JPS6067404A - 皮膜型パツク料 - Google Patents

皮膜型パツク料

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JPS6067404A
JPS6067404A JP17598583A JP17598583A JPS6067404A JP S6067404 A JPS6067404 A JP S6067404A JP 17598583 A JP17598583 A JP 17598583A JP 17598583 A JP17598583 A JP 17598583A JP S6067404 A JPS6067404 A JP S6067404A
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pack
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cellulose
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Hisao Iwabuchi
岩渕 久男
Yukio Mikami
三上 幸男
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な皮膜型パック科に関するもので、その目
的とするところは、経時安定性、安全性、使用性に優n
%更には乾燥性を改良したものを提供することにある。
従来よりポリビニルアルコール(以下PTAと略称する
)は、皮膜物性の優秀さ及び皮膚に対する安全性の高さ
から、皮膜形成主剤としてパック料に汎用さnている代
表的な原料の1つであった。しかしPVA ii幅広い
分子量を有する合成高分子であシ、その分子量の大きさ
によシ物性を宮めた各種性能が異なってくるという特性
を有している。例えば、パック科においては5万〜10
万Cpsのものが使用粘度範囲であるがここで分子量の
大きなものを用いると、粘度の温度依存性がなく、強い
皮膜を形成する艮好なバック料が得らnるが、反面乾燥
時間が非常に長いという欠点ヲ有し、逆に分子量の小さ
なものを用いると、乾燥時間は短縮さnoるものの皮膜
強度が弱く、1だ分散系が不安定になシ粉体等の分離を
生ずる問題を抱えていた。従って実際には大分子量のも
のと小分子量のものを組合せたり、中間的な分子量ヲ有
するものを利用するのが通常であるが、PVA単独使用
時の塗布性の問題と併せて全ての面で満足するものは未
だ得らnでいなかった。
一方、上述の欠、壱ヲ改善する為各種の試みがなさnて
きた。例えば粘度を高め温度依存性を改善したり塗布性
を向上させる為に、ゲル化剤としてカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム(以下CMC−Naと略称する)や
キサンタンガム等の水溶性高分子が添加さtているが、
この場合には乾燥時間がPVA単独使用時よシも更に長
くなったシ、またペタツキ感が生じてくる。そしてこの
乾燥時間の短縮化には、水分揮散を促すアルコール添加
が有効であるが、多量に添加すると分散系が不安定化し
分離したり使用中の目や口のまわりへの刺激感が増し、
使用性を低下させるという欠点があった。
そこで本発明者は、前記の問題点を解決する為鋭意検討
を重ねた結果、ゲル化剤として水溶性高分子と微結晶セ
ルロースを併用すると、従来よりも少量の水溶性高分子
であっても増粘効果が著しく且つ塗布性に優几、粘度の
温度依存性が小さく、乾燥時間も短縮さn、従ってアル
コール添加量も低く押えることが可能となシ安全性の高
いパック料が得らnること全見出し本発明を完成させた
ものである。
本発明はポリビニルアルコールを皮膜形成主剤とし、こ
fにゲル化剤として水浴性高分子及び微結晶セルロース
全併用配合してなる皮膜型パック科に関するものである
本発明に適用さnるPVAとしては、分子量約には低分
子量〜中分子量領域のもの(例えば、日本合成化学社製
KG−05−EiG−3(]グレード)がよシ有利に用
いらルる。またその含有量としては、使用するグレード
に応じて、Jツク総Mitに対し通常5〜15重量%、
よシ好ましくは7〜12重凌%の範囲が選択さnる。
次に水溶性(F41分子としては、ザンコート、キサン
タンガム、グアーガム、ローカストビーンガム、アラビ
アガム、トラガントガム、カラヤガム、アルギン酸ソー
ダ、はクチン酸ソーダ、デキストリン等の天然水溶性晶
分千群、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
等の半合成水溶性高分子群、カルボキシビニルポリマー
、ポリビニルピロリドン、CMC−Na 等の会成水溶
性高分子群などが挙げらn、こnらの1種または2種以
上が選択さnて使用さnる。
ここで重要な点は、その含有量にあシバツク料総重曾に
対し0.1垂紐%以下に留めることが有効である。0.
1重量%金超える量、即ち従来配合さfていfcような
量ヲ用いると、乾燥時間が遅くなるばかりかペタツキ感
を生じる原因ともなる。通常は塗布性の改善効果及び微
結晶セルロースとの相乗効果を加味して、O,OS〜0
.1重量%の範囲が好ましい。
また微結晶セルロースとは、セルロースの微結晶粉末で
あり構造としてはセルロース構造そのままの形を維持し
ている。本品はゲルを形成する物質として知らnており
、この添加によりある程度の増粘効果は得ら扛るものの
、諸性質のバランスから見て未だパック科として充分と
は言い難い。然るに本発明において用いらnる微結晶セ
ルロースは、その表面がOMC,−Naでコーティング
さnたもの(CMC−Na換算含* ”410〜12%
)であシ、驚くべきことにPTAとの組合せにおいて、
その添加によシ水溶性冒分子であるOMC!−Naと未
コーティング微結晶セルロースとを各々に添加した場合
に比較して著しい増粘効果を示し、且つ#i燥待時間遅
らせず、また塗布性も改善すると言う知見を得たもので
ある。この様な特性Wi[する市販の微結晶セルロース
としては、例えばアビセルRC!(FMO社調)が挙げ
ら、fLる。そしてその含有量としては、前記水浴性高
分子の量や他成分に対する比率から、パック科総重量に
対し0.5〜2.0重量%の範囲が選択さnる。上記の
範囲外では、ゲル化が不充分であったり、増1t“効果
が余りなくメリットが少ない。
以上の様に、パック料の処方系において、 PVA、水
浴性、113分子、微結晶セルロースを組み合せた場合
の特徴的な効果としては次のような点が挙げらnる。
1、PVA単独まfc、はPVAと水溶性高分子との組
合せの場合に比軟して経時(特に粘度)安定性が高い。
2、PVA単独で増粘(例PVAの配合量増加または高
分子PVAを使用)させた場合と比較して、粘度が充分
にありながら且つ塗Q易いものがイ4Iらnる。
3、 水溶性高分子の添加量が少ない為、アルコール添
加−11が従来より少量(10%以下)で済み、目や口
の貰わりへの刺激感がなく安全性が晶い。
4、 低〜中分子量のPVA 1用い、且つ水浴性高分
子の添加量が少ない為、乾燥時間が短縮さnる。
本発明においては前述した原料以外にも一般的にパック
科に用いらnる原料も本発明の目的を逸脱しない範囲に
おいて’A iFk配合できる。例えば粉体としては、
酸化チタン、シリカ、セリサイト、カオリン、タルク、
酸化亜鉛等が挙げらn%また化粧用油剤としては、スタ
ンラン、流動パラフィン、プリスタン等の炭化水素類f
オリーブ油、ゴマ油等の植物油脂などが挙げらnる。
また本発明のパック;14’(r得る方法としては、通
常の方法が適用さnる。即ち、先ず精製水に多価アルコ
ール、水溶性高分子、微結晶セルロース、PVA及び粉
体等を分散、加熱溶解し、こnに化粧用油°剤等を含有
する精製水を投入混合し、最後にアルコールを加える等
のプロセスにより成し遂けら几るものである。
ここで、本発明においてC!MO−Na fコーティン
グした微結晶セルロースがPVAとの組み合せにおいて
如何に有効な増粘効果を示すかについて、その試験結果
を表−1に示す。
〈供試サンプル〉 A、PVA (po−30) ’?: 9型面%の比率
で水に14 M。
B、A VCCr、4C−Na f 0.1 ’5 t
i4゛%添加したもの。
C,Bに未コーティング微結晶セルロースを1.35止
り一:%雄加したもの。
1)、A [CIJO−Naコーティング(11%)微
結晶セルロースを1.5重量%添加したもの。
表−1増粘効果(cps) 表−1の結果から明らかなように、 CMC!−Naコ
ーティング微結晶セルロースが如何に増粘効果を示すか
がわかる。
また次に、本発明のパック料を評価する為、後記実施例
1及びOMC−Naコーティング微結晶セルロースを配
合しない後記比較例1を用いて、経時安定性並びに使用
テストにより比較評価試験を実施した。その結果を表−
2及び表−3に示す。
(評A)艮い:10点、普通=5点、悪い:0点次に実
施例及び比較例を示す。尚、配合割合はそnぞn重量%
である。
実施例 1 D〔梢11!!水 54.9 E〔エタノール 5.0 (方法) AとDの一部全混合し加熱d解した後、Bを加え、こn
KOとDの残Dk加熱混合したもの′(i−別えた後E
を加えて冷却する。
比秒例 1 D(精製水 54.9 E〔エタノール 5.0 (方法) 実施例1と同様にして行なった。
実施例 2 DC精製水 52.95 E〔エタノール 5.0 (方法) 実砲例1と同様にして行なった。
実施例 6 】〔精製水 57.4 コ〔エタノール 5・0 (方法) 実施例1と同様にして行なった。
特許出願人 ポーラ化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ポリビニルアルコールを皮膜形成主剤とし、こnに
    ゲル化剤として水浴性高分子及び微結晶セルロースを併
    用配合してなる皮膜型パック料。 2)ポリビニルアルコールの含有液が、パック料総重開
    ゛に対して5〜15重景%である特許請求の範囲第1)
    項記載の皮膜型パック料。 5)水浴性高分子が、天然水浴性高分子、半合成水浴性
    t)6分子、合成水溶性菌分子等よシ選択さAfcI棟
    または2種以上からなシ、その會有逍がパック科総重量
    に対して0,05〜0,1重音%である特許請求の範囲
    第1)項記載の皮膜型パック科。 4) 微結Jirセルロースが、カルボキシメチルセル
    ロースナトリウムでコーティング処理した微結晶セルロ
    ースであり、その含有量がパック科総重斂に対して0.
    5〜2,0重量%である會特許請求の範囲第1)項記載
    の皮膜型パック料。
JP17598583A 1983-09-22 1983-09-22 皮膜型パツク料 Granted JPS6067404A (ja)

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JPH0471052B2 JPH0471052B2 (ja) 1992-11-12

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