JPS6075463A - Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 - Google Patents
Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法Info
- Publication number
- JPS6075463A JPS6075463A JP18072583A JP18072583A JPS6075463A JP S6075463 A JPS6075463 A JP S6075463A JP 18072583 A JP18072583 A JP 18072583A JP 18072583 A JP18072583 A JP 18072583A JP S6075463 A JPS6075463 A JP S6075463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tetrahydroisoquinoline
- hydrogenating
- isoquinoline
- hydrogenation
- alkyldecahydroisoquinoline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、医薬、農薬等の原料化合物として有用なN
−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法に係り、特
に、1.2.3.4−テトラヒドロイソキノリンを原料
にして一段階でN−アルキルデカヒドロイソキノリンを
製造する方法に関する。
−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法に係り、特
に、1.2.3.4−テトラヒドロイソキノリンを原料
にして一段階でN−アルキルデカヒドロイソキノリンを
製造する方法に関する。
従来、N−アルキルデカヒドロイソキノリンを製造する
方法として、メタノール中でイソキノリンをラネーニッ
ケルの存在下に水素化してイソキノリン核の水素化と同
時にN原子にメチ゛ル基を導入する方法や、デカヒドロ
イソキノリンのアルキル化による方法とが知られている
。しかしながら、前者の方法(=おいては、1.2.
L 41−テトラヒドロ体からデカヒドロ体に水素化す
る工程が律速段階となり、その収率が通常50チより低
く、さらに、我々の実験によると原料イソキノリンとし
てタール系イソキノリンを使用すると反応が全く進行し
ないという問題があり、また、後者の方法においては、
反応工程が多くなり、それだけ処理工程も多くなり製造
が面倒であるという問題があった。
方法として、メタノール中でイソキノリンをラネーニッ
ケルの存在下に水素化してイソキノリン核の水素化と同
時にN原子にメチ゛ル基を導入する方法や、デカヒドロ
イソキノリンのアルキル化による方法とが知られている
。しかしながら、前者の方法(=おいては、1.2.
L 41−テトラヒドロ体からデカヒドロ体に水素化す
る工程が律速段階となり、その収率が通常50チより低
く、さらに、我々の実験によると原料イソキノリンとし
てタール系イソキノリンを使用すると反応が全く進行し
ないという問題があり、また、後者の方法においては、
反応工程が多くなり、それだけ処理工程も多くなり製造
が面倒であるという問題があった。
本発明者等は、かかる観点に鑑み、インキノリンの水素
化により1.2.8.4−テトラヒドロイソキノリンを
容易に製造し得ることに着目し、この1.2,8.4−
テトラヒドロイソキノリンを原料にしてN−アルキルデ
カヒドロイソキノリンを製造する方法について鋭意研究
を重ねた結果、アルコールの存在下に水素化触媒を用い
て接触水素化することにより一段階でN−アルキルデカ
ヒドロイソキノリンを収率良く製造し得ることを見い出
し、本発明に到達したものである。
化により1.2.8.4−テトラヒドロイソキノリンを
容易に製造し得ることに着目し、この1.2,8.4−
テトラヒドロイソキノリンを原料にしてN−アルキルデ
カヒドロイソキノリンを製造する方法について鋭意研究
を重ねた結果、アルコールの存在下に水素化触媒を用い
て接触水素化することにより一段階でN−アルキルデカ
ヒドロイソキノリンを収率良く製造し得ることを見い出
し、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、1,2.3.41−テトラヒドロ
イソキノリンなアルコールの存在下に水素化触媒を用い
て接触水素化するN−アルキルデカヒドロイソキノリン
の製造法である。
イソキノリンなアルコールの存在下に水素化触媒を用い
て接触水素化するN−アルキルデカヒドロイソキノリン
の製造法である。
本発明で使用する1、2,8.4−テトラヒドロイソキ
ノリンは、それが如何なる方法で製造されたものであっ
てもよいが、比較的安価に製造することができることか
らイソキノリンを水素化して製造するのがよい。また、
この]、、 2.3.4−テトラヒドロイソキノリンを
製造するために使用されるイソキノリンとしては、それ
がベンズアルデヒドとアミノアセタールとを縮合させる
方法あるいはベンジルアミンをグリオキザルのへミアセ
タールと縮合させる方法等により合成された合成イソキ
ノリンであってもよく、また、コールタール油又は石炭
液化油から酸抽出されたタール塩基分を蒸留して得られ
るタール系インキノリンであってもよいが、製造コスト
の点からして後者のタール系イソキノリンが好ましい。
ノリンは、それが如何なる方法で製造されたものであっ
てもよいが、比較的安価に製造することができることか
らイソキノリンを水素化して製造するのがよい。また、
この]、、 2.3.4−テトラヒドロイソキノリンを
製造するために使用されるイソキノリンとしては、それ
がベンズアルデヒドとアミノアセタールとを縮合させる
方法あるいはベンジルアミンをグリオキザルのへミアセ
タールと縮合させる方法等により合成された合成イソキ
ノリンであってもよく、また、コールタール油又は石炭
液化油から酸抽出されたタール塩基分を蒸留して得られ
るタール系インキノリンであってもよいが、製造コスト
の点からして後者のタール系イソキノリンが好ましい。
タール系イソキノリンには、不純物の硫黄化合物が全硫
黄分として通常01〜8チ程度含有されているが、これ
を水素化触媒、好ましくはニッケル触媒の存在下に水素
化することにより]、、 2.3.4−テトラヒドロイ
ソキノリンを製造する際に除去することができる。
黄分として通常01〜8チ程度含有されているが、これ
を水素化触媒、好ましくはニッケル触媒の存在下に水素
化することにより]、、 2.3.4−テトラヒドロイ
ソキノリンを製造する際に除去することができる。
また、1.2.3.4.−テトラヒドロイソキノリンを
水素化する際に使用されるアルコールは、水素化生成物
であるデカヒドロイソキノリンのN原子に導入すべきア
ルキル基により決まるが、好ましくはメタノール、エタ
ノールである。
水素化する際に使用されるアルコールは、水素化生成物
であるデカヒドロイソキノリンのN原子に導入すべきア
ルキル基により決まるが、好ましくはメタノール、エタ
ノールである。
また、水素化に使用する水素化触媒としては、金属ニッ
ケルを含有するニッケル触媒、金属ルテニウムを含有す
るルテニウム触媒等があるが、好ましくはニッケ/11
.l、媒である。
ケルを含有するニッケル触媒、金属ルテニウムを含有す
るルテニウム触媒等があるが、好ましくはニッケ/11
.l、媒である。
このイソキノリン核の水素化と同時にN−アルキル化を
行う際の反応条件としては、反応温度については通常1
50〜250℃、好ましくは180〜280℃であり、
水素圧力については100kg/cm2・G以上であり
、また、反応時間については原則として水素の吸収が終
了するまで通常5時間以上である。
行う際の反応条件としては、反応温度については通常1
50〜250℃、好ましくは180〜280℃であり、
水素圧力については100kg/cm2・G以上であり
、また、反応時間については原則として水素の吸収が終
了するまで通常5時間以上である。
本発明方法によれば、1.2.3.4−テトラヒドロイ
ソキノリンからN−アルキルデカヒドロイソキノリンを
一段階で製造することができるばかりでなく、その収率
の向上を図ることができる。
ソキノリンからN−アルキルデカヒドロイソキノリンを
一段階で製造することができるばかりでなく、その収率
の向上を図ることができる。
以下5本発明方法を実施例に基づいて具体的に説明する
。
。
[1,2,8,4−テトラヒドロイソキノリンの製造〕
イソキノリン(純度96%、全硫黄分05%)t2kg
と耐硫黄性安定化ニッケル(日揮化学■製商品名N−1
18)180gとをオートクレーブに仕込み、反応温度
180℃及び水素圧力135kg/cm2・Gの条件で
65時間水素化した。この時の水素吸収モル数は29.
9モルで水素吸収率(対原料モル比)は8.22であっ
た。得られた反応混合物をf過し、蒸留してl、 2.
3.4−テトラヒドロイソキノリン]、、1kg(純度
95チ)を得た。
イソキノリン(純度96%、全硫黄分05%)t2kg
と耐硫黄性安定化ニッケル(日揮化学■製商品名N−1
18)180gとをオートクレーブに仕込み、反応温度
180℃及び水素圧力135kg/cm2・Gの条件で
65時間水素化した。この時の水素吸収モル数は29.
9モルで水素吸収率(対原料モル比)は8.22であっ
た。得られた反応混合物をf過し、蒸留してl、 2.
3.4−テトラヒドロイソキノリン]、、1kg(純度
95チ)を得た。
〔実施例1〜8〕
上で得られた1、 2.8.4−テトラヒドロイソキノ
リン50g、メタノール50g及び第1表に示す水素化
触媒をオートクレーブに仕込み、第1表に示す反応条件
で水素化を行った。この時の水素吸収モル数及び水素吸
収率(対原料モル比)をめ、また、ガスクロマトグラフ
分析の定量により$4=kN−メチルデカヒドロイソキ
ノリン、デカヒドロイソキノリン及びN−メチル−1,
2,8,4−テトラヒドロイソキノリンの収率をめた。
リン50g、メタノール50g及び第1表に示す水素化
触媒をオートクレーブに仕込み、第1表に示す反応条件
で水素化を行った。この時の水素吸収モル数及び水素吸
収率(対原料モル比)をめ、また、ガスクロマトグラフ
分析の定量により$4=kN−メチルデカヒドロイソキ
ノリン、デカヒドロイソキノリン及びN−メチル−1,
2,8,4−テトラヒドロイソキノリンの収率をめた。
結果を第1表に示す。
Claims (2)
- (1) 1,2,8.4−テトラヒドロイソキノリンな
アルコールの存在下に水素化触媒を用いて接触水素化す
ることを特徴とするN−アルキルデカヒドロイソキノリ
ンの製造法。 - (2) 1.2.3,4.−テトラヒドロイソキノリン
はイソキノリンを水素化して得られたものである特許請
求の範囲第1項記載のN−アルキルデカヒドロイソキノ
リンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18072583A JPS6075463A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18072583A JPS6075463A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075463A true JPS6075463A (ja) | 1985-04-27 |
JPH0329072B2 JPH0329072B2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=16088214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18072583A Granted JPS6075463A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142961A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-29 | Dainippon Ink & Chem Inc | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造方法 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP18072583A patent/JPS6075463A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60142961A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-29 | Dainippon Ink & Chem Inc | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造方法 |
JPH0374214B2 (ja) * | 1983-12-28 | 1991-11-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329072B2 (ja) | 1991-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Mimura et al. | Trifluoroacetaldehyde: a useful industrial bulk material for the synthesis of trifluoromethylated amino compounds | |
JPH031305B2 (ja) | ||
CN103298774A (zh) | 2,2,4,4-四烷基环丁烷-1,3-二醇异构化的方法 | |
CN112573996B (zh) | 一种光学活性薄荷醇的制备方法 | |
JPS6075463A (ja) | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 | |
JPH01193246A (ja) | 2,3―ジクロロピリジンの製造法 | |
JP2000256281A (ja) | ビストリフルオロメチルベンジルアミン類の製造方法 | |
HU204497B (en) | Process for producing phenfluramine | |
JPH0250101B2 (ja) | ||
JP4709352B2 (ja) | 3−アミノプロパノールの精製方法 | |
JP4112651B2 (ja) | シス−ヘキサヒドロイソインドリンの製造方法 | |
JP2762106B2 (ja) | 3―ヒドロキシピロリジンの製造方法 | |
JPH059427B2 (ja) | ||
JPH0329071B2 (ja) | ||
JP2718740B2 (ja) | ビス(アミノメチル)シクロヘキサン類の製造方法 | |
US4325872A (en) | Process for the preparation of a 2-pyrrolidone | |
JP2727359B2 (ja) | 4,4′―ジフルオロジベンジルアミンおよびその製法 | |
CN116239567A (zh) | 一种左旋烟碱的合成方法 | |
CA1187490A (en) | Process for the production of ketoamines | |
JP2001226349A (ja) | 1−ベンジル−3−(α−フェネチルアミノ)ピロリジン、及び光学活性3−アミノピロリジンの製造法 | |
JPH02131449A (ja) | 6―ヒドロキシカプロン酸エステルの製造方法 | |
JPH06135906A (ja) | 光学活性ジアミンのラセミ化法 | |
CN117069571A (zh) | 一种异甲基紫罗兰酮的制备方法 | |
JPH01160964A (ja) | 5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリンの製造方法 | |
JPH0637481B2 (ja) | ピペリジンの製造方法 |