JPH08225173A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JPH08225173A
JPH08225173A JP3075795A JP3075795A JPH08225173A JP H08225173 A JPH08225173 A JP H08225173A JP 3075795 A JP3075795 A JP 3075795A JP 3075795 A JP3075795 A JP 3075795A JP H08225173 A JPH08225173 A JP H08225173A
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JP
Japan
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sheet
drive
roller
rotating body
sheet feeding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3075795A
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English (en)
Inventor
Takanari Kominato
隆成 小湊
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH08225173A publication Critical patent/JPH08225173A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リタードローラ方式で駆動を停止した後でも
確実にシートの分離が行えるシート給送装置を提供す
る。 【構成】 マルチ給紙部100において搬送ローラ10
6と逆転する分離ローラ108とによりシートを分離す
る場合に、フリーサイズモードでは最小サイズのシート
の後端が各ローラ106,108の間を抜けるタイミン
グでクラッチ138により搬送ローラ106の駆動を遮
断する。大きなシートを給送する場合にも同じタイミン
グで駆動が遮断されるが、この時に分離ローラ108を
逆転させておくことにより2枚目のシートの重送を防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に原稿や記録紙を供給する
ためのシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置ではシートを一枚ず
つ分離して供給するためのシート給送装置が設けられて
おり、このシート給送装置にはシートを一枚ずつ分離す
るために逆転ローラを用いた所謂リタードローラ方式の
ものがある。
【0003】この分離方式では、積載されているシート
から給送ローラがシートを送り出し、シートの給送方向
に回転する搬送ローラと逆方向に回転する分離ローラ
(リタードローラ)とによりシートを一枚ずつ分離する
ものであり、分離されたシートは下流側に配置されてい
る引き抜きローラ対によりさらに下流側へ搬送される。
【0004】また、搬送ローラと分離ローラは同じ駆動
系により駆動が伝達されて回転するようになっている。
そして、分離されたシートが引き抜きローラ対により搬
送が開始され、シートの後端が搬送ローラと分離ローラ
との間を抜けるタイミングで駆動を停止することによ
り、連続してシートが送られないようにしている。
【0005】このようなリタードローラによる分離方式
を、種々のサイズのシートが給送できるマルチ給紙部に
適用した場合には、あらかじめ給送するシートのサイズ
を指定する指定モードの場合には、シートの後端が搬送
ローラと分離ローラとの間を抜けるタイミングで駆動を
停止させ、シートのサイズを指定しないフリーサイズモ
ードの場合には、最小サイズのシートの後端が搬送ロー
ラと分離ローラとの間を抜けるタイミングで駆動を停止
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では次のような問題点を有していた。
【0007】フリーサイズモードでシートを給送する場
合には、最小サイズのシートの後端が抜けるタイミング
で駆動を停止させるため、大きなサイズのシートを給送
する場合には重送が発生し易くなる。
【0008】すなわち、1枚目のシートの分離中に駆動
が停止されたときに2枚目のシートが搬送ローラと分離
ローラとのニップ近傍まで来ている場合に、各ローラが
停止しているため1枚目のシートに連れて2枚目のシー
トが送られてしまうことがある。
【0009】これは、1枚目と2枚目のシート間の摩擦
係数をμ12とし、2枚目と3枚目のシート間の摩擦係
数をμ23としたときに、μ12>μ23となる関係が
成立する場合があり、この場合には搬送ローラと分離ロ
ーラとの挟持力をNとしたときに2枚目のシートには、
シートの搬送方向にNμ12の摩擦力が働き、シートの
搬送方向と反対方向にはNμ23の摩擦力が働き、上記
摩擦係数の関係からNμ12>Nμ23となるため、N
μ12−Nμ23の摩擦力により2枚目のシートが搬送
方向に搬送されてしまい、これが重送となる。
【0010】なお、従来この重送を防止するために、搬
送ローラと分離ローラとの上流側にプレ分離板を設け、
シートをあらかじめ捌くようにしているものもあるが、
これも十分な対策とはなっていない。
【0011】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
もので、確実にシートの分離が行えるシート給送装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートの送り
方向に回転するシート搬送回転体と、シートの送り方向
と逆方向に回転し、前記シート搬送回転体と協働してシ
ートを分離する分離回転体と、前記搬送回転体と前記分
離回転体とに駆動を伝達する駆動伝達手段と、前記駆動
伝達手段に設けられ、前記分離回転体に駆動を伝達した
状態で前記シート搬送回転体への駆動の伝達を遮断する
駆動遮断手段と、分離されたシートを搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によりシートの搬送を開始した後に所
定のタイミングで前記駆動遮断手段を作動させる制御手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】前記制御手段は、給送するシートのサイズ
があらかじめ指定された指定モードの場合には、給送す
るシートのサイズに応じて前記駆動遮断手段を作動さ
せ、給送するシートのサイズが指定されないフリーサイ
ズモードでは、最小サイズのシートに応じて前記駆動遮
断手段を作動させることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成によれば、1枚目のシートが分離され
て送り出され、所定のタイミングで制御手段により駆動
遮断手段が作動されてシート搬送回転体への駆動伝達が
遮断される。このときに、分離回転体は駆動が遮断され
ることがなくシート給送方向とは反対方向に回転してい
るため2枚目のシートは1枚目のシートに連れて搬送さ
れてしまうことがない。
【0015】マルチ給紙部などでフリーサイズモードを
有するものでは、フリーサイズモード時に最小サイズの
シートの後端がシート搬送回転体と分離回転体との間を
抜けるタイミングで駆動遮断手段を作動させても、分離
回転体はシート搬送方向とは反対方向に回転し続けてい
るため2枚目以降のシートは分離されて重送を防止する
ことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明が適用可能な画像形成装置の
全体構成を示している。
【0017】まず、本画像形成装置の全体の概略構成を
シートの流れに沿って説明する。
【0018】図1において、画像形成装置としての複写
機1の装置本体2上のプラテンガラス5には、自動原稿
給送装置(ADF)3より不図示の原稿が自動的に給送
され、この原稿を光学系6により走査して画像形成部7
の感光ドラム9に潜像を形成させる。この潜像を現像す
ることにより感光ドラム9にはトナー像が形成される。
【0019】装置本体2内には、多数枚のシートPを収
納可能の複数の右給紙デッキ10A、左給紙デッキ10
Bがそれぞれ配設されていて、それぞれに設けられた給
紙ローラ1lA、11B、搬送ローラ12A、12B、
分離ローラ13A、13Bから成る給紙部8lA、81
Bにより1枚ずつ給紙される。
【0020】各給紙デッキ10A、10Bから給紙され
るシートPは、右デッキパス14及び、左デッキパス5
0、両面パス15をそれぞれ介してレジスト導入パス1
6へそれぞれ搬送される。上記給紙デッキ10A、10
Bは、デッキガイドレール17によリガイドされて、装
置本体2の正面から引出し可能なフロントローディング
になっている。また両面パス15は、両面ガイドレール
18によりガイドされて、装置本体2の前側に引き出し
自在となっている。
【0021】給紙デッキ10A、10Bの下方には、少
数枚収納の上給紙カセット19A、下給紙カセット19
Bがそれぞれ配設されていて、給紙ローラ20A,20
B、搬送ローラ21A,21B、分離ローラ22A,2
2Bにより1枚ずつレジスト導入バス16ヘシートPが
搬送されるようになっている。この給紙カセット19
A、19Bも、カセットガイドレール24によリフロン
トローディングになっている。
【0022】レジスト導入パス16の下流側には、レジ
スト導入パス16から搬送されるシートPをガイドする
レジ前ガイド25及びレジストローラ対26がそれぞれ
配設されている。
【0023】装置本体2の側面にはハガキからA4サイ
ズのシートまで種々のサイズの供給が可能なマルチ給紙
部100が設けられている。
【0024】このマルチ給紙部100はシートを支持す
るマルチトレイ102と、マルチトレイ102に支持さ
れているシートを送り出す給紙ローラ104と、給紙ロ
ーラ104により送り出されたシートを分離するための
搬送ローラ106と、搬送ローラ106に圧接可能に設
けられ、逆転することによりシートを一枚ずつ分離する
分離ローラ108と、分離されたシートを搬送ローラ1
06と分離ローラ108とのニップから引き抜くための
引き抜きローラ対110とを有している。
【0025】画像形成部は、感光ドラム9を含む上部側
の画像形成部7と、転写分離帯電部27、搬送部28、
定着部31、排出パス37等を一体化した下部側の画像
形成部30とからなっている。この画像形成部30は、
装置本体2に対して本体ガイドレール34によりフロン
トローディングとなっている。
【0026】給紙デッキ10A,10B、給紙カセット
19A,19B、給紙部100のいずれかから送り出さ
れ、レジストローラ26により搬送されるシートPは、
転写分離帯電部27によりトナー像が感光ドラム9から
転写して画像が形成され、搬送部28により定着部31
に搬送されて定着ローラ29により定着される。
【0027】シートPの画像形成が片面モードの場合に
は、トナー像を定着後のシートPは、内排出ローラ対3
2、搬送経路の切り換え部としての切り換え部材36、
外排出ローラ33を含む排出パス37により排出トレイ
35に排出される。
【0028】画像形成部30の下方には、中間トレイ4
3を含む両面ユニット42が配設されている。この両面
ユニット42は、装置本体2に対してガイドレール83
によりフロントローディングになっている。
【0029】画像形成のモードが両面モードまたは多重
モードの場合には、定着後のシートPは内排紙ローラ3
2、切り換え部材36により反転パス38に送られ、搬
送ローラ対40、41によって、中間トレイ43上へ排
出される。
【0030】中間トレイ43上に一時的に積載されたシ
ートPは、最下紙から給紙ローラ44により繰り出さ
れ、搬送ローラ45、分離ベルト46によって1枚ずつ
分離給送される。
【0031】上記給紙ローラ44、搬送ローラ45、分
離ベルト46によって、給紙ローラ44からの再給紙部
が構成されている。
【0032】中間トレイ43から再給紙されたシートP
は、両面モードの場合、搬送ローラ対47、搬送経路の
切り換え部としての切り換え部材48を含む再給紙パス
49により両面パス15に搬送される。そして再給紙さ
れるシートPは、両面パス15、レジスト導入パス16
を介して、画像形成部7,30に搬送され、再度の画像
形成後に排出トレイ35に排出される。
【0033】次に、左給紙デッキ10Bから給紙する場
合の搬送制御方法を説明する。
【0034】図3において、両面パス15は、搬送ロー
ラ対51、52、53、54と両面ガイド55を備えて
いる。搬送ローラ対53の直上流には、シートPの検知
部材56が設けられている。そして、左給紙デッキ10
Bからの給紙が使用者により選択され、画像形成動作が
開始されると、CPU(制御手段)90の制御により、
給紙ローラ1lBが回転して、左給紙デッキ10Bから
シートPが給紙される。シートPは、図4に示すように
搬送ローラ対53によって両面パス15内を搬送されて
いく。
【0035】この時に、シートPの搬送方向先端部が、
検知部材56により所定の時間T1より早く検知手段5
6によって検知されない場合、またシートPの搬送方向
後端部が所定の時間T2 よりも早く検知されない場合に
は、ジャムが発生したとして、画像形成装置の制御手段
90は装置2の画像形成動作を停止させる。
【0036】また、検知部材56が前記シートPを検知
してから画像形成動作が停止するまでの時間が、所定の
時間よりも短い場合、前記シートPが停止した位置から
シートPが所定量搬送されるようにCPU90により制
御されている。
【0037】なお、図1において、後で詳述するが搬送
ローラ対53と搬送ローラ12B、分離ローラ13B間
の両面パス15の前面を遮るような構造物、及び左給紙
デッキパス50の前面側を遮るような、搬送ローラ12
Bを支持する構造体等は配置されていない。
【0038】図2は、両面パス15又は左給紙デッキ1
0Bの引き出し動作に連動して、搬送ローラ12Bと分
離ローラ13Bの挟持圧を解除する構成を示す図であ
る。
【0039】アーム57は、軸57Aに回動可能に支持
され、回転可能に支持した分離ローラ13Bを、引っ張
りばね58の弾力により搬送ローラ12Bに加圧してい
る。アーム57の他端57Bには、軸62Aにより枢支
された解除アーム62の一端が引っ張りばね63の弾力
により圧接している。
【0040】デッキ把手59は、軸59Aを支点に回動
可能に左給紙デッキ10Bに支持されており、左給紙デ
ッキ10Bが装置本体2にセットされると、デッキ把手
59と一体の突起部59Bが、引っ張りばね61の弾力
により装置本体2に固定された係止部材60に係合し
て、装置本体2に係止される。さらにデッキ把手59の
内端59Cは、解除アーム62を引つ張りばね63の力
に抗して時計方向に回動させて、アーム57から離間さ
せる。
【0041】次にデッキ把手59を、引っ張りばね61
の力に抗して回動させると、突起部59Bが係止部材6
0から外れて、左給紙デッキ10Bは引き出せる状態に
なる。それと共に、解除アーム62は引っ張りばね63
により反時計方向に回動されて、引っ張りばね58に抗
して分離ローラ13Bを搬送ローラ12Bから離間させ
るか、もしくは搬送ローラ12Bと分離ローラ13Bの
挟持圧を低減させる。
【0042】両面把手64は軸64Aに回動可能に軸支
され、上記デッキ把手59と同様にして装置本体2の係
止部材65に係合する突起部64Bを有しており、さら
に引っ張りばね66、解除アーム67、引っ張りばね6
8により、両面パス15を装置本体2に係止すると共
に、搬送ローラ12Bと分離ローラ13Bの挟持圧の加
圧、解除動作を行う。
【0043】ここで、左給紙デッキ10Bからの給紙時
に、画像形成動作が停止した場合での、両面パス15及
び左給紙デッキ10B、デッキパス50内に残留するシ
ートPを除去する手順について説明する。
【0044】まず、装置2の動作停止状態で、検知手段
56がシートPを検知していない場合、すなわち図3に
示すように、シートPが搬送ローラ12B、分離ローラ
13Bにのみ狭持されている場合、制御手段90は、装
置本体2に設けられた表示部に”左給紙デッキを引き出
してください”と表示する。
【0045】そして、左給紙デッキ10Bのデッキ把手
59を回動させてから左給紙デッキ1OBを引き出す
と、前述のように搬送ローラ12B、分離ローラ13B
の狭持圧が解除され、また前面側には左給紙デッキ10
Bの引き出しを妨げるような構造体が配置されていない
ので、ジャムしたシートPは、左給紙デッキ10Bの引
き出し方向後側に配置される不図示のサイド規制板や後
側板等の構造物と共に引き出されてくるので、ジャムを
起こしたシートPを容易に取り除くことが可能となる。
【0046】次に検知手段56がシートPを検知してい
る場合、すなわち、図4に示すようにシートPが搬送ロ
ーラ12B、分離ローラ13Bと搬送ローラ対53との
両方に、もしくは図示していないが搬送ローラ対53に
のみに狭持されている場合、制御手段90は”両面パス
を引き出してください”と表示する。
【0047】そして、両面把手64を回動させてから両
面パス15を引き出すと、前述のように搬送ローラ12
B、分離ローラ13Bの狭持圧が解除され、また前面側
には構造体が配置されていないので、ジャムを起こした
シートPは、両面パス15と共に引き出されてきて、ジ
ャムしたシートPを容易に取り除くことが可能となる。
【0048】さらに、装置の動作停止状態で、検知手段
56がシートPの搬送方向先端部を検知してから、装置
2が停止状態となるまでの時間が、所定の時間t1 より
も短い場合、つまりシートPが搬送ローラ53に狭持さ
れていない可能性がある場合には、制御手段90は、搬
送ローラ12B、分離ローラ13Bと、搬送ローラ対5
3とを、所定の時間t2 だけ回転させて、確実にシート
Pを搬送ローラ対53に狭持させる。これにより、確実
にシートPを搬送ローラ対53に挟持させてから、”両
面パスを引き出してください”と表示するので、より確
実なジャム処理が可能となる。
【0049】次に、左給紙デッキ10Bからシートを送
る給紙部81Bの構造を図5及び図6を基にして詳細に
説明する。図5は正面図であり、図6は側面図である。
【0050】120は板金で形成された右前側板であ
り、122はアルミダイキャストで形成された左前側板
である。右前側板120には給紙部81Aが設けられ
(図5では省略)、左前側板122には給紙部81Bが
設けられている。
【0051】図6に示すように、給紙部81Bの搬送ロ
ーラ12B及び分離ローラ13Bは、右前側板120と
左前側板122とに固定されているブラケット124に
支持されている。給紙ローラ11Bは搬送ローラ12B
の軸12Cに図示しない機構によって揺動自在に取り付
けられている。ブラケット124は前側を前側板12
0,122に固定され、後側は装置本体2の裏板126
にピン124Aで位置決めされている。
【0052】右前側板120は装置本体2の側板2Aと
仕切り板2Bとで支持されていて、比較的剛性が強いた
め板金で形成されている。左前側板122は前述した通
り、ジャムしたシートを左給紙デッキ10Bと共に引き
出すために右前側板120と左前側板122との間に隙
間Xを形成する必要があり、図5に示すように装置本体
2の側板2Bにのみ片持ち状態で固定されている。その
ため剛性の大きいアルミダイキャストで形成されてい
る。
【0053】本実施例では、図1に示すように、左前側
板122の上部で両面パス15を正面側(図6の左方
向)に引き出し可能に案内するための両面ガイドレール
18を保持しており、左前側板122が上方で右前側板
120と連結することができない構造であるため、片持
ち状態に支持されるようになっているが、画像形成部3
0等のような正面側に引き出し可能な他の構成が左前側
板122の上部に配置されていても同じ構造となる。な
お、左前側板122は、アルミダイキャスト以外にも合
成樹脂等の剛性の大きな材料であってもよい。
【0054】左給紙デッキ10Bの出し入れを案内する
一対のデッキガイドレール17は一方が右前側板120
と裏板126で支持され、他方が装置本体2の側板2B
に支持されている。
【0055】ここで、左前側板122は剛性の大きな材
料で形成されてはいるが、片持ち支持であるため変形し
易く、特に上下に変形し易い。そこで、この左前側板1
22の位置決めを行うため、左前側板122に形成した
位置決め孔122A,122Bに嵌合する位置決めピン
128,128を左給紙デッキ10Bに設けている。こ
れにより、左給紙デッキ10Bが装置本体2に装着され
たときに位置決めピン128,128が位置決め孔12
2A,122Bに嵌合して精度よく位置決めが行われ
る。なお、位置決め手段として左前側板122に設けた
位置決め孔122A,122Bと左給紙デッキ10Bに
設けた位置決めピン128,128を用いているが、逆
に左給紙デッキ10Bに位置決め孔122A,122B
を設け、左前側板122に位置決めピン128,128
を設けてもよい。
【0056】このようにして、片持ち状態の左前側板1
22が精度よく位置決めされるため、それに支持されて
いる給紙部81Bも精度よく位置決めされて分離不良や
搬送不良の発生を低減することができる。
【0057】また、上記実施例では位置決めピン12
8,128を位置決め孔122A,122Bに嵌合させ
ることにより左前側板122の位置決めを行っている
が、上下方向にのみ位置精度が悪くなる場合には、左給
紙デッキ10Bに図に破線で示すようなカム130を設
け、このカム130により左前側板122を持ち上げる
ようにして位置決めを行ってもよい。
【0058】次に、マルチ給紙部100におけるシート
の供給について詳細に説明する。図7は給紙ローラ10
4、搬送ローラ106、分離ローラ108、引き抜きロ
ーラ対110のそれぞれに駆動を伝達するための駆動伝
達機構を示し、図7(a)はその側面図、図7(b)は
その展開図である。
【0059】装置本体2側の図示しない駆動源からの駆
動が入力ギア132に入力され、入力ギア132からギ
ア134を介して分離ローラ108の軸108Aに駆動
が伝達される。軸108Aに設けられたプーリー136
と搬送ローラ106の軸106Aに設けられたクラッチ
138が接続されたプーリー140とに掛け渡されたベ
ルト142により軸108Aから駆動が軸106Aに伝
達され、さらに、軸106Aに設けられたプーリー14
4と給紙ローラ104の軸104Aに設けられたプーリ
ー146との間に掛け渡されたベルト148により軸1
06Aから駆動が軸104Aに伝達される。
【0060】このようにして駆動が伝達されて分離ロー
ラ108、搬送ローラ106、給紙ローラ104がそれ
ぞれ回転する。また、クラッチ138をオン・オフする
ことにより搬送ローラ106の軸106Aに駆動が伝達
・遮断される。さらに、入力ギア132からギア150
を介して引き抜きローラ対110の軸110Aに駆動が
伝達されて引き抜きローラ対110を回転させる。
【0061】分離ローラ108の軸108Aにはトルク
リミッタ152が設けられており、このトルクリミッタ
152により分離ローラ108に加わる負荷が所定値
(リミット値)よりも小さい場合には分離ローラ108
に駆動が伝達され、大きくなると駆動が遮断される。
【0062】給紙ローラ104は図示しない昇降機構に
より上下に移動可能に設けられており、マルチトレイ1
02上に積載されているシートPに下降して当接し送り
出し、送り出したシートが引き抜きローラ対110にか
み込まれた後の所定のタイミングで上昇させてシートP
から離間する。
【0063】なお、前記クラッチ138は電磁クラッチ
でもソレノイドで制御されるバネクラッチであってもよ
い。
【0064】このマルチ給紙部100の構成におけるシ
ート搬送動作を説明する。
【0065】給紙ローラ104によりマルチトレイ10
2上のシートPが送り出され、搬送ローラ106と該搬
送ローラ106に圧接している分離ローラ108とのニ
ップ部に送り込まれる。ニップ部に送り込まれたシート
が2枚以上ある場合には、逆転する分離ローラ108に
より分離ローラ108側のシートから順次戻されて1枚
のみ送り出される。ニップ部に1枚のみ挟まれている場
合には、トルクリミッタ152により駆動が遮断され分
離ローラ108はシートに追従して回転する。
【0066】分離されたシートは引き抜きローラ対11
0によりさらに搬送されレジストローラ対26に送られ
る。そして、レジストローラ対26により所定のタイミ
ングでシートは画像形成部7に送られる。
【0067】マルチ給紙部100においては、供給する
シートのサイズを指定する指定モードと、サイズを指定
しないフリーサイズモードとがある。指定モードでは、
各サイズのシートの後端が搬送ローラ106と分離ロー
ラ108とのニップ部を抜けるタイミングでクラッチ1
38をオフして給紙ローラ104と搬送ローラ106の
駆動回転を停止させる。
【0068】フリーサイズモードでは、送り出すシート
のサイズが検知できないため、最小サイズのシートの後
端が搬送ローラ106と分離ローラ108とのニップ部
を抜けるタイミングでクラッチ138をオフして給紙ロ
ーラ104と搬送ローラ106の駆動回転を停止させ
る。このとき、分離ローラ108は駆動の伝達が遮断さ
れないため引き続き駆動されて分離動作が続行される。
これによって、フリーサイズモードにおいてもシートの
重送が確実に防止される。
【0069】シートの後端が引き抜きローラ対110を
抜けたところで引き抜きローラ対110の回転が停止さ
れ、同時に分離ローラ108の回転も停止される。
【0070】なお、これらの動作の制御は制御手段であ
るCPU90(図1に図示)により行われる。
【0071】続いて、レジストローラ対26においてシ
ートの斜行補正の不良発生を防止するための構成を説明
する。なお、ここではマルチ給紙部100からシートP
を供給する場合を例として説明する。
【0072】まず、図8において、マルチトレイ102
に積載されたシートPは給紙ローラ104により送り出
され、搬送ローラ106と分離ローラ108とにより一
枚ずつ分離される。分離されたシートは引き抜きローラ
対110により搬送されてレジストローラ対26に送ら
れ、レジストローラ対26のニップ部にシートの先端が
つき当てられてシートにループが形成され斜行が補正さ
れる。
【0073】搬送ローラ106の周速VR1は画像形成
部7でのプロセススピードVPと同じ速度に設定されて
おり、引き抜きローラ対110の周速VR2はプロセス
スピードVPよりも速い速度に設定されている。また、
レジストローラ対26の周速VR3はプロセススピード
VPと同じ速度に設定されている。
【0074】VR2>VR1=VP …(1) VR3=VP …(2) ここで、前記各ローラの周速の設定は前記駆動伝達機構
のギアのギア比で設定してもよいし、ローラ径の大小で
設定してもよい。またギア比とローラ径を組み合わせて
設定してもよい。なお、本実施例では、引き抜きローラ
対110の周速VR2はプロセススピードVPの13/
12程度で設定するとよい結果が得られる。
【0075】これにより、搬送ローラ106と分離ロー
ラ108とにより送り出されるシートは分離ローラ10
8によるロスによってプロセススピードVPより遅い速
度VS1で搬送され、引き抜きローラ対110ではシー
トはプロセススピードVPより速い速度VS2で搬送さ
れるため、その間でシートは引っ張られた状態で搬送さ
れる。これによりシートの座屈等が防止できる。
【0076】なお、長期の使用により摩耗等で分離ロー
ラ108の摩擦係数が低下したり、分離ローラ108を
搬送ローラ106に圧接させる力Nが小さくなったりす
ると、搬送ローラ106によるシートの搬送速度VS1
は増加するが、上記式(1)(2)のように設定しておけば、
必ず引き抜きローラ対110のシート搬送速度VS2よ
りも小さくなり、搬送ローラ106と引き抜きローラ対
110との間ではシートは引っ張り状態で搬送され、シ
ートにダメージを与えることがない。
【0077】また、引き抜きローラ対110はレジスト
ローラ対26が回転を開始した後も回転を行ってシート
を送り出す。このとき、引き抜きローラ対110はプロ
セススピードVPよりも速い速度VS2でシートを搬送
し、レジストローラ対26はプロセススピードVPと同
じ速度VS3でシートを搬送するため(VS2≧VS3
=VP)、シートを搬送している途中でも引き抜きロー
ラ対110とレジストローラ対26との間ではシートは
必ずループが形成された状態となる。そのため、レジス
トローラ対26にシートのバックテンションによる負荷
を加えることがなくなって、画像のずれを発生したりす
ることがなく安定した画像形成が行える。
【0078】次に、引き抜きローラ対110とレジスト
ローラ対26との間の距離が短い場合に斜行を効果的に
補正する構成について図9に基づいて説明する。なお、
ここでもマルチ給紙部100からシートPを供給する場
合を例として説明する。
【0079】図9において、給紙ローラ104により送
り出され搬送ローラ106と分離ローラ108とで分離
されたシートPは引き抜きローラ対110によりさらに
搬送されてレジストローラ対26に送られる。レジスト
ローラ対26は引き抜きローラ対110により搬送され
るシートPがループを形成するまで停止しており、ルー
プを形成することによりシートPの斜行を補正してい
る。そして、レジストローラ対26は所定のタイミング
で回転を開始して画像形成部7にシートPを送り出す。
【0080】引き抜きローラ対110はシートの左右方
向でほぼ中央に対応する位置に配置されており、ローラ
の長さ(シートの幅方向の長さ)も短く設定されてい
る。本実施例では、マルチ給紙部100から送り出し可
能なシートがはがき(幅100mm)からA4サイズの
シート(幅297mm)までであり、ローラの長さが4
4mmに設定されている。
【0081】以上の構成により、引き抜きローラ対11
0により送り出されてレジストローラ対26により斜行
を補正するときに、シートPの斜行が大き過ぎて引き抜
きローラ対110とレジストローラ対26との間でルー
プが完全に作れず斜行補正が行えない場合であっても、
引き抜きローラ対110を回転させることによりシート
Pを図9(b)の矢印に示す方向に回転させて斜行補正
をすることができる。
【0082】これは、引き抜きローラ対110により送
られる斜行したシートPの一方の角部P1がレジストロ
ーラ対26のニップNPに当接し、引き抜きローラ対1
10がさらに回転することによりその一方の角部P1を
中心としてシートPが回転して、シートPの先端をレジ
ストローラ対26のニップNPにつき当てて斜行補正を
する。これにより、ループだけでは斜行の補正ができな
いような大きな斜行状態で搬送されてきたシートでも確
実に斜行補正ができる。
【0083】なお、以上本発明の一実施例を説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
1枚目のシートが分離されて送り出される途中に駆動遮
断手段が作動してシート搬送回転体への駆動伝達が遮断
されたときに、分離回転体はシート給送方向と反対方向
に回転しているため2枚目のシートは1枚目のシートに
連れて搬送されてしまうことがなくなる。これによって
確実にシートの分離供給が行えて、シート給送装置の信
頼性を高めることができる。
【0085】さらに、従来のようにプレ分離板等の分離
手段を用いなくてもすむためコストの低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート給送装置を設けた画像形成装置
の一例を示す縦断面図
【図2】図1に示した画像形成装置における左給紙デッ
キの搬送ローラの圧解除機構を示す側面図
【図3】図1に示した画像形成装置のおける左給紙デッ
キからシートを送り出す状態を示す図
【図4】図1に示した画像形成装置のおける左給紙デッ
キからシートを送り出す状態を示す図
【図5】図1に示した画像形成装置の給紙デッキの装着
部を示す正面図
【図6】図5のVI−VI断面図
【図7】図1に示した画像形成装置におけるマルチ給紙
部の駆動伝達機構を示す図
【図8】図1に示した画像形成装置におけるマルチ給紙
部の各ローラの速度を示す図
【図9】図1に示した画像形成装置におけるマルチ給紙
部のシートの斜行を補正する構成を示す図
【符号の説明】
106 搬送ローラ(シート搬送回転体) 108 分離ローラ(分離回転体) 132 入力ギア(駆動伝達手段) 134 ギア(駆動伝達手段) 138 クラッチ(駆動遮断手段) 142 ベルト(駆動伝達手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの送り方向に回転するシート搬送
    回転体と、 シートの送り方向と逆方向に回転し、前記シート搬送回
    転体と協働してシートを分離する分離回転体と、 前記搬送回転体と前記分離回転体とに駆動を伝達する駆
    動伝達手段と、 前記駆動伝達手段に設けられ、前記分離回転体に駆動を
    伝達した状態で前記シート搬送回転体への駆動の伝達を
    遮断する駆動遮断手段と、 分離されたシートを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によりシートの搬送を開始した後に所定の
    タイミングで前記駆動遮断手段を作動させる制御手段
    と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート搬送回転体にシートを送り出
    すためのシート給送回転体を有し、該シート給送回転体
    は前記駆動遮断手段を介して伝達される駆動により回転
    することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は前記駆動伝達手段に接続
    されていて、前記駆動遮断手段が作動時でも駆動が伝達
    されて搬送を行うことを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、給送するシートのサイ
    ズがあらかじめ指定された指定モードの場合には、給送
    するシートのサイズに応じて前記駆動遮断手段を作動さ
    せ、給送するシートのサイズが指定されないフリーサイ
    ズモードでは、最小サイズのシートに応じて前記駆動遮
    断手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の
    シート給送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    のシート給送装置と、 前記シート給送装置により送り出されたシートに画像を
    形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
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