JPS6063557A - 給紙方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は画像形成装置における転写紙の給送方法に関
するものである。

走行する像担持体に可転写像を形成したのち、カセット
その他のリザーバから給紙コロのような給紙手段を用い
て１枚づつ転写紙をとり出して、こｎを前記可転写像に
接近させてこの可転写像を転写紙側に転移させるように
構成した周知の画像形成装置にあっては、給紙速度と像
担持体の速度（プロセス速度）を同一に構成するのが普
通であった。

しかしながらこのような構成によると画像形成の速度が
高速になるにつ扛て、リザーザ部において給紙を制御す
る給紙コロの作動も速くなり、周面を比較的摩擦係数の
大きいゴムなどの部材で形成した給紙コロは当然摩耗が
はげしくなり給紙作用が急速に不安定化することをまぬ
かｎない。

とくに停止している転写紙が所定の給紙速度に達するま
での間に給紙コロと転写紙の間にすべりが生じ、このす
ベクによって給紙コロの摩耗、転写紙表面に擦過傷が生
ずる。

転写紙表面の擦過傷からは紙粉とよばｎる転写紙の細繊
維、添加物質が分離ｇｎて、こｎが、転写時転写紙と像
担持体とが接触している間に像担持体底面に付着し、と
くに有機質光導電層をそなえた像担持体では画像流ｎな
どの画像劣化の原因となったのである。

また給紙コロの摩耗粉も転写紙について転写部位におく
らｎｌここで像担持体に付着して画像性能に悪影響をお
よぼす。

本発明はこのような事態にかんがみてなさｎたものであ
って、像担持体の走行速度よりも給紙速度を遅くし、像
担持体表面の可転写像と転写紙の関係位置の整合を、給
紙のタイミングをシーケンス的に早めて行なうようにし
て給紙コロないしローラの摩耗を可及的に阻止するとと
もに、転写紙と給紙案内部分あるいはレジストローラと
の衝突による転写紙の損傷を防止し得るような給送方法
を提供するものである。

第１図は電子写真複写機のおもな駆動系を略示するもの
であって、複写機本体１０円にはメインモータ１が配ざ
ｎており、こｎと同軸に定着駆動用スプロケツ）２ｂ、
光学及び感光ドラム駆動用スグロケツ）３ｂならびに現
像および給紙駆動用スプロケット４ｂが夫々取着しであ
るものとする。

定着駆動系２は、前記スプロケツ）　２　ｂ、定着スプ
ロケット２ｃおよびこｎらを連結するチェーン２ａから
なっていて、こｎによって不図示の定着器を作動させる
ものとする。

光学系、感光ドラム駆動系３Ｕ、前記スプロケット３ｂ
、スプロケット３０等およびこｎらを連結するチェーン
３ａからなっていて、不図示の光学系、感光ドラムを作
動させるものとする。

現像、給紙駆動系４は、前記スプロケツ）４ｂ、スプロ
ケツ）４ｃ（現像器駆動用）、給紙スプロケツ）４ｄ等
をチェーン４ａによって接続しである０ 給紙スプロケット乙の回転は、こｎと同軸の不図示のギ
ヤを介して、後述の給紙ローラ７．７′の軸上のギヤに
よってこｎらローラを回転して転写紙をリザーバから排
出する。給紙ローラの回転の制御は各ローラに配さｆ′
したワンウェイクラッチ５ａ、５ｂ、プランギヤ６ａ、
６ｂＫよって公知の仕方で行なわｎる。

このような駆動系、とくに現像、給紙駆動系４、光学、
感光体駆動系において、七ｎらの駆動スプロケット３ｂ
、４ｂの歯数　Ｚｍとし、感光ドラムスプロケットの歯
数ｚＤとすｆば、こｎによって感光ドラムの周速（プロ
セススピード）■わカ定まる。本発明においては給紙ス
プロケツ）４ｃｌの歯数　ｚＰを、ｚＰ＞ｚｍ＝ｚＤ　
とすることによって、給紙スピード■アを ｖＰ＜　ＶＤとすることを特長とする。

もちろんＶＰｔ−ＶＤより小にするさい、これに対応す
るよう給紙タイミングのシーケンスｅｌめることは当然
である。

実際の場合を例示すると、ｚｍ＝２８．ｚＤ＝２８とし
、ｚＰ＝６５として感光ドラム周速Ｖつに対して給紙ス
ピードＶＰ’ｆｒ：２５％減速したところ好結果を得た
。

第２図は上述のような駆動系を具備する複写機の、２個
のカ七ツｉｆ配設した給紙ローラ部を拡大して示した側
断面図であって、不図示の複写機本体内に装架すｆＬ７
ｃ上カセット　Ｃｖと下カセットＣＬ　には夫々転写紙
Ｐが収納さｎており、前述の給紙スプロケツ）４ｄとギ
ヤトレーンで結合さｎて転写紙に作用する給紙ローラ７
．７′が夫々転写紙に係合し得るような位置に配さｎて
いる。

、第２図において、符号Ｒはレジストローラ対でこｎと
カセット間には、カセットから排出ざｎた転写紙をレジ
ストローラに案内するための給紙下ガイド８、給紙中ガ
イド９および給紙上ガイド１１−５　＝ がｔうけである。

な心図示のような構成の場合、上段カセットｃｖとレジ
スタローラＲとの間の通路は、下段カセットにおけるそ
ｎよりも長いので、上段の場合は給紙ローラの１回転半
および半回転の２度のタイミングで、また下段の場合は
半回転、半回転の２度のタイミングで給紙するものとす
る。すなわち、上段カセットの場合には、はじめ１回転
半回転して１枚の転写紙を、前記給紙上ガイド１１と同
中ガイド９の間にけり出し、レジスタローラＲの停止中
にざらに半回転して転写紙をけってループを形成して斜
行を阻止し、レジスタローラ対の発動にともなって転写
紙を不図示の転写部位に搬送する。

下段のカセットＣＬから転写紙を排出する場合も上記の
仕方とほぼ同様であることは容易に理解できるところで
あろう。

このようにカセットないしは適宜のリザーバから転写紙
をとり出す場合には、給紙ローラの外周面が転写紙表面
に圧接してこｎを排出するので該　６− 外周面に当然摩損することになり、また排出ざｎた転写
紙は通路面に衝撃的に当接して先端を損傷したり局部的
に折曲さｎた状態でレジストローラまで達したりする不
都合が生ずることがある。とくに薄手の腰の弱い転写紙
の場合にはこのようなことが起りがちである。

本発明においては前述のように給紙スピードをおそぐし
であるので、カセットから排出さｎた転写紙に加わる衝
撃が緩和−ｓｎ薄手の転写紙をも安定的に搬送すること
ができる。また、給紙スピードをおそくすることによっ
て転写紙と給紙ローラ間のすべ９が少なくなり、該ロー
ラが確実に転写紙を把持するので給紙ローラの摩耗が少
なく耐久性が向上する効果がある。

特に転写紙が給紙コロによって移動を開始し、所定の給
紙速度に達するまでの起動時において給紙速度を低減す
ると効果がある。すなわち、ステップ状に給紙速度をあ
げることによって転写紙と給紙コロとの間の最大速度差
を減少させ、すべり、摩耗を減少させることができる。

本実施例においては、給紙コロによる給紙速度と、レジ
スタローラによる給紙速度（像担持体の走行速度に等し
い）の２段階であるが、給紙駆動の動力源をスラッピン
グに丁ｎばこｎを多段階とすることができる。

なお前記実施例においては２段カセットを用いた複写機
について説明したが本発明がこｎに限定Ｇｎるものでは
なく、１個のカセットを具備する複写機あるいはカセッ
トを有せず複写機内に多量の転写紙を収納するリザーバ
を有するようなものにも適用し得ること、さらに複写機
ばかりでなくその他の画像形成装置、印刷機などにも適
用し得ることは自明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する複写機の駆動系の概要を示す
説明図、 第２図はカセットから転写紙をとり出す部分を示す要部
の拡大側面図である。 １：メインモータ　２：定着駆動系 ３°：光学系、感光ドラム ４：現像、給紙駆動系 ４ｄ：給紙スプロケット ５ａ、５ｂ：ワンウェイクラッチ ６ａ、６ｂ：プランヂャ ７　、７／　ＩＩ給紙ローラ 　９− 第　１５１ ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像形成装置において、走行する像担持体の走行速度（
   プロセス速度）よりも、給紙開始時における像担持体へ
   の転写材を送給する速度を遅くする給送方法。