JPS6074841A - 直列信号伝送系の解列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、ループ状の直列信号伝送系の各局に設けら
れた解列装置、特に異常が発生した場合等、受信信号を
直接次局へ送信可能な直列信号伝送系の解列装置に関す
るものである。

〔従来技術〕

一般に、データを複数の局へ伝送する場合、中央局と各
端末局との間で両方向伝送を行うのが基本でおるが、第
１図に示すように、伝送系ヲセーブ状に接続してデータ
を１局、２局、・・・ｎ局に順次転送し、一方向伝送で
データ処理を行う場合がある。この場合、各端末局を接
続するための信号線（ケーブル）が節減されるなどの長
所があり、光通信システム等には最適である。

第２図は、上記ループ状の直列信号伝送系の任意の局に
おけるデータ信号処理を説明するためのブロック図であ
る。図において、１は受信回路、２は受信された信号が
自局への信号か他局への信号かを判別するデータリンク
コントローラ、３は次局へ信号を伝送するための送信回
路、４は信号伝送線、５は図外の処理装置とデータリン
クコ／トローラ２とのデータアドレスバス、６は制御線
である。

前局からの受信信号は、受信回路１により受信され、デ
ータリンクコントローラ２用の受信信号に変換される。

データリンクコントローラ２は。

その受信回路１からの受信信号が自局への信号か他局へ
の信号かを判別し、自局への信号であれば、その信号を
制＃線６から図外の制御回路へ取込む。

他局への信号であれば、受信した信号をそのまま送信回
路３を介して・次局へ送信する。このようにして、受信
信号が自局への信号であればデータを処理するとともに
、送信回路３から次局へ送信し、また他局への信号であ
ればデータリンクコントローラ２から直接自局送信信号
として次局へ送信するようにしている。

しかしながら、信号伝送ループ内に多数の局が存在する
場合、それぞれ各局で信号の判別（自局への信号か他局
への信号かを判別）が行われるため、信号の伝送速度が
遅くなる欠点を有していた。

また、何れかの局でデータリンクコントローラの故障等
の異常が発生した場合、全局が信号伝送不能になるとい
う欠点があった。

〔発明の概要〕

この発明は、上記のような欠点を除去するためになされ
たもので、次局への送信信号を、自局からの送信信号と
前局からの受信信号の何れかに切換える手段を備え、自
局に異常が発生した場合は、前局からの受信信号をその
まま次局へ送信することにより、伝送系の信号伝送速度
が速く、異常が発生した場合でも伝送系全体が機能を停
止することのない直列信号伝送系の解列装置を提供でき
るものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面とともに説明する。

第３図において、１１は直列信号伝送系の信号伝送線、
１２は受信回路、１３は受信回路１２によって受信され
た前局からの信号が自局への信号か他局への信号か全判
別する手段としてのデータリンクコントローラ、１４．
１５はそれぞれ図外のデータ処理装置とデータリンクコ
ントローラ１３とを接続するデータアドレスバス、制御
線、１６は次局への送信信号を、自局からの送信信号と
前局からの受信信号の何れかに切換える切換手段として
の切換回路、１７は送信回路、１８は自局の異常発生時
および解列を行う時に、切換回路１６により次局への送
信信号を切換える手段で、解列信号１９を出力して切換
回路１６を制御する。

上記構成に基づいて、作用を説明する。

前局からの受信信号は、受信回路１２により受信され、
データリンクコ／トローラ１３用の受信信号に変換され
る。この変換された信号は、データリンクコントローラ
１３に入力されるとともに、切換回路１６の受信側のゲ
ー）　１６−、に入力される。データリンクコントロー
ラ１３は、入力された受信信号が自局への信号か他局へ
の信号かを判別し、自局への信号であれば受信信号を取
込んで図外の処理装置にてデータの処理を行うとともに
、受信信号を自局送信信号として切換回路１６の送信側
のゲート１６−、に出力し、送信回路１７を経て次局へ
送信する。

上記切換伸１路１６は解列信号１９により制御され、こ
の解列信号は、自局受信時および解列時にＬ（低レベル
）となり受信側ゲー）　１６−＋　＋開き、前局からの
受信信号をそのｉｔ送信回路１７全通して次局へ送信す
る。また、自局送信時はＨ（高レベル）となり送信側ゲ
ー）　１６−２を開き、次局へ送信する。そして、自局
に異常が発生した場合は、解列信号がＬとなり、受信信
号をそのまま次局へ送信する。

上記のように、解列信号１９によって切換回路１６を制
御するようにしであるので、受信信号を直接次局へ送信
することが可能となり、伝送系の信号伝送速度が速くな
る。また、自局に異常が発生した場合でも解列を行うこ
とにより伝送系全体の機能が停止することはない。

第４図は、この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。この実施例は、受信信号を波形整形するようにした
もので、波形整形回路２０によって波形整形した受信信
号を切換回路１６およびデータリンクコントローラ１３
に入力させている。

このように構成すると、解列を行った場合でも、波形歪
が各周毎に補正されるので、伝送系の全局に対して正確
なデータを伝送することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、次局への送信
信号を、自局からの送信信号と前局からの受信信号の何
れかに切換える手段を備え、自局に異常が発生した場合
は、前局からの受信信号をそのまま次局へ送信するよう
にしたため、伝送系の信号伝送速度が速くなり、また異
常が発生した場合は、強制的に解列状態にすることが可
能で、ループ内の他局への影響を与えることがなく、伝
送系の機能が停止することがないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はループ状の直列信号伝送系の一例を示す図、第
２図は従来の伝送系の任意の局におけるデータ信号処理
を説明するためのブロック図、第３図はこの発明の一実
施例を示すブロック図、第４図はこの発明の他の実施例
を示すブロック図である。 １．１２・・・・・・・・・受信回路 ２．１３・・・・・・・・・データリンクコントローラ
３．１７・・・・・・・・・送信回路 １６・・・・・・・・・・・・・・・切換回路１９・・
・・・・・・・・・・・・・解列信号代理人大岩増雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ループ状に接続された直列信号伝送系の各局に設けられ
   た解列装置であって、次局への送信信号を、自局からの
   送信信号と前局からの受信信号の何れかに切換える切換
   手段と、自局の異常発生時に前記切換手段により次局へ
   の送信信号を切換える手段とを備えたことを特徴とする
   直列信号伝送系の解列装置。