JPS6067636A - Vtrシリンダ−用アルミニウム合金 - Google Patents

Vtrシリンダ−用アルミニウム合金

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JPS6067636A
JPS6067636A JP17225283A JP17225283A JPS6067636A JP S6067636 A JPS6067636 A JP S6067636A JP 17225283 A JP17225283 A JP 17225283A JP 17225283 A JP17225283 A JP 17225283A JP S6067636 A JPS6067636 A JP S6067636A
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JP
Japan
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alloy
cylinder
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less
aluminum alloy
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JP17225283A
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English (en)
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JPS6154854B2 (ja
Inventor
Teruo Uno
宇野 照生
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Nippon Steel Corp
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はV T Rシリンダー用アルミニウム合金特
にテープ走行性、耐摩耗性、切削性等に優れたアルミニ
ウム合金に関づるbのである。
従来技術 VTRの最重要部品の1つであるシリンダーとしては高
品質、高精度が要求されるが、特に以下のような特性が
必要どされる。
■非磁性体であること。
■高速回転するため軽量であること。
■テープ走行性が良いこと。
■テープによりシリンダーが摩耗されないこと。
■切削性が良好で仕上り面の状態がよいこと。
従来VTRシリンダーとし−Cは、JISAC5A合金
鋳物材、JI82218合金鋳造拐等が使用されている
ΔC5A合金鋳物材については以下のJ、うな問題があ
る。
■ 巣、微少酸化物、粗大な几晶化合物に起因して、ミ
クロオーグーの最終精密切削加工材に表面欠陥が多く、
これらの欠陥部に磁気テープの磁性粉などが用積して映
像の乱れを生ずる。
■ テープ回転部品は、テープにより摩耗しない程度の
強度と耐摩耗性が要求されるが、硬度(ビッカース硬さ
120程度)が十分て・なく、鋳造04に井晶化合物や
金属間化合物が粗大に晶出し、耐摩耗性が態い。
■ 10〜30μmPi!度の狭小化合物粒子が20μ
mf!i!度の粒子間隔で分散していることに起因して
、テープと回転部品間のIIX擦が大きく、テープ走行
性がよくない。
■ テープ回転部品は、切削により成形加工されるが、
切削性が悪く、ま1.:精密切削仕上後の表面状態が悪
い。
上記のような問題を解決するl〔めにJIS△C5A合
金や2218合金#tI造拐が開発され、実用化されて
いるが、VTRの性能を向上させるため、さらに高性能
のシリンダー用合金が必要とされる。
ΔC5△合金鋳物材や2218合金においては、Fe系
やN1系の共晶化合物や金属間化合物が比較的大きく晶
出している。 2218合金の場合にはへC5△合金に
比べ−にの傾向は改良されているが、平均粒子径5μ以
下のl:e系やNi系の金属間化合物が存在している。
そのため、2218合金をVTRシリンダー祠どして使
用する場合には以下のような問題がある。
■ 2218合金にはN−i系やl−e糸の金属間化合
物に起因して鏡面切削時の面粗度が粗い。
■ そのため、シリンダーと磁気テープ間の摩擦が大き
くなるため、テープ走行性が安定せず、しかもシリンダ
ーがテープにより摩耗され映像が乱れる問題がある。
l−一致 本発明は上記のような問題を解消したものであり、AC
5△合金鋳物材のにうな欠陥がなく 、2218合金よ
り切削面の仕上り性に優れ、シリンダーとテープ間の摩
擦係数が小さく、耐摩耗性やテープ走行性に優れたアル
ミニウム合金を1是供し、VTRのf’J OF向上に
* ’l −!することを目的とする。
構 成 本発明は、Cu2〜5%、MgO,5−2%、Fe O
,25%以下、 Si0.20%以下、110.001
〜0.20%で、Z r O,05〜0.2!1%、C
r 0.05〜0.25 %、Mn O,1〜0.8%
、Vo、05〜0.25%の11又は2種以上を含み、
残りアルミニウムと不純物からなるV ’T’ Rシリ
ンダー用アルミニウム合金を要旨とする。
1なわち、本発明は前述のAC5八合金や2218合金
に比べ、Niを含有じず、Fe1Sl極力少くJ−ると
ともに、Zr 、 Mn 。
Cr又はVの1種以上を添加することによってなるもの
である。
本発明にajける合金成分の限定理由は下記のとJ3っ
である。
Cu:CuはM(lと共存して合金に時効硬化性をイ」
与し、強度や耐摩耗性を向上さVる。、下限未満ではこ
の効果が十分でなく、上限をこえると′#4食性が低下
する。
Mg :MgはCuと共存して合金に11.1効硬化性
を付与し、強度や耐摩耗性を向上 させる。下限未満ではこの効果が十分 でなく、上限をこえると熱間加工性や 冷間鍛造性が低下する。
Fe、Si:FeやSiは不溶性化合物を形成するため
、鏡面切削時の面粗度が粗 くなり、耐摩耗性やテープ走i−1性が低下づる。従っ
てこれらの元素は上限以 下とする。そのため、地金は商値なJ IS特2種以上のアルミニウム地金を 使用する。
Zr、Mn、Or、V :これらの元素は結晶粒の微細
化や強度の向上に有効であり、耐 摩耗性を向上させる。下限未満ではこ の効果が十分でなく、上限をこえると 巨大な金属間化合物が晶出りるため切 削後の表面状態が悪い。
Ti :鋳塊組織を微細化し、鋳造割れを防止づる効果
がある。下限未満でCよこの効果が十分でなく、上限を
こえると巨 大金属間化合物が晶出し、切削後の表 面状態が低下する。
製造工程: △、溶瀉処理 上記組成のアルミニウム合金を溶解鋳造するに際し、フ
ィルター処理を実施し、微少酸化物を除去した後に鋳塊
を製作する。大きい酸化物が残留覆る場合にはVTRシ
リンダーどし−Ul1面什上づる際に表面欠陥となる。
B、均質化処理 鋳塊111を均質化し、合金中の十(曲化元素を固溶さ
せるために鋳塊を加熱する。400〜480℃で2〜4
8時間の処理が望ましい。
C0押出加工 鋳塊を350〜480℃の温度で少(とも75%以上の
加工度(lffi面減少率)で熱間押出加工を行なう。
加工度が75%より小さいと鋳塊中に存在づる巣、ピン
ホール、ブローホールなどの鋳塊欠陥が十分に圧着しな
いため、押出後にこれらの欠陥が残留するのでOrまし
くない。
D、抽伸軟化 サイズ合わせの1=めに必要に応じて行う。
E、鍛造加工 上記の押出材あるいは抽j中材を使用してシリンダー形
状に鍛造する。鍛造は熱間鍛造でも冷間鍛造でもよいが
、コスト(13J、び=J法粘度からみると冷間鍛造が
望ましい。
F、熱処理 鍛造後に焼入れ、焼戻しをti <rい所定の強度を得
る。
G、仕上げ加工 熱処理後に繞rIiJ切削仕上加工をtr &)V −
1’ (<シリンダーとする。
本発明合金は上記のような製造工程をとった場合に最ち
りぐれたtIl能が稗られるが、本発明合金の鋳造材を
E、鋳造加工→1:、熱処理→G、仕上げ加工しても従
来のΔc5△および2218合金鋳造材より改良されI
C性能をもったV’TRシリンダーが得られる。
実施例 表1には実施例の化学成分を示づ。
この合金を溶解後フィルター処理を実施し8″φの丸棒
#R塊に造塊した。
この鋳塊を465℃×24時間の均質化処理後に440
℃で50mIIlφ棒に押出した。410℃× 1時間
軟化後に50→45mmφに抽伸し、再び410℃で1
時間軟化し、冷間鍛造によりV T Rシリンダーに成
形した。この部品をT6処理(490℃× 1時間→水
冷→1T5℃×8時間)した後に鏡面切削加工してV 
T Rシリンターとした。
効 果 表2にはその諸f4[能を示ず。
N001〜8の発明合金は切削時の仕上り性が良好で摩
擦係数が小さいため、アープ走行性もよくしかしアープ
による摩耗量も少ない。
No、9〜10の比較合金は高度が低いため耐摩耗性が
悪い。
No、11〜13の比較合金および2218合金は面粗
度が粗く、アープ走行性や耐摩耗性に問題がある。
No、14の比較合金は結晶粒が粗大な1こめ表面の仕
上り性が不均一であり、テープ走行性も悪い。
表1 実施例の化学成分(%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Cu2〜5%、MgO95〜2%、Fc0,25%以下
    、3i0.20%以下、Ti0.001〜0.20%で
    、Z r O,05〜0.25%、Oro、05〜0.
    25%、Mn O,1〜0.8%、V ’0.0!i 
    〜0.25%の1種又は2種以上を含み、残りアルミニ
    ウムと不純物からなるVTRシリンダー用アルミニウム
    合金。
JP17225283A 1983-09-20 1983-09-20 Vtrシリンダ−用アルミニウム合金 Granted JPS6067636A (ja)

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JPS6154854B2 JPS6154854B2 (ja) 1986-11-25

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