JPS60597Y2 - 冷凍機のデフロスト装置 - Google Patents

冷凍機のデフロスト装置

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Publication number
JPS60597Y2
JPS60597Y2 JP1978154263U JP15426378U JPS60597Y2 JP S60597 Y2 JPS60597 Y2 JP S60597Y2 JP 1978154263 U JP1978154263 U JP 1978154263U JP 15426378 U JP15426378 U JP 15426378U JP S60597 Y2 JPS60597 Y2 JP S60597Y2
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JP
Japan
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refrigerator
defrosting
defrost
cooling unit
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978154263U
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English (en)
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JPS5569671U (ja
Inventor
力弥 藤原
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
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Publication of JPS60597Y2 publication Critical patent/JPS60597Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数基のクーリングユニットを備えた冷凍機の
一括的な操作による除霜を簡単かつ確実に行わせるため
のデフロスト装置に関する。
この種の冷凍機において、一括的なホットガスデフロス
トを行った場合には1、各クーリングユニットがホット
ガスラインに対して並列的に接続されていることから、
各ユニット毎に流入するホットガスの量は偏流によって
等量の一定状態にならず、過大に流入するものと過小に
流入するものとが生じる。
その結果、流入量の多いクーリングユニットにおいては
、融霜が完了しているのに、流入量の少いクーリングユ
ニットが融霜完了するまでホットガスの流入が持続する
状態となり、前者のクーリングユニットでは庫内温度が
上昇してきて最終のクーリングユニットが融霜完了する
時点で可成り高温となり、もともとデフロスト時といえ
ども庫内には被冷却物を収納したままなので、庫内の温
度上昇は好ましくない。
このような不都合を解消するため、従来は順番にデフロ
ストを行って、デフロスト運転中以外のクーリングユニ
ットにはホットガスが流通しないようにする順序作動方
式を採用していたが、これでは各ユニットの吸入側に三
方電磁弁等の切換弁を設けなければならなくて、冷凍回
路が複雑となり装置コストの高騰化を招く欠点があった
このように一括、順序の何れの方式によっても夫々欠点
があって、その改善が望まれている実状に鑑みて、本考
案はかかる問題点の解消をはかることが可能な新規なデ
フロスト装置を考案するに至ったものであり、特に一括
デフロスト操作方式をベースにして、デフロスト対象の
クーリングユニットを順序的に選択作動してゆき、その
間デフロストしないクーリングユニットは自動的に休止
し得る如くした構成を特徴としている。
かかる特徴を有する本考案について添付図面を参照しつ
つ具体的内容を詳細に説明する。
第1図において1は圧縮機3、凝縮器4およびアキュム
レータ5を備えてなる単系統のコンデンシングユニット
であり、該ユニット1に対して複数基のクーリングユニ
ット2A〜2Dを並列に接続して例えは冷蔵庫用として
設けた冷凍機を構成している。
各クーリングユニット2A〜2Dは膨張弁6と蒸発器7
とを直列関係に有する周知のクーラであって、各膨張弁
6は過熱度制御膨張弁が一般に使用される。
しかして前記クーリングユニット2A〜2Dにおいて、
膨張弁6には電磁開閉弁8が夫々並列に接続されていて
、これをデフロスト運転時に開弁し、膨張弁6をバイパ
スして高圧ガスを流すようにしている。
それ等各電磁開閉弁8・・・は第2図に基本的回路方式
として示した電気回路によって順序的な選択を行って開
閉作動せしめられる。
第2図々示回路は、圧縮機3を発停するための冷凍運転
回路と、デフロスト運転回路とからなっていて、冷凍運
転回路は、圧縮機3モータ用電磁開閉器のコイル10、
過電流継電器の出力接点11、高圧々力量閉器12、低
圧々力量閉器13を要素とする直列回路から形成され、
一方、デフロスト運転回路はクーリングユニット2A〜
2Dの夫々について自動制御を行わせる回路要素を所要
系統有している。
上記デフロスト運転回路は周期的な繰り返しを有して短
時間の閉成作動を行う接点14−1が出力要素として設
けられたタイマー14、各クーリングユニット2A〜2
Dに対応する電磁開閉弁8・・・の各コイル8A〜8D
、同じく各蒸発器7・・・の各出口管に添着させて例え
ば3〜5℃以上で接点を開放し、除霜の完了を検知する
サーモ9A〜9D1瞬時作動と遅延作動の接点を組合わ
せて有するタイミングリレーX1〜X、を要素として図
示の結線要領で配線を行っており、そのシーケンス作動
については後述のデフロスト運転態様によって明らかに
される。
成上の構成になる冷凍機のデフロスト運転を次に説明す
ると、冷凍運転開始後、タイマー14によって設定した
時間経過して各蒸発器7に霜付きが生じた時点でタイマ
ー14の接点14−1が短時間に限って閉成するので、
コイル8Aの励磁により、クーリングユニット2Aの電
磁開閉弁8のみが開弁する。
従ってホットガスは凝縮器4を通り電磁開閉弁8を有す
るバイパス路を経てクーリングユニット2Aの蒸発器7
に入り、デフロストを行なう。
そしてデフロスト作用によって液化した冷媒はアキュム
レータ5に流れ込んで、例えば0℃となった飽和ガス冷
媒のみが圧縮機3に吸入される。
尚、電磁開閉弁8が一個でも開弁しているときは冷凍機
としての高低圧圧力差は小さくなっている。
ここで、各膨張弁6,6・・・は対応する蒸発器7.7
・・・の能力に見合わせているので有効口径は小さく、
一方、デフロスト中のユニット2A以外のユニット2B
〜2Dの各膨張弁6は入口、出口間の圧力差が大きく、
しかも入口側の冷媒は液でなくガスであるために流通抵
抗大で流量は極めて少い条件下にあることから、それ等
各膨張弁6は実質的に閉弁の状態にあり、このときユニ
ット2B〜2Dの電磁開閉弁8.訃・・は閉弁したまま
である。
従って各クーリングユニット2B〜2Dは運転休止され
ることとなる。
クーリングユニット2Aのデフロストが完了すると、当
該サーモ9Aが開放するので、コイル8Aが消磁しリレ
ーX□も消勢してデフロスト運転が終る。
このデフロスト運転完了と同時にリレーX工の即動接点
X1が閉成復帰し、かつ遅動接点X1が未だ閉成状態に
あるため、コイル8Bが替って励磁しクーリングユニッ
ト2Bの電磁開閉弁8が開弁するので、デフロスト運転
はクーリングユニット2Bに切り替る。
そしてデフロスト運転が終了するときには、上述の作動
と同じ要領によって次のクーリングユニット2Cにデフ
ロスト運転が切り替ってゆき、さらに最終のクーリング
ユニット2Dのデフロスト運転が終ると、冷凍機は冷房
運転に入る。
以上の1サイクルが終ってタイマー14の設定時間に達
すると、再び2A→2B→2C→2Dの順にデフロスト
が繰り返される。
ここで1クーリングユニット当りのデフロスト時間は最
長でも5分程度であるから、4系統程度のクーラシステ
ムでは所要デフロスト時間が2紛となり、従来の電気ヒ
ータ方式の30〜4紛に較べて短く、十分実用性を有す
るばかりでなく、デフロスト終了後に余熱されることも
ないので庫内温度の上昇は従来方式に比して、より低く
抑えることが可能である。
本考案は以上の説明によって明らかな如く、圧縮機3、
凝縮器4およびアキュムレータ5を備えた単系統のコン
デンシングユニット1に対し、膨張弁6と蒸発器7とか
らなるクーリングユニットの複数基2A、2B・・・を
並列に接続し、デフロスト運転時に凝縮器4の機能を停
止させ、ホットガスを各クーリングユニット2A、2B
・・・に供給してデフロストさせる冷凍機において、各
クーリングユニツ)2A、2B・・・の前記各膨張弁6
に電磁開閉弁8を夫々並列接続すると共に、それ等電磁
開閉弁8,8・・・を順序的に選択しながらデフロスト
所要時間に対応して開弁せしめる制御手段を設けたから
、一括的操作によるデフロストを行いながら、三方切換
弁などの複雑な構造の制御器を省いて回路の簡素化がは
かれ装置コストの低減がはかれる。
しかもクーリングユニットを1基づつ順序的にデフロス
ト運転させるようにし、デフロスト運転以外のユニット
は運転休止させているため、冷媒の偏流現象がなくて、
該偏流に起因する庫内温度の不必要な温度上昇を解消し
て信頼性の高いデフロスト装置を提供することが可能で
あり、本考案は種々のすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1実施例に係る冷凍機の装置回路
図、第2図は第1図々示冷凍機の制御用電気回路図であ
る。 1・・・・・・コンデンシングユニット、2A〜2D・
・・・・・クーリングユニット、3・・・・・・圧縮機
、4・・・・・・凝縮器、5・・・・・・アキュムレー
タ、6・・・・・・膨張弁、7・・・・・・蒸発器、8
・・・・・・電磁開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機3、凝縮器4およびアキュムレータ5を備えた単
    系統のコンデンシングユニット1に対し、膨張弁6と蒸
    発器7とからなるクーリングユニットの複数基2A、2
    B・・・を並列に接続し、デフロスト運転時に凝縮器4
    の機能を停止させホットガスを各クーリングユニット2
    A、2B・・・に供給してデフロストさせる冷凍機にお
    いて、各クーリングユニット2A、2B・・・の前記各
    膨張弁6に電磁開閉弁8を夫々並列接続すると共に、そ
    れ等電磁開閉弁8,8・・・を順序的に選択しながらデ
    フロスト所要時間に対応して開弁せしめる制御手段を設
    けたことを特徴とする冷凍機のデフロスト装置。
JP1978154263U 1978-11-09 1978-11-09 冷凍機のデフロスト装置 Expired JPS60597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978154263U JPS60597Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 冷凍機のデフロスト装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1978154263U JPS60597Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 冷凍機のデフロスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5569671U JPS5569671U (ja) 1980-05-13
JPS60597Y2 true JPS60597Y2 (ja) 1985-01-09

Family

ID=29142225

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JP1978154263U Expired JPS60597Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 冷凍機のデフロスト装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459649A (en) * 1977-10-20 1979-05-14 Fuji Electric Co Ltd Refrigerator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459649A (en) * 1977-10-20 1979-05-14 Fuji Electric Co Ltd Refrigerator

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JPS5569671U (ja) 1980-05-13

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