JPS6067475A - ビスヒドロキシビフエニル誘導体系ジエポキシ化合物の精製法 - Google Patents

ビスヒドロキシビフエニル誘導体系ジエポキシ化合物の精製法

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JPS6067475A
JPS6067475A JP17430483A JP17430483A JPS6067475A JP S6067475 A JPS6067475 A JP S6067475A JP 17430483 A JP17430483 A JP 17430483A JP 17430483 A JP17430483 A JP 17430483A JP S6067475 A JPS6067475 A JP S6067475A
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JP
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compound
epoxy
bishydroxybiphenyl
solvent
epoxy compound
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Application number
JP17430483A
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Inventor
Ryohei Tanaka
良平 田中
Hideyuki Goto
秀行 後藤
Kaoru Kanayama
薫 金山
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Yuka Shell Epoxy KK
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Yuka Shell Epoxy KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビスヒドロキシビフェニル誘導体系ジェポキシ
化合物の精製法、特に加水分子′了性ハロゲン含有吸を
容易に!00ppm以下に低下させることのできる同化
合物のlj¥製法に関する。
一般式 (式中、几はH又はCH,を、XはH,、CI。
Br又はIを示す。) で表わされるビスヒドロキシビフェニル’KR4体系ジ
ェポキシ化合物が、融点が低く、シかも硬化剤を用いて
硬化させれば熱変形温度が高く、かつ曲げ強度、曲げ弾
性率、アイゾツト衝撃強度等の機械的強度及び耐薬品性
に優れた硬化物を与えることは、公知である(特開昭!
;g−39乙77号公報)。
他力、エポキシ樹脂は他の熱硬化性樹脂と比較して電気
特性、耐熱性及び成形性等に優れていることからして、
半導体封止用材料として広く利用されるようになった。
しかし、近年次第に多用されるようになってきた配線金
)4にアルミニウムを使用した半導体素子をエポキシ樹
脂により封止した場合には、半導体素子のアルミニウム
配線が容易に腐食されて、故障を起しやすい欠点があっ
た。かかる腐食の主原因がエポキシ樹脂に含まれる加水
分解性ハロゲン(特に塩素)によることも既に知られて
いる。すなわち従来、苛性ソーダ処理によシ可鹸化塩素
含量を低減させビスフェノールA型ジグリシジルエーデ
ルがかかる素材として用いられているが、その硬化物の
耐熱性が劣るので、その代替とじて耐熱性に優れた硬化
物を与える0−フレジー・ルツボラック型エポキシ樹脂
について、加水分解性ハロゲンを低下させる方法が鍾々
検討されている。しかし、0−クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂は、その硬化物の削S撃性ガ低く、特に半
導体封止用樹脂としての重要な物件である熱衝盤強度が
低い欠截のを)るものである。
そこで本発明者等は、上記特開昭jと一32乙77号公
報において提案したような耐熱性及び耐衝撃性等の機械
的強度の優り、だ硬化物を与えるビスヒドロキシビフェ
ニル誘導体系ジェポキシ化合物について、その加水分解
性ハロゲン含有量を容易に低減せ[7めることのできる
゛哨製法をイqるために種々イi、’f究を重ねた結果
、同ジェポキシ化合物がその溶剤溶液から容易に結晶化
して、加水分解性ハロゲン含有量を減少させることがで
きることを見出し、本発明に到達したのである。
すなわち、本発明においては、一般式 %式%() (式中、几は水緊原子又はメチル基を示し、R1−R8
は水素原子、メチル基、エチル基、イソフロビル基、フ
ェニル基、クロル原子又はプロト原子のいずれかを示し
、それぞれ同一のものであっても、互いに異なるもので
あってもよい。) で表わされるビスヒドロキシビフェニル誘導体系ジェポ
キシ化合物を溶剤に溶解し、その溶剤溶液から該ジェポ
キシ化合物を結晶化させて加水分解性ハロゲン含有量を
300ppm以下に低下させることを特赦とするビスヒ
ドロキシビフェニル誘導体系ジェポキシ化合物の精製法
を得供するものである。
従来、エポキシ樹脂に広く用いられているエポキシ化合
物であるビスフェノ−・ルAのジグリシジルエーテルや
。−クレゾールノボラック型エボヤシ化合物が、その溶
剤溶液から結晶化させることが実質上不可能であるのに
、本発明におけるビスヒドロキシビフェニル誘導体系ジ
ェポキシ化合物(1)が、溶剤溶液から容易に結晶化し
、しかもその際に加水分解性ハロゲン含有量を著しく減
少せしめるのは、驚くべきことである。
本発明におけるビスヒドロキンピフェニル誘導体系ジェ
ポキシ化合物(1)U、一般式〔式中、R−Rは上記一
般式(I)に訃けろR−Rと同一のものである。〕 で表わされるビスヒドロキシビフェニル誘導体、たとえ
ば列、≠′−ビスヒドロキシビフェニル、弘、ψ′−ビ
スヒドロキシー3.3’ 、!、!;’−テトラメチル
ビフェニル、4.4”−ビスヒドロキシ−3,3’、タ
、j′−テトラメチルーコークロロビフェニル、≠ 7
1’−ビスヒドロキシ−3,3/、j、j/−テトラメ
チル−2−ブロモビフェニル、t、j′−ビスヒドロキ
ン−3,3’、3;、j′−テトラエチルビフェニル、
ii、t、t’−ビスヒドロキン−3,3’、、!;、
3’−テトラフェニルビフェニル等ヲエピノ10ヒドリ
ン又ハi、、2−エポキシ−ノーメチル−3−クロロプ
ロパンと反応させることによシ容易に製造することがで
きる。
ビスヒドロキシビフェニルu 導体(If ) トー’
ビハロヒドリン又はメチルエピノ)ロヒドリンとの反応
方法としては、特開昭!;g−39乙77号公報にも詳
記されているように、下記の代表的な二つの方法があげ
られる。
(1) ビスヒドロキシビフェニルu 導体(If )
ト過剰のエピハロヒドリンメ1はメチルエピハロヒドリ
ンとを−、アルカリ金属水酸化物の共存右下で反応させ
、ビスヒドロキシビフェニル誘導体へのエピハロヒトl
Jy又はメチルエビハロヒドリンの付加反応と、エポキ
シ環を形成する閉環反応とを同時に行なわせてジェポキ
シ化合・M(i)を得る一段法。
(、11) ビスヒドロキシビフェニル誘1体(II)
ト過剰のエピハロヒドリン又はメチルエピハロヒドリン
とを塩基性触媒の存在下で付加反応させ、次いでその反
応生成物にアルカリ金属水酸化物を添加し閉で反応を行
なわせてジェポキシ化合物(■)ヲ得る二段法。
一般に、かかる(1)及び(11)の各方法の反応終了
後には、反応生成物を温水で洗浄し、副生じたハロゲン
化アルカリ(たとえば食1りを水溶液として除去し、次
いで残存するエピハl:l ヒ)” ’Jン又はメチル
エピハロヒドリンを留去して回収しながら、生成したビ
スヒドロキシビフェニル誘導体系ジェポキシ化合物(I
)を精製する。しかし、かかる精製法を経た後に得られ
るビスヒドロキシビフェニル誘導体系ジェポキシ化合物
(I)には、加水分解性ハロゲンがkお1000〜!;
0000ppm程度残存している。そして、かかる比較
的多量の加水分解性ハロゲンの残存するジェポキシ化合
物(I)を半導体封止用樹脂として使用した場合には、
上記したように#導体素子のアルミニウム配線を腐食せ
しめることになるのである。
本発明の精製法は、かかる10θ0〜.5′ooo。
ppm程度の加水分解性ハロゲンを含有するビスヒドロ
キシビフェニル誘導体系ジェポキシ化合物(1)に対し
て有効に適用されるものであシ、それにより同化合物中
の加水分解性ハロゲン含有骨を容易に、!;00ppm
以下に低減させることができる。
なお、本発明の精製法の適用されるかかるジェポキシ化
合物(I)の加水分解性ノ・ロゲンは、少量の不純成分
として含有さ1する下記の一般式で表わされる化合物等
にもとづくと4(6゜測される。
上記各式における几、几1〜Iシは上記一般式(I)に
おけると同一のものであり、Xはハロゲン原子である。
で灸か任も玉H旧ト耕引に+−づ−←ε−許4呼寺れる
っ 本発明において用いられる溶剤として?、]1、たとえ
ばアセトン、メチルエチルクトン、メチルイソブチルケ
トン等のケトンU、Q 、、メタノール、エタノール、
イソプロパツール等のアルコール類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル等のエステル類等があげられる。これらの溶剤化合物
は、7種類を単独溶剤として使用してもよいし、適宜に
、2種以上を混合した混合溶剤としても使用することが
できる。溶剤の使用割合は、ジェポキシ化合物(1)の
700重量部に対して、通常20θ〜2000重量部、
好ましくは300〜/S00重量部である。
本発明の・精製法におけるジェポキシ化合物(I)の溶
剤への溶解は、同化合物が室温程度の低温において溶剤
に殆んど又は僅きしか溶解しないので、乙θ〜/3;Q
Cの加熱下で行なわせる。通常は、溶剤が沸謄する温度
灸件下で行なわせるのが望ましい。なお、その溶解時に
不溶分があれば熱時に一過して不溶分を除去しておくの
が望ましい。
かくしてジェポキシ化合物(1)を溶剤に溶解させて得
られた溶液は、たとえば室温又はそれ以下の7+ti 
LEに冷却すると、同化合物が結晶として析出してくる
から、その結晶を一過し乾燥する。結晶を析出せしめる
だめの冷却温度に保持する時間は、通常30分〜70時
間、好ましくはλ〜乙待時間ある。7回の結晶化処理で
加水分解性ハロゲン含有量1を所望の値に低下させるこ
とができなければ、結晶化処理を2回又はそれ以上繰返
す。
このように、本発明におけるビスヒドロキシビフェニル
誘導体系ジェポキシ化合物(1)が溶剤溶液から容易に
結晶化させることができ、しかもそれにより加水分解性
塩素包有口を著しく低減せしめることができるのは、エ
ポキシ樹脂用の他のエポキシ化合物、たとえばビスフェ
ノールAのジグリシジルエーテルや0−クレゾールノボ
ラック型エポキシ化合物が、溶剤溶液よりの結晶化が極
めて困難である(実質上不可能である)′i4実に照し
て(比較例/及び2参照) 、:I’i <べきことで
ある。
本発明の精製法によって得られる加水分解性ハロゲン含
有量が!;00ppm以下のビスヒドロキシビフェニル
誘導体系ジェポキシ化合物(1)は、これに硬化剤、及
び必要に応じてさらに硬化促進剤や各種の充填剤等を配
合(−で加熱硬化させると、耐熱性に稜れ、かつ街繋強
度等の機械的強度の優れた硬化物を与えることがでキ、
シかもその硬化物中の加水分解性ハロゲン含有量が著し
く少ないから、半導体素子封止用材料として用いた場合
に、アルミニウム配線に対する腐食性が著しく少ない。
なお、本発明の精製法を用いて得られるジェポキシ化合
物(1)の硬化においては、通常のエポキシ樹脂の硬化
の際に用いられるような種々の添加剤、たとえば硬化剤
、硬化促進剤、充填剤及びシランカップリング剤等を使
用することができる。
すなわち、硬化剤としては、たとえばジアミノジフェニ
ルメタン、Iη−フェニレンジアミン、〇−又はp−フ
ェニレンジアミン、ジアミノジフェニルスルホン等の芳
香族アミン類;λ、乙−ジアミノピリジン、ベンジルジ
メチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン、N−メ
チルモルホリン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンペンタミン、トリエチレン
ジアミン、テトラメナルグアニジン、ジシアンジアミド
、ジメチルエタノールアミン、トリアルキルアミン(た
とえばトリエチルアミン、トリアルキルアミン、トリブ
チルアミン等)、クーピコリン等の種々のアミン類;メ
チルナジック酸無水物、ヘキザヒドロフクル酸無水物、
メチルへキサヒドロフタル酸無水1吻、年水ヒロメリッ
ト酸、テトラヒドロフタル酸無水物、無水ゲルタール酸
、無水フタルrセ、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二
外水物、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物等の
1゛I9無水物;ノボラックフェノール(ijj (た
とえば群栄化学社商品名 M P−乙/7、/JθM)
、アルキルフェノールノボラック類(たとえばクレゾー
ルノボラック、ブチルフェノールノボランク、ノニルフ
ェノールノボラック等)、ポリアルケニルフェノール類
(たとえばポリ−p−ビニルフェノール、ポリ−p−イ
ンプロペニルフェノール)等があげられる。これら硬化
剤の使用割合は、ジェポキシ化合物(1)等のポリエポ
キシ化合物700重量部に対して通常、2.5−−12
0重量部の範囲であ)、一般的にはほぼ理論当がで用い
られる。
硬化促進剤としては、たとえば/−メチルイミン゛ゾー
ル、/−ベンジルイミダゾール、λ−エテルークーメチ
ルイミダゾール、ノーフエニルイミダソ゛−ル1.!、
4Z、A−ジメチルアミノメチルフェノール等があげら
れる。硬化促進剤の使用割合は、硬化させるポリエポキ
シ化合物全身に対して0.7〜O1g重貸%である。
充填剤として(佳、たとえば各種のシリカ粉、アルミナ
粉、クルク粉、石英ガラス粉、炭酸カルシウム扮、マグ
ネシア粉等があげられ、特に好ましいものは溶融シリカ
粉、結晶シリカ粉である。充jilt剤の使用割合は、
ポリエポキシ化合物700重量部に対して50〜600
重量部である。
シランカップリング剤も種々のものが使用でき、特にエ
ポキシンランを全組成物に対して0.2〜0. J” 
ji量%の割合で配合するのが望ましい。
以下、実施例及び比較例をあげて本発明をさらに詳述す
る。
なお、これらの例において記載された加水分解性塩素含
有量は、エポキシ化合物o、syをジオキサン30vt
1.に溶解し、これに/ト1苛性カリーエタノール溶液
j mlを加え、3時間加熱還流させたのち、硝酸銀溶
液で電位差滴定により定量した値である。
実施例/ (1)エポキシ化合物の合成: 攪拌装置、温度計、冷却器を備えた内容積!沼の三つロ
フラスコ内に、’A、(1/−ビスヒドロキンビフェニ
ル3007 (/、 乙モル)、エピクロルヒドリン1
JL11tIl−/!/(グざモル)、ブトラメチルア
ンモニウムクロリド3. Ofiを住込み、加熱還流下
で2時間付加反応を行なわせた。次いで内容物を60C
に冷却し、水・号除去装置を付設してから、水酸化ナト
リウムを/31A4Lg(3,11,モル)加え、反応
温度!;!;〜乙OCX減圧度100辷/ 、30 m
nI H’g テ生成する水を連続的に共沸除去させな
がら閉環反応を行なわせた。生成水がj7乙rnlに達
した点を反応終了点とした(2時間後)。
反応生成物を減圧濾過したのち、1過物をミキサー中で
水洗を繰返して食塩を除去した。また、r液を減圧蒸留
し、残存エピクロルヒドリンを回収した。
このようにして、淡褐色固体の4’、4”−ビス(2,
3−エポキシプロポキン)−ビフェニル4’30fを得
た。
(2)エポキシ化合物の名マ製: (1)において待られゾζエポキシ化合物1002及び
メチルエチルケトン/θ00g−を、還流冷却器を付設
しプ(フラスコに入れ、加熱しながら60分間沸に% 
F流させてエポキシ化合物を溶解さぜた。得られだ乙O
Cの熱溶液を熱時P遍して不溶物を除去し1..2jt
ll’に冷却し、同温度で1時間保持してエポキシ化合
物の結晶を析出させた。以上の結晶化処理(ただし熱時
一過をしない)番もう/度絆返した。
K4られたエポキシ化合物は白色の結晶であり1その加
水分解性塩素含有11、融点及びエポキシ当量は表/に
示すとおりであった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (2)において得られたエポキシ化合′吻(,2゜回目
の結晶化物) 3 lA/ P、0−クレゾールノボラ
ック樹脂(OH基当け//79−/eq)、2よりf?
、λ−ペンジルイミダソ°−ル0.乙v1を作成し、そ
の成形物の熱変形温ng、曲げ弾性率及び衝撃強1底を
測定した。そのイゎI;j、表!に示すとおりであった
(グ)半導体素子の封止: 上記(3)で調製した成形前のエポキシ樹脂組成物、及
び(1)で得た未精製のエポキシ化合物を゛(3)と同
様の組成比で混練したエポキシ樹脂組成物をそれぞれ用
いて、アルミニウム金7い1電極の腐食検討用に設計し
た半導体素子をトランスファーモールド法によシモール
ド被ジした。得られた成形品を/20Cのプレッシャー
クツカー状態に放置し、!00時間後に発生するアルミ
ニウム腐食を測定した。その結果は表λに示すとおりで
あった。
実施例J (1)エポキシ化合物の合成: り、j′−ビスヒドロキンビフェニルの代りに、弘、り
I−ビスヒドロキン−3,31,タ、jl−テトラメチ
ルビフェニル3 、r 7 P (/、 gモル)を用
い、そのほかは実施例/の(1)におけると同様にして
反応させ、同様に後処理して淡褐色固体の41−、Il
′−ビス(2,3−エポキシプロポキン) −3,3’
、3,1;’−テトラメチルビフェニル32gグを得だ
(2)エポキシ化合物の精製: メチルエチルケトンの代シにエタノール3°00Jを使
用し、そのほかは実施例/の(2)に記載の方法に準じ
て(1)で得られたエポキシ化合物を精製した。
得られたエポキシ化合物は黄白色の結晶であシ、その加
水分解性塩素含有所、1゛μI!点及びエポキシ当量は
表7に示すとおりであった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (2)で得られたエポキシ化合物(2回目の結晶化物)
3乙≠2・、o−クレゾールノボラック樹脂、23.乙
yを用い、そのはyjs (d、実力心倒/の(3)に
おけると同様にして試翳片を作成し、その熱変形温度、
曲げ弾性率及び衝撃強度を測定した。その結果は表2に
示すとおシであった。
(4t)半導体素子の封止: (3)で調製した成形前のエポキシ樹脂、f−1t成物
及び(1)で得た未精製のエポキシ化合物を(3)と同
様の組成比で混練したエポキシ樹)1)1組成物につい
て、実施例/の(りにおけろと同様にしてアルミニウム
腐食性を前、1定した。
その結果は表2に、示す通シであった。
実力m例3 (1)エポキシ化合物の合成: p、ll’−ビスヒドロキシビフェニルの代シに、鼾J
′−ビスヒドロキシ−3,3’、!9.!l−テトラメ
チルー!−クロロピフェニル4”l−3F (/、 乙
モル)を用い、そのほかは実施例/の(1)におけると
同様にして反応を行なわせ、同様に後処理をして、褐色
固体の+、tI’ −ビス(2,3−エポキシプロポキ
シ)、−3,3’。
!、3′−テトラメチルー2−クロロビフェニルjヶ、
2zを得た。
(2)エポキシ化合物の精製: (1)で得られたエポキシ化合物を、実施例2の(2)
におけると同様にして精製した。
得られたエポキシ化合物は、黄白色の結晶であり、その
加水分解性塩素含有量、融点及びエポキシ”3 ftは
表7に示すとおりであった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (,2)で得られたエポキシ化合物(,2回目の結晶化
物)37.gPXO−クレゾールノボラック樹脂22λ
2を用い、そのり1かは実施例/の(3)におけると同
様にして試旅片を作成し、その熱変形温度、曲げ弾性率
及び衝撃強度を測定した。その結果は表ノに示すとおり
であった。
(4’)半導体素子の封止: (3)で調製した成形前のエポキシ樹脂θ」酸物、及び
(1)で得た未精製のエポキシ化合+1tノを(3)と
同様の組成比で混練したエポキシjOJ脂組成物につい
て実施例/の(4’)におけると同様にしてアルミニウ
ム腐食性を測定した。
結果は表λに示す通りであった。
実施例グ (1)エポキシ化合物の合成: +、+’−ビスヒドロキシビフェニルの代すに、グ 4
1/−ビスヒドロキシ−3、3’、 J 、j′−テト
ライソグロビルビフエニルj乙乙P(46モル)を用い
るほかは、実施例/の(1)と同様にして反応させてエ
ポキシ化合物を得、かつ同様に後処理して淡褐色固体の
り、lI−′−ビス(2,3−エポキシプロポキシ) 
−3、3’、j、jLテトライソプロピルビフェニル乙
g22を得た。
(2)エポキシ化合物の精製: (1)で得られたエポキシ化合物を実施例2の(2)と
同様にして精製した。
得られたエポキシ化合物は白色の結晶であり、その加水
分解性塩素含有量、融点及びエポキシ当量は表/に示す
とおシであった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (2)で得られたエポキシ化合物(2回目の結晶化物)
’A0.3f!、0−クレゾールノボラック樹脂/9.
7グを用い、そのほかは実施例/の(3)におけると同
様にして試験片を作成し、その熱変形温度、曲げ弾性率
及び@繋強度を測定した。その、結果は表2に示すとお
りであった。
(≠)半導体素子の封止; (3)で得だエポキシ樹脂組成物及び(1)で得だ未精
製のエポキシ化合物を、(3)と同様の組成比で混練し
て得だエポキシイt(脂組酸物を、実施例/の(り)に
おけると同様にしてアルミニウム腐食性を測定した。結
果は表1に示すとおりであった。
実施例! (1)エポキシ化合物の合成ニ ゲ、≠′−ビスヒドロキシビフェニルの代すに、+、p
’−ビスヒドロキシー3.3’、!;、!;’−テトラ
フェニルビフェニル7gl、51(/、1>モル)を用
い、そのほかは、実施例/の(1)におけると同様にし
て反応させてエポキシ化合物を得、かつ、同様に後処理
して褐色固体の4/−,41′−ビス(!、3−エポキ
シブロボキシ) −3,3’、 、t 、 、t’−テ
トラフエ風ルビフェニル903 fJを得た。
(,2)エポキシ化合物の精製: メチルエチルケトンの代りにベンゼン/、。
00zを使用するほかは、実施例/の(,2)に記載の
方法に準じて(1)で得られだエポキシ化合物を精製し
た。
得たエポキシ化合物は淡褐色の結晶であシ、その加水分
解性塩素含有量、融点及びエポキシ当量は表/に示すと
おシであった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (,2)で得られたエポキシ化合物(2回目の結晶化物
)4t3.4t’i!Xo−クレゾールノボラック樹脂
/乙、乙1を用い、そのほかは実施例/の(3)におけ
ると同様にして試験片を作成し、その熱変形温度、曲げ
弾性率及び衝撃強度を測定した。その結果は表λに示す
とおりであった。
(4’)半導体素子の封止: (3)で得たエポキシ樹脂組成物及び(1)で得た未精
製のエポキシ化合物を(3)と同様の組成比で混練した
エポキシ樹脂組成物を実施例/の(4’)におけると同
様にしてアルミニウム腐食性を測定した。結果は表2に
示す通りであった。
実施例乙 (1)エポキシ樹脂の合成: エピクロルヒドリンの代りに/、2−エポキシ−2−メ
チル−3−クロルプロパンl12乙01(弘θモル)を
用−いるほかは、実施例/の(1)におけると同様にし
て反応させてエポキシ化合物を得、かつ、これを同様に
後処理して淡褐色固体のv、tI’−ビス(2,3−エ
ボキシブロボキシーλ−メチル)−ビフェニル1iso
1を得た。
(2)エポキシ化合物の精製: 実施例λの(2)と同様の方法にて(1)で得られたエ
ポキシ化合物を精製した。
得られたエポキシ化合物は黄白色の結晶であり、その加
水分解性塩素含有量、融点及びエポキシ当量は表7に示
すとおりであった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (,2)で得られたエポキシ化合物(,2!回目の結晶
化物) 3.5:、2 ii’、 o−クレゾールノボ
ラック樹脂ノlAgyを用いるほかは、実施例/の(3
)におけると同様にして試験片を作成し、その熱変形温
度、曲げ弾性率及び衝撃強度を測定した。その結果は表
2に示すとおシであった。
(4’)半導体素子の封止: (3)で得たエポキシ(A脂組酸物及び(1)で得た未
精製のエポキシ化合物を(3)と同様の組成比で混練し
たエポキシ樹脂組成物を、実櫂例/の(り)におけると
同様にしてアルミニウム腐食性を測定した。結果は表2
に示すとおりでちった。
比較例/ (1)エポキシ化合物の合成: ≠、t7−′−ビスヒドロキシビフェニルの代すに、ビ
スフェノールAを、、?乙j g(/、 &モル)使用
し、そのほかは実施例/の(1)におけると同様にして
反応を行なわせ、同様にして後処理して白色固体のビス
フェノールAのジグリンジルエーテル!27gを得た。
(2)エポキシ化合物の精製: (1)で得られたエポキシ化合物を実施例/の(,2)
におけると同様にして溶剤の沸騰温度で各1川の溶剤に
溶解させた。得られた各溶液を、室温又はそれ以下の温
度に冷却し、長時間(,24’時間)その温度に保持し
たが、いずれの場合も溶液は液状のままであシ、そのエ
ポキシ化合物の結晶が析出しなかった。
(3)エポキシ化合物の硬化; (1)で得られたエポキシ化合物3 i 3rl。
0−クレゾールノボラック樹脂2’A!;!を用い、そ
のほかは実施例/の(3)におけると同様にして試験片
を作成し、同様にしてその熱変形温度、曲げ弾性率及び
衝撃強度を測定した。その結果は表2に示すとおりでお
った。
(4’)半導体素子の封止: (3)で得たエポキシ樹脂組成物を実施例/の(4’)
におけると同様にしてアルミニウム腐食性を測定した。
結果は表ノに示すとおりであった。
比較例! (1)エポキシ化合物の合成: り、り′−ビスヒドロキシビフェニルの代シに、0−ク
レゾールノボラック樹脂(フェノール当量//j)を3
3;09用い、そのほかは実ブ、イ3例/の(1)にお
けると同様にして反応させ、同様にして後処理して、0
−クレゾールノボラック型エポキシ化合物3;109−
を得た。
(2)エポキシ化合物の精製: (1)で得られたエポキシ化合物を1、実施例/の(2
)におけると同様にして溶剤の沸騰温度で各種の溶剤に
溶解させた。得られた各溶液を室温又はそれ以下の温度
に冷却し、長時間(、,21!時間)その温度に保持し
たが、いずれの場合も溶液は液状の才まであシ、そのエ
ポキシ化合物の結晶が析出し々かった。
(3)エポキシ化合物の硬化: (1)で、?Fiられだエポキシ化合物39.09及び
0−クレゾールノボラック樹脂、2/、OPを用い、そ
のほかは実施例/の(3)におけると同様にして試1砿
片を作製し、同様にしてその熱変形温度、曲げ弾性率及
び衝骸強度を測定しだ。その結果は表2に示すとおりで
あった。
(lIl−)半導体素子の封止: (3)で得だエポキシ樹脂−組成物を実施例/の(4’
)におけると同様にしてアルミニウム腐食性を測定した
。結果は表2に示すとおりであった。
表 2 数の値である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /) 一般式 (式中、R1d水素原子又はメチル基を示し、R〜Rは
    水素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、フェ
    ニル基、クロル原子又はブロム原子のいずれかを示し、
    それぞれ同一のものであっても、互いに異なるものであ
    ってもよい。) で表わされるビスヒドロキシビフェニル誘導体系ジェポ
    キシ化合物を溶剤に溶解し、その溶剤溶液から該ジェポ
    キシ化合物を結晶化させて加水分解性ハロゲン含有量を
    500ppm以下に低下させることを特徴とするビスヒ
    ドロキシビフェニル誘導体系ジェポキシ化合物の精製法
    。 2) 溶剤がケトン類、アルコール・拍、芳香族炭化水
    素類、エーテル類及びエステル)1゛百よシなる群から
    選ばれた化合物の7種又は2種以上の混合物である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
JP17430483A 1983-09-22 1983-09-22 ビスヒドロキシビフエニル誘導体系ジエポキシ化合物の精製法 Pending JPS6067475A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04175331A (ja) * 1990-11-08 1992-06-23 Yuka Shell Epoxy Kk エポキシ樹脂粉体組成物
US6531549B2 (en) 2000-12-28 2003-03-11 Japan Epoxy Resins Co., Ltd. Crystallized epoxy resins, their production method, and curable compositions comprising them
WO2016088815A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 三菱化学株式会社 テトラメチルビフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び半導体封止材

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US10381282B2 (en) 2014-12-04 2019-08-13 Mitsubishi Chemical Corportion Tetramethylbiphenol type epoxy resin, epoxy resin composition, cured product, and semiconductor sealing material

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