JPS6075791A

JPS6075791A - スクロ−ル型圧縮装置

Info

Publication number: JPS6075791A
Application number: JP18277883A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Hatori; 羽鳥　三男; Shigemi Nagatomo; 長友　繁美; Kanji Sakata; 坂田　寛二; Makoto Hayano; 早野　誠
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-09-30
Filing date: 1983-09-30
Publication date: 1985-04-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、密閉容器内にスクロール型圧縮機構を収容し
てなるスクロール摩圧縮装置の改良に関する。

し発明のＲ景技術とその問題点」従来、低圧の圧縮装置として、スクロール型圧縮装置が
知られている。この圧縮装置は、一対のスクロール翼を
軸方向に組合せてＩｆ二二様機構構成したもので、小型
、尚効率、低損ｍ等の利点を備えている。

ところで、このようなスクロール型圧縮装ｋｆｆｉは、
通常、第１図に下すように構成されている。

すなわち、密閉容器１内のやや上方寄りの位置に上記苗
閉咎器Ｉ内を上下方向に仕切る形態にフレーム２ｆｃ固
定し、このフレーム２の上方ニスクロール型圧縮憬艙旦
を配置し、またフレーム２の下方に上記スクロール型圧
縮機Ｎｌ　ｓに駆動力を写えるモータ４を配置し、さら
に缶ｉＡｉ谷器１の底部に潤滑油５を収容したものとな
っている。

スクロール型圧縮機構旦は、固犀侠素１１と、この置屋
要素１１の下方に配置された可動要素１２とで構成され
ている。固定要素１１１−Ｌ、円板状の鏡板１３と、こ
のＸ娩板１３の一方の面周縁部に突設された環状壁１４
と、この環状壁１４で囲まれた部分に上記環状壁１４と
ほぼ等しい亮さに欠設されたスクロール翼ゼＩ５と、鏡
板１３の中央部に設けられた吐出口１６と、Ｑ板１３の
周縁部に設けられた吸込口１７とで構成されている。そ
して、上記のように構成された１カ１建装素ＩＩは、環
状壁１４Ｌ−よひスクロールυに７５の突出方向を下方
として上記環状壁Ｉ４の周縁バ１３がフレーム２の上面
に固定され、また、吸込口Ｉ７が市［ｙ１容器１の土壁
を気密に貫通して設けられた吸込管１８に接続されてい
る。一方、可動要素Ｉ２は、前記環状壁Ｉ４の内径より
大きい外洋の扉板Ｚ９と、この鏡板１９の一方の＋ｆｎ
にＭｆＪ　’を己スクロール翼１５の高さとはｔｈ等し
い尚さに突設されたスクロール翼２ｏと、鏡板１９の他
方の面中火部に突設式れた筒部２１とで構成されている
。そして、上記可動要素１２は、スクロール翼２０の突
設方向を上方として、上記スクロール翼２０とスクロー
ル翼１５とがかみ合い、かつ鏡板１９の周辺部がゑＪ扶
壁１４の１４Ｍ面に摺接するように装着され、この余情
状態が上記鏡板１９と前述したフレーム２との間に設け
られたオルダム機％４３７によって保持されている。

オルタム機１’ｉ４３　Ｚ　ＶＪ−１第２図に示すよう
に、−帥板１９の下面で、かつ尚部２１全境にして両μ
（１；に同一線上に位１直するように固定されたキー３
２ａ、３２ｂと、フレーム２の上面で、かつ上記キー３
２ａ、３２ｂの配列線と直焚する紗上に固定されたキー
３３　ａ　、　、３３　ｂと、これらキー３．ヲａ　、
　３３　ｂ　、　３２　ａ　、　、？　２　ｂかそれぞ
れ微小間隙をもって導入する鍔、？　４　ａ〜３４ｄを
上下面に有したリング３５とで構成逼れている。

しかして、前記フレーム２には、前記筒部２１の輔Ｉｂ
線とは偏〕１ノした軸受孔４Ｉが上下方向に貫通して設
けられている。この軸受孔４１は、筒部２１側に位置す
る部分が大径に形成されている。そして、上記軸受孔４
ノ内に前述したモータ４の回転軸４２が回転自在に支持
されている。回転軸４２には、前述した１ａＩｊ受孔４
Ｉの大径部分に位置する部分に大径部４３が形成されて
おジ、この大径部４３に前述した商都２１に嵌入する小
’１ｑＩＩ４４が形成されている。なお、回転１紬４２
は、その下端が潤滑油５内にｂ人する長さに形成されて
訃９、また内部には遠心ポンプ作用で用滑油５をｌｌｌ
１Ｉｌ受面や筒部２ノと小軸４４との嵌合部に汲み上け
る孔４５が形成されている。また、第１図中４６は密閉
容器１内の」二重方向中間部に通じて高圧ガスを送り出
す送出ｂ′をろくし、また４７は間圧ガス〉よひ潤滑油
全下方へ案内する而を示している。

しかして、この装置は次のようにしてガス圧縮を行なう
ようにしている。すなわち、モータ４を回転させると、
その回転力が輔４２を介して可動要素Ｉ２に伝えられる
。この場合、可動要素Ｚ２の筒部２１はｌ１ｑｌＩ４２
に苅しで偏心しており、また、オルダム＋Ｕ）ｇ３１に
よって支持されているので、この可動要素１２は自転の
伴なわない旋回運動を行なう口したがって・可′＃Ｊ要
素１２のスクロールに２０も旋回運動を竹なう。

この旋回運動に伴なって、スクロール翼１５゜２０間に
形成された、いわゆる圧縮室Ｐの容積が第３図（、）　
、　（ｂ）　、　（Ｃ）に示すように周ＪＩＪｊ的に小
さくなり、これによって圧縮逼れたガスが吐出口Ｉ６か
ら吐出され、圧縮装置としての伎能が兄］１卜される。

しかしながら、上記のように溝成烙れた従来のスクロー
ル型圧縮装置にｂっては次のような問題があった。すな
わち、この装置を夫除の冷凍ザイクルに組込んだ場合を
例にとると、蒸発器を通った低圧の冷媒が直接圧縮室Ｐ
内に導入されることになる。このため、ｆＬ仄り現象が
発生する虞れがある。この液戻り現象が発生すると、ス
クロール翼ｘ５．ｚｏを破損させる。したがって、従来
の装置では、蒸発器と吸込管１８との間に大きな容積の
気液分離器を設ける必要があった。このため、気液分離
器を設置するためのスペースが必要となシ、結果的に装
置全体が大型化する問題があった。また、笛閉容器Ｉ内
は品玉に保持され、この高圧内にモータ４が設置されて
いることになる。周知のように、ガスを圧縮して高圧化
させたとき、この前圧ガスは品温となる。このため、上
記構成でめると、モータ４の冷却に特別の工夫を画した
り、また温度開な余裕をみて当初から容−皆の大きなモ
ータを組込まなけれはならない問題もあった。

そこで、このような不具合を解消させるために、吐出管
４６′（ｉｌ−吸込管とし、また、吸込管１８を密閉Ｗ
　’／、’ｉ　Ｊの上壁と固定を素Ｚ１との間の空間に
接とシして１仕出管とし、また、固定要素ＩＩと可動要
素Ｉ２の慴接部同縁がら低圧ガスを圧縮’７ｐ内に吸込
ませるようにすることが考えられる。

このようにすると、密閉容器Ｉ内の下部空間を気液分離
器として利用でき、しかも低圧、低温のガスをモータ４
に接触させることができるので、前述した不具合ｆ：％
ｌ’７消させることができる。

しかしながら、上記のように構成した場合でも、この装
置！７．を良好に、つまり、圧縮室内でガス漏れが生じ
たり、摺動部に焼＠旬きが生じたりしない状態に保持す
るには、圧縮室内に適量の潤滑油を供給するとともに、
オルダム磯（ｉｔ等に適量の潤滑油を供給しなけれはな
らないことに変りない。特に、上述した構成を採用する
と可動要素の下面側が低圧となり、この結果、可動要素
に下向きの大きなスラスト力が加わるのでオルダム機構
の摺動部に焼き付きが起こる虞れがある。このため、上
述した焼きイ」き等の起こらない装［汽の出決が望まれ
ている。

し発明の目的Ｊ本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目白りとするところは、白Ｊ車力安累の下面側が低圧
雰囲気の条件下で使用されるものにおって、オルダム機
構を確実に保護することができ、もって信頼性の向上化
を図れるスクロール型圧縮装置を提供することにある。

〔弁明の批り侠〕

本発明は、オルダム機構のリング両面、つます摺接面に
旋回ストローク以下のピッチの油ｒＪ４を設けたことを
特徴と（〜ている。

し発明の効果Ｊ上記構成であると、油溝の存在によってオルダム１幾購
全体を良好に潤滑することができる・したがって、可動
戦累の下面側を低圧雰囲気の条件にしたときに起こり易
いオルダム機構の焼き付き等の発生を防止することがで
きる。それに加え、可動要素の下面側を低圧雰囲気とし
たときには、１↓縮室内に流入するガスの一部全上記油
溝内を経由させて、通流させることができる。したがっ
て、上記ガスの通流でオルダム機構を冷却することがで
きるので、より確実に焼き付き現象の発生を防止するこ
とができる。

〔発明の実弛例〕

以下、本発明の夾用例を図面を参照しながら説明する。

第４図にま？いて、図中１０１は、Ｆ９Ｌ侵に形成され
た穎；閉容器でろ９、この密閉容器１０１内の上方−？
Ｈジの位置には上記耐閉谷器１０７内を上下方向に仕切
る形態にフｌ／−Ｌ、１０２が固シメ烙れている。そし
て、フレーム１θ２の上刃にスクロール型圧縮イ幾構り
互ノが配置され、址だフレーム１０２の下方に上ＭＣ＝
Ｃニスクロール輛（幾９７１￥Ｌ互」に駆動力をｈえる
ためのモータ１０４が配置され、さらに柘閉容器１０１
の底部にはｆ１’＝”）滑油１０５が収容されている。

スクロール型圧ハイ浚構ＬＬｉは、公知のものと同様に
、固定要素１１１と、この固矩要索１１１の下方に配置
されたｌ′ｊＪ動女素１１２とで構成されている。１ｉ
ａＩ５ｉ　要素１１１は、円板状の鎖板１１３と、この
鏡板１１３の一方の面周縁部に突設された環状ｅＩＩ４
と、この環状壁１１４で囲まれた部分に上記環状壁１１
４とはほ等しい篩さに突設されたスクロールＲ１１５と
、鏡板Ｚ１３のほぼ中央部に設けられた吐出口ＺＩ６と
で構成されている。そして、上記環状６（７７４の内端
縁は、適蟲な曲率をもった曲面あるいは第５図（ａ）　
（ｂ）に示すようなテーノや而等の切欠き而１１７に形
成されている。しかして、上記のように構成された固定
裟累１１１は、環状壁１１４およびスクロール翼’ｘｉ
ｓの突出方向を下方として上り己環状壁Ｚ　Ｚ　４の周
縁部がｄζシルト１８によってフレーム１０２の上面周
縁部Ｖこ気密に固定されている。なお、固定時に固足費
紮１１１の上面にキャッゾ１１９が当てがわれ、このキ
ャッゾ１１９も前記ケルト１１８によって一体に１屋さ
れている。キャッゾ１１９は、鏡板７１、．３の上面と
の間に所足厚の間隙１２θを形１戎し得る大きさに形成
されており、この間隙１２０を形成する壁の一部に孔１
２１が形成されている。また、その側壁の一部には、後
述する旧滑油を案内するための孔１２２が形成されてい
る。一方、可動要素１７２は、前記環状壁１１４の内径
より若干大きい外径の鏡板１２３と、この鏡板１２３の
一方の面に前記スクロールＲ１１５の高さとほぼ等しい
隔さに突設されたスクロールＸ　Ｉ　２４と、鏡板１２
３の他方の曲中央部に突設された筒部Ｉ２゛５とで（薄
酸されている、上記鏡板１２３の前記スクロールＲ１２
４が突設されている側の面で周縁部は、第６図（ａ）　
（ｂ）に示すようにチーツク面等の切欠き面１２６に形
成されている。そして、上記のように構成された可動要
素１１２は、スクロール翼１２４の突出方向を上方とし
て、上記スクロール夛に１２４とｆＩｌ　ｇ己スクロー
ル夛λｌ　Ｚ　、５とがかみ合い、かつ鏡板１２３の周
辺部と前記ｍｌ状壁１１４の端間およびスクロール翼１
２４の昂１面と工契板１１３およびスクロールｐｇ　７
７　ｓの端面と鏡板１２３がそれぞれ摺接するように装
着場れ、この余液状態が上記鏡板１２３と前記フレーム
１０２との間に設けられたオルダム機構溝１３０によっ
て保持されている。

オルダム機構１３０Ｉ′ｉ、ψ板１２３の下面周縁部で
かつ鏡板１２３の中心’ｃ　１ｌｙｘって描かれる同一
線上の２個所に設けられたキーｍ１３１ａ、１３１ｂと
、このキー溝１３１　ａ　、　Ｚ　、９　Ｚ　ｂの１４
「１列方向と虱父する線上で、かつフレーム１０２の上
面に第７図に示すように設けられたキー詩１３２　ａ　
。

１３２ｂと、第７図に示すように一方の面に上６己キー
溝１３１ａ、１３１ｂに嵌入するキー１　、？　３　ａ
　、　Ｉ　３３　ｂ　ｆ：有するとともに他方の面に上
記キー尚１３２ｈ、１３２ｂＶＣ低入するキー　１３４
　ａ　、　１３４　ｂを有したリング１３５とで構成さ
れている。そして、上記リング１３５の両面にＱま、実
際には第８図に示すように摺動抵抗ｔ　ｉｓ少させるた
めの、たとえは網目状の油溝１３６が可動要素１１２の
旋回ストローク以下のピッチに形成されている。また、
前記各キー溝１３２ａ、Ｚ３２ｂ、１３１ａ、１３１ｂ
の内側面には、＠９図にキー溝１３２ｂで代表して示す
ようにキーとの３′１８ｊ！ｋＩｌｆｆｔ］棺を減少式
せるための拡口段部１３７が形成されている。

しかして、前記フレーム１０２には、前記町、：、動゛
粂累１１２の筒部１２５の軸心線に対して偏心した軸受
孔１４１が上下方向に貫通して設けられて・お９、この
軸受孔１４１の筒部１２５側に位置する部分は大径に形
成されている。そして、上記大径側のフレーム構ユへは
具体的には４４７図に示すように構成されている。すな
わち、最も外側に衝閉容器１０１の内径とほぼ等しい外
径を有するとともに内径がＦｊｉｌ記壌状壁環状４の内
径より大きく、上ＨＣ環状Ｑ７７４が日？−ルト１１８
で締刊は世１ボされるところの環状壁１４２が形成され
ており、この内倶ｊに前８じリングＩ　、？　５　ｆｆ
：受ける環状受は而１４５が一段低下して形成され、こ
の内（Ｆｉｌ＋にさらに一段低下して後述するスラスト
力軽減機構１４９を受ける環状受は面１４６が形成され
ている。そして、６受は面は、放射状に設けられた溝１
４７によって周方向に複数に分割されており、上記溝１
４７の少なくとも１つはフレーム１０２の壁に設けられ
内外を直接通じさせる孔１４８に通じている。なお、前
記キー溝１３２　ａ　、　１３２　ｂは、受は而１４５
に形成されている。上記スラスト力軽減機構１４９は、
具体的には、第１０図（ａ）（ｂ）　（Ｃ）に示すよう
に、前ＷｅｉＪ状受は而１４６に嵌入支持される環状体
１５０と、この環状体１５０の上面に刻設された環状溝
１５１と、上記上面で上６已項状溝１５１の内１４１１
訃よび外側にそれぞれ形成された上？ｒ６Ｑ状溝１５１
より浅くて細い環状溝１５２，１５３と、これら環状溝
Ｉ５２゜１５３内に一部がそれぞれ外方へ突出するよう
に−ｆｅＮされた、たとえば四弗化エチレン製のシール
リング１５４，１５５とで構成されている。

そして、クールリング１５４の外尚面下瑞部には同図（
、）に示すようにテーパ面１５６が形成されており、ま
た、シールリング１５５の内周面下端部にも同様なテー
パ面が形成されている。

また、前記溝１５１の周方向４個所位置には、この溝１
５　’１の深さと同じ深さで上記溝１５１を前記環状溝
１５２，１５３に連通させる有底孔１５７が形成されて
いる。そして前記−板１２３の内部には、スラストカ軽
減機構１４９を第４図に示すように装置した状態下で、
前すに環状１本１５１と、シールリング１５４，１５５
と、上記鏡板１２３の下面とで囲まれた空間勿常に圧縮
室Ｐの中圧ポートＳ　、　Ｓ’に連通させる孔１５８，
１５９が形成されている。

しかして、前記フレーム１θ２の軸受孔１４１には、前
記モータ１０４の回転軸１６０が回転自在に支持されて
いる。回転軸１６０には、軸受孔１４１０大径部分に位
置する部分に大径部１６１が形１３Ｗされており、この
大径部１６１に前述した筒部１２５に成人する小軸１６
２が突設されている。そして、上記回転軸１６０は、そ
の下端が潤滑油１０５中に侵入する長さに形成されてお
り、その下端部は密閉容器１０１の内面に支持拐２００
を介して支持された下部軸受１６３によって支持されて
いる。また、回転ｍ１６０内には遠心ボング作用で潤滑
油１０５を、軸受面や小０１１１６２と筒部１２５との
低合部に汲み上げる孔１６４が形１戊されている。この
孔１６４の入口部、つまり回転ｍ１６０の下端部に位置
する部分の形状は、回転軸１６０の下端１ｍ中央部から
上方に向けて延びる部分１６５と、この部分１６５から
半径方向に軸受１６３の１ノコ面捷で勉びる部分１６６
と、この部分１６６から下方へ回けて延びる部分１６７
と、この部分１６７から回転軸１６０の直径より僅かに
短かい長さたけ半径方向に延ひる部分１６Ｂとを組合せ
たものとなっている・しかして、Ｏｉ１記モータ１０４は、かご形の誘導ば動
槻によって構成されている。

また、Ａｉｌ記密閉容器１０１の側壁で前記スクロール
型圧縮磯購土ヱコとモータ１０４との間に位置する部分
には、上すじスクロール型圧縮機構１０３とモータ１０
４との間の全問１８θに連通ずる関係に吸込管１８１が
接続嘔れており、また、密閉容器１０１の土壁には、こ
の上壁と前記固疋貿素１ツノとの間に形成袋れた窒間Ｊ
　８２１ｃ連通する関係に吐出管１８３が接続されてい
る□ なお、第４図中１８４は、窒間１８２内に押し出された
Ｗ４　ｉ’ｔｆ？油をフレーム１０２より下方へ戻すた
めに環状壁１１４およびフレーム１０２に設けられた孔
を示し、１８５はノ々ランスウェイトを示し、１８６は
モータ１０４への給電用接続機構を示し、また１８７は
７閏滑油を通過させるための孔を示している。

次に上記のように構成された圧縮装置の動作を説、明す
る・１ず、モータ１０４に給電すると、回転軸１６０が回転
を開始し、この回転力が可動要素１１２に伝えらノＬる
。この場合、可動要素１１２の筒？Ａ１２５Ｖｉ回転軸
１６０医対して偏Ｉｂシて設けられた小軸１６２と嵌合
しＣお９、しかもオルダム機１１１３０によって５Ｌ持
されでいるので、この可動戟素１１２は自転の伴なわな
いノ従回運動を行なう。したがって、可動Ｖ累１１２に
設けられたスクロール翼１２４も旋回運動を行々う。こ
の旋回連動に１手なって、スクロール翼１１５とスクロ
ール翼１２４との間に形成された圧縮室Ｐの容積が第３
図ＶＣ７１りしたように１勺期的に小さくなり、これに
よって圧縮されたガ゛スが吐出口１１６から吐出される
。吐出された高圧ガスはキャップ１１９によって形成さ
れた間隙１２０〜キヤツグ１１９に設けられた孔１２１
〜空間１８２ｆ：弁して吐出管１８３から送り出される
。一方、上Ｓ己のように町動俊素１１２が旋回運動する
と、この可動費素１１２の鏡板Ｚ　２．３の上面周縁部
と固足要素１１１の環状壁１１４における内端縁部とに
切欠き面１２６．１１７が形成されていることが有効に
作用して圧縮、ｄ　ｐの周縁部がフレーム１θ２に形成
されている受け面１４５上の空間に常に連通した状態と
なる。受は面１４５上の全問は、フレーム１０２に放射
状に設けられた溝１４７等を介して孔１４８に通じ、ま
た、この孔１４８は空間１８０’ｉｚ介して吸込管１８
１に刑じているので、結局、低圧のガ゛スは上ｈ［：吸
込管１８１〜空間１８θ〜Ｊ１１４８〜受は面１４５上
の空間を経由して圧縮室Ｐ内の低圧ボートに吸込１れる
ことになり、ここに圧縮装置としての機能１８１を介し
て流れ込んだ低圧力ス中に冷媒等の液が混入（〜でいて
も、この敵は全問１８０内を移行する間に下方へ洛下し
、ｍｌ滑油１０５が溜っているタンク１０１の底部へと
移行しようとする。なお、モータ１０４が自己発熱して
いるので、落下−シた故は上記熱によってガス化きれ、
すてにガ′ス化しているものの流れにｌ尾大して圧縞室
Ｐ内へと移動する。（−たがって、全問１８０は気液分
離器と全く同じ作用をしていることになり、この空間１
８０ｃＤ存在、つまり、このようなガ゛ス流路のイｊ在
によってスクロール４７　ｚ　ｓ　、　７２４の破損が
防止される。

一方、上呂［２のようにモータＩθ４が回転すると、潤
滑油１０５の一部は、孔１６４の形状に伴なう遠心ポン
グ作用に上って孔１６４内の上方へと汲み上げられる。

この汲み上Ｃすられた潤滑油は、＋１＋ｌｌＩ受孔１４
１の内周面を収滑した後、小軸１６２と筒部１２５との
嵌合部を潤滑し、続いて孔１８７を介してオルダム機構
１３０が設けられている部分を潤滑し、その後、一部が
孔１４８から下方へと流下し、残りが圧縮室Ｐ内へと浸
入して圧縮室Ｐ内の摺動部を１１ｉ滑する。

そして圧縮室Ｐ内に入り込んだｍｌ滑油は、最終的に吐
出孔１１６から排出された後、キャップ１１９に設けら
れた孔１２２および孔１８４を介して下方へと流下する
。したがって、吐出管１８３からは潤滑油の混入してい
ない高圧ガスが吐出されることになる。

また、上述の如く、可動要素１１２が、旋１司運動を行
なって、圧縮動作が行なわれると、圧縮室Ｐ内が高圧に
なるので、可動要素１１２が下向きの力を受け、この力
がオルダム＠Ｆ４１３ｏ。

フレーム１０２の受け面１４５等に加わり、これらの要
素の摺＃ｌ損失が増加する虞れがある。

しかし、この実施例の場合、スラストカ軽減機構１４９
が次のようにして、それを防止している。すなわち、ス
ラストカ軽減４Ｇ構１４９の環状体１５０、シールリン
グ１５４．１５５、および鏡板１２３で囲まれた環状空
間は、孔１５８゜１５９を介して常に、圧縮室Ｐのいわ
ゆる中圧ポートｓ　、　ｓ’に辿している。したがって
、駒数１２３は、」二記環状空［１」１内のガス圧によ
って」二方に向かう力を受け、この力の召−在によって
鎌板１２３が受ける下向きの力が軽技されることになる
。したがって、錘板１２３が受ける下向きの力が軽減さ
れる。なお、可動要素１１２に加わる丁向きの力は、圧
縮空間の位置の変化に伴なって脈動する。このため、ス
ラストカ１径減機惧１４９から＾圧ガスが低圧側に舶れ
る虞）１゜があるが、この実弛例に訃いては、第１．０
図に示したように環状溝１５１と７−ルリング１５４゜
１５５が装置される環状溝１５２　、　Ｉ　５　、？と
を連通させる上底孔１５７’ｉｚ設けているので、ソー
ルリング１５４，１５５には指に、第１．０図（Ｃ）に
実線矢印で示すような力、つまりシールリング１５４，
１５５を鏡板１２３の下面に押し付ける力が作用する。

したがって、この押しイ１１けによって高圧ガスの漏れ
が防止される。

このように、オルダム機ＩＩＩ　１３０のリング１３５
の摺動１イロに可動要素ＩＩ２の旋回ス’ｐ口−り以上
のピッチの油ｍ１３６を設けている。

したがって、オルダム機構１３０を確実に潤滑すること
ができ、このｍ％１ｚ３ｏの・ムＩＬき例きを防止でき
る。−また、圧縮室Ｐ内に流入するガスの一部を上記油
溝１３６内に通流させることができるので、このガスに
よってオルダム機構ｚ　、９　ｏを冷却することができ
、より錐実に焼き付きや摺動損失の増加を防止すること
がでさ、結局、ｈｌ（述した効果が得られる。

なお、本発明は上述した実施例に限定烙れるものではな
い。すなわち、上述した実施例ではオルダム機↑ｈとし
てリングＱＣキーを一体的に突設したものを用いている
か、第１１図に示すよりにリングＺ−，９５ｉ則Ｖこキ
ーＭ、？　０７　ａ　、ｚｏｚｂ。

２０２ｇ、２０２ｂを設け、可動Ｘり素１１２および支
は而１４５にキーを突設するようにしたものを用いても
よい。また、リング１３５の両面に設けられる油溝は網
目状に限らず、第１１図に承すようにリング１３５の中
央に向かう方平行の油溝でもよい。

４図面のｍｊ羊なｈシＩＬ明第１図は従来のこの棟の装置の縦断面図、第２図は同装
置に組込まれたオルダム機構の説明図、第３図は同装置
の圧縮原理を説明するための図、第４図は本発明の一実
施例に係るスクロール型圧縮装置の縦断面図、第５図（
ａ）は同装置仇における固定要素の下面図、同図（ｂ）
は＜ａ）におけるＡ−Ａ線に沿って切断し矢印方向にみ
た設置条件下の断面図、第６図（ａ）（は同装置におけ
る５Ｊ動要素の上面図、同図（ｂ）は（ａ）におけるＢ
−Ｂ〜切断矢視図、第７図は同装置Ｖｔｌおけるフレー
ムの上部たけを取り出して示す一部切欠分ルγ斜視図、
第８図は同装置６．におけるオルダム機構”Ｕ　！Ｉ！
ｒの平面図、第９図は同オルダム機（７４のキー前の形
状を説明するための図、第１Ｏ図（ａ）は同装置に組込
まれたスラストブ月経減俵悄の上面図、同図（ｂ）　Ｉ
ｌ′１（ａ）　ＶＣおけるｃ−ｅ線矢視図、同図（Ｃ）
ｌｌ−１：同機構に組込まれたシールリングの形状を説
明するための図、第１１図（ａ）は別の実施例に係るオ
ルダム機構のリング平面図、同図（ｂ）は（ａ）におけ
るＤ−Ｄ線切断矢視図である。

１０１・密閉容器、１０２・・・フレーム、１０３・・
・スクロール型圧縮Ｊ幾構、１０４・・・モータ、１０
５・・潤滑油、１１１・・・固定要素、７１２・°可動
悲素、１１５．１２４・・・スクロール訝、１１６・・
・吐出口、１３０・・オルダム４炊構、１３５　・・・
リング、１３６，１３６ａ−油溝、１４１・・軸受孔、
１４３・・・環状溝、１４７・・・？１４．１４８・・
・孔、１６ｏ・・・回転軸、１６４・・・遠心ｓ’＜ン
グ用の孔、１７０・・・回転子、１７１・・・固足子、
１８０．１８２・・空間、１８１・・・吸込管、１８３
・・・吐出盲。

出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第　５　図（ａ）（ｂ）１１’／　１１４第６図（ａ）（ｂ）ＺＪ第　７１ヌ１第８図；１．；　９図（ｂ）（Ｃ）第１１図（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

互いを軸方向に接合させて互いの間で圧縮室を構成する
形状にそれぞれが形成されるとともに上記圧縮室内で互
いにかみ合うスクロール翼をそれぞれがイイした固定要
素と可動炊素とからなるスクロール型圧縮機構を、上記
固定要紫金上側に、上古ピ町動要素を下側に位ｉ直さセ
て密閉容器内に収容し、上記可動要素の下面側を低圧雰
囲気の条件にして上記纜閉谷器内の下部に設けられたモ
ータの動力で上記可動要素をオルダムｔ’Ａ　ｌｔ＃に
呆内烙ぜて自転の伴なわない旋回運動させることりこよ
シガス圧縮を行なわせるようにしたスクロール型圧縮装
置において、前記オルダム４歳（再のリングの摺動面に
は前記旋回運動のストローク以下のピッチの油溝が設け
られてなること全性徴とするスクロール型圧縮装置。