JPH0434834Y2 - - Google Patents

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JPH0434834Y2
JPH0434834Y2 JP3822990U JP3822990U JPH0434834Y2 JP H0434834 Y2 JPH0434834 Y2 JP H0434834Y2 JP 3822990 U JP3822990 U JP 3822990U JP 3822990 U JP3822990 U JP 3822990U JP H0434834 Y2 JPH0434834 Y2 JP H0434834Y2
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urine
bag
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urination
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は排便排尿処理袋に関し、より詳しくは
寝たきり老人や入院患者などがベツドにおいて排
便排尿処理器に被覆して用いる、排便排尿処理袋
に関するものである。
[従来の技術] 従来、寝たきり老人や入院患者などが用いる排
便排尿器は、第9図に示すように、使用に際して
看護人が排便排尿器11の把手12を持つてその
患者(図示せず)の尻の下に挿入し、同排便排尿
器11の凹状収納部13にあらかじめ看護人が新
聞紙などの紙Pを敷いてその上に排泄させ、その
後処理としては排泄した排便排尿をその紙Pに包
んで捨てたあと、同排便排尿器11を洗い、必要
に応じて消毒などするようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、前記排便排尿器内に紙を敷くという方
法は、排便排尿などの排泄物が紙を浸透して同器
に付着しやすいので、清潔性に欠け、その器を洗
うという後処理方法は作業性が悪い、という課題
があつた。
また、病院では排便排尿器を洗う場所や設備が
完備していても、一般のアパートやマンシヨンな
どにおける家庭看護の場合には、そのような場所
や設備がないので後処理に困る、という課題があ
つた。
本考案はこのような課題を解決することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は次のような
排便排尿処理袋を提供する。
すなわち本考案は、排便排尿を収納するための
凹状収納部を有する排便排尿器に被覆することが
できる防水性の排便排尿処理袋であつて、この袋
の片面の外側には、排尿を吸収して凝固させる吸
収凝固層と、この吸収凝固層を外側から被覆する
浸透性の不織布による被覆層とを有し、かつ前記
袋の片面にはこれら吸収凝固層と被覆層とともに
前記排便排尿器の凹状収納部に馴染ませるための
伸縮可能な襞を設けたことを特徴とする、排便排
尿処理袋である。
[作用] 上記構成において、排便排尿処理袋を排便排尿
器に被覆装着すると、前記排便排尿処理袋はこの
排便排尿器に固定される。
被覆層は浸透性により排尿を浸透して吸収凝固
層へ吸収させる。
吸収凝固層は前記吸収した排尿を凝固させる。
凝固した前記排尿は前記被覆層によつて覆われ
る。
前記被覆装着状態において、排便排尿処理袋の
片面は伸縮可能な襞によつて伸び、前記排便排尿
器の凹部形状に馴染み、凹状になる。
[実施例] 本考案の実施例について、以下図面にしたがつ
て本考案の構成が実際上どのように具体化される
かをその作用とともに説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、図
中、1は排便排尿処理袋で、この排便排尿処理袋
1は全体がポリエチレンなどの防水性を有するフ
レキシブルな片面2と他面3とからなり、その片
面2と他面3との間が開口された開口部4と、密
着閉口された底部5とを有する。
また、前記片面2の外側には排便排尿などの水
分を吸収してゼラチン状に凝固させる高分子の吸
収凝固層7を取り付け、さらにその吸収凝固層7
の外側に浸透性の不織布よりなる被覆層8を設け
ることによつて前記吸収凝固層を被覆する。
前記被覆層8の不織布よりなるため、肌触りが
良く、患者のデリケートな皮膚に接しても冷感シ
ョツクがない。
また、前記片面2側は前記吸収凝固層7ならびに
被覆層8とともに中央長手方向に折り畳んで成る
襞(ひだ)6を形成してある。
この襞6の開口部4付近6aは、前記片面2側
に密着され、また、同襞6の底部5側6bは、前
記互いに密着の片面2と他面3との間に挟持密着
されている。
したがつて、この襞6の開口部4側6aと底部5
側6bを除く中間部6cは、折り畳んだだけであ
るから密着されずフリーであり、その部分6cは
必要に応じて襞を伸ばすことができる。
第2図は同実施例の襞6の動作説明図であり、
片面2の襞6の中間部6cを広げた様子を現した
ものである。
また、この襞6の中間部6cを広げても、その
両端の開口部4側6aと底部5側6bは、襞6が
密着状態に形成されているので開かないことを示
している。
この片面2には吸収凝固層7と被覆層8が一体
的に取り付けられているので、前記襞6も同様に
前記吸収凝固層7と被覆層8を有する。
第3図は同実施例の排便排尿処理袋1の開口部
4を開いて排便排尿器11に被覆装着する様子を
示す図である。
この排便排尿器11は一般に用いられている従
来のものでよい。図中、12は排便排尿器11に
突設された把手で、この把手12は排便排尿器1
1を持ち易く扱い易いようにしたものであり、1
3は前記排便排尿器11の凹状収納部である。
第4図は排便排尿処理袋11に排便排尿処理袋
1を被覆装着した図であり、その排便排尿器11
の凹状収納部13の形状に対して、前記吸収凝固
層7および被覆層8を有する前記片面2を上から
手で押えるなどしてその形状に馴染ませ、中央部
付近を凹状としたものである。
この場合、前記片面2に設けた襞6によつて、
中央付近6cが伸びて前記凹状収納部13の形状
に一層よく馴染むものである。
なお、 図の開口部4内に見える12は排便排
尿器11の把手である。
第5図は、前記第4図のX−X線断面図であ
り、排便排尿処理袋1が排便排尿器11に被覆装
着され、吸収凝固7と被覆層8を有し、ともに襞
6を形成する片面2の中央付近を手で上から押す
ことによつてその襞6が伸び、排便排尿器11の
凹状収納部13の形状に片面2がよく馴染み、凹
状をなすことを示している。
したがつて、患者が排便排尿した場合、その排
泄物はこの凹状の排便排尿処理袋1の吸収凝固層
7と被覆層8とを有する片面2上に収納される。
この排便排尿処理袋1を構成する片面2と他面
3は防水性のため、前記排泄物の水分が浸透せ
ず、したがつて前記排泄物が排便排尿器11に直
接付着するおそれはない。
なお、排便排尿処理袋1の他面3は、装着した
排便排尿器11によつて押圧されるので、同袋1
は一層安定し、使用中に位置ずれのおそれがな
い。
第6図は前記第4図のY−Y線断面図であり、
排便排尿処理袋1の吸収凝固層7と被覆層8とを
有する片面2と、他面3とは底部5付近が密着形
成されて開かないことを示している。
第7図は同実施例の排便排尿処理袋を裏返す図
であり、排便排尿処理袋1襞6に排泄物9を収納
した後、その排便排尿処理袋1の開口部4を持つ
て裏返しながら、排便排尿器11から離脱させる
様子を示している。
第8図は同実施例の排便排尿処理袋を裏返した
図であり、この裏返した排便排尿処理袋1内の底
部5付近には、前記襞6に排泄され収納した排泄
物9が溜まつている。
この裏返した排便排尿処理袋1の開口部4付近
を紐などで縛ることにより、中の排泄物9は密封
されるので、その袋ごと所定の場所に廃棄するこ
とができるので後処理が容易である。
また、同袋1は防水性のため、前記排泄物が排便
排尿器11に付着しないから、清潔性に富むとと
もに、排便排尿器11をその都度洗う手間が省け
るなど、きわめて作業性がよいものであり、した
がつて看護人の負担を著しく軽減できるものであ
る。
なお、前記排便排尿処理袋1に芳香剤を染み込
ませるなどにより、後処理を一層快適にすること
ができる。
[考案の効果] 以上、本考案によれば、排便排尿処理袋は排便
排尿器に被覆装着することができるので、装着操
作が容易であるとともに、その袋は排便排尿器に
固定されて使用中の位置ずれがなく、安定性がよ
い。
また、排便排尿袋は片面の外側に吸収凝固層を
設けたので、液体の排尿が凝固し周囲に飛散しな
いので清潔性を保つことができる。
さらに、浸透性の不織布による被覆層を設けた
ので、使用時に肌触りがよい上、排尿を浸透して
前記吸収凝固層へ吸収させるとともに、その吸収
凝固層で吸収凝固された排尿を外側から被覆する
ので、後処理が容易である。
加えて、排便排尿処理袋は防水性としたので、
前記被覆装着された排便排尿器に排便排尿が浸透
付着のおそがなく、したがつて排便排尿器を使用
毎に洗う必要がなく、作業性が極めてよい。
その上、洗う設備や場所が不要であり、経済的
であるとともに、アパートやマンシヨンなど家庭
における使用を容易にする。
その上、排便排尿処理袋は片面に伸縮可能な襞を
設けたので、その片面は前記襞が伸びることによ
つて前記被覆装着した排便排尿器の凹部形状に容
易に馴染み、凹状とすることができる。そのため
凹状部分に排便や排尿を容易に収納することがで
きる。
また、前記使用後の排便排尿処理袋を裏返すこ
とによつて前記収納した排便や排尿を容易に密封
し、そのまま廃棄することができるから、後処理
が簡単且つ清潔で、看護人の負担を著しく軽減す
ることができる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同実施例の襞の作用説明図、第3図は同実施例の
排便排尿処理袋を排便排尿器に被覆装着する様子
を示す図、第4図は同被覆装着した図、第5図は
前記第4図のX−X線断面図、第6図は前記第4
図のY−Y線断面図、第7図は同実施例の排便排
尿処理袋を裏返す図、第8図は同袋を裏返した
図、第9図は従来例を示す斜視図である。 1……排便排尿処理袋、2……1の片面、6…
…襞、7……吸収凝固層、8……被覆層、11…
…排便排尿器、13……凹状収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排便排尿を収納するための凹状収納部を有する
    排便排尿器に被覆することができる防水性の排便
    排尿処理袋であつて、この袋の片面の外側には、
    排尿を吸収して凝固させる吸収凝固層と、この吸
    収凝固層を外側から被覆する浸透性の不織布によ
    る被覆層とを有し、かつ前記袋の片面にはこれら
    吸収凝固層と被覆層とともに前記排便排尿器の凹
    状収納部に馴染ませるための伸縮可能な襞を設け
    たことを特徴とする、排便排尿処理袋。
JP3822990U 1990-04-09 1990-04-09 Expired JPH0434834Y2 (ja)

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JP3822990U JPH0434834Y2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09

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JPH03129132U JPH03129132U (ja) 1991-12-25
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