JPH10161378A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10161378A
JPH10161378A JP8317653A JP31765396A JPH10161378A JP H10161378 A JPH10161378 A JP H10161378A JP 8317653 A JP8317653 A JP 8317653A JP 31765396 A JP31765396 A JP 31765396A JP H10161378 A JPH10161378 A JP H10161378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
transfer
speed
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8317653A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yoshino
直人 吉野
Yoshiyuki Shimamura
栄之 島村
Norio Ogawara
則雄 小川原
Masataka Konishi
正孝 小西
Makoto Ochiai
誠 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8317653A priority Critical patent/JPH10161378A/ja
Publication of JPH10161378A publication Critical patent/JPH10161378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 用紙搬送手段と定着装置の間に速度差が
あっても、用紙や未定着画像にダメージを与えることが
なく、良好なトナー画像を形成することが可能な画像形
成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 転写部と定着装置との間に転写用紙を吸
引しながら搬送する複数の用紙搬送装置を配置し、当該
複数の用紙搬送装置の搬送速度は、上流側の用紙搬送装
置の方が速く、かつ、その吸引力は、下流側の用紙搬送
装置の方が強く設定するように構成して課題を解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
複写機やプリンター等の画像形成装置に関し、特に、ト
ナー像を転写用紙上に転写する転写部と当該転写用紙上
に転写されたトナー像を定着する定着部との間に、転写
用紙を吸引させながら搬送する複数の用紙搬送手段を有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電子写真方式の複写機やプリ
ンター等の画像形成装置としては、感光体ドラム上に形
成されたトナー像を転写部において転写用紙上に転写し
た後、このトナー像が転写された転写用紙を用紙搬送手
段によって定着部へと搬送し、定着部に設けられた定着
装置によって熱及び圧力により、転写用紙上にトナー像
を溶融させて定着し、画像を形成するように構成したも
のがある。ところで、上記定着装置は、熱及び圧力によ
って転写用紙上にトナー像を溶融させ定着するものであ
るため、感光体ドラム上に形成されたトナー像を静電的
に転写する転写部と異なり、定着にある程度の時間を必
要とする。そのため、上記定着装置において定着に要す
る時間、すなわち定着装置における用紙搬送速度は、転
写部における用紙搬送速度よりも遅いのが一般的であ
る。したがって、用紙の搬送速度が相対的に速い転写部
から、用紙の搬送速度が相対的に遅い定着部に転写用紙
を搬送する際に、転写用紙の搬送速度を調整する必要が
生じる。
【0003】このような画像形成装置において、トナー
像が転写された転写用紙を転写部から定着部に搬送する
際に、転写用紙の搬送速度を調整する技術としては、例
えば、特開昭62−269154号公報に開示されてい
るものがある。
【0004】この特開昭62−269154号公報に係
る複写紙の搬送装置は、複写機の感光体と、上記感光体
の周速度より低速の周速度に設定された定着装置との間
にあって、転写後の複写紙を吸引しながら定着装置に搬
送するための搬送手段を備えた複写紙の搬送装置におい
て、上記搬送手段が複写紙の搬送速度を多段階に減速し
て搬送するように構成したものである。
【0005】さらに説明すると、上述したように、画像
形成装置の定着部と転写部がある一定の速度差(定着部
<転写部)を持っている場合には、その速度差により用
紙に撓みが生じたり、未定着画像にダメージをあたえる
ことがある。
【0006】この問題を解決するために、上記特開昭6
2−269154号公報に係る複写紙の搬送装置では、
転写部から定着部までの搬送速度を、一定速度で段階的
に減速するように構成されている(転写部の搬送速度>
転写部側の搬送手段の搬送速度>定着部側の搬送手段の
搬送速度>定着部の搬送速度)。このとき、上記複写紙
の搬送装置は、吸引手段を持った複数の搬送手段により
減速を行うものである。そして、これら吸引手段を持っ
た複数の搬送手段では、用紙に対する吸引力を制御(吸
引力を遮断、用紙を遠ざける)することによって、適切
なループを形成することにより、定着部との速度差を吸
収するようになっている。
【0007】しかも、上記特開昭62−269154号
公報に係る複写紙の搬送装置では、複数の搬送手段の搬
送力の関係を、上流側に対して下流側を弱く設定(引力
固定)することにより、複数の搬送手段の間で用紙がス
リップできるように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開昭62−269154号公報に係る複
写紙の搬送装置の場合には、吸引手段を持った複数の用
紙搬送手段の速度関係が、下流側に対して上流側の方が
速く、かつ複数の搬送力の関係を上流側に対して下流側
を弱く設定しているため、搬送力が強い上流側の搬送手
段の搬送速度が下流側の搬送手段に伝わってしまう。従
って、複数の搬送手段にまたがりながら定着装置に突入
してしまうような大サイズの用紙が来た場合には、上流
側の用紙搬送手段の速度が定着装置に伝わってしまい、
未定着画像に像ずれやその他のダメージが発生する虞れ
があるという問題点があった。
【0009】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、用紙搬送手段と定着装置の間に速度差があって
も、用紙や未定着画像にダメージを与えることがなく、
良好なトナー画像を形成することが可能な画像形成装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載された発明は、像担持体上に形成された未定着トナー
像を転写部において転写用紙上に転写するとともに、当
該トナー像が転写された転写用紙を定着装置に搬送する
ことにより、定着処理を施して画像の形成を行う画像形
成装置において、上記転写部と定着装置との間に転写用
紙を吸引しながら搬送する複数の用紙搬送装置を配置
し、当該複数の用紙搬送装置の搬送速度は、上流側の用
紙搬送装置の方が速く、かつ、その吸引力は、下流側の
用紙搬送装置の方が強く設定するように構成されてい
る。
【0011】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1記載の画像形成装置において、上流側の用紙搬送装
置の吸引力を、転写用紙がスリップするように減少可能
とするように構成されている。
【0012】さらに、請求項3に記載された発明は、請
求項1又は2記載の画像形成装置において、複数の用紙
搬送装置の搬送速度を、それぞれ独立して制御可能に構
成するとともに、搬送される転写用紙を検知する用紙検
知手段を備え、当該用紙検知手段からの検知信号に基づ
いて、複数の用紙搬送装置の搬送速度と吸引力をそれぞ
れ独立して制御するように構成されている。
【0013】
【作用】この発明は、転写部と定着装置との間に転写用
紙を吸引しながら搬送する複数の用紙搬送装置を配置
し、当該複数の用紙搬送装置の搬送速度は、上流側の用
紙搬送装置の方が速く、かつ、その吸引力は、下流側の
用紙搬送装置の方が強く設定するように構成されている
ので、用紙搬送装置の搬送力を下流側へ伝えないように
吸引力を制御することにより、用紙や未定着画像へダメ
ージを与えることなく良好な定着画像を形成することが
可能となる。特に、用紙搬送装置と定着装置にまたがる
ような大サイズの用紙の場合は効果が大である。
【0014】また、画像形成装置の転写部と定着装置の
間で用紙搬送速度に差(定着装置の速度が遅い)がある
ような場合、転写部と定着装置の間での速度差を吸収す
るため、途中に設けた搬送装置による減速が必要とな
る。そのため、減速によるプリント生産性の低下が起こ
る。しかし、この発明のように用紙が搬送装置上をスリ
ップするように設定可能であれば、定着装置に用紙が突
入した後すぐに、搬送装置の速度を転写装置の速度まで
増速することが可能となり、それによる未定着画像への
悪影響もない。これにより、搬送装置が用紙受入れ状態
に速くなれるため、減速によるプリント生産性の低下を
防ぎ、良好な画像を出力することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
【0016】図1はこの発明に係る画像形成装置の実施
の形態1を示すものである。
【0017】図1において、1は像担持体としての感光
体ドラムを示すものであり、この感光体ドラム1は、図
示しない駆動手段によって矢印方向に沿って所定の速度
で回転駆動されるようになっている。上記感光体ドラム
1の周囲には、図示されていないが、当該感光体ドラム
1の表面を一様に帯電する一次帯電手段、画像露光手
段、現像手段、クリーニング手段等の公知の画像形成手
段が配置されており、当該感光体ドラム1の表面には、
公知の画像形成プロセスにより、図示しない原稿の画像
又は画像情報に応じたトナー像が形成されるようになっ
ている。なお、上記像担持体は、例えば、白黒の画像形
成装置の場合には上述したように感光体ドラムまたは感
光体ベルトからなるが、カラーの画像形成装置の場合に
は、感光体ドラムまたは感光体ベルトの他に、さらに中
間転写体ベルトからなる場合もある。ただし、いずれの
場合においても、それらの像担持体周囲の構成は、それ
ぞれ従来装置と同様である。
【0018】上記感光体ドラム1の表面に形成されたト
ナー像は、当該感光体ドラム1の表面に接触し、かつ所
定の転写電圧が印加される転写ロール2によって、所定
のタイミングでこれら感光体ドラム1と転写ロール2が
接触する転写部に搬送される転写用紙3上に転写され
る。なお、転写手段としては、転写ロール2を用いて従
来装置と同様に行っているが、転写ロール2の代わりに
コロトロンを用いても良いことは勿論である。
【0019】上記感光体ドラム1上からトナー像が転写
された転写用紙3は、用紙搬送手段としての第1の用紙
搬送装置4と第2の用紙搬送装置5を介して定着装置6
へ搬送され、当該定着装置6によって熱及び圧力で転写
用紙3上にトナー像が定着され、装置の外部に排出され
て画像形成工程が終了する。なお、上記転写用紙3の両
面に画像を形成する場合には、片面にトナー像が定着さ
れた転写用紙3を、表裏を反転した状態で再度転写部へ
と搬送し、転写用紙3の裏面にトナー像を転写定着する
ように構成しても良い。
【0020】ところで、この実施の形態に係る画像形成
装置は、転写部と定着装置との間に転写用紙を吸引しな
がら搬送する複数の用紙搬送装置を配置し、当該複数の
用紙搬送装置の搬送速度は、上流側の用紙搬送装置の方
が速く、かつ、その吸引力は、下流側の用紙搬送装置の
方が強く設定するように構成されている。
【0021】また、この実施の形態に係る画像形成装置
は、必要に応じて、複数の用紙搬送装置の搬送速度を、
それぞれ独立して制御可能に構成するとともに、搬送さ
れる転写用紙を検知する用紙検知手段を備え、当該用紙
検知手段からの検知信号に基づいて、複数の用紙搬送装
置の搬送速度と吸引力をそれぞれ独立して制御するよう
に構成されている。
【0022】すなわち、この実施の形態1に係る画像形
成装置では、図1に示すように、感光体ドラム1上から
トナー像が転写された転写用紙3を、用紙搬送装置とし
ての第1の用紙搬送装置4と、第2の用紙搬送装置5を
介して、定着装置6へ搬送するように構成されている。
上記第1の用紙搬送装置4は、ゴムや合成樹脂等の弾性
材料によって形成された無端状のベルト部材41と、こ
のベルト部材41を循環駆動するベルト駆動ローラ42
と、当該ベルト駆動ローラ42と対をなして無端状のベ
ルト部材41を架けるアイドルローラ43とで構成され
ている。上記ベルト駆動ローラ42は、ステッピングモ
ータ等からなる図示しない駆動モータによって回転駆動
されるようになっており、この駆動モータは、画像形成
装置の動作を制御するCPU11(図2)からの第2の
用紙搬送装置5とは独立に出力される回転数に応じた駆
動信号に基づいて、図示しない駆動回路から出力される
パルス信号を受けて、第2の用紙搬送装置5とは独立に
駆動制御される。この駆動モータの駆動力は、図示しな
いギア等の駆動伝達機構を介してベルト駆動ローラ42
に伝達され、当該ベルト駆動ローラ42が回転駆動され
て無端状のベルト部材41を駆動する。また、上記無端
状のベルト部材41には、図示しないシート吸着用の孔
が多数穿設されており、吸引手段としての第1の吸引フ
ァン44により搬送ベルト面が転写用紙3を吸引した状
態で、転写用紙3を第2の用紙搬送装置5へ搬送するよ
うに構成されている。
【0023】また、上記第2の用紙搬送装置5も、第1
の用紙搬送装置4とまったく同様に、ゴムや合成樹脂等
の弾性材料によって形成された無端状のベルト部材51
と、このベルト部材51を循環駆動するベルト駆動ロー
ラ52と、当該ベルト駆動ローラ52と対をなして無端
状のベルト部材51を架けるアイドルローラ53とで構
成されている。上記ベルト駆動ローラ52は、ステッピ
ングモータ等からなる図示しない駆動モータによって回
転駆動されるようになっており、この駆動モータは、画
像形成装置の動作を制御するCPU11(図2)からの
第1の用紙搬送装置4とは独立に出力される回転数に応
じた駆動信号に基づいて、図示しない駆動回路から出力
されるパルス信号を受けて、第1の用紙搬送装置4とは
独立に駆動制御される。この駆動モータの駆動力は、図
示しないギア等の駆動伝達機構を介してベルト駆動ロー
ラ52に伝達され、当該ベルト駆動ローラ52が回転駆
動されて無端状のベルト部材51を駆動する。また、上
記無端状のベルト部材51には、図示しないシート吸着
用の孔が多数穿設されており、吸引手段としての第2の
吸引ファン54により搬送ベルト面が転写用紙3を吸引
した状態で、転写用紙3を定着装置6へ搬送するように
構成されている。
【0024】さらに、上記画像形成装置では、図3に示
すように、転写用紙3を第1の用紙搬送装置4と適度に
スリップさせるため、転写用紙3を吸引ファン44によ
り吸引することにより、初め第1の用紙搬送装置4のベ
ルト部材41に用紙が吸着して搬送されるように、ベル
ト部材41間に配置された用紙ガイド45とベルト部材
41の高さ方向の位置関係を設定するようになってい
る。すなわち、上記第1の用紙搬送装置4の上流側の端
部は、用紙ガイド45よりもベルト部材41が所定量b
だけ突出するように設定されているとともに、当該第1
の用紙搬送装置4の下流側の端部は、用紙ガイド45よ
りもベルト部材41が所定量aだけ引っ込むように、ベ
ルト部材41が水平に配置された用紙ガイド45に対し
て傾斜するように配置されている。このように、吸引力
を設定することにより用紙とベルトを適度にスリップさ
せることが可能となる。
【0025】また、上記第1の用紙搬送装置の中で上流
側は、次の用紙を受付けなくてはならない。そこで、上
述したように、ベルトと用紙のクリアランスは上流側の
方が下流側よりも小さくなるように設定しておくことに
より、用紙を搬送する機能とスリップさせる機能の両立
が可能となる。
【0026】なお、第2の用紙搬送装置も、上記第1の
用紙搬送装置と同様に、ベルト部材を傾斜させて配置し
ても良い。
【0027】さらに、上記第1の用紙搬送装置4及び第
2の用紙搬送装置5には、図1に示すように、それぞれ
当該第1の用紙搬送装置4、5によって搬送される転写
用紙3を検知する用紙通過検知センサ7、8が、同じ位
置に配置されている。そして、上記第1の用紙搬送装置
4及び第2の用紙搬送装置5の搬送速度、並びに吸引フ
ァン44、54の吸引力は、用紙通過検知センサ7、8
からの信号に基づいて、所定のタイミングで独自に制御
可能となっている。
【0028】図2は上記実施の形態1に係る画像形成装
置の制御回路を示すブロック図である。
【0029】図2において、11は画像形成装置の動作
を制御するCPU、12は画像形成装置の動作を制御す
るプログラム等が記憶されたROM、13は所定のデー
タ等を記憶するRAM、7、8はI/Oインターフェイ
ス14を介してCPU11にそれぞれ接続された用紙通
過検知センサ、4はCPU11によって搬送速度等が制
御される第1の用紙搬送装置、5はCPU11によって
搬送速度等が制御される第2の用紙搬送装置、44はC
PU11によって吸引力が制御される第1の吸引ファ
ン、54はCPU11によって吸引力が制御される第2
の吸引ファンを、それぞれ示すものである。
【0030】以上の構成において、この実施の形態1に
係る画像形成装置では、次のようにして、用紙搬送装置
と定着装置の間に速度差があっても、用紙や未定着画像
にダメージを与えることがなく、良好なトナー画像を形
成することが可能となっている。
【0031】すなわち、上記実施の形態1に係る画像形
成装置では、第1及び第2の用紙搬送装置4、5の搬送
速度が可変となっているとともに、第1及び第2の吸引
ファン44、54の吸引力(搬送力)が固定となってい
る。この画像形成装置では、図4に示すように、感光体
ドラム1上に形成されたトナー像が、転写ロール2によ
って転写用紙13上に転写された後、このトナー像が転
写された転写用紙13は、第1の用紙搬送装置3及び第
2の用紙搬送装置4を介して定着装置5へと搬送され、
当該定着装置5によってトナー像が熱及び圧力で転写用
紙13上に定着されて、画像の形成が行われる。
【0032】その際、上記第1の用紙搬送装置3及び第
2の用紙搬送装置4の用紙搬送速度VT1、VT2は、
図5(a)に示すように、感光体ドラム1上に形成され
た未定着トナー像を、転写ロール2によって転写用紙3
上に転写している間は、定着装置6の用紙搬送速度VF
よりも速い速度であって、転写部の用紙搬送速度すなわ
ち感光体ドラムの回転速度VBに略等しい速度に設定さ
れている。また、上記第1の用紙搬送装置3及び第2の
用紙搬送装置4の吸引ファンによる吸引力(搬送力)
は、第1の用紙搬送装置3の吸引力F1の方が、第2の
用紙搬送装置4の吸引力F2よりも弱く(F1<F2)
設定されている。この上記第1の用紙搬送装置3及び第
2の用紙搬送装置4の吸引ファンによる吸引力(搬送
力)は、例えば、第1の用紙搬送装置4の吸引ファン4
5を停止させることによって、第1の用紙搬送装置4の
吸引力F1の方が、第2の用紙搬送装置5の吸引力F2
よりも弱く(F1<F2)なるように設定される。しか
し、これに限定されるものではなく、第1の用紙搬送装
置4の吸引ファン45の回転速度を、第2の用紙搬送装
置5の吸引ファン55の回転速度よりも遅く設定するよ
うに構成しても良い。
【0033】また、上記第1の用紙搬送装置4及び第2
の用紙搬送装置5の用紙搬送速度VT1、VT2は、図
5(b)に示すように、転写用紙3が転写部から抜けて
から定着装置6に突入するまでは、同じく、定着装置6
の用紙搬送速度VFよりも速い速度であって、転写部の
用紙搬送速度すなわち感光体ドラム1の回転速度VBに
略等しい速度に設定されている。また、上記第1の用紙
搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の吸引ファン4
5、55による吸引力(搬送力)は、同じく、第1の用
紙搬送装置4の吸引力F1の方が、第2の用紙搬送装置
5の吸引力F2よりも弱く(F1<F2)設定されてい
る。
【0034】さらに、上記第1の用紙搬送装置3及び第
2の用紙搬送装置4の用紙搬送速度は、図5(c)に示
すように、転写用紙3が定着装置6にニップされる直前
からニップされた後は、第1の用紙搬送装置4の用紙搬
送速度VT1が、定着装置6の用紙搬送速度VFよりも
速い速度であって、転写部の用紙搬送速度すなわち感光
体ドラムの回転速度VBに略等しい速度に設定されると
ともに、第2の用紙搬送装置4の用紙搬送速度VT2
が、定着装置6の用紙搬送速度VFと等しい速度に設定
される。また、上記第1の用紙搬送装置3及び第2の用
紙搬送装置4の吸引ファンによる吸引力(搬送力)は、
第1の用紙搬送装置3の吸引力F1の方が、第2の用紙
搬送装置4の吸引力F2よりも弱く(F1<F2)設定
されている。
【0035】このように、上記実施の形態1では、第1
の用紙搬送装置4の吸引力を第2の用紙搬送装置5より
も弱くし、転写用紙3と第1の用紙搬送装置4がスリッ
プして用紙3が座屈しない程度に第1の用紙搬送装置4
の吸引力に設定されている。ただし、このとき転写部か
らきた用紙3を搬送するだけの吸引力は持つように設定
されている。これにより、第1の用紙搬送装置4の搬送
速度VT1を下流側の第2の用紙搬送装置5とは無関係
に自由に設定することができる。したがって、第1の用
紙搬送装置4の搬送速度VT1を常に次に転写部から送
られて来る用紙3の受入れ可能な状態にしておくことが
でき、定着装置6の減速をしても生産性を落とすことな
くプリントサイクルを進めることが可能となる。
【0036】また、上記実施の形態1では、図4に示す
ようなそれぞれの用紙搬送装置4、5と定着装置6にま
たがるような大サイズの用紙3をプリントする場合で
も、用紙3と搬送装置4がスリップするように設定する
ことが可能なため、速度差による用紙3や未定着画像に
ダメージを与えることがない。
【0037】実施の形態2 図6はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記
実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明す
れば、この実施の形態2では、第1及び第2の用紙搬送
装置の搬送速度が可変となっているとともに、第1及び
第2の吸引ファンの吸引力(搬送力)も可変となってい
る。
【0038】この実施の形態2に係る画像形成装置で
は、第1の用紙搬送装置3及び第2の用紙搬送装置4の
用紙搬送速度VT1、VT2は、図6(a)に示すよう
に、感光体ドラム1上に形成された未定着トナー像を、
転写ロール2によって転写用紙3上に転写している間
は、定着装置6の用紙搬送速度VFよりも速い速度であ
って、転写部の用紙搬送速度すなわち感光体ドラムの回
転速度VBに略等しい速度に設定されている。また、上
記第1の用紙搬送装置3及び第2の用紙搬送装置4の吸
引ファン45、55による吸引力(搬送力)は、第1の
用紙搬送装置3の吸引力F1と、第2の用紙搬送装置4
の吸引力F2とが等しく(F1=F2)設定されてい
る。
【0039】また、上記第1の用紙搬送装置3及び第2
の用紙搬送装置4の用紙搬送速度VT1、VT2は、図
6(b)に示すように、転写用紙3が転写部から抜けて
から定着装置6に突入するまでは、同じく、定着装置6
の用紙搬送速度VFよりも速い速度であって、転写部の
用紙搬送速度すなわち感光体ドラム1の回転速度に略等
しい速度VBに設定されている。また、上記第1の用紙
搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の吸引ファンによ
る吸引力(搬送力)は、第1の用紙搬送装置4の吸引力
F1と、第2の用紙搬送装置5の吸引力F2とが等しく
(F1=F2)設定されている。
【0040】さらに、上記第1の用紙搬送装置3及び第
2の用紙搬送装置4の用紙搬送速度VT1、VT2は、
図6(c)に示すように、転写用紙3が定着装置6にニ
ップされる直前からニップされた後は、第1の用紙搬送
装置4の用紙搬送速度VT1が、定着装置6の用紙搬送
速度VFよりも速い速度であって、転写部の用紙搬送速
度すなわち感光体ドラム1の回転速度VBに略等しい速
度に設定されるとともに、第2の用紙搬送装置5の用紙
搬送速度VT2が、定着装置6の用紙搬送速度VFと等
しい速度に設定される。また、上記第1の用紙搬送装置
4及び第2の用紙搬送装置5の吸引ファンによる吸引力
(搬送力)は、第1の用紙搬送装置4の吸引力F1の方
が、第2の用紙搬送装置5の吸引力F2よりも大幅に弱
く設定されている。
【0041】ここで、上記第1の用紙搬送装置4の吸引
ファン44による吸引力(搬送力)の制御は、用紙の先
端もしくは、後端をセンサにより検知することで用紙位
置を把握し、その情報に基づいて、図7に示すように、
ベルト部材41の用紙を吸着する面に設けられた吸引口
を、シャッター45でソレノイド46を用いて開閉する
ことで行うように構成されている。
【0042】なお、上記第1の用紙搬送装置4の吸引フ
ァン44による吸引力(搬送力)の制御は、吸引ファン
44の引加電圧を変化させることにより行うことも可能
である。
【0043】このように、上記実施の形態2は、実施の
形態1を変形したものであり、吸引力を可変制御可能な
場合の例である。ここでは、転写用紙3が定着装置6に
ニップされる直前に第2の用紙搬送装置5の速度を定着
装置6と同速にし、第1の用紙搬送装置4の搬送力を第
2の用紙搬送装置5に対して非常に小さくして、用紙3
とスリップさせる。ただし、この転写部からきた転写用
紙3を搬送するだけの吸引力は持つように設定する。こ
れにより、第1の用紙搬送装置4は、常に次の用紙3を
受け入れるための速度で動き、第2の用紙搬送装置5は
定着装置6と同じ速度で搬送することが可能となる。そ
のため、第1の用紙搬送装置4の搬送力を確保すること
ができるので、転写部で転写される用紙3にある程度張
力を作用させた方がよい場合には、適度の張力を作用さ
せることができる。また、生産性を落とすことなくプリ
ントサイクルを進めることが可能となる。
【0044】実施の形態3 図8はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前記
実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明す
れば、この実施の形態3では、実施の形態2と同様に、
第1及び第2の用紙搬送装置の搬送速度が可変となって
いるとともに、第1及び第2の吸引ファンの吸引力(搬
送力)も可変となっているが、第1及び第2の用紙搬送
装置の搬送速度の変化の仕方が、前記実施の形態2と異
なっている。
【0045】この実施の形態3に係る画像形成装置で
は、第1の用紙搬送装置3及び第2の用紙搬送装置4の
用紙搬送速度VT1、VT2は、図8(a)に示すよう
に、感光体ドラム1上に形成された未定着トナー像を、
転写ロール2によって転写用紙3上に転写している間
は、定着装置6の用紙搬送速度VFよりも速い速度であ
って、転写部の用紙搬送速度すなわち感光体ドラム1の
回転速度VBに略等しい速度に設定されている。また、
上記第1の用紙搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の
吸引ファンによる吸引力(搬送力)は、第1の用紙搬送
装置4の吸引力F1と、第2の用紙搬送装置5の吸引力
F2とが等しく(F1=F2)設定されている。
【0046】また、上記第1の用紙搬送装置4及び第2
の用紙搬送装置5の用紙搬送速度VT1、VT2は、図
8(b)に示すように、転写用紙3が転写部から抜けて
から定着装置6に突入するまでは、同じく、定着装置6
の用紙搬送速度VFよりも速い速度であって、転写部の
用紙搬送速度すなわち感光体ドラム1の回転速度に略等
しい速度VBに設定されている。また、上記第1の用紙
搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の吸引ファン4
4、54による吸引力(搬送力)は、第1の用紙搬送装
置4の吸引力F1と、第2の用紙搬送装置5の吸引力F
2とが等しく(F1=F2)設定されている。
【0047】さらに、上記第1の用紙搬送装置4及び第
2の用紙搬送装置5の用紙搬送速度VT1、VT2は、
図8(c)に示すように、転写用紙3が定着装置にニッ
プされる直前に、転写部の用紙搬送速度VBよりも遅い
速度であって、定着装置5の用紙搬送速度VFに等しい
速度に減速される。また、上記第1の用紙搬送装置4及
び第2の用紙搬送装置5の吸引ファン44、54による
吸引力(搬送力)は、第1の用紙搬送装置4の吸引力F
1と、第2の用紙搬送装置5の吸引力F2とが等しく
(F1=F2)設定されている。
【0048】また、上記第1の用紙搬送装置3及び第2
の用紙搬送装置4の用紙搬送速度VT1、VT2は、図
8(d)に示すように、転写用紙3が定着装置6にニッ
プされた後に、第1の用紙搬送装置4の用紙搬送速度V
T1が、転写部の用紙搬送速度VBの搬送速度と等しい
速度に増速されるとともに、第2の用紙搬送装置5の用
紙搬送速度VT2は、定着装置6の用紙搬送速度VFの
搬送速度と等しい速度に維持される。また、上記第1の
用紙搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の吸引ファン
44、54による吸引力(搬送力)は、第1の用紙搬送
装置3の吸引力F1の方が、第2の用紙搬送装置4の吸
引力F2よりも大幅に弱く切り換えられる。この場合、
上記第1の用紙搬送装置4の吸引ファン44は、必要に
応じて停止される。
【0049】このように、上記実施の形態3では、定着
装置突入直前にはすべての搬送装置が定着装置と同じ速
度で動くため、定着装置への突入時に未定着画像への影
響を最小限におさえることができる。また、転写用紙3
が定着装置6にニップされた後に、第1の用紙搬送装置
4の吸引力を第2の用紙搬送装置5の吸引力よりも大幅
に弱くし、用紙3と第1の用紙搬送装置4がスリップし
て座屈しない程度に落とすようになっており、かつ、こ
のとき転写部からきた用紙3を搬送する吸引力は持つよ
うに設定されている。これにより用紙3が第1の用紙搬
送装置4を抜ける前に、第1の用紙搬送装置4の搬送速
度VT1を次に転写部から来る用紙3の受入状態にする
ことができ、生産性を落とすことなくプリントサイクル
を進めることが可能となる。
【0050】実施の形態4 図9はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前記
実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明す
れば、この実施の形態4では、実施の形態2と同様に、
第1及び第2の用紙搬送装置の搬送速度が可変となって
いるとともに、第1及び第2の吸引ファンの吸引力(搬
送力)も可変となっているが、第1及び第2の用紙搬送
装置の搬送速度の変化の仕方が、前記実施の形態2と異
なっている。
【0051】この実施の形態4に係る画像形成装置で
は、第1の用紙搬送装置3及び第2の用紙搬送装置4の
用紙搬送速度VT1、VT2は、図9(a)に示すよう
に、感光体ドラム1上に形成された未定着トナー像を、
転写ロール2によって転写用紙3上に転写している間
は、定着装置6の用紙搬送速度VFよりも速い速度であ
って、転写部の用紙搬送速度すなわち感光体ドラム1の
回転速度VBに略等しい速度に設定されている。また、
上記第1の用紙搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の
吸引ファン44、54による吸引力(搬送力)は、第1
の用紙搬送装置4の吸引力F1と、第2の用紙搬送装置
5の吸引力F2とが等しく(F1=F2)設定されてい
る。
【0052】また、上記第1の用紙搬送装置4及び第2
の用紙搬送装置5の用紙搬送速度VT1、VT2は、図
9(b)に示すように、転写用紙3が転写部から抜けて
から定着装置6に突入するまでは、同じく、定着装置6
の用紙搬送速度VFよりも速い速度であって、転写部の
用紙搬送速度すなわち感光体ドラム1の回転速度VBに
略等しい速度に設定されている。また、上記第1の用紙
搬送装置4及び第2の用紙搬送装置5の吸引ファン4
4、54による吸引力(搬送力)は、第1の用紙搬送装
置4の吸引力F1と、第2の用紙搬送装置5の吸引力F
2とが等しく(F1=F2)設定されている。
【0053】さらに、上記第1の用紙搬送装置4及び第
2の用紙搬送装置5の用紙搬送速度VT1、VT2は、
図9(c)に示すように、転写用紙3が定着装置6にニ
ップされる直前に、第1の用紙搬送装置4の用紙搬送速
度VT1が、転写部の用紙搬送速度VBと略等しい速度
に設定されるとともに、第2の用紙搬送装置5の用紙搬
送速度VT2が、転写部の用紙搬送速度VBよりも遅い
速度であって、定着装置6の用紙搬送速度VFに等しい
速度に減速される。また、上記第1の用紙搬送装置4及
び第2の用紙搬送装置5の吸引ファン44、54による
吸引力(搬送力)は、この時点で、第1の用紙搬送装置
4の吸引力F1の方が、第2の用紙搬送装置5の吸引力
F2よりも大幅に弱く切り換えられる。この場合、上記
第1の用紙搬送装置4の吸引ファン44を必要に応じて
停止しても良いし、図7に示すように、第1の用紙搬送
装置4に配置されるベルト部材41の吸引口をシャッタ
ー45で閉じるように構成しても良い。
【0054】また、上記第1の用紙搬送装置4及び第2
の用紙搬送装置5の用紙搬送速度VT1、VT2は、図
9(d)に示すように、転写用紙3が定着装置6にニッ
プされた後に、第1の用紙搬送装置4の用紙搬送速度V
T1が、転写部の用紙搬送速度VBと等しい速度に維持
されるとともに、第2の用紙搬送装置5の用紙搬送速度
VT2は、転写部の用紙搬送速度VBの搬送速度と略等
しい速度に増速される。また、上記第2の用紙搬送装置
4の吸引ファン54による吸引力(搬送力)は、略ゼロ
となるように大幅に低減される。
【0055】このように、上記実施の形態4では、用紙
3が定着装置6にニップされる直前の状態で、次の用紙
3を第1の用紙搬送装置4に受け入れることが可能とな
り、転写用紙3にストレスを与えるのを一層軽減できる
とともに、定着装置6に始めの用紙3がニップされた時
点で、第2の用紙搬送装置5も次の用紙3を受け入れる
速度に増速可能となる。このときの第2の用紙搬送装置
5の搬送力は非常に小さくてよく、実質的には第2の用
紙搬送装置5の吸引ファン54を停止させても良い。
【0056】また、上記実施の形態1〜4では、図4に
示すようなそれぞれの搬送装置4、5と定着装置6にま
たがるような大サイズの用紙3をプリントする場合で
も、用紙3と搬送装置4がスリップするように設定する
ことが可能なため、速度差による用紙3や未定着画像に
ダメージを与えることがない。
【0057】さらに、上記実施の形態1〜4では、用紙
3が上流側の搬送装置4を抜ける前に、この搬送速度V
T1を次に転写部から来る用紙3の受入れ状態にまで上
げることができ、生産性を落とすことなくプリントサイ
クルを進めることが可能となる。また、それぞれの搬送
装置と定着装置6にまたがるような大サイズの用紙をプ
リントする場合でも、用紙3と搬送装置4がスリップす
るため速度差による用紙や未定着画像にダメージを与え
ることがない。
【0058】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、用紙搬送装置の搬送力を下流側へ伝えないよ
うに吸引力を制御することにより、用紙や未定着画像へ
ダメージを与えることなく良好な定着画像を形成するこ
とが可能となる。特に、用紙搬送装置と定着装置にまた
がるような大サイズの用紙の場合は効果が大である。
【0059】また、画像形成装置の転写部と定着装置の
間で用紙搬送速度に差(定着装置の速度が遅い)がある
ような場合、転写部と定着装置の間での速度差を吸収す
るため、途中に設けた搬送装置による減速が必要とな
る。そのため、減速によるプリント生産性の低下が起こ
る。しかし、この発明のように用紙が搬送装置上をスリ
ップするように設定可能であれば、定着装置に用紙が突
入した後すぐに、搬送装置の速度を転写装置の速度まで
増速することが可能となり、それによる未定着画像への
悪影響もない。これにより、搬送装置が用紙受入れ状態
に速くなれるため、減速によるプリント生産性の低下を
防ぎ、良好な画像を出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の実施の
形態1を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明に係る画像形成装置の実施の
形態1を示す制御回路のブロック図である。
【図3】 図3は用紙搬送装置を示す要部斜視図であ
る。
【図4】 図4はこの発明に係る画像形成装置の実施の
形態1を示す構成図である。
【図5】 図5(a)〜(c)はこの発明に係る画像形
成装置の実施の形態1の動作をそれぞれ示す説明図であ
る。
【図6】 図6(a)〜(c)はこの発明に係る画像形
成装置の実施の形態2の動作をそれぞれ示す説明図であ
る。
【図7】 図7は用紙搬送装置の吸引力を制御する機構
を示す構成図である。
【図8】 図8(a)〜(d)はこの発明に係る画像形
成装置の実施の形態3の動作をそれぞれ示す説明図であ
る。
【図9】 図9(a)〜(d)はこの発明に係る画像形
成装置の実施の形態4の動作をそれぞれ示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体ドラム、2 転写ロール、3 転写用紙、4
第1の用紙搬送装置、5 第2の用紙搬送装置、6
定着装置、7、8 用紙通過検知センサ、11CPU、
44 第1の吸引ファン、54 第2の吸引ファン。
フロントページの続き (72)発明者 小西 正孝 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 落合 誠 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された未定着トナー像
    を転写部において転写用紙上に転写するとともに、当該
    トナー像が転写された転写用紙を定着装置に搬送するこ
    とにより、定着処理を施して画像の形成を行う画像形成
    装置において、上記転写部と定着装置との間に転写用紙
    を吸引しながら搬送する複数の用紙搬送装置を配置し、
    当該複数の用紙搬送装置の搬送速度は、上流側の用紙搬
    送装置の方が速く、かつ、その吸引力は、下流側の用紙
    搬送装置の方が強く設定したことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上流側の用紙搬送装置の吸引力を、転写用紙がスリップ
    するように減少可能としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、複数の用紙搬送装置の搬送速度を、それぞれ独立
    して制御可能に構成するとともに、搬送される転写用紙
    を検知する用紙検知手段を備え、当該用紙検知手段から
    の検知信号に基づいて、複数の用紙搬送装置の搬送速度
    と吸引力をそれぞれ独立して制御するように構成したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP8317653A 1996-11-28 1996-11-28 画像形成装置 Pending JPH10161378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8317653A JPH10161378A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8317653A JPH10161378A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10161378A true JPH10161378A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18090549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8317653A Pending JPH10161378A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10161378A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083415A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2012083416A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2012083414A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
US20210364970A1 (en) * 2020-05-19 2021-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083415A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2012083416A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2012083414A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置
US20210364970A1 (en) * 2020-05-19 2021-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6419222B1 (en) Sheet inverting apparatus and method
US4941021A (en) Image forming apparatus with recording material loop forming and control means
JPH07319241A (ja) シ−ト材給送装置および画像形成装置
JP4136392B2 (ja) 画像形成装置
US5260757A (en) Electrostatographic reproducing machine
JPH10161378A (ja) 画像形成装置
JP3166309B2 (ja) 用紙搬送装置
JP4254722B2 (ja) 画像形成装置
JPH10194530A (ja) 画像形成装置
JP3710450B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2021182062A (ja) 画像形成装置
JP2012083414A (ja) 画像形成装置
JP5002285B2 (ja) シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置
JPH09319168A (ja) コピー機/プリンタ
JP2000089534A (ja) 画像形成装置
JP3702558B2 (ja) 画像形成装置
JP2002308502A (ja) 画像形成装置
JPH09169448A (ja) 画像形成装置
JPH10109789A (ja) 用紙搬送装置
JPH11184279A (ja) 画像形成装置の転写ベルト駆動装置
JP3482267B2 (ja) コーナー爪分離給紙装置
JP2516010Y2 (ja) カット紙搬送装置
JP2004359386A (ja) 画像形成装置
JPS6247669A (ja) 画像形成装置
JPH10167516A (ja) シート搬送装置