JPH0434015Y2 - - Google Patents

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JPH0434015Y2
JPH0434015Y2 JP5068988U JP5068988U JPH0434015Y2 JP H0434015 Y2 JPH0434015 Y2 JP H0434015Y2 JP 5068988 U JP5068988 U JP 5068988U JP 5068988 U JP5068988 U JP 5068988U JP H0434015 Y2 JPH0434015 Y2 JP H0434015Y2
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roll
layer
vibration
bead
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JP5068988U
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JPH01153225U (ja
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、主として可撓性フイルムに銅箔等
の電子回路をラミネートするためのラミネートロ
ールに関するものである。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」 従来、可撓性フイルムに銅箔等の電子回路をラ
ミネートする場合において、芯金の周囲に単に耐
熱性ゴム層を被覆したゴムロールを普通の軸受に
支持したものが使用されているが、このようなロ
ールでは電子回路が糸を並べたような繊細なパタ
ーンである場合、圧着分が充分に作用せず、銅箔
の接着面に気泡や空気層を残してラミネートされ
る欠点があつた。
「問題点を解決するための手段」 この考案は前記従来の課題を解決するために、
被覆ゴム層内に微小な球形のビーズを密に配した
ローラーを振動軸受に支持することにより、糸を
並べたような繊細な回路パターンに対しても、振
動軸受の振動と微小な凹凸を有するビーズ層によ
る振動押圧力がラミネートフイルムに緊密に作用
して電子回路などの繊細な間隙をも均一かつ確実
に加圧し、空気層を残すことなく良好にラミネー
トすることを可能としたラミネートロールを提案
するものである。
「実施例」 以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、ロール1は金属製芯金2の周囲に耐熱も
しくは超耐熱性ゴム等からなる薄い接着層3が被
覆され、この接着層3の上に耐熱性ガラス、セラ
ミツク等の耐熱性及び剛性を有する直径1mm前後
又はそれ以下のビーズを多数密接して均等に接着
したビーズ層4が設けられ、このビーズ層4の上
に耐熱もしくは超耐熱性ゴム等からなる表面ゴム
層5が被覆されている。
そして、このロール1は、市販のエアー式振動
軸受などの振動軸受6に両端を支持されて、上下
に微振動しながら回転し得るようになつている。
ロール1はその芯金2の内部に電気ヒーター等
の熱源を設置し、これと対接したロール7に適度
な圧接力をもつて密接させる。
この対接ロール7は普通の軸受に支持した一般
的なゴムロールでよいが、必要に応じこれをロー
ル1と同様のビーズ式ロールとして振動軸受6に
支持するようにしてもよい。
「考案の作用」 上記のように構成したロール1とロール7との
間に、例えば、糸を並べたような繊細な回路パタ
ーンの銅箔等の被ラミネート板を可撓性ラミネー
トフイルムと共に通過させると、振動軸受6によ
つてロール1が加圧方向に振動し、均等なビーズ
層4の微細な凹凸による振動押圧力が繊細な銅箔
やその微細な間隙に均等かつ確実に作用し、空気
層をほとんど残すことなく良好にラミネートする
ことが可能となる。
なお、このようなラミネート加工に用いる場
合、ビーズの直径や表面ゴム層5の材質、或いは
加圧力等によつて多少異なるが、芯金2から表面
ゴム層5の表面までの厚さは約3mm前後程度であ
ることが最も好適である。
「考案の効果」 以上の通りこの考案によれば、芯金の周囲に被
覆した接着層上に、剛性を有する微小な球形のビ
ーズを密に接着してなるビーズ層を設け、前記ビ
ーズ層上に表面ゴム層を被覆してなるロールを振
動軸受に支持してなるので、振動軸受の振動とビ
ーズ層の微細な凹凸による振動押圧力が繊細な銅
箔やその微細な間隙に均等かつ充分に作用し、空
気層をほとんど残すことなく良好にラミネートす
ることが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、
第2図は同縦断正面図である。 1……ロール、2……芯金、3……接着層、4
……ビーズ層、5……表面ゴム層、6……振動軸
受、7……対接ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯金の周囲に被覆した接着層上に、剛性を有す
    る微小な球形のビーズを密に接着してなるビーズ
    層を設け、前記ビーズ層上に表面ゴム層を被覆し
    たロールを、振動軸受に支持してなることを特徴
    とするラミネートロール。
JP5068988U 1988-04-15 1988-04-15 Expired JPH0434015Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5068988U JPH0434015Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15

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JP5068988U JPH0434015Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15

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Publication Number Publication Date
JPH01153225U JPH01153225U (ja) 1989-10-23
JPH0434015Y2 true JPH0434015Y2 (ja) 1992-08-13

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JPH01153225U (ja) 1989-10-23

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