JPS6069723A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔泥明の技術分野〕 本発明は例えば仮名文字列等の読み情報として入力され
る文章情報を文節等の所定の処理単位毎に適宜仮名漢字
変換を施して仮名渓字混りの文章を作成する操作性に優
れた文書作成装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近時、仮名文字やローマ字等の読み情報として入力され
る文章情報を、例えば文節等の処理の処理単位毎に適宜
仮名漢字変換を行って、仮名漢字混りの日本語文章を自
動作成する文書作成装置が、日本語ワード・グロセツサ
等として広く普及してきた。従来、この種の装置では、
日本語特有の問題として読みを同じくする同音異字とな
る漢字が一般的に被数存在することから、漢字変換対象
として指示された１つの文節に対して通常複数の変換候
補をめ、漢字変換文節指示キーの再操作や次候補キーの
操作等により正しい変換漢字を選択するようにしている
。

また漢字変換を必要としない仮名表記すべき文節に対し
ては、仮名文節指示キーにより文章作成の制御モードを
指定したり、或いは漢字変換の次候補として仮名城記を
準備し、これを前述した次候補選択操作によって選択し
たシしているＯ ！、た読み情報の入力誤９等で未変換や誤変換が生じた
ときには、例えば変換取消士−の操作等によって、変換
処理前の入力状態に復帰させる等の工夫がなされている
。

然し乍ら、いずれの制御指示方式を採用したにしろ、従
来装置にあっては上述した文章作成の為の制御指示キー
を３種Ｍ以上設けてその文章作成を指示している。これ
らの指示キーは通常キーボード上に配置されるが、オペ
レータにとってキー操作の大きな負担が否めなかった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするとこ−ろは、キー操作の大きな負担を招く
ことなしに簡易に効率良く文章作成の指示を与えること
のできる実用性の高い文書作成装置を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

本発明は漢字変換を必要とする変換単位を指示する第１
の指示キーと、上記漢字変換を必要としない変換単位を
指示する第２の指示キーとをキーボードに設け、入力制
御部ではこれらの２つの指示キーの選択的な操作を判定
して読み情報として入力される文章情報に対する処理単
位を設定すると共に、その処理単位に対する制御モード
を上記操作された指示キーに対応して定められた処理モ
ードに設定し、またこの処理モード設定後に前記操作さ
れた指示キーが連続して再操作されたとき、前記処理単
位の設定を取消すと共に前記設定処理モードを指示キー
操作前の制御モードに戻すようにしたものである０更に
は第１の指示キーの操作によって漢字変換処理モードが
設定されたのちに第２の指示キーが操作されたときには
、その処理単位について漢字変換された複数の候補のう
ちの次候補を出力するようにしたものである。

〔発明の効果〕

かくして本発明によれば、２つの指示キーの操作によっ
て、処理単位の指示とその取消し、また上記処理単位に
対する処理モードの設定とその取消し、変更、更には次
候補選択等の文章作成における一連の制御指示を簡易に
行うことができる。つまり、２つの指示キーだけを用い
て効果的に文章作成に対する適切な指示を与えることが
できる。この結果、オペレータに対するキー操作の負担
を軽減することができ、円滑な文章作成を可能とする等
の実用上多大なる効果が奏せられる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。

第１図は実施例装置の概略構成図であり、１は複数の仮
名式カキ−や２２の文節指示キーを含む各種ファンクシ
ョンキーを備えたキーボードからなる入力部である。上
記仮名式カキ−は作成に供する文章情報を、その読みの
情報である仮名文字コードの列として打鍵入力する為の
ものであｐ１ファンクションキーは、これらの入力され
た仮名文字コードの列に対する文章作成の為の制御モー
ドを指定指示する為のものである。このうち、上記２つ
の文節指示キーは、入力された読み情報に対して処理単
位を指示すると共に、その処理単位が漢字変換を必要と
することを指示する為の第１の指示キー（漢字文節指示
キーＡ）と、その処理単位が漢字変換を必要としないも
のであることを指示する為の第２の指示キー（仮名文節
指示キーＢ）とを備えている。入力制御部２は、上記の
如く入力部１から与えられる情報を判定して、仮名文字
コードの列として与えられる文書情報に対する文章作成
を制御している。即ち、入力制御部２は、入力部１から
入力された仮名文字コード列をバッファに一時記憶して
おり、前記第１または第２の指示キーが操作されたとき
、上記バッファに一時記憶した仮名文字コード列を変換
制御部３に与えている。そして、上記操作された指示キ
ーが漢字文節指示キーＡの場合には、単語辞書記憶部４
を付勢して、上記文節指定された仮名文字コード列に対
する漢字変換処理を行４つしめ、これによって得られた
漢字を含む文字コード列を変換候補記憶部５に格納して
いる。この場合、日本島特有の性質として読みを同じく
する複数の同音異字が存在することがあり、これらの複
数の同音異字をそれぞれ変換候補として・前記記憶部５
にそれぞれ格納する。また前記操作された指−示キーが
仮名文節指示キーＢである場合には、その仮名文節を構
成する仮名文字コード列を前記記憶部５に直列格納して
いる。

尚、前記漢字変換処理は、予め登録された単語情報に基
づく自立語検定や、その自立語に対する文法規則の検定
等を施して行われることは言う１でもない。

出力制御部６は、上記の如くして記憶部５に格納された
文節情報を前記入力制御部２の制御を受けて読出し、こ
れをディスプレイ装置からなる表示部７にて文字記号パ
ターンとして表示している。これにより、表示部７に入
力された文章情報や、これに対して所定の処理が施され
て作成された文章情報が表示されるようになっている。

第２図はこのように構成された装置における入力制御部
２の制御モード遷移状態を示す図である。仮名式カキ−
の操作によって入力される仮名文字コー・ド列は、入力
状態１ノとバッファに格納きれる。しかるのち、所定の
処理単位の読み悄豊を入力した時点で漢字文節指示キー
Ａを操作すると、上記入力状態にある仮名文字コード列
が１つの処理単位として設定され、この処理単位につい
て漢字変換処理が施されて漢字表示１２がなされる。ま
た前記所定の処理単位の読み情報の入力時点で仮名文節
指示キーＢを操作した場合には、その文節についてひら
仮名表示１３がなされるｏしかして、これらの各表示状
態１２．１３において、同一の指示キーＡまたはＢが連
続して再操作された場合には、入力制御部２は前記文節
の設定を取消し、また同時にその制御モードを初期の入
力状態１１に復帰させる。従って、この入力状態１１へ
の復帰によって、入力した仮名文字コード列に対する訂
正や、入力のやり直し等が可能とな、る。

また仮名文節指示キーＢの操作によってひら仮名表示状
態１３が設定された状態において、漢字文節指示キーＡ
が操作されると、入力側、御部２は制御モードを漢字表
示状態に変更する。

これにより、その文節に対する漢字変換候補が出力表示
さ−れることになる。

そしてまた、漢字表示状態１２において、仮名文節指示
キーＢが操作された場合には、その漢字変換処理におい
てめられた他の漢字候補１４が次候補として表示される
。しかして、上記各表示状態１２．１３において、前記
２つの指示キーＡ、Ｂ以外のキーが操作された場合には
、現表示状態にある候補がヌ節として決定され１５、次
の文意情報の入力待ち、つまり次の文節の入力状態１１
に俊帰する。

この第２図に示す遷移状態図から明らかなように、本装
置においては２つの指示キーＡ、Ｂの選択的な操作によ
って文意作成の制御モードを効果的に設定することがで
きる。従って今、これらの制御モードに対応［７て、デ
ィスプレイの表示形態を、例えば第３図（ａ）に示すよ
うに入力状態にある文字列を白黒反転し、ひら仮名表示
の場合には同図（ｂ）に示すように、また漢字表示の場
合には同図（Ｃ）に示すようにアンダーラインを付す等
して表示すれば、その表示形態から制御モードを知るこ
とができるので、好都合である。また漢字表示状態にお
いて、現表示中の漢字候補以外に他の候補（次候補）が
存在する場合には、その表示輝度を変えるようにすれば
よい。

以上のように本装置によれば、漢字文節指示キーＡおよ
び仮名文節指示キーＢからなる２つの指示キーの操作に
よって、文書作成の処理単位および処理モードを設定指
示、変更、解除し乍ら効果的に文章作成作業をすすめる
ことができる。しかも、その制御キーが２つであり、こ
れらによって設定された処理モードが、その処理モード
に対応した形態として表示されるので、オペレータに対
する負担が大幅に軽減される。

そして、その操作性を高め得る等の実用上多大なる効果
が奏せられる。更には同一の指示キーの操作によって、
その指示キーの操作前の元の制御モードに自動復帰する
ので、処理モードの設定ミス等に極めて良好に対処し得
る等の効果が奏せられる。また更に、指示キーが２つで
良いから、キーボードの構成の簡易化を図り、キーボー
ド操作の為の指すかいの範囲を狭くすることができる等
の効果が奏せられる。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば読み情報をローマ字入力として与えてもよく、
音声入力した音韻列として与えることも可能である。そ
の細末発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々嘆形して
実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置の概略構成図、第２図は
実施例装置における制御モードの遷移図、第３図（ａ）
〜（Ｃ）は制御モードに対応した表示形態を示す図であ
る。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）読み情報として入力された文章情報に対して漢字
   変換を必要とする処理単位を指示する第１の指示キー、
   および上記漢字変換を必要としない処理単位を指示する
   第２の指示キーを含むキーボードと、上記第１または第
   ２の指示キーが操作されたとき前記入力された文章情報
   に対する処理単位を設定すると共に、この処理単位に対
   する制御モードを前記指示キーにそれぞれ対応し”Ｃ定
   められた処理モードに設定する手段、およびこの処理モ
   ード設定後に同一の指示キーが連続して再操作されたと
   き前記処理単位の設定を取消すと共に前記制御モードを
   前記指示キーの操作前の状態に戻す手段を具備した入力
   制御部とを備えたことを特徴とする文書作成装置。
2. （２）入力制御部は、第１の指示キーの操作により漢字
   変換処理モードを設定した後、第２の指示キーが操作さ
   れたとき、その処理単位について漢字変換処理された複
   数の候補のうち現出力候補に代えて次候補゛を出力する
   ものである特許請求の範囲第（１）項一記載の文書作成
   装０