フィル
ム5の外周面に、1面目(表面)を密着させて定着フィ
ルム5とともに通過していく。記録媒体19は、定着ニ
ップN2 を通過していく過程で記録媒体19上の未定着
トナー像Taが定着フィルム5を介してヒータ2の熱で
加熱されて定着トナー像Tbとなる。
【0045】記録媒体19は、定着ニップN2 を通過す
ると定着フィルム5の外周面から曲率分離して順次に剥
されていき、排紙ガイド11に案内されて定着処理済み
の記録媒体19が出力される。
【0046】上述の定着器1の温調は、図5に示すよう
に、定着器1を記録媒体19(同図では「紙」と表示)
が通過するときに温調を行うようになっている。上述
の、定着フィルム5を使用したフィルム加熱方式の定着
器1は、加熱部分(ヒータ2及び定着フィルム5)の熱
容量が少ないため、定着ニップNでの温度変化は、温調
制御に対し、瞬時に応答する。なお、図5に示す定着器
1の温調は、本発明においては、記録材19の一方の面
にのみ画像形成する場合の定着時、又は、両面もしくは
多重の画像形成時における最終回の定着時、を示すもの
である。これら以外の温調については後に述べる。
【0047】上述の画像形成装置本体47には、操作パ
ネル(不図示)が設けてあり、この操作パネル上には、
片面画像形成モード、両面画像形成モード、多重画像形
成モード(後述)等を選択するスイッチが配置されてい
る。上述では、このスイッチにより両面画像形成モード
を選択し、1枚の記録媒体19に対して1回目と2回目
との計2回の画像形成を行った。すなわち、1回目の画
像形成で、記録媒体19の1面目(表面)にトナー像を
形成し、2回目の画像形成で、記録媒体19の2面目
(裏面)にトナー像を形成した。
【0048】次に、図6を参照して、本発明に係る温度
制御について説明する。なお、以下では「記録媒体1
9」という代わりに、単に「紙」というものとする。
【0049】同図の温度制御は、はじめに、1枚目の紙
の1面目(表面)、次に1枚目の紙の2面目(裏面)、
次に2枚目の紙の1面目(表面)、次に2枚目の紙の2
面目(裏面)という順で次々と画像形成を行う場合の温
度制御である。
【0050】同図に示す温度制御によると、2面目の温
調制御は従来通り、紙の搬送方向長さの全長(以下「全
域」という)にわたって同じであるが、1面目の温度制
御については紙後端の温調温度を下げるようにしてい
る。
【0051】この効果について説明する。定着時の紙後
端のカール量は、ヒータ2(図4参照)の温度と駆動ロ
ーラ6の温度との温度差によって左右されることが確認
されている。これは定着ニップN2 を通過する際に熱に
よる紙の繊維の膨張の程度の差が、紙の表裏の温度差が
大きいときには、大きくなる傾向があるからである。
【0052】上述の定着器1の構成において、定着時の
加圧ローラの温度は90℃くらいである。温調温度は1
90℃なので、紙の表裏の温度差は100℃となる。定
着時の紙の表裏の温度差とカール量の関係を調べた結果
を、図7に示すような傾向があることがわかった。
【0053】温調温度190℃のときには、温度差は1
00℃なのでカール量は、加圧ローラ6側(下側)に巻
いたマイナスカールで20mmである。
【0054】紙詰まりを防止するためには、紙の1面目
後端のマイナスカール量を10mmよりも小さくしなけ
ればならず、これは温度差にすると80℃未満、温調温
度にすると170℃未満としなければならない。
【0055】これとは逆に、未定着トナー像Taを紙に
確実に定着させるためには180℃以上の温度が必要で
ある。しかし、定着後の紙上のトナー像を軽く擦っても
トナーが落ちない程度の仮定着するような場合には、1
60℃程度でも充分である。
【0056】図6は、これらのことを踏まえて紙の表裏
両面に自動的に画像を形成する際の温調制御である。
【0057】自動両面画像形成を行う場合には、1面目
の画像形成時には、少なくとも紙後端25mm以降にお
いては、温調温度を160℃とする。紙の全域にわたっ
て160℃温調を行うことも可能であるが、定着性のマ
ージンを向上するためには、190℃のほうが望ましい
ので、紙先端から紙後端25mmの位置までは、190
℃温調、それ以降は160℃温調とした。
【0058】これにより、1面目後端のマイナスカール
は5mmとなり、転写部で紙詰まりの発生する10mm
よりも小さくすることができるので、2面目の紙搬送を
安定させることができる。
【0059】2面目の定着時には、温調温度を紙全域で
190℃として、定着性を確保する。2面目定着時に
は、1面目の仮定着部も同時に加熱するので、1面、2
面とも充分な定着性を得ることができる。
【0060】以上のような構成にすることで、自動両面
画像形成時の紙搬送性を向上させることができる。
【0061】なお、片面印字の場合には従来通り、紙先
端から後端までの全域を、190℃温調とする。
【0062】また、本シーケンスは、フィルム加熱方式
の定着器にのみ適用されるものではなく、ローラ方式の
定着器、特に肉厚が2mm以下の円筒状の定着ローラを
使用する場合においても適用することができ、同様の効
果を上げることができる。 〈実施の形態2〉本実施の形態2では、実施の形態1と
異なり、紙の反転手段を有しない画像形成装置で紙の両
面に画像形成を行う場合について説明する。
【0063】片面の画像形成装置で両面画像形成を行う
場合には、1面目の画像形成を終了した紙をもう一度、
給紙部にセットしてプリントを行うようになる。この場
合、自動両面の場合と異なり、1面目印字の先端は、や
はり、2面目印字の先端となる(1面目、2面目で画像
の上下をそろえるため)。
【0064】まず、画像形成装置本体47の操作部、も
しくは、プリンタ装置のようにコンピュータに持続して
使用する場合には、外部から両面画像形成の1面目を指
定できる構成としておく。
【0065】片面画像形成の場合には、従来通りの温調
制御とするが、両面画像形成を行う場合には、図8のよ
うな温調制御とする。
【0066】制御内容は、まず、1面目の画像形成のと
きは、上述の指定手段により、両面画像形成の1面目指
定を行う。この場合の温調は、紙先端部では仮定着温度
160℃とし、この先端部以外では、通常の温調温度1
90℃とする。
【0067】これにより、1面目の画像形成を終了した
紙の先端のカールは小さいものとすることができるの
で、2面目は、転写部での分離不良を発生することな
く、安定して紙搬送を行うことができる。
【0068】2面目の画像形成を行う場合には、通常の
片面画像形成と同様に紙先端から後端までの全域を通常
の温調温度190℃とする。
【0069】以上のような構成とすることにより、片面
画像形成用の画像形成装置で両面画像形成を行う場合に
も、紙詰まりを防止して安定した画像形成を行うことが
できる。 〈実施の形態3〉本実施の形態3では紙の同じ面に、2
色以上の画像形成を行う場合、つまり、多重画像形成を
行う場合について述べる。
【0070】図9に、紙19の同じ面に対して2色の画
像形成を自動的に行うことができる自動多重画像形成機
構(ループ方式の再搬送手段)を備えた画像形成装置の
構成の概略を示す。
【0071】ここでは、図1に示す自動両面画像形成機
構を備えた画像形成装置と異なる部分についてのみ説明
する。
【0072】まず、1色目の画像形成を行う場合には、
現像器62を感光ドラム51から離間させてOFFと
し、感光ドラム51上の静電潜像は現像器61によって
トナーが付着されてトナー像となる。この1色目のトナ
ー像は、紙19に転写された後、定着器1により加熱加
圧されて定着される。定着後の紙19は、フラッパ37
が点線の上方位置に切り替えられるのに基づいて、ガイ
ド39、搬送ローラ対63、ガイド42、搬送ローラ対
43、ガイド44、搬送ローラ対33、ガイド32、レ
ジストローラ31、ガイド14を介して、再度、転写部
に供給される。
【0073】2色目の画像形成時には、現像器61を感
光ドラム51から離間させてOFFとし、現像器62に
よって感光ドラム51上の静電潜像にトナーを付着させ
てトナー像とする。
【0074】紙19上への2色目の転写は、1色目と同
じ面に行われる。2色目の転写を終了した紙19は、定
着器1により2色目の定着が行われ、フラッパ37が実
線の下方位置に切り替えられるのに基づいて、上方のガ
イド38、排出ローラ対45を介して、排紙トレイ46
上に排出される。
【0075】ここで、問題となるのは、2色目のトナー
像の転写の際に、紙先端に下向きのカールがあると、紙
先端が除電針ユニット58に引っ掛かり紙詰まりとなる
ということである。
【0076】本実施の形態3においては、図10に示す
ように転写ニップN1 から除電針ユニット58までの接
線S方向の距離Cは12mmで、接線Sと除電針ユニッ
ト58の高さ方向の距離Dは5mmである。
【0077】この場合、紙先端から12mm入った位置
から紙先端にかけてのカールが5mm以上になると紙詰
まりが発生する。
【0078】そこで、本実施の形態3においては、図1
1に示すように、1色目の定着を行う際には、紙先端1
2mmの温度を低くし、それ以後は通常温調とすること
で1色目の定着工程を終了した紙19の紙先端のカール
量を小さくするようにした。
【0079】1色目先端の温調温度について説明する。
実施の形態1の場合160℃温調とすることで長さ25
mmについてカール量を5mmとした。これを長さ12
mmに対応した場合にはカール量2.5mmとなり、本
実施の形態3にも適用できる。よって、本実施の形態に
おいても1色目先端部の温調温度を160℃とし、それ
以後は190℃温調とする。また、2色目の定着時の温
調温度は190℃とし、2色目の定着性を確保する。
【0080】以上のような構成とすることにより、自動
多重画像形成を行うことができる画像形成装置において
も、転写部での紙詰まりがなくなり、安定した紙搬送が
可能となる。
【0081】なお、上述では、2色の画像形成を行う場
合について説明したが、3色、4色の画像形成を行う場
合も同様である。すなわち、最終回(例えば、3色画像
形成時の3色目や4色画像形成時の4色目)の画像形成
以外の画像形成では、常に先端部の温調温度を160℃
に設定することで、1回から最終回にわたっての各回の
画像形成時の搬送不良を有効に防止することができる。
【0082】さらに、1枚の記録媒体に対して、両面画
像形成及び多重画像形成が行われる場合についても、同
様に適用できるのはいうまでもない。すなわち、1枚の
記録媒体に対して複数回の画像形成が行われる場合に、
次回の画像形成時に先端側となる部分に対する今回の定
着時に、温調温度を低くしてその部分のカールを小さく
すればよい。
【0083】以上のすべての実施の形態において、温調
温度を190℃、160℃として説明したが、これは例
示にすぎず、これらの温調温度については、使用するト
ナーの性状等に基づいて、適宜に設定すればよいもので
ある。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
1枚の記録媒体に対して複数回の画像形成を行う画像形
成装置において、前記記録媒体のうちの、次回の画像形
成時に搬送方向先端側となる先端部分に対する温度を、
先端部分を除いた他の部分に対する温度よりも低く制御
することにより、記録媒体の先端部分における表裏両面
の温度差を小さくして、この先端部分のカールを小さく
することができる。
【0085】この先端部分は、次回の画像形成時に搬送
方向先端側となるので、この次回の画像形成時における
搬送不良を防止することができ、搬送不良の起因する紙
詰まり等の不良を有効に防止することができる。る。
【0086】なお、1枚の記録媒体に対する複数回の画
像形成とは、例えば、1枚の記録媒体の表裏両面に画像
形成を行う両面画像形成や、1枚の記録媒体の一方の面
に複数の画像を形成する多重画像形成がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
図。
【図2】実施の形態1の転写部の構成を示す図。
【図3】除電針の構成を示す正面図。
【図4】定着器の構成を示す図。
【図5】従来の画像形成装置の定着温調シーケンスを示
す図。
【図6】実施の形態1の画像形成装置の定着温調シーケ
ンスを示す図。
【図7】ヒータ、加圧ローラ温度差と、カール量との関
係を示す図。
【図8】実施の形態2の画像形成装置の定着温調シーケ
ンスを示す図。
【図9】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
図。
【図10】実施の形態3の画像形成装置の転写部近傍の
構成を示す図。
【図11】実施の形態3の画像形成装置の定着温調シー
ケンスを示す図。
【図12】従来の画像形成装置の転写部近傍の構成を示
す図。
【符号の説明】
1 定着部(定着器) 2 加熱部材(ヒータ) 5 定着フィルム 6 加圧ローラ 7 温度制御手段(CPU) 8 トライアック 9 AC電源 19 記録媒体(紙) 40 反転手段(反転ローラ) 51 像担持体 54 転写ローラ 58 除電針ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段によって搬送される記録媒体上
    にトナー像を形成するトナー像形成部と、前記トナー像
    を加熱部材によって前記記録媒体上に定着させる定着部
    と、前記加熱部材の温度を制御する温度制御手段と、ト
    ナー像形成及び定着からなる画像形成を1枚の記録媒体
    に対して複数回行うべく1回目の定着後の記録媒体を前
    記トナー像形成部に再度供給する再給送手段と、を備え
    た画像形成装置において、 前記温度制御手段は、1枚の記録媒体に対する定着時の
    温度制御について、前記記録媒体のうちの、次回の画像
    形成時に搬送方向先端側となる先端部分に対する温度
    を、該先端部分を除いた他の部分に対する温度よりも低
    く制御する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記再給送手段が、表面側に1回目の画
    像形成が行われた記録媒体の裏面側に2回目の画像形成
    を行うべく前記記録媒体を表裏反転するスイッチバック
    方式の反転手段を有し、 前記温度制御手段は、1回目の定着時の記録媒体の後端
    部分に対する温度を、該後端部分を除いた他の部分に対
    する温度よりも低く制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体の表裏両面に画像形成行う場合
    における、表面側に対する1回目の画像形成の指定を行
    う第1の指定手段を有し、 前記制御手段は、前記第1の指定手段の指定に基づい
    て、1回目の定着を行う、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記再給送手段が、表面側に1回目の画
    像形成が行われた記録媒体の同じ表面側に2回目以降の
    画像形成を行うためのループ方式の再搬送手段を有し、 前記温度制御手段は、最終回を除く各回の定着時の記録
    媒体の先端部分に対する温度を、該先端部分を除いた他
    の部分に対する温度よりも低く制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体の一方の面に多重に画像形成を
    行う場合における、表面側に対する1回目の画像形成の
    指定を行う第2の指定手段を有し、 前記制御手段は、前記第2の指定手段の指定に基づい
    て、前記最終回を除く各回の定着を行う、 ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー像形成部は、表面にトナー像
    が形成される像担持体と、該像担持体上に形成されたト
    ナー像を、前記搬送手段によって搬送される記録媒体表
    面に転写する転写手段と、有する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記像担持体からトナー像が転写された
    後の記録媒体を、前記像担持体表面の曲率を利用して該
    像担持体表面から分離する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記定着部は、耐熱性の定着フィルム
    と、低熱容量の加熱部材と、該加熱部材との間にて前記
    定着フィルムを挟持搬送する加圧ローラと、を有し、ト
    ナー像を担持した記録媒体を、前記定着フィルムと加圧
    ローラとの間にて搬送しながらトナー像を定着する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
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