JPS6059666A - 燃料電池用電極触媒塗布機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は迩布片を用いる燃料電池用電極触媒塗布機に係
り、特に触媒を均一厚みに塗布するに好適な燃料電池用
電極触媒塗布機に関する。

一般に、燃料電池は、炭素を主成分とした薄板に、触媒
を温布してなる２枚の′屯喫板に′…、解質を配し、こ
れを複数個積層した構造を有する。従って、電極板、電
解質間のギャップを極少にするには、電解質、電極等の
寸法精度の均一化を図るために、電極基板、電極、電解
質を可能な限り均一に構成する必要がある。

従来の塗布片を用いる電極触媒の塗布機は第１図に示す
ように、定盤４上の電憾基板３の一面に１個の薄板の塗
布片１を移動させて塗布して触媒層２を形成していたた
め、このような塗布片によれば、例えば定盤４上の電極
板３に第２図に示すような変形もしくは厚さ寸法の差が
ある場合には、塗布片１と電極板３との間に隙間を生じ
、従って形成される触媒層の厚さには差が生じることと
なり、均一な触媒層を得ることができなくなるという問
題点があった。

本発明者らは、電極基板面に触媒を塗布する際、従来の
塗布機では触媒塗布面の凹凸に塗布片が追従しない点が
塗布厚みのムラを生ずるものと考え、電極基板と塗布片
との隙間を少なくする手段として凹凸に応じるような塗
布片を複数個組み合わせるようにして、本発明に到達し
た。

本発明の目的は、従来の塗布機の問題点を解決し、電７
鍾触媒の塗布を容易にし、かつ、触媒層を電極基板に均
一に塗布することができる燃料電池用電極触媒塗布機を
提供することにある。

本発明は、触媒注入器と、該触媒注入器からの触媒を燃
料電池の電極板に塗布するだめの塗布片と、を有する触
媒塗布機において、該塗布片は電極板の表面の変位に応
動可能に、かつ複数個設けられていることを特徴とする
燃料電池用電極触媒塗布機、を硬旨とするものである。

以下、本発明の一実施例について第３図を参照して詳細
に説明する。

第３図は本発明の塗布機の一例を示し、その鍋布片部周
辺を説明する図であり、第３図１（ａ）はその斜視図、
第３図（ｂ）ｉｄ上面図、第３図（Ｃ）は正面図、第３
図（ｄ）は第３図（Ｃ）のＸ−Ｘ線方向の断面図である
。

本発明において、塗布機は触媒を保持注入する注入器及
び塗布片を有し、塗布片は第３図に示す如く、電極板の
表面の変位に応動可能に、かつ複数個設けられている。

即ち、本発明における塗布片１１及び１２は、第３図に
示す如く、塗布機の塗布方向に対して垂直方向に複数個
設けられておシ、各々の塗布片はバネ等の変位吸収機構
を独立に有し、電極板の表面の変位に対し、応動可能と
されている。

本発明の塗布機による塗布方法につき説明する。

電極基板３は電極保持機の平坦な定盤４上に固定されて
いる。電極基板３の一端の上部に、塗布機の触媒を入れ
た触媒注入器５が固定される。注入器５の側に塗布片が
位置するように設置する。塗布片１１は電極基板３の正
面から見ると、図に示す様に複数個分割しである。定盤
４は電極基板３を取シつけたまま前後に移動出来る構造
となっている。触媒２′は注入器５よシ一定量用るよう
に調節され、その触媒２′を電極基板３に対して３０度
〜６０度の角度に傾けた複数１Ｈの塗布片１１で触媒を
押し拡げ移動することにょシミ極基板３に分散塗布させ
る。その分散塗布された触媒層２は、第３図（Ｃ）に示
すように電極基板３に対して２０度〜４０度の角度に傾
けた、１１と同様の複数個の顔布片１２及びその変位吸
収＋Ａ＜ｉｎの作用で電極基板３全面に密着させ又均−
に塗布する。

第３図においては、触媒を密着均一に塗布するだめの変
位吸収機構として上部バネ材６を設け、塗布片押え金具
７により固定しているが、変位吸収機構としては、この
他に、ベローズ、ダイヤフラム等により圧力を調節する
ものでもよい。第３図の例においては、電極基板３に列
して１０〜３０度の角度を有する一個の塗布片１３でさ
らに塗布し、触媒層２の厚さを均一に仕上げるようにし
ている。

本発明によれば、触媒塗布を複数個の塗Ｘ５片を設け、
各々独立して動作が出来るようにしだ値布機により、凹
凸のある電極基板にも均一にかつ容易に触媒を塗布する
ことが出来る。

従って、触媒層の厚みが一定に々ることがら、積層′区
池における電極板の厚みを絹′算によりめることができ
るという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の塗布機の塗布状態を説明する部分図、第
２図は第１図において電極基板にひずみがおる場合を説
明する部分図、第３図は本発明の塗布機の塗布片部分及
び塗布状態を説明する部分図であり、第３図（ａ）は斜
視図、第３図（ｂ）は上面図、第３図（Ｃ）ハ正面図、
第３　図（ｄ）ハ第３図（ｃ）ｏ　ｘ　−Ｘ線方向の断
面図である。 １．１１，１２．１３・・・塗布片、２・・・触媒層、
２′・・・触媒、３・・・電極基板、４・・・定盤、５
・・・触媒注入器、６・・・上部バネ材、７・・・塗布
片押え金具。 代理人　弁理士　高橋明夫 苔７ｍ 薯２図 ／ 笑３」ｃｌ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、触媒注入器と、該触媒注入器からの触媒を燃料電池
   の電極板に塗布するための塗布片と、を有する触媒塗布
   機において、該塗布片は電極板の表面の変位に応動可能
   に、かつ複数個設けられていることを特徴とする燃料電
   池用電極触媒塗布機。 ２、該塗布片が金属製であることを４ｉｌ−徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の燃料電池用電極触媒塗布機
   。 ３、該塗布片が合成樹脂製であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載の燃料電池用電極触媒塗布機。 ４、該塗布片が、塗布機の塗布方向に対して垂直方向に
   複数個設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の燃料電池用
   電極触媒塗布機。 ５、該塗布片は、電極板の表面の変位を吸収する変位吸
   収機構を備えることにより、該変位に応動可能とされて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４
   項のいずれか１項に記載の燃料電池用電極触媒塗布機。 ６、該変位吸収機構は、個々の塗布片に独立して設けら
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の
   燃料電池用電極触媒塗布機。 ７、該変位吸収機構は、バネ、ベローズ又はダイヤフラ
   ムによシ構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
   ５項又は第６項に記載の燃料電池用電極触媒塗布機。 ８、該燃料電池は、触媒を塗布した一対の電極板の間に
   ′電解質をはさんで積層してなることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項ないし第７項に記載の燃料電池用′電
   極触媒塗布機。