JP6195378B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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本発明は、防水性を確保することができるとともに、径方向の小型化を図ることができる防水コネクタに関する。
防水コネクタとして、特許文献1に、ケースとカバー部材からなる筐体の周囲に環状の弾性部材を嵌装したジャックが開示されている。これによれば、携帯情報端末等の取付け対象機器の内壁面とジャック100との間からの水の浸入を防止することができる。
図8は、防水コネクタとして特許文献1に記載されたジャック100の分解斜視図である。図9は、ジャック100を取付け対象の機器130に装着した状態の説明図である。図8に示すように、ジャック100は、ケース110とカバー部材111とからなる筐体102にキャップ部材112が取り付けられた構造になっている。ジャック100の筐体102を構成するケース110とカバー部材111とはレーザ溶着により接合されているので、ケース110とカバー部材111の間からの水の浸入を防止することができる。
なお、図9に示すように、環状の弾性部材120が筐体102の取付け部102bに取り付けられ、取付け部102bの外周と弾性部材120の内周とが水密にシールされる。ジャック100は、接続端子103が回路基板131に半田付けにより固定されて、回路基板131と一体で取付け対象の機器130の内壁面に取り付けられる。
しかし、図10に示すように、取付け対象の機器130の内壁面に形成された筒状取付け部130aの位置と基板等に半田付けされたジャック100の位置が合わないと、弾性部材120の変形量が偏って水密にシールできなくなるという問題がある。なお、図10は、従来のジャック100を取付け対象の機器130に装着した状態の不具合を説明する模式図であり、弾性部材120の変形量が偏った状態を示している。このような場合、例えば、必要な変形量に至らないときは水が浸入することが考えられ、また、弾性変形の限界を超えてつぶれすぎた場合には、わずかな変動で緩んでしまうことが考えられる。また、ジャック100の半田付け部等へストレスが加わってしまうという問題がある。
このような問題を生じないようにするために、例えば図11に示すように、防水コネクタ200の前面に弾性部材220を取り付け、弾性部材220を取付け対象の機器230の内壁面に押し当てるという構成が考えられる。図11は、従来考えられる防水コネクタ200を取付け対象の機器230に装着した状態の模式図である。これによれば、取付け対象の機器230の開口部の位置と基板等に半田付けされた防水コネクタ200の位置が多少ずれていてもストレスが加わることはない。
実用新案登録第3180031号公報
しかしながら、このようなタイプの防水コネクタにおいては、防水コネクタ200のキャップ部材212と筐体202との間をレーザ溶着等により水密に接合する必要がある。そのため、図11に示す防水コネクタ200のように弾性部材取付け部の外側にレーザ溶着部202aを設けると、径方向に大型化するという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、防水性を確保することができるとともに、径方向の小型化を図ることができる防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明の防水コネクタは、手前側から奥側に向かってプラグが挿入される挿入空間を形成する筐体と、前記筐体の内外を連通する端子部材と、前記筐体の手前側に取り付けられ開口を有するキャップ部材と、を備える防水コネクタであって、前記キャップ部材の手前側には前記開口の周囲に封止部材を取り付けるための封止部材収納部を備え、前記キャップ部材の奥側には前記筐体とレーザ溶着によって接合される当接部を備え、前記封止部材収納部の封止部材圧接面が、レーザを透過させるレーザ透過面になるように前記当接部の手前側に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、封止部材圧接面とレーザ透過面とを兼用したので、径方向の小型化を図ることができる。
また、本発明の防水コネクタにおいて、前記封止部材圧接面は、全周に亘って平坦に形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、封止部材圧接面と当接部とが全周に亘って均一であるため、レーザの透過に支障を与えることがなく、かつ確実な封止ができる。
また、本発明の防水コネクタにおいて、前記封止部材収納部は、前記封止部材圧接面の内周側および外周側に内周壁および外周壁を手前側に突出するようにそれぞれ形成した封止部材挿入部が設けられており、前記封止部材を前記封止部材挿入部に挿入可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、封止部材収納部には内周壁および外周壁を形成した封止部材挿入部が設けられているので、弾性変形ストロークを大きくするために封止部材の奥行方向の長さを大きくしたとしても、封止部材の意図しない変形を防止することができ、防水機能を維持できる。
また、本発明の防水コネクタにおいて、前記封止部材は、前記内周壁と前記外周壁と前記封止部材圧接面とに面接触可能に前記封止部材挿入部に挿入される基台部と、前記基台部の手前側に一体形成された弾性変形部と、を備え、前記封止部材が前記封止部材収納部に取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、封止部材挿入部に挿入される基台部も弾性変形して、封止に寄与するので、弾性変形ストロークを大きくすることができ、封止部材の意図しない変形が防止され、防水機能を維持できる。
本発明の防水コネクタにおいて、前記筐体は、下側ケースおよび前記下側ケースの上側に取り付けられる上側カバー部材から構成され、前記キャップ部材が前記上側カバー部材を一体形成してなるキャップケース複合体であって、前記キャップ部材の前記当接部と前記下側ケースの第1接合部、及び、前記上側カバー部材の当接部と前記下側ケースの第2接合部が、それぞれレーザ溶着により接合されたことを特徴とする。
キャップ部材とカバー部材とが一体になっているキャップケース複合体であれば、キャップ部材と下側ケースとをレーザ溶着する際の隙間が生じず、防水性を高めることができる。
本発明によれば、キャップ部材の手前側には開口の周囲に封止部材収納部を備え、キャップ部材の奥側には筐体とレーザ溶着によって接合される当接部を備え、封止部材収納部の封止部材圧接面がレーザ透過面になるように当接部の手前側に設けられている。これにより、封止部材圧接面とレーザ透過面とを兼用したので、径方向の小型化を図ることができる。したがって、防水性を確保することができるとともに、径方向の小型化を図ることができる防水コネクタを提供することができる。
本発明の実施形態の防水コネクタを示す斜視図である。 封止部材が取り付けられた防水コネクタを示す斜視図である。 本発明の実施形態の防水コネクタを示す分解斜視図である。 キャップケース複合体の説明図であり、正面図である。 キャップケース複合体の説明図であり、斜め下方から見た斜視図である。 封止部材が取り付けられた防水コネクタを示す説明図である。 封止部材の説明図である。 従来のジャックの分解斜視図である 従来のジャックを取付け対象の機器に装着した状態の説明図である。 従来のジャックを取付け対象の機器に装着した状態の不具合を説明する模式図である。 従来考えられる防水コネクタを取付け対象の機器に装着した状態の模式図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、分かりやすいように、図面は寸法を適宜変更している。
図1は、本発明の実施形態の防水コネクタ1を示す斜視図である。図2は、封止部材50が取り付けられた防水コネクタ1を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態の防水コネクタ1を示す分解斜視図である。図4は、キャップケース複合体41の説明図であり、正面図である。図5は、キャップケース複合体41の説明図であり、斜め下方から見た斜視図である。図6は、封止部材50が取り付けられた防水コネクタ1を示す説明図である。図7は、封止部材50の説明図である。
本実施形態の防水コネクタ1は、図1〜図5に示すように、開口1aを有するキャップ部材10と、電気接続のための複数の端子部材30が貫通する筐体40と、を備えている。キャップ部材10が筐体40に接合されて、挿入空間40aが形成されている。図2に示すように、キャップ部材10の開口1aの周囲に封止部材50を取り付け可能となっている。防水コネクタ1は、図示しない基板に実装された状態で電子機器に装着される。そして、プラグが開口1aから挿入空間40aに挿入され、プラグの接続端子が端子部材30を介して電子機器の電気回路に接続される。
なお、以下の説明においては、図1のZ1側を上側、Z2側を下側、X1側を左側、X2側を右側、Y1側を手前側、Y2側を奥側として記載している。これは説明を分かりやすくするためであり、防水コネクタ1の使用時の方向を限定するものではない。
筐体40は、絶縁性の合成樹脂で形成されている。図3に示すように、手前側及び上側に開口を有する下側ケース43および下側ケース43の上側に取り付けられる上側カバー部材42から構成される。
下側ケース43は、光吸収材料により形成されている。例えば、黒色に着色されたナイロン樹脂を使用することができる。ナイロン樹脂は、適度な加熱で成形することができ、また、着色用の顔料を多く含有している場合は光吸収性を有している。また、下側ケース43は、手前側の開口の三方を囲むように第1接合部43aを備え、上側の開口の三方を囲むように第2接合部43bを備えている。さらに、下側ケース43には、端子部材30が取り付けられている。
端子部材30は導電性の金属で形成され、筐体40(下側ケース43)の内外を貫通している。端子部材30には、例えば、燐青銅を使用することができる。端子部材30は、プラグの接続端子(図示しない)に電気的に接続される可動接点部30aが、開口1aから筐体40の内部に続く挿入空間40aに露出するように設けられている。
端子部材30の一部分(下側ケース43を貫通する部分)は、下側ケース43の合成樹脂と密着しており、水密にシールされている。より具体的には、端子部材30をインサート成形によって、下側ケース43に一体化させている。なお、インサート成形に限定されず、例えば接着材等によって一体化させてもよい。
下側ケース43の上側に取り付けられる上側カバー部材42は、レーザ光を透過可能な光透過材料により形成されている。例えば、乳白色のナイロン樹脂を使用することができる。ナイロン樹脂は、適度な加熱で成形することができ、また、顔料を含有していない場合には乳白色で透光性を有している。上側カバー部材42は、下側ケース43の第2接合部43bに接合される第2当接部42bを備えている。第2当接部42bは、上側カバー部材42の上側の面からの板厚が一定に形成されている。
本実施形態の防水コネクタ1において、上側カバー部材42は、キャップ部材10が一体形成してなるキャップケース複合体41である。キャップ部材10は、上側カバー部材42と同様に、レーザ光を透過可能な光透過材料により形成されている。
本実施形態の防水コネクタ1のキャップケース複合体41は、キャップ部材10の手前側に封止部材50を取り付けるための封止部材収納部10bを備えている。また、キャップ部材10の奥側には、下側ケース43の第1接合部43aに接合される第1当接部10aを備えている。
封止部材収納部10bは、図1に示すように、封止部材圧接面11aの内周側および外周側に内周壁11bおよび外周壁11cを手前側に突出するようにそれぞれ形成した封止部材挿入部11が設けられている。
下側ケース43の第1接合部43aに接合される第1当接部10aは、封止部材挿入部11の封止部材圧接面11aの奥側に位置している。図5に示すように、第1当接部10aは、キャップ部材10の3辺に沿って、平坦に形成されている。封止部材圧接面11aは、全周に亘って平坦に形成され、第1当接部10aまでの距離(板厚)が均一な領域となっている。
図6に、封止部材50が取り付けられた防水コネクタ1を示す斜視図の一部分が切り取られた断面を示している。封止部材圧接面11aと第1当接部10aとは、キャップ部材10に薄板状に形成された手前側の面と奥側の面を構成している。言い換えれば、封止部材圧接面11aは第1当接部10aの手前側に設けられている。
また、図5に示すように、下側ケース43の第2接合部43bに接合される第2当接部42bは、上側カバー部材42の3辺に沿って、平坦に形成されている。第2当接部42bが位置する上側カバー部材42の縁部は、板厚が均一な領域となっている。
図3に示す下側ケース43の第1接合部43aが、図5に示すキャップケース複合体41の第1当接部10aに、レーザ溶着により接合された。また、図3に示す下側ケース43の第2接合部43bが、図5に示すキャップケース複合体41の第2当接部42bに、レーザ溶着により接合された。
第1当接部10aと第1接合部43aとを接合するレーザ溶着は、手前側(Y1側)からレーザ光が封止部材圧接面11aに向かって照射され、奥側(Y2側)に透過したレーザ光によって第1接合部43aが加熱され、第1当接部10aと第1接合部43aが溶着する。すなわち、キャップ部材10の封止部材収納部10bは、封止部材圧接面11aとレーザ透過面とを兼用した構造になっている。封止部材圧接面11aと第1当接部10aとが全周に亘って均一であるため、レーザの透過に支障を与えることがなく、かつ確実な封止ができる。
第2当接部42bと第2接合部43bとを接合するレーザ溶着は、上側(Z1側)からレーザ光が照射され、下側(Z2側)に透過したレーザ光によって第2接合部43bが加熱され、第2当接部42bと第2接合部43bが溶着する。キャップ部材10とカバー部材とが一体になっているキャップケース複合体41であるため、キャップ部材10と下側ケース43とをレーザ溶着する際の隙間が生じにくくなっている。
本実施形態の防水コネクタ1は、筐体40の外方に露出した複数の端子部材30が、図示しない基板に半田付けされて実装される。
本実施形態の防水コネクタ1に取り付ける封止部材50は、図7に示すように、封止部材挿入部11に挿入される基台部50aと、基台部50aの手前側に一体形成された弾性変形部50bと、を備えている。封止部材50の基台部50aは、封止部材挿入部11の内周壁11bと外周壁11cと封止部材圧接面11aとに面接触可能に挿入される。
本実施形態の防水コネクタ1は、図示しない電子機器に装着される。このとき、封止部材50は弾性変形部50bの手前側が図示しない電子機器の内壁面に押し当てられることによって、電子機器の内壁面とキャップ部材10との間を水密に封止する。本実施形態の防水コネクタ1に取り付ける封止部材50は、封止部材挿入部11に挿入される基台部50aも弾性変形して、封止に寄与するので、弾性変形ストロークを大きくすることができ、封止部材50の意図しない変形が防止され、防水機能を維持できる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の防水コネクタ1は、手前側から奥側に向かってプラグが挿入される挿入空間40aを形成する筐体40と、筐体40の内外を連通する端子部材30と、筐体40の手前側に取り付けられ開口1aを有するキャップ部材10と、を備える。このキャップ部材10の手前側には開口1aの周囲に封止部材50を取り付けるための封止部材収納部10bを備え、キャップ部材10の奥側には筐体40とレーザ溶着によって接合される第1当接部10aを備える。そして、封止部材収納部10bの封止部材圧接面11aが、レーザを透過させるレーザ透過面になるように第1当接部10aの手前側に設けられている。この構成によれば、封止部材圧接面11aとレーザ透過面とを兼用したので、径方向の小型化を図ることができる。
また、本実施形態の防水コネクタ1において、封止部材圧接面11aは、全周に亘って平坦に形成された。この構成によれば、封止部材圧接面11aと第1当接部10aとが全周に亘って均一であるため、レーザの透過に支障を与えることがなく、かつ確実な封止ができる。
また、封止部材収納部10bは、封止部材圧接面11aの内周側および外周側に内周壁11bおよび外周壁11cを手前側に突出するようにそれぞれ形成した封止部材挿入部11が設けられており、封止部材50を封止部材挿入部11に挿入可能とした。この構成によれば、弾性変形ストロークを大きくするために封止部材50の奥行方向の長さを大きくしたとしても、封止部材50の意図しない変形(倒れ)を防止することができ、防水機能を維持できる。
また、封止部材50は、内周壁11bと外周壁11cと封止部材圧接面11aとに面接触可能に封止部材挿入部11に挿入される基台部50aと、基台部50aの手前側に一体形成された弾性変形部50bとを備え、封止部材収納部10bに取り付けられている。この構成によれば、封止部材挿入部11に挿入される基台部50aも弾性変形して、封止に寄与するので、弾性変形ストロークを大きくすることができ、封止部材50の意図しない変形が防止され、防水機能を維持できる。
本実施形態の防水コネクタ1において、筐体40は、下側ケース43および下側ケース43の上側に取り付けられる上側カバー部材42から構成される。また、キャップ部材10が上側カバー部材42を一体形成してなるキャップケース複合体41である。そして、キャップ部材10の第1当接部10aと下側ケース43の第1接合部43a、及び、上側カバー部材42の第2当接部42bと下側ケース43の第2接合部43bが、それぞれレーザ溶着により接合された。キャップ部材10とカバー部材とが一体になっているキャップケース複合体41であれば、キャップ部材10と下側ケース43とをレーザ溶着する際の隙間が生じず、防水性を高めることができる。
以上のように、本発明の実施形態の防水コネクタ1を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらも本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、端子部材30は、プラグの接続端子に電気的に接続される可動接点部30aを備えるとしたが、可動接点部30aが別部材に設けられた構成に変更してもよい。可動接点部30aを備えた別部材が、例えば端子部材30に係合するように配置されて、可動接点部30aと端子部材30とが電気的に接続されていればよい。
(2)本実施形態において、キャップ部材10が上側カバー部材42を一体形成してなるキャップケース複合体41であるとしたが、キャップ部材10と上側カバー部材42とが別部材であってもよい。なお、その場合は、キャップ部材10を上側カバー部材42に接合するレーザ溶着が、下側ケース43に接合するレーザ溶着と連続して行われることが好ましい。
1 防水コネクタ
1a 開口
10 キャップ部材
10a 第1当接部
10b 封止部材収納部
11 封止部材挿入部
11a 封止部材圧接面
11b 内周壁
11c 外周壁
30 端子部材
30a 可動接点部
40 筐体
40a 挿入空間
41 キャップケース複合体
42 上側カバー部材
42b 第2当接部
43 下側ケース
43a 第1接合部
43b 第2接合部
50 封止部材
50a 基台部
50b 弾性変形部

Claims (5)

  1. 手前側から奥側に向かってプラグが挿入される挿入空間を形成する筐体と、
    前記筐体の内外を連通する端子部材と、
    前記筐体の手前側に取り付けられ開口を有するキャップ部材と、を備える防水コネクタであって、
    前記キャップ部材の手前側には前記開口の周囲に封止部材を取り付けるための封止部材収納部を備え、前記キャップ部材の奥側には前記筐体とレーザ溶着によって接合される当接部を備え、
    前記封止部材収納部の封止部材圧接面が、レーザを透過させるレーザ透過面になるように前記当接部の手前側に設けられていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記封止部材圧接面は、全周に亘って平坦に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記封止部材収納部は、前記封止部材圧接面の内周側および外周側に内周壁および外周壁を手前側に突出するようにそれぞれ形成した封止部材挿入部が設けられており、前記封止部材を前記封止部材挿入部に挿入可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記封止部材は、前記内周壁と前記外周壁と前記封止部材圧接面とに面接触可能に前記封止部材挿入部に挿入される基台部と、前記基台部の手前側に一体形成された弾性変形部と、を備え、
    前記封止部材が前記封止部材収納部に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の防水コネクタ。
  5. 前記筐体は、下側ケースおよび前記下側ケースの上側に取り付けられる上側カバー部材から構成され、
    前記キャップ部材が前記上側カバー部材を一体形成してなるキャップケース複合体であって、
    前記キャップ部材の前記当接部と前記下側ケースの第1接合部、及び、前記上側カバー部材の当接部と前記下側ケースの第2接合部が、それぞれレーザ溶着により接合されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の防水コネクタ。
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