JPS60252541A - 自動入出金機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣等のような同一媒体を収納すると共に送
出する自動入出金機構に関する。

〔従来の技術〕

従来の自動入出金機構は、例えば特願昭５８−１１２８
８５号に示される様に上方開口部に回動する前媒体押え
と後媒体押えを有したホッパ、該ホッパ上に上下に揺動
して回転する集積車、同じくホッパ上で媒体を吸引して
回転する吸引ドラム、媒体を集積車へと切替えるブレー
ド等によって構成されている。

そして、媒体を収納するには、ホッパの前媒体押えを閉
じ後媒体押えを開け、集積車をホッパの開口部へと下動
する。この状態で収納可能と判別された媒体が搬送され
てくるとブレードを回動させて媒体の搬送方向を集積車
へと切替えて回転する集積車でその媒体を１枚ずつつか
まえてホッパ内へと堆積収納していく。

このようにして、ホッパへ収納した媒体を送出するには
集積車を上動してホッパから離すと共にホッパの前媒体
押えを開け、後媒体押えを閉じて、ホッパ内のステージ
を上昇させて吸引ドラムに堆積した媒体の上面を密着さ
せ、吸引ドラムの吸引と回転によって１枚ずつ媒体を送
出する。

このように、従来ではホッパの前媒体押えと後媒体押え
の開閉動作、集積車の上下揺動、ブレートの切替え動作
を行々わなければならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記したホッパの前媒体押えと後媒体押え、集積車、ブ
レード等の動作は、個別に設けた独立の駆動源で行なっ
ているので、従来の装置の機構及び制御は複雑になる問
題があった。

〔発明の構成〕

一問題点を解決するだめの手段− 問題点を解決するために本発明は、集積車の回動軸とブ
レードの回動軸にそれぞれブツシュレバを有したリンク
機構を設け、該２つのブツシュレバの動きをホッパの前
媒体押えと後媒体押えに連動させることとしている。

〔作用〕

前記手段によって、集積車の回動軸に設けたリンクで集
積車をホッパへと下動すると共に一力のブツシュレバを
動作させて後媒体押えを開状態とし、ブレードの回動軸
に設けたリンクでブレードを搬送路へと回動して搬送路
を切替えて媒体収納態勢をと９、リンクの動きを元に戻
してブレードの回動軸に取付けだリンクのみによって他
方のブツシュレバを動作させて前媒体押えを開状態とし
て媒体の送出態勢をとることができるので、リンク機構
によって駆動源を共用することができる。

〔実施例〕

以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図（Ａ）は本発明の一実施例による自動入出金機構
の要部分解斜視図、第１図（Ｂ）はリンク機構を除いた
側面図であシ、１は後記する媒体を搬送するベルト、２
はベルト１を回転するローラ、３は一方のベルト１から
他方のベルト１間に設けた媒体ガイド、４は順次前工程
よシ送込１れてくる媒体を回転させながら後記するホッ
パに堆積収納する集積車、４ａは集積車４に多数設けた
媒体を１枚ずつ挾込む羽根状ガイド、５は後記するホッ
パに収納した媒体を回転させながら吸引送出する吸引ド
ラム、６は吸引ドラム５の図示外からの駆動用の回転軸
であシ該回転軸６は前記集積車４内を貫通し、集積車４
は後記する手段によって上下に揺動可能となっている。

７は集積車４の図示外からの駆動用の回転軸、８は回転
軸７に設けたタイミングプーリ、９は集積車４のタイミ
ングプーリ、１０は前記タイミングプーリ８からタイミ
ングプーリ９に張設したタイミングベルトであシ、前記
回転軸７の回転を該タイミングベルｌ−１０で集積車４
へ伝達して集積車４の媒体収納回転を行なう。

１１は集積車４の回転を妨げずに集積車４を揺動可能に
支持するフレーム１．１１ａはフレーム１１のボス部、
１２は集積車４の揺動を行なう回動軸であシ、前記フレ
ーム１１は一方を前記回転軸７に回転自在に取付けてい
るど共に他方をボス部１１ａで該回動軸１２に固定して
あり、かつ回転軸７と回動軸１２は同軸で動きを阻げな
いように嵌合しである。

１３は収納可能な媒体のみを集積車４へと導ひくため搬
送路中に設けたブレード、１４はブレード１３を搬送路
中に出しだｐ引っ込めたりする回動軸である。

次に、ホッパについて説明する。

１５は媒体を堆積収納するホッパ全体を示す。

１６はホッパ１５の上部開口に設けた前媒体押えであ処
該前媒体押え１６は媒体収納時には閉じ、媒体送出時に
は開放される（、１γは前媒体押え１６を固定している
シャツ１−１１８は前媒体押え１６を閉状態に付勢する
ためにシャフト１γに設けたトーションスプリング、１
９はシャフト１７の一端に設けたギア、２０はリンク１
９に噛合して回転可能にホッパ１５の側壁に軸支したギ
ア、２１はギア２０と同軸に回転自由に設けたリンクで
ある。

２２は前記前媒体押え１６に対向してホッパ１５の上部
開口に設けた後媒体押えであシ、該後媒体押え２２は媒
体収納時には開き、送出時には閉じる。２３は後媒体押
え２２を固定しているシャフト、２４は後媒体押え２２
を閉状態に付勢するためにシャフト２３に設けたトーシ
ョンスプリング、２５はシャフト２４の一端に設けたギ
ア、２６は前記ギア２５と噛合して回転可能にホッパ１
５の側壁に軸支したギア、２７は該ギア２６と前記リン
ク２１を連動可能に連結するリンクである。

２８はホッパ１５内で常に媒体上面が前記吸引ドラム５
に接した適正位置を保つために上下動するステージであ
シ、該ステージ２８の動作は図示外の媒体上面検出セン
サによって制御される。

次に、前記のように構成したホッパ１５の前媒体押え１
６、後媒体押え２２、集積車４、ブレード１３等を連結
する中間リンク機構について説明する。

２９は前記回動軸１２に固定したクランク状のリンク、
３０はリンク２９を常に一方に偏倚して集積車４の揺動
前の状態を維持するスプリングであり、リンク２９の他
方には回転軸１２を回転させてフレーム１１と共に集積
車４を下方へ揺動するソレノイドを図示外に有している
。３１はリンク２９に回動可能に取付けだレバ、３２は
前記ブレード１３０回動軸１４に固定したクランク状の
リンク、３３はリンク３２を常に一方に偏倚してブレー
ド１３が搬送路から引っ込んだ状態を維持するスプリン
グである。尚、リンク３２の他方にはリンク３２を吸引
してブレード１３を搬送路へと回動するソレノイドを図
示外に有している。３４はリンク３２の一端に回動可能
に取付けだレバである。

３５は前記レバ３１に一方を回動可能に取付けだリンク
、３６は前記レバ３４に一方を回動可能に取付けたリン
ク、３６ａはリンク３６の空隙部、３７はリンク３６に
回動可能に取付けたカムレバ、３７’ａはカムレバ３７
のフック部、３８はカムレバ３γを一方へ付勢するため
にリンク３６とカムレバ３７間に掛けわたしたスプリン
グ、３９はカムレバ３７を動かすだめにリンク３５に設
けたスタッドであり、前記リンク３６の空隙部３６ａを
介してカムレバ３７に作用する。

４０は前記リンク３５に回動可能に連結したブツシュレ
バ、４１は前記リンク３６に回動可能に連結Ｌ　タソツ
７ユレバ、４２はプツンユレバ４１をリンク３６に回動
可能に連結すると共にカムレバ３７のフック部３７ａが
係止するスタッド、４３は前記ブツシュレバ４０の中途
に設けた軸であシ、該軸４３に前記もう一方のブツシュ
レバ４１の中途が回動可能に嵌合する。４４はブツシュ
レバ４１を一方へ偏倚するために軸４３からブツシュレ
バ４１に配したスプリング、４５は図示外の機構部本体
に固定したポストであシ、ブツシュレバ４１が上動して
当接している。

尚、ブツシュレバ４０は下動して前記ホッパ１５のリン
ク２１を押圧し、ブツシュレバ４１は下動して前記ホッ
パ１５のリンク２０を押圧する。

次に、第１図（Ｂ）において前記で説明されていない部
品について説明する。

４６はホッパ１５内のステージ２８−ヒに堆積収納した
紙幣等の媒体、４７は前記ベルｌ−１の送り速度と同じ
速度で回転するフィードローラ、４８はフィードローラ
４７に当接するフィードローラ、４９は前記吸引ドラム
５と当接するフィードローラ、５０は媒体４６をホッパ
１５から送出するときの上面走行ガイド、５１は同下面
走行ガイドである。

本実施例の構成は以上であジ、次に動作を説明する。尚
、説明において第２図（４）、　（Ｂ）　、第３図（５
）。

（Ｂ）、第４図（４）、　（Ｂ）　、第５図（Ａ）　、
　（Ｂ）の各動作説明図に基づいて行なう。＝１だ、図
中の構成部品については前記第１図（Ａ）　、　（Ｂ）
と同一なので同一符号で示しである。

まず、媒体４６のホッパ１５への収納動作から説明する
。

媒体４６が収納可能なものとしてベルト１で搬送されて
くると、第２図（５）、（Ｂ）に示すようにリンク２９
を矢印５２方向に図示外のソレノイドでスプリング３゛
０に抗して引っ張る。すると、回転軸１２が回動して集
積車４が矢印５３方向に揺動すると共に、レバ３１が矢
印５４方向に回動してすンク３５を矢印５５方向に移動
させる。

この矢印５５方向へのリンク３５の移動によってプノン
ユレバ４０は矢印５６方向に下動してホッパ１５のリン
ク２１を押圧し回動させる。回動するリンク２１はリン
ク２γによってギア２６からギア２５を回動しギア２５
を固定しているシャフト２３全トーシヨンスプリング２
４に抗して回動し、後媒体押え２２を矢印５７方向へ回
動して開状態とする。

同［１，、Ｊに、リンク３６に回動可能に設け／ζカム
レバ３７はリンク３５に固定したスタッド３９により押
され、て、矢印５８方向に回動する。

４Ａ、ホッパ１５のステージ′２８は媒体４ｉ；収納で
きるように、］方に位置して集積車４との間隙をとって
いる。

尚、前媒体押え１６は閉状態となっている。

［）ＩＩ記状態に加えて、第３図（５）、（Ｂ）に示す
ように、リンク３２を矢印５９方向に図示外のソレノイ
ドでスプリング３３に抗して引っ張る。すると、回動４
Ｑ１１１４が回動してブレード１３を矢印６０方向に回
動し、ブレード１３を搬送路中に介在させる。。

−方、レバ３４は矢印６１方向に回動しリンク３６を矢
印６２方向に移動する。

ここで、カムレバ３７が前記第２図（４）で説明したよ
うに矢印５８方向に移動しでいるので、リンク３６の動
きはブツシュレバ４１には伝達せず、前媒体押え１６は
閉状態のままであると共に、ブツシュレバ４１はスプリ
ング４４の旧勢力により矢印６３方向に偏倚してボスト
４５に当接しているので、ギア２０かも離反している。

ここでは、前記第２図（Ａ）　、　（Ｂ）での後媒体押
え２２が開き、前媒体押え１６は閉じ、集積車４が下動
したのに加えて、ブレード１３が上方へ回動して搬送路
中に介在する動作を行なったのである。

これで、媒体４６のホッパ１５への収納態勢が完了した
のである。

媒体４６は、前記状態の装置内へとベルト１によって搬
送され、ブレード１３によって搬送方向を回転する集積
車４の方向へ変更され、集積車４の羽根状ガイド４ａに
１枚ずつ挾１れてホッパ１５−・、と搬送され、閉状Ｉ
μの前媒体押え１６に係止して羽根状ガイド４ａから抜
出てホッパ１５に堆積収納される。

次に、媒体４６の収納が終了すると、第４図（４）。

（Ｂ）に示すように、リンク２９．３２を引張っていた
図示外のソレノイドの吸引を解除する。すると、リンク
２９は矢印６４方向にスプリング３Ｇで引張られて戻９
、集積車４は矢印６５方向に揺動じホッパ１５から離れ
る。とれと共に、レバ３０は矢印６６方向に回動し、リ
ンク３５は矢印６７方向に戻りブツシュレバ４０は矢印
６８方向に動きリンク２１から離反する。

すると、リンク２１からリンク２７、ギア２６、ギア２
５は拘束を解かれ、トーションスプリング２４の力によ
ってシャフト２３が回動して後媒体押え２２が矢印６９
方向へ回動して閉じると共にリンク２１は矢印７０方向
に回動する。

前記動作と共に、リンク３５のスタッド３９はリンク３
５の動きと共に元の位置へ戻るので、カムレバ３７を押
ｉ］ニジなくなシ、カムレバ３７ｉｄ４スプリング３８
の力によって矢印７１方向へ動きスタッド４２に当接す
る。

一方４、リンク３２はスプリング３３によって矢印７２
方向へ引張られて戻り、ブレード１３を搬送路から引込
める矢印７３方向に回動する。これと共に、レバ３４が
矢印Ｔ４方向に回動してリンク３６を矢印７５方向へ戻
す。

ここでは、集積車４の上方への揺動、後媒体押え２２の
閉状態、ブレード１３の下動を行なったのである。前媒
体押え１６は閉じたままである。

そして、ステージ２８は図示外の媒体上面検出センサに
よって上方へ移動し、ホッパ１５内に堆積収納した媒体
４６の上面を適正に吸引ドラム５に接触する。

次に、ホッパ１５に収納した媒体４６の送出命令がださ
れると、第５図（Ａ）　、　（Ｂ）に示すようにリンク
３２を前記同様図示外のソレノイドで矢印５９方向に引
張る。すると、ブレード１３が前記同様矢印６０方向に
回動して搬送路中に介在する。

一方、レバ３４も前記同様に矢印６１方向に回動しリン
ク３６を前記同様に矢印６２方向へ移動する。この時、
リンク３５は動作しないで、スタッド３９はカムレバ３
７を押圧せず、カムレバ３７はそのノック部３７ａをス
タンド４２に係止している。従って、ブツシュレバ４１
の他方は上動し一方は矢印７６方向に下動しギア２０を
抑圧回動する。

このギア２０の動きは、ギア１９、シャフト１７へと伝
わシ、トーションスプリング１８の力に抗して前媒体押
え１６を矢印７７方向へ回動して開状態にする。

ここでは、前記集積車４の上動、後媒体押え２２の閉状
態、ブレード１３の下動、ステージ２５の上動に加えて
、ブレード１３の上動と前媒体押え１６の開状態を行な
ったのである。

これで、ホッパ１５内の媒体４６の送出態勢は完了した
のであシ、第５図（Ｂ）に示すように吸引ドラム５の吸
引を開始し最上部の媒体４６を吸着すると共に矢印７８
方向に回転し、フィードローラ４９からフィードローラ
４７．４８間へ送出し、更にブレード１３の抜力の搬送
ベルト１へと送出し、媒体４６は次−［程へと搬送され
でいく。

〔発明の効果〕

以−１−１詳細に説明したように本発明では集積車、ブ
レード、ホッパ間をリンク機構で連結し、集積車の揺動
、ブレードの回動、ホッパの前後媒体押えの開閉動作等
はリンク機構の動作で制御しているので、従来のように
個別の駆動を必要とせずリンク機構によって駆動源の共
用ができるので機構及び制御を簡単にする効果を発揮す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第４図（４）は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第
１図（Ｂ）はその側面図、第２図（５）は媒体収納のフ
ｔめの動作を示す分解斜視図、第２図（Ｂ）はその側面
図、第３図い）は媒体収納態勢完了を示す分解斜視図、
第３図（Ｂ）はその側面図、第４図（４）は媒体収納完
了後を示す分解斜視図、第４図（Ｂ）はその側面図、第
５図（Ａ）は媒体排出のだめの動作を示す分解斜視図、
第５図（Ｂ）は子の側面図である。 ４・・集積車　５・・吸引ドラム　１３・・ブレード１
５・・・ホッパ　１６・・・前媒体押え　２２・後媒体
押え　２９，３２，３５．３６・・・リンク　４０゜４
１・・・ブツシュレバ ’１．！Ｊ′ｌ″Ａ出願人　沖電気工業株式会社代理人
　弁理士　金　倉　喬　二

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　回動するブレードによって搬送されてきだ媒体を下
   方に揺動して回転する集積車によって、前媒体押えを閉
   じ後媒体押えを開けたホッパ内へと堆積収納すると共に
   、該ホッパの前媒体押えを開は後媒体押えを閉じ、集積
   車を上方に揺動した後、吸引ドラムの吸引回転によって
   前記ホッパに堆積収納した媒体を１枚ずつ送出する自動
   入出金機構において、集積車の回転軸とブレードの回転
   軸にそれぞれリンクを設けると共に、前記前媒体押えと
   後媒体押えの開閉を行なう２つのブツシュレバを設け、
   該２つのブツシュレバを前記両リンクにそれぞれ連結し
   てリンク機構とすることにより、ブレード、集積車及び
   ホッパの前媒体押え、後媒体押えの媒体収納時と媒体送
   出時の動作をリンク機構を介して連動させることを特徴
   とした自動入出金機構。