JPS6077185A - セラミツクス焼結体およびその製造方法 - Google Patents

セラミツクス焼結体およびその製造方法

Info

Publication number
JPS6077185A
JPS6077185A JP18209483A JP18209483A JPS6077185A JP S6077185 A JPS6077185 A JP S6077185A JP 18209483 A JP18209483 A JP 18209483A JP 18209483 A JP18209483 A JP 18209483A JP S6077185 A JPS6077185 A JP S6077185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintered body
ceramic sintered
body according
molybdenum
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18209483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0479991B2 (ja
Inventor
顕生 佐谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18209483A priority Critical patent/JPS6077185A/ja
Publication of JPS6077185A publication Critical patent/JPS6077185A/ja
Publication of JPH0479991B2 publication Critical patent/JPH0479991B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はセラミックス焼結体およびその製造方法、詳し
くはセラミックス焼結(A−にへの導電性被膜の形成方
法に関する。
[発明の技術的背切とその問題点] 従来から、セラミックス焼結体を金属部材に接合させる
ために、セラミックス焼結体の表面に導電性被膜を形成
させることが行われている。
この導電性被膜の形成方法としては、セラミックス焼結
体表面にモリブデン粉末とマンガン粉末とを主成分とす
るモリブデン−マンガンメタライズペーストを塗布し、
還元雰囲気中で焼成する方法が一般的Cある。
この方法は、いずれもアルミナ等の酸化物系セラミック
ス焼結体に適用され、成功をおさめてきているが、近年
、耐摩耗性や高温特性の良好なことで脚光を浴びている
窒化ケイ素等の非酸化物系セラミックス焼結体について
は検討の余地があり、例えばこの方法では導電性被膜の
形成が困難であることから、この方法は非酸化物系セラ
ミックス焼結体には必ずしも適用できるものではないこ
とがわかっている。
そのため例えば反応焼結法により得られたポーラスな窒
化ケイ素製セラミックス焼結体表面にモリブデン酸アン
モニウム塩を含浸させ、還元してモリブデンからなる導
電性被膜を形成させる方法も試みられている。
しかしながら、この方法は導電性被膜が窒化ケイ素セラ
ミックスの熱膨張係数とほぼ等しい熱膨張係数を有する
モリブデンからなるので、1!シミックス焼結体どうし
を接合させる場合には有効であるが、モリブデンが窒化
クイ索しラミックスと化学反応していないため、その接
合強度に限界があり、また非酸化物系セラミックス焼結
体を金属部材、特に鋼材と接合させる場合はさらに接合
は困難であるという問題があった。
[発明の目的〕 本発明者等はこのような点に対処して鋭意研究を進めた
結果、タングステンまたはモリブデンを含む化合物とI
Va族遷移金属またはIVal遷移金属を含む化合物の
両者を含む液状物またはペースト状物が、セラミックス
焼結体特に窒化ケイ素セラミックス焼結体の接合に有効
であることを見出した。
本発明はこのような知見に基づい“’CiJされたもの
で、金属部材特に鋼祠との接合を強力なものにするセラ
ミックス焼結体ir3にびセラミックス焼結体の導電性
被膜の形成方法を提供づ゛ることを目的とする。
[発明の概要] 丈なわら本発明のセラミックス焼結体は、タングステン
またはモリブデンのケイ化物とIVaM遷移金属の窒化
物の混合体からなる導電性被膜を表面に有づることを特
徴とするものであり、セラミックス焼結体への導電性被
膜の形成方法は、タングステンまたはモリブデンを含む
化合物とIVa族遷移金属またはIVai遷移金属を含
む化合物の両者の液状物またはペースト状物を、セラミ
ックス焼結体表面に被着し、還元性雰囲気中で焼成する
ことを特徴とする。
本発明の適用されるセラミックス焼結体としては、窒化
ケイ素、ケイアロン、シリコンオキシナイトライド等の
、構成元素として窒素とケイ素とを含むセラミックス焼
結体が好適している。
本発明に使用するモリブデンを含む化合物としては、モ
リブデン酸リチウム、モリブデン酸カリウム、モリブデ
ン酸カルシウム、モリブデン酸ナトリウム、モリブデン
酸鉛等の1す1デン酎の金属塩があげられる。
またタングステンを含む化合物どしCは、タングステン
酸ノ」リウム、タングステン酸カルシウム、タンゲスア
ン酸ナトリウム、タングステン酸マグネシウム等のタン
グステン酸の金属塩があげられる。
本発明に使用づ゛るIVah入道移金屈とじでは、チタ
ンおよびジルコニウムがより適しC84す、(の中でも
チタンが好適である。またIVa#X1ff移金属を含
む化合金属しCは、同様にチタンまたはシルコニlシム
を含む化合物が適しCおりその中でもチタンを含む化合
物が適し−Cいる。
これらの化合物は、例えば窒化ケイ素に塗布後還元性雰
囲気、特に窯素を含む還元性雰囲気中で焼成し/j場合
に、最終的に窒化チタンまたは窒化ジルコニウムになる
ものであればJ:<例えば窒化チタンになるにうなチタ
ンを含む化合物としては、酸化チタン(Ti 02ン、
ホウ化ヂタン<rrF3、丁! B 2 ) 、炭化チ
タン(’riC)やあるいは」n4性1illt酸チタ
ン(Tf 03O4・n H2Q:nはOまたは正の整
数)、オルトチタン酸イソプロピル(’Ti (COH
(CHs ) 2 ) 4 )等があげられる。
本発明において、セラミックス焼結体表面に上記混合物
の液状物またはペースト状物を被着するには、これらを
セラミックス焼結体表面に塗布あるいは浸漬する等の方
法をとることにより行なうことができる。
これらの液状物またはペースト状物中には、他の物質を
分散あるいは溶解さセてもよいが、生成する導電性被膜
がタングステンまたはモリブデンを含む化合物(ケイ化
物)とIVa族遷移金属を含む化合物(窒化物)とが、
総量で50モル%以上、またタングステンまたはモリブ
デンを含む化合物(13よびIVaM遷移金屑を含む化
合物がそれぞれ2モル%以上存在することが望ましい。
この後、液状物またはペースト状物を乾燥し、さらに空
気中で金属塩の溶融する温度以上の温度で加熱し、還元
雰囲気中で1200℃以上の温度に加熱して焼成するこ
とににり導電性被膜を形成させる。
しかして、還元性雰囲気中での焼成は被着物を基材の3
i 31’J4とタングステンまたはモリブデンの化合
物とIVa族遷移金属の化合物の両者を41〜成させる
もので、これに必要な焼成温度は被着物の種類によって
それぞれ異なるが、出発原F’l Fある液状物質がモ
リブデン酸リチウム(1,、i2M。
04)と酸化チタン(Ti 02 )である場合には、
1300〜1400’CT−焼成することが好ましい。
なお本発明において、上記の各化合物を波谷したセラミ
ックス焼結体を空気中C加熱し゛C溶融させるのは、セ
ラミックス焼結体との密着性を強化し濡れ性を改善する
ためである。
このような方法により形成された導電性被膜が、何故基
材との密着強度が大であるかは現在のところ不明である
が、その形成メカニズムは次のようなしのであると推定
される。
例えば具体例としてモリブデン酸リチウムと酸化チタン
とを液状にて5i 3N+に塗布、焼成Vる場合を想定
すると、まずSi 3N<基材に対し−Cリチウムが攻
撃し、Si 3N+の表面を活性にする。これによりモ
リブデンと3i 3N+が比較的スムーズに反応ηるこ
とが可能となる。この反応にJ−り3i 3N4中の窒
素が遊離し、この窒素とチタンが反応して窒化チタンが
形成され、より密着強度が大なる導電性被膜が形成され
るものと考えられる。
[発明の実施例] 次に本発明の実施例について説明する。
実施例1 窒化ケイ素からなるセラミックス焼結体の表面に、モリ
ブデン酸リチウム 0.3g、水1.6CCに酸化チタ
ン(Ti 02 )を混合し液状にして塗布した。この
場合、酸化チタンを0〜0.450まで0.05(]お
きに変化させた。塗布したものは包温ぐ乾燥させた後、
空気中で800℃、5分間加熱してモリブデン酸リチウ
ムを溶融し、次いで、窒素:水素−1:1のホーミング
ガス中で1400℃で60分間加熱して焼成し導電性被
膜を形成8F!た。
このようにしてセラミックス焼結体上に形成された導電
性被膜に、ニッケル市気めっきを施し、厚さ0.3陳の
銅板を緩衝材としC介在さけで、銀ろうを用いて鋼材と
接合させた。if?られたセラミックス焼結体の接合強
度を測定した結果を図面に示す。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明り法によれば、セラミックス
焼結体、特に窒化ケイ素系セラミックス焼結体に対して
非常に密着強度の大なる・導電性被膜の形成が可能であ
り、従ってセラミックス焼結体どうしはもちろんのこと
セラミックス焼結体と金属部材をより強固に接合するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明のセラミックス焼結体を用いC鋼材を接
合したものの接合強度を示ずグラフである。 代理人弁理士 須 山 佐 − Tie、量(9−) 手 続 補 正 書 昭和59年4月9日 2、発明の名称 セラミックス焼結体およびその製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会社 東芝 4、 代 理 人 〒 101 東京都千代田区神田多町2丁目1番地 自 発 訂 正 明 細 川 1、発明の名称 セラミックス焼結体およびその製造方法2、特許請求の
範囲 (1)タングステンまたはモリブデンのケイ化物とIV
 a族遷移金属の窒化物の混合体を主体とりる導電性被
膜を表面に有することを特徴とするセラミックス焼結体
。 (2)ケイ化物と窒化物との混合体は、両者を合せで少
くとも50モル%以上含み、かつ両者をそれぞれ2モル
%以上含む混合体である特許請求の範囲第1項記載のセ
ラミックス焼結体。 (3)IVaM遷移金属は、チタンである特許請求の範
囲第1項または第2項記載のセラミックス焼結体。 (4ン導電性?+11膜は、モリブデンのクイ化物と窒
化チタンの混合体を主体とする特許請求の範m1第1項
または第2項記載のセラミックス焼結体。 (5〉セラミックス焼結体は、非鹸化物系セラミックス
焼結体である特許請求の範囲第11貝ないし第4項のい
ずれか1項記載のセラミックス焼結体。 (6)タングステンもしくはモリブデンを含む化合物と
IVa族遷移金屈もしくはIVa族遷移金属を含む化合
物を含有する複合物を、セラミックス焼結体表面に被着
し、非酸化性雰囲気中で焼成式セラミックス焼結体表面
に導電性 膜を神′することを特徴とするセラミックス
焼結体の製造方法。 (7)タングステンまたはモリブデンを含む化合物は、
タングステン酸またはモリブデン酸の金属塩である特許
請求の範■6項記載のセラミックス焼結体の製造方法。 (8)モリブデン酸の金属塩は、モリブデン酸リチウム
である特許請求の範囲第7項記載のセラミックス焼結体
の製造方法。 <9)IVa族遷移金属は、チタンである特許請求の範
囲第6項ないし第8項のいずれが1項記載のセラミック
ス焼結体の製造方法。 (10)セラミックス焼結体は、非酸化物系セラミック
ス焼結体である特許請求の範囲第6項ないし第9項のい
ずれか1項記載のセラミックス焼結体の製造方法。 (11) セラミックス焼結体は、構成元素として少な
くとも窒素と、ケイ素とを含む特許請求の範囲第6項な
いし第10項のいずれか1項記載のセラミックス焼結体
の製造方法。 (12)前記複合物を表面に被着し1ごセラミックス焼
結体をL11性雰囲気中で焼成するに先だって、空気中
でタングステン酸またはモリブデン酸の金属塩の融点以
上の温度で加熱する特許請求の範囲第7項ないし第11
項のいずれか1項記載のセラミックス焼結体の製造方法
。 (13)非酸化性雰囲気は工1元性雰囲気である特許請
求の範囲第6項ないし第12項のいずれか1項記載のセ
ラミックス焼結体の製造方法。 (14>焼成は、1200℃以上の温度で行なわれる特
許請求の範囲第6項ないし第13項のいずれか1項nd
載のセラミックス焼結体の製造方法。 (15)導電性被膜は、タングステンま1ζはモリブデ
ンのケイ化物とIVa族遷移金属の窒化物の混14項の
いずれか1項記載のセラミックス焼結体製造方法。 〈16)導電性被膜は、モリブデンのケイ化物と窒化チ
タンの混合体を特徴とする特許請求の範囲第15項記載
のセラミックス焼結体の製造方法。 (17)タングステンまたはモリブデンのケイ化物とr
VaM遷移金属の物窒化物との混合体は、両者を合わせ
て少なくとも50モル%以上含み、かつ両者をそれぞれ
2モル%以上含む混合体ぐある特許請求の範囲第15項
または第16項記載のセラミックス焼結体の製造り法。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] 本発明はセラミックス焼結体J3よびその製造方法、詳
しくはセラミックス焼結体上への導電性被膜の形成方法
に関する。 L発明の技術的背景とその問題点] 従来から、セラミックス焼結体を金属部材に接合させる
ために、セラミックス焼結体の表面に導弓の導電性被膜
の形成方法としては、セラミックス焼結体表面にモリブ
デン粉末とマンガン粉末とを主成分とするモリブデン−
マンガンメタライズペーストを塗布し、還元雰囲気中で
焼成する方法が一般的である。 この方法は、いずれもアルミナ等の酸化物系セラミック
ス焼結体に適用され、成功をおさめてきているが、近年
、耐摩耗性や高温特性の良好なことで脚光を浴びている
窒化ケイ素等の非酸化物系セラミックス焼結体について
は検討の余地があり、例えばこの方法では導電性被膜の
形成/J(困難であることから、この方法は非酸化物系
セラミックス焼結体には必ずしも適用できるものひはな
いことがわかっている。 そのため例えば反応焼結法により得られたポーラスな窒
化ケイ素製セラミックス焼結体表面にモリブデン酸アン
モニウム塩を含浸さゼ、還元してモリブデンからなる導
電性被膜を形成させる方法も試みられている。 しかしながら、この方法は導電性被膜が窒化ケイ素セラ
ミックスの熱膨張係数とほぼ等しい熱膨張係数を有する
モリブデンからなるので、セラミックス焼結体どうしを
接合させる場合には有効であるが、モリブデンが窒化ケ
イ素ヒラミックスと化学反応していないため、その接合
強度に限界があり、また非酸化物系セラミックス焼結体
を金属部材、特に鋼材と接合させる場合はさらに接合は
困難であるという問題があった。 [発明の目的] 木発明者等はこのような点に対処して鋭意研究を進めた
結果、タングステンまたはモリブデンを含む化合物とI
Va族遷移金属またはIVam遷移金属を含む化合物の
両者を含む複合物が、セラミックス焼結体特に窒化ケイ
素セラミックス焼結体の接合に有効であることを見出し
た。 本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、金
属部材特に鋼材との接合を強力なものにするセラミック
ス焼結体およびセラミックス焼結体の導電性被膜の形成
方法を提供することを目的とする。 [発明の概要] すなわち本発明のセラミックス焼結体は、タングステン
またはモリブデンのケイ化物とIVa族遷移金属の窒化
物の混合体を主体とする導電性被膜を表面に有すること
を特徴とするものであり、セラミックス焼結体への導電
性被膜の形成り法は、タングステンまたはモリブデンを
含む化合物とIVa族遷移金属またはIVa族遷移金属
を含む化合物の両者の複合物を、セラミックス焼結体表
面に被着し、非酸化性雰囲気中で焼成Jることを特徴と
する。 また、導電性被膜はタングステンまたはモリブデンのケ
イ化物とIVa族遷移金属の窒化物の混合物を主体どJ
るものであればよく、その他にタングステンまたはモリ
ブデン等を含有してもよい。 本発明の適用されるセラミックス焼結体としCは、窒化
ケイ素、サイアロン、シリコンオキシナイトライド等の
、構成元素としく窒素とケイ素とを含むヒラミックス焼
結体が好適している。 本発明に使用(るモリブデンを含む化合物どしては、モ
リブデン酸リチウム、モリブデン酸カリウム、モリブデ
ン酸カルシウム、モリブデン酸ナトリウム、モリブデン
酸鉛等のモリブデン酸の金属塩およびこれらとモリブデ
ンが併存するもの等があげられる。 またタングステンを含む化合物としては、タングスデン
酸カリウム、タングステン酸カルシウム、タングステン
酸ナトリウム、タングステン酸マグネシウム等のタング
ステン酸の金属塩およびこれらとモリブデンが併存する
もの等があげられる。 本発明に使用するIVa族遷移金属としては、チタンお
よびジルコニウムがより適しており、その中でもチタン
が好適である。またIVa11Am移金属を含む化合物
としては、同様にチタンまたはジルコニウムを含む化合
物が適しでおりその中でbチタンを含む化合物が適して
いる。 これらの化合物は、例えば窒化ケイ素に塗布後非酸化雰
囲気、特に還元性雰囲気中で焼成した場合に、最終的に
窒化チタンまたは窒化ジルコニウムになるものであれば
よく例えば窒化チタンになるようなチタンを含む化合物
としては、酸化チタン(Ti02)、ホウ化チタン(T
i B、 Ti B2)、炭化チタン(Ti C)やあ
るいは塩基性硫酸チタン(Ti 0804 ・n H2
O:nはOまたは正の整数)、Aルトチタン耐イソプロ
ピル(1”i (COH(CH3) 2 ) 4 )等
があげられる。 本発明にJ3いて、セラミックス焼結体表面に被着する
複合物としては、液状物またはペースト状物が適当であ
り、これらをレラミックス焼結体表m1に被着するには
、例えばこれらをセラミックス焼結体表面に塗布あるい
は浸漬づる等の方法をとることにより行なうことがCき
る。 これらの液状物またはペースト状物中には、他の物質を
分散あるいは溶解させCもよいが、生成する導電性被膜
がタングステン;[たはモリブデンを含む化合物(ケイ
化物)とlva族遷移金属を含む化合物(窒化物)とが
、総悴′C−50モル%以上、またタングステンまたは
モリブテンを含む化合物およびIVa族遷移金属を含む
化合物がそれぞれ2モル%以上存在づることが望ましい
。また、これらにタングステンまたはモリブデンを含有
してもにい。 この後、液状物またはペースト状物を乾燥し、さらに空
気中で金属塩の溶融する温度以上の温度で加熱し、非酸
化性雰囲気中で1100℃以上の温度に加熱して焼成す
ることにより導電性被膜を形成させる。 しかして、非酸化性雰囲気中での焼成は基材であるセラ
ミックス焼結体中のケイ素とタングステンまたはモリブ
デンもしくはこれらの化合物とを反応させ、またセラミ
ックス焼結体中の窒素とIva族遷移金焉もしくはこれ
らを含む化合物どを反応させるもので、これに必要な焼
成温度は被着物の種類によってそれぞれ異なるが、出発
原料である液状物質がモリブデン酸リチウム(Li2M
。 04)と酸化チタン(Ti 02 )である場合には、
1200〜1400℃で焼成することが好ましい。 また、セラミックス焼結体中のケイ素とタングステンま
たはモリブデンもしくはこれらの化合物は、反応にJ:
りできるだけケイ化物になることが好ましいが、反応状
態によりかなりの量のタングステンまたはモリブデンが
存在しCも密着強度の大なる導電被膜を充分前ることが
できる。なお、焼成時の雰囲気は還元性雰囲気がより望
ましい。 なお本発明においで、上記の各化合物を被着したセラミ
ックス焼結体を空気中で加熱し−C溶融さけるのは、セ
ラミックス焼結体との密着性を強化し濡れ性を改善する
ためである。 このような方法により形成されたS電性被膜が、何故基
材との密着強度が大であるかは現在のところ不明Cある
が、その形l戊メカニズムは次のようなものであると1
1#定される。 例えば具体例どして[リブデン酸リチウムと酸化チタン
とを液状にて813N4に塗布、焼成づる場合を想定す
ると、まずS ! 3 N 4 M材に対しCリチウム
が攻撃し、Si 3Nnの表面を活性にする。これによ
りモリブデンと3i:+Ns中のケイ素とが比較的スム
ーズに反応することが可能となる。この反応により3i
 3N4中の窒素が遊離し、この窒素とチタンが反応し
C窒化チタンが形成され、より密着強度が大なる導電性
被膜が形成されるものと考えられる。 [発明の実施例J 次に本発明の実施例について説明する。 実施例1 窒化ケイ素からなるセラミックス焼結体の表面に、モリ
ブデン酸リチウム 0.3a 、水1.6CCに酸化チ
タン(Ti 02 )を混合し液状にして塗布した。こ
の場合、酸化チタンを0〜0.459まで0.05(+
おきに変化させた。塗布したものは常温で乾燥させた後
、空気中で750℃、5分間加熱してモリブデン酸リチ
ウムを溶融し、次いで、窒素:水素−1:1のホーミン
グガス中で1350℃で60分間加熱して焼成し導電性
被膜を形成させた。 このようにしてセラミックス焼結体上に形成された導電
性被膜に、ニッケル電気めっきを施し、厚さ0.3+n
の銅板を緩動材として介在さUて、銀ろうを用いて鋼材
と接合させた。得られたセラミックス焼結体の接合強度
を測定した結果を図面に示づ。 L発明の効果] 以上説明したように本発明方法によれば、けラミックス
焼結体、特に窒化ケイ素系セラミックス焼結体に対して
非常に密着強度の大なる導電性被膜の形成が可能であり
、従ってセラミックス焼結体どうしはもちろんのことご
ラミックス焼結体と金属部材をより強固に接合すること
が可能である。 4、図面の簡単な説明 図面は、本発明のセラミックス焼結体を用いて鋼材を接
合したものの接合強度を示すグラフである。 代理人弁理士 須 山 イk −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)タングステンまたはモリブデンのケイ化物とIV
    a族遷移金属の窒化物の混合体からなる2X電性被膜を
    表面に有することを特徴とするセラミックス焼結体。 (2)ケイ化物と窒化物との混合体は、両者を合せて少
    くとも50モル%以上含み、かつ両者をそれぞれ2モル
    %以上含む混合体である特許請求の範囲第1項記載のセ
    ラミックス焼結体。 (aNVa族遷移金属は、チタンである特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のセラミックス焼結体。 (4)導電性被膜は、モリブデンのケイ化物と窒化チタ
    ンの混合体からなる特許請求の範囲第1項または第2項
    記載のセラミックス焼結体。 (5)セラミックス焼結体は、非酸化物系セラミックス
    焼結体である特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れか1項記載のセラミックス焼結体。 (6)タングステンもしくはモリブデンを含む化合物と
    IVa族遷移金属もしくはIVa族遷移金属を含む化合
    物を含有する液状物またはペースト状物を、セラミック
    ス焼結体表面に被着し、還元性雰囲気中で焼成すること
    を特徴どづるセラミックス焼結体の製造り法。 (7)タングステンまたはモリブデンを含む化合物は、
    タングステン酸またはモリブデン酸の金属塩である特許
    請求の範囲第6項記載のセラミックス焼結体の製造方法
    。 (8)モリブデン酸の金属塩は、モリブデン酸リチウム
    である特許請求の範囲第6項または第71fj記載のセ
    ラミックス焼結体の製造方法。 (9)lVa族遷移金属は、チタンである特許請求の範
    囲第6項ないし第8項のいずれか1項記載のセラミック
    ス焼結体の製造方法。 (10)セラミックス焼結体は、非酸化物系セラミック
    ス焼結体である特f!F請求の範囲第6項ないし第9項
    のいずれかI JB記載のレラミックス焼結体の製造方
    法。 (11) セラミックス焼結体は、構成元素として少な
    くとも窒素とケイ素とを含む特許請求の範囲第6項ない
    し第10項のいずれか1項記載のセラミックス焼結体の
    製造方法。 (12)前記液状物またはペースト状物を表面に被着し
    たセラミックス焼結体を還元性雰囲気中で焼成するに先
    だって、空気中でタングステン酸またはモリブデン酸の
    金属塩の融点以上の温度で加熱する特許請求の範囲第7
    項ないし第11項のいずれか1項記載のセラミックス焼
    結体の製造方法。 (13)還元性雰囲気は、窒素を含む還元性雰囲気であ
    る特許請求の範囲第6項ないし第12項のいずれか1項
    記載のけラミックス焼結体の製造方法。 (14)焼成は、1200℃以上の温度で行なわれる特
    許請求の範囲第6項ないし第13項のいずれか1項記載
    のセラミックス焼結体の製造方法。 (15)¥1電性被膜は、タングステンまたはモリブデ
    ンのケイ化物とIVa族遷移金属の窒化物の混合体から
    なる特許請求の範囲第6項ないし第14項のいずれか1
    項記載のセラミックス焼結体製造方法。 (16)導電性被膜は、モリブデンのケイ化物と窒化チ
    タンの混合体とからなる特許請求の範囲第15項記載の
    セラミックス焼結体の製造方法。 (17)タングステンまたはモリブデンのクイ化物とI
    Va族遷移金属の物窒化物との混合体は、両者を合わけ
    て少なくとも50モル%以上含み、かつ両者をそれぞれ
    2モル%以上含む混合体である特許請求の範囲第15項
    または第16項記載のセラミックス焼結体の製造方法。
JP18209483A 1983-09-30 1983-09-30 セラミツクス焼結体およびその製造方法 Granted JPS6077185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18209483A JPS6077185A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 セラミツクス焼結体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18209483A JPS6077185A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 セラミツクス焼結体およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6077185A true JPS6077185A (ja) 1985-05-01
JPH0479991B2 JPH0479991B2 (ja) 1992-12-17

Family

ID=16112243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18209483A Granted JPS6077185A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 セラミツクス焼結体およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6077185A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0215638A1 (en) * 1985-09-10 1987-03-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Metallizing composition for sintered ceramic article
US5164246A (en) * 1985-09-13 1992-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Highly thermoconductive ceramic
CN103896522A (zh) * 2014-03-05 2014-07-02 山东建筑大学 一种夜晚可发光、高硬度的混凝土块

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0215638A1 (en) * 1985-09-10 1987-03-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Metallizing composition for sintered ceramic article
US5164246A (en) * 1985-09-13 1992-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Highly thermoconductive ceramic
CN103896522A (zh) * 2014-03-05 2014-07-02 山东建筑大学 一种夜晚可发光、高硬度的混凝土块

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0479991B2 (ja) 1992-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59182283A (ja) 導電性セラミツクス焼結体の製造方法
JPS63103886A (ja) メタライズペ−ストならびにそれを使用してなるセラミツクスのメタライズ法
JPH0367985B2 (ja)
JPS6365635B2 (ja)
US4820562A (en) Metallizing composition for sintered ceramic article
JPS6077185A (ja) セラミツクス焼結体およびその製造方法
JPH0624854A (ja) セラミックス−金属接合体
JPS6077177A (ja) セラミツクス接合体
JPS61219784A (ja) 非酸化物系セラミックス焼結体
JPS6369787A (ja) 金属化面を有する窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法
JPS6259585A (ja) セラミツクス焼結体のメタライズ用組成物
JPS59203779A (ja) 熱膨張係数の異なるセラミックス焼結体どうしあるいはセラミックス焼結体と金属部材との接合方法、およびセラミックス接合体
JP2001048670A (ja) セラミックス−金属接合体
JPS6317279A (ja) 金属化面を有する窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法
JPH01270574A (ja) セラミックス接合部品および接合方法
JPS59223280A (ja) セラミツクと金属の接合方法
JP3289860B2 (ja) セラミックスとシリコンとの接合方法
JPS6111912B2 (ja)
JPH035387A (ja) セラミック体への金属層の被着方法
JPH0825826B2 (ja) ジルコニア系セラミックス用メタライズ組成物
JPS6270284A (ja) メタライズド炭化珪素系セラミツクス体とその製造方法
JPH01148762A (ja) セラミックと金属体との接合方法および接合体
JPS59203780A (ja) 非酸化物系セラミックス焼結体と金属部材との接合方法
JPH07149589A (ja) アルミナセラミックス表面への金属層形成方法
JPH04349184A (ja) セラミックスのメタライズ方法及びセラミックスと金属との接合方法