JPS60661B2 - 写真感光材料 - Google Patents

写真感光材料

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JPS60661B2
JPS60661B2 JP10410076A JP10410076A JPS60661B2 JP S60661 B2 JPS60661 B2 JP S60661B2 JP 10410076 A JP10410076 A JP 10410076A JP 10410076 A JP10410076 A JP 10410076A JP S60661 B2 JPS60661 B2 JP S60661B2
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photographic
layer
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pat
antistatic
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安弘 中山
哲夫 竹内
正三 米山
直彦 杉本
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は写真感光材料に関するものであり、特に写真感
光材料の少なくとも一層にポIJエチレンオキシ基を有
するノニオン系界面活性剤と特定のアニオン系界面活性
剤を含有せしめることによりすぐれた帯電防止性を付与
した写真感光材料に関する。 帯電防止性は表面抵抗及び帯電量と関連がある。 即ち表面抵抗が低く、帯電量が少ないことが望ましい。
またこれらの特性の経時による変化が少ないことが要求
される。写真感光材料は一般にポリーaーオレフィン例
えばポリエチレン、ポリスチレン;セルロースエステル
例えば三酢酸セルロース;ポリエステル例えばポリエチ
レンテレフタレート等のフィルム、紙、合成紙又は紙の
両面をこれらの高分子物質で被覆したシートからなる支
持体の一方あるいは両面に支持体と写真乳剤層とを強固
に密着させるために設けられた下塗り層を介して感光性
写真乳剤層および必要に応じて中間層、保護層、パック
層、アンチハレーション層等の写真感光材料構成層が種
々組合され塗設されたものである。 支持体の両面に写真乳剤が塗設された写真感光材料とし
ては例えば直接用×−レィフィルムがあり、その他大抵
の写真感光材料は一方だけに写真乳剤が塗布されている
。従って後者の場合には写真乳剤の塗られていない面す
なわち支持体表面がありこれを我々は通常パック面と呼
んでいる。 このように写真感光材料は電気絶縁性を有する支持体お
よび写真層から成っているので写真感光材料の製造工程
中ならびに使用時に同種または異種物質の表面との間の
接触摩擦または剥離をうけることによって静電電荷が蓄
積されることが多い。この蓄積された静電電荷は多くの
障害を引起す。例えば現像処理前の写真フィルムに於て
はこの蓄積された静電電荷が放電することによって感光
性乳剤層が感光し写真フィルムを現像処理した際に点状
スポット又は樹枝状や羽毛状の線斑を生ずる。これがい
わゆるスタチックマ−クと呼ばれているもので写真フィ
ルムの商品価値を著しく損ね場合によっては全く矢なわ
しめる。例えば医療用又は工業用Xーレィフィルム等に
現われた場合には非常に危険な判断につながることは容
易に認識されるであろう。この現象は現象してみて初め
て明らかになるもので非常に厄介な問題の一つである。
またこれらの蓄積された静電電荷はフィルム表面への塵
挨の付着を招きその後の塗布工程での不均一故障などの
第2次的な故障を誘起せしめる原因にもなる。かかる静
電電荷は前述したように写真感光材料の製造および使用
時にいまいま蓄積されるのであるが例えば製造工程に於
ては写真フィルムと。ーラーとの接触摩擦あるいは写真
フィルムの巻取り、巻戻し工程中での支持体面と乳剤面
の分離等によって発生する。また仕上り製品に於ては写
真フィルムを接着を起すほどの高温度で巻取り切換えを
行なった場合のベース面と乳剤面との剥離によって、ま
たはXーレィフィルムの自動撮影機中での機械部分ある
し、は蛍光増感紙との間の接触分離等が原因となって発
生する。その他包装材例との接触などでも発生する。か
かる静電電荷の蓄積によって譲起される写真感光材料の
スタチックマークは写真感光材料の感度アップおよび処
理速度の増加によって一層顕著となる。これらの摩擦帯
電ないし剥離帯電は接触物質分子間のイオン的相互作用
に起因するものと考察されるがいかなる物質が正に、ま
たいかなる物質が負に帯電するかは現時点では構造化学
的に充分なる予想をつけることは困難である。 しかし帯電圧を減少させること又は物質表面上の電気伝
導度を増加させて電荷の蓄積による部分放電が起る前に
静電電荷を極めて短時間に逸散せしめるようにするとこ
のような帯電を防止しうるであろうことは容易に考えら
れる。それ故に従来から写真感光材料の支持体や各種塗
布表面層の導電性を向上させる方法が考えられ種々の吸
湿性物質や水溶性無機塩、ある種の界面活性剤、ポリマ
ー等の利用が試みられてきた。例えば米国特許第2,8
82,157号、同2,972,535号、同3,06
2,785号、同3,262,807号、同3,514
,291号、同3,615,531号等に記載されてい
るようなポリマーも例えば英国特許第861,134号
、米国特許第2,982,651号、同3,42& 4
56号、同3,457,076号、同3,454,62
5号、同3,552,972号ち 同3,655,38
7号等に記載されているような界面活性剤、例えば米国
特許第3,062,70び号、同3,245,833号
、同3,525 621号に記載されているような酸化
亜鉛、半導体、コロイドシリカ等が知られている。写真
フィルム支持体に直接に帯電防止性を賦与する方法には
このような物質を支持体である高分子物質に直接配合す
るかあるいは支持体表面に塗布する方法が知られている
。 後者の場合には帯電防止剤を単独あるいはゼラチン、ポ
リビニルアルコール・セルロースアセテート等の高分子
物質と絹合せてパック層として塗布される。また写真感
光材料の帯電防止法には写真乳剤層およびその表面保護
層に帯電防止剤を含有させるかあるいはそれらの層の上
に帯電防止剤の溶液を表面塗布する方法がある。しかし
ながらこれらの多くの物質はフィルム支持体の種類や写
真組成物の違いによって特異性を示し、ある特定のフィ
ルム支持体および写真乳剤やその他の写真液成要素には
良い結果を与えるが他の違ったフィルム支持体および写
真構成要素では帯電防止には全く役に立たないばかりで
なく写真性にも悪影響を及ぼす場合がある。一般に高感
度の乳剤に対しては低温条件(30%RH付近)におい
て満足すべき帯電防止効果を示すものが少なく、あるい
は帯電防止効果の低下、高温高温時に於ける接着故障な
どを伴なうことが多い。特に直接用×ーレィ感材のよう
に支持体の両面に写真乳剤が塗布されている感材では帯
電防止剤を効果的に利用する技術を確立することは困難
である。また帯電防止を行っても経時又は摩擦等により
帯電防止性が減少してしまうことが多く安定した帯電防
止技術を確立することは特に困難であった。 また写真感材に用いる帯電防止剤を探索する場合には写
真乳剤の感度、カブリ、粒状性、鮮鉄度等の写真特性は
もちろん、適当な摩擦係数を保持し、しかもカメラビヘ
ビアや耐接着性を悪化させない等の点にも考慮を払う必
要がある。 このように写真感光材料への帯電防止剤の適用は非常に
困難で且つその選択範囲で限定され,ることが多いので
、各種の異なった型での帯電防止剤の写真への利用が試
みられている。従って本発明の目的は帯電防止性を改良
し他の特性を損うことがない写真感光材料を提供するこ
とである。 即ち、表面抵抗が低く、帯電量が少なく、かつこれらの
特性の経時による変化が少ない写真感光材料を提供する
ことである。 この目的は写真感光材料の最外層にノニオン性の界面活
性ポリオキシェチレン化合物、と、特定のアニオン系界
面活性剤を含有せしめることにより達成されることを見
出した。 界面活性ポリオキシェチレン化合物の帯電防止効果につ
いては例えば英国特許第861,134号、特開昭50
−57427号に記載されているが下記一般式(m)〜
(X脚)で示されるノニオン性の界面活性剤ポリオキシ
ェチレン化合物が有効である。ポリオキシェチレン化合
物の界面活性に関してはその水溶液の表面張力が臨界ミ
セル濃度以上の濃度で4幻yne/伽以下であることが
好ましい。血 a十c=10〜80で場合によってはa,cのいづれか
は零でもよい。 b=0〜100 (W) RCO○(CH2CH20)mHRはアルキル
基で好ましくは炭素原子数3〜21のアルキル基n=5
〜135 (V) R3COO(CH2Cは0)のCR4R3,R
4はアルキル基でそれぞれ異っていても同じであっても
よく好ましくはR3とR4の炭素原子数の和は6〜34
n=5〜100(W) R○(CH2CH20)nH Rはアルキル基で好ましくは炭素原子数4〜22のアル
キル基でフッ素原子で置換されていてもよい。 n=3〜50 <皿) R5,R6はそれぞれ同じでも異なっていてもよく水素
原子、アルキル基(好ましくは炭素原子数1〜9のアル
キル)でフッ素原子で置換されていてもよい。 n=3〜150 W血 R7,R8は同じでも異なっていてもよく水素原子、ア
ルキル基(好ましくは炭素数1〜9のアルキル)でフッ
素原子で置換されていてもよい。 m=2〜50,n=3〜100(K) R9,R,oは
同じでも異なっていてもよいアルキル基でR9とR,o
の炭素原子数の和は8〜36n=5〜100凶 Rはアルキル奏で好ましくは炭素原子数8〜18のアル
キルp+.q=5〜100 血 Rはアルキル茎で好ましくは炭素原子数7〜17p+q
+r=5〜100血 Rはアルキル茎で好ましくは炭素原子数4〜22のアル
キルm=1〜20,n=5〜100 (X皿〉 RS(CH2CH20)止H Rはァルキル基で好ましくは炭素原子数4〜18のアル
キルn:3〜50 (Xコ江) Rfはベルフルオロアルキル基で好ましくは」素原子数
3〜12、R′は炭素原子数約5以下のアルキル基n=
3〜100 00の m十n=5〜50 (Xコ江) Rはアルキル基で好ましくは炭素原子教生〜17のアル
キルp+q=3〜100 公皿) Rはアルキル基で好ましくは炭素原子数7〜18のアル
キルm+n=5〜50 (Xym) Rはアルキル暮で好ましくは炭素原子数7〜18のアル
キルn=5〜100 これらのポリオキシェチレン系界面活性剤の内、特に好
ましい化合物は次のものである。 化合物凶C8日250(CH2C&0),ぷ 化合物脚 化合物(C} 化合物皿 化合物{E} 本発明に用いられるアニオン界面活性剤は下記の一般式
で示される化合物である。 (一般式1) (一般式0) 〔R,,R2はH又は炭素原子数1乃至18のアルキル
基、R,とR2の炭素原子数の和は5乃至約25 mは
0乃至20、n‘ま2,3,4,5,Mはアルカリ金属
、たとえばカリウム、ナトリウムを表わす。 〕又、一般式Dの化合物で更に好ましいものは、R,と
R2の置換基の炭素原子数の和が約8乃至20で、mが
約3以下「nが3乃至4の化合物である。 これらの一般式で表わされる化合物の具体例としては次
の如きものがある。 一般式1で表わされる化合物を以下に例示する。 ・一a 1‐b ・一C 1−d 1−e 1−f 1−g 1−h 一般式nで表わされる化合物の具体例を以下に示す。 □‐I □‐2 □‐3 □−く D−5 □‐6 口‐7 □‐8 □‐9 本発明に使用されるこれらの化合物は種々の公知の方法
によって合成することができる。 例えば、化合物
〔0〕は相当するアルキルフェノールと
例えば1,4−ブタンサルトンをアルカリ触媒の存在下
に90午0付近で2〜3時間反応させスルホン酸誘導体
を得た後金属水酸化物で中和することによって得られる
化合物〔1〕は脂肪酸クロラィドと例えばグリシン又は
8ーアミノプロピオン酸との反応により容易に合成する
ことができるが、これらの化合物の中、一部のものは川
研ファインケミカルから「ソイポン」「アラノン」なる
商品名で市販されている。本発明に用いられる帯電防止
効果を有する化合物を写真感光材料に適用するに当って
は水あるいはメタノール、ィソプロパノール、アセトン
等の有機溶媒あるいは水と前記有機溶媒の混合溶媒に溶
解後写真感光材料の最外層(例えば保護層、パック層ま
たはその両方)の塗布液に添加しディップコート、エア
ーナイフコートあるいは米国特許第2,681,294
号に記載せる如きホッパーを便・用するェクストルージ
ョンコート、米国特許第3,508,947号、同第2
,941,898号、同第3,526,528号等に記
載の方法により他の写真構成層と同時に塗布する方式等
により塗布するか、該化合物の溶液に写真層を浸潰する
ことにより塗布される。 本発明に用いられるノニオン性の界面活性ポリオキシェ
チレン化合物、アニオン系界面活性剤の使用量は帯電防
止効果を呈するに充分な量でよく、該ポリオキシェチレ
ン化合物の好ましい使用量は5〜500雌/めで特に好
ましくは40〜100のc/〆であり、アニオン系界面
活性剤の好ましい使用量は0.1〜100の9/めで特
に好ましくは1〜30切り/〆で、ある。 上記の範囲は使用する写真フィルムベースの種類、写真
組成物、形態または塗布方式によって異なることは勿論
である。 本発明の写真感光材料の支持体として使用されるものは
例えばセルロースナイトレートフィルム、セ′レロース
アセテートフイ′レム「 セ′レロースアセテートブチ
レートフイルム、セルロースアセテートプロピオネート
フイルム、ポリスチレンフイルム、ポリエチレンテレフ
タレートフイルム、ポリカーボネートフィルムその他こ
れらの積層物、ガラス板、紙等がある。 更に詳細にはバラィタ紙、又はQ−オレフィンポリマー
特にポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンーブテン
コポリマー等炭素原子数2〜10のはーオレフィンのポ
リマーを塗布またはラミネートした紙、袴公昭47一1
90筋号に示されるような表面を粗面化することによっ
て他の高分子物質との密着性を良化し且つ印刷適性をあ
げたプラスチックフィルム等の支持体が挙げられる。こ
れらの支持体は感光材料の使用目的に応じて、透明なも
のと不透明なものの中から選択をして用いられる。 また透明な場合にも無色透明のものだけでなく染料、顔
料を添加して着色透明にすることもできる。このことは
×−レィフィルム等では従来から行われており、また「
J.SMPTE,67,296(1958)」等でも知
られている。不透明支持体には紙の如く元釆不透明なも
ののほかに、透明フィルムに染料や酸化チタンの如き顔
料を加えたもの、さらにはカーボンブラック、染料等を
加えて完全に遮光性にした紙、プラスチックフィルム等
も含まれる。支持体と写真乳剤層との接着力が不充分な
ときはそのどちらに対しても接着性を持つ層を下塗り層
として設けることが行われている。 また接着性を更に良化させるため支持体表面をコロナ放
電、紫外線照射、火炎処理等の慣用的に行われている予
備処理をしてもよい。本発明の写真感光材料において各
写真構成層はまた次のようなバインダーを含むことがで
きる。 例えば親水性コロイドとしてゼラチン、コロイド状ァル
ブミン、カゼインなどの蛋白質;カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース化
合物;寒天、アルギン酸ソーダ、でんぷん議導体等の糖
誘導体;合成親水性コロィド例えばポリビニルアルコm
ル、ポリーN−ビニルピロljドン、アクリル酸共重合
体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘導体および部
分加水分解物等が挙げられる。必要に応じてこれらのコ
ロイドの二つ以上の混合物を使用する。この中で最も用
いられるのはゼラチンであるがここに言うゼラチンはい
わゆる石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンおよび酵素処
理ゼラチンを指す。 ゼラチンの一部または全部を合成高分子物質で置きかえ
ることができるほか、いわゆるゼラチン誘導体すなわち
分子中に含まれる官能基としてのァミノ基、ィミノ基、
ヒドロキシ基またはカルボキシル基をそれらと反応しう
る基を1個以上持った試薬で処理、改質したもの、ある
いは高分子物質の分子鎖を結合させたグラフトポリマー
で置きかえて使用してもよい。上記の誘導体を作るため
の試薬には例えば米国特許2614928号に示されて
いるようなィソシアネート類、酸塩化物類、酸無水物類
、米国特許3118766号に示されるような酸無水物
類、特公昭39−5514号に示されるブロム酢酸類、
特公昭42一26845号に示されるようなフェニルグ
リシジルェーテル類、米国特許3132945号に示さ
れるビニルスルホン化合物類、英国特許公告86141
4号に示されるNーアリルビニルスルホンアミド類、米
国特許3186846号に示される如きマレィンィミド
化合物類、米国特許2594293号に示されるアクリ
ロニトリル類、米国特許3312553号に示されるポ
リアルキレンオキサイド類、特公昭42一26845号
に記載されているェポキシ化合物、米国特許27636
39号に示されているような酸のェステル類、英国特許
103318y号‘こ示されるようなアルカンサルトン
類等が挙げられる。 またゼラチンにグラフトする枝高分子は米国特許276
3625号、同2831767号、同295粥84号あ
るいは「polymer Letにrs」,5,595
(1967),「Phot.Sci.Eng.」,9,
148(1965),「J.PolymerScj.」
,A−1,9,3199(1971)等に多くの記載が
あるがアクリル酸、メタアクリル酸もしくはそれらのェ
ステル、アミド、ニトリル等の誘導体、またはスチレン
など一般にビニルモノマーと呼ばれているものの重合体
または共重合体などを広範囲に使用することができるが
、就中ゼラチンとある程度混和性のある親水性ピニル重
合体、例えばアクリル酸、アクリルアミド、メタアクリ
ルアミド、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキ
シアルキルメタアクリレート等の重合体あるいは共重合
体は特に望ましい。 本発明に用いられる写真感光材料のハロゲン化銀乳剤は
通常、水溶性線塩(例えば硝酸銀)溶液と水溶性ハロゲ
ン塩(例えば臭化カリウム)溶液とをゼラチンの如き水
溶性高分子溶液の存在下で混合してつくられる。 このハロゲン化銀としては塩化銀、臭化銀のほかに混合
ハロゲン化銀例えば塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等
を用いることができる。これらのハロゲン化銀粒子は公
知、慣用の方法に従って作られる。勿論いわゆるシング
ルジェット法、ダブルジェット法、コントロールダブル
ジェット法等を用いて作ることも有用である。また別々
に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合してもよ
い。 更にハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部まで一様なもの
であっても、内部と外部とが異質の層構造をなしていて
もよく、又英国特許635841号「米国特許3622
318号に記されているようないわゆるコンパージョン
型のものであってもよい。また潜像を主として表面に形
成する型のもの、反対に粒子内部に形成する内部潜像型
のもののいづれでもよい。これらの写真乳剤はT.日.
James及びC.E.K.Mees著、「TheTh
eoryof the Photographに Pr
Mess」第3版、McMillan社刊;P.Gra
fik幻es著、「 ChemePhotograph
bue」,Pa山 Montel社刊等の成書にも記載
され一般に用いられているアンモニア法、中性法、酸性
法等種々の方法で調製し得る。このようなハロゲン化銀
粒子をその形成後、劉生した水溶性塩類(例えば硝酸銀
と臭化カリウムを用いて臭化銀をつくった時は硝酸カリ
ウム)をその糸から除去するため水洗し、ついで熱処理
を化学増感剤(例えばチオ硫酸ナトリウム、N,N,N
′ートリメチルチオ尿素、一価金のチオシアナート錨塩
、一価金のチオ硫酸鎧塩、塩化第一スズ、ヘキサメチレ
ンテトラミン等)の存在下で行い、粒子を粗大化しない
で感度を上昇させる。これらの一般法は上掲書に記載さ
れている。化学増感剤にはそのほかに例えば米国特許第
2399083号、同2540085号、同25978
56号、同2597915号に示されるような塩化金酸
塩、三塩化金等の金化合物;米国特許第2448060
号、同2540086号、同2566245号、同25
66263号、同2598079号に示されるような白
金、パラジウム、イリジウム、ロジウム・ルテニウムの
ような貴金属の(錆)塩類;米国特許第1574941
号、同2410689号、同31894球号、同350
1313号等に記載されているような銀塩と反応して硫
化銀を形成するイオウ化合物;米国特許第248785
び号、同2518698号、同2521925号、同2
521926号、同2694637号、同298361
0号、同3201254号に記載されているような第一
スズ塩、アミン類、その他の還元性物質などがあげられ
る。写真乳剤は必要に応じてシアニン、メロシアニン、
カルボシアニン等のポリメチン増感色素類の単独あるい
は組合せ使用、またはそれらとスチリル染料等との組合
せ使用によって分光増感や強色増感を行なうことができ
る。 これらの色増感技術は古くから知られており、例えば米
国特許第2493748号、同2519001号、同2
977229号、同3480434号、同367289
7号、同3703377号、同2688545号、同2
912329号、同3397060号、同361563
5号、同3628964号、同3793020号、同3
656959号、同3769301号、西ドイツ特許公
開第2030326号、同212178ぴ号、特公昭4
3−4936号、同44−14030号、米国特許第3
511664号、同3615641号、同352205
2号、同3527641号、同3615613号、同3
615632号、同3617295号、同363572
1号、同3694217号、同374351ぴ号、同3
617293号等にも記載がある。その選択は増感すべ
き波長城、感度等感光材料の使用目的、用途に応じて任
意に定めることができる。また本発明に用いられる写真
感光材料の写真乳剤には感光材料の製造工程、保存中あ
るいは処理中の感度低下やカブリの発生を防ぐために種
々の化合物を添加することができる。 それらの化合物は4−ヒドロキシー6ーメチル−1,3
,粉,7−テトラザインデン−3−メチル−ペンゾチア
ゾール、1−フヱニルー5ーメルカプトテトラゾールを
はじめ多くの複秦環化合物、含水銀化合物、メルカプト
化合物、金属塩類など極めて多くの化合物が古くから知
られている。使用できる化合物の例としてはT.日.J
ames及びC.E.K.Mees著、「TheThe
oひof比ePhoのgraphicProcess一
驚3版(1966年)、MacMillan社刊に原文
献を挙げて記載されているほか米国特許第175857
6号、同2110178号、同2131038号、同2
173628号、同2697040号「 同23049
62号、同2324123号「 同2394198号、
同2444605号〜2444608号「 同2566
245号、同2694716号、同2697099号、
同2708162号、同2728663号〜5号、同2
476536号、同2824001号、同284349
1号、同2886437号、同3052544号、同3
137577号「 同3220839号、同32262
31号、同3236652号、同3251691号、同
3252799号、同3287135号、同33266
81号、同3420668号、同3622339号、同
2933388号、同3567454号、同35956
62号、英国特許403789号等にも記載されている
。ハロゲン化銀写真乳剤がカラー写真感光材料として用
いられる場合にはカプラーをハロゲン化銀乳剤層中に含
ませてもよい。 この様なカプラーは4当量型のジケトメチレン系イエロ
ーカプラーも2当量型のジケトメチレン系イエローカプ
ラ−、例えば米国特許第3277157号、同3415
652号「同3447928号t 同3311476号
、同3408194号等に記載されている化合物「 あ
るいは米国特許2875057号、同3265506号
、同3409439号、同3551155号、同355
1156号、同3582322号等に記載された化合物
、また特開昭47−26133号、同48一66836
号等に記載された化合物;4当量型又は2当量型のピラ
ゾロン系マゼンタカプラーやインダゾロン系マゼンタカ
プラー、例えば米国特許第2600788号、同298
3608号「 同3006759号、同3062653
号〜 同3214437号t 同3253924号、同
3419391号「 同3419808号、同3476
560号、同3582322号へ 同355831y号
、特開昭47−26133号等に記載された化合物;Q
−ナフトール系シアンカプラーやフェノール系シアンカ
プラー例えば米国特許第2474293号、同2698
794号、同3034892号、同3214437号、
同3253924号、同3311476号、同34斑3
15号、同3591383号、同3481741号、同
3583971号等に記載された化合物などが用いられ
る。そのほかに米国特許第3227554号、同329
7445号、同3253924号「同3311476号
、同3379529号、同3516831号「 同36
17291号、同3705801号、同3770436
号等に記載された現像抑制剤を放出しうるカプラ−も使
用することができる。カプラーは米国特許第28011
71号等に記載の方法によって分散物とすることができ
る。本発明の写真感光材料におけるハロゲン化銀乳剤層
およびその他の親水性コロイド層は各種の有機または無
機の硬化剤(単独または絹せて)により硬化されうる。 硬化剤としては例えばC.E.K.Mees及びT.日
.James 著 、 「 TheTheoひ of
thePhotographにProcess」第3版
(1966手)、米国特許第3316095号、同32
32764号、同3288775号、同2732303
号、同3635718号、同3232763号、同27
32316号、同2586138号、同3103437
号、同3017280号、同2983611号、同27
25294号、同2725295号、同3100704
号、同3091537号、同3321313号、同35
43292号、同3125449号、英国特許9948
6y号、同1167027号等に記載されている硬化剤
が適当である。 代表的な例としてはムコクロル酸、ムコフロム酸、ムコ
フェノキシクロル酸、ムコフェノキシブロル酸、ホルム
アルデヒド、ジメチロール尿素、トリメチロールメラミ
ン、グリオキザール、モノメチルグリオキザール、2,
3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン、2,3ージヒ
ドロキシー5ーメチルー1,4ージオキサン、サクシン
アルデヒド、2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン、
グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物;ジビニ
ルスルホン、メチレンビスマレイミド、5ーアセチル−
1,3−ジアクリロイル−へキサヒドローs−トリアジ
ン、1,3,5−トリアクリロイルーヘキサヒドロ−s
ートリアジン、1,3,5−トリビニルスルホニル−へ
キサヒドローsートリアジンの如き活性ビニル系化合物
;2,4−ジクロ。−6ーヒドロキシ−s−トリアジン
・ナトリウム塩、2,4−ジクロロ−6−メトキシ−s
−トリアジン、2,4−ジクロロ−6一(4ースルホア
ニリ/)−sートリアジン・ナトリウム塩、2,4ージ
ク。ロー6−(2ースルホエチルアミノ)−sートリア
ジン、N,N′−ビス(2ークロロエチルカルバミル)
ピベラジンの如き活性ハロゲン系化合物;ビス(2,3
−エポキシプロピル),メチルプ。ピルアンモニウム・
p−トルェンスルホン酸塩、1,4−ビス(2′,3′
ーエポキシフ。ロピルオキシ)ブタン、1,3,5ート
リグリシジルイソシアヌレート、1,3ージグリシジル
ー5一(yーアセトキシ−8−オユシプロピル)イソシ
アヌレートの如きェポキシ系化合物;2,4,6−トリ
ェチレンイミノ−s−トリアジン、1,6−へキサメチ
レンーN,N′ービスエチレン尿素、ビスー8−エチレ
ンィミノェチルチオェーテルの如きエチレンィミン系化
合物;1,2−ジ(メタンスルホンオキシ)エタン、1
,4−ジ(メタンスルホンオキシ)ブタン、1,5ージ
(メタンスルホンオキシ)ペンタンの如きメタンスルホ
ン酸ェステル系化合物:ジシクロヘキシルカルボジィミ
ド、1ーシクロヘキシル−3−(3ートリメチルアミノ
プロピル)力ルボジイミド・pートルエンスルホン酸塩
、1ーェチルー3一(3ージメチルアミノプロピル)カ
ルボジィミド・塩酸塩の如きカルボジィミド系化合物:
2,5ージメチルィソオキサゾール・過塩素酸塩、2ー
ヱチル−5−フェニルィソオキサゾール−3ースルホネ
ート、5,5′一(パラフエニレン)ビスイソオキサゾ
ールの如きィソオキサゾール系化合物:クロム明ぱん、
酢酸クロムの如き無機系化合物を挙げることができる。
本発明の写真構成層には界面活性剤を単独または混合し
て添加してもよい。 それらは塗布助剤として用いられるものであるが、時と
してその他の目的、例えば乳化分散、増感その他の写真
特性の改良、帯電圧調整等のためにも適用される。これ
らの界面活性剤はサポニン等の天然界面活性剤、アルキ
レンオキシド系、グリセリン系、グリシドール系などの
ノニオン界面活性剤、高級アルキルアミン類、第4級ア
ンモニウム塩類「ピリジンその他の複秦環類、ホスホニ
ゥムまたはスルホニウム類等のカチオン界面活性剤;カ
ルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸ェステル、リン酸
ェステル等の酸性基を含むアニオン界面活性剤、アニノ
酸類、ァミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たはリン酸ェステル額等の両性界面活性剤にわけられる
。これら使用しうる界面活性剤化合物例の一部は米国特
許第2271623号、同ね40472号、同22概2
26号、同2739891号、同3068101号、同
3158484号、同3201253号、同32101
91号、同3294540号、同3415649号、同
3441413号、同3442654号、同34751
74号、同3545974号、同3666478号、同
350766ぴ号、英国特許第11職45ぴ号をはじめ
小田良平他著「界面活性剤の合成とその応用(横書店、
1964年)およびAW.べリィ著「サーフヱスアクテ
イブエージエンツ」(インターサイエンスパフリケーシ
ョンィンコーポレーテイド、1958年)、J.P.シ
スリー著「ェンサィクロベディア オブアクティプェー
ジェンッ第2巻」(ケミカルパフリッシュカンパニ一、
1964王)などの成書に記載されている。 本発明に於ては、これらの界面活性剤の内特定の組合せ
のものをハロゲン化銀写真感光材料の表面保護層、バッ
ク層等の最外層に於て、本発明になるノニオン系のポリ
オキシェチレン化合物と、*一般式1,0で示される特
定のアニオン界面活性剤を用いる事を特定とし、これ以
外のァニオン界面活性剤に添加してもよい。 好ましい界面活性剤の組合せとしては、前述したものが
ある。又、本発明に於ては、滑性化組成物、例えば米国
特許第3079837号、同第3080317号、同第
3鼠597び号、同第32処537号等に記載されてい
るようなシリコーン及び次の一般式で示されるような変
性シリコーン等を写真構成層中に含むことができる。 〔ここで〆は0〜100の整数、mは0〜100の整数
、夕+m+nは15〜1000の整数、pは1〜100
の整数を示す。 Rは炭素原子数1乃至18のアルキル基又はアラールキ
ル基(例えばペンジルやアルキル置換のアラールキル基
など)を示す。R′はHまたは炭素原子数1乃至18の
アルキル基を示す。〕本発明の写真感光材料は写真構成
層中に米国特許第3411911号、同3411912
号、特公昭45−5331号等に記載のポリマーラテッ
クスを、又可塑剤として例えば米国特許2960404
号、3042524号、同3520694号、同365
6956号、同3640721号等に記載されている種
類のポリオール類を含むことができる。 本発明の写真感光材料は補助層中に増白剤として例えば
スチルベン、トリアジン、オキサゾールおよびクマリン
系化合物を;紫外線吸収剤として例えばペンゾトリアゾ
ール、チアゾリジン系化合物を含むことができる。 またマット剤として例えばハロゲン化銀、シリカ、硫酸
ストロンチウム、硫酸バリウム、ポリメルメタクリレー
ト等を含むことができる。 本発明の実施によって写真感光材料の製造工程中および
/あるいは使用時に起るスタチックに起因した故障が改
善された。 例えば本発明の実施により写真感光材料の乳剤面とバッ
ク面との間の接触、乳剤面と乳剤面との間の接触および
写真感光材料が一般によく接触する物質例えばゴム、金
属、プラスチック及び蛍光増感紙等との接触に起因する
スタチックマークの発生は著しく減少した。 特に驚くべきことには後述の実施例に示すように本発明
に使用する化合物群を写真感光材料の最外層に適用した
場合に表面抵抗率を著しく低下させることと帯電量を馨
るしく低下させることである。又ポリオキシェチレン基
を有するノニオン系界面活性剤と一般式0で表わされる
化合物を併用した場合には表面抵抗が下がりかつ帯電量
の低下するという効果が特に大きい。通常の多くの界面
活性剤および写真用として公知の帯電防止剤例えばサボ
ニン、サツカロースの脂肪剤ェステル及び米国特許第2
982651号、同3253922号、同322084
7号に記載されている如き化合物等は同じように最外層
に適用しても表面抵抗率はほとんど低下しない。また本
発明に用いられる化合物は写真フィルムをカセットに入
れる場合やカメラに装填する場合及び×−レィフィルム
のように自動撮影機で高速でしかも連続多量に撮影する
場合等で起る帯電を低湿度においても極めて有効に防止
できしかも帯電防止効果は経時や摩擦によって低下しな
い。 次に本発明の効用を実施例を挙げて具体的に説明するが
本発明はこれに限定されるものではない。実施例 1 保護層、乳剤層、ポリエチレンテレフタレートヱステル
支持体、乳剤層及び保護層の順に重ねて構成された試料
m〜脚を常法に従って塗布、乾燥してつくった。 各層の組成は以下に示されている。(乳剤層) バインダー:ゼラチン2.5夕/杖 塗布銀量:5夕/力 ハロゲン化組成:Ag11.5モル%+AタBr98.
5モル%硬膜剤:クロム明バン0.8夕/100タバイ
ンダ−カブリ抑制剤:1山フェニル−5−〆ルカプトテ
トラゾール0.5夕/Ag100夕(保護層) バインダー:ゼラチン1.7夕/〆十ポリスチレンスル
ホン酸カリウム(平均分子量約7方)0.3夕/淋硬膜
剤:2−ヒドロキシ−4,6ージクロロ−s−トリアジ
ン・ナトリウム塩0.4夕/100タバインダー第1表
に示すようにノニオン系化合物のと本発明化合物並びに
タイプとしてサポニンを上記組成に加えて塗布乾燥した
、これらの写真フィルムを25℃、30/RHで1餌時
間調湿後下記の方法で表面抵抗率と帯電量を測定した。 (ィ) 表面抵抗率の測定 試料片を電極間隔0.14伽、長さ1比かのしんちゆう
製電極(試料片と接する部分はステンレス使用)にはさ
み、タケダ理研製ェレクトロメーター(TR−8651
)で1分値を読み(この試験は25qo、30%RHの
条件で行われた)、オームの法則に従って表面抵抗率を
計算した。 表面抵抗率の値が小さいほど帯電防止性がよいことを示
す。(o) 帯電量の測定 3肌×17弧の試料片を加重斑0夕速度25次ノsec
のゴムo一フーつローリングしファラデーゲージで帯電
量を測定することにより評価した。 (ハ〉 スタチックマーク発生量の測定 写真フィルム試料の表面と白色ゴム板とを重ね合せ、2
500「 40%RHの条件下で白色ゴム板上をゴムロ
ーラ−で圧着し一定の摩擦を与えた後白色ゴム板を取り
除き現像、定着、水洗してスタチツクマークの発生量を
調べた。 第2表に示した試料について調べた結果は第2表に示さ
れている。 第1表 試料の内容(帯電防止剤と()内は添加量物/
m2)第2表 試験結果( )内経時3ケ月後の結果
を示す。 スタチック発生量の評価は A:スタチックマークの発生が全く認められずB:
〃 少し発生するC: 〃
相当発生するD: 〃
著しく発生するE: 〃 全面に発
生するの5段階に分けた。 第2表からポリオキシェチレン化合物とアニオン性界面
活性剤の双方を同時に保護層に添加すると帯電防止層が
が著しく良化し特にポリオキシェチレン化合物のみの場
合に比較して経時性が良いことが分かる。 実施例 2 三酢酸セルロース支持体、ハレーション防止層、赤感光
層、中間層、緑感光層、黄色フィルター層、青感光層お
よび保護層の順に重ねて構成された試料(1},(2}
,(3}及び{4)を常法に従って塗布、乾燥してつく
った。 各層の組成は以下に示されている。(ハレーション防止
層) バインダー:ゼラチン4.4タ′れ 硬腰剤:ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル5夕
/100タバインダー塗布助剤:ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム4雌/力ハレーション防止成分:黒色
コロイド銀0.4夕/力(赤感光層) バインダー:ゼラチン7夕/力 硬膜剤:2−ヒドロキシ−4,6ージクロローsートリ
アジン・ナトリウム塩0.7夕/10Mバインダ一十ビ
ス(ビニルスルホニルメチル)エーナル2夕/100タ
バインダー塗布助剤:ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム10の9ノ枕塗布銀量ヱ3.1夕/め ハロゲン化銀組成:Ag12モル%+AgBr98モル
%カブリ抑制剤:4ーヒドロキシー6−メチル−1,3
,粉,7ーテトラザインデン0.9タノAg100夕発
色剤;1−ヒドロキシ−4一(2−アセチルフエニル)
アゾ叫N−〔4一(2,4ージーにrtーアミルフエノ
キシ)ブチル〕一2−ナフトアミド38多/Ag100
タ増感色素;アンヒドロ−5,5′−ジクロロ−9ーエ
チルー3,3′ージ(3−スルホプ。 ピル)チアカルボシアニンヒドロキシド・ピリジニウム
塩0.3夕/Ag100夕(中間層) バインダーミゼラチン2.6夕/め 硬膜剤:ピス(ビニルスルホニルメチル)エーテル6夕
/100タバインダ−塗布助剤:ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム12の9/〆(緑感光層) バインダー:ゼラチン6.4夕/〆 硬膜剤:2−ヒドロキシ−4,6−ジクロ。 −sートリアジン・ナトリウム塩0.7夕/100タバ
インダー+ビス(ビニルスルホニルメチル)エーブル2
夕/100タバインダー塗布助剤:ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム9の9/力塗布銀量:2.2多/で ハロゲン化銀組成:Ag3.3モル%十Aがr96。 7モル% 安定剤:4−ヒドロキシ−6−メチル−1’3,$,7
−テトラザインデン0.6夕/Ag100タ発色剤:1
−(2,4,6ートリクロロフェニル)−3−{3一〔
(2,4−ジーtertーアミルフエノキシ)アセトア
ミド}十4−(4−メトキシフエニル)アゾ−5ーピラ
ゾロン37夕/Ag100夕増感色素:アンヒドロー5
,5′ージフェニルー9−エチル一3,3−ジ(2ース
ルホヱチル)オキサカルボシアニンヒドロキシド・ピリ
ジニワム塩0.3夕/Ag100夕(黄色フィルター層
) バインダー:ゼラチン2.3夕/〆 フィルター成分:黄色コロイド銀0.7夕/〆硬膜剤:
ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル5夕/100
タバインダー界面活性剤:2−スルホナトコハク酸ビス
(2−エチルヘキシル)ェステル・ナトリウム塩7m9
/〆(音感光層) バインダー:ゼラチン7夕/〆 硬膜剤:2ーヒドロキシー4,6−ジクロローs−トリ
アジン・ナトリウム塩0.7夕/10Mバインダー十ビ
ス(ビニルスルホニルメチル)エーブル2夕/100タ
バインダー塗布助剤:ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム8の9/従塗布銀量:2.2夕/淋 ハロゲン化銀組成:A望3.3モル%十A述r96.7
モル%安定剤:4ーヒドロキシ−6−メチル−1,3,
$,7−テトラザインデン0.4夕/Ag100タ発色
剤:2′−クロロ−6−〔2一(2,4−ジーtert
−アミルフエノキシ)ブチルアミド〕一Q−(5,5′
−ジメチル−2,4−ジオキソー3−オキサゾリジニル
)−Q−(4−メトキシベンゾイル)アセトアニリド4
59/Ag100夕(保護層)バインダー:ゼラチン2
夕/れ十平均分子量が約10万のスチレン一驚水マレィ
ン酸(1:1)共重合物0.3夕/〆硬膜剤:ビス(ビ
ニルスルホニルメチル)エーテル5夕/100タバイン
ダー塗布助剤:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム5
の9/〆試料(1股上記組成のみから成り、試料■は試
料(1ーの組成に加えて保護層にポリオキシェチレン系
化合物のを50m9/で、含み試料‘3}は化合物のを
50の9/で、本発明の一般式1の化合物1一3を20
の9/め試料{小ま化合物Wを50m9/の一般式1の
化合物1−8を20の9/で含む。 試料{1},‘2),{3’,‘4}の帯電防止性を測
定した結果は第3表に示されている。 第3表 帯電防止性の評価 第3表の結果からポリオキシェチレン化合物とアニオン
性界面活性剤を保護層に添加すると帯電防止性が箸るし
く良化することが分かる。 実施例 3 下塗りを施したポリエチレンテレフタレートフィルムベ
ースにゼラチン6%、沃臭化銀(沃化銀1.5モル%)
6%を含むレントゲン写真用高感度乳剤に安定剤、硬膜
剤等の添加剤を加えた写真乳剤塗布液と表面保護層とし
て帯電防止剤を含まないゼラチンを主体とする水溶液を
連続塗布し乾燥した。 (各層の組成は第4表に示される)。得られたこの試料
を分けて第5表に示す化合物の各3%水溶液(混合物の
場合は重量比でけが70%、一般式の化合物が30%と
し、全体で3%となるように調整)中に別々に3凪砂間
浸債処理し乾燥した。また比較のためサポニン、サツカ
ロースモノラゥリン酸ェステル及びポリオキシェチレン
ノニルフェニルヱーテルのそれぞれの3%水溶液で同様
に処理した。これらの写真フィルム試料は2500、3
0%RHで1畑時間調湿してから下記の方法で表面抵抗
率を測定した。またこの写真フィルム試料の表面と白色
ゴム板とを重ね合せ、2500、40%RHの条件下で
白色ゴム板上をゴムローラーで圧着し一定の摩擦を与え
た後白色ゴム板を取り除き下に記した組成の現像液で現
像後定着しスタチックマ−クの発生量を調べた。これら
の結果を第5表に示す。 表面抵抗率の測定は試料片を電極間隔0.14肌「長さ
1帆の夏銭製電極(試験片と接する部分はステンレス使
用)に挟み、タケダ理研製絶縁言ド(MM−V−M型)
で1分値を測定した。 現像液組成 温水(50oo) 700叫N
−メチル−pーアミノフェノール硫酸塩4夕 無水亜硫酸ナトリウム 60夕ハイドロ
キノン 10タ炭酸ナトリウム(1水
塩) 53夕臭素カリウム
25夕水を加えて 1夕第4
表 各塗布液の組成(lkg中) (膿厚:乳剤層5〃,保護層1〃) 第5表 帯電防止試験結果 帯電防止性の評価は前と同様とした。 第5表からわかるように本発明による化合物を併用した
水溶液で処理した写真フィルム(試料No.2,3,4
)はスタッチマークの発生が殆んど或いは全く認められ
ず表面抵抗率も著しく低下した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最外層に下記一般式(I)及び(II)で示されるア
    ニオン系界面活性剤の少なくとも1つとポリオキシエチ
    レン基を有するノニオン系界面活性剤とを含有すること
    を特徴とする写真感光材料。 (一般式I)▲数式、化学式、表等があります▼ (一般式II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし、(I),(II)式において、R_1,R_2
    はH又は炭素原子数1乃至18のアルキル基、R_1と
    R_2の炭素原子数の和は5乃至約25,mは0乃至2
    0,nは2,3,4,5,Mはアルカリ金属を表わす。 〕
JP10410076A 1976-08-31 1976-08-31 写真感光材料 Expired JPS60661B2 (ja)

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