JP2000029335A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JP2000029335A
JP2000029335A JP10216442A JP21644298A JP2000029335A JP 2000029335 A JP2000029335 A JP 2000029335A JP 10216442 A JP10216442 A JP 10216442A JP 21644298 A JP21644298 A JP 21644298A JP 2000029335 A JP2000029335 A JP 2000029335A
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heating
film
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fixing
heater
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Akira Hayakawa
亮 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム加熱方式の加熱装置を画像形成装置
における定着装置として用いたときの尾引き画像の発生
を防止すること。 【解決手段】 加熱体1と、該加熱体1に摺動移動する
フィルム3と、該フィルム3を介して前記加熱体1と圧
接してニップ部Nを形成する加圧部材4と、を有し、前
記ニップ部Nの前記フィルム3と前記加圧部材4の間で
画像TAを担持した記録材Pが挟持搬送され、前記ニッ
プ部Nにおいて前記フィルム3を介した前記加熱体1か
らの熱により記録材P上の画像Taを加熱する加熱装置
において、前記ニップ部Nの加熱体1の他に、前記ニッ
プ部Nよりも記録材搬送方向上流側であって、該ニップ
部Nの記録材進入側部の近傍においてフィルム3を加熱
する加熱体15あるいは記録材Pを加熱する加熱体を設
けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性のフィルム
を介して記録材に熱エネルギーを付与するフィルム加熱
方式の加熱装置(像加熱装置)及び該加熱装置を備えた
画像形成装置に関する。
【0002】この加熱装置は、電子写真複写機・プリン
タ・ファックス等の画像形成装置における定着装置、即
ち電子写真・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセス
手段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて
記録材(エレクトロファックスシート・静電記録シート
・転写材シート・印刷紙など)の面に直接方式もしくは
間接(転写)方式で形成した、目的の画像情報に対応し
た未定着のトナー画像を該画像を担持している記録材面
に永久固着画像として加熱定着する装置として活用でき
る。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真装置・静電記録装置等の
画像形成装置において、記録材に形成担持させた目的の
画像情報の未定着トナー画像を加熱定着するための加熱
装置としては、所定の温度に維持された加熱ローラと、
弾性層を有して該加熱ローラに圧接する加圧ローラとに
よって記録材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ方式の
装置が多用されている。
【0004】その他、フラッシュ加熱方式、オーブン加
熱方式、熱板加熱方式、ベルト加熱方式、高周波加熱方
式等、種々の方式・構成のものが知られている。
【0005】また本出願人は、特開昭63−31318
2号公報、特開平2−157878号公報、特開平4−
44075〜44083号公報、特開平4−20498
0〜204984号公報等においてフィルム加熱方式の
加熱装置を提案し、実用にも供している。
【0006】図10にフィルム加熱方式の加熱装置の要
部の横断面構成模型図を示した。
【0007】1は低熱容量の加熱体であり、剛性・高耐
熱性・断熱性を有する加熱体支持部材(ステー)2に固
定支持させてある。3はポリイミド等の薄肉の耐熱性フ
ィルム(定着フィルム)である。4は加圧部材としての
弾性加圧ローラである。加熱体1と加圧ローラ4は定着
フィルム3を挟んで所定の圧接力で圧接させて、所定幅
の定着ニップ部(加熱ニップ部)Nを形成させてある。
定着フィルム3は加圧ローラ4の回転駆動力或は他の駆
動部材により矢示の方向に加熱体1の面に密着・摺動し
ながら定着ニップ部Nを移動通過する。
【0008】定着フィルム3が移動駆動され、また加熱
体1が所定の温度に立ち上がって温調された状態におい
て、定着ニップ部Nの定着フィルム3と加圧ローラ4と
の間に未定着トナー画像Taを担持させた記録材Pをト
ナー画像担持面側を定着フィルム3側にして導入するこ
とで、記録材Pは定着ニップ部Nにおいて定着フィルム
3を介して加熱体1に密着して定着ニップ部Nを定着フ
ィルム3と一緒に移動通過していく。
【0009】その定着ニップ部移動通過過程において加
熱体1の熱が定着フィルム3を介して記録材Pに付与さ
れてトナー画像が記録材P面に加熱定着される。定着ニ
ップ部Nを通過した記録材Pは定着フィルム3の面から
分離されて搬送される。Tbは熱定着したトナー画像で
ある。
【0010】加熱体1は定着ニップ部Nにおいて定着フ
ィルム3の移動方向に直交する方向(図面に垂直方向)
を長手とする全体に低熱容量の線状加熱体であり、一般
にセラミックヒータが用いられる。
【0011】このようなフィルム加熱方式の装置は、熱
ローラ方式等の他の加熱装置に比べて、加熱体1として
低熱容量のものを、定着フィルム3として薄膜の低熱容
量のものを用いることができることで、省電力化・ウエ
イトタイム短縮化(装置電源投入時からプリント出力可
能状態になるまでの時間)が可能となり、クイックスタ
ート性があり、また機内昇温を抑えることができる等の
利点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のフィル
ム加熱方式の加熱装置を画像形成装置における定着装置
として用いた時、この加熱装置は定着ニップ部Nにおい
て記録材Pが低熱容量の定着フィルム3と加熱体1を用
いて急激に加熱されることで、記録材Pの状態や記録材
P上の未定着トナー画像Taの形状によっては画像乱れ
が発生する。この画像乱れのもっとも顕著な形態は定着
フィルム3の幅方向(フィルム移動方向に直交する方
向)と平行に近い横線画像の一部が後端側(記録材搬送
方向上流側)に飛散して欠けてしまうという乱れであ
る。
【0013】この画像乱れは記録材Pが定着ニップ部N
に進入したときニップ入口部(定着ニップ部Nの記録材
進入側部)において高い温度と圧力が加えられるため記
録材が吸湿していると、ニップ入口部において記録材P
が急激に加熱されて記録材Pの含有水分が爆発的に水蒸
気化しそれがニップ入口部から記録材搬送方向上流側に
噴射的に流れ、その水蒸気流によりニップ入口部近傍の
記録材P上の未定着トナー画像Taのトナーが記録材搬
送方向上流側に尾を引くように吹き飛ばされた状態のい
わゆる「尾引き画像」となるものである。
【0014】記録材P上の未定着トナー画像Taが定着
フィルムの幅方向と平行に近い横線画像であると、ニッ
プ入口部付近で横線と横線の間の空気層も熱膨張して上
記の水蒸気流とともに尾引き画像を生じさせる。
【0015】特にコールドスタートからの定着性を良く
するために、コールドスタートから数枚は定着の温調温
度を上げる制御をすると、ニップ入口部の温度もアップ
するので、尾引き画像も生じやすい。
【0016】つまりこの画像乱れは、急激に熱や圧力を
加えると顕著になる。画像形成装置において、熱や温度
を高めることは印字速度のアップや定着性の向上を意味
する。今後、画像形成装置の印字速度アップや定着性を
向上させるためにはこの画像乱れをなくす必要がある。
【0017】本発明は上記に鑑みて提案されたもので、
フィルム加熱方式の加熱装置を画像形成装置における定
着装置として用いたときの上述のような尾引き画像の発
生を防止すること、特には、高温オフセットや低温オフ
セットといった他の問題を発生させることなく、未定着
トナー画像のトナーが記録材搬送方向上流側に尾を引く
ように吹き飛ばされた状態となるいわゆる尾引き画像の
発生を防止することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置及び画像形成装置である。
【0019】(1)加熱体と、該加熱体に摺動移動する
フィルムと、該フィルムを介して前記加熱体と圧接して
ニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部
の前記フィルムと前記加圧部材の間で画像を担持した記
録材が挟持搬送され、前記ニップ部において前記フィル
ムを介した前記加熱体からの熱により記録材上の画像を
加熱する加熱装置において、前記ニップ部の加熱体の他
に、前記ニップ部よりも記録材搬送方向上流側であっ
て、該ニップ部の記録材進入側部の近傍においてフィル
ムを加熱する加熱体あるいは記録材を加熱する加熱体を
設けたことを特徴とする加熱装置。
【0020】(2)前記ニップ部の記録材進入側部の近
傍においてフィルムを加熱する加熱体あるいは記録材を
加熱する加熱体が前記ニップ部の加熱体の温調温度に基
づいて温度制御されることを特徴とする(1)に記載の
加熱装置。
【0021】(3)前記(1)または(2)に記載の加
熱装置を画像加熱定着装置として備えることを特徴とす
る画像形成装置。
【0022】〈作 用〉即ち、加熱装置に導入される記
録材は、ニップ部前において、フィルムを加熱する加熱
体により加熱されたフィルムの熱により、或は記録材を
加熱する加熱体による直接加熱により、記録材上の画像
の表面が少し軟化されるとともに、記録材内の含有水分
がある程度抜かれる。これにより、ニップ部に進入した
記録材はニップ部入口部で画像が緩やかに固着する一
方、記録材の含有水分が減らされていて含有水分が爆発
的に水蒸気化することが防がれて、尾引き画像の発生が
防止される。
【0023】また、ニップ部の記録材進入側部の近傍に
おいてフィルムを加熱する加熱体あるいは記録材を加熱
する加熱体をニップ部の加熱体の温調温度に基づいて温
度制御することにより、上記の尾引き画像といった画像
乱れを最適に解決する一方、温度上昇が大きくなりすぎ
ることにより発生する高温オフセットといった問題や無
駄な電力の供給を省くことが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】〈実施例1〉(図1〜図4) (1)画像形成装置例 図1は画像形成装置例の概略図である。本例の画像形成
装置は転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプ
リンタである。
【0025】31は像担持体としての電子写真感光体ド
ラム(以下、ドラムと略記する)であり、矢示の時計方
向に所定のプロセススピード(周速度、画像形成速度)
で回転駆動される。
【0026】ドラム31は回転過程において帯電手段と
しての帯電ローラ32により所定の極性・電位に一様に
一次帯電処理を受ける。本例はマイナス帯電である。S
1は帯電ローラ32に対する帯電バイアス印加電源であ
る。
【0027】次いで、その一次帯電面に、レーザースキ
ャナLSから出力される、目的の画像情報の時系列電気
デジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザー光
による走査露光Lを受けることで露光明部のドラム電位
が減衰して、ドラム周面に目的の画像情報に対応した静
電潜像が形成される。
【0028】次いで、その静電潜像が現像手段としての
反転現像装置33によりネガ現像剤(マイナス帯電トナ
ー)によりトナー画像として反転現像(ドラム面の露光
明部にトナーが付着)される。33aは現像ローラ(ま
たは現像スリーブ)である。S2は現像ローラ33aに
対する現像バイアス印加電源である。
【0029】次いで、そのトナー画像が、ドラム31と
転写手段としての転写ローラ34との圧接ニップ部であ
る転写部34aにおいて、該転写部34aに不図示の給
紙部から所定のタイミングで給送された記録材(転写
材)Pの面に順次に転写される。S3は転写ローラ34
に対する転写バイアス印加電源である。本例では転写バ
イアスが印加された転写ローラ34により記録材Pの裏
面がトナーの帯電極性(マイナス)とは逆極性であるプ
ラスに帯電されることで、ドラム31面側のマイナス極
性のトナー画像が記録材P面側に静電気力で転写され
る。
【0030】転写部34aを通った記録材は除電針35
(或は分離チャージャー)により除電され不図示の分離
手段との協動でドラム31面から分離され、定着装置
(定着器)37へ搬送導入されてトナー画像の加熱定着
処理を受けてプリントとして出力される。あるいは両面
プリントモードまたは多重プリントモードの場合には転
写部34aへの再給送部へ導入される。
【0031】記録材分離後のドラム31面はクリーニン
グ装置36により転写残りトナー等の残留付着物の除去
を受けて、繰り返して作像に供される。
【0032】(2)定着装置37 a)装置37の全体的構成と動作 図2は定着装置37の拡大模型図である。本例の定着装
置37は特開平4−44075〜44083号公報、同
4−204980〜204984号公報等に開示の所謂
テンションレスタイプのフィルム加熱方式の加熱装置で
ある。
【0033】即ち、定着フィルムとして円筒状(エンド
レス状)のものを用い、該フィルムの周長の少なくとも
一部はテンションフリー(テンションが加わらない状
態)とし、該フィルムを加圧回転体としての加圧ローラ
(圧接ローラ、バックアップローラ)の回転駆動力で回
転駆動するようにしたものである。
【0034】図2において、1は定着用の加熱体であ
り、記録材Pの搬送方向に直交する方向を長手とする低
熱容量の横長の線状加熱体である。本例はセラミックヒ
ータである。この定着用の加熱体1を以下第1ヒータ
(メインヒータ)と記す。
【0035】2は加熱体支持部材兼フィルム内面ガイド
部材としての、横断面略半円弧状樋型の耐熱性・断熱性
のステーである。たとえば、PPS(ポリフェニレンサ
ルファイド)、PAI(ポリアミドイミド)、PI(ポ
リイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケト
ン)、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、これらの樹脂
とセラミックス、金属、ガラス等の複合材などで構成で
きる。
【0036】第1ヒータ1はこのステー2の下面の略中
央部にステー長手に沿って形成具備させた第1の溝部に
嵌入して固定支持させてある。
【0037】3は円筒状の定着フィルムであり、上記の
ステー2・第1ヒータ1からなるアセンブリにルーズに
外嵌させてある。定着フィルム3は熱容量を小さくして
クイックスタート性を向上させるために、フィルム膜厚
は100μm以下、好ましくは50μm以下20μm以
上の耐熱性のあるPTFE、PFA、FEP等の単層フ
ィルム、或はポリイミド、ポリアミドイミド、PEE
K、PES、PPS等のフィルムの外周表面にPTF
E、PFA、FEP等をコーティングした複合層フィル
ムを使用できる。
【0038】4は弾性加圧ローラ4であり、芯金4a
と、該芯金に同心一体に形成したシリコンゴム等の離型
性のよいゴム弾性層4bを有するもので、芯金4aの両
端軸部を回転自由に軸受保持させてある。
【0039】そして上記定着フィルム3を外嵌させたス
テー2・第1ヒータ1からなるアセンブリを第1ヒータ
1を下向きにして加圧ローラ4の上側に配置し、ステー
2に不図示の付勢手段で総圧4〜10kgの押し下げ力
を作用させることで第1ヒータ1を加圧ローラ4に定着
フィルム3を挟ませて加圧ローラの弾性に抗して圧接さ
せてある。Nは定着フィルム3を挟んで第1ヒータ1と
加圧ローラ4の間に形成される定着ニップ部である。
【0040】加圧ローラ4は駆動手段Mにより不図示の
動力伝達系を介して回転駆動力が伝達されて矢示の反時
計方向に回転駆動される。この加圧ローラ4の回転駆動
により定着ニップ部Nにおける該ローラと定着フィルム
外面との摩擦力で定着フィルム3に回転力が作用して該
フィルム3が第1ヒータ1に密着摺動しながら矢示の時
計方向にステー2の外回りを回転駆動される。ステー2
は定着フィルム3の回転移動を容易にする働きをする。
定着ニップ部Nにおける第1ヒータ1と定着フィルム3
と摺動抵抗を低減するために両者間に耐熱性グリス等の
潤滑剤を存在させるとよい。
【0041】15は定着フィルム加熱用の加熱体であ
り、記録材Pの搬送方向に直交する方向を長手とする低
熱容量の横長の線状加熱体である。この加熱体15も第
1ヒータと同様に本例はセラミックヒータである。この
定着フィルム加熱用の加熱体15を以下第2ヒータ(サ
ブヒータ、プレヒータ)と記す。
【0042】この第2ヒータ15は、定着ニップ部Nよ
りも記録材(定着フィルム)搬送方向上流側であって、
定着ニップ部Nの記録材進入側部(ニップ入口部)の近
傍(ニップ入口部の直前部分)において、第1ヒータ用
の嵌入溝部に略並行させてステー2に長手に沿って形成
具備させた第2の溝部に嵌入して固定支持させてある。
【0043】本例では、この定着フィルム加熱用の加熱
体としての第2ヒータ15は、特にその有効性を高める
ために、通常の定着フィルム3の回転径よりもニップ入
口部の直前部分で記録材Pにより近づく形で外側に張り
出すように設置させてある。
【0044】プリントスタート信号に基づいて、或はコ
ピーボタンが押されることで、或は定着装置37よりも
記録材搬送方向上流側に記録材搬送路中に配設した記録
材検知手段による記録材検知信号に基づいて、加圧ロー
ラ4の回転駆動が開始され、また定着用の加熱体として
の第1ヒータ1および定着フィルム加熱用の加熱体とし
ての第2ヒータ15のヒートアップが開始される。
【0045】加圧ローラ4の回転による定着フィルム3
の回転周速度が定常化し、第1ヒータ1及び第2ヒータ
15の温度が所定に立ち上がった状態において、定着ニ
ップ部Nの定着フィルム3と加圧ローラ4との間にトナ
ー画像Taを担持させた記録材Pがトナー画像担持面側
を定着フィルム3側にして導入される。
【0046】回転する定着フィルム3はその内面側がニ
ップ入口部の直前部分において第2ヒータ15に強く摺
擦して該第2ヒータ15からの熱を有効に受けることが
でき、回転する定着フィルム3は該第2ヒータ15で加
熱を受け、定着ニップ部Nに移行する。記録材Pの定着
装置37への進入方向によっては、上記の第2ヒータ1
5がニップ入口部の直前部分において記録材Pを直接に
暖めることも出来る。
【0047】定着ニップ部Nに進入した記録材Pは定着
ニップ部Nにおいて定着フィルム3を介して第1ヒータ
1に密着して定着ニップ部Nを定着フィルム3と一緒に
移動通過していく。
【0048】その移動通過過程において第1ヒータ1の
熱が定着フィルム3を介して記録材Pに付与されてトナ
ー画像Taが記録材P面に加熱定着される。
【0049】定着ニップ部Nを通過した記録材Pは定着
フィルム3の面から分離されて搬送される。
【0050】本例のテンションレスタイプのフィルム加
熱方式の装置は、定着フィルム回転駆動状態時に定着ニ
ップ部Nと、該定着ニップ部Nよりも定着フィルム移動
方向上流側のステー外面部分と定着フィルムとの接触摺
動部領域の定着フィルム部分のみにテンションが作用
し、残余の大部分のフィルム部分にはテンションが作用
しない。そのため、定着フィルム駆動トルクが小さい、
定着フィルム3のステー長手に沿う寄り移動力が小さい
等の特長がある。
【0051】b)第1ヒータ1、第2ヒータ15 定着用の加熱体としての第1ヒータ1および定着フィル
ム加熱用の加熱体としての第2ヒータ15は、実施する
上ではその基板幅や通電発熱体の抵抗等は自由に設定で
きるが、本例では便宜上、第1ヒータ1と第2ヒータ1
5は同様な構成としている。
【0052】図3の(a)はそのヒータ1(15)の中
間部省略・一部切欠き拡大表面側模型図、(b)は中間
部省略の拡大裏面側模型図である。
【0053】ヒータ1(15)において、11は記録材
Pの搬送方向に直交する方向を長手とする、耐熱性・絶
縁性・低熱容量・高熱伝導性のヒータ基板である。本例
は厚さ1mm、幅10mm、長さ240mmのアルミナ
基板である。
【0054】12はこのヒータ基板11の表面側に基板
長手に沿ってスクリーン印刷等で細帯状にパターン形成
した通電発熱体である。本例は厚み約10μm・幅1〜
3mmの銀−パラジウム発熱体である。
【0055】12a・12bはヒータ基板11の表面側
の長手両端部面にパターン形成して具備させたAg等の
給電電極部であり、それぞれ通電発熱体12の端部と電
気的に導通している。
【0056】13は上記の給電電極部12a・12bを
除いて、発熱体12を具備させた基板表面を被覆させ
た、厚さ10μm程度のガラスコート層であり、加熱体
表面の絶縁と保護の役目をする。
【0057】14はヒータ基板11の裏面側に接触させ
て設けた加熱体温度検温素子としてのサーミスタであ
る。14a・14bはこのサーミスタ14に対する通電
用のAg等の電極パターンであり、ヒータ基板11の裏
面側にパターン形成してある。
【0058】給電電極12a・12bから発熱体12に
対して給電回路21の電力が供給されて発熱体12が発
熱し、その発熱により全体的に低熱容量のヒータ1(1
5)が迅速に昇温する。
【0059】このヒータ1(15)の昇温がサーミスタ
14で検知され、その温度検知情報が制御部20に入力
する。制御部20はその入力する温度検知情報に基づい
て発熱体12に対する供給電力を制御してヒータ1(1
5)の温度を所定に制御する。
【0060】定着用の加熱体としての第1ヒータ1の制
御温度は定着装置37全体の系の温度によって最適値が
変わる。通常、装置がしばらく使われておらず、冷えた
状態、いわゆるコールドスタートから連続して加熱処理
を行う場合は、加熱処理を行うごとに定着装置37全体
の系の温度が上昇していくため、定着装置37から記録
材の受ける熱量を一定にするため、定着用の加熱体とし
ての第1ヒータ1の制御温度を下げていく。
【0061】また、定着フィルム加熱用の加熱体として
の第2ヒータ15の温度制御は上記の定着用の加熱体と
しての第1ヒータ1と同様の制御を行う。
【0062】本例では上記の第1ヒータ1と第2ヒータ
15の温度制御は表1のように行った。
【0063】
【表1】 表1のように、定着フィルム加熱用の加熱体としての第
2ヒータ15は、初期は、定着用の加熱体としての第1
ヒータ1の制御温度の20℃低い温度で制御し、徐々に
第1ヒータ1の制御温度との差を大きくし、最終的には
給電を停止している。これは連続して加熱処理を行って
いくと定着装置の系全体も暖まっていき、定着フィルム
3も暖まり、定着フィルム3を第2ヒータ15で暖める
必要がなくなるためである。
【0064】c)評 価 定着フィルム加熱用の加熱体としての第2ヒータ15を
具備させた本例の構成の定着装置と、該第2ヒータ15
を具備させていない従来の構成の定着装置の、プリンタ
に用いて尾引きの画像の評価を行った。
【0065】プリンタは600dpiプリンタを使い、
評価パターンは図4のように横線ハーフトーンの画像で
6dots・20spacesとした。6dots・20spacesの横線
画像としたのは横線と横線の間(20spaces)の空気層
が広く取れ、尾引きが発生しやすくなるためである。温
度制御をT0=T2=190℃としたのは、定着不良を
防ぐためである。
【0066】結果は、第2ヒータ15を具備させていな
い従来の構成の定着装置では尾引きの画像が発生した
が、第2ヒータ15を具備させた本例の構成の定着装置
では尾引きの発生はなかった。
【0067】これは、本例の定着装置37では、記録材
Pが定着ニップ部Nに進入する前(ニップ入口部の直前
部分)に、第2ヒータ15で予熱された定着フィルム3
に近づき、該定着フィルム3と第2ヒータ15によって
加熱される。この加熱により、記録材Pの含有水分があ
る程度蒸発すると共に未定着画像Taの表面がわずかに
溶かされる。これにより、記録材Pが定着ニップ部Nに
進入した直後に急激に熱と圧力を加えられても発生水蒸
気が減少し、トナー間の密着力も上がっているためだと
考えられる。
【0068】〈実施例2〉(図5) 上記の実施例1では、定着フィルム加熱用の加熱体とし
ての第2ヒータ15をエンドレスベルト状(円筒状)の
定着フィルム3の内側に設置し、内側より加熱したが、
図5に示すように定着フィルム3を外側から加熱しても
同様か、それ以上の効果が得られる。
【0069】〈実施例3〉(図6・図7) 本例では、実施例1や2と同様のフィルム加熱方式の定
着装置37において、定着用の加熱体としての第1ヒー
タ1と定着フィルム加熱用の加熱体としての第2ヒータ
15を一体化したヒータ16を用いる。
【0070】一体ヒータ16は実施例1の第1ヒータ1
の基板11の幅を15mmに拡大している。この拡大し
た基板部分に第2ヒータ15を構成する通電発熱体17
と給電電極部12cとを形成してあり、導電部18によ
り第1ヒータ1側の発熱体12と第2ヒータ15側の通
電発熱体17とを直列に接続する。
【0071】定着フィルム加熱用の加熱体としての第2
ヒータ15側の通電発熱体17は、定着用の加熱体とし
ての第1ヒータ1側の通電発熱体12と比較してその抵
抗値を30%下げている。これは定着フィルム3の加熱
には記録材Pを加熱してトナー画像Taを定着させるほ
どの熱量が必要ないためである。
【0072】本例では実施例1や2と同様に定着装置の
系の暖まり具合により、第1ヒータ1側の制御温度を下
げていくが、本例でも実施例1や2と同様にスタート時
195°Cから5degステップで170°Cまでその
加熱処理の時間(枚数)により順次下げていく。本例で
は初期の3ステップ間は給電電極12aと12c間に通
電し、その後給電電極12aと12bで通電、温度制御
を行う。つまり定着装置が冷えている状態では給電電極
12aと12c間で通電制御を行うことで第2ヒータ1
5側の通電発熱体17を発熱させている。基本的に第2
ヒータ15側の温度制御は行わず、該第2ヒータ15側
の通電発熱体17は第1ヒータ1側の通電発熱体12と
直列に結ばれているため第1ヒータ1側の通電発熱体1
2の温度制御にならつて温度を下げる。更に定着装置全
体が暖まり、定着フィルム3を加熱する必要がなくなっ
た時には、給電電極を12aと12bに切り替えること
により第2ヒータ15側の通電発熱体17への給電を停
止する。
【0073】本実施例を用いることにより、実施例1や
2と同様の効果を得られる上、さらに構造が簡単にな
り、製造が容易になる。
【0074】本例では第2ヒータ15側の通電発熱体1
7を1本にしたが、これを複数本設け、第1ヒータ1側
の温度制御に基づいて順次切り替えていくことでより細
かな制御をを行うことが出来る。
【0075】また記録材Pの定着装置37に対する進入
角度が図6にラインLで示す第1ヒータ1と加圧ローラ
4の接線より定着フィルム3に近い側にくるようにする
と、記録材Pが定着ニップ部Nに入る前により加熱され
るので効果的となる。進入角度を定着フィルム3側によ
り近づける方法としては、定着入り口ガイドの位置を高
くしたり、転写部の位置を定着ニップ部Nよりも高く
し、定着装置37の搬送速度を転写部より早くすること
で転写部と定着部で記録材Pを一直線にする等の方法が
ある。
【0076】〈実施例4〉(図8) 本例では図8に示すように定着入り口ガイド19の上に
記録材加熱用の加熱体18(以下、第3ヒータと記す)
を設置してある。この第3ヒータ18は前記実施例1や
2における定着フィルム加熱用の加熱体としての第2ヒ
ータ15と同様のものである。
【0077】本例では、定着入り口ガイド19の上に第
3ヒータ18を設置することで、定着ニップ入口部の直
前部分において、定着入り口ガイド19の上を通過して
定着ニップ部Nに進入していく記録材Pを直接加熱す
る。
【0078】本例では定着入り口ガイド19をフェノー
ル樹脂、液晶ポリマー、PPSといった耐熱性の樹脂で
形成し、第3ヒータ18の支持体を兼ねさせている。定
着入り口ガイド19は第1ヒータ1と加圧ローラ4の接
線Lより高い位置に設置してあり、記録材搬送時に記録
材Pが第3ヒータ18と必ず接する様にしてある。
【0079】本例において、第3ヒータ18の温度制御
は実施例1と同様に第1ヒータ1の温度を基に表2に示
すように行う。
【0080】
【表2】 表2から分かるように本例では記録材Pを直接加熱する
ことが出来るため実施例1と比較すると低い温度で第3
ヒータ18の温度制御を行っても同様の効果を得ること
が出来る。
【0081】〈実施例5〉(図9) 図9の(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加熱
方式の加熱装置の他の構成形態例を示したものである。
【0082】(a)のものは、ステー2に固定支持させ
た加熱体1と、駆動ローラ5と、従動ローラ6(テンシ
ョンローラ)との互いに略並行の3部材間にエンドレス
ベルト状の定着フィルム3を懸回張設し、加熱体1に対
して定着フィルム3を挟ませて加圧ローラ4を圧接させ
て定着ニップ部Nを形成させたものである。駆動ローラ
5を駆動系Mにより矢示の時計方向に回転駆動させるこ
とにより、定着フィルム3を第1ヒータ1に密着摺動さ
せながら回転駆動させる。加圧ローラ4は従動回転す
る。定着ニップ部Nの定着フィルム3と加圧ローラ4と
の間に記録材Pを導入して挟持搬送させることで未定着
トナー画像の加熱定着を行なわせる。
【0083】(b)のものは、ステー2に固定支持させ
た加熱体1と、駆動ローラ5との2部材間にエンドレス
ベルト状の定着フィルム3を懸回張設し、駆動ローラ5
の回転駆動で定着フィルム3を回転駆動させる構成とし
たものである。
【0084】(c)のものは、定着フィルム3として、
エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きにした
長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸7側から
第1ヒータ1を経由させて巻き取り軸8側へ所定の速度
で走行させるように構成したものである。
【0085】本発明はこのような構成形態のフィルム加
熱方式の加熱装置にも適用して前述の実施例1乃至4の
装置と同様の効果を得ることができることは勿論であ
る。
【0086】〈その他〉 1)加熱体1・15・18はセラミックヒータに限られ
ず、例えば電磁誘導発熱体などとすることもできる。
【0087】2)本発明の加熱装置は実施例の画像加熱
定着装置としてばかりではなく、その他、例えば、画像
を担持した記録材を加熱して表面性(つや等)を改質す
る装置、仮定着処理する装置等の像加熱装置として使用
できる。
【0088】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明を用い
ることにより、高温、低温オフセットといった問題を発
生することなく、未定着トナー画像のトナーが記録材搬
送方向上流側に尾を引くように吹き飛ばされた状態とな
るいわゆる尾引き画像の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における画像形成装置の概略構成図
【図2】定着装置部分の構成模型図
【図3】(a)は加熱体の中間部省略・一部切欠き表面
側模型図、(b)は同裏面側模型図
【図4】尾引き画像を評価するために用いたトナー画像
パターンの説明図
【図5】実施例2の定着装置の構成模型図
【図6】実施例3の定着装置の構成模型図
【図7】(a)は一体ヒータの中間部省略・一部切欠き
表面側模型図、(b)は同裏面側模型図
【図8】実施例4の定着装置の構成模型図
【図9】(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加
熱方式の加熱装置の他の構成形態例の略図
【図10】フィルム加熱方式の加熱装置の要部の概略図
【符号の説明】
1 定着用の加熱体(第1ヒータ) 2 ステー 3 定着フィルム 4 加圧ローラ 15 定着フィルム加熱用の加熱体(第2ヒータ) N 定着ニップ部 P 記録材 16 一体ヒータ(第1ヒータ+第2ヒータ) 18 記録材加熱用の加熱体(第3ヒータ) 19 定着入口ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体と、該加熱体に摺動移動するフィ
    ルムと、該フィルムを介して前記加熱体と圧接してニッ
    プ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部の前
    記フィルムと前記加圧部材の間で画像を担持した記録材
    が挟持搬送され、前記ニップ部において前記フィルムを
    介した前記加熱体からの熱により記録材上の画像を加熱
    する加熱装置において、 前記ニップ部の加熱体の他に、前記ニップ部よりも記録
    材搬送方向上流側であって、該ニップ部の記録材進入側
    部の近傍においてフィルムを加熱する加熱体あるいは記
    録材を加熱する加熱体を設けたことを特徴とする加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ニップ部の記録材進入側部の近傍に
    おいてフィルムを加熱する加熱体あるいは記録材を加熱
    する加熱体が前記ニップ部の加熱体の温調温度に基づい
    て温度制御されることを特徴とする請求項1に記載の加
    熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の加熱装置を画
    像加熱定着装置として備えることを特徴とする画像形成
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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