JPS6062913A

JPS6062913A - 脱穀機における選別装置

Info

Publication number: JPS6062913A
Application number: JP16688684A
Authority: JP
Inventors: 誠尾立
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1984-08-08
Filing date: 1984-08-08
Publication date: 1985-04-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、扱胴軸心方向に長い揺動選別体を。

扱室下方の選別室から後方の４１目Ｍ室下方の部分に装
設すると共に、揺動選別体終端部上方のＪ′Ｊ＋：ＩＡ
’４室に吸引排塵機を設置して構成する脱穀機に関する
。

上記のように揺動選別体、吸引υ１：塵機を設置して構
成する脱穀機では、扱室内の送塵物を扱室送塵口から揺
動選別体上に送出して、その送塵物を揺動選別体による
揺動選別作用と吸引排塵機による比重選別作用の共動で
選別して、穀粒ならびに２番物は下方のコンベア部に回
収し、塵芥類は吸引排塵機から機外へ送出するのである
が、前記扱室内の送塵物の扱室？１１：塵口からの送出
は、揺動選別体の横幅方向に回転する扱胴の跳出し作用
で行われるため、排塵物は揺動選別体の幅方向の一方に
片寄って送出されがちとなって揺動選別体上で均一層に
なりにくく、ために選別ムラが起る難点がある。

また、送塵物が湿材でかたまり状になって揺動選別体上
に送出されるものに対しては、揺動選別体の作用では充
分に解きほぐすことができず、且つ吸引排塵機の比重選
別作用も充分におよびにくいので、揺動選別体や吸引排
塵機に詰りを起したり、穀粒持出しロスを大にしてしま
う難点がある。

そこで本発明は上述の難点を解消することを目的として
実施するものである。

すなわち本発明は、扱室下方の選別室から後方の排塵室
下方の部分に、扱胴軸心方向に長い揺動選別体を設置し
、その揺動選別体の上方のυ１．塵室に吸引排塵機を配
設して構成する脱穀機において、前記扱室のυ１：塵口
の後方で揺動選別体の上方における吸引排塵機の吸引経
路部分に、扱胴の回転方向に対して反対方向となる側方
へ４７１：　ｕ物を移送しながら攪拌する回転体を設置
して選別装置を構成し、これによって、扱室排塵口から
揺動選別体の幅方向−側に片寄って送出される１ノ１：
接物を、揺動選別体上で均一−となるように攪拌移送し
、且つかたまり状の排塵物も解きほぐして吸引ＪＪｌ°
塵機の吸引風による選別作用を良好に受けさせて、詰”
まりや持出ロスの少ない選別を行わせるようにしたもの
である。

以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。

図中の（１）は扱室、（２）は扱胴、（３）は抜歯、（
４）は扱室クリンプ網、（５）は扱室排塵口、（６）は
選別室、（７）は扱室後部に連設され前記選別室に連通
される排塵室で、その前端部と扱室後面との間には４番
口が形成される。

選別室（６）内の下方部には風選部が設けられ、その唐
箕ファン（８）の風向下手側ノこ一番コンベア機構（９
）と二番コンベア機構Ｑｌが設けられる。

選別室（６）内の上部からＪＪ＋塵室（７）の下部の部
分にかけては、扱胴（２）の軸心方向にむいた揺動選別
体■が設けられるが、該揺動選別体上は従来のものと同
様に揺動支持具Ｑｌｌで強制揺動させられるごとく支承
され、選別漏過部０功と、グレンシーブαａと、ストロ
−ラックならびに面縁０４）などを所定のように具備す
る。

また、揺動選別体四よりも上方のＵｌ、塵室（７）には
、吸引排塵機ｕ’ａが配設され、更に、扱室（１）のＵ
ｌ、ハロ（５）の後方で揺動選別体（２）の上方におけ
る吸引排塵機の吸引経路（イ）部分には、揺動選別体へ
の幅方向にむけて横架する回転体（Ｑが設置される。

回転体０はその枢軸（至）が駆動機構（図示省略）によ
って強制回転させられるようになっていて、枢軸（至）
に配設する羽根体が枢軸の回転に伴って。

扱胴（２）の回転方向ｅ）とは逆方向（イ）に排塵物を
移送することができるようにして構成される。そして、
回転体（Ｑの移送有効長を、実施例では揺動選別体（ハ
）の幅よりも適宜短かくして形成し１回転体０の移送終
端側に枢軸Ｑυと同軸で処理胴機構Ｑ１３を設置してい
るのである。

処理胴機構（至）は、回転体（Ｑによってその移送終端
にまで送られてくる排塵物を、処理室ａηに導入して処
理胴で処理し、排出口ｏ８１から揺動選別体（５）上に
還元するように構成されるのである。

実施例のような選別装置をもつ脱穀機で作業を行うとき
は、扱室（１）の排塵口（５）から揺動選別体四の選別
漏過部（６）上に排出されてくる排塵物が、扱胴（２）
の回転方向（ロ）に従って放出されてきても、そのυ［
接物を回転体（Ｑの羽根体が揺動選別体■の幅方向反対
側（矢印イ方向）に送り戻しながら薄く拡散して解きほ
ぐし、揺動選別体＾による選別を容易にするとともに、
吸引１１１塵機叫による比重選別をも良好に行わせるの
である。

そして、回転体０の移送終端側に同軸で処理胴機構（２
）を設置する場合は、技便付穀粒など分離漏過の行われ
にくいものを処理胴部でもみほぐし離脱させてから揺動
選別体■上に戻し、揺動選別体ならびに吸引排塵機によ
る選別を受けさせることができるので一層良好な選別が
行われるのである。

以上の説明からも明らかなように１本発明の選別装置に
よれば、扱胴軸心方向に長い揺動選別体を、選別室から
ｔ、Ｉｔ塵室の部分に設置するとともに、排塵室の揺動
選別体上方部位に吸引排塵機を設置し、揺動選別体上方
における吸引排塵機の吸引経路部分に、扱胴の回転方向
とは反対方向となる側方へ排塵物を移送しながら攪拌す
る回転体を設置するから、扱胴回転によって扱室の排塵
口から揺動選別体の幅方向−側に片寄って送出される排
塵物を、回転体でもって揺動選別体上で幅方向全体で均
一になるように攪拌移送し、またかたまり状の排塵物が
あってもそれを解きほぐして、揺動選別体による分離作
用を的確に受けさせるとともに、同時に吸引排塵機によ
る選別作用も受けさせることができて、詰りや持出ロス
の少ない選別を高能率に実施できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示ずもので、第１図は本発明
装置による脱穀機の要部断面概略図、第２図はその縦断
背面図である。 ■・・・揺動選別体　０・・・回転体（１）・・・扱　室　（２）・・・扱　胴（５）・・・
排塵口　（６）・・・選別室（７）・・・排塵室　叫・
・・吸引排塵機（４）・・・吸引経路第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

扱室（１）下方の選別室（６）部分から後方のＩＪｌ、
塵室（７）下方の部分にかけて、扱胴（２）の軸心方向
に長い揺動選別体■を設置し、その揺動選別体への上方
の排塵室（７）に吸引排塵機０１Ｊを配設して構成する
脱穀機であって、前記扱室（１）の排塵１：ｌ　（５）
の後方で揺動選別体■の上方における吸引ＪＪＩ塵機の
吸引経路部分に、前記扱胴（２）の回転方向（ロ）に対
して反対方向（イ）となる側方へ排塵物を移送しながら
攪拌する回転体０を設置してなる脱穀機における選別装
置。