JPS606249A - モ−ルド壁とノズル間に金属が流入するのを防ぐ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモールド等の２個の対向作動面間に溶融金属を
導入するノズル又はノズル口金とモールド壁との間に溶
融金属の流入を防ぐ方法に関する。

従来の技術 連続鋳造特に鉄及び非鉄金属の鋳造に際しての最も困難
な問題の一つは、２個のロール又はキャタピラ−トラン
ク型モール）・９等のモールド９間隙内に溶融金属全導
入する供給ノズルに関するものである。キャタピラ−ト
ランク型モールド″全使用する連続鋳造機では薄いス）
　ＩＪツブ例えば厚さ２０闘のストリップ全鋳造する。

即ち、ノズルは比較的小さな寸法のノズル口金を使用す
る必要がある。

ノズルの第１の問題点は、内部を流れる金属が極めて高
い温度となる点にある。この金属の中での腐食又は分解
に耐える材料は少ない。グラ・・イトはその数少ない材
料の一つであり、要求’ｃ　’ｌｆ４足する。しかしこ
の材料の欠点として、熱伝導率が太きいため、金属がノ
ズル内で凝固する傾向がある。

他の耐火材料として硅礫土即ち微小セルの形状のはソ純
粋のシリカ３０％、アスベストファイバ３０％、硅酸す
）　ＩＪウム乾燥混合物２０％、チョーク即ち硅酸カル
シウム２０％の混合物がある。

この材料のノズルは通常はアルミニウム鋳造用に使用さ
れる。

銅の鋳造のためには通常は純粋のＺ　ｒＯ２又はＺＴＳ
ＺＯ４のノズルを使用する。

ノズルは鋳造金属の高温による熱応力に耐える必要があ
る。同時に、モールｈ゛又はロールの揺動運動に基つく
機械的影響及び化学的腐食、更に内部を流れる竹融金属
の比較的大きな重量による曲９に耐える必要がある。こ
のノズルの曲り即ち下りはノズル口金のローラー又はモ
ールド作動面との摩擦接触を生じ、ノズルは破損する。

他の問題点として溶融金属がノズル外壁上に逆流する問
題がある。ノズルから出た溶融金属は、ロール、モール
ド９、ベルト等の可動壁と最初に接触する地点とノズル
出１コとの間の区域においては、曲率半径が金属の表面
張力と、金属がノズルを出る時の静圧と、モールド゛の
可動壁の速度とによって定まる。金属が過早に凝固すれ
ば金属の盛上りが生じ、金属は口金先端より後方に逆方
向に流れる。これは連続鋳造過程を著しく阻害し、ノズ
ル口金と鋳造機との正しい共衝ケ妨けるため、著しい問
題となる。

上述の問題を避けるだめの既知の方法としてスイス特許
出願３０　］　９／８３にはノズル又はノズル口金とロ
ール、モール１−”、ヘルド等との間のス堅−スに空気
クンジョン全形成する。この空気クッションによってノ
ズル口金からの出口とロール、モールド、ベルト等との
溶融金属の接触点との間の溶融金属の曲率半径に影響を
及ぼすようにする。

この方法は著しく有効であるがノズル本体の特別な設計
全必要とし、供給すべき空気流の力と形成される空気ク
ッション内圧力の値に関して正確な知識全必要とする。

発明が解決しようとする問題点 本発明によって前述の形式の方法において、簡単に、ノ
ズル自体とは無関係にノズルに沿う溶融金属の逆流を防
ぐ方法を提供する。

本発明による方法は、前述の形式において、モールド等
の作動面とノズル口金との間にフランクス粉末を導入し
、ノズル口金の下流で溶融金属面に上記粉末が保護膜又
は層全形成する。

即ち、ノズル口金とモールド作動面との間のスに一スに
、溶融金属が流入する前に他の材料を充填し、従って溶
融金属はとのス投−スに流入する可能性はないようにす
る。

この粉末は市販されており、浴融点は鋳造すべき金属の
浴融点より僅かに低くなるようにする。

粉末はノズル口金の出口から縁部を超えて溶融金属に接
触すれは、接触に際して液化して金属面に保護膜を形成
する。この保護膜は溶融金属の盛り上りを防き、ノズル
面に沿う逆流を防ぐと共に溶融面の酸化を防ぐ。

溶融金属がノズルを離れて最初に低温のモールド゛に接
触すれば、金属は凝固を開始する。金属は液化した粉末
を随伴するため、モールド壁とは直接接触しない。液化
した粉末が第１に凝固し、モールド壁と次に凝固する金
属外殻との間の極めて有効な潤滑剤層を形成する。

ノズル口金とモールド９作動面との間のス啄−スに粉末
を導入するには、ノズル上又はノズル後方の送風機を使
用できる。粉末を手動又は機械的導入とすることができ
る。

好適な例として、粉末全モールドの作動面上に、作動面
がノズル口金とモールド作動面との間のスｏ−スに達す
る前に、接着する。ドイツ特許公開ＤＥ−０８３］２０
５８２号に記す方法は、塗布用として好適である。作動
面に粉末を被覆するための他の方法も使用できる。

モールド゛の作動面に被覆する層の厚さ即ち粉末のＭは
ノズル口金とモール）パ壁との間の寸法によって定める
。この寸法全完全に充満させノズルに沿う金属の逆流を
有効に防ぐようにする必要がある。

作用 本発明によってモールド壁とノズル口金との間の間隙は
充填され、溶融金属は逆流しない。フラツクスに溶融し
て保護膜を形成するため、製品を害さない。

実施例 本発明を例示とした実施例並びに図面について説明する
。

図は連続鋳造装置のキャタピラトランク型モールドゝの
可動壁２．３間に浴融金属７を供給するノズル口金１の
部分の断面図を示す。

ノズル口金１は上部ノズル壁４と下部ノズル壁５によっ
て形成され、両壁間に溶融金属７を供給する通路６が形
成される。溶融金属７はノズル口金１の出［］８から出
てノズル口金１の僅かに下流で凝固を開始し、モールド
壁２．３の冷却作用によって外側から凝固金属９を形成
する。

キャタピラトランク型モールビの作動間に本発明によっ
て、市販のフランクス粉末１２を対向するモールド作動
面１０．１１に接着的に施す。粉末１２の層の厚さはノ
ズル壁４．５とモールドゝ作動面１０．１１間の距離に
正確に一致させる必要はない。

粉末１２の溶融点は鋳造すべき金属７の溶融点よシ僅か
に低くなるようにする。粉末１２がノズル口金１の下流
で溶融金属７に接触すれば、粉末１２は液状となり、溶
融金属７０面に保護膜１４を形成し、浴融金属７がノズ
ル口金１の上流側に戻るのを防ぐ。始動に際しては多量
の粉末を導入して十分な保護膜１４を出口８の下流に形
成する。

モールドの低温の作動面１０．１１は溶融金属７を凝固
させると共に保護膜］４も短い寸法の下流で凝固を開始
して層１５を形成する。

発明の効果 溶融金属全ノズル又はノズル口金から対向するモールド
作動面間に供給する場合に、ノズル口金１とモールド９
２．３の作動面１０，１１との間にフランクス粉末１２
を導入することによってモールド作動面とノズル口金と
の間に溶融金属が流入するのを防ぐ。ノズル口金１の下
流でフランクス粉末１２は溶融金属面に保護膜１４、層
１５を形成する。

【図面の簡単な説明】

図は連続鋳造機のキャタピラトラック型モールドの可動
壁間に溶融金属を供給するノズル口金部分の拡大断面図
である。 符号の説明 １　ノズル口金 ２．３　モールド９壁 ４．５　ノズル壁 ６　通路 ７　溶融金属 ８　出口 ９　凝固金属 １０、１１　モールド９作動面 １２　フランクス粉末 １４　保護膜 （外５名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ］、モールド等の２個の対向作動面間に溶融金属全導入
   するノズル又はノズル口金とモールド壁との間に溶融金
   属が流入することを防ぐ方法であって、モールド（２，
   ３）等の作動面（１０，ｉｌ）とノズル口金（１）との
   間にフランクス粉末（１２）’ｅ導入し、ノズル口金（
   １）の下流で溶融金属面に上記粉末（１渇が保護膜Ｏａ
   又は層（＋５１形成すること全特徴とするモールド壁と
   ノズルとの間に金属の流入を防ぐ方法。 ２、前記粉末（１２１の溶融点を鋳造すべき金属（力の
   溶融点よりも僅かに低くし、前記保護膜（１４）は溶融
   金属（７）に接触して液状となυ溶融金属が凝固開始す
   る部分で凝固する特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３　前記粉末（１２）をモールドＣ２，３）の作動面（
   １０゜１１）に接着的に塗布される特許請求の範囲第１
   項又は第２項記載の方法。 ４　前記粉末（１，２）　ｋ、ノズル口金（１）と作動
   面（１０゜１１）との間に、或は作動面の上に、それぞ
   れノズル口金（１）と作動面（１０，１１）との間の距
   離（ａｉ　ｋ完全には充填しない量において、或は対応
   しない厚さにおいて導入させる、特許請求の範囲第１項
   々いし第３項の１項記載の方法。