JPS606558A - 媒体収納送出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、紙幣類等のように形状は略同−であるが折れ
ぐせやしわ等のある媒体を自動的に出し入れする媒体収
納送出装置に関する。

〔技術分野〕

従来、この種の装置は媒体を人の手によシ整列収納し、
それを送出専用装置に装着して！械的に送出するもの、
あるいは収納専用ホッパを設けて規則的に走行される媒
体を、そのままでは送出に提供できない不規則に収納す
る装置であシ、規則的に、かつ入手を経ないで機械的な
収納送出を行なう装置は提供されていない。

〔発明の目的〕

方こで、本発明の目的は収鯖専用及び送出専用の２種類
のホッパを１つのホッパに兼用させることによシ、ホッ
パに収納した媒体をそのまま次の送出工程へと何等の外
部的−整変更を加えることなく完全自動化とした媒体収
納送出装置の提供にある。

〔発明の構成〕

その、本発明による媒体収納装置の特徴的構成は次の通
りである。

媒体をホッパに収納する集積車と媒体をホッパから送出
する吸引ドラムとを同軸で回転可能かつ集積車は揺動可
能に構成すると共に、媒体を収納するホッパに媒体送出
の適正位置を保つために上下動するステージと前記集積
車と吸引ドラムによシ連動する前媒体押えと後媒体押え
を設け、媒体収納時には前媒体押えを閉状態にすると共
に後媒体押えを開状態に、媒体送出時には前媒体押えを
開状態にすると共に後媒体押えを閉状態に、動作終了時
には前後両媒体弁えを閉状態となる構成とすることであ
る。

この構成によって、ホッパに収納した媒体は後媒体押え
によって媒体を押圧して平らにできるので、送出可能な
媒体収納となシ機械の自動操作のみで媒体の送出を行な
うことができる。

〔実施例〕

以下に、本発明の一実施例による媒体収納送出装置を図
面に基づいて詳細に説明すると共に、その効果を述べる
。

第１図は本発明の一実施例による媒体収納送出装置の概
略全体分解斜視図、第２図は媒体弁え機構の平面図、第
３図は媒体弁え機構の側面図、第４図は集積車の正面図
、第５図は集積車の側面図、第６図は概略全体正面図で
ある。

まず、第１図において総体的説明を行なう。１は順次前
工程よシ送シ込まれてくる媒体を回転しながら後記する
ホッパに堆積収納する集積車、１ａは集積車１に多数設
けた媒体を１枚づつ挾込む羽根状ガイド、２は後記する
ホッパに収納した媒体を回転しながら吸引送出する吸引
ドラム、３は吸引ドラム２の図示外からの駆動用の回転
軸であシ、前記集積車１は吸引ドラム２の回転軸３と同
軸であシ集積車１は吸引ドラム２の吸引時には位置を変
えるように揺動する。４は集積車１の図示列駆動源の回
転軸、５は回転軸４に設けたタイミングプーリ、６は該
タイミングプーリ５から集積車１の後記するタイミング
ベルト用歯車に設けたタイミングベルトであシ、前記回
転軸４と共に回転するタイミング７−リ５の回転をタイ
ミングベルト６で集積車１に伝達して集積車１の媒体収
納回転を行なう。７は集積車１を回転可能と共に揺動可
能に支持するフレーム、７ａはフレーム７の一方に設け
たボス部、８は集積車１の揺動を行なう回動軸であシ、
前記フレーム７は一方を回転軸４に回動自在に取付ける
と共に他方をフレーム７のボス部７ａで該回動軸８に固
定してアシ、がっ回転軸４と回動軸８は同軸に動きを明
けないように嵌合されている。

次に、このように構成した集積車１と吸引ドラム２と連
動する前媒体押えと後媒体押えの中間機構の構成につい
て説明する。

９は前記回動軸８に固定したクランク状のリンク、１０
はリンク９を常に一方に偏倚して集積車１の揺動前の状
態を推持するスプリングであシ、リンク９の他方には吸
引ドラム２の吸引時にフレーム７と共に集積車１を揺動
させるソレノイドを有している。１１はリンク９の動き
と共に回動するようリンク９に取付けたレバー、１２は
レバー１１δ動きと共に回動するようにレバー１１に取
付けたリンク、１３は後記するリンクを、１４は後記す
るギアを押圧するように回動可能に中程で一体に軸支し
た７’ツシユレバー、１５はブツシュレバー１４の一端
に設けたリンク、１６はリンク１５を常に一方に偏倚し
てブツシュレバー１４の後記するギアの非押圧状態を推
持するスプリングであシ、リンク１５にはスプリング１
６に抗して吸引するソレノイドが設けである。ブツシュ
レバー１３はリンク１２に回動可能に取付けである。

前記、集積車１あるいは吸引ドラム２のＡ方向の回転に
伴ないリンク９をＢ方向にあるいはリンク１５をＣ方向
にスプリングｉｏ、ｉ６の偏倚力に抗して一方のソレノ
イドは吸引してブツシュレバー１３あるいは１４を作動
させる。

この、ブツシュレバー１３あるいは１４の動作が前媒体
押えあるいは後媒体押えを回動させる。

次に、この前媒体押えと後媒体押えを有した本発明の重
要部である媒体の収納ホッパについて説明する。

１７は媒体を収納堆積するホッパ、１８はホッパ１７内
で常に媒体上面が吸着ドラム２に接した適正位置を保つ
ように図示外の媒体上面検出センサによシ上下動可能な
ステージ、１９はホッパ１７の上部に位置する前媒体押
え、２０は前媒体押え１９を固定してホッパ１７に回動
可能に取付けたシャフトであシ、該シャフト２０には図
示していないが常に前媒体押え１９を閉状態に付勢する
トーションスプリングを設けである。２１はシャフト２
０の最端部に固定したギア、２２はギア２１と噛合する
ギア、２３はギア２２と同軸でホッパ１７に回動可能に
取付けたリンクであシ、該リンク２３は前記ブツシュレ
バー１３にそしてギア２３は前記ブツシュレバー１４に
押圧される。

２４は前記リンク２３と連結したリンク、２５はリンク
２４と連結しホッパ１７に回動可能に固定したギア、２
６はギア２５と噛合するギア、２７は一端にギア２６を
固定し回動可能にホッパ１７に固定したシャフト、２８
はシャフト２７に固定した後媒体押え、２９は常に後媒
体押え２８を閉状態に付勢するためにシャフト２７に設
けたトーションスプリングである。

このように、図示外のトーションスプリングで閉状態に
付勢された前媒体押え１９はフリシュレバー１４に押圧
されるギア２２の回動をギア２１で受けトーションスプ
リングの付勢力に抗して回動するシャフト２０と共にＤ
方向に回動して開状態トなる。一方、ブツシュレバー１
３で押圧されるリンク２３の動きはリンク２４からギア
２５、そしてギア２６の回動となシト−ジョンスプリン
グ２９の付勢力に抗して回動するシャフト２７と共に後
媒体押え２８はホッパ１７に対して約８０’回動して開
状態となる。

次に、前記構成での集積車１の説明不足について第４図
、第５図を基に説明する。

図において、３０は集積車１に設けたタイミングベルト
用歯車でアシ、該タイミングベルト用歯車３０に前記し
たようにタイミングベルト６が張設され集積車１は回転
する。

３１はフレーム７の三個所に設けたシャフト、３２は各
シャフト３１に設けたローラであシ、該各ローラ３２が
集積車１内面で回転可能に内接することによシ集積車１
は前記タイミングベルト６の駆動を受けて回転可能とな
っている。

３３はフレーム７の中心から側方に形成した長孔であシ
、該長孔３３によシ吸引ドラム２の回転軸３を逃げるこ
とができるので前記回動軸８の回転によシ揺動すること
ができる。

続いて、前記吸引ドラム２についての説明不足を第６図
を基に説明する。

図において、３４はシャフト３の通孔であシ一方は閉塞
され図示外の開口した他方には吸引用の真空ポンプを接
続しである。３５は通孔３４かも各吸引用ドラム２０周
側面に導出した媒体吸引用の吸引口、３６は回転軸４及
び回動軸８に設けたベアリングである。

本発明の構成は前述の通シであシ、次に第７図、第８図
及び第９図金基に媒体の折れぐせやしわを示すと共に媒
体の収納送出状態について説明する。

第７図α）〜０は折れぐせやしわを示す媒体の斜視図で
あシ、図に示すように媒体には端し折れの単純な曲折か
ら複雑な曲折でしわ状なものまであシ、このように曲折
したものはホッパ１７内に堆積収納されても、そのまま
では送出不可能であり、前記したように後媒体押え２８
で媒体上面を押圧して平にする必要がある。

まず、前媒体押え１９の閉状態、後媒体押え２Ｂの開状
態による媒体収納を第８図を基に説明する。

尚、３７は媒体、３８．３９は接触する二個のフィード
ローラである。

第８図に示すように、集積車１は回転軸４と共に回転す
るタイミングプーリ６と集積車１のタイミングベルト用
歯車３０に張架したタイミングベルト６によって矢印Ａ
方向に回転し、フィードローラ３８と３９により送シ込
まれてくる媒体３７を羽根状ガイド１８間に挾んでホッ
パ１７へと搬送している。この時、ここでは図示してい
ないが、集積車１の回転時にはリンク９を図示外のソビ
ノイドが矢印Ｄ方向にスプリング１０の偏倚付勢力に抗
して吸引するので、回動軸８を回動させて集積車１を図
示のようにホッパ１７へと下降揺動して吸引ドラム２と
同軸としている。それと共に、レバー１１からリンク１
２、−’ｔしてブツシュレバー１３へと駆動力が伝達さ
れ、ブツシュレバー１３は下方に回動してリンク２３を
押圧する。

この、ブツシュレバー１３の押圧によシ回動するリンク
２３は、更に連結したリンク２４からギア２５そしてギ
ア２６を回動する。この、ギア２６はトーションスプリ
ング２９の付勢力に抗してシャフト２７を回動させ、図
示のように後媒体押え２８を開状態とする。

一方、図示外のりンク１５のソレノイドの矢印Ｃ方向の
吸引は行なわれないので、スプリング１６の付勢によシ
偏倚されてブツシュレバー１４は回動せず、ギア２２か
ら離反しておシ後媒体押え１９は図示外のトーションス
プリングの伺勢力によシ図示のように閉状態となってい
る。

この状態が、媒体３７の収納状態であシ前記したように
ホッパ１７へ搬送される媒体３７は次々と前媒体押え１
９に当接してホッパ１７上でストップし集積車１の回転
によ多羽根状ガイド１ａから次々と抜出されてホッパ１
７の最上端へと堆積することとなる。こ０時、ステージ
１８は堆積する媒体３７の適正最上端を維持するために
下降する。これは、図示外の検出センサにて行なわれる
。

このようにして、ホッパ１７に所定枚数の媒体３７が収
納されると、リンク９のソレノイドのＢ方向吸引が停止
されてスプリング１０の付勢力でリンク９は偏倚される
。このリンク９の動きが回動軸８からフレームＴへと伝
わり集積車２を、その長孔３３によって吸引ドラム２の
回転軸３を逃げてホッパ１７から離れて上方に揺動させ
る。

この、集積車２の上方揺動を行なうリンク９の動きは、
それと共にレバー１１、リンク１２及びブツシュレバー
１３を前記とは逆に回動させて、ブツシュレバー１３を
リンク２３から離反させる。

この、ブツシュレバー１３のリンク２３からの離反はリ
ンク２４からギア２５そしてギア２６の拘束力を解除す
ることになるので、ギア２６を固定したシャフト２７の
トーションスプリング２９の付勢力が回復して後媒体押
え２８を閉状態にする。

この、後媒体押え２８の閉状態はホッパ１７に収納した
媒体３７の上面をたたいて押え込む。この動作は、本発
明における重要な動作でｓｂ前記第７図で示したように
媒体３７の曲折やしわ等を延ばす働きをし、媒体３７を
ホッパ１７内に効率よく収納できると共に媒体３７の送
出を可能とする重要な作用を行なう。

次に、前記したように集積車１の上方揺動と共に、後媒
体押え２８の閉状態に加えて前媒体押え１９の開状態に
よる媒体３７の送出について第９図を基に説明する。

尚、４０は上面送行ガイド、４１はＴ面送行ガイド、−
４２は吸引ドラム２と接触したフィードローラ、４３は
前記フィードローラ３９と接触したフィードローラであ
る。

第９図に示すように、ホッパ１７内に整然と堆積された
媒体３７は吸引ドラム２の外周に接するようにステージ
１８を上下することによシコントロールされている。集
積車１は前記したように上方に揺動されており、羽根状
ガイド１ａの先端は吸引ドラム２の下端よシも上に位置
し、媒体３７の送行に障害とならない。

吸引ドラム２も集積車１と同方向の矢印入方向へ回転し
、その周側面にある吸引口３５がほぼ下方へきたときに
、前記図示外の真空ポンプによる真空吸引力で媒体３７
を吸引ドラム２の周側面に吸着して、吸引ドラム２０回
転と共にフィードローラ４２にかみ込まれて行く。

吸引口３５がフィードローラ４２と接する位置を過ぎる
と真空吸引力は解除される。すなわぢ、送出媒体３７は
フィードローラ４２と吸引ドラム２による摩擦力により
挾持されて次のフィードローラ４３と３９へと送られ、
次工程へと進出する。

尚、図示のように後媒体押え２８は一度押え込んだ媒体
３７が再度浮き上がることを防止し媒体３７上端面の適
正送出位置を保持するために閉状態を維持すると共に、
ステージ１８は図示外の媒体上面検出センサによって媒
体３７の送出に伴なって除々に上昇する。

そして、媒体３７の非収納、非送出時にはブツシュレバ
ー１３．１４はギア２２、リンク２３から離反して前媒
体押え１９と後媒体押え２８を閉状態として次の媒体３
７の収納あるいは送出のために待機する。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように本発明では媒体を収納する
集積車と媒体を送出する吸引・ドラムとこれ等に連動す
る前媒体押えと後媒体押え及び上下動するテーブルをホ
ッパに設けた媒体収納送出装置としたので次のような効
果を発揮することができる。

それは、紙幣等の折れぐせやしわのある媒体を収納する
際に、集積車の羽根状ガイドで規制しながらホッパに堆
積し、ホッパに収納終了と同時に後媒体押えでホッパ内
の堆積媒体の上端面を押えて整列するので、媒体の折れ
ぐせ等が延ばされて堆積した媒体の表面が安定するので
媒体送出時に吸引ドラム表面に媒体がすき間なく接触で
き吸引ドラムの吸引時の空気もれ等がなく安定した確実
な媒体送出ができる効果がある。

また、後媒体押えによる堆積媒体の上面安定化は、媒体
の送出位置の検出セ／すにおける検出においても常に適
正な検出ができる効果ともなる。

このように、本発明では１個のホッパに媒体を収納し、
そのままの状態から媒体の送出を行なえるので紙幣等の
全自動化の媒体収納送出装置として有益な利用ができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による媒体収納送出装置の概
略全体分解斜視図、第２図は媒体弁え機構の平面図、第
３図は媒体弁え機構の側面図、第４図は集積車の正面図
、第５図は集積車の側面図、第６図は概略全体正面図、
第７図は媒体の状態を示す媒体の斜視図、第８図は媒体
収納時の側断面図、第９図は媒体送出時の側断面図であ
る。 １・・・集積車　１ａ・・・羽根状ガイド　２・・・吸
引ドラム　１３，１４・・・ブツシュレバー　１７・・
・ホッパ　１８・・・ステージ　１９・・・前媒体押え
　２８・・・後媒体押え 特許出願人　沖電気工業株式会社 代理人弁理士　金　倉　喬　二

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、略同−形状を有する紙類の媒体を機械的に収納ある
   いは送出する媒体収納送出装置において、媒体を収納す
   る集積車と媒体を送出する吸引ドラムと連動する前媒体
   押えと後媒体押えを媒体を収納堆積するホッパの上端部
   に回動可能に対向して設けると共に、ホッパ内には収納
   媒体の送出適正位置を保つために上下動するステージを
   設け、媒体収納時には前媒体押えを閉状態に後媒体押え
   を開状態にし、媒体送出時には前媒体押えを開状態に後
   媒体押える閉状態にし、媒体の非収納送出時には前媒体
   押え、後媒体押え共に閉状態とすることを特徴とした媒
   体収納送出装置。