JP2601264Y2 - トランス - Google Patents
トランスInfo
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- JP2601264Y2 JP2601264Y2 JP1993075334U JP7533493U JP2601264Y2 JP 2601264 Y2 JP2601264 Y2 JP 2601264Y2 JP 1993075334 U JP1993075334 U JP 1993075334U JP 7533493 U JP7533493 U JP 7533493U JP 2601264 Y2 JP2601264 Y2 JP 2601264Y2
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- JP
- Japan
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- case
- flange
- transformer
- corners
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は民生用の電子機器に用い
られるトランスにかかり、詳しくはトランス本体をケー
ス内に挿入する際、その向きを逆にして誤挿入すること
を防止するようにしたトランスに関する。
られるトランスにかかり、詳しくはトランス本体をケー
ス内に挿入する際、その向きを逆にして誤挿入すること
を防止するようにしたトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコイルが巻回されたピン
端子タイプのコイルボビン1に鉄芯8を組込んだトラン
ス本体1Aをケース6内に挿入し、合成樹脂の如き充填
材を内部に充填するなどして構成されたトランスにおい
て、トランス本体1Aをケース6内に挿入する際、所定
の向きに挿入する必要があるが、誤って逆向きに挿入し
てしまうことがある。このような誤挿入を防止する手段
として、例えば本願出願人によって既に提出された図6
に示す実開平4−97324号が存在する。
端子タイプのコイルボビン1に鉄芯8を組込んだトラン
ス本体1Aをケース6内に挿入し、合成樹脂の如き充填
材を内部に充填するなどして構成されたトランスにおい
て、トランス本体1Aをケース6内に挿入する際、所定
の向きに挿入する必要があるが、誤って逆向きに挿入し
てしまうことがある。このような誤挿入を防止する手段
として、例えば本願出願人によって既に提出された図6
に示す実開平4−97324号が存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記考案では
ケース20の底部20aの一部に突部20eを設け、こ
れと対応してフランジ13に切欠部13cを設けて誤挿
入を防止するものであるが、トランス本体10Aを逆向
きに挿入した場合でもトランス本体10Aの約3/4程
度がケース20内に挿入されないと正逆の判別ができ
ず、量産する際の作業効率が悪いという欠点があった。
ケース20の底部20aの一部に突部20eを設け、こ
れと対応してフランジ13に切欠部13cを設けて誤挿
入を防止するものであるが、トランス本体10Aを逆向
きに挿入した場合でもトランス本体10Aの約3/4程
度がケース20内に挿入されないと正逆の判別ができ
ず、量産する際の作業効率が悪いという欠点があった。
【0004】また、ケース20が樹脂製であるため、比
較的柔らかく、逆向きに挿入した場合でも力を入れると
奥まで入って咬合してしまうおそれがある、という問題
点があった。
較的柔らかく、逆向きに挿入した場合でも力を入れると
奥まで入って咬合してしまうおそれがある、という問題
点があった。
【0005】本考案はこのようなことに鑑み提案された
もので、その目的とするところは、トランス本体1Aの
逆挿入をケース6に全体の約2/5程度挿入した段階で
知ることができるようにし、組立ての作業性を向上させ
るとともに、力を加えて挿入してもケース6内に入るこ
とのないトランスを提供することにある。
もので、その目的とするところは、トランス本体1Aの
逆挿入をケース6に全体の約2/5程度挿入した段階で
知ることができるようにし、組立ての作業性を向上させ
るとともに、力を加えて挿入してもケース6内に入るこ
とのないトランスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、両端にフラン
ジ4,3が形成されたコイルボビン1の胴部2にコイル
9が巻回され、かつ鉄芯8が組込まれてなるトランス本
体1Aをケース6内に挿入してなるトランスにおいて、
前記コイルボビン1の下側のフランジ3は左右の形状が
回転非対称に形成され、かつケース底部6Aには前記フ
ランジ3の形状に対応し、かつそれを収容するフランジ
収容部6eが形成されているとともに、ケース内の4ケ
所の隅部6a′〜6d′はケース(6)全体の深さに対
しその中央位置より上方に形成された段部となってお
り、かつ左右の形状は回転非対称に形成され、この段部
からなる隅部6a′〜6d′のいずれかは下側のフラン
ジ3の逆向き挿入時に該フランジ3と当接して挿入を阻
止し、かつ隅部6a′〜6d′の上面とケース底部6A
までの寸法Laは、前記下側フランジ当接時に前記トラ
ンス本体1Aをケース開口部6gからほぼ半分以上外部
に露出させる長さに形成することにより、上記目的を達
成している。
ジ4,3が形成されたコイルボビン1の胴部2にコイル
9が巻回され、かつ鉄芯8が組込まれてなるトランス本
体1Aをケース6内に挿入してなるトランスにおいて、
前記コイルボビン1の下側のフランジ3は左右の形状が
回転非対称に形成され、かつケース底部6Aには前記フ
ランジ3の形状に対応し、かつそれを収容するフランジ
収容部6eが形成されているとともに、ケース内の4ケ
所の隅部6a′〜6d′はケース(6)全体の深さに対
しその中央位置より上方に形成された段部となってお
り、かつ左右の形状は回転非対称に形成され、この段部
からなる隅部6a′〜6d′のいずれかは下側のフラン
ジ3の逆向き挿入時に該フランジ3と当接して挿入を阻
止し、かつ隅部6a′〜6d′の上面とケース底部6A
までの寸法Laは、前記下側フランジ当接時に前記トラ
ンス本体1Aをケース開口部6gからほぼ半分以上外部
に露出させる長さに形成することにより、上記目的を達
成している。
【0007】
【作用】本考案では、コイルボビン1の下側のフランジ
3を左右の形状を回転非対称に形成し、これに対応して
ケース6のフランジ収容部6eを形成することにより、
ケース内の隅部6a′〜6d′は段部となっているた
め、トランス本体1Aを逆向きに挿入した場合、この段
部からなる隅部6a′〜6d′にフランジ3が当接し、
トランス本体1Aをそれ以上挿入できないため、これに
より誤挿入が検出できる。
3を左右の形状を回転非対称に形成し、これに対応して
ケース6のフランジ収容部6eを形成することにより、
ケース内の隅部6a′〜6d′は段部となっているた
め、トランス本体1Aを逆向きに挿入した場合、この段
部からなる隅部6a′〜6d′にフランジ3が当接し、
トランス本体1Aをそれ以上挿入できないため、これに
より誤挿入が検出できる。
【0008】また、この場合、上記隅部6a′〜6d′
の上面とケース開口部6gまでの寸法Lbとコイルボビ
ン1のフランジ3と鉄芯8の下面までの寸法Lcとはほ
ぼ同じに形成され、前記Lbとフランジ3からピン端子
5の上面先端までの寸法Ldはほぼ1:4の割合に設定
されているため、上記誤挿入時にフランジ3がケース隅
部6a′〜6d′に当接するのがトランス本体1Aをケ
ース6に約2/5挿入した位置となり、従来に比べ比較
的挿入が浅い位置で誤挿入を検出できることになる。
の上面とケース開口部6gまでの寸法Lbとコイルボビ
ン1のフランジ3と鉄芯8の下面までの寸法Lcとはほ
ぼ同じに形成され、前記Lbとフランジ3からピン端子
5の上面先端までの寸法Ldはほぼ1:4の割合に設定
されているため、上記誤挿入時にフランジ3がケース隅
部6a′〜6d′に当接するのがトランス本体1Aをケ
ース6に約2/5挿入した位置となり、従来に比べ比較
的挿入が浅い位置で誤挿入を検出できることになる。
【0009】
【実施例】次に実施例により本考案について説明する。
図1(a)〜(c)は本考案に用いられるコイルボビン
の一例で、このコイルボビン1は中空状の胴部2の両端
にそれぞれ上側および下側のフランジ4,3が一体形成
され、かつ上側のフランジ4には肉厚部4aが形成さ
れ、この肉厚部4aに複数本のピン端子5が植設されて
いる。また、下側のフランジ3は、(c)図に示すよう
に、全体としてほぼ矩形をなしている。
図1(a)〜(c)は本考案に用いられるコイルボビン
の一例で、このコイルボビン1は中空状の胴部2の両端
にそれぞれ上側および下側のフランジ4,3が一体形成
され、かつ上側のフランジ4には肉厚部4aが形成さ
れ、この肉厚部4aに複数本のピン端子5が植設されて
いる。また、下側のフランジ3は、(c)図に示すよう
に、全体としてほぼ矩形をなしている。
【0010】この場合、フランジ3の4つの隅部3a,
3b,3c,3dのうち、3ケ所の隅部3a〜3cの外
側の輪郭は弧状をなし、かつ他の一ケ所の隅部3dのみ
他と異なり矩形に形成され、左右の形状は回転非対称と
なっている。
3b,3c,3dのうち、3ケ所の隅部3a〜3cの外
側の輪郭は弧状をなし、かつ他の一ケ所の隅部3dのみ
他と異なり矩形に形成され、左右の形状は回転非対称と
なっている。
【0011】なお、上側のフランジ4は平面から見ると
(a),(b)図に示すように、下側のフランジ3に比
べ細長い形状をなし、かつ各フランジ4,3の中央部分
に、後述の図3に示すように、鉄芯8を位置させる凹状
の鉄芯収容部4c,3fがそれぞれリブ4d,3eによ
って区画形成されている。
(a),(b)図に示すように、下側のフランジ3に比
べ細長い形状をなし、かつ各フランジ4,3の中央部分
に、後述の図3に示すように、鉄芯8を位置させる凹状
の鉄芯収容部4c,3fがそれぞれリブ4d,3eによ
って区画形成されている。
【0012】図2(a)〜(c)は上記コイルボビン1
に鉄芯8を組込んだトランス本体1Aと組み合わせて使
用される本考案のケース6の一例を示す。このケース6
は有底筒状をなす合成樹脂の成形品からなり、かつその
外形は凹凸をなしている。これは、コイルが巻回され、
かつ鉄芯8が組込まれたトランス本体1Aの凹凸形状に
対応させたもので、トランス本体1Aの収納性を考慮し
たことによるものである。
に鉄芯8を組込んだトランス本体1Aと組み合わせて使
用される本考案のケース6の一例を示す。このケース6
は有底筒状をなす合成樹脂の成形品からなり、かつその
外形は凹凸をなしている。これは、コイルが巻回され、
かつ鉄芯8が組込まれたトランス本体1Aの凹凸形状に
対応させたもので、トランス本体1Aの収納性を考慮し
たことによるものである。
【0013】しかして、ケース底部6Aはトランス本体
1Aの鉄芯8を収容すべくその形状に対応したほぼ矩形
の溝からなる鉄芯収容部6fが形成されており、そのほ
ぼ中央部両側にはフランジ3の全体形状に対応したほぼ
矩形であって凹状のフランジ収容部6eが形成されてい
る。
1Aの鉄芯8を収容すべくその形状に対応したほぼ矩形
の溝からなる鉄芯収容部6fが形成されており、そのほ
ぼ中央部両側にはフランジ3の全体形状に対応したほぼ
矩形であって凹状のフランジ収容部6eが形成されてい
る。
【0014】このフランジ収容部6eの4つの隅部6a
〜6cの外形の輪郭のうち3ケ所はフランジ3の隅部3
a〜3cに対応して弧状に形成され、残りの1ケ所は矩
形の隅部3dに対応して直角状に形成されている。
〜6cの外形の輪郭のうち3ケ所はフランジ3の隅部3
a〜3cに対応して弧状に形成され、残りの1ケ所は矩
形の隅部3dに対応して直角状に形成されている。
【0015】また、それらの外側に位置するケース6内
の隅部6a′〜6d′は、下側のフランジ(3)が向き
が逆の場合、当接する部分であり、(b)図に示すよう
に、段状になっており、上方ケース開口部6gに向かっ
て盛り上がってなる段部構造となっている。
の隅部6a′〜6d′は、下側のフランジ(3)が向き
が逆の場合、当接する部分であり、(b)図に示すよう
に、段状になっており、上方ケース開口部6gに向かっ
て盛り上がってなる段部構造となっている。
【0016】この段部からなる隅部6a′〜6d′の高
さ方向の寸法Laは、フランジ当接時に、トランス本体
1Aをケース開口部6gからほぼ半分以上外部に露出さ
せる長さに形成されている。すなわち、段部はケース6
全体の深さに対しその中央位置より上方に形成されてい
る。
さ方向の寸法Laは、フランジ当接時に、トランス本体
1Aをケース開口部6gからほぼ半分以上外部に露出さ
せる長さに形成されている。すなわち、段部はケース6
全体の深さに対しその中央位置より上方に形成されてい
る。
【0017】次に本考案のトランスの組立例について説
明する。周知のように、コイルボビン1の胴部2にコイ
ル9を巻回し、かつその引出線を肉厚部4aの側部に形
成された切欠き状の引出線案内溝4bを介しピン端子5
側に引出し、かつ所定のピン端子5の根本に絡げ付け、
また、鉄芯8を組込めばトランス本体1Aを完成させる
ことができる。なお、この場合、下側のフランジ3から
鉄芯8の下面までの寸法Lcと、フランジ3からピン端
子の先端までの寸法Ldとの割合はほぼ1:4となって
いる。
明する。周知のように、コイルボビン1の胴部2にコイ
ル9を巻回し、かつその引出線を肉厚部4aの側部に形
成された切欠き状の引出線案内溝4bを介しピン端子5
側に引出し、かつ所定のピン端子5の根本に絡げ付け、
また、鉄芯8を組込めばトランス本体1Aを完成させる
ことができる。なお、この場合、下側のフランジ3から
鉄芯8の下面までの寸法Lcと、フランジ3からピン端
子の先端までの寸法Ldとの割合はほぼ1:4となって
いる。
【0018】ついで、図3に示すように、トランス本体
1Aのフランジ3をケース底部6A側に対面させ、かつ
矢印で示すように、ケース6内にトランス本体1Aを挿
入させるが、この場合、フランジ3のほぼ直角状に形成
された隅部3dとケース6のフランジ収容部6eにほぼ
直角状に形成された隅部6cとが対応した位置であれ
ば、図4に示すように、コイルボビン1を所定の深さま
で速やかにケース6内に挿入することができる。
1Aのフランジ3をケース底部6A側に対面させ、かつ
矢印で示すように、ケース6内にトランス本体1Aを挿
入させるが、この場合、フランジ3のほぼ直角状に形成
された隅部3dとケース6のフランジ収容部6eにほぼ
直角状に形成された隅部6cとが対応した位置であれ
ば、図4に示すように、コイルボビン1を所定の深さま
で速やかにケース6内に挿入することができる。
【0019】一方、コイルボビン1の向きが逆である
と、フランジ3の隅部3a〜3dと、ケース底部6Aの
隅部6a〜6dとの形状が対応せず不一致となるため、
図5に示すように、フランジ3の隅部3dがケース6の
段部からなる隅部6a′〜6d′のいずれかに当接する
ため、コイルボビン1の挿入が阻止される。
と、フランジ3の隅部3a〜3dと、ケース底部6Aの
隅部6a〜6dとの形状が対応せず不一致となるため、
図5に示すように、フランジ3の隅部3dがケース6の
段部からなる隅部6a′〜6d′のいずれかに当接する
ため、コイルボビン1の挿入が阻止される。
【0020】この場合、フランジ3の隅部3a〜3dか
ら鉄芯8の底面までの高さ寸法Lcは、ケース開口部6
gからケース6の隅部6a′〜6d′までの寸法Lbに
ほぼ対応しており、従って、フランジ3の隅部3dがケ
ース6の段部からなる隅部6a′に当接した位置ではケ
ース内にはコイル本体1Aが全体の約2/5入った状態
となり、トランス本体1Aをケース6に約2/5程度挿
入した位置で、逆向きであることを知ることができる。
ら鉄芯8の底面までの高さ寸法Lcは、ケース開口部6
gからケース6の隅部6a′〜6d′までの寸法Lbに
ほぼ対応しており、従って、フランジ3の隅部3dがケ
ース6の段部からなる隅部6a′に当接した位置ではケ
ース内にはコイル本体1Aが全体の約2/5入った状態
となり、トランス本体1Aをケース6に約2/5程度挿
入した位置で、逆向きであることを知ることができる。
【0021】なお、上記実施例ではフランジ3の隅部3
dについてのみ、矩形に形成されている場合について示
したが、左右回転非対称であれば他の隅部についても矩
形にして良いし、2ケ所,3ケ所であっても良い。ま
た、形も矩形でなくても良い。この場合、対応したフラ
ンジ収容部6eの形状をフランジ3の形状に適合するよ
うに形成することはいうまでもない。
dについてのみ、矩形に形成されている場合について示
したが、左右回転非対称であれば他の隅部についても矩
形にして良いし、2ケ所,3ケ所であっても良い。ま
た、形も矩形でなくても良い。この場合、対応したフラ
ンジ収容部6eの形状をフランジ3の形状に適合するよ
うに形成することはいうまでもない。
【0022】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば ケー
ス6内にトランス本体1Aを逆向きに挿入した場合、全
体の約2/5程度挿入した位置でフランジ3がケース6
の隅部6a′〜6d′のいずれかに当接することによ
り、逆向きであると判断でき、比較的浅い挿入位置で
正,逆の判断ができるため作業効率が向上する。 ト
ランス本体1Aを逆向きに挿入した場合、フランジ3と
ケース6の隅部6a′〜6d′とが当接する範囲が比較
的広いため、ケース6やフランジ3が柔らかい樹脂でも
上記当接部分により誤挿入が確実に防止され、ケースと
フランジが咬合してしまうこともない。という効果を有
する。
ス6内にトランス本体1Aを逆向きに挿入した場合、全
体の約2/5程度挿入した位置でフランジ3がケース6
の隅部6a′〜6d′のいずれかに当接することによ
り、逆向きであると判断でき、比較的浅い挿入位置で
正,逆の判断ができるため作業効率が向上する。 ト
ランス本体1Aを逆向きに挿入した場合、フランジ3と
ケース6の隅部6a′〜6d′とが当接する範囲が比較
的広いため、ケース6やフランジ3が柔らかい樹脂でも
上記当接部分により誤挿入が確実に防止され、ケースと
フランジが咬合してしまうこともない。という効果を有
する。
【図1】本考案に係るコイルボビンの一例で、(a)は
平面図、(b)は側面図、(c)は底面図。
平面図、(b)は側面図、(c)は底面図。
【図2】図1のコイルボビンに用いられるケースで、
(a)は平面図、(b)はA−A断面矢視図、(c)は
底面図。
(a)は平面図、(b)はA−A断面矢視図、(c)は
底面図。
【図3】本考案に係るトランスの組立状態を説明する図
である。
である。
【図4】ケース内にトランス本体が入った状態を示した
もの。
もの。
【図5】ケース内にトランス本体の向きが逆のためピン
端子を含め、全体のほぼ2/5しかトランス本体が入ら
ない状態を示したもの。
端子を含め、全体のほぼ2/5しかトランス本体が入ら
ない状態を示したもの。
【図6】従来例を示したもの。
1 コイルボビン 1A トランス本体 2 胴部 3 下側のフランジ 3a〜3d 隅部 3e リブ 3f 鉄芯収容部 4 上側のフランジ 4a 肉厚部 4b 案内溝 4c 鉄芯収容部 4d リブ 5 ピン端子 6 ケース 6A ケース底部 6a〜6d フランジ収容部の隅部 6a′〜6d′ ケース内の隅部 6e フランジ収容部 6f 鉄芯収容部 6g ケース開口部 8 鉄芯 9 コイル 10A トランス本体 13 フランジ 13c 切欠部 15 ピン端子 17 コイル 18 鉄芯 20 ケース 20a ケース底部 20b フランジ収容部 20e 突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 27/28 - 27/30
Claims (1)
- 【請求項1】 両端にフランジ(4),(3)が形成さ
れたコイルボビン(1)の胴部(2)にコイル(9)が
巻回され、かつ鉄芯(8)が組込まれてなるトランス本
体(1A)をケース(6)内に挿入してなるトランスに
おいて、 前記コイルボビン(1)の下側のフランジ(3)は左右
の形状が回転非対称に形成され、かつケース底部(6
A)には前記フランジ(3)の形状に対応し、かつそれ
を収容するフランジ収容部(6e)が形成されていると
ともに、ケース内の4ケ所の隅部(6a′)〜(6
d′)はケース(6)全体の深さに対しその中央位置よ
り上方に形成された段部となっており、かつ左右の形状
は回転非対称に形成され、この段部からなる隅部(6
a′)〜(6d′)のいずれかは下側のフランジ(3)
の逆向き挿入時に該フランジ(3)と当接して挿入を阻
止し、かつ隅部(6a′)〜(6d′)の上面とケース
底部6Aまでの寸法Laは、前記下側フランジ当接時に
前記トランス本体1Aをケース開口部6gからほぼ半分
以上外部に露出させる長さに形成されたことを特徴とす
るトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075334U JP2601264Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075334U JP2601264Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742113U JPH0742113U (ja) | 1995-07-21 |
JP2601264Y2 true JP2601264Y2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=13573260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993075334U Expired - Fee Related JP2601264Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601264Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104157424B (zh) * | 2014-08-28 | 2016-04-27 | 合肥市菲力克斯电子科技有限公司 | 固定可调式变压器骨架 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993075334U patent/JP2601264Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742113U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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