JPS6063360A - 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法 - Google Patents

電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法

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JPS6063360A
JPS6063360A JP17269983A JP17269983A JPS6063360A JP S6063360 A JPS6063360 A JP S6063360A JP 17269983 A JP17269983 A JP 17269983A JP 17269983 A JP17269983 A JP 17269983A JP S6063360 A JPS6063360 A JP S6063360A
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山口 謙四郎
Masashi Mehata
将志 目秦
Shozo Yoshimura
吉村 昭三
Yoshinari Ashidaka
善也 足高
Osamu Iwao
岩尾 修
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Toyo Aluminum KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、立方体方位を有する結晶の含有割合が高い電
解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法に関する
電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔は、コンデンサに
おける使用状態で静電容量が大きいことを必須の要件と
している。この静電容量を増大させる為の方法の一つと
して、最終焼鈍後のアルミニウム箔における立方体方位
を有する結晶の含有割合を高めることが知られている。
例えは、特公昭54−11242号公報は、冷間圧延材
を 180〜350℃で中間焼鈍した後、硬化率5〜3
5%の冷間圧延を行ない最終焼鈍することにより、高い
立方体方位を有する純度99.99%以上のアルミニラ
ム箔を得る方法をIJI示している。特開昭57−97
614月公報は、析出処理したアルミニウム利を圧下率
60%以上で肚延し、200〜380”Cで中間焼鈍し
た後、5〜70%の冷間圧延を行ない、次いで最終焼鈍
することにより、高い立方体方位を有するアルミニウム
箔を製造する方法を開示している。しかしながら、これ
等の公知方法は、中間焼鈍時のわずかの温度変化により
立方体方位の占有率が大きく変動しやすい、中間焼鈍時
の雰囲気が表面酸化皮膜の性状に影響を及はしゃすい等
の問題点を有しており、より一層の技術的改善が要望さ
れている。
本発明者は、上記の如き問題点に鑑みて種々研究を重ね
た結果、純度99.9%以上のアルミニウム鋳塊をその
鋳造方向に直角な方向に熱間圧延し次いで鋳造方向に圧
延した後、中間焼鈍、冷間圧延、中間焼鈍、冷間圧延及
び最終焼鈍を順次行なう場合には、立方体方位を有する
結晶の含有割合の高いアルミニウム箔が容易に得られる
ことを見−出した。即ち、本発明は、以下の方法を提供
するものである。
(1199,9%以上のアルミニウム鋳塊をその鋳造方
向に直角な方向に圧下率10〜60%で熱間圧延する工
程、 (11)得られる一熱間圧延材を厚さ3〜10mmとな
るまで引続き鋳造方向、に熱間圧延する工程、(in)
 得られる熱間圧延板を300〜450°Cで0.5〜
50時間中間焼鈍する工程、 GV) 該焼鈍板を厚さ0.14〜0.20mmとなる
まで冷間圧延する工程、 (V) 得られる冷間圧延材を170〜350°Cて1
〜20時間中間焼鈍する工程、 (■1)該焼鈍材を厚さ0.11mm以下となるまで圧
下率30〜60%で冷間圧延する工程、及びMl) 得
られる冷間圧延材を400〜650°Cで0.5〜50
時間最終焼鈍する工程、 を(Itiえたことを特徴とする立方体方位を有する結
晶の含有割合が高い電解コンデンサ陽極用アルミニウム
箔の製造方法。
本発明においては、先ずアルミニウム鋳塊(純度99.
9%以上)を鋳造方向に直角な方向に圧下率10〜60
%で、好ましくは圧下率20〜50%で熱間圧延する。
次いで該熱間圧延板を厚さ3〜10rnm程度となるま
で鋳造方向に熱flu圧延する。この2段階の熱間圧延
により、異方性の少ない圧延集合組織が得られる。
次いで、上記で得られた厚さ3〜10 +n+n程度の
熱間圧延板を300〜450℃で0.5〜50時間程度
、より好ましくは350〜400℃で1〜12 時間程
度−火中間焼鈍する。かくして、方位異方性が少なく、
平均の大きさが通常1 mm程度で、微細にして均一な
再結晶集合組織が形成される。
次に、上記で得られた焼鈍板を厚さ0.14〜0.20
mmとなるまで一次冷同圧延する。がくしで、歪を蓄積
することか出来る。この際、回復現象を回避する為に、
単位材料rlj当りの圧延荷重を0.8〜1 、8 t
 on/cm程度まで高めて高圧下の冷間圧延を続ける
ことか好ましい。
次いで、−次冷聞圧延板を170〜350’Cで1〜2
0時間二時間量焼鈍し、更に該焼鈍板を厚さ0.11m
m以下となるまで圧下率30〜60%で二次冷間圧延し
た後、該冷間圧延材を直空中又は不活性カス中400〜
650°C程度で0.5〜50時同焼鈍する。かくして
、二次中間焼鈍により生成する立方体方位の核が、二次
冷間圧延においても破壊されることなく残存するので、
最終焼鈍時に核のまわりに立方体方位が急成長する。又
、この最終焼鈍により、前記の如く多量の加工出を蓄積
した粒界及び析出物周辺からも立方体方位を有する−次
られるアルミニウム箭は、電解コンデンヤの賜極として
コンデンサの静電容量を増大さ−けることが出来る。
以上実施例を示し、本発明の特債とするところをより一
層明らかにする。
尚、実施例及び参考例で採用した各抽の測定方法、実施
条件等は、以下の通りである。
(1)立方体方位測廻法: HCI/HNO3/l1F
=515/1の腐食液に試料を30℃で30秒Ill浸
漬して、立方体方位を鏡面化し、イメージアナライザー
により全体に対する面積比を測定した。
(2) 電解エツナング条件:試料を4.5%HC1水
溶液に8分間浸漬し、80°C1血流電流岨15A/d
 m の条件下に電解エツチングした。
(3) 化成条件:試料を5%ホウ酸アンモニウム水浴
液に浸漬し、80°C,380vfて化成処理した。
(4)静電谷旭測定:公知のブリッジ法によった。
実施例1 純度99.993%の厚さ400nnn のアルミニウ
ム鋳塊(FelOppm、 C:u50ppm、 Si
lOppm)を下記の如<(a)熱間圧延、(b)−炭
中間焼鈍、(c)−次冷間圧延、(d)二次中間焼鈍、
(e)二次冷間圧延及び(f+最終焼鈍に供した。
(a) 温度550℃のアルミニウム※鋳塊を鋳造方向
に直角方向に圧下率10〜60%で熱間II:延(以下
申出し圧延という)した後、面ぢに鋳造方向に熱間圧延
して所定の厚さとした。
(b) 熱間圧延板を350°Cで5時向−炭中間焼鈍
した。
(C) −炭中間焼鈍材を圧延荷重0.5 ton/c
m でrnmまで二次冷間圧延した。
(fl 冷間圧延材を直空中550℃で10時II最終
焼鈍した。
第1表に中国し圧延率及び熱間圧延板の最終厚さと立方
体方位及び静電′6止との関係を示す。
第1表 注: 対照lにおいては、「1」出し圧延を行なうこと
な(6mmの厚さに熱間圧延するとともに、中間焼鈍を
省略した。
実施例2 1J出し圧延率を30%とし、熱間圧延板の厚さを5 
mm とするとともに、−炭中間焼鈍(−次1、A、)
の条件−次冷向圧延荷](及O厚さ、二次中間焼鈍(二
次1.A、)の条件並ひに二次冷間圧延条件を第2表に
示す様に変更Jる以りtは、実施例1と同様の操作を行
なった。結果は、第2表に示す通りであった。
実施例3 1199.987%の厚さ400 mmのアルミニウム
i13(Fe60ppm、 CulOppm、 Si6
0ppm)を下記第3表に示す条件下に巾出し圧延、熱
間圧延、−炭中間焼鈍、−次冷間圧延、二次中間焼鈍及
び二次冷間圧延を行ない、同表に示す結果を得た。
へ以 土曳 手続補正書−発) 1 事件の表示 昭和58年 特 許 願第 172699号3、補正を
する者 製造方法 事件との関係 特許出願人 。4’PIL+E:’16K オ61: :、 71,
2二[・4代理人 大阪市東区平野町2の10沢の7(:1j eルミ話0
(1−203−0941f代)(652])弁理士 三
 枝 英 二 −”5 補正命令の日付 自発 6 補正により増加する発明の数 補 正 の 内 谷 1 明細書第6頁第6行乃至第18行「次いで、−次冷
間圧延板を・・・・・成長するので、」とあるのを下記
の通シ訂正する。
[次いで、−次冷間圧延板を170〜350°Cで1〜
20時間二時間量焼鈍することにより、立方体方位の核
を多数発生さぜる。次に、該二次中間焼鈍板を厚さ0.
 I I mr、rt以下となるまで圧下率30〜60
%で二次冷間圧延するが、この際上記の立方体方位の核
は、破壊されることなく残存し得る。最後に、該二次冷
間圧延拐を真空中又は不活性カス中400〜650°C
程度で0.5〜50時間焼鈍することによシ、上記核の
まわシに立方体方位を急成長させる。かくして、」 2 明細書早10頁第7行乃至第8行[及び二次冷間圧
延を行ない、同表に示す結果を得た。]とあるのを下記
の通りに訂正する。
「及び二次冷間圧延を行なった後、真空中550°Cで
10時間fdg焼鈍し、同表に示す結果を得た。」 (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 り)(1) 99.9%以上のアルミニウム(lJJJ
    V%をその鋳造方向に直角な方向に圧−1;亭10〜6
    0%で熱間圧延する工程、 (11)得られる熱間圧延材を厚さ3〜10 nonと
    なるまで引続き鋳造方向に熱間LI:延する工程、(1
    1:)得られる熱間J:+、延板を300〜450°C
    で0.5〜50時間中間焼鈍する工程、 GV) 該焼鈍板をhさ0.14〜0.20mmとなる
    まで冷間圧延する工程、 (V) 得られる冷間圧延材を17 fJ〜;350℃
    で1〜20時間中聞焼鈍する工程、 (■1)該焼鈍材を厚さ0.11mm以下となるまで圧
    下率30〜60%で冷間圧延する工程、及Q・(ψ1)
    得られる冷間圧延材を400〜650°Cで0.5〜5
    0時局最終焼鈍する工程、 を備えたことを特徴とする立方体方位を有する結晶の含
    有割合が高い電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製
    造方法。
JP17269983A 1983-09-19 1983-09-19 電解コンデンサ陽極用アルミニウム箔の製造方法 Granted JPS6063360A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63265416A (ja) * 1987-04-23 1988-11-01 Showa Alum Corp 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔の製造方法
JPS63265415A (ja) * 1987-04-23 1988-11-01 Showa Alum Corp 電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔
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