JPH06171784A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH06171784A
JPH06171784A JP4353437A JP35343792A JPH06171784A JP H06171784 A JPH06171784 A JP H06171784A JP 4353437 A JP4353437 A JP 4353437A JP 35343792 A JP35343792 A JP 35343792A JP H06171784 A JPH06171784 A JP H06171784A
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JP
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sheet
paper
roller
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JP4353437A
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English (en)
Inventor
Katsumi Munenaka
克己 宗仲
Tatsuya Shiratori
達哉 白鳥
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リタード式給紙装置における、ローラの塑性
変形による給紙不良ローラのオイル成分のしみ出しによ
る用紙の汚染、ローラ同士の吸着、表面の摩擦係数μの
部分的な劣化による給紙不良等の問題を解消すること。 【構成】 紙葉給送方向に回転駆動されるフィードロー
ラ4と、紙葉戻し方向に一定のトルクで回転駆動される
リタードローラ5と、該両ローラ4・5とを所定の力で
圧接させる加圧手段6・7・910と、該両ローラ4・
5とを離間させる或は圧接力を弱める圧接解除手段10
とを有し、給紙時はフィードローラ4とリタードローラ
5とを圧接状態に保持させて該両ローラの圧接ニップ部
Nに導入された2枚以上の紙葉のうちフィードローラ4
と直接接触する紙葉1枚だけは該ローラにより圧接ニッ
プ部Nを通過させるが、残余の紙葉はリタードローラ5
で通過を阻止させて紙葉を1枚分離給送させることを特
徴とする給紙装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子写真複写
機・プリンタ・記録機器等の画像形成装置において転写
材・記録材・原稿等の紙葉(シート)の1枚分離給送手
段として使用される給紙装置に関する。
【0002】紙葉の1枚分離給送機構としては種々のも
のが知られているが、本発明はそのうちの特に所謂リタ
ード方式の給紙装置、並びにマルチ手差し給紙装置につ
いての改善に関する。
【0003】
【従来の技術】
1)リタード式給送装置 図6に従来のリタード式給送装置の一例の模式図を示し
た。1は給紙台、2はこの給紙台上に積載セットした転
写材・記録材・原稿等の紙葉(以下、用紙と記す)であ
る。3は給紙台1の上部に配設した用紙取り出しローラ
(以下、ピックアップローラと記す)、4・5は給紙台
1の用紙給送方向aの先端側に上下に配設した用紙送り
ローラ(以下、フィードローラと記す)と逆転ローラ
(以下、リタードローラと記す)である。
【0004】給紙台1は不図示の付勢手段で持ち上げ付
勢されている。ピックアップローラ3は定置のローラと
してあり、駆動軸3aを中心に用紙給送方向aに回転駆
動される。給紙台1上の積載セット用紙は給紙台1の持
ち上げ付勢力により上面がピックアップローラ3の下面
に対して所定の押圧力で接触している。
【0005】フィードローラ4は定置のローラとしてあ
り、駆動軸4aを中心に用紙給送方向aに回転駆動され
る。このフィードローラ4の駆動軸4aとピックアップ
ローラ3の駆動軸3aは不図示のプーリ・ベルトによっ
て連結させてあり、フィードローラ4の駆動軸4aが不
図示の駆動源によって駆動されると、フィードローラ4
とピックアップローラ3とが連動して用紙給送方向aに
回転駆動される。
【0006】リタードローラ5は支軸7を中心に揺動自
由のレバー6の一方のアームに回転自由に軸受支持させ
てある。該レバー6は他方のアームと定置のバネ掛け部
8との間に引張りバネ9を張設して支軸7を中心に図面
上時計方向に常時回動付勢させてあり、このレバー6の
回動力によりリタードローラ5をフィードローラ4の下
面に対して所定の押圧力Fをもって常時圧接させてあ
る。
【0007】リタードローラ5の駆動軸5aは、その一
方の軸端側に該駆動軸の略同軸上に不図示の駆動源軸が
設けられていてその駆動源軸とユニバーサルジョイント
で連結されている。またリタードローラ5は駆動軸5a
と不図示のトルクリミッタを介して連結されている。
【0008】そして該リタードローラ5は上記の駆動源
軸により上記のユニバーサルジョイント・駆動軸5a・
トルクリミッタを介して所定の一定のトルクで用紙給送
方向aとは逆の用紙戻し方向bに回転駆動される。
【0009】.給紙スタート信号により駆動源がオン
してフィードローラ4及びピックアップローラ3が連動
して用紙給送方向aに回転駆動される。またリタードロ
ーラ5が用紙戻し方向bへの回転駆動力を受ける。
【0010】.この場合、フィードローラ4とリター
ドローラ5との圧接ニップ部Nに用紙が介入しておらず
両ローラ4・5が直接接触している状態にあっては、リ
タードローラ5はトルクリミッタで規定された用紙戻し
方向bへの回転トルクがフィードローラ4の用紙給送方
向aへの回転トルクに負けて用紙戻し方向bへの回転ト
ルクに抗してフィードローラ4の回転に従動して用紙給
送方向aに回転した状態なる。
【0011】.ピックアップローラ3の回転により給
紙台1上の積載用紙2の最上位の用紙が繰り出されてそ
の先端部がフィードローラ4とリタードローラ5との圧
接ニップ部Nへ進入する。
【0012】圧接ニップ部Nに該最上位の用紙が1枚だ
け進入したときはフィードローラ4との摩擦による該用
紙の用紙給送方向aへの送り力がリタードローラ5の用
紙戻し方向bへの回転トルクに打勝ち、この場合もリタ
ードローラ5は用紙戻し方向bへの回転トルクに抗して
フィードローラ4との間に用紙を挟んで該用紙の搬送に
つれ回る。即ち上記用紙は圧接ニップ部Nを用紙給送方
向aに搬送されて通過していく。
【0013】.圧接ニップ部Nに2枚以上の用紙が進
入したときは、リタードローラ5は用紙戻し方向bへの
回転トルクが用紙相互の摩擦力に打勝って用紙戻し方向
bに回転した状態になり、フィードローラ4に直接接触
している最上位の用紙よりも下位の用紙は該リタードロ
ーラ5の用紙戻し方向bへの回転によりその先端部が用
紙給送方向上流側へ押し戻されて圧接ニップ部Nから排
除され圧接ニップ部Nには最上位の用紙が1枚のみ存在
した状態になる。
【0014】これによりで説明したようにリタードロ
ーラ5は用紙戻し方向bへの回転トルクに抗して該最上
位の用紙を挟んでフィードローラ4の回転に従動して用
紙給送方向aに回転した状態となり、該最上位の用紙の
みが引き続き圧接ニップ部Nを用紙給送方向aに搬送さ
れていく。
【0015】.この最上位の用紙の搬送中に該用紙よ
りも下の用紙の先端部が再び圧接ニップ部Nに進入する
と、で説明したようにリタードローラ5は用紙戻し方
向bに回転した状態になり、該下の用紙は該リタードロ
ーラ5の用紙戻し方向bへの回転によりその先端部が用
紙給送方向上流側へ押し戻されて圧接ニップ部Nから排
除される。
【0016】.かくして、フィードローラ4の用紙給
送方向aへの回転と、リタードローラ5の、上述のよう
なフィードローラ4に従動した用紙給送方向aへの回転
と、用紙戻し方向bへの回転との繰り返し動作により、
フィードローラ4に直接接触している最上位の用紙のみ
が1枚だけ圧接ニップ部Nを搬送通過していき、それよ
りも下の用紙は圧接ニップ部Nを通過することが阻止さ
れて、即ち重送が防止されて、給紙台1上の積載用紙2
が上分離式で1枚分離給送されていく。
【0017】なおピックアップローラ3を給紙台1の下
側に設けて給紙台1上の積載用紙2を最上位のものから
繰り出すようにし、またフィードローラ4を下側ロー
ラ、リタードローラ5を上側ローラにして下分離式の給
紙装置とすることもできる。
【0018】2)マルチ手差し給紙装置 図7に従来のマルチ手差し給紙装置の一例の概略構成を
示した。21は駆動軸21aを中心に用紙給送方向aに
回転駆動される給紙ローラ、22は用紙1枚分離パッド
であり、支軸23を中心に上下揺動自由のアーム24の
先端側に取りつけ支持させてあり、アーム24が圧縮コ
イルバネ25で支軸23を中心に時計方向に回動付勢さ
れることで、分離パッド22は給紙ローラ21の下面に
対して所定の押圧力をもって常時圧接した状態に保持さ
れている。
【0019】26は給紙ローラ21と分離パッド22の
圧接ニップ部Bの用紙入口側に、該用紙入口に向かって
下り傾斜の姿勢で配設した固定の給紙トレイ、27はこ
の給紙トレイ26の先端辺側と前記圧接ニップ部Bの用
紙入口側との間に該給紙トレイ26と連設的に設けた揺
動給紙トレイ(以下、中板と記す)である。
【0020】上記中板27は支軸29を中心に上下揺動
自由の中板ホルダ28に一体に設けてあり、圧縮コイル
バネ30で常時持ち上げ付勢させてある。
【0021】31は中板ホルダ28のカム受面28a
(図8)に作用して中板27の上下の動きを規制するカ
ムであり、支軸31aを中心に図8において不図示の駆
動手段により反時計方向に1回転間欠制御される。
【0022】カム31は常時は図8の実線示のように大
径部が下向きの回転角姿勢状態をホームポジションとし
て回転が停止されており、従って中板ホルダ28即ち中
板27が圧縮コイルバネ30に抗して支軸29を中心に
下方へ押し移動されて図7のように固定の傾斜給紙トレ
ーと略面一の前下り傾斜姿勢に保持されている。
【0023】この図7の状態において、固定の給紙トレ
ー26と中板27上に複数板の用紙2(図9)を積載す
る。積載用紙2は自重で傾斜給紙トレー26面及び中板
27面を滑り下がって図9のようにその先端辺が分離パ
ッドアーム24の用紙受け面24aに突き当った状態と
なってセット状態となる。
【0024】この状態(給紙待機時)においては、積載
セット用紙2の先端辺側上面が給紙ローラ21と分離パ
ッド22との圧接ニップ部Bの用紙入口側近傍の給紙ロ
ーラ下面部に対応しており、かつ該給紙ローラ下面とは
離間αしている。即ち積載セット用紙2の先端辺側上面
は給紙ローラ21に対して非接触の状態に保持されてい
る。
【0025】この給紙待機時において給紙スタート信号
が発せられると、カム31が支軸31aを中心に図8に
おいて反時計方向に所定の回転速度で1回転間欠駆動さ
れる。このカム31の回転に伴いカムの小径部が中板ホ
ルダ28のカム受面28aに対応していくことにより、
中板27が圧縮コイルバネ30の押し上げ力で支軸29
を中心に持ち上げ移動回動されて、何れ積載セット用紙
2の先端辺側上面が給紙ローラ21の下面に当接した状
態になり、中板27はそれ以上の持ち上げ移動回動が停
止されるが、カム31は引き続き回転して中板ホルダ2
8のカム受面28aから離れることで、積載セット用紙
2の先端辺側上面が給紙ローラ21の下面に対して圧縮
コイルバネ30による中板押し上げ力で所定の押圧力を
もって圧接した状態になる。図10はこの状態時を示し
ている。
【0026】この状態時において給紙ローラ21が用紙
給送方向aに回転すると、給紙ローラ21の下面と直接
に接している積載セット用紙の最上部の用紙に繰り出し
力が作用してその先端部が給紙ローラ21と分離パッド
22の圧接ニップ部Bに進入してこの圧接ニップ部Bを
通って該圧接ニップ部の用紙出口側に出ていく。
【0027】この場合、上記の最上部の用紙の繰り出し
にともない、その下の1枚あるいは複数枚の用紙が引き
ずられて圧接ニップ部Bへ移動しても分離パッド22に
より圧接ニップ部Bの通り抜け、即ち重送が阻止され
て、最上部の用紙だけが1枚分離給送される。
【0028】この間、カム31は所定の回転速度での1
回転駆動が続行して再び中板ホルダ28のカム受面28
aに接触する回転角になり、中板ホルダ28即ち中板2
7を支軸29を中心に圧縮コイルバネ30の押し上げ力
に抗して押し下げていく。
【0029】これにより積載セット用紙2の給紙ローラ
21に対する圧接力が弱まっていき、最終的にカム31
が1回転を終了してカム31の大径部が中板ホルダ28
のカム受面28aに対応した時点(図8)では中板27
が再び図9の最初の待機姿勢位置まで押し下げ移動され
た状態に保持され、最上部の用紙以外の残余の積載セッ
ト用紙2は給紙ローラ21に対する圧接が完全に解除さ
れるから給紙ローラ21が引続き回転駆動されていても
該残余の積載セット用紙2には搬送力がかからず、最上
部の用紙だけが引続き給送される。
【0030】1枚分離給送された最上部の用紙はその先
端部が不図示の搬送ローラ対に中継ぎ搬送される。1枚
分離給送用紙が搬送ローラ対に完全に中継ぎされた時点
で給紙ローラ21の回転駆動が停止され、用紙は上記搬
送ローラ対により引続き搬送されていく。
【0031】このようなマルチ手差しの給紙装置は、カ
セット給紙機構のように大量の用紙を収納して1枚分離
給送させるには難があるが、比較的小数枚の用紙を積載
セットして連続給紙させるのに便利であり、例えば、複
写機等においてはカセット給紙機構とは別に、多種の用
紙を選択的に手差し的に複数枚セットして連続給紙させ
るための不可欠な装置として装備されている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
(A)前述従来のリタード式給紙装置(図6)について
は次のような問題点が挙げられる。
【0033】即ち、フィードローラ4とリタードローラ
5は給紙時も非給紙時も常に圧接状態になっている。ま
た、リタードローラ5の駆動が同軸上から入るために、
駆動時のリタードローラ5のフィードローラ4への圧接
力の増加は期待できない構成になっている。したがっ
て、圧接力はすべて引張りバネ9の力によってかけられ
る。給紙の安定性や、重送を防止するための分離の安定
性を確保するためには圧接力Fは通常250g前後の力
が必要である。また用紙に対する摩擦係数μが大きく、
硬度の低い(約20°)、オイル分を多量に含むゴム材
でピックアップローラ3、フィードローラ4、リタード
ローラ5を構成することが通常である。
【0034】ところが、このようなゴム材でできたフィ
ードローラ4とリタードローラ5が常時圧接されている
状態におかれると、次にあげるような不具合が生じる。
【0035】a.ローラの塑性変形による給紙不良 b.ローラのオイル成分のしみ出しによる用紙の汚染 c.ローラ同士の吸着、表面の摩擦係数μの部分的な劣
化による給紙不良 d.給紙中に紙詰まりが起きた場合、用紙がフィードロ
ーラ4とリタードローラ5に挟まれたままで、用紙の除
去が非常にやりにくい。
【0036】本発明はリタード式給紙装置における上述
のような問題を解消することを第1の目的とする。
【0037】(B)また前述従来のマルチ手差し給紙装
置(図7〜図10)については次のような問題点が挙げ
られる。
【0038】即ちこのような装置において、給紙スター
ト信号に基づいて中板27が上方向へ移動し積載用紙2
が給紙ローラ21に接触し、給紙ローラ21が動作し用
紙2を搬送する最低量は分離パッド27と給紙ローラ2
1のニップ部Bに用紙を進入させるまでの距離E(図1
0)である。用紙2がこのニップ部Bに進入すると中板
27の位置に関わらず分離パッド22が所定圧で給紙ロ
ーラ21に接しているため用紙2と給紙ローラ21に摩
擦力が生じ用紙2を進行方向に搬送できる。
【0039】しかるに、本装置のようにカム31が所定
回転速度で回動するタイプの機構であると、中板27上
に積載されている用紙2の積載枚数の多い少ないによっ
てカム31が回動をはじめてから給紙ローラ21と用紙
2が接触をはじめるタイミングが異なる。
【0040】図9に示す様に、用紙2の積載枚数が多い
と距離αだけ中板27が移動すれば良く、このため用紙
2と給紙ローラ21は早く接触をはじめ、さらに中板2
7上の用紙2と給紙ローラ21が離反を始める時点も遅
れることとなる。
【0041】即ち給紙ローラ21と中板27上の積載用
紙2との接触時間は、中板27上に積載されている用紙
2の積載枚数の多いときは積載枚数が少ないときよりも
必要以上に長くなる。
【0042】しかしこの様に長時間用紙と給紙ローラ2
1が接触していると最上部の用紙が分離パッド22と給
紙ローラ21のニップ部Bに進入しおわった段階におい
ても中板27上の用紙が続々搬送されようとする。分離
パッド22は複数枚進入してきた用紙の一枚を分離しよ
うとするが、中板27が上方向に付勢され搬送力を持ち
続けてしまうため用紙の進行をせき止めようとする分離
パッド22と用紙を搬送しようとする中板27による押
圧力との相互の作用により分離パッド22が用紙の分離
能力を失って一度に多数の用紙を進行させてしまう重送
という現象が発生しやすくなる。
【0043】これは本マルチ手差し給紙機構が簡略化さ
れたもののため生じる問題であり、多種多様な紙を安定
して給送させるためには、よりきめの細い中板の制御が
必要となるのである。
【0044】そこで本発明はこのようなマルチ手差し給
紙装置について、中板上の積載用紙の多い少ないに拘ら
ず、給紙ローラ21と積載用紙2との接触時間を所定に
一定化させて給紙ローラ21と積載用紙2との接触時間
が不必要に長くなることによる用紙の重送発生を防止
し、より安定した給紙性能を確保することを第2の目的
とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする給紙装置である。
【0046】(1)紙葉を給送する方向に回転駆動され
る紙葉送りローラと、紙葉給紙方向とは逆方向に一定の
トルクで回転駆動される紙葉戻し逆転ローラと、前記送
りローラと該逆転ローラとを所定の力で圧接させる加圧
手段と、前記送りローラと逆転ローラとを離間させる或
は圧接力を弱める圧接解除手段とを有し、給紙時は前記
送りローラと逆転ローラとを圧接状態に保持させて該両
ローラの圧接ニップ部に導入された2枚以上の紙葉のう
ち送りローラと直接接触する紙葉1枚だけは該送りロー
ラにより圧接ニップ部を通過させるが、残余の紙葉は逆
転ローラで通過を阻止させて紙葉を1枚分離給送させる
ことを特徴とする給紙装置。
【0047】(2)非給紙時は前記圧接解除手段により
送りローラと逆転ローラとを離間状態或は圧接力を弱め
た状態に保持させることを特徴とする(1)に記載の給
紙装置。
【0048】(3)紙葉を給送する方向に回転駆動され
る給紙ローラと、該給紙ローラに当接させた紙葉1枚分
離部材と、前記給紙ローラと該分離部材との当接部より
も給紙ローラ回転方向上流側に配設され、積載紙葉を給
紙ローラに接触させる第1方向と、離反させる第2方向
とに揺動自由な紙葉積載部材と、該紙葉積載部材を前記
第1方向と第2方向とに移動させる紙葉積載部材移動手
段と、該紙葉積載部材の第1方向への移動によって積載
紙葉が給紙ローラに接触したことを検知する検知手段
と、該検知手段からの検知信号より一定時間をカウント
するタイマ手段と、該タイマ手段からのタイムアップ信
号により前記紙葉積載部材を前記給紙ローラから積載紙
葉を離反させる第2方向に移動させる手段とを有するこ
とを特徴とする給紙装置。
【0049】(4)前記タイマ手段はカウント時間の調
整が可能であることを特徴とする(4)に記載の給紙装
置。
【0050】(5)紙葉を給送する方向に回転駆動され
る給紙ローラと、該給紙ローラに当接させた紙葉1枚分
離部材と、前記給紙ローラと該分離部材との当接部より
も給紙ローラ回転方向上流側に配設され、積載紙葉を給
紙ローラに接触させる第1方向と、離反させる第2方向
とに揺動自由な紙葉積載部材と、該紙葉積載部材を前記
第1方向と第2方向とに移動させる紙葉積載部材移動手
段と、前記紙葉積載部材が第1方向に移動されて積載紙
葉が前記給紙ローラに接触し、該積載紙葉の最上位の1
枚が給紙ローラと分離部材の当接部で1枚分離され、そ
の先端部が該当接部を通過して出たことを検知する検知
手段と、該検知手段からの検知信号により前記紙葉積載
部材を前記給紙ローラから積載紙葉を離反させる第2方
向に移動させる手段とを有することを特徴とする給紙装
置。
【0051】
【作用】
(a)リタード式給紙装置について、前記(1)や
(2)のように、互いに圧接させた送りローラと逆転ロ
ーラとを離間させる或いは圧接力を弱める圧接解除手段
を具備させて、給紙時は圧接状態に保たせて紙葉の1枚
分離給送を実行させ、非給紙時は上記の手段により上記
両ローラを離間或いは圧接力を弱めた状態に保持させる
ことで、両ローラを常時圧接状態にさせた従来装置にお
ける問題点、即ち、送りローラと逆転ローラが常時圧接
されていることによるローラのゴム材質の塑性変形、オ
イル成分のしみ出し、吸着による摩擦係数の部分的な変
化等によった、給紙不足や紙葉の汚染等の欠点を除去す
ることができる。又、紙詰まり時の紙除去の作業性も改
善されるという効果がある。
【0052】(b)マルチ手差し給紙装置について、前
記(3)乃至(5)のように、紙葉積載部材(中板)の
第1方向への移動により積載紙葉が給紙ローラに接触し
たことを検知手段で検知させ、その検知信号から所定の
カウントタイマ時間後に紙葉積載部材を第2方向へ強制
移動させる構成・制御にする、或いは装置の給紙動作が
開始されて給紙ローラと分離部材との圧接部を1枚分離
された紙葉の先端部が通過してきて所定量出たことを検
知手段で検知させ、その検知信号により紙葉積載部材を
第2方向へ強制移動させる構成・制御にすることで、紙
葉積載部材上の積載紙葉の多い少ないに拘らず、給紙動
作時毎の給紙ローラと紙葉積載部材上の積載紙葉との接
触時間を所定に一定化することができ、従来装置のよう
に給紙ローラと積載紙葉との接触時間がバラツキ、不必
要に長くなることによる紙葉の重送発生を防止すること
ができ、より安定した給紙性能が確保される。
【0053】
【実施例】
〈実施例1〉(図1) 本実施例は前記(1)・(2)の構成を特徴とするリタ
ード式給紙装置の実施例である。図1の(a)は給紙
時、(b)は非給紙時の装置状態を示している。前述図
6の装置と共通の構成部材・部分には同一の符号を付し
て再度の説明を省略する。
【0054】10は加圧手段・加圧解除手段としての電
磁ソレノイド・プランジャ(SL装置)であり、装置の
固定部材に取付け保持させてある。そしてその進退プラ
ンジャ(鉄芯)11の先端部と、リタードローラ5の揺
動レバー6の他方のアームとを引張りバネ9を介して連
結させてある。
【0055】給紙時は、SL装置10のソレノイドに通
電がなされて図1の(a)のようにプランジャ11がそ
のストッパ鍔座11aがソレノイドの端面に受け止めら
れるまでソレノイド内に引き込まれて後退した状態に保
持される。
【0056】これにより引張りバネ9を介してレバー6
が支軸7を中心に時計方向に回動付勢されてリタードロ
ーラ5がフィードローラ4の下面に対して伸びた引張り
バネ9の引張り力で所定の押圧力下をもって圧接した状
態に保持され、用紙2の1枚分離給送が実行される。
【0057】一方、非給紙時は、SL装置10のソレノ
イドへの通電が断たれ、ソレノイド内への進退プランジ
ャ11の引き込み後退力が解除される。これにより該プ
ランジャ11・引張りバネ9によるリタードローラ5の
フィードローラ4に対する圧接力が解除され、図1の
(b)のように引張りバネ9が縮んだ状態になり、レバ
ー6が支軸7を中心に自重で反時計方向にストッパピン
12に受け止められるまで回動し、リタードローラ5が
図1の(b)のようにフィードローラ4の下面から離れ
て非接触の状態に保持される。
【0058】従って、フィードローラ4とリタードロー
ラ5とが常時圧接状態に保たれていることによる前述の
問題が解消される。また給紙動作中に紙詰り(ジャム)
トラブルが発生した際も、装置の緊急停止動作に伴うS
L装置10への通電遮断で両ローラ4・5が離間した状
態になるので、ジャム処理作業が容易となる。
【0059】給紙時にはSL装置10に再び通電がなさ
れることで、リタードローラ5がフィードローラ4に所
定に圧接した図1の(a)の状態に切換え保持される。
【0060】非給紙時のフィードローラ4とリタードロ
ーラ5とは、完全に離間させなくとも、圧接力を弱めた
状態に保持されればよい。
【0061】〈実施例2〉(図2・図3) 本実施例は前記(3)・(4)の構成を特徴とするマル
チ手差し給紙装置の実施例である。図2は給紙待機時、
図3は給紙時の装置状態を示している。
【0062】本実施例の装置は前述図7〜10の装置
に、更に、 1)中板27の上昇(第1方向)の移動によって積載用
紙2の上面が給紙ローラ21に接触したことを検知する
手段としての、センサレバー32とフォトインタラプタ
33と、 2)タイマ手段としてのカウンタ回路34を含む制御回
路35と、 3)中板揺動制御用カム31とは別に、中板27を強制
的に下降(第2方向)させるための移動手段としてのS
L装置36を付加してある。
【0063】図2の給紙待機時は、前記図7〜10の装
置と同様に中板27はカム31(図8)の大径部で圧縮
コイルバネ30(図7)に抗して下方へ押し下げられて
いて、積載用紙2は給紙ローラ21から非接触に離間し
た状態にある。
【0064】またセンサレバー32は引きバネ32bで
支軸32aを中心にストッパピン32cに受け止められ
るまで反時計方向に回動されていて、積載用紙2の上面
とセンサレバー32の下端とは非接触の状態にある。S
L装置36は非通電の状態に保持されている。
【0065】この給紙待機時状態において、給紙スター
ト信号に基づいてカム31が1回転駆動を開始すると、
中板27が支軸29を中心に圧縮コイルバネ30で上昇
回動していき、図3のように積載用紙2の最上部面が給
紙ローラ21の下面に受け止められる。
【0066】また積載用紙2の上昇に伴って積載用紙上
面とセンサレバー32の下端とが接触して該レバー32
が引きバネ32bに抗して支軸32aを中心に時計方向
に回動していき、積載用紙2の最上位面が給紙ローラ2
1の下面に受け止められた時点では上記時計方向に回動
したセンサレバー32の上端部が図3のようにフォトイ
ンタラプタ33の光路を遮断した状態にする。
【0067】これにより中板27上の積載用紙2が給紙
ローラ21に接触したことがフャトインタラプタ33で
検知される。
【0068】この検知信号が制御回路35に入力して給
紙ローラ21の回転駆動が開始され、またタイマ手段と
してのカウンタ回路34が起動される。
【0069】給紙ローラ21の回転駆動により積載用紙
2の最上部用紙の1枚分離給送がなされる。そしてカウ
ンタ回路34が所定のタイマ時間をカウントした時点で
カム31の1回転駆動中にかかわらず、制御回路35に
よりSL装置36に通電がなされてプランジャ36aが
ソレノイド内へ引かれることにより中板27がこのSL
装置36で強制的に圧縮コイルバネ30に抗して図2の
もとの給紙待機の下降位置に引き下げられる。
【0070】これにより1枚分離給送されている最上部
の用紙以外の積載用紙が下げられて給紙ローラ21との
接触が断たれて搬送力を受けなくなる。
【0071】センサレバー32はその下端からの積載用
紙2の逃げにより、引きバネ32bにより支軸32aを
中心にストッパピン32cに受け止められるまで反時計
方向へ復帰回動してフォトインタラプタ33の光路が解
放される。
【0072】SL装置36への通電はカム31の1回転
駆動が終了した後にオフにされる。SL装置36への通
電がオフにされてもカム31の大径部が図8のように下
向きとなって停止しているので、中板27は引き続き下
降位置に下げられて図2の給紙待機状態に保持される。
【0073】上記の所定のタイマ時間は回転を開始した
給紙ローラ21により積載用紙2の最上位の用紙の先端
部が給紙ローラ21と分離パッド22との圧接ニップ部
Bに所要に進入すると判断される予め定めた時間であ
る。
【0074】従って中板27上の積載用紙2の多い少な
いにかかわらず、給紙毎の回転給紙ローラ21と積載用
紙2との接触時間は上記の所定のタイマ時間で一定にに
規定されるので、給紙ローラ21と積載用紙2との接触
時間が不必要に長くなることによる用紙の重送発生が防
止され、安定した給紙性能が確保される。
【0075】また、カウンタ回路34により測定される
時間(カウント時間、タイマ時間)は、用紙2の紙種に
よっても異なることが予定される。これは用紙表面の摩
擦係数が用紙の種類によって異なるためであり、この点
からカウンタ回路34でカウントする時間はユーザある
いはサービスマンが設定できても良いのである。ユーザ
が特定の種類の用紙を使用する場合等この用紙に合わせ
た時間を設定できればさらに重送する率は低下する。
【0076】〈実施例3〉(図4・図5) 本実施例は前記(5)の構成を特徴とするマルチ手指し
給紙装置の実施例である。図4は給紙待機時、図5は給
紙時の装置状態を示している。
【0077】本実施例の装置は前述図7〜図10の装置
に、 a)給紙ローラ21と分離パッド22の圧接ニップ部B
で1枚分離された用紙2の先端部が該圧接ニップ部Bを
通過して出たことを検知する検知手段としてのセンサレ
バー37とフォトインタラプタ38と、 b)中板制御用カム31(図8)とは別に中板27を強
制的に下降(第2方向)させるための移動手段としての
SL装置36を付加してある。
【0078】図4の給紙待機状態において、給紙スター
ト信号に基づいてカム31が1回転駆動を開始し、これ
により中板27が上昇回動して積載用紙2が給紙ローラ
21の下面に受け止められ、所定の押圧力で接触した状
態になり、給紙ローラ21の回転と分離パッド22によ
り最上部の用紙の1枚分離給送が行われることは前述図
7〜図10の装置と同様である。
【0079】その1枚分離給送された用紙2の先端部が
給紙ローラ21と分離パッド22との圧接ニップ部Bを
出ると、センサレバー37の上端部がその用紙先端部で
押されて支軸37aを中心に反時計方向に回動し、図5
のように該レバー37の下端部がフォトインタラプタ3
8の光路内に進入して光路を遮断する。
【0080】これにより1枚分離給送された用紙の先端
が圧接ニップ部Bを通過して出たことがフォトインタラ
プタ38で検知される。
【0081】この検知信号が制御回路35に入力してそ
の時点でSL装置36に通電がなされてプランジヤ36
aが引かれることにより、中板27がこのSL装置36
で強制的に圧縮コイルバネ30(図7)に抗して図4の
もとの給紙待機の下降位置へ引き下げられる。これによ
り1枚分離給送されている最上部の用紙以外の積載用紙
が下げられて給紙ローラ21との接触が断たれて搬送力
を受けなくなる。
【0082】SL装置36への通電はカム31の1回転
駆動が終了した後にオフにされる。SL装置36への通
電がオフにされてもカム31の大径部が図8のように下
向きとなって停止しているので、中板27は引き続き下
降位置に下げられて図4の給紙待機状態に保持される。
【0083】従って、中板27上の積載用紙2の多い少
ないにかかわらず、給紙毎の回転給紙ローラ21と積載
用紙2との接触時間は一定化されるので、給紙ローラ2
1と積載用紙2との接触時間が不必要に長くなることに
よる用紙の重送発生が防止され、安定した給紙性能が確
保される。
【0084】本例の構成の場合は前記実施例2における
ようなカウンタ34を必要としない利点がある。
【0085】なお、給紙ローラ21と分離パッド22と
の圧接ニップ部Bからセンサレバー37までの距離L
(図4)は充分に短く設定する。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明のリタード式の給紙
装置は、送りローラ・逆転ローラのゴム材質の塑性変
形、オイル成分のしみ出し、吸着による摩擦係数の部分
的な変化などによった、給紙不良や用紙の汚染などの問
題がなく、また、紙詰まり時の紙除去の作業性も改善さ
れるという効果がある。
【0087】また本発明のマルチ手指し給紙装置は紙葉
積載部材上の積載紙葉の多い少ないにかかわらず、給紙
動作時毎の給紙ローラと紙葉積載部材上の積載紙葉との
接触時間を所定に一定化することができ、従来装置のよ
うに給紙ローラと積載紙葉との接触時間が不必要に長く
なることによる紙葉の重送発生を防止することができ、
より安定した給紙性能が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のリタード式給紙装置の概略図であ
り、(a)は非給紙時の状態図、(b)は給紙時の状態
【図2】 実施例2のマルチ手差し給紙装置の給紙待機
時の状態図
【図3】 給紙時の状態図
【図4】 実施例3のマルチ手差し給紙装置の給紙待機
時の状態図
【図5】 給紙時の状態図
【図6】 従来のリタード式給紙装置の概略構成図
【図7】 従来の手差し給紙装置の要部の概略構成図
【図8】 カム部分の説明図
【図9】 給紙待機時の状態図
【図10】 給紙時の状態図
【符号の説明】
1 給紙台 2 積載用紙 3 ピックアップローラ 4 フィードローラ 5 リタードローラ 6 揺動レバー 9 引張りバネ 10・36 電磁ソレノイド・プランジャ(SL装
置) 21 給紙ローラ 22 分離パッド 25・30 圧縮コイルバネ 26 給紙トレイ 27 中板 31 カム 32・37 センサレバー 34 カウンタ回路 35 制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉を給送する方向に回転駆動される紙葉
    送りローラと、 紙葉給紙方向とは逆方向に一定のトルクで回転駆動され
    る紙葉戻し逆転ローラと、 前記送りローラと該逆転ローラとを所定の力で圧接させ
    る加圧手段と、 前記送りローラと逆転ローラとを離間させる或は圧接力
    を弱める圧接解除手段とを有し、給紙時は前記送りロー
    ラと逆転ローラとを圧接状態に保持させて該両ローラの
    圧接ニップ部に導入された2枚以上の紙葉のうち送りロ
    ーラと直接接触する紙葉1枚だけは該送りローラにより
    圧接ニップ部を通過させるが、残余の紙葉は逆転ローラ
    で通過を阻止させて紙葉を1枚分離給送させることを特
    徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 非給紙時は前記圧接解除手段により送り
    ローラと逆転ローラとを離間状態或は圧接力を弱めた状
    態に保持させることを特徴とする請求項1に記載の給紙
    装置。
  3. 【請求項3】紙葉を給送する方向に回転駆動される給紙
    ローラと、 該給紙ローラに当接させた紙葉1枚分離部材と、 前記給紙ローラと該分離部材との当接部よりも給紙ロー
    ラ回転方向上流側に配設され、積載紙葉を給紙ローラに
    接触させる第1方向と、離反させる第2方向とに揺動自
    由な紙葉積載部材と、 該紙葉積載部材を前記第1方向と第2方向とに移動させ
    る紙葉積載部材移動手段と、 該紙葉積載部材の第1方向への移動によって積載紙葉が
    給紙ローラに接触したことを検知する検知手段と、 該検知手段からの検知信号より一定時間をカウントする
    タイマ手段と、 該タイマ手段からのタイムアップ信号により前記紙葉積
    載部材を前記給紙ローラから積載紙葉を離反させる第2
    方向に移動させる手段とを有することを特徴とする給紙
    装置。
  4. 【請求項4】 前記タイマ手段はカウント時間の調整が
    可能であることを特徴とする請求項3に記載の給紙装
    置。
  5. 【請求項5】紙葉を給送する方向に回転駆動される給紙
    ローラと、 該給紙ローラに当接させた紙葉1枚分離部材と、 前記給紙ローラと該分離部材との当接部よりも給紙ロー
    ラ回転方向上流側に配設され、積載紙葉を給紙ローラに
    接触させる第1方向と、離反させる第2方向とに揺動自
    由な紙葉積載部材と、 該紙葉積載部材を前記第1方向と第2方向とに移動させ
    る紙葉積載部材移動手段と、 前記紙葉積載部材が第1方向に移動されて積載紙葉が前
    記給紙ローラに接触し、該積載紙葉の最上位の1枚が給
    紙ローラと分離部材の当接部で1枚分離され、その先端
    部が該当接部を通過して出たことを検知する検知手段
    と、 該検知手段からの検知信号により前記紙葉積載部材を前
    記給紙ローラから積載紙葉を離反させる第2方向に移動
    させる手段とを有することを特徴とする給紙装置。
JP4353437A 1992-12-10 1992-12-10 給紙装置 Pending JPH06171784A (ja)

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JP4353437A JPH06171784A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 給紙装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6626426B2 (en) * 2000-10-17 2003-09-30 Ncr Corporation Self-service terminal
JP2011037556A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Canon Inc 画像形成装置

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