JPS606559B2 - 密封形電気機器の製造方法 - Google Patents
密封形電気機器の製造方法Info
- Publication number
- JPS606559B2 JPS606559B2 JP3224178A JP3224178A JPS606559B2 JP S606559 B2 JPS606559 B2 JP S606559B2 JP 3224178 A JP3224178 A JP 3224178A JP 3224178 A JP3224178 A JP 3224178A JP S606559 B2 JPS606559 B2 JP S606559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealed
- base
- manufacturing
- pellet
- electrical equipment
- Prior art date
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- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はベース外面部のシール層に、端子番号などの
表示を刻印する密封形電気機器の製造方法に関するもの
である。
表示を刻印する密封形電気機器の製造方法に関するもの
である。
たとえば、密封形電磁継電器においては、密封度を高め
るために、各種端子が突出するベース外面部を全面的に
シールすることがある。
るために、各種端子が突出するベース外面部を全面的に
シールすることがある。
そのシール層はベース外面に端子番号やこれに付随する
記号などの表示があるときは、この表示を被うので、こ
の表示を判読できるように透明体に構成される。しかし
、上記端子番号などの表示は、通常、ベース外面に一体
成形されて、ベースと同色であり、しかも、上記シール
層で光の乱反射が起こることにより、とくに小型縦電器
においては表示の判読が不可能である。この発明は電気
機器の密封度を高めることはもとより、端子番号や記号
などの表示を能率良く刻印するとともに、直視によって
判読が容易な密封形電気機器の製造方法を提供すること
を目的とする。
記号などの表示があるときは、この表示を被うので、こ
の表示を判読できるように透明体に構成される。しかし
、上記端子番号などの表示は、通常、ベース外面に一体
成形されて、ベースと同色であり、しかも、上記シール
層で光の乱反射が起こることにより、とくに小型縦電器
においては表示の判読が不可能である。この発明は電気
機器の密封度を高めることはもとより、端子番号や記号
などの表示を能率良く刻印するとともに、直視によって
判読が容易な密封形電気機器の製造方法を提供すること
を目的とする。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、1は電気機器本体、2はベース、3は
ベース2の外周部に装着されたケース、4はベース2の
外方に突出した各外部端子、5はベース2の外面に形成
されたシール層である。上記シール層5の形成には、第
2図のように半硬化性、熱硬化性もしくは熱可塑性の樹
脂粉末を固めてなる板状の熱溶着べレット(以下、ベレ
ットと略称する)6が用いられる。
ベース2の外周部に装着されたケース、4はベース2の
外方に突出した各外部端子、5はベース2の外面に形成
されたシール層である。上記シール層5の形成には、第
2図のように半硬化性、熱硬化性もしくは熱可塑性の樹
脂粉末を固めてなる板状の熱溶着べレット(以下、ベレ
ットと略称する)6が用いられる。
このべレツト6には上記外部端子4の挿通孔7が形成さ
れ、この挿通孔7に外部端子4が挿通されることにより
、第3図のように、ベレット6がケース3のベース鉄着
口に鉄合されるとともにベース2上に支持される。第3
図のように配置されたべレツト6は、その後、第4図の
ようにホットプレス体8で加圧、加熱される。
れ、この挿通孔7に外部端子4が挿通されることにより
、第3図のように、ベレット6がケース3のベース鉄着
口に鉄合されるとともにベース2上に支持される。第3
図のように配置されたべレツト6は、その後、第4図の
ようにホットプレス体8で加圧、加熱される。
これにより、ベース2の外面部を全面的にシールするシ
ール層5が形成され、ベース2とケース3および各外部
端子4との鉄合部9,10が一度に封止される。これに
よって、ケース3内の電気機器本体1が密封される。第
5図にように、上記ホットプレス体8のプレス面11に
は端子番号や記号などの刻印用の凸部15が形成されて
いる。
ール層5が形成され、ベース2とケース3および各外部
端子4との鉄合部9,10が一度に封止される。これに
よって、ケース3内の電気機器本体1が密封される。第
5図にように、上記ホットプレス体8のプレス面11に
は端子番号や記号などの刻印用の凸部15が形成されて
いる。
これにより、上記シール層5の加熱形成と同時に、第1
図のように、シール層5の外面に各様子番号やこれに付
随する記号などの表示12が能率良く刻印表示される。
このように、シール層5の外面に刻印された各端子番号
や記号などの表示12は「直視によって判読されるので
、小さく刻印された場合でも、その判読が容易である。
上記端子番号や記号などの表示12は、ホットスタンプ
でベース2と異色に形成すればその判読が一層容易とな
る。
図のように、シール層5の外面に各様子番号やこれに付
随する記号などの表示12が能率良く刻印表示される。
このように、シール層5の外面に刻印された各端子番号
や記号などの表示12は「直視によって判読されるので
、小さく刻印された場合でも、その判読が容易である。
上記端子番号や記号などの表示12は、ホットスタンプ
でベース2と異色に形成すればその判読が一層容易とな
る。
すなわち「第6a図のように、ベレット6上にシート1
3を配置し、ホットプレス体8を第6b図のように加圧
ト加熱すると、このシート13に付着されたスタンプ層
】4はホットプレス体8の凸部15で端子番号や記号な
どの表示12を刻印形成する際、第6c図のように転写
され、これによって、表示12を一層鮮明に形成できる
。なお〜上記各実施例において、表示12は凹部であっ
たけれども、凸部もしくは凸部と凹部の組合せであって
もよいことは言うまでもない。また、第4図において、
16はホットプレス体8に形成された端子4の挿通孔で
ある。以上のように、この発明によれば、電気機器の封
止を要する部分を高密封度でシールすると同時に、文字
や記号などの表示を能率良く刻印し、かっこの表示を直
視によって容易に判読できる効果がある。
3を配置し、ホットプレス体8を第6b図のように加圧
ト加熱すると、このシート13に付着されたスタンプ層
】4はホットプレス体8の凸部15で端子番号や記号な
どの表示12を刻印形成する際、第6c図のように転写
され、これによって、表示12を一層鮮明に形成できる
。なお〜上記各実施例において、表示12は凹部であっ
たけれども、凸部もしくは凸部と凹部の組合せであって
もよいことは言うまでもない。また、第4図において、
16はホットプレス体8に形成された端子4の挿通孔で
ある。以上のように、この発明によれば、電気機器の封
止を要する部分を高密封度でシールすると同時に、文字
や記号などの表示を能率良く刻印し、かっこの表示を直
視によって容易に判読できる効果がある。
第1図はこの発明にしたがって製造された密封形電気機
器の一部切欠斜視図、第2図は熱溶着べレットの装着前
の斜視図、第3図は上記べレットの装着状態を示す−部
切欠斜視図、第4図は上記べレットの加圧、加熱状態を
示す一部切欠正面図、第5図はホットプレス体の斜視図
、第6a図ないし第6c図はスタンプ層を付加する際に
おけるホットプレスの工程説明図である。 1・・・・・・電気機器本体、5…・・・シール層、6
・・・・・・熱溶着べレット、8・・・・・・ホットプ
レス体、12・・・・・・表示、14・…・・ホットス
タンプ層。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6a図 第6b図 第6c図
器の一部切欠斜視図、第2図は熱溶着べレットの装着前
の斜視図、第3図は上記べレットの装着状態を示す−部
切欠斜視図、第4図は上記べレットの加圧、加熱状態を
示す一部切欠正面図、第5図はホットプレス体の斜視図
、第6a図ないし第6c図はスタンプ層を付加する際に
おけるホットプレスの工程説明図である。 1・・・・・・電気機器本体、5…・・・シール層、6
・・・・・・熱溶着べレット、8・・・・・・ホットプ
レス体、12・・・・・・表示、14・…・・ホットス
タンプ層。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6a図 第6b図 第6c図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気機器の封止を要する被シール部に熱溶着ペレツ
トを配置し、この熱溶着ペレツトにホツトプレスを施し
て上記被シール部を封止するシール層を形成すると同時
に、このシール層の外面に文字や記号などの表示を刻印
することを特徴とする密封形電気機器の製造方法。 2 文字や記号などの表示をホツトスタンプによりシー
ル層の色と異なるスタンプ層で形成する特許請求の範囲
第1項記載の密封形電気機器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3224178A JPS606559B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 密封形電気機器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3224178A JPS606559B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 密封形電気機器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124250A JPS54124250A (en) | 1979-09-27 |
JPS606559B2 true JPS606559B2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=12353490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3224178A Expired JPS606559B2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 密封形電気機器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606559B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150974U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-18 |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP3224178A patent/JPS606559B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150974U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124250A (en) | 1979-09-27 |
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