JPS6075284A - バクテロイデス・ジンジバリスに対するモノクロ−ナル抗体産生性ハイブリド−マ及びその製造方法 - Google Patents

バクテロイデス・ジンジバリスに対するモノクロ−ナル抗体産生性ハイブリド−マ及びその製造方法

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JPS6075284A
JPS6075284A JP58183857A JP18385783A JPS6075284A JP S6075284 A JPS6075284 A JP S6075284A JP 58183857 A JP58183857 A JP 58183857A JP 18385783 A JP18385783 A JP 18385783A JP S6075284 A JPS6075284 A JP S6075284A
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gingivalis
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hybridoma
cells
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哲男 加藤
Yuko Naito
内藤 祐子
Katsuji Okuda
奥田 克瑰
Ichiro Takazoe
高添 一郎
Yasuo Kikuchi
菊池 康夫
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバクテロイデス・ジンジバリス(B actc
roides gingivalis、 以 −ト ]
3 。
gingivalisと称する)に対する新規モノクロ
ーナル抗体産生性ハイブリドーマ及びその製造方法に関
する。
[3,gingivalisは、成人の重症歯周炎、い
わゆる歯槽膿漏症病巣局所で圧倒的多数を占めており、
最近において成人歯周症の有力な原因菌として注目され
ているものである。
従来、血液平板上で黒色集落を形成する偏性嫌気性桿菌
は、全てバクテロイデス・メラニノジニカス([3ac
teroides melaninogenicus 
、以下3 、 melaninogenicusと称す
る)として一括されていたが、歯周病原因菌どしては3
1gingivalisが重要であり、本菌種を他の黒
色集落形成性バクテロイデスと区別する必要がある。し
かし、B。
gingivalisを他の黒色集落形成性のバクテロ
イデスと区別することは容易でない。即ち、成人の歯周
病がB、 gingivalisの感染によって発病し
、進行することが朗確になって以来、歯周病の予防や治
療及びその予後の状態を知るためにも同菌秤の動態を知
ることが大切になっているが、B。
gioす1valisの病巣での存在−1′J菌数を知
るには嫌気的培養や菌の20数項目にも亘る性状検査が
必要どされているため、B 、 gingivalis
の動態を調べる場合に非常に困りにな問題が多いもので
ある。
この場合、本菌種を免疫したウサギ抗血清を用いてB、
 gingivalisの動態を調べる方法も考えられ
るが、本菌種に対する免疫血清はB。
gingivalisに対し必ずしも特異性の点で十分
でない上、閑の同定や病巣材料での割合を知ろうとして
もその希釈や濃度の決定までにtよ様々な検討が必要で
、煩雑である。
このため、B 、 gingivalisに対して特異
性が烏く、しかも力価を損なわない抗体が望まれ、これ
を用いて簡単かつ確実にB 、 gingivalis
を同定し、その動態を知る方法が望まれる。
本発明者らは、上記事情に鑑み、B。
gingivalisに対し特異性が高く、しかも力価
を損なわない抗体につき鋭意研究を行なった結果、13
、 gingivalis抗体産生性細胞どミエローマ
細胞とを融合し、選別づることによって13゜ging
ivalisに対するモノクローナル抗体産生性ハイブ
リドーマが1ηられると共に、この七ツクI] −ナル
抗体が3 、 g11+(JfVal tsに対する特
異性が高く、同菌種の同定にイT効に使用し得ることを
知見し、本発明をなJ−に至ったものである。
従って、本発明は[3、gingivalisに対する
モノクローナル抗体産生性ハイブリドーマ及びその製造
方法を提供するものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のB、 g!ngfValtsに対する[ツクロ
ーナル抗体産生性ハイブリドーマは、[3,gingi
valis抗体産生性細胞とミエローマ細胞とを融合し
、選別づることによって得られるしのである。
ここで、B 、 gingivalis抗体産生性細胞
は、B。
gingivalisの全菌体或いはその血球凝集素、
莢IQ1内毒素等の菌体成分及び産生酵素をマウスなど
の動物に免疫し、免疫後その牌臓等を採取することによ
って1;1られる牌Wtlll胞等が用いられる。な+
3、B 、 gingivalisはボストンのF 0
rSVtll D (jlitaic enterから
分与される菌株、歯周炎の病巣局所から分離し1.:菌
株等が使用される。また、B。
gingivalisの血球凝集糸としては、例えば、
T’ rypticasc (B 13 L ) 、 
Yeast Fxtract(1) Hco)の透析外
液に、ヘミン5μ2/11およびノナジオン0.5μ2
/厭を添加したものを使用し、B 、 gingiva
lis381株の5日間振盪培養液12.000牙を1
5分遠心した上れtから、凝集因子の精製を行ない、上
清に40%の硫安を加え、−夜放置摂その沈漬を回収し
、これを滅菌蒸溜水に浮遊させ、遠心にて沈漬を取り除
いた藍、その浮遊液に10%の硫安を加え、−夜放置棲
、沈漬を回収し、さらにこれを0.15M NaCR。
10’M CaCR2,10−4M 肯cR2を含むリ
ン酸緩衝液に懸濁し、2時間室温および一夜4℃に放置
後、凝集してくる沈漬を回収し、この標品を0.02M
のリン酸緩衝液(p+IB、3)に浮遊さ1!1Sep
l)arose 4Bを用いてゲル濾過し、血球凝集能
の強い両分を回収し、次いでこの画分を0、 03M 
Tris−1−1cj緩1j ’a (を羽8.3 )
に懸1 サセタ後、D E A E S、epbade
x Δ50のイオン交換クロマトグラフィーにて、0.
2MのNaCR濃度で溶出させた両分を水で充分透析後
凍結乾燥して精製凝集素としたものを使用すること力〜
できる(この標品100μ?(ま、1024倍に希釈し
て同舟の2%の血球を凝集させる)。
また、130gingivalisの全菌体又は菌体成
分を免vtJる場合、必要によりアジュバン1へを使用
Jることができる。これらB、 gingivalis
の全菌体又は菌体成分の免疫に用いる動物として(ま、
マウス、竹にB A l−13/ C系マウスが好まし
く用いられる。
’tr +1)、このようにして4ワられるB1gtn
givalis抗体産生性細胞は、バラバラにほぐして
使用1?、)ことが好ましい。
このL30gingivalis抗体産生性細胞とFA
’lt合さit。
るミエローマ細胞として(ま、マウス哲のft tli
[i j+T!細胞などが有効に使用され、これら両細
胞を融合ηる場合は、B 、 gingivalis抗
体産11ニ性fil Ill GこThl L。
てミエローマ細胞2倍10以−Lの割合−rイグールの
IIi少必須培地(M inimal E 5sent
ial M ediurn 。
MEM)等の適宜な培地中で混合し、遠心して上滑を除
去した後、ポリエチレングリコールで融合する方法が好
適に採用される。なおこの場合、ポリエチレングリコー
ルとしては分子ff11000〜6000のものが好ま
しく用いられ、ポリエチレングリコールは20〜60%
水溶液どして使用することができる。また、反応は37
℃前後で3〜7分間とすることが好ましく、反応後は、
必要により遠心し、上滑を除去した後、好適にはウシ胎
児血清を1%以」二含むR1)M11640培地等の適
宜な培地を加えて1日程度培養J−ることが好ましい。
この細胞融合によって得られる反応物中には目的とづる
ハイブリドーマのほか、未融合のB。
gingivalisの抗体産生性細胞、ミエローマ細
胞がン1〜在しているため、ハイブリドーマのみを選択
的に培養り′る。
この場合、このハイブリドーマの選択には、ウシ116
児血清を含むRPM■1640培地に7ミノプテリン、
ヒボキサンチン、チミジンを加えた1」AT培地がイj
効に用いられる。このI−1Δ丁培地を用いた培養(3
111/e )により、目的とするバイブリド−マノみ
が生存し、未融合のB 、 gingivalis抗体
産生性細胞、ミエローマ郭1胞が死滅するものである。
この場合、I−I A T培地を1−1−r培地に徐々
に変換することができる。
このようにして生育されたハイブリドーマは、ミエロー
マ細胞が死滅した後、10%ウシ胎児血清を含むRP 
M I 1640培地にヒボキサンチン、チミジンを加
えたI−I T培地で5〜10日間程度培養し、更にウ
シ胎児血清を含むRl) M I 1640培地等のハ
イブリドーマ用培地で培養ツることができる。
IJられたハイブリドーマから目的とJる13゜gin
givalisに対するモノクローナル抗体産生性ハイ
ブリドーマを選別する方法としては、間接螢光抗体法、
ソリッドフェーズ抗体結合法 (SへBΔ)、ビオチン−アビジン−システム(+3A
s>、ラジオイムノアッセイ、エンディムイムノアッセ
イ等の方法が有効に使用されるが、18にE L I 
SA法(E nzymc L 1nked111m1J
nO5OI’1)lt A 5Say)は感度が高く、
また11便であるため好適に採用される。
また、限界希釈法を採用することにより、ハイブリドー
マのり[1−ニングを行なうことができる。
この場合、培地としてはトIT培地などを用いることが
できる。
更に、目的どづるハイグリドーマは、インビト[J C
培養、増殖することができ、またマウス腹腔等に投与し
てインビボで増殖することができる。
% J) Nこのようにしてjqられた3、 ging
ivalisに対するLツクローナル抗1水産生性ハイ
ブリドーマは、ウシ116児血清及びジメチルスルホキ
シド(DMSO)’a−含ムRl) M I 16 /
1. O培地等ノVa官な培地で凍結保存することがで
きる。
本発明のハイブリドーマは、13. gingival
isに対する七ツクローナル抗体を産生ずるもので、下
記Ji:j地に対重る生育状態は下記の通りである。
1ざPM11640 −+− 8%ウシ胎児血清を含むRPM r 164.0 +1
0%十 コO% 〃 1−IT培地 −1− 10% I!+−1Δ−r’ R)地 →−ダルベツコ
変法MEM − 11ΔN K S − [37℃、C02インキユベーター(5%C02,湿度
100%)]木発明のハイブリドーマが産生ずる[3゜
gingivalisに対するモノクローナル抗体はB
9111す1valisに対づ−る特異性が高く、池の
黒色集落形成性バクテロイデス群どは反応しデ[いため
、13、(lingiνalisを他のバクテロイデス
群と区別して確実に同定し、菌数を知ることができ、歯
周病原因菌であるB 0g+ngrva+rsの病aと
局所におt〕る局在、動態を容易に調べることができる
。従って、歯周病の診断を確実に行なうことができ、歯
周病冶隙後の状態等を6「実に知ることができるもので
ある。即ち、従来は病巣局所の+J 1’ilを嫌気培
養し、その菌梗の性状検査を行なって同定していたちの
であり、この方?人は時間的にも内容的にも非常に多く
の問題が65す、結果も不確かなものであっ1こが、本
発明モノクローナルji’c体を用いることにより、こ
のモノクローナル抗f本の[3,gingivalis
に対する特異性が高いので、このような高い特異性を仔
J゛る抗体を必要とする螢光抗体法を利用し、或いは鋭
敏度の高い抗体測定法であるELISA法を利用J−る
なとして、歯周病局所のB。
gingivalisの存在を簡便かつ迅速にしかも正
確に知ることができ、歯周病の診断に利用することがで
きる。
このように本発明のハイブリドーマが産生りる3、gi
ngivalisに対するモノクローナル抗体は極めて
特異性が高く、木V1種に共通する抗原と反応し得るも
のであり、 B、 gingivalisの同定力)ら
病巣祠料中での木菌秤の割合を正確に把握りるための有
用な免疫血清である。
また、[3、gingivalisに対しテ商イ特異性
ヲイ1する本発明モノクローナル抗体を用いることによ
り、アフィニイティクロマトグラフィーを用いて3、 
gingivalisの表層物質を純度高く取り出りこ
とができるものである。
次に、B、 gingivalisに対りるモノクロ−
ナル抗体を利用して歯周病を診断づる方法につき更に述
べると、このモノクローナル抗体を歯周病の病巣かIう
取り出した菌と反応させ、この菌叢中にお(〕るB、 
gingivalisの存在を調lくるものである。
この場合、調べるべき菌は、これをマイクロチタープレ
ート等にコーディングし、これにモノクローナル抗体(
ハイブリドーマ培養上清など)を加え、ベルオキシダー
げを用いてELISA法によりその吸光度を測定する方
法、モノクローナル抗体と調べるべき菌とを御粘に18
養し、これをマイクロチタープレート等に加え、ELI
SA法J:りでの吸光度を測定して抑制率をめる方法、
モノクローナル抗体に直接ベルオキシダーUを結合し、
このベルオキシダーじ活性を測定してめる方法、間接螢
光抗体法など、適宜な方法を採用して、調べる。べき菌
叢中の30gingivalisのr4数をめ、これに
より歯周病の進行3!度、冶痣程度を診断することがで
きる。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明り−る。
[実施例] (3、gi+)givalis3 B 1株を用い、こ
れをトリプチケースソイの透析外液にヘミン5μ7/′
厭、メチジAン0.5μ2/πノを加えた培地で3日間
培養した菌体を供した。
仝菌体をフ[]イント不完全アジコバントに懸濁し、1
3A L B / c系マウス腹腔内に2回免疫した。
血中抗体価をELISA払により測定し、抗体価の上2
7したマウスに1回追加免疫し、3日後に稗職と1腺を
無菌的に採取した。採取したBd/職と胸腺とは別々に
11AN K S中でほぐして細胞浮)II液をつくり
、l−I A N K Sぐ2回洗った後、トリバンブ
ル−液で細胞数を力tンントしIこ。得られた肪1細胞
は細胞81!合に使用し、 p;1腺細胞はIJt給細
胞に使用した。
一方、予めJa養しておいた5t)−210マウス骨髄
腫細胞を2回HへN K Sで洗った後、トリバンブル
ー液で細胞数をカウントした。
コノ(t Itil Ri1!細胞(約10 ? II
 ) ニ1011:tfl)Ilff柵胞を和え、tv
l E M中でよく開用し、1000rlllllで5
分間)SI心した。その上清を吸引除去し、ベレンl−
をよく解きほぐし、37°Cに閤めてa3いた50%ポ
リエチレングリコール4000溶液を約1分間で遠沈管
壁に伝わらせで加えた。これを37℃の温湯中ぐときど
き振りまぜながら4分間b’I n シた後、MEMを
加えて反応を止めた。次に、8、5 Orpmで5分間
遠心した蛋、−上清を吸引除去し、37℃に)晶めてお
いた10%ウシ1八児血清を含むR13M116/lo
培地を加え、9G穴平底マイクロプレ一ト4〜6枚に胸
腺細胞とともに分注し、培養した。
翌日、l−I A −’J (i:S地(10%ウシ胎
児血清を含む1又PM11640培地にヒボキリ−ンチ
ン10−4M、アミツブゾリン4X10−7M、チミジ
ン1.6×10″′5Mを加えたもの)を加え、2日目
、4[1目、7[10には培地の1/3(上清部分)を
11Δ1゛培地で交換し、ハイブリドーマを選択した。
10日目頃からHT J8地(10%ウシ胎児血清を含
むRl) M r 1 (340Js地にヒボキサンチ
ン1C)−4M、デミジン1.6x 10’iMを加え
たもの)に交換し、約2週間口にE L I S A法
によりめる8、 gingivalis抗体産生性ハイ
ブリドーマをスクリーニングした。イの結果、511合
細胞は50〜70%のつ1ルに認められ、そのうちの1
0〜20%がめる抗体産生性ハイブリドーマであった。
スクリーニングされたハイブリドーマは24穴マルチウ
1ルプレートに移し、HT培地′c5日間培養した後、
再度E L I S A法により抗体産生性の確認を行
なってから限界希釈法によってクローニングした。
限界希釈法は、l−I T Ja地で融合細胞が5 +
IM! /浦となるJζうに希釈し、96穴フィクロプ
レー1−に供給細胞(正常なりΔL B / c系マウ
スの胸■ε目m胞)とともに分注しlζ。2週間後、E
LISA法により[3,gingivalts抗体産生
性ハイブリドーマのクローンをスクリーニングし、24
穴マルチウエルプレートに移し、50間培養後、培養−
クラス」に移した。なd3、培地は通常培地(8%ウシ
胎児血清を含むRPM116/10培地)へと交換して
いった。
更に、抗体価の高いモノクローナル抗体を得るため、[
1的とり−るハイブリドーマ10G〜107個をBAI
−B/C系マウス腹腔内に注射し、10〜14日後に腹
水を採取した。
なお、目的とするハイブリドーマの凍結保存は30%ウ
シ胎児血清及び7%l) IVI S Oを含むRPM
II(540培地で(jなった。
次に、上記の培養フラスコ中のハイブリドーマ細胞の培
養上清及びマウス腹水をそれぞれ使用し、以下の実験を
行なった。
4riられたモノクローナル抗体の、U3 、 gin
givalis381の3OniCate抗原、同菌体
をガラスピーズ振揺によって抽出した表層抗原、KO+
−1で抽出した莢膜抗原、加熱フェノール−水沫で抽出
し/、:リボ多糖体(LPS)をそれぞれ10μ?/厭
の濃磨でマイクロチタープレートにコーディングし、」
1“1養上滑及び腹水をELISA法ににってどの抗原
と反応づるか測定した。
その結果、No、1〜N0.6の6種類の全てのモノク
ローナル抗体(培養上清、腹水)は、強弱はあるものの
5onicatc抗原、表層抗原に対し反応した。
また、第1表及び第1図に示したようにモノクローナル
抗体の中でも、No、1などの3種類は莢膜抗原に対応
し、NO,4などの3秤類はLPSに対応することが認
められ、このことは第2図に示した吸収試験結果からも
ilだめられた。
PSに・する七ツク1」−ナル抗体 No、4の培1を上清を使用し、LPSに対づるモノク
ローナル抗体がs 、 gingivalis由来のL
PSにしか反応しないか否かを調べるため、吸収試験を
行なった。なおこの場合、L l) SはB。
gingivalis由来のもの(第3図A> 、E、
 Co11山来のもの(B ) 、[3、melani
nogenicussubsp 、IIlelanin
ogenicus 由来のもの(C)、[3,mcla
ninogenicus 5ubsl)、 intcr
madius山来のもの(D)IOu?/厭を用いた。
その結果、第3図に示したように、培養」−清はB 、
 gingivalis山来のLPSとしか反応Uず、
特異性を示すことが認められt、:。
寄られたモノクローナル抗 のクラス 培養上滑を50%飽和硫安で塩析後、10倍に濃縮した
。これをオクチルD 、:、 −(Q LICllte
rlOlly)法にかけ、クラスを決定した。なおこの
場合、抗面清アンヂマウス1gG+ 、I!J G2 
* I(l G3 。
IgtvlはB 1ouettcs)ものを使用した。
その結果、17られた抗体のうち、NO,4,,5のも
のはIQ G2で、他のもの1よIQG+であることが
認められた。
以上の結果を第1表に示す。
更に、[3、gingivalis381に対りるモノ
クロ−ナル抗体を用いて下記の実験を行なった。
マイクロチタープレートにB、 gingivalis
381、#1021.01’−6.B。
mclani++o(1a++1cus 5ulJsp
 、intcrmcdius 40 。
24、K1−8 、 3 、 melani++oge
nicus 5ul)sp 。
melaninogenicus 15930 、 S
−1。
1−13 K −2の各国の5onIcatc抗原をコ
ーディングした。
これに上記のj8養上清6種類どウリーギ抗13゜gi
ngivalis血清を各つIル加え、抗マウスI(+
5複合ペルオキシダーゼ(1: 500. Cappe
1社)を用いてELISA法により各つ1ルの吸光度を
測定しlco第2表にその結果を示す。
第2表の結果より、培養上清は13 、 gingiv
al tsの31!トの抗原とは反応したが、13゜m
claninogcnicus等どは反応せず、本発明
のモノクローナル抗体の特異性が認められた。
インヒビシコン・アッセイ(E L I SΔ−上記の
J14養上清と各国の5ontcate抗原(B、 g
ingivalis381 、 B 、 melani
nogcnicussubsp 、 intermed
icus 24 、 B 、 malanino −g
cnicus 5ubsp 0melaninogcn
icus 15930 )100’m1g/171..
10Tng/厭を37℃?−11.1間」γ1許したの
ち、4000rpn+で遠沈し、上清だ(プ庖取り出し
、濾過減菌後、B、 gingivalisの5oni
cate抗原をコーティングしたマイクロチタープレー
ト上に加え、E L I S A rhぐ測定を行なっ
た。
結果を第3表に示す。なお、結果は何も処置していない
培養上清の吸光度(OD490nm=1.17>を10
0としたときの抑制率(%)で表わした。
第3表の結果より、13 、 oingivalisど
J8養した七ツクローナル抗体(培養上清)は80%の
抑制率を示したが、[3、melallillOgOn
icUsど培養したものの抑制率は30%以下であり、
このことからも本発明モノクローナル抗体の特異性が認
められた。
従って、本発明モノクロール抗体を用いることにより、
3 、 (lillgiValiFiの病巣での存在や
菌数を簡単かつ確実に調べることができ、歯周病の診断
が確実になされることが知見される。
【図面の簡単な説明】
第1図はモノクローナル抗体の13 、 gingiv
alisに対づる反応性をEL、ISA法で測定した場
合の結果を示づグラフで、第1図(1)【よ[3゜gi
ngivalisの莢膜抗原を用いた場合の結果、第1
図(2)はt−1:) Sを用いた揚台の結果を示し、
第2図は同反応性を吸収試験により測定した場合の結果
を示Jグラフで、第2図(1)は莢膜抗原、第2図(2
)はLPSを用いた場合の結果、第3図はモノクローナ
ル抗体の各秤菌体り、 P Sに対りる反応性を吸収試
験により測定した場合の結果を示リグラフである。 出願人 ラ イ A ン 株式会ネ」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バクテロイデス・ジンジバリスに対する抗体産生性
    細胞とミエローマ細胞とを融合し、選別することによっ
    て得られ、バクテロイデス・ジンジバリスに対するモノ
    クローナル抗体を産生ずることを特徴とするハイブリド
    ーマ。 2、バクテロイデス・ジンジバリスに対する抗体産生性
    細胞とミエローマ細胞とをポリエチレングリコールで融
    合し、次いで得られた融合細胞からバクテロイデス・ジ
    ンジバリスに対するモノクローナル抗体を産生ずるハイ
    ブリドーマを選別することを特徴とするハイブリドーマ
    の製造方法。
JP58183857A 1983-09-30 1983-09-30 バクテロイデス・ジンジバリスに対するモノクロ−ナル抗体産生性ハイブリド−マ及びその製造方法 Granted JPS6075284A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4689221A (en) * 1982-12-28 1987-08-25 Lion Corporation Oral composition containing antibodies to Bacteroides gingivalis

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Publication number Publication date
JPH0526463B2 (ja) 1993-04-16

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