JPH063578Y2 - ナプキンシート - Google Patents
ナプキンシートInfo
- Publication number
- JPH063578Y2 JPH063578Y2 JP1990014188U JP1418890U JPH063578Y2 JP H063578 Y2 JPH063578 Y2 JP H063578Y2 JP 1990014188 U JP1990014188 U JP 1990014188U JP 1418890 U JP1418890 U JP 1418890U JP H063578 Y2 JPH063578 Y2 JP H063578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- toilet bowl
- napkin sheet
- napkin
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本案は寝たきりの老人または病人などが寝たままで大小
便の用がたせ、しかも使用後の後始末も簡単にできる寝
たきり用の差し込み（式）便器に取り付けて使用する、
排尿排便ナプキンシートに関するものである。
便の用がたせ、しかも使用後の後始末も簡単にできる寝
たきり用の差し込み（式）便器に取り付けて使用する、
排尿排便ナプキンシートに関するものである。
［従来の技術］ 寝たきりのままで用便の処理ができるものとして、従来
から、紙オムツ、ナプキン、シートなどの当て物が多く
考えられ、また近年小さな薄型の差し込み（式）便器を
用便時に人体でん部下側と敷ぶとんの間に差し入れる形
式のものがある。
から、紙オムツ、ナプキン、シートなどの当て物が多く
考えられ、また近年小さな薄型の差し込み（式）便器を
用便時に人体でん部下側と敷ぶとんの間に差し入れる形
式のものがある。
［考案が解決しようとする課題］ 寝たまま用便をさせ、その後始末をする考案は種々考え
られているが、非常に難しい点が多い。例えば紙オム
ツ、ナプキン、シートだけでは、汚物をうまく処理でき
ない。また、プラスチックの薄型の差し込み（式）便器
も、使用感や汚物処理に問題があった。つまり、ふとん
の中の人体でん部に差し入れると、でん部を冷たく刺激
し、用便後も使用のつど差し込み式便器を洗浄する必要
があるなど、かなりの手間を必要とした。
られているが、非常に難しい点が多い。例えば紙オム
ツ、ナプキン、シートだけでは、汚物をうまく処理でき
ない。また、プラスチックの薄型の差し込み（式）便器
も、使用感や汚物処理に問題があった。つまり、ふとん
の中の人体でん部に差し入れると、でん部を冷たく刺激
し、用便後も使用のつど差し込み式便器を洗浄する必要
があるなど、かなりの手間を必要とした。
［課題を解決するための手段］ 本考案は主として、薄型の差込み（式）便器全体を被覆
し、かつ差し込み（式）便器の用便受けの凹部に沿って
凹みを形成し、その凹部の中心部に取り付けた吸収袋に
よって便を吸収または溜め受け、用便後はそのナプキン
シートのみを便器からはずして、大小便を包むように小
さく畳み込み、汚物として処理できるものである。
し、かつ差し込み（式）便器の用便受けの凹部に沿って
凹みを形成し、その凹部の中心部に取り付けた吸収袋に
よって便を吸収または溜め受け、用便後はそのナプキン
シートのみを便器からはずして、大小便を包むように小
さく畳み込み、汚物として処理できるものである。
［作用］ 上述の構成とした本案ナプキンシートは、便器全体をシ
ートで被うため、ふとんの中に差し入れて使用する時、
人体でん部に冷感を与えなくてすみ、さらに用便が、便
器凹みのナプキンシートに排泄されるため、小便は便器
凹みの吸収袋に吸収されその他の便または汚物は凹みに
溜め、使用後ナプキンシートを便器よりはずして、小さ
く包み込んで処理することを可能とした。
ートで被うため、ふとんの中に差し入れて使用する時、
人体でん部に冷感を与えなくてすみ、さらに用便が、便
器凹みのナプキンシートに排泄されるため、小便は便器
凹みの吸収袋に吸収されその他の便または汚物は凹みに
溜め、使用後ナプキンシートを便器よりはずして、小さ
く包み込んで処理することを可能とした。
［実施例］ 以下、図面に従って本考案の実施例を説明する。
図中、Ａは本案に係るナプキンシートである。第１図
（イ）図は本案ナプキンシート（Ａ）の外観全体図、
（ロ）図はナプキンシート（Ａ）の平面図で（１）はシ
ート部、（４）は吸収袋、（７）はシート部（１）の裏
側へ図示のごとく折るかまたは別紙を貼着させるなど適
宜な方法で作ったポケット状の係止部を表す。第２図は
第１図（ロ）図のａａ線での断面図で、本案ナプキンシ
ート（Ａ）の構造をあらわす。シート部（１）は上面が
不織布またはポリラミネート紙（２）で下面はビニール
（３）で構成され、シート部の一端をやや先き細または
台形になるように下面（３）に向けて折り返し、折り返
し点でない他方を開放端とするポケット状の折り返し部
（８）をつくり係止部（７）とする。
（イ）図は本案ナプキンシート（Ａ）の外観全体図、
（ロ）図はナプキンシート（Ａ）の平面図で（１）はシ
ート部、（４）は吸収袋、（７）はシート部（１）の裏
側へ図示のごとく折るかまたは別紙を貼着させるなど適
宜な方法で作ったポケット状の係止部を表す。第２図は
第１図（ロ）図のａａ線での断面図で、本案ナプキンシ
ート（Ａ）の構造をあらわす。シート部（１）は上面が
不織布またはポリラミネート紙（２）で下面はビニール
（３）で構成され、シート部の一端をやや先き細または
台形になるように下面（３）に向けて折り返し、折り返
し点でない他方を開放端とするポケット状の折り返し部
（８）をつくり係止部（７）とする。
そして、このナプキンシート（Ａ）の中央部に吸収袋
（４）を固定させる。この吸収袋（４）の大きさは生理
用ナプキンよりも大きくし、吸収性に富むキルト綿、不
織布、高吸収ポリマー、カット綿やくず綿などの吸収素
材（６）を外被（５）で熱溶着、貼着などによって被っ
て、小さな凸状マットとする。
（４）を固定させる。この吸収袋（４）の大きさは生理
用ナプキンよりも大きくし、吸収性に富むキルト綿、不
織布、高吸収ポリマー、カット綿やくず綿などの吸収素
材（６）を外被（５）で熱溶着、貼着などによって被っ
て、小さな凸状マットとする。
第３図は本案をナプキンシート（Ａ）を使用する状態の
外観図で、（Ｂ）は差し込み便器、(11)は差し込み便器
（Ｂ）の把手である。第４図差し込み便器（Ｂ）におい
て（９）は先端差し込み部で厚みを非常に薄くし、ナプ
キンシート（Ａ）の折り返し部（８）を被せ、ナプキン
シート（Ａ）と差し込み便器（Ｂ）とを係止部（７）で
固定させる。そして中央部に用便を溜める凹部(10)を、
先端差し込み部（９）と反対側に持ち手(11)を有する。
本案ナプキンシート（Ａ）の吸収袋（４）は差し込み便
器（Ｂ）の凹部(10)に入り込むことを要件とする。そし
て第５図は用便後、本案ナプキンシート（Ａ）を差し込
み便器（Ｂ）から取りはずして、小さく包み込むように
折り畳んだ使用済みナプキンシート(12)をあらわす。
外観図で、（Ｂ）は差し込み便器、(11)は差し込み便器
（Ｂ）の把手である。第４図差し込み便器（Ｂ）におい
て（９）は先端差し込み部で厚みを非常に薄くし、ナプ
キンシート（Ａ）の折り返し部（８）を被せ、ナプキン
シート（Ａ）と差し込み便器（Ｂ）とを係止部（７）で
固定させる。そして中央部に用便を溜める凹部(10)を、
先端差し込み部（９）と反対側に持ち手(11)を有する。
本案ナプキンシート（Ａ）の吸収袋（４）は差し込み便
器（Ｂ）の凹部(10)に入り込むことを要件とする。そし
て第５図は用便後、本案ナプキンシート（Ａ）を差し込
み便器（Ｂ）から取りはずして、小さく包み込むように
折り畳んだ使用済みナプキンシート(12)をあらわす。
［考案の効果］ 上記したごとく本案ナプキンシート（Ａ）を差し込み便
器（Ｂ）に被ぶせて使用することによって、便器を使用
する本人も冷たさを感じることなく安心して用をたすこ
とができ、介護する人もナプキンシート（Ａ）を便器か
らはずして、包み込むように畳むことで後始末が簡単で
余分な手間をはぶける、使いごこち良く衛生的で、後始
末がよい効果がある。
器（Ｂ）に被ぶせて使用することによって、便器を使用
する本人も冷たさを感じることなく安心して用をたすこ
とができ、介護する人もナプキンシート（Ａ）を便器か
らはずして、包み込むように畳むことで後始末が簡単で
余分な手間をはぶける、使いごこち良く衛生的で、後始
末がよい効果がある。
第１図（イ）図は本案ナプキンシート（Ａ）の外観全体
図、第１図（ロ）図は本案ナプキンシート（Ａ）の平面
図、第２図は第１図（ロ）図ａａ線の断面図である。第
３図は差し込み便器（Ｂ）に本案ナプキンシート（Ａ）
をセットし使用できる状態をあらわす。第４図は差し込
み便器（Ｂ）の１例をあらわす外観図である。第５図は
使用後ナプキンシート（Ａ）で汚物を包みこんだ状態の
大きさをあらわす説明図である。 （Ａ）本案ナプキンシート、（Ｂ）差し込み便器 （１）シート部、（２）不織布またはラミネート紙、
（３）ビニール （４）吸収袋、（５）外被、（６）吸収素材、（７）係
止部 （８）折り返し部、(10)凹部、(11)持ち手 (12)使用済みナプキンシート
図、第１図（ロ）図は本案ナプキンシート（Ａ）の平面
図、第２図は第１図（ロ）図ａａ線の断面図である。第
３図は差し込み便器（Ｂ）に本案ナプキンシート（Ａ）
をセットし使用できる状態をあらわす。第４図は差し込
み便器（Ｂ）の１例をあらわす外観図である。第５図は
使用後ナプキンシート（Ａ）で汚物を包みこんだ状態の
大きさをあらわす説明図である。 （Ａ）本案ナプキンシート、（Ｂ）差し込み便器 （１）シート部、（２）不織布またはラミネート紙、
（３）ビニール （４）吸収袋、（５）外被、（６）吸収素材、（７）係
止部 （８）折り返し部、(10)凹部、(11)持ち手 (12)使用済みナプキンシート
Claims (1)
- 【請求項１】薄型の差し込み便器を充分被う大きさの、
上面が不織布またはラミネート紙、下面がビニールで構
成するシート部の長さ方向の一端に下面方向にポケット
状に係止部を設け、さらにシート部の中央部に吸収素材
を詰めた吸収袋を固定させたことを特徴とする差し込み
便器用ナプキンシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990014188U JPH063578Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ナプキンシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990014188U JPH063578Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ナプキンシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03104317U JPH03104317U (ja) | 1991-10-29 |
| JPH063578Y2 true JPH063578Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31517565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990014188U Expired - Lifetime JPH063578Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ナプキンシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063578Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018139632A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-13 | 第一衛材株式会社 | 吸収シート |
| JP6342047B1 (ja) * | 2017-07-21 | 2018-06-13 | 第一衛材株式会社 | 吸収シート |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6088554A (ja) * | 1983-09-23 | 1985-05-18 | パーソナル・プロダクツ・カンパニー | 使い捨て尿および糞便排出物収容製品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058987Y2 (ja) * | 1988-06-10 | 1993-03-05 |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1990014188U patent/JPH063578Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6088554A (ja) * | 1983-09-23 | 1985-05-18 | パーソナル・プロダクツ・カンパニー | 使い捨て尿および糞便排出物収容製品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03104317U (ja) | 1991-10-29 |
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