JP4644350B2 - 折畳箱の取出供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マガジンから偏平状に折り畳まれた折畳箱を取り出して、その搬送中に、折畳箱を開函させることができる折畳箱の取出供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、菓子、医薬品、化粧品、雑貨等の紙箱となる折畳箱の取出供給装置74としては、図9(イ)に示す如く偏平状態に折り畳まれた折畳箱70が取り出し自在に収容されたマガジン71から折畳箱70を取り出して、マガジン71の下方に位置する搬送装置73に搬送するものが公知である。
【0003】
前記取出供給装置74は、矢印方向に回転するローター75に、折畳箱70を解除自在に吸着するための吸着体77が回転自在に設けられている。吸着体77は、吸引保持した折畳箱70を、前記搬送装置73に取り付けられた当接部材78に当接することにより開函させ、開函した折畳箱70は搬送装置73に供給される。そして、折畳箱70は搬送装置73に搬送されながら、適宜被収納物品が折畳箱70に収容され、箱詰めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置は、吸着体77がマガジン71から折畳箱70を吸着して取り出す際に、吸着体77は回転運動するため、折畳箱70の一端側はマガジン71の周縁に設けられたストッパに引っ掛かり、確実に取り出せない場合があった。また、折畳箱70を取り出せてもその吸着位置がずれてしまい、吸着体77に吸引保持された折畳箱70の一端を、当接部材78に当接することにより折畳箱70を開函する際に、確実に開函させることができず、折畳箱70は図9(ロ)に示す如くL字状に折れてしまうおそれもあった。
【0005】
特に、高速度で折畳箱を取り出し開函処理する場合には、前記問題が顕著になり、歩留りを低下させることから、折畳箱の取り出しから箱詰めまでの一連の工程の高速化を阻害する一因となっていた。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、マガジンから折畳箱を確実に且つ所定の位置を吸着して取り出せるようにして、折畳箱の取り出しから箱詰めまでの一連の作業の高速化が容易に図れることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、次の通りである。
即ち、マガジン1に偏平状態に折り畳まれた折畳箱3を、その一方の被吸着片3aを第一吸引手段13で吸着することにより取り出し、該折畳箱3を開函させて搬送装置6側に引き渡す折畳箱の取出供給装置において、第一吸引手段13は、回転する第一ローター12に該第一ローター12の回転により揺動自在に設けられた第一リンク18と、該第一リンク18に揺動自在に設けられた第二リンク20と、該第二リンク20に取り付けられたサクションヘッド22とを備え、前記第二リンク20と第一ローター12との間には、折畳箱3の取り出し時に第一リンク18の揺動に連動して前記サクションヘッド22の第一吸着体23を略平行に移動して後退運動できるように、カム機構により第二リンク20を揺動させるリンク機構が設けられ、前記第一吸引手段13の第一吸着体23に保持された偏平状態の折畳箱3の被吸着片3aの対向面となる他方の被吸着片3bを第二吸着体41aにて吸引して折畳箱3を開函させる第二吸引手段41と、該第二吸引手段を回転させる第二ローター40とを備えた開函補助装置5が設けられ、該第二ローター40には、第二吸引手段41の第二吸着体41aが固定されたアーム43が枢支軸44を中心に揺動自在に支持され、第一吸着体23に吸着された折畳箱3の他方の被吸着片3bを吸着すると、第二ローター40の回転と共にその回転方向と反対方向に揺動するカム機構が設けられており、折畳箱3の対向面である各被吸着片3a、3bを反対方向に移動させて開函するように構成されていることにある。
上記折畳箱の取出供給装置において、前記第一ローター12の外周部における各第一吸引手段13の近傍には、前記第一吸着体23に吸引保持された折畳箱3を起こして開函させる起こし手段としての開函アーム38がカム機構により揺動するように取り付けられている構成とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
図1〜図8は本発明の一実施の形態を示し、本実施の形態の折畳箱の取出供給装置は、偏平状態に折り畳まれた折畳箱3が取り出し自在に収容されたマガジン1と、該マガジン1から最前列の折畳箱3を取り出し且つマガジン1の下方に配置された搬送装置6に引き渡す取出装置9と、前記取出装置9に搬送される折畳箱3を、偏平状態から開函させるための開函補助装置5とを備えている。尚、マガジン1の先端の周縁には、図1に示す如くストッパー1aが内側に突設され、ストッパー1aは、その周縁で形成された開口1bから折畳箱3が不用意に脱落するのを防止している。
【0009】
前記取出装置9は、図2及び図3に示す如く、機台側(図示省略)に固定された筒状の主軸受部材10の一端側に、主軸11が図示省略のモータ等の駆動手段により回転自在に軸支されている。
【0010】
前記主軸11の他端(前端)には、メインロータ(第一ローター)12が固定され、第一ローター12は主軸11と共に図1に矢印方向に一体回転するようになっている。第一ローター12には、複数の第一吸引手段13が前面側に突出するように設けられている。各第一吸引手段13は、ベアリング15を介して第一ローター12に対して所定の角度だけ回動自在に設けられた回動軸16と、該回動軸16に固定された第一リンク18と、該第一リンク18に枢支連結された第二リンク20と、該第二リンク20に固定されたサクションヘッド22とからなる。
【0011】
各サクションヘッド22は、複数又は単数の第一吸着体23を備えている。各第一吸着体23は、図3に示す如くサクションヘッド22及び第二リンク20に設けられた吸引路25から吸引することにより、前記マガジン1内の最前列の折畳箱3を解除自在に吸着できるようになっている。前記回動軸16の第一ローター12の後面側に突出する後端部には、ギア27が固定されている。
【0012】
また、前記第一ローター12の後面には、前記ギア27に咬合する揺動ギア28が、支持軸30を中心にして揺動自在に設けられている。尚、該ギア28は、必ずしも全周にギア部28aを有する円形状のもの以外に、図3及び図4に示す如く一部にギア部28aを有するものであっても良い。また、各揺動ギア28には、カムフォロアー31が設けられている。
【0013】
前記主軸受部材10には、前記カムフォロアー31が係合する環状のカム溝32aが形成された板状体の固定カム体32が取り付けられている(該カム体32は回転することはない。)。従って、前記第一ローター12の回転時に、前記カムフォロアー31は、固定カム体32のカム溝32aに沿って移動するため、かかるカム機構により、揺動ギア28を回動(所定の角度だけ往復揺動)させる。揺動ギア28の揺動により、該揺動ギア28と噛み合う前記ギア27が回動するため、回動軸16を中心にして第一リンク18を所定の角度だけ揺動させることができる。
【0014】
前記第二リンク20は、図3に示す如く一端部が枢支軸21を介して第一リンク18に揺動自在に枢支連結され且つ前記サクションヘッド22が固定されたリンク本体部20aと、該リンク本体部20aから突設され且つカムフォロアー37が設けられた突出部20bとからなる。また、第一ローター12の前面には、前記カムフォロアー37に係合する略への字状のカム溝35が形成された例えば円板状のカム34が取り付けられている。従って、第一リンク18の揺動と連動して、第二リンク20は枢支軸21を中心にして、第一リンク18に対して揺動自在になっている。
【0015】
前記第一吸着体23は、第一リンク18が最も第一ローター12の回転方向(矢印方向)に傾斜する前傾姿勢で且つカムフォロアー37がカム溝35の一端側35aにあるときに、マガジン1から折畳箱3を取り出す以前の待機姿勢Aを維持している。また、第一リンク18が起き上がる方向に揺動することにより、第二リンク20のカムフォロアー37がカム溝35の他端側35bに移動し、カム溝35の山部35cを通過するときに、第一吸着体23は、略平行に移動し最もマガジン1に接近して取出姿勢Bとなる。このとき、第一吸着体23の吸い込み口は、折畳箱3に均等に接触する。更に、第一リンク18が後傾姿勢となるまで揺動すると、カムフォロアー37はカム溝35の他端側35bに更に移動し、第一吸着体23はマガジン1から離間する方向に移動して搬送姿勢Cとなる。
【0016】
このように、第一リンク18の揺動に連動して第二リンク20は、揺動することとなり、第一吸着体23を昇降(マガジン1に対して接近又は離間)させることが可能となる。しかも、第一ローター12に設けられたカム34のカム溝35及び固定カム体32のカム溝32aは、第一吸着体23を略平行に移動することができるように、それぞれ所定の形状に設定されている。
【0017】
前記第一ローター12の外周部で且つ各第一吸引手段13の近傍には、第一吸着体23に吸引保持された折畳箱3を起こして開函させる起こし手段としての開函アーム38が取り付けられている。該開函アーム38は、カム機構(例えば、前記固定カム32のカム面となる外周を転動するように設けられたカムフォロアー)により、枢支軸38aを中心にして揺動するようになっている。また、開函アーム38の先端には、押圧部39が設けられ、該押圧部39が完全に開口していない折畳箱3を押圧して所定形状の開函状態にする。
【0018】
前記開函補助装置5は、機台に第二ローター40が回転自在に支持されている。尚、第二ローター40は前記第一ローター12の回転方向と反対方向に連動して回転する。第二ローター40には、前記各第一吸引手段13に対応するように、第二吸着手段41が設けられている。第二吸着手段41は第二吸着体41aが固定されたアーム43が枢支軸44を中心にして揺動自在に支持されている。各アーム43には、該アームを43を揺動させるためのカムフォロアー45が設けられている。該カムフォロアー45は、機台に固定された揺動カム46の環状のカム溝46aに係合している。
【0019】
前記搬送装置6は、循環回転するチェーン48に複数の搬送体50が所定間隔をおいて突設されたものである。搬送装置6の一方は前記取出装置9の下方に配置されており、開函された折畳箱3が搬送体50に搬送される過程に、該折畳箱3に被収容物が収容された後に、適宜折畳箱3の蓋片が折り曲げられて封緘される。
【0020】
次に、前記装置の使用例について説明する。
先ず、マガジン1に多数の偏平状の折畳箱3を重ねて収容するのであるが、各折畳箱3は、その互いに接触する被吸着片3a,3bを、図1に示す如く前記取出装置9及び前記開函補助装置5の両方の吸着体23,41aが、吸着しながら離間できるように折り畳まれている。
【0021】
前記のようにマガジン1に収容された折畳箱3の一方の被吸着片3aを、折畳箱取り出し部Dにおいて取出装置9の第一吸着体23が吸引する。具体的には、第一ローター12の回転により、待機姿勢Aにあった第一吸着体23(図5(イ)参照)が、マガジン1に接近する際に、第一吸着体23と折畳箱3とは略直角となり(図5(ロ)参照)、第一吸着体23は、取出姿勢Bにおいて最前列の折畳箱3の一方の被吸着片3aを吸引する(図6(イ)及び(ロ)参照)。
【0022】
更に、第一吸着体23は、略直角な姿勢で後退してマガジン1から離間するため、折畳箱3を均等な状態でマガジン1から取り出す(図7(イ)及び(ロ)参照)。即ち、マガジン1から折畳箱3を第一吸着体23が取り出す場合、前記カム機構により、第一吸着体23が略平行に移動して後退運動を行うため、折畳箱3の端部がマガジン1のストッパー1aに引っ掛かって取り出しミスを起こしたり、また、折畳箱3の吸着位置ずれを起こしたりすることなく、第一吸着体23は折畳箱3を確実に取り出すことができる。
【0023】
図8に示す如く取り出された折畳箱3は、搬送姿勢Cの第一吸着体23と共に第一ローター12の回転によって開函補助装置5の設けられた折畳箱開函部Eに搬送される。一方、開函補助装置5の第二吸着体41aが、取出装置9の第一吸着体23に保持された折畳箱3に接近する。更に、第二吸着体41aは、第一吸着体23に吸着された折畳箱3の他方の被吸着片3bを吸着すると、第二ローターの回転と共にその回転方向と反対方向に揺動するため、第二吸着体41aは、長い時間吸着して折畳箱3を開函させることができる。
【0024】
更に、開函補助装置5の第二吸着体41aの吸引が解除され、且つ、それぞれの吸着体23,41aは離間するため、第一吸着体23に保持された折畳箱3は若干開函された状態で搬送される。更に、折畳箱起こし部Fにおいて、開函アーム38がカム機構により揺動するため、押圧部39は開函が不完全な折畳箱3の一方の被吸着片3aと他方の被吸着片3bとの間の片3cを強制的に押圧し、開口形状が矩形状となるように確実に開函させ、その状態を維持する。
【0025】
開函状態の折畳箱3は、第一ローター12の回転により公転し、折畳箱受け渡し部Gにおいて、搬送装置6の搬送体40間に供給される。折畳箱3は、取出装置9で搬送される過程において、開函補助装置5との協働により、一旦開函され、しかも、開函アーム38により開函状態が維持されるため、確実に開函された状態で搬送体40により後工程へ搬送される。
【0026】
尚、折畳箱3が、取出装置9の第一吸着体23から搬送装置6の搬送体40に供給される直前又は直後に、開函アーム38は元の位置に復帰する。また、第一吸引手段13が、折畳箱受け渡し部Gから折畳箱取り出し部Dへ移動する間に、搬送姿勢Cにあった第一吸着体23は、待機姿勢Aに復帰する。そして、前記マガジン1から再び折畳箱を取り出し、搬送装置6に供給する各工程が順次行われる。
【0027】
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、本実施の形態では、従来装置と同様に当接部材をも設けることも可能であり、かかる場合には、更に確実に折畳箱3を開函させることが可能となるため、前記開函補助装置5は必ずしも設ける必要はない。
また、取出装置9は折畳箱3を搬送装置6に直接に供給する場合について例示したが、取出装置9と搬送装置6との間に、別の中間受け渡し装置を設けることも可能である。その他、本発明は各部の具体的な構成は任意に設計変更自在である。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明の第一吸引手段は、回転する第一ローターに該第一ローターの回転により揺動自在に設けられた第一リンクと、該第一リンクに揺動自在に設けられた第二リンクと、該第二リンクに取り付けられたサクションヘッドとを備え、前記第二リンクと第一ローターとの間には、第一リンクの揺動に連動して前記サクションヘッドの第一吸着体を略平行に移動して後退運動できるように、カム機構により第二リンクを揺動させるリンク機構が設けられているので、マガジンから折畳箱を、所定の位置で確実に吸着して取り出すことができ、歩留りを向上させることから、折畳箱の取り出しから箱詰めまでの一連の工程の高速化を図ることができる。
【0029】
更に、前記第一吸引手段の第一吸着体に保持された偏平状態の折畳箱の他方の被吸着片を吸引して折畳箱を開函させる第二吸引手段と、該第二吸引手段を回転させる第二ローターとを備えた開函補助装置が設けられており、折畳箱の対向面である各被吸着片を反対方向に移動させて開函するので、折畳箱を確実に開函させて搬送装置に供給できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体概略正面図。
【図2】同要部を示す断面側面図。
【図3】同取出手段を示す正面図。
【図4】同取出手段の概略を示す一部断面を含む正面図。
【図5】(イ)及び(ロ)は、待機姿勢から第一吸着体が移動する状態をそれぞれ示す示す概略正面図。
【図6】(イ)及び(ロ)は、第一吸着体が折畳箱を吸着する状態をそれぞれ示す概略正面図。
【図7】(イ)及び(ロ)は、第一吸着体が折畳箱を吸着しながら後退する状態をそれぞれ示す概略正面図。
【図8】第一吸着体が搬送姿勢にある状態を示す概略正面図。
【図9】従来例を示し、(イ)は正常な状態に折畳箱を開函する概略図、(ロ)は折畳箱の開函が不完全な状態の概略図。
【符号の説明】
1…マガジン、3…折畳箱、3a…一方の被吸着片、3b…他方の被吸着片、6…搬送装置、9…取出装置、12…第一ローター、13…第一吸引手段、18…第一リンク、20…第二リンク、22…サクションヘッド、23…第一吸着体、40…第二ローター、41…第二吸引手段

Claims (2)

  1. マガジン(1)に偏平状態に折り畳まれた折畳箱(3)を、その一方の被吸着片(3a)を第一吸引手段(13)で吸着することにより取り出し、該折畳箱(3)を開函させて搬送装置(6)側に引き渡す折畳箱の取出供給装置において、
    前記第一吸引手段(13)は、回転する第一ローター(12)に該第一ローター(12)の回転により揺動自在に設けられた第一リンク(18)と、該第一リンク(18)に揺動自在に設けられた第二リンク(20)と、該第二リンク(20)に取り付けられたサクションヘッド(22)とを備え、
    前記第二リンク(20)と第一ローター(12)との間には、折畳箱(3)の取り出し時に第一リンク(18)の揺動に連動して前記サクションヘッド(22)の第一吸着体(23)を略平行に移動して後退運動できるように、カム機構により第二リンク(20)を揺動させるリンク機構が設けられ
    前記第一吸引手段(13)の第一吸着体(23)に保持された偏平状態の折畳箱(3)の被吸着片(3a)の対向面となる他方の被吸着片(3b)を第二吸着体(41a)にて吸引して折畳箱(3)を開函させる第二吸引手段(41)と、該第二吸引手段を回転させる第二ローター(40)とを備えた開函補助装置(5)が設けられ、
    該第二ローター(40)には、第二吸引手段(41)の第二吸着体(41a)が固定されたアーム(43)が枢支軸(44)を中心に揺動自在に支持され、第一吸着体(23)に吸着された折畳箱(3)の他方の被吸着片(3b)を吸着すると、第二ローター(40)の回転と共にその回転方向と反対方向に揺動するカム機構が設けられており、折畳箱(3)の対向面である各被吸着片(3a、3b)を反対方向に移動させて開函するように構成されている
    ことを特徴とする折畳箱の取出供給装置。
  2. 前記第一ローター(12)の外周部における各第一吸引手段(13)の近傍には、前記第一吸着体(23)に吸引保持された折畳箱(3)を起こして開函させる起こし手段としての開函アーム(38)がカム機構により揺動するように取り付けられている請求項1に記載の折畳箱の取出供給装置。
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