JPS6062257A - 移動局における応答順位設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は基地局からのポーリングによって移動局（無線
タクシ−など）の動態（空車、賃走、回送、閉局、緊急
、割増などの）データを収集し、基地局のＣＲＴに表示
してそれに基き基地局から配車指令を出すなどの管理を
するようにした車両動態検知方法によって、移動局固有
のタイムスロットと、移動局の動態（例えば空車後の待
機時間の長さ）によるタイムスロットとを設け、混雑時
にはこれら２つのタイムスロットを組合せることによっ
てタイムスロット数を増加させ、混信を可能な限りなく
するようにした移動局における応答順位設定方法に関す
るものである。

従来、特にタクシ−を対象としだ車両動態検知方法には
、（１）半自動方式（手動設定方式）と（２）分計４矢
信方す力；主入１−イ仙ちれていス−（１）半自動方式 タクシ−の営業区域を笥２図に示すように数〜数十ブロ
ック（Ａ）　（Ｂ）・・・に分割し・て、それぞれに番
号を割り付けておく。そして客から配車注文が入ったと
き基地局では該当地区釦を押す。そうすると、地区指定
のポーリング信号が発射される。この信号は全移動局（
タクシ−の無線機）で受信されるが、その中でも、運転
手がその地区釦を押してあり、ポーリング信号とも一致
し、さらに空車である場合に、その移動局から車両番号
が発呼する。

基地局ではこれを受けて表示し、その中から配車指令を
出す。

（２）分散送信方式 ！寸業地域は前記同様、第２図に示すように分割し、こ
の分割した各ブロック（Ａ）　（Ｂ）・・の中心にサイ
ンボス）　（ａ）　（ｂ）・・・（小形送信機）を設定
しておく。

車両（１）が営業地域外から地区（Ａ）の（Ａ１）点に
入ると、最寄りのサインボス）　（ａ）からの位置群信
号を言己憶し、（Ａ２）点を通過しても、そのま捷地区
（Ａ）の位置群信号を保持する。つぎに、別のサインボ
ス）　（ｂ）の地区（Ｂ）の（Ｂ１）点に移動すると、
前のサインポスト（ａ）の位置群信号の記憶は消去され
て新しいサインポスト（ｂ）の位置群信号を記憶する。

このようにして車両（１）が移動するごとに車両（１）
には最寄りのサインボス）　（ａ）　（ｂ）・・・の位
置群信号を記憶する。ここで、配車注文が入ったとき、
基地局から地域指定のポーリング信号を発射すると、当
該地区内の車両（１）が車番と動態（空車、賃走、回送
などの）データを返送する。基地局ではこれを受けて表
示し、その中から配車指令を出す。車両（１）が（Ａ２
）点から営業地域外に出たときは記憶していた位置群信
号は一定時間（例えば１分間）後、（Ｃ１）点で消去す
る。

以上のように、該当地区を指定してポーリングすると、
該当地区内の車両が車番と動態データを返送するが、該
当地区には多数の車両が存在する。

これらが−斉に応答すると信号の衝突（混信）がおこり
、基地局では正しい情報が得られないこととガる。この
対策として第１図に示すように、全車両を５〜１０台毎
にグループ分けしてグループ毎に順次固有の時間差をも
った応答時間（ｔｏ〜、。

Ｘ１〜２．・・）を割当てたタイムスロットを設定し、
ポーリング信号を受信すると、これらのタイムス［」ッ
トで応答することにより同時発呼による信号衝突（混信
）を防止する方法が通常行なわ蜆ている。

ところが、混雑時には同一地区内にグループ分けした複
数の車両が存在していることがあり、これらが基地局の
ポーリングによって同時に発呼すると、やはり混信が生
じ、しだがって動態データの収集率が悲くなるという問
題があった。

本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、基地局からの地区指定ポーリングによって当該
地区内にある移動局の動態データを、それぞれの移動局
からの応答にタイムスロットを設けて順次収集する方法
において、移動局毎に有する固有のタイムスロットと、
移動局のポーリング時の動！（例えば待機時間に基づく
優先応答順位）に応じて設定したタイムスロットとを設
け、混雑時にはこれら２つのタイムスロットを組合せて
応答せしめることによって、同一固有タイムスロットの
混信を可能な限り少なくするようにしたものである。

以下、本発明の一実施例を図面について説明する。

Ｉｔず、移動局の有する固有のタイムスロットは第１図
によってすでに説明したように、管理下の全車両を５〜
１０台ずつグループ分けし、各グループ毎に時間差をも
って設定する。さらに詳しくは、例えば全車両数５０台
を、５台ずつ１グループとして分けるものとすると、（
”　７Ｌ＋１　）号車、（７Ｌ＝＝Ｑ　Ｉ　Ｉ　＋　２
　’・・）つまり、１．　］−１，２１，３１，４１゜
号車はすべて第１図（ｂ）のようにｔ。〜、のタイムス
ロットを有し、（１籟＋２）号車、つまり、２，１２゜
２２．３２．４２号車は第１図（Ｃ）のように％　ｔ１
〜２のタイムスロットを有し、以下、（１０，Ｌ４４　
）号車、（１０ｒＬ＋４　）号車、−１０ｒＬ号車には
、第１図（ｄ）　（ｅ）・・−（ｆ）のようにｔ８ｓ　
ｌ　１ｓ−ｔ　ｌ　ｊ７１．−１〜１のタイムスロット
を有る。

■　つぎに移動局の動態に応じたタイムスロットについ
て説明する。移動局の動態データには空車、賃走、回送
、閉局、緊急、割増などの他、ある地区内で空車になる
か、ある地区に空車で入ってくると、その空車時間をタ
イマで計数することによって生じる待機時間がある。こ
の待機時間が第３図に示すように、例えば１０〜１５分
（動態Ａとする）の車両に、優先応答順位第１位を与え
る。

同様に待機時間が５〜１０分（動態Ｂどする）の車両に
第２位を与え、０〜５分（動態Ｃ）の車両に第３位を与
える。この動態データＡ、　Ｂ、　Ｃ毎に太キ寿時間巾
をもったタイムスロットを設定する。

つ−まり、このタイムスロットは、第４図に示すように
、移動局固有のタイムスロット（ｔｏ〜Ｉｔ１１〜２・
・・ｔｒＬ−１〜ｒＬ）をすべて加えた時間（ｔｏ〜ユ
）よりも時間［１）の長い間隔をもってＴ、〜２．Ｔ２
〜３．・・・のように設定する。

以上、１．Ｉｔのように２つのタイムスロットヲ設定し
、ある地区内で移動局が混雑していないときには、■の
方法のみでポーリングに応答せしめるが、逆に混雑して
いるときには、第４図に示すように、■と■とを組合せ
てポーリングに応答せしめる。例えば、１６時に基地局
からポーリングがあると、１１〜８間が動態Ａ（例えば
優先応答順位第１位）に属する車両が応答する時間帯、
以下ｂＴ２〜３までが動態Ｂ（第２位）、Ｔｓ〜４まで
が動態Ｃ（第３位）のように設定する。

このような方法で応答順位を設定すれば、同一地区に、
同一固有タイムスロットの数台の車両が入っても動態（
優先応答順位）が異なれば混信せず、基地局での受信率
が向上する。

第５図は、本発明の方法を実現する装置のブロック図で
ある。この第５図において、（１）は移動局、（２）は
基地局、（３）は地区毎のサインポストである。

前記移動局（１）は、サインポスト（３）のアンテナ（
４）から発射された位置群信号を受信するアンテナ（５
）、受信機（６）、データ復調器（力を具備している。

壕だこのデータ復調器（７）は、制御器（８）内のタイ
マリセット回路（９）、ゲー）　（ｔｏ＋および動態デ
ータ発生回路０１）に結合されている。タクシ−メータ
０２１は前記タイマリセット回路（９）、タイムスロッ
ト決定回路α荀、動態データ発生回路（１１）に結合さ
れ、このタイマリセット回路（９）はタイマ（１３）を
経てタイムスロット決定回路（１４）に結合されている
。このタイムスロット決定回路（１１）の入力側には移
動局の有する固有のタイムスロットを設定するための固
有タイムスロット設定回路（２８）が結合され、出力側
には５サインポスト（３）からの位置群信号を受信でき
なくなってから一定時間（例えば１分）後に閉じる前記
ゲート（１０）を介して前記動態データ発生回路（１１
）に結合されている。この動態データ発生回路（１１）
の入力側には市内毎にスイ゛ツチで車番を設定する車番
設定回路（１５）が結合されている。この動態データ発
生回路（１１）の出力側には、データ変調器（１６）、
送信機（１７）を介して基地局（２）への送受信用アン
テナ（１８）に結合され、また送信機θηにはマイクθ
９が結合されている。前記アンテナ０８）にはまた基地
局（２）からの音声信号とポーリング用データ信号の受
信機（２０）が結合され、音声信号はスピーカ（２１）
へ送られ、データ信号はデータ復調器（２２）に送られ
る。このデータ復調器（曝はタイムスロット決定回路（
１４）と動態データ発生回路（１１）に結合されている
。

前記基地局（２）には、移動局（１）との交信用の受信
アンテナ（２３）と送信アンテナ（２３ａ）が設けられ
ている。このうち受信アンテナＣ２３）は受信機０４）
を介してｃｒｔ’＋’などの表示装置（２ツに結合され
、前記送信アンテナ（２３ａ）にはポーリング発信機（
２６）が結合され、このポーリング発信機０（ａには、
キーボードなどからなり地区指定などの操作を行なう操
作部（２カが結合される。

つぎに、以上のような構成における作用を説明する。

タクシ−（１）がある地区の受信範囲内に入ってきたも
のとすると、サインポスト（３）の位置群信号を受信し
、とのデータを復調して制御器（８）へ送る。

この制御器（８）内の動態データ発生回路（１１）には
、車番設定回路（１ωからの車番データ信号と、タクシ
−メータＯ２からの動態データ信号が常時入力している
。

ここで、基地局（２）で、操作部（２７）を操作して、
特定地区を指定したポーリング信号を発射する。このポ
ーリング信号は、例えば第′６図（ａ）に示すように、
データ開始用として１００ビツト、データ確認用として
８ビツト、モード（空車、賃走、回送など）指定用とし
て４ビツト、ポーリング順位設定用として２ビツト、地
区コード用として１６ピツｌ−、チェック用として４ビ
ツトで構成されている。

ここで、ポーリング信号が混雑時の応答モード。

つまり、移動局固有のタイムスロットと動態によるタイ
ムスロットの組合せによる応答モードを指定しているも
のとする。このポーリング信号が移動局（１）のアンテ
ナ（１８）に入り、受信機（２０）で受信し、データ復
調器（２２）で復調して制御器（８）へ送られる。

制御器（８）のタイムスロット決定回路（１４）では、
固有のタイムスロットと動態によるタイムスロットとが
加えられてゲー）　（１０）を経て動態データ発生回路
（印へ送られる。例えば、第４図において、固有のタイ
ムスロットがｔ２〜．の移動局が空車状態でかつ優先応
答順位が第１位であれば、動態タイムスロット１１〜２
間における符号（Ｐ）で示す位置のタイムスロットとな
る°。また、空車状態で、かつ優先応答順位が第３位で
あれば動態タイムスロットＴ。

〜４における符号ゆで示す位置まで遅延されることとな
る。動態データ発生回路（１１）からは、前述のように
して決定されたタイムスロットに従い、その車両の車番
データ信号と前記動態データ信号とがデータ変調器（１
６）　、送信機θ力を経てアンテナＯＱから発射される
。この移動局（１）のデータ信号は、第６図（ｂ）のよ
うに、データ開始用として１００ビット、データ確認用
として８ビツト、モード指定用として４ビツト、地区コ
ード用として１６ビツト、車番用として１２ビツト、チ
ェック用として４ビツトで構成されている。このデータ
信号を基地局（２）のアンテナ（２３）を経て動態デー
タ受信機（２４）で受信し、車番と動態が表示装置（２
５）に表示される。このとき、表示装置（２５には、第
４図に示した応答順位に応じて順次表示される。基地局
（２）ではこれらのデータに基いて配車指定を出すなど
の管理をする。

本発明は上述のように、混雑時には移動局の固有のタイ
ムスロットと動態によるタイムスロットとを組合せて応
答せしめるようにしたので、全体のタイムスロット数が
増加し、混信するのをほとんど解消し、動態データの受
信率を大巾に向上せしめるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は移動局をグループ分けしだ場合つ捷り固南のタ
イムスロットの説明図、笛２図は分散送信方式の説明図
、第３図は待機時間を一定時間毎に区切って優先応答順
位を設定する場合の説明図、第４図は本発明の方法によ
り応答せしめる場合のＩ説明図である。 （１）・移動局、（２）・基地局、（３）・・、ダーイ
ンポスト、（９）・・タイマリセット回路、　（ＩＩ）
・・・動態データ発生回路、（１２）・・・タクシ−メ
ータ、（＋３＋・・・タイマ、　（＋４）・・タイムス
ロット決定回路、（＋５）・・・車番設定回路、（２５
）・・・表示装置、（２１ｉ）・・・ポーリング発信機
、（２８）・・・固有タイムスロット設定回路。 第　１　図 第　２　図 第　３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）基地局からの地区指定ポーリングによって当該地
   区内にある移動局の動態データを、それぞれの移動局か
   らの応答にタイムスロットを設けて順次収集する方法に
   おいて、 移動局毎に有する固有のタイムスロットと、移動局のポ
   ーリング時の動態に応じて設定したタイムスロットとを
   設け、これら２つのタイムスロットを組合せて応答せし
   めるようにした８動局における応答順位設定方法。 （２、特許請求の範囲第１項記載において、移動局のポ
   ーリング時の動態に応じて設定したタイムスロットは、
   該移動局が空車になってからの待機時間を所定時間毎に
   区分して設定した、μｓ先応答順位に基づいて設定して
   なる移動局における応答順位設定方法。 ｌ′η　１１左白ｒ呑占カ高田古聞笛　１１１→　Ｊン
   はへ１９　菌言−ｊｌｉｕ　Ｉｆｆおいて、移動局毎に
   有する固有のタイムスロットは移動局を複数台ずつグル
   ープ分けし、各グルー