JPH059427B2 - - Google Patents

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JPH059427B2
JPH059427B2 JP62129833A JP12983387A JPH059427B2 JP H059427 B2 JPH059427 B2 JP H059427B2 JP 62129833 A JP62129833 A JP 62129833A JP 12983387 A JP12983387 A JP 12983387A JP H059427 B2 JPH059427 B2 JP H059427B2
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JP
Japan
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indole
methylindoles
catalyst
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hydrogenation catalyst
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JP62129833A
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Hiroshi Okazaki
Toshiki Sasaki
Hiroshi Yanai
Takashi Nakamura
Yoshio Ikefuji
Hiroshi Wada
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Indole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、香料、医薬、農薬等の分野において
その製造原料として有用な3−メチルインドール
類の製造法に関するものである。 [従来の技術] 従来より、インドール−3−アルデヒド類を原
料として3−メチルインドール類を製造する方法
については知られており、例えば、水素化アルミ
ニウムリチウムを使用してインドール−3−アル
デヒドをヒドリド還元する方法(Can.J.Chem.,
31,775(1953)及びJ.Am.Chem.Soc.,81,6023
(1959))等が報告されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような水素化反応において
は、高価な水素化アルミニウムリチウムを原料の
インドール−3−アルデヒド類に対して化学量論
量使用することになり、工業的製造法としては製
造コストが高くつきすぎるという問題がある。 そこで、本発明者等は上記の問題点を解決すべ
く鋭意研究を行つた結果、水素化触媒を使用して
インドール−3−アルデヒド類を接触水素化する
ことにより3−メチルインドール類を製造するこ
とができることを見出し、本発明を完成した。 従つて、本発明の目的は、インドール−3−ア
ルデヒド類から収率良くかつ経済的に3−メチル
インドール類を製造することができる3−メチル
インドール類の製造法を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、下記一般式(1) (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す)
で表されるインドール−3−アルデヒド類を水素
化触媒の存在下で接触水素化し、下記一般式(2) (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す)
で表される3−メチルインドール類を製造する3
−メチルインドール類の製造法である。 本発明方法において、原料として使用するイン
ドール−3−アルデヒド類としては、上記一般式
(1)で表されるインドール−3−アルデヒド又は低
級アルキルインドール−3−アルデヒドであり、
低級アルキル基としては、好ましくは、炭素数1
〜3のアルキル基である。 また、本発明方法では、低級アルコールを溶媒
として使用することが好ましい。ここで使用する
低級アルコールとしては、例えばメタノール、エ
タノール、n−プロピルアルコール、iso−プロ
ピルアルコール等が挙げることができ、特に好ま
しくはメタノールとiso−プロピルアルコールで
ある。そして、この溶媒の使用量としては、原料
のインドール−3−アルデヒド類に対して3〜5
倍量が好ましい。 また、接触水素化反応に使用する水素化触媒と
しては、B族金属又は族金属あるいはこれら
の化合物を含有する触媒を挙げることができる
が、好ましくはパラジウム又はニツケル系の触媒
であり、より好ましくは炭素(活性炭)に金属パ
ラジウムを担持させたものがよい。これら水素化
触媒の使用量は、原料のインドール−3−アルデ
ヒド類に対して0.5〜50重量%、好ましくは1〜
10重量%がよい。また、パラジウムを担体に担持
させた触媒中の金属パラジウムの含有率について
は1〜10重量%がよい。 さらに、ラネーニツケル触媒を使用する場合、
コールタールより抽出分離されたインドール類を
出発原料として得られたインドール−3−アルデ
ヒドのような微量のS化合物を含有するものを使
用すると目的物の選択性が向上する。原料のイン
ドール−3−アルデヒド類に対して硫黄化合物を
硫黄原子に換算した全硫黄分として100〜
1000ppmの範囲内で含有するのが好ましく、この
範囲外では3−メチルインドール類への転化率が
低下する。 本発明における接触水素化反応の反応条件は、
水素化触媒の種類により適宜選択し得るものであ
るが、反応温度については30〜150℃、好ましく
は80〜100℃であり、水素圧力については5〜50
Kg/cm2・G、好ましくは10〜20Kg/cm2・Gであ
り、また、反応時間については通常1〜12時間の
範囲である。 接触水素化反応終了後、デカンテーシヨンや濾
過等の手段で反応混合物から水素化触媒を分離除
去し、溶媒を留去すると目的物が得られる。さら
に、これを必要に応じて吸着、蒸溜、再結晶等に
より精製する。 [実施例] 以下、実施例に基づいて、本発明方法を具体的
に説明する。 実施例 1 インドール−3−アルデヒド10g(全硫黄分
25ppm)、メタノール40g及び金属パラジウム−
炭素触媒(Pd含有率5wt%)1gをオートクレー
ブ中に仕込み、水素圧力15Kg/cm2・G及び反応温
度90〜100℃で8時間反応させた。 反応終了後反応液を冷却し、Pd−C触媒を濾
別した後メタノールを留去し、得られた濃縮物に
シクロヘキサンを加え白土吸着処理を行つた。そ
の後、シクロヘキサンを留去し、再びシクロヘキ
サンで再結晶を行い、融点94〜95℃(lit.m.p.95
℃)で白色結晶の3−メチルインドール8.4g
(93モル%)を得た。 実施例 2 インドール−3−アルデヒド10g(全硫黄分
300ppm)とラネーニツケル4gをオートクレー
ブ中に仕込み、水素圧力10Kg/cm2・G及び反応温
度90〜100℃で8時間反応させた。 反応終了後反応液を冷却し、ニツケル触媒を濾
別し、蒸溜精製を行つて3−メチルインドール
8.0g(88.5モル%)を得た。 [発明の効果] 本発明方法によれば、安価な水素化触媒を使用
してインドール−3−アルデヒド類を接触水素化
することにより、高収率で3−メチルインドール
類を製造することができ、製造コストの面で極め
て有利である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式(1) (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す)
    で表されるインドール−3−アルデヒド類を水素
    化触媒の存在下で接触水素化し、下記一般式(2) (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す)
    で表される3−メチルインドール類を製造するこ
    とを特徴とする3−メチルインドール類の製造
    法。 2 水素化触媒がパラジウム触媒である特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。 3 水素化触媒がラネーニツケル触媒である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。
JP62129833A 1987-05-28 1987-05-28 3−メチルインド−ル類の製造法 Granted JPS63297363A (ja)

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JPS63297363A JPS63297363A (ja) 1988-12-05
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JP3968731B2 (ja) * 1997-04-07 2007-08-29 イハラケミカル工業株式会社 5−メチルインドリン類の製造法
KR100476359B1 (ko) * 2000-08-31 2005-03-16 주식회사한국신약 벤자스타틴 유도체의 제조시 중간체로 사용 가능한 새로운화합물 및 그 제조방법
KR100766616B1 (ko) * 2002-01-07 2007-10-11 에스케이 주식회사 수소화반응을 이용한 3-메틸인돌 화합물의 제조방법

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