JPS607711Y2 - 用便吸収敷布 - Google Patents
用便吸収敷布Info
- Publication number
- JPS607711Y2 JPS607711Y2 JP12825281U JP12825281U JPS607711Y2 JP S607711 Y2 JPS607711 Y2 JP S607711Y2 JP 12825281 U JP12825281 U JP 12825281U JP 12825281 U JP12825281 U JP 12825281U JP S607711 Y2 JPS607711 Y2 JP S607711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cloth
- absorbent
- bed
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自ら用便に行けない寝たきり患者等に用いる
用便吸収敷布に関する。
用便吸収敷布に関する。
寝たきり老人や病人等の患者の股間にはおしめと称する
薄布が当てられているが、この従来のおしめは吸水性が
良好でなく取換えが遅れるとおしめ上に滞溜した用便に
よって患者が不快感を感じ、湿った用便のために皮膚か
ぶれを起したり床ずれを誘発することがあった。
薄布が当てられているが、この従来のおしめは吸水性が
良好でなく取換えが遅れるとおしめ上に滞溜した用便に
よって患者が不快感を感じ、湿った用便のために皮膚か
ぶれを起したり床ずれを誘発することがあった。
これら患者の苦痛を除くためにはおしめを回数多く交換
すればよいが、これには人手を要し、また洗濯の手間が
増えるのみか、患者にとっておしめの取換えにしばしば
人手をわずられすことは恥と心の負担をもたらすもので
あった。
すればよいが、これには人手を要し、また洗濯の手間が
増えるのみか、患者にとっておしめの取換えにしばしば
人手をわずられすことは恥と心の負担をもたらすもので
あった。
本考案は以上の問題を解決するためのもので、用便の吸
収が良好で常に乾いた状態も同様に使用でき、したがっ
てしばしばの取換えを要せず、洗濯も容易でおしめとし
ても兼用できる用便吸収敷布を得ることを目的とする。
収が良好で常に乾いた状態も同様に使用でき、したがっ
てしばしばの取換えを要せず、洗濯も容易でおしめとし
ても兼用できる用便吸収敷布を得ることを目的とする。
以下本考案の一実施例を図によって詳述する。
第１図乃至第２図において、１は木綿製のメリヤス生地
、ネル生地等を積層した吸水性厚布で縦長のふとん程度
の大きさに裁断されている。
、ネル生地等を積層した吸水性厚布で縦長のふとん程度
の大きさに裁断されている。
２は吸水性厚布１の下面に当てられて同大きさに裁断さ
れた防水性撥水性シートである。
れた防水性撥水性シートである。
３は吸水性厚布１上面の人の股間が当る用便受は部位を
含んで同上面の２７３下半ぐらいに当てた軟かい細目の
非吸水性網布である。
含んで同上面の２７３下半ぐらいに当てた軟かい細目の
非吸水性網布である。
４は第４図にも示すように防水性撥水性シート２の下面
の上手（かみて）部分に当てた吸水性当て布で前記吸水
性厚布１と同様材料から戒る。
の上手（かみて）部分に当てた吸水性当て布で前記吸水
性厚布１と同様材料から戒る。
５は縁布で、吸水性厚布１と防水性撥水性シート２の四
周辺と、非吸水性網布３の両側辺と、吸水性当て布４の
両側辺と上端辺とを包んで縫着して敷布Ｃを構成する。
周辺と、非吸水性網布３の両側辺と、吸水性当て布４の
両側辺と上端辺とを包んで縫着して敷布Ｃを構成する。
この場合吸水性当て布４の下端は防水性撥水性シート２
に縫着６され、非吸水性網布３の上手側１０と裾側１１
とは開放されている。
に縫着６され、非吸水性網布３の上手側１０と裾側１１
とは開放されている。
７は敷布Ｃの両側辺に外方へ展開且つ内方へ折返し可能
状態にして、第３図にも示すように内辺を縫着９した薄
布製のカバー布であり、８はカバー布７を内方へ折返し
た場合の閉じ紐である。
状態にして、第３図にも示すように内辺を縫着９した薄
布製のカバー布であり、８はカバー布７を内方へ折返し
た場合の閉じ紐である。
上記の用便吸収敷布はこれをふとん上に拡げて、非吸水
性網布３の裾側から網布３の下に通常のおしめを挿入し
て患者を上に寝かせて、必要ならば、第５図に示すよう
にカバー布７を内方へ折返して患者を包むようにして閉
じ紐８を結んでおく。
性網布３の裾側から網布３の下に通常のおしめを挿入し
て患者を上に寝かせて、必要ならば、第５図に示すよう
にカバー布７を内方へ折返して患者を包むようにして閉
じ紐８を結んでおく。
このようにすれば、患者が動きにくく患者の排泄部位が
敷布上より大きくずれることがない。
敷布上より大きくずれることがない。
患者が用便をすると、非吸水性網布３を通しておしめに
用便の水分が吸収されるが、余分な水分はさらに吸水性
厚布によって吸収されるので小便ならばすべて吸収され
大便ならば非吸収性の固形部分がおしめに残って当初の
体積が少なくなる。
用便の水分が吸収されるが、余分な水分はさらに吸水性
厚布によって吸収されるので小便ならばすべて吸収され
大便ならば非吸収性の固形部分がおしめに残って当初の
体積が少なくなる。
ここで、おしめを抜きとり新しいおしめを網布３の下に
挿入して再び患者を寝かせる。
挿入して再び患者を寝かせる。
この場合、用便後のおしめをそのままにしておいても敷
布は比較的乾いた状態であり、軟かい非吸収性網布を介
して敷布が肌に接するので肌が用便でべとつくことがな
く、したがって患者は不快感を感じることがなく皮膚か
ぶれ等が生じないのである。
布は比較的乾いた状態であり、軟かい非吸収性網布を介
して敷布が肌に接するので肌が用便でべとつくことがな
く、したがって患者は不快感を感じることがなく皮膚か
ぶれ等が生じないのである。
おしめを全く使用しないで以上敷布に直接寝かせても用
便の水分は良好に吸収されて快適で皮膚に害のないもの
として使用しうる。
便の水分は良好に吸収されて快適で皮膚に害のないもの
として使用しうる。
そして洗濯に際しては、大便は水分のみが吸収されて吸
水性厚布の網布側の表面にのみ固形物が残って内側へ浸
入しないから洗滌が容易である。
水性厚布の網布側の表面にのみ固形物が残って内側へ浸
入しないから洗滌が容易である。
なお、上記敷布は裏返して用いるときは患者の上半身が
吸水性当て布４に当るから嘔吐物を吸収しうる敷布とし
ても用いうる。
吸水性当て布４に当るから嘔吐物を吸収しうる敷布とし
ても用いうる。
本考案の敷布は以上のごときもので、カバー布で身体を
包むことができると共に、良く用便の水分を吸収し、網
布を介して皮膚が接するので、常に乾いた敷布と同様に
使用でき、従ってしばしば敷布を取換えることを要せず
、使用中の不快感がなく、且つ皮膚かぶれ等の原因とな
ることがなく、そして防水性撥水性シートによって水分
がふとん等に漏れることがなく、洗濯も容易で、患者の
気遣いを少なくし、看護人の手間を省く等の利点を有す
る。
包むことができると共に、良く用便の水分を吸収し、網
布を介して皮膚が接するので、常に乾いた敷布と同様に
使用でき、従ってしばしば敷布を取換えることを要せず
、使用中の不快感がなく、且つ皮膚かぶれ等の原因とな
ることがなく、そして防水性撥水性シートによって水分
がふとん等に漏れることがなく、洗濯も容易で、患者の
気遣いを少なくし、看護人の手間を省く等の利点を有す
る。
特に本考案は、用便吸収敷布として上記のように非吸水
性網布３を吸水性厚布１の上面に於ける用便受は部位に
設けたものであるから、患者の用便に対する対処を上記
のように好適に行い得る一方、患者の頭部を肌触りの良
い上手側の厚布１上に位置せしめるものであって、着用
感に優れる、しかも前記網布３が視測を開放して該網布
３と吸水性厚布１との間におしめ収納空間を形成してお
り、上記の如く該空間におしめを収納することにより排
便の吸収効果を向上できると共に、該空間を視測にて開
放しているので、おしめの取り替えに際しても患者を敷
布上に寝かしたまま容易に取替作業を行うことが出来る
ものとして優れている。
性網布３を吸水性厚布１の上面に於ける用便受は部位に
設けたものであるから、患者の用便に対する対処を上記
のように好適に行い得る一方、患者の頭部を肌触りの良
い上手側の厚布１上に位置せしめるものであって、着用
感に優れる、しかも前記網布３が視測を開放して該網布
３と吸水性厚布１との間におしめ収納空間を形成してお
り、上記の如く該空間におしめを収納することにより排
便の吸収効果を向上できると共に、該空間を視測にて開
放しているので、おしめの取り替えに際しても患者を敷
布上に寝かしたまま容易に取替作業を行うことが出来る
ものとして優れている。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図は同上のＡ
−Ａ線断面図、第３図は同上のＢ−Ｂ線拡大断面図、第
４図は同上の底面図、第５図は使用状態を示す平面図で
ある。 図中、１・・・・・・吸水性厚布、２・・・・・・防水
性撥水性シート、３・・・・・・非吸水性網布 ４・・
・・・・吸水性当て布、５・・・・・・縁布、７・・・
・・・カバー布、１１・曲・網布の視測、Ｃ・・・・・
・敷布。
−Ａ線断面図、第３図は同上のＢ−Ｂ線拡大断面図、第
４図は同上の底面図、第５図は使用状態を示す平面図で
ある。 図中、１・・・・・・吸水性厚布、２・・・・・・防水
性撥水性シート、３・・・・・・非吸水性網布 ４・・
・・・・吸水性当て布、５・・・・・・縁布、７・・・
・・・カバー布、１１・曲・網布の視測、Ｃ・・・・・
・敷布。
Claims (1)
- 縦長の吸水性厚布１の下面に防水性撥水性シート２を当
てて周縁どうしを止め付け、前記吸水性厚布の上面の用
便受は部位に非吸水性網布３を裾側を開放した状態で止
め付けて敷布Ｃを構威し、該敷布の両側辺に外方へ展開
且つ内方へ折返し可能にカバー布７を止め付けて成る用
便吸収敷布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12825281U JPS607711Y2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 用便吸収敷布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12825281U JPS607711Y2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 用便吸収敷布 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5833028U JPS5833028U (ja) | 1983-03-03 |
| JPS607711Y2 true JPS607711Y2 (ja) | 1985-03-15 |
Family
ID=29921957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12825281U Expired JPS607711Y2 (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 用便吸収敷布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607711Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60125282U (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-23 | 土樋 孝義 | 二輪車用の暖房グリツプ |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP12825281U patent/JPS607711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5833028U (ja) | 1983-03-03 |
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