JPH0436275B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0436275B2
JPH0436275B2 JP58180499A JP18049983A JPH0436275B2 JP H0436275 B2 JPH0436275 B2 JP H0436275B2 JP 58180499 A JP58180499 A JP 58180499A JP 18049983 A JP18049983 A JP 18049983A JP H0436275 B2 JPH0436275 B2 JP H0436275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable element
scroll
annular
annular groove
type compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58180499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6073080A (ja
Inventor
Kanji Sakata
Shigemi Nagatomo
Makoto Hayano
Mitsuo Hatori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP58180499A priority Critical patent/JPS6073080A/ja
Priority to AU33492/84A priority patent/AU560486B2/en
Priority to EP84306564A priority patent/EP0143526B1/en
Priority to DE8484306564T priority patent/DE3482276D1/de
Priority to KR1019840005950A priority patent/KR870000015B1/ko
Publication of JPS6073080A publication Critical patent/JPS6073080A/ja
Priority to US06/903,872 priority patent/US4696630A/en
Publication of JPH0436275B2 publication Critical patent/JPH0436275B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/28Safety arrangements; Monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0021Systems for the equilibration of forces acting on the pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • F04C29/023Lubricant distribution through a hollow driving shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/70Safety, emergency conditions or requirements
    • F04C2270/72Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/10Purpose of the control system
    • F05B2270/109Purpose of the control system to prolong engine life
    • F05B2270/1097Purpose of the control system to prolong engine life by preventing reverse rotation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、密閉容器内にスクロール型圧縮機構
を収容してなるスクロール型圧縮装置の改良に関
する。 〔発明の背景技術とその問題点〕 従来、低圧の圧縮装置として、スクロール型圧
縮装置が知られている。この圧縮装置は、一対の
スクロール翼を軸方向に組合せて圧縮機構を構成
したもので、小型、高効率、低振動等の利点を備
えている。 ところで、このようなスクロール型圧縮装置
は、通常、第1図に示すように構成されている。
すなわち、密閉容器1内のやや上方寄りの位置に
上記密閉容器1内を上下方向に仕切る形態にフレ
ーム2を固定し、このフレーム2の上方にスクロ
ール型圧縮機構を配置し、またフレーム2の下
方に上記スクロール型圧縮機構3に駆動動力を与
えるモータ4を配置し、さらに密閉容器1の底部
に潤滑油5を収容したものとなつている。 スクロール型圧縮機構3は、固定要素11と、
この固定要素11の下方に配置された可動要素1
2とで構成されている。固定要素11は、円板状
の鏡板13と、この鏡板13の一方の面周縁部に
突設された環状壁14と、この環状壁14で囲ま
れた部分に上記環状壁14とほぼ等しい高さに突
設されたスクロール翼15と、鏡板13の中央部
に設けられた吐出口16と、鏡板13の周縁部に
設けられた吸込口17とで構成されている。そし
て、上記のように構成された固定要素11は、環
状壁14およびスクロール翼15の突出方向を下
方として上記環状壁14の周縁部がフレーム2の
上面に固定され、また、吸込口17が密閉容器1
の上壁を気密に貫通して設けられた吸込管18に
接続されている。一方、可動要素12は、前記環
状壁14の内径より大きい外径の鏡板19と、こ
の鏡板19の一方の面に前記スクロール翼15の
高さとほぼ等しい高さに突設されたスクロール翼
20と、鏡板19の他方の面中央部に突設された
筒部21とで構成されている。そして、上記可動
要素12は、スクロール翼20の突設方向を上方
として、上記スクロール翼20とスクロール15
とがかみ合い、かつ鏡板19の周辺部が環状壁1
4の端面に摺接するように装着され、この装着状
態が上記鏡板19と前述したフレーム2との間に
設けられたオルダム機構31によつて保持されて
いる。 オルダム機構31は、第2図に示すように、鏡
板19の下面で、かつ筒部21を境にして両側に
同一線上に位置するように固定されたキー32
a,32bと、フレーム2の上面で、かつ上記キ
ー32a,32bの配列線と直交する線上に固定
されたキー33a,33bと、これらキー33
a,33b,32a,32bがそれぞれ微小間隙
をもつて嵌入する溝34a〜34dを上下面に有
したリング35とで構成されている。 しかして、前記フレーム2には、前記筒部21
の軸心線とは偏心した軸受孔41が上下方向に貫
通して設けられている。この軸受孔41は、筒部
21側に位置する部分が大径に形成されている。
そして、上記軸受孔41内に前述したモータ4の
回転軸42が回転自在に支持されている。回転軸
42には、前述した軸受孔41の大径部分に位置
する部分に大径部43が形成されており、この大
径部43に前述した筒部21に嵌入する小軸44
が形成されている。なお、回転軸42は、その下
端が潤滑油5内に侵入する長さに形成されてお
り、また内部には遠心ポンプ作用で潤滑油5を軸
受面や筒部21と小軸44との嵌合部に汲み上げ
る孔45が形成されている。また、第1図中46
は密閉容器1内の上下方向中間部に通じて高圧ガ
スを送り出す吐出管を示し、また47は高圧ガス
および潤滑油を下方へ案内する溝を示している。 しかして、この装置は次のようにしてガス圧縮
を行なうようにしている。すなわち、モータ4を
回転させると、その回転力が軸42を介して可動
要素12に伝えられる。この場合、可動要素12
の筒部21は軸42に対して偏心しており、ま
た、オルダム機構31によつて支持されているの
で、この可動要素12は自転の伴なわない旋回運
動を行なう。したがつて、可動要素12のスクロ
ール翼20も旋回運動を行なう。この旋回運動に
伴なつて、スクロール翼15,20間に形成され
た、いわゆる圧縮室Pの容積が第3図a,b,c
に示すように周期的に小さくなり、これによつて
圧縮されたガスが吐出口16から吐出され、圧縮
装置としての機能が発揮される。 しかしながら、上記のように構成された従来の
スクロール型圧縮装置にあつては次のような問題
があつた。すなわち、この装置を実際の冷凍サイ
クルに組込んだ場合を例にとると、蒸発器を通つ
た低圧の冷媒が直接圧縮室P内に導入されること
になる。このため、液戻り現象が発生する虞れが
ある。この液戻り現象が発生すると、スクロール
翼15,20を破損させる。したがつて、従来の
装置では、蒸発器と吸込管18との間に大きな容
積の気液分離器を設ける必要があつた。このた
め、気液分離器を設置するためのスペースが必要
となり、結果的に装置全体が大型化する問題があ
つた。また、密閉容器1内は高圧に保持され、こ
の高圧内にモータ4が設置されていることにな
る。周知のように、ガスを圧縮して高圧化させた
とき、この高圧ガスは高温となる。このため、上
記構成であると、モータ4の冷却に特別の工夫を
施したり、また温度的な余裕をみて当初から容量
の大きなモータを組込まなければならない問題も
あつた。 そこで、このような不具合を解消させるため
に、吐出管46を吸込管とし、また、吸込管18
を密閉容器1の上壁と固定要素11との間の空間
に接続して吐出管とし、また、固定要素11と可
動要素12の摺接部周縁から低圧ガスを圧縮室P
内に吸込ませるようにすることが考えられてい
る。 このようにすると、密閉容器1内の下部空間を
気液分離器として利用でき、しかも低圧、低温の
ガスをモータ4に接触させることができるので、
前述した不具合を解消させることができる。 しかしながら、上記のように構成した場合、新
たに次のような問題が起こる。すなわち、可動要
素12が旋回運動を行なつて圧縮動作が行なわれ
ると、圧縮室P内が高圧となるので、可動要素1
2に下向きのスラスト力が作用する。このスラス
ト力は、たとえば5程度のもので第4図に示す
ように数100Kgにも達する。なお第4図中Aは吐
出圧Pd=32Kg/cm2g、吸込圧、Ps=5.4Kg/cm2
の場合を示し、BはPd=21Kg/cm2g、Ps=5.4
Kg/cm2gの場合を示し、CはPd=10Kg/cm2g、
Ps=10Kg/cm2gの場合を示している。このスラ
スト力は、オルダム機構等の摺動部に加わるの
で、摺動損失が増加し、入力が増加するばかり
か、焼き付き現象の原因にもなる。また、スラス
ト力が大きいとスクロール翼15,20における
先端部が各鏡板から離れ、間隙が発生する。この
ように間隙が発生すると、圧縮ガスの漏れが増加
するので必然的に性能の低下を招くことになる。
そこで、上述した不具合を解消させるために、特
公昭57−23793号公報では可動要素の背面側に、
上記背面によつて閉じられたいわゆる受圧部屋を
設け、この受圧部屋と圧縮室内の中圧ポートとを
連通させることによつて、前述したスラスト力を
減少させるようにしている。しかしながら、この
ものは、モータの回転軸と可動要素とをカツプリ
ングさせる部分、つまり偏心連結機構部分まで上
述した受圧部屋内に位置させるようにしているの
で、モータを低圧側に配置しようとする次のよう
な問題があつた。すなわち、この種の圧縮装置に
あつて、オルダム機構の潤滑、偏心連結機構の潤
滑、圧縮室内の潤滑等を行なうには第1図に示し
たようにモータの回転軸内に遠心ポンプ機能を発
揮する孔を設け、この孔を使つて密閉容器内の底
部に収容されている潤滑油を汲み上げ、これを上
述した各摺動部へ分配することが何かと得策であ
る。しかし、可動要素の背面側に受圧部屋を設
け、この受圧部屋内に偏心連結機構までも位置さ
せるようにした圧縮装置にあつては、受圧部屋内
が中圧で潤滑油の溜つている部分が低圧となるの
で、遠心ポンプ作用で潤滑油を汲み上げることが
できない。このため、各摺動部を潤滑するために
格別な給油機構を組込まなければならず、この結
果、全体の構成が複雑化し、しかも起動時の信頼
性を確保するために部品点数が増えるなどの問題
があつた。 〔発明の目的〕 本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、可動要素の下面
側が低圧雰囲気の条件下で使用されるものにあつ
て、構成の複雑化を招くことなく、可動要素に加
わる反固定要素方向のスラスト力を大幅に減少さ
せることができるとともに各摺動部を良好に潤滑
でき、もつて入力の低減化、焼付きの防止化およ
び性能の向上化を図れるスクロール型圧縮装置を
提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明は、可動要素の背面側が低圧雰囲気の条
件下で使用されるものにあつて、可動要素の背面
に摺接して設けられ上記背面とでこの背面に沿う
閉じられた環状空間を形成する当て部材と、前記
可動要素に設けられ圧縮室で圧縮されたガスの一
部を前記環状空間内に導く連通路とからなるスラ
スト力軽減機構を設けたことを特徴としている。 〔発明の効果〕 上記構成であると、圧縮室で圧縮されたガスの
一部が前述した連通路を介して環状空間内に入り
込む。したがつて、環状空間内は高い圧力に保持
される。環状空間内は、可動要素の背面をその一
部として構成されているので、可動要素には固定
要素側に向かう力が作用する。したがつて、この
固定要素側に向かう力によつて、反固定要素側に
向かうスラスト力は大幅に軽減されることにな
る。このため、反固定要素側に向かう力が原因し
て起こる入力増加や焼き付き等の発生を防止する
ことができる。そして、この場合には、前述のよ
うに形成された当て部材を可動要素の背面に摺接
するように設けているので、スラスト力を打消す
ための、いわゆる受圧部屋内に、モータの回転軸
と可動要素とを連結するための偏心連結機構を位
置させる必要は全くない。したがつて、モータの
回転軸内に遠心ポンプ用の孔を設け、この孔で潤
滑油を汲み上げて各摺動部に潤滑油を供給すると
言う理想的な給油形態を採用することができ、構
成の複雑化を招くことなく良好な潤滑を行なわせ
ることができる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。 第5図において、図中101は、縦長に形成さ
れた密閉容器であり、この密閉容器101内の上
方寄りの位置には上記密閉容器101内の上方寄
りの位置には上記密閉容器101内を上下方向に
仕切る形態にフレーム102が固定されている。
そして、フレーム102の上方にスクロール型圧
縮機構103が配置され、またフレーム102の
下方に上記スクロール型圧縮機構103に駆動動
力を与えるためのモータ104が配置され、さら
に密閉容器101の底部には潤滑油105が収容
されている。 スクロール型圧縮機構103は、公知のものと
同様に、固定要素111と、この固定要素111
の下方に配置された可動要素112とで構成され
ている。固定要素111は、円板状の鏡板113
と、この鏡板113の一方の面周縁部に突設され
た環状壁114と、この環状壁114で囲まれた
部分に上記環状壁114とほぼ等しい高さに突設
されたスクロール翼115と、鏡板113のほぼ
中央部に設けられた吐出口116とで構成されて
いる。そして、上記環状壁114の内端縁は、適
当な曲率をもつた曲面あるいは第6図a,bに示
すようなテーパ面等の切欠き面117に形成され
ている。しかして、上記のように構成された固定
要素111は、環状壁114およびスクロール翼
115の突出方向を下方として上記環状壁114
の周縁部がボルト118によつてフレーム102
の上面周縁部に気密に固定されている。なお、固
定時に固定要素111の上面にキヤツプ119が
当てがわれ、このキヤツプ119も前記ボルト1
18によつて一体に固定されている。キヤツプ1
19は、鏡板113の上面との間に所定厚の間隙
120を形成し得る大きさに形成されており、こ
の間隙120を形成する壁の一部に孔121が形
成されている。また、その側壁の一部には後述す
る潤滑油を案内するための孔122が形成されて
いる。一方、可動要素102は、前記環状壁11
4の内径より若干大きい外径の鏡板123と、こ
の鏡板123の一方の面に前記スクロール翼11
5の高さとほぼ等しい高さに突設されたスクロー
ル翼124と、鏡板123の他方の面中央部に突
設された筒部125とで構成されている。上記鏡
板123の前記スクロール翼124が突設されて
いる側の面で周縁部は、第7図a,bに示すよう
にテーパ面等の切欠き面126に形成されてい
る。そして、上記のように構成された可動要素1
12は、スクロール翼124の突出方向を上方と
して、上記スクロール翼124と前記スクロール
翼115とがかみ合い、かつ鏡板123の周辺部
と前記環状壁114の端面およびスクロール翼1
24の端面と鏡板113およびスクロール翼11
5の端面と鏡板123がそれぞれ摺接するように
装着され、この装着状態が上記鏡板123と前記
フレーム102との間に設けられたオルダム機構
130によつて保持されている。 オルダム機構130は、鏡板123の下面周縁
部で、かつ鏡板123の中心を通つて描かれる同
一線上の2個所に設けられたキー溝131a,1
31bと、このキー溝131a,131bの配列
方向と直交する線上で、かつフレーム102の上
面に第8図に示すように設けられたキー溝132
a,132bと、第8図に示すように一方の面に
上記キー溝131a,131bに嵌入するキー1
33a,133bを有するとともに他方の面に上
記キー溝132a,132bに嵌入するキー13
4a,134bを有したリング135とで構成さ
れている。そして、上記リング135の両面に
は、実際には第9図に示すように摺動抵抗を減少
させるための、たとえば網目状の油溝136が形
成されている。また、前記各キー溝132a,1
32b,131a,131bの内側面には、第1
0図にキー溝132bで代表して示すようにキー
との摺動面積を減少させるための拡口段部137
が形成されている。 しかして、前記フレーム102には、前記可動
要素112の筒部125の軸心線に対して偏心し
た軸受孔141が上下方向に貫通して設けられて
おり、この軸受孔141の筒部125側に位置す
る部分は大径に形成されている。そして、上記大
径側のフレーム構造は具体的には第8図に示すよ
うに構成されている。すなわち、最も外側に密閉
容器101の内径とほぼ等しい外径を有するとと
もに内径が前記環状壁114の内径より大きく、
上記環状壁114がボルト118で締付け固定さ
れるところの環状壁142が形成されており、こ
の内側に環状溝143を介して前記鏡板123の
下面周辺部を受ける環状受け面144が一段低下
して形成され、この内側に前記シリンダ135を
受る環状受け面145がさらに一段低下して形成
され、この内側にさらに一段低下して後述するス
ラスト力軽減機構149を受ける環状受け面14
6が形成されている。そして、各受け面は、放射
状に設けられた溝147によつて同方向に複数に
分割されており、上記溝147の少なくとも1つ
はフレーム102の壁に設けられ内外を直接通じ
させる孔148に通じている。なお、前記キー溝
132a,132bは受け面145に形成されて
いる。上記スラスト軽減機構149は、具体的に
は、第11図a,b,cに示すように、前記環状
受け面146に嵌入支持される環状体150と、
この環状体150の上面に刻設された環状溝15
1と、上記上面で上記環状溝151の内側および
外側にそれぞれ形成された上記環状溝151より
浅くて細い環状溝152,153と、これら環状
溝152,153内に一部がそれぞれ外方へ突出
するように装着された、たとえば四弗化エチレン
製のシールリング154,155とで構成されて
いる。そして、シールリング154の外周面下端
部には同図cに示すようにテーパ面156が形成
されており、また、シールリング155の内周面
下端部にも同様なテーパ面が形成されている。ま
た、前記溝151の周方向4個所位置には、この
溝151に深さと同じ深さで上記溝151を前記
環状溝152,153に連通させる有底孔157
が形成されている。そして前記鏡板123の内部
には、スラスト力軽減機構149を第5図に示す
ように装着した状態下で、前記環状体151と、
シールリング154,155と、上記鏡板123
の下面とで囲まれた環状空間Qを常に圧縮室Pの
高圧ポートRおよび中圧ポートSに連通させる孔
158,159が形成されている。なお、孔15
8の高圧ポートR側に位置する入口は第7図aに
示すようにスクロール翼124の最内端の内側に
位置している。 しかして、前記フレーム102の軸受孔141
には、前記モータ104の回転軸160が回転自
在に支持されている。回転軸160には、軸受孔
141の大径部分に位置する部分に大径部161
が形成されており、この大径部161に前述した
筒部125に嵌入する小軸162が突設されてい
る。そして、上記回転軸160は、その下端が潤
滑油105中に侵入する長さに形成されており、
その下端部は密閉容器101の内面に支持材20
0を介して支持された下部軸受163によつて支
持されている。また、回転軸160内には遠心ポ
ンプ作用で潤滑油105を、軸受面や小軸162
と筒部125との嵌合部に汲み上げる孔164が
形成されている。この孔164の入口部、つまり
回転軸160の下端部に位置する部分の形状は、
回転軸160の下端面中央部から上方に向けて延
びる部分165と、この部分165から半径方向
に下部軸受163の内面まで延びる部分166
と、この部分166から下方へ向けて延びる部分
167と、この部分167から回転軸160の直
径より僅かに短かい長さだけ半径方向に延びる部
分168とを組合せたものとなつている。 しかして、前記モータ104は、かご形の誘導
電動機によつて構成されている。一方、前記回転
子170の上端に突設されたバランスウエイト1
73と、前記フレーム102との間にはラチエツ
ト式の反転防止機構174が設けられており、こ
の反転防止機構174は具体的には第12図に示
すように構成されている。すなわち、バランスウ
エイト173の内面側に回転中心線方向に向かう
有底孔175を設け、この有底孔175内にスト
ツパ用のロツド176を摺動自在に収容するとと
もに上記ロツド176と有底孔175の底壁内面
との間に上記ロツド176に有底孔175から突
出させる向きの力を付与するスプリング177を
設け、さらにロツド176の先端が摺接するフレ
ーム102の外面に爪状の切欠部178を設けた
ものとなつている。 しかして、前記密閉容器101の側壁で前記ス
クロール型圧縮機構103とモータ104との間
に位置する部分には、上記スクロール型圧縮機構
103とモータ104との間の空間180に連通
する関係に吸込管181が接続されており、ま
た、密閉容器101の上壁には、この上壁と前記
固定要素111との間に形成された空間182に
連通する関係に吐出管183が接続されている。 なお、第5図中184は、空間182内に押し
出された潤滑油をフレーム102より下方へ戻す
ために環状壁114およびフレーム102に設け
られた孔を示し、185はバランスウエイトを示
し、186はモータ104への給電用接続機構を
示し、また187は潤滑油を通過させるための孔
を示している。 次に上記のように構成された圧縮装置の動作を
説明する。 まず、モータ104に給電すると、回転軸16
0が回転を開始し、この回転力が可動要素112
に伝えられる。この場合、可動要素112の筒部
125は回転軸160に対して偏心して設けられ
た小軸162と嵌合しており、しかもオルダム機
構130によつて支持されているので、この可動
要素112は自転の伴なわない旋回運動を行な
う。したがつて、可動要素112に設けられたス
クロール翼124も旋回運動を行なう。この旋回
運動に伴なつて、スクロール翼115とスクロー
ル翼124との間に形成された圧縮室Pの容積が
第3図に示したように周期的に小さくなり、これ
によつて圧縮されたガスが吐出口116から吐出
される。吐出された高圧ガスはキヤツプ119に
よつて形成された間隙120〜キヤツプ119に
設けられた孔121〜空間182を介して吐出管
183から送り出される。一方、上記のように可
動要素112が旋回運動すると、この可動要素1
12の鏡板123の上面周縁部と固定要素111
の環状壁114における内端縁部とに切欠き面1
26,117が形成されていることが有効に作用
して圧縮室Pの周縁部がフレーム102に形成さ
れている環状溝143に常に連通した状態とな
る。環状溝143は、フレーム102に放射状に
設けられた溝147等を介して孔148に通じ、
また、この孔148は空間180を介して吸込管
181に通じているので、結局、低圧のガスは上
記吸込管181〜空間180〜孔148〜溝14
7および環状溝143を経由して圧縮室P内の低
圧ポートに吸込まれることになり、ここに圧縮装
置としての機能が発揮される。そして、この場合
には、吸込管181を介して流し込んだ低圧ガス
中に冷媒等の液が混入していても、この液は空間
180内を移行する間に下方へ落下し、潤滑油1
05が溜つているタンク101の底部へと移行し
ようとする。なお、モータ104が自己発熱して
いるので、落下した液は上記熱によつてガス化さ
れ、すでにガス化しているものの流れに混入して
圧縮室P内へと移動する。したがつて、空間18
0は気液分離器と全く同じ作用をしていることに
なり、この空間180の存在、つまり、このよう
なガス流路の存在によつてスクロール翼115,
124の破損が防止される。 一方、上記のようにモータ104が回転する
と、潤滑油105の一部は、孔164の形状に伴
なう遠心ポンプ作用によつて孔164内の上方へ
と汲み上げられる。この汲み上げられた潤滑油
は、軸受孔141の内周面を潤滑した後、小軸1
62と筒部125との嵌合部を潤滑し、続いて孔
187を介してオルダム機構130が設けられて
いる部分を潤滑し、その後、一部が孔148から
下方へと流下し、残りが霧状となつて圧縮室P内
へと侵入して圧縮室P内の摺動部を潤滑する。そ
して、圧縮室P内に入り込んだ潤滑油は、最終的
に吐出孔116から排出された後、キヤツプ11
9に設けられた孔122および孔184を介して
下方へと流下する。したがつて、吐出管183か
らは潤滑油の混入していない高圧ガスが吐出され
ることになる。 また、上述の如く、可動要素112が、旋回運
動を行なつて、圧縮動作が行なわれると、圧縮室
P内が高圧になるので、可動要素112が下向き
のスラスト力を受け、この力がオルダム機構13
0、フレーム102の受け面144等に加わり、
これらの要素に焼付き現象が発生したり、圧縮室
P内において圧縮ガスの漏れが増加したりする虞
れがある。しかし、この実施例の場合、スラスト
力軽減機構149が次のようにしてこれらの現象
の発生を防止している。すなわち、スラスト力軽
減機構149の環状体150、シールリング15
4,155、および鏡板123で囲まれた環状空
間Qは、孔158,159を介して常に、圧縮室
Pのいわゆる高圧ポートRおよび中圧ポートSに
通じている。したがつて、鏡板123は、上記環
状空間Q内のガス圧によつて上方に向かう力を受
け、この力の存在によつて鏡板123が受ける下
向きのスラスト力が大幅に軽減されることにな
る。したがつて、上記スラスト力によつて起こる
入力増加、焼き付き、圧縮ガスの漏れ等の現象の
発生が防止される。また、液圧縮が行なわれよう
としても、この液は中圧ポートSの段階で孔15
9〜環状空間Q〜孔158を介して高圧ポートR
へと排出される。したがつて、液圧縮時に起こる
スクロール翼115,124の破損も防止される
ことになる。第13図は、1圧縮工程におけるス
クロール翼115,124および孔158,15
9の圧縮室側入口の相対位置関係を示すもので、
aが圧縮開始時点の形態を、hが圧縮終了時点の
形態をそれぞれ示し、b〜gは圧縮終了時点に至
る各時点の形態をそれぞれ示している。この図か
ら判るように、中圧ポートSはほとんどの時点に
おいて環状空間Qを介して高圧ポートRに通じて
いる。したがつて、液圧縮が行なわれようとして
も、この液体が高圧ポートR側へ速やかに排出さ
れることが理解される。 なお、可動要素112に加わる下向きの力は、
圧縮空間の位置の変化に伴なつて若干脈動する。
このため、スラスト力軽減機構149から高圧ガ
スが低圧側に漏れる虞れがあるが、この実施例に
おいては、第11図に示したように環状溝151
とシールリング154,155が装着される環状
溝152,153とを連通させる有底孔157を
設けているので、シールリング154,155に
は常に、第11図cに実線矢印で示すような力、
つまりシールリング154,155を鏡板123
の下面に押し付ける力が作用する。したがつて、
この押し付けによつて高圧ガスの漏れが防止され
る。 さらに、モータ104を停止させたとき、空間
182と空間180との圧力差によつて可動要素
112が逆旋回して高圧ガスが低圧側に流れ込む
虞れがある。しかし、この実施例の場合、ラチエ
ツト式の反転防止機構174が設けられているの
で、逆旋回の発生が確実に防止され、高圧ガスの
流出が防止される。 このように、可動要素112の下面側に上記可
動要素112に加わる下向きのスラスト力を軽減
させるスラスト力軽減機構149を設けている。
したがつて、運転時に上記下向きのスラスト力に
よつて入力が増加したり、焼き付きが発生した
り、圧縮ガスの漏れが増加したりするのを防止す
ることができる。第14図は、本発明を適用し、
第4図に示した場合と条件を同じにしてスラスト
力を測定した結果を示すものである。この図から
も判るように大幅に下向きのスラスト力を減少さ
せることができる。また、スラスト力軽減機構1
49の環状空間Qを圧縮室P内の高圧ポートRと
中圧ポートSとに連通させているので、液圧縮が
行なわれたときに前述した理由で、スクロール翼
115,124が防止できる。また、スラスト力
軽減機構149を、筒部125や、回転軸160
や小軸162とは無関係に設けているので、孔1
64による遠心ポンプ機能は何等損われる虞れが
ない。したがつて、モータ104を低圧側に配置
した条件で、ななおかつ遠心ポンプ方式を採用す
ることができ、これによつて給油機構の構成が複
雑になるのを防止できるとともに各摺動部を良好
に潤滑でき、結局前述した効果が得られる。 なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではない。すなわち、可動要素の下面に環状溝
を設け、この環状溝の開口を塞ぐように当て部材
を上記下面に当てがうことによつて前述した環状
空間Qを形成するようにしてもよい。また、前記
実施例では高圧ポートと中圧ポートとを受圧用の
環状空間に連通させているがいずれか一方だけを
連通させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のこの種の装置の縦断面図、第2
図は同装置に組込まれたオルダム機構の説明図、
第3図は同装置の圧縮原理を説明するための図、
第4図は可動要素に加わるスラスト力を説明する
ための図、第5図は本発明の一実施例に係るスク
ロール型圧縮装置の縦断面図、第6図aは同装置
における固定要素の下面図、同図bはaにおける
A−A線に沿つて切断し矢印方向にみた設置条件
下の断面図、第7図aは同装置における可動要素
の上面図、同図bはaにおけるB−B線切断矢視
図、第8図は同装置におけるフレームの上部だけ
を取り出して示す一部切欠分解斜視図、第9図は
同装置におけるオルダム機構要部の平面図、第1
0図は同オルダム機構のキー溝の形状を説明する
ための図、第11図aは同装置に組込まれたスラ
スト力軽減機構の上面図、同図bはaにおけるC
−C線矢視図、同図cは同機構に組込まれたシー
ルリングの形状を説明するための図、第12図は
第5図におけるD−D線切断矢視図、第13図は
一圧縮工程における各部相対位置関係を示す図、
第14図は実施例装置において可動要素に加わる
スラスト力の実測値を示す図である。 101…密閉容器、102…フレーム、103
…スクロール型圧縮機構、104…モータ、10
5…潤滑油、111…固定要素、112…可動要
素、115,124…スクロール翼、116…吐
出口、130…オルダム機構、141…軸受孔、
143…環状溝、147…溝、148…孔、14
9…スラスト力軽減機構、160…回転軸、16
4…遠心ポンプ作用を行なう孔、170…回転
子、171…固定子、174…反転防止機構、1
80,182…空間、181…吸込管、183…
吐出管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いを軸方向に接合させて互いの間で圧縮室
    を形成する形状にそれぞれが形成されるとともに
    上記圧縮室内で互いに噛み合うスクロール翼をそ
    れぞれが有した固定要素と可動要素とからなるス
    クロール型圧縮機構を容器内に収容し、上記可動
    要素の背面側を低圧雰囲気とした条件で上記低圧
    雰囲気内に設けられたモータの動力で上記可動要
    素を自転の伴わない旋回運動させることによつて
    ガス圧縮を行なわせるようにしたスクロール型圧
    縮装置において、実質的に前記容器に支持される
    とともに前記可動要素の背面に摺接して設けられ
    上記背面とでこの背面に沿う閉じられた環状空間
    を形成する当て部材と、前記可動要素に設けられ
    前記圧縮室で圧縮されたガスの一部を前記環状空
    間に導く連通路とからなるスラスト力軽減機構を
    具備してなることを特徴とするスクロール型圧縮
    装置。 2 前記当て部材は、前記可動要素側に位置する
    面に前記環状空間形成用の環状溝を有した環状体
    と、この環状体の前記環状溝の内側および外側に
    装着された状態で前記可動要素の背面に接するシ
    ールリングとで構成されてなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のスクロール型圧縮装
    置。 3 前記当て部材は、前記可動要素側に位置する
    面に前記環状空間形成用の環状溝を有した環状体
    と、この環状体の前記環状溝の内側および外側に
    それぞれ設けられ底部の複数箇所が上記環状溝に
    通じた上記環状溝より浅い細環状溝と、これら細
    環状溝内に装着された状態で前記可動要素の背面
    に接するシールリングとで構成されてなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロー
    ル型圧縮装置。 4 前記連通路は、前記圧縮室内の高圧ポートと
    中圧ポートとをそれぞれ前記環状空間に連通させ
    る第1および第2の通路で構成されてなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスクロー
    ル型圧縮装置。
JP58180499A 1983-09-30 1983-09-30 スクロ−ル型圧縮装置 Granted JPS6073080A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58180499A JPS6073080A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 スクロ−ル型圧縮装置
AU33492/84A AU560486B2 (en) 1983-09-30 1984-09-25 Scroll compressor
EP84306564A EP0143526B1 (en) 1983-09-30 1984-09-26 Scroll compressor
DE8484306564T DE3482276D1 (de) 1983-09-30 1984-09-26 Verdichter mit spiralfoermigem foerderraum.
KR1019840005950A KR870000015B1 (ko) 1983-09-30 1984-09-27 스크로울형 압축장치
US06/903,872 US4696630A (en) 1983-09-30 1986-09-02 Scroll compressor with a thrust reduction mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58180499A JPS6073080A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 スクロ−ル型圧縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6073080A JPS6073080A (ja) 1985-04-25
JPH0436275B2 true JPH0436275B2 (ja) 1992-06-15

Family

ID=16084304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58180499A Granted JPS6073080A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 スクロ−ル型圧縮装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4696630A (ja)
EP (1) EP0143526B1 (ja)
JP (1) JPS6073080A (ja)
KR (1) KR870000015B1 (ja)
AU (1) AU560486B2 (ja)
DE (1) DE3482276D1 (ja)

Families Citing this family (91)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166779A (ja) * 1984-02-09 1985-08-30 Matsushita Refrig Co スクロ−ル型圧縮機
GB2162899B (en) * 1984-06-27 1988-06-15 Toshiba Kk Scroll compressors
US4600369A (en) * 1985-09-11 1986-07-15 Sundstrand Corporation Positive displacement scroll type apparatus with fluid pressure biasing the scroll
US4767293A (en) * 1986-08-22 1988-08-30 Copeland Corporation Scroll-type machine with axially compliant mounting
US5649816A (en) * 1986-08-22 1997-07-22 Copeland Corporation Hermetic compressor with heat shield
US5219281A (en) * 1986-08-22 1993-06-15 Copeland Corporation Fluid compressor with liquid separating baffle overlying the inlet port
US4877382A (en) * 1986-08-22 1989-10-31 Copeland Corporation Scroll-type machine with axially compliant mounting
US4875839A (en) * 1987-03-20 1989-10-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Scroll member for use in a positive displacement device, and a method for manufacturing the same
DE3739082C1 (de) * 1987-11-18 1989-03-16 Rockwell Golde Gmbh Starrer Deckel fuer ein Schiebedach oder Schiebehebedach eines Kraftfahrzeuges
JP2675313B2 (ja) * 1987-11-21 1997-11-12 サンデン株式会社 スクロール型圧縮機
JP2595017B2 (ja) * 1988-02-29 1997-03-26 サンデン株式会社 密閉形スクロール圧縮機
US4911620A (en) * 1988-05-12 1990-03-27 Tecumseh Products Company Scroll compressor top cover plate
US4884955A (en) * 1988-05-12 1989-12-05 Tecumseh Products Company Scroll compressor having oil-actuated compliance mechanism
EP0348601A3 (en) * 1988-07-01 1990-07-18 Tecumseh Products Company Scroll compressor
US4938669A (en) * 1989-01-23 1990-07-03 Carrier Corporation Scroll compressor with axial compliancy
US5013225A (en) * 1989-08-30 1991-05-07 Tecumseh Products Company Lubrication system for a scroll compressor
JP2712914B2 (ja) * 1991-03-04 1998-02-16 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機
US5256044A (en) * 1991-09-23 1993-10-26 Carrier Corporation Scroll compressor with improved axial compliance
TW223674B (ja) * 1991-09-23 1994-05-11 Carrier Corp
US5320507A (en) * 1991-10-17 1994-06-14 Copeland Corporation Scroll machine with reverse rotation protection
WO1994010425A1 (en) * 1992-11-02 1994-05-11 Copeland Corporation Scroll compressor drive having a brake
US5346376A (en) * 1993-08-20 1994-09-13 General Motors Corporation Axial thrust applying structure for the scrolls of a scroll type compressor
US5366359A (en) * 1993-08-20 1994-11-22 General Motors Corporation Scroll compressor orbital scroll drive and anti-rotation assembly
US5383772A (en) * 1993-11-04 1995-01-24 Tecumseh Products Company Scroll compressor stabilizer ring
US5496157A (en) * 1994-12-21 1996-03-05 Carrier Corporation Reverse rotation prevention for scroll compressors
US5593294A (en) * 1995-03-03 1997-01-14 Copeland Corporation Scroll machine with reverse rotation protection
US5503541A (en) * 1995-08-07 1996-04-02 Carrier Corporation Reverse rotation preventing clutch
KR0162228B1 (ko) * 1995-11-03 1999-01-15 원하열 스크롤 압축기
US6017205A (en) * 1996-08-02 2000-01-25 Copeland Corporation Scroll compressor
US5762483A (en) * 1997-01-28 1998-06-09 Carrier Corporation Scroll compressor with controlled fluid venting to back pressure chamber
US5951271A (en) * 1997-03-24 1999-09-14 Tecumseh Products Company Stabilization ring and seal clearance for a scroll compressor
JPH10266979A (ja) * 1997-03-26 1998-10-06 Toshiba Corp 流体機械
US6015277A (en) * 1997-11-13 2000-01-18 Tecumseh Products Company Fabrication method for semiconductor substrate
US6056524A (en) * 1997-12-12 2000-05-02 Scroll Technologies Scroll compressor assembly
US7083397B1 (en) * 1998-06-04 2006-08-01 Scroll Technologies Scroll compressor with motor control for capacity modulation
US6210119B1 (en) * 1998-06-05 2001-04-03 Carrier Corporation Reverse rotation detection compressors with a preferential direction of rotation
US6149413A (en) * 1998-07-13 2000-11-21 Carrier Corporation Scroll compressor with lubrication of seals in back pressure chamber
US6168404B1 (en) 1998-12-16 2001-01-02 Tecumseh Products Company Scroll compressor having axial compliance valve
JP3820824B2 (ja) * 1999-12-06 2006-09-13 ダイキン工業株式会社 スクロール型圧縮機
KR100619741B1 (ko) * 2004-09-13 2006-09-12 엘지전자 주식회사 오일토출 저감기능을 구비한 고압식 스크롤 압축기
KR100679883B1 (ko) * 2004-10-06 2007-02-08 엘지전자 주식회사 밀폐형 선회베인 압축기
KR100679886B1 (ko) * 2004-10-06 2007-02-08 엘지전자 주식회사 급유 기능을 갖는 선회베인 압축기용 선회베인
US7314357B2 (en) * 2005-05-02 2008-01-01 Tecumseh Products Company Seal member for scroll compressors
US7878777B2 (en) * 2006-08-25 2011-02-01 Denso Corporation Scroll compressor having grooved thrust bearing
US7547202B2 (en) * 2006-12-08 2009-06-16 Emerson Climate Technologies, Inc. Scroll compressor with capacity modulation
US20080303222A1 (en) * 2007-06-07 2008-12-11 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Face seal and method of making
US7594803B2 (en) 2007-07-25 2009-09-29 Visteon Global Technologies, Inc. Orbit control device for a scroll compressor
US20090185927A1 (en) * 2008-01-17 2009-07-23 Bitzer Scroll Inc. Key Coupling and Scroll Compressor Incorporating Same
US7967581B2 (en) 2008-01-17 2011-06-28 Bitzer Kuhlmaschinenbau Gmbh Shaft mounted counterweight, method and scroll compressor incorporating same
US7963753B2 (en) * 2008-01-17 2011-06-21 Bitzer Kuhlmaschinenbau Gmbh Scroll compressor bodies with scroll tip seals and extended thrust region
US7878780B2 (en) * 2008-01-17 2011-02-01 Bitzer Kuhlmaschinenbau Gmbh Scroll compressor suction flow path and bearing arrangement features
US9568002B2 (en) 2008-01-17 2017-02-14 Bitzer Kuehlmaschinenbau Gmbh Key coupling and scroll compressor incorporating same
US7993117B2 (en) * 2008-01-17 2011-08-09 Bitzer Scroll Inc. Scroll compressor and baffle for same
US8152500B2 (en) * 2008-01-17 2012-04-10 Bitzer Scroll Inc. Scroll compressor build assembly
US7997877B2 (en) * 2008-01-17 2011-08-16 Bitzer Kuhlmaschinenbau Gmbh Scroll compressor having standardized power strip
US7878775B2 (en) * 2008-01-17 2011-02-01 Bitzer Kuhlmaschinenbau Gmbh Scroll compressor with housing shell location
US8142175B2 (en) * 2008-01-17 2012-03-27 Bitzer Scroll Inc. Mounting base and scroll compressor incorporating same
US7918658B2 (en) * 2008-01-17 2011-04-05 Bitzer Scroll Inc. Non symmetrical key coupling contact and scroll compressor having same
US8133043B2 (en) * 2008-10-14 2012-03-13 Bitzer Scroll, Inc. Suction duct and scroll compressor incorporating same
US8167595B2 (en) * 2008-10-14 2012-05-01 Bitzer Scroll Inc. Inlet screen and scroll compressor incorporating same
US8328543B2 (en) * 2009-04-03 2012-12-11 Bitzer Kuehlmaschinenbau Gmbh Contoured check valve disc and scroll compressor incorporating same
US7988433B2 (en) 2009-04-07 2011-08-02 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having capacity modulation assembly
FR2969227B1 (fr) * 2010-12-16 2013-01-11 Danfoss Commercial Compressors Compresseur frigorifique a spirales
FR2969228B1 (fr) 2010-12-16 2016-02-19 Danfoss Commercial Compressors Compresseur frigorifique a spirales
FR2969226B1 (fr) * 2010-12-16 2013-01-11 Danfoss Commercial Compressors Compresseur frigorifique a spirales
CN103052804B (zh) * 2011-03-18 2016-01-20 松下电器产业株式会社 压缩机
US9249802B2 (en) 2012-11-15 2016-02-02 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor
US9651043B2 (en) 2012-11-15 2017-05-16 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor valve system and assembly
US9127677B2 (en) 2012-11-30 2015-09-08 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor with capacity modulation and variable volume ratio
US9435340B2 (en) 2012-11-30 2016-09-06 Emerson Climate Technologies, Inc. Scroll compressor with variable volume ratio port in orbiting scroll
US9989057B2 (en) 2014-06-03 2018-06-05 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio scroll compressor
US9790940B2 (en) 2015-03-19 2017-10-17 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio compressor
WO2016189738A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機
US10378540B2 (en) 2015-07-01 2019-08-13 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor with thermally-responsive modulation system
DE102015212823B3 (de) * 2015-07-09 2016-08-25 Johnson Controls Metals and Mechanisms GmbH & Co. KG Untersetzungsgetriebe, insbesondere für eine einstellvorrichtung eines kraftfahrzeugsitzes, sowie getriebemotor
CN207377799U (zh) 2015-10-29 2018-05-18 艾默生环境优化技术有限公司 压缩机
DE202017104967U1 (de) 2016-08-22 2017-11-29 Trane International Inc. Verdichtergeräuschreduzierung
US10801495B2 (en) 2016-09-08 2020-10-13 Emerson Climate Technologies, Inc. Oil flow through the bearings of a scroll compressor
US10890186B2 (en) 2016-09-08 2021-01-12 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor
US10753352B2 (en) 2017-02-07 2020-08-25 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor discharge valve assembly
US10865792B2 (en) * 2017-06-16 2020-12-15 Trane International Inc. Aerostatic thrust bearing and method of aerostatically supporting a thrust load in a scroll compressor
US11415135B2 (en) * 2017-06-16 2022-08-16 Trane International Inc. Aerostatic thrust bearing and method of aerostatically supporting a thrust load in a scroll compressor
US11022119B2 (en) 2017-10-03 2021-06-01 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio compressor
US10962008B2 (en) 2017-12-15 2021-03-30 Emerson Climate Technologies, Inc. Variable volume ratio compressor
KR101983052B1 (ko) * 2018-01-04 2019-05-29 엘지전자 주식회사 전동식 압축기
US10995753B2 (en) 2018-05-17 2021-05-04 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor having capacity modulation assembly
GB2594196B (en) * 2019-01-28 2022-12-07 Mitsubishi Electric Corp Scroll compressor
FR3120661B1 (fr) * 2021-03-10 2023-03-10 Danfoss Commercial Compressors Compresseur à spirales ayant une pompe à huile centrifuge
US11655813B2 (en) 2021-07-29 2023-05-23 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor modulation system with multi-way valve
US11846287B1 (en) 2022-08-11 2023-12-19 Copeland Lp Scroll compressor with center hub
US11965507B1 (en) 2022-12-15 2024-04-23 Copeland Lp Compressor and valve assembly

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1935621A1 (de) * 1968-07-22 1970-01-29 Leybold Heraeus Gmbh & Co Kg Verdraengerpumpe
US3924977A (en) * 1973-06-11 1975-12-09 Little Inc A Positive fluid displacement apparatus
US3884599A (en) * 1973-06-11 1975-05-20 Little Inc A Scroll-type positive fluid displacement apparatus
US3994633A (en) * 1975-03-24 1976-11-30 Arthur D. Little, Inc. Scroll apparatus with pressurizable fluid chamber for axial scroll bias
JPS5583583U (ja) * 1978-12-01 1980-06-09
JPS55107093A (en) * 1979-02-13 1980-08-16 Hitachi Ltd Enclosed type scroll compressor
JPS57173503A (en) * 1981-04-17 1982-10-25 Hitachi Ltd Oil feed device of scroll fluidic machine
US4431380A (en) * 1982-06-07 1984-02-14 The Trane Company Scroll compressor with controlled suction unloading using coupling means
GB2162899B (en) * 1984-06-27 1988-06-15 Toshiba Kk Scroll compressors

Also Published As

Publication number Publication date
AU560486B2 (en) 1987-04-09
KR850002872A (ko) 1985-05-20
AU3349284A (en) 1985-04-04
US4696630A (en) 1987-09-29
EP0143526A2 (en) 1985-06-05
EP0143526A3 (en) 1986-11-12
EP0143526B1 (en) 1990-05-16
DE3482276D1 (de) 1990-06-21
JPS6073080A (ja) 1985-04-25
KR870000015B1 (ko) 1987-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0436275B2 (ja)
US6537043B1 (en) Compressor discharge valve having a contoured body with a uniform thickness
KR100916554B1 (ko) 올덤 커플링을 위한 클리어런스를 가진 스크롤 압축기
EP0464970B1 (en) Scroll type fluid machinery
KR20010078244A (ko) 스크롤 기계를 위한 올덤 커플링
JPS61226587A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6140473A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JP3344843B2 (ja) スクロール圧縮機
JPS6075795A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6140472A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
US5848883A (en) Scroll compressor having a back pressure partitioning member
JP2609839B2 (ja) スクロール型圧縮装置
JPH02227583A (ja) スクロール圧縮機
JPS6073081A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6075787A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6111487A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS618487A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6140479A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPH0727063A (ja) スクロ−ル形圧縮機
JPS6075790A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6111494A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6073083A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS6140475A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS61226585A (ja) スクロ−ル型圧縮装置
JPS61226586A (ja) スクロ−ル型圧縮装置