JPS6071434A

JPS6071434A - 給紙装置

Info

Publication number: JPS6071434A
Application number: JP17748983A
Authority: JP
Inventors: Tsugio Okuzawa; 奥沢　次男
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-09-26
Filing date: 1983-09-26
Publication date: 1985-04-23
Also published as: JPH0565416B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、積層した用紙を１枚ずつ給送する給紙装置、
よｐ詳細には像形成装置に好適であって、摩擦コロ分離
方式を用いた用紙載置台揺動方式の給紙装置に関する。

（従来技術）一般に、電子写真複写機などのような像形成装置に備え
られていて、積層した用紙を１枚ずつ給送する給紙装置
には、複数枚の用紙が重送されることを防止するために
、最上位用紙の下面に刺着する次位用紙を分離する分離
手段が設けらｈている。この分離手段の一方式として一
対の高ｒ：大４ｐ係数を有するコロを対向配置させたｊ
ψゼｔコロ分前方式が知られている。すなわち、」二下
方向に対接させられるコロのうち、上部コロは用爪を給
送方向に沿って順送させる向きに回転させられる一方、
下部コロは常時固定させられているように構成されてい
る。従って、この方式によれば、下部コロの外周の特定
の部分のみが常時分離作用に使用されるため、その部分
だけが摩耗するいわゆる偏摩耗が早期に発生し、その結
果、上下の分離コロ間の接触圧が低下又は亢奮に消滅し
てしまい重送が発生するという欠点がある。

（発明の目的）本発明は、上記した従来技術の欠点を解決すべくなされ
たもので、その目的は、下部コロの偏摩耗を防止して長
期使用しても重送の発生を回避することができる給紙装
置を提供することにある。

（発明の構成）上記目的は、上下動自在に支持される用紙載置台の変位
を、リンク部材および一方面クラッチ内蔵の揺動部劇を
介して下部分離コロに伝達させ、前記一方向クラッチを
、下部分離コロの用紙給送方向への回転にはロック、逆
方向には回転可能のように構成し、かつ、下部分離コロ
を上部分離コロに対接させた給紙装置によって達成され
る。

以下、図示の実施例につき詳細に説明する。

第１図は、本発明が指向される電子写真複写機を示す構
成図で、本図において、符号１は電子写真複写機を示し
、電子写真複写機１は、露光装置ンＪ２、静電潜像担持
体３、通常給紙装置４、両面給紙装置５、転写装置６、
定着装置７などからなっている。片面コピーの場合、呼
び出しコロ８によって引き出された用紙は、分Ｎ１１コ
ロ対９によって最上位の用紙のみ前進し、搬送コロ群Ｈ
１、１１。

１２を経て静電潜像担持体３に達し、転写装置６を介し
て、用紙にトナーが転移され、搬送ベル［１３により定
着装置７へ給送される。定着装置７から排出された用紙
は排紙モードの搬送コロ群１４を経て機外へ排出される
。両面コピーの場合、呼び出しコロ８、分’ｓ１１′コ
ロ対９を経て、搬送コロ群１０　、１１　、１２により
前記片面コピーと同様のｊｈ路を通って定着装Ｍ７に給
送される。定着装置？ｔ７から排出された用紙は、図に
よく示すように搬送コロ群１４０反転モードにより反転
させられて両面給送装置５の入口１８に進入する。そし
て同装置内において用紙はガイド１９、放出コロ対２０
（第２図参照）を経て放出される。このとき用紙は上部
ガイド板２１および先端ガイド板２２０作用により、呼
び出しコロ１６の直前の部位に用紙先端が案内されるよ
うになっている。そしてコピー面を上側にさせられた用
紙は、呼び出しコロ１６によって引き出されて前記通路
を経て、他の面へ画像を形成されたのち排紙モードの搬
送コロ群１４を介して機外へ排出されるように々ってい
る。

第２図において、前記両面給紙装置５がより詳細に示さ
れているが、本装置５は本体のレール１ａＶＣ＆ってベ
アリング２５を介して挿抜自在に支持されている。載置
台１５は、その一端１５ａが呼び出しコロ１６に接離自
在に上下動できるように、他端は不動の支軸２６に枢着
され、通常一点鎖線に示す上昇位置に向けて上昇する習
性を加圧アーム２７などによって与えられている。符号
２８は載置台１５の片側に用紙に直交する向きに設けら
れたサイドガイド板を示し、用紙の一側縁を規制するよ
うになっている。サイドガイド板２８にはレバー２９が
固着され、用紙の多少によって下降又は上昇するレバー
２９の先端は光セッサ３０の光路を開閉して、用紙の有
無を検知するようになっている。分離コロ対１７しま、
常時用紙給送方向（図中時計方向）１℃回転する上部分
離コロ１’７　ａおよび用紙給送中は固定させられる下
部分離コロ１７ｂからなり、何れも外周部はゴムなどの
ような高摩擦係数を有するＡ′Ａ口からなっている。上
部分離コロ１７ａの＃擦係数をμｍとし、下部分離コロ
１７ｂのそれを１ｔ２とし、用紙間のそれをμ３とした
とき、ｌｔ　ｉ　’：）μ２　＞　ｚｚ　３の関係が成
立するようになっている。そして、複数枚の用紙が両コ
ロ間に進入したとき、上部分１１１１コロと用紙との間
の摩擦係数が下部分割コロと用紙との間のそれよりも大
きいので、最上位用紙のみが前進することができるよう
になっている。

さて、本発明の特徴であるところの、載ｉｉ′、ｉ台ｊ
５の変位を下部分離コロ１７ｂに伝達する（長構につい
て説明する。第３図および第４図において、載置台１５
は実線で示す位置と一点＠線で示す位置との間を上下動
自在に支持されている。載ｉｒｖ台１５の用紙給送方向
端部１５ａの上位には呼び出しコロ１６が配置され図中
時計方向に図示しない手段によって回転させられている
。呼び出しコロ１６はアーム３１の一端に回転自在に支
持され、アーム３１の他端は回転軸３２に枢着されてい
る。回転軸３２には上部分離コロ１７ａが固装されてい
て呼び出しコロ１６と同一方向に常時回転させられてい
る。また、呼び出しコロ１６は図示しない手段にょジ載
置台１５に対して接離可能になって因る。上部分離コロ
１７ａの下位に下部分離コロ１７ｂが配置されている。

載置台１５上の用紙（図示しない）が円滑に分離コロ対
１７に挾持されるようにガイド板３３．３４が配置され
ている。下部分離コロ１７ｂは、支軸３５にねじ３６を
介して固装されており、支軸３５ハ支軸４２と略同−の
中心線上に配置され、図示しない手段によって若干の上
下動可能に支持されている。支軸３５には、一方向クラ
ッチを介して揺動部材３７が嵌着されている。揺動部材
３７は一方面クラッチを嵌合する円筒部３７ａと、この
円筒部３７ａから下方へ延びる脚部３７ｂとからなり、
脚部３７ｂの下部中央には下方開口溝３７ｃが形成され
てｂる。一方向クラッチは図示しないが、図中時計方向
（矢印入方向）に揺動部材３７　が揺動すると、軸３５
および軸３５足固装された下部分離コ”　１７ｂと揺動
部材３７との間に回転力が伝達され、揺動部材３７が反
時計方向に揺動すると、前記回転力伝達は解除されるよ
うに構成されている。従って、下部分離コｏ１７Ｍｔ図
中反時計方向すなわち用紙給送方向には口、７りされ、
逆方向には回動可能になっている。揺動部材円筒部３７
ａの下部周面には、加圧部拐３８がスプリング１３９に
より常に圧接するようになっている。

すなわち、加圧部材３８は支軸３９に基端部を枢着させ
られ、自由端部が前記スプリング１３９により図中上方
へ吊上げられるように付勢されている。

支軸３９は不動の図示しない軸受により回転自在に支持
されている。

載置台１５と揺動部材３７との間には、リンク部材が介
装されている。リンク部材は、ピノ４０、リック４１、
支軸４２およびレバー４３などからなっている。揺動部
材３７の脚部溝３７ｃには、常時ピノ４０が挾持されて
いる。ピン４０はリンク４１の下端に植設され、リンク
４１め上端には、ピン４０と逆方向に延びる支軸４２の
一端が固設されている。支軸４２の他端は、用紙給送方
向に沿って配置された略り字状のレバー４３の中央に固
設されている。レバー４３の用紙給送方向先端部４３ａ
にはスプリング４４の一端が係止されてレバー４３を図
中反時計方向に回動する向きに付勢しており、レバー４
３の後端部４３ｂは載置台１５の自由端部１５ａの下部
に延び、常時載置台１５を挙上するようになっている。

次に本装置の作用について説明する。第１図および第２
図に示す電子写真複写機において、両面コピーモードが
指定され図示しないプリントスイ、チが押されると、載
置台１５は一点鎖線に示す位置から実線の位置にまで図
示しない手段を介して押し下げられる。このとき、載置
台１５の自由端部１５ａが、レバー４３の後端部４３ｂ
を下方に押し下げ、支軸４２を図中時計方向に回動させ
る。支軸４２の時計方向回動はリンク４１を介してピン
４０を図中左方へ移動させる。ピン４０は溝３７ｃに挾
持されているか゛ら、揺動部材３７を図中時計方向に揺
動させる。

揺動部材３７の時計方向回動は一方面クラッチにより支
軸３５　Ｋ伝達され、支軸３５に固装された下部分離コ
ロ１７ｂを同方向へ回動させる。支軸３５の中心線の略
延長上に支軸４２の中心線を位置させであるので、下部
分離コロ１７ｂはレバー４３の回動角度に相当する分だ
け僅かに図中時計方向に回動させられる。

次に、載置台１５に指定枚数だけ用紙が載ｉｆｆされ図
示しない傾斜スポンジコロなどを介して前側端が揃えら
れて積層される。すると１図示しない制御装置および昇
降手段により、載置台１５を実線の位置から一点鎖線の
位置へ上昇させる。このとき、リンク部材は、スプリン
グ４４０作用により図中反時計方向へ回動させられ、ピ
ン４０を介して揺動部材３７も、同方向へ回動される。

しかしながら、一方向クラッチは、揺動部材３７０反時
計方向回動に対して回転力を伝達せず、いわゆる滑り状
態にあるので、下部分離コ０１７ｂは回転しないままの
状態を保っている。さらに、分離コロ対Ｊ７は、）Ｊｌ
上ｏｕ材３８とスプリング１３９の協働作用により、Ｉ
ｙ「定の圧接力（分離圧という）が設定されており、こ
れが一方向クラッチの反時計方向回動に対して下前分離
コロ１７ｂをその位置に保たせる保持力となっている。

本実施例では、給紙装置を両面コピー型の給紙装置を例
示したが、本発明はこれに限定するものでなく、通常の
片面コピー型のものについても適用できることは勿論で
ある。

また、リンク部材が常時図中反時計方向へ回動する向き
に付勢されているが、このことは必ずしも必要ではなく
、リンク部材と載置台とが保合又は連動するように構成
されていればよい。

（発明の効果）以上の説明で明らかなように、本発明は、載置台の上下
動によシ下部分離コロを微少間欠回動を行ワせ、常に新
しい外周面で上部分離コロに接触させるようにしたので
、下部分離コロの偏摩耗が防止され長期使用しても用紙
重送の発生を回避させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が指向される電子写真複写機を示す構成
図、第２図は同複写機に装着される両面給紙装置を示す
構成図、第３図および第４図は本発明の一実施例を示す
側面図および分解斜視図である。１５・・・載置台、１７・・・分離コロ対、１７ａ・・
・上部分離コロ、１７ｂ・・・下部分離コロ、３５・・
・支軸、３７・・・揺動部材、４０・・・ピン、４１・
・・リンク、４３・・・レノく一０第１図第２図第　ろ　図７第４図

Claims

【特許請求の範囲】

用紙を載置していて少くとも用紙給送方向前端側端部が
上下動自在に支持される載置台と、この載置台の用紙給
送方向下流側に配置されていて上下一対の分離コロとを
有する給紙装置において、用紙な給送方向［沿って給送
させる向きに回転する上部分離コロと、この上部分離コ
ロの下位に設けられた下部分離コロと、この下部分離コ
ロを固装し常時前記上部分離コロに近接する向きの習性
を与えられていて、回転自在に支持された支軸と、この
支軸に一方向りラ、チを介して嵌着されていて１ｍ記下
部分離コロを用紙が給送方向に対して押し戻される向き
に揺動させるときにだけ前記支軸が同一方向に揺動させ
られる揺動部材と、載置台が下降するとき前記揺動部材
を前記下記分離コロが用紙を押し戻す向きに揺動させる
リンク部材とを備えたことを特徴とする給紙装置。