JPS6074497A

JPS6074497A - 電磁波しやへい材料

Info

Publication number: JPS6074497A
Application number: JP17916783A
Authority: JP
Inventors: 俊一郎田中; 百瀬　建一郎; 青葉　尭
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-09-29
Filing date: 1983-09-29
Publication date: 1985-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、低周波域での磁気じゃへい性を強化した電磁
波じゃへい材料に関する。

〔発明の技術的背景〕

近年、外部の妨害電波から電子回路を作置し、かつ発言
回路等から発生する不要な１１．彼を外部に漏洩するの
を防止するために電子機器の筐体を電磁波遮蔽材料によ
り形成するこ七が要求されている。

このような電磁波遮蔽材料としては、金属やプラスチッ
ク等があげられるが、前者の金属は優れた電磁遮蔽効果
を有する反面、重い高価、加工性が悪い等の欠点がある
ため、プラスチックに導電性を付与させたものの使用が
主流となりつつある。

プラスチックに導電性を付与する方法みしては、プラス
チックを成形後、導電性塗料を塗布したり、金属を溶射
、めっきしたりして表面ｌこ導電層を形成する方法吉、
プラスチック内部にカーボンや金属粉末等の導電性の充
填材を添加する内部ζこ添加する法がある。

前者のプラスチック表面に導電層を形成する方法は、工
程が増え量産性に乏しい、導電層が長期間の使用により
剥かれてしまうという欠点があるため、後者の内部に添
加する法に期待が寄せられている。

この内部に添加する方法の一つとして特開昭５４−５６
２００号公報に開示された技術がある。この技術は、樹
脂中に導電性の短繊維と微粉粒体を所定の割合で分散さ
せたものである。

しかしながら、こうした技術においても次のようなまだ
改善すべき点が残されている。

すなわち、欧米の電磁波障害ｌこ対する規制でけＩ　Ｍ
　ｉ（ｚ前後のラジオ周波数帯から１００Ｍ　ＨＺ帯付
近のテレビ周波数帯までの電磁波をしやへいすることが
要求されているが、竿なる導電性物質からなる充填１１
の添加たけてはこのような広い範囲の全ての周波数帯域
ζこイつたって充分なしゃへい効果は得ることは困難で
ある。

才だ電磁波ｌ−を電界波及び磁界波から成り立っている
が、このうち磁界波のしゃへい効果は特に磁場の影響を
うけやすく、ｍＪ記の従来技術ではこのような場合のし
ゃへいが充分でなかった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような問題を解消するためになされたもの
で、高周阪域の電磁波じゃへい能に加え、低庵波域の電
磁波、特に磁気じゃへいに優れた成分を添加して、広い
周波数帯の全域にわたり良好な電磁仮しやへい効果をも
たぜたしゃへい体を提供するものである。

〔発明の概要〕

本発明け、強磁性体を含有するじゃへい成分と樹脂をｄ
ノ、在させてなることを特徴とする。

強磁性体としては、パーマロイ、フェライトステンレス
等の軟質磁性材料が好ましい。例えばパーマロイは初沈
透磁率か１００．０００以−にと極めて高い値を示すも
のもあり５大きな磁気じゃへい効果を得ることができる
。

また、耐食性を特に要求される場合−、クロム等の耐食
性改善成分を含有する耐食パーマロイと称されるもの、
あるいはクロムを１０％程ＩＷ以上含むフェライトステ
ンレスが適用できる。

これらの材料は、硬度が割合低いので、射出成形等の成
形の際にスクリュー等の成形工具の損傷が少ない利点が
ある。

また、しやへい成分にｖ、＞ｔ７ηｊ１体を同時に含有
するとより優れたしゃへい効果を奏する。

導電体としてｄ、、炭素繊維、あるいけ金、金艮、銅、
ニッケル、アルミニウム、鉄などの金屑の１種才たけ２
種以上か用いられる。ガラス繊イ１１．やシリコンカー
バイド繊装置ポロン繊維、イ）機高弾性繊維、ポリエス
テル繊維やポリアミド繊維なとの合成繊召ｌのように、
それ自身は導電性を全く有しないか、あるいけほとんど
有していなくてイ）、これらに上Ｈ１：のような金属を
メッキ、蒸着、溶射するなどして導市、性をイ・」与し
たものを用いてもよい。

上記のしゃへい成分の形状は、粉末状のものあるいけ短
繊維状のイ）のなどがあるが、樹脂中に均一に分散して
しやへい効果を奏するものであればいずれの形状でもよ
い。粉末状均のものは分散状態がより補−になる点で好ましく、繊維
状のものけしやへい効果を有するとともｌこ樹脂の強度
を向上させる点で好ましい。

また樹脂とじゃへい成分とを混在させるには、しやへい
成分それぞれに樹脂を被覆さぜたものが適用できる。ま
た、こうして得られたものを射出成形等で成形手段で板
状あるいはｒセ状１・こ成形してもよい。

またじゃへい成分は、樹脂中に体積比で５％〜５０％在
肴することが好才しい。この範囲であれはしやへい効果
と強度がいずれも実用できるものとなりやすい、。

本発明のしゃ一＼い月別を得るには、例えば知μ糾状の
導電体を含むマスク−ベレットに強磁性粉末を混入しで
射出成形する方法、あるいＱｌ、長い繊泡１状の導電性
充填拐を束ねて一体化しべＩ／ソト状ｌこ切Ｈノ１した
イｉ＞Ｊ　Ｂ１コ成形材イｓ１を用いて身］出成形する
方法停かめる。

〔発明の実施例〕

ポリスチレンをヘースレジンとした銅せんイ（１ｏ　ｏ
ｐ　）５ｃｍ含ｂマりターベレット中に平均形状−長さ
約１岨、幅約０．１　ａｍのＪ’　Ｏパーマロイ粉を混
入した。このベレットから１５０１！Ｉｍ角、５　ｍｍ
厚の平板を身１出成形にで成形した。得られたしゃへい
材料の構造を模式的に第１図に示す。第１図ζこおいて
１はポリスチレン、２は銅ぜんい、３１ｄ　Ｐ　Ｃハー
フ　。

イ粉末である。

得られたじゃへい体の磁気じゃへい効果を第２図に示す
。第２Ｆ２Ｈこおいて曲線Ａｄ本発明によるじゃへい材
料によるもの、曲線１３は比較のために示す銅ぜんいの
みζこよるものでＩ）る９本発明によるものけ特ζこ低
周波帯域でのしやへい効果が犬である。

〔発明の効果〕

本発明しゃへい材第４は、広範囲の周波数イｉを域で優
れたじゃへい効果をもたらすもので、１−ランシーバな
どの無線機器、ラジオ、テレヒ、電子レンジ等の家電機
器、パソコン等のマイクロプロセツサを内蔵するＯＡ機
器、′１１Ｌ子計４１ｉｊ器等の電子機器の’ｒｅｋ体
等に応用して大きい効果を得ることかでさる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のしゃへいイ９料の構造を模式的に示
す図、第２図は電磁波じゃへい効果を示すグラフである
。１・・ポリスチレン２・銅せんい３　ＰＣパーマロイ粉末

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　強磁性体を含有するじゃへい成分と樹脂を混在
させてなる電磁波じゃへい材料。
（２）　強磁性体は、軟質磁性材料である特許請求の範
囲第１項に記載の電磁波じゃへい材料。
（３）じゃへい成分は強磁性体と導電体で構成してなる
特許請求の範囲第１項に記載の電磁波じゃへい材料。
（４）じゃへい成分は、繊維状のものである特許請求の
範囲第１項から第３項のいずれかに記載の電磁波じゃへ
い材料。
（５）じゃへい成分は、粉体状のものである特許請求の
範囲第１項から第３項のいずれかに記載の電磁波じゃへ
い材料。
（６）じゃへい成分は、繊維状のものと粉体状のものと
を混在させてなる特許請求の範囲第１項から第３項のい
ずれかに記載の電磁波じゃへい材料。
（７）じゃへい成分は、５〜５０体積％である特許請求
の範囲第１項から第４項のいずれかに記載の電磁波じゃ
へい材料、。
（８）　電磁波じゃへい材料は、しやへい成分を樹脂で
被嫁したペレット状である特許請求の範囲第１項に記載
の電磁波じゃへい材料。
（９）　電磁波じゃへい材料は、板状に成形してなる特
許請求の範囲第１項に記載の電磁波じゃへい材料。