JPH1067060A - 印刷配線板用ラミネートローラ - Google Patents

印刷配線板用ラミネートローラ

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Publication number
JPH1067060A
JPH1067060A JP22873996A JP22873996A JPH1067060A JP H1067060 A JPH1067060 A JP H1067060A JP 22873996 A JP22873996 A JP 22873996A JP 22873996 A JP22873996 A JP 22873996A JP H1067060 A JPH1067060 A JP H1067060A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
roller
printed wiring
laminating
liquid
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Pending
Application number
JP22873996A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ejiri
雅之 江尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
Original Assignee
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Publication date
Application filed by NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc filed Critical NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Publication of JPH1067060A publication Critical patent/JPH1067060A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】幅広い印刷配線板に対応して、ラミネート不倶
合を排除することのできる印刷配線板用ラミネートロー
ラを提供する。 【解決手段】印刷配線板用ラミネートローラ6は、印刷
配線板20、ドライ・フィルム21および搬送ローラ1
0に対応して、両端に鍔の形状を有しローラ回転軸を形
成する金属芯1を備えており、当該金属芯1の外周周壁
には、薄い軟質樹脂膜2およびゴムシート5が積層され
ている。金属芯1の鍔部には、金属芯1と軟質樹脂膜2
との間に充填する液体3の量を調整する調整弁4が設け
られており、金属芯1と軟質樹脂膜2との間には液体3
が充填される。液体3の軟性および同一圧力に拡散しよ
うとする作用を利用し、且つ軟質樹脂膜2およびゴムシ
ート5の薄膜による軟性により、幅広い印刷配線板20
に対しても、不倶合を生じることなくラミネートが行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷配線板用ラミネ
ートローラに関し、特に凹凸を有する印刷配線板にドラ
イ・フィルム等のシートをラミネートする際に用いられ
る印刷配線板用ラミネートローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の印刷配線板用ラミネー
トローラの例としては、例えば、特開平5ー451号公
報に開示されている従来例のように、表面形状が種々の
異なる長尺の芯材表面に、化粧シートを連続して貼着さ
せるように機能する中空ローラが知られている。図5
は、本従来例の印刷配線板用ラミネートローラが適用さ
れる印刷配線板ラミネート手段の概略構造を示す図であ
り、また図6は、当該従来例の中空ローラの回転基準軸
線を含む拡大断面図である。図5および図6に示される
ように、中空ローラ170は、周壁100を弾性体によ
り形成し、内部には気体、液体、粉体および粒体の何れ
か1つまたは2つ以上のものが充填される。なお、図5
および図6に示される中空ローラ170においては、液
体110が充填されている。当該中空ローラ170に
は、回転軸120、両脇の支持板130および中空ロー
ラ170の内部に充填されている液体110の量を調整
するための調整弁140が備えられており、中空ローラ
170自体の幅よりも細い芯材190を対象として構成
されている。そして、化粧シート180と芯材190を
連続的に貼着させる場合には、図5に示されるように、
複数本の搬送ローラ150等を用いて形成される搬送路
160上に、当該中空ローラ170を向い合わせて配置
し、これらの中空ローラ170を、裏面に接着剤が塗布
されている化粧シート180が載置されている芯材19
0を押圧しながら搬送させることにより、化粧シート1
80と芯材190とは連続して貼着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷配
線板用ラミテートローラにおいては、使用している中空
ローラによりラミネートすることができる対象物の幅が
狭いものに限定されており、印刷配線板のように、幅広
いものを対象とする場合においては、当該印刷配線板に
対して均一に圧力を加えることができず、適用不可能で
あるという欠点がある。
【0004】また、上記の欠点に対して、芯材よりも幅
広い印刷配線板などの対象物に対応して、複数本の中空
ローラを並設してラミネートを行う場合には、当該中空
ローラにより押圧された軌跡間に浮き状のラミネート不
倶合が発生するという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を解決して、
幅の広い印刷配線板の表面に均一に圧力を加え、当該印
刷配線板の表面にドライ・フィルム等のシートを、「浮
き」および「しわ」などの不倶合がなくラミネートする
ことのできる印刷配線板用ラミネートローラを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷配線板用ラ
ミネートローラは、ローラの基準回転軸を形成する金属
性の芯と当該ローラ外周の周壁を形成する弾性体との間
に、気体、液体、粉体および粒体の何れか1つまたは2
つ以上の充填材を充填して構成されることを特徴として
いる。
【0007】なお、前記弾性体は、内側には軟質樹脂膜
を配置し、外側にはゴムシートを配置して、前記ローラ
の外周の周壁に幅広く積層して形成するようにしてもよ
く、また前記金属性の芯は、両端部に鍔状の突起部を有
し、前記軟質樹脂膜と当該金属性の芯とにより、前記気
体、液体、粉体および粒体の何れか1つまたは2つ以上
の充填材を充填する空隙を形成するようにしてもよい。
【0008】更に、向い合わせに配置される所定の搬送
ローラとともに、所定の印刷配線板ラミネート手段を構
成するようにしてもよく。また、対として相互に向い合
わせに配置して、所定の印刷配線板ラミネート手段を構
成するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は、本発明の1実施形態の第1の適用
例の印刷配線板用ラミネート手段の概略構造を示す側面
図である。また、図2は当該第1の適用例の拡大断面図
であり、本実施形態の回転基準軸線22および搬送ロー
ラ10の回転基準軸線24を含む断面図として示されて
いる。図1および図2に示されるように、第1の適用例
の印刷配線板用ラミネート手段は、相互に向い合わせに
配置される本実施形態の印刷配線板用ラミネートローラ
6と搬送ローラ10とにより構成されており、本実施形
態は、印刷配線板20、ドライ・フィルム21および搬
送ローラ10に対応して、内部に液体等を充填するため
に、両端が高さ5mm、幅3mmの鍔の形状を有する回
転可能なローラの回転基本軸を形成する金属芯1を備え
ており、当該金属芯1の外周には、当該金属芯1の鍔部
を両端として厚みが0.03mmと薄く、且つ印刷配線
板20の表面の凹凸に柔軟に追従することができる四弗
化エチレン樹脂による軟質樹脂膜2を有し、金属芯1の
鍔部には、金属芯1と軟質樹脂膜2との間に充填される
液体3の量を調整するための調整弁4が設けられてお
り、更に、軟質樹脂膜2の外周には、内部に充填されて
いる液体3の軟性を外部に伝達するように機能する厚さ
0.1mmのゴムシート5が設けられている。なお、本
実施形態においては、金属芯1と軟質樹脂膜2との間に
液体3が充填されているが、一般的には、気体、液体、
粉体および粒体の何れか1つまたは2つ以上のものを充
填材として用いてもよい。
【0011】図1および図2において、印刷配線板用ラ
ミネートローラ6と、当該印刷配線板用ラミネートロー
ラ6に向い合わせて配置されている搬送ローラ10との
間を、表面に凹凸(高低差が0.05mm程度、穴は貫
通穴でも可)のある印刷配線板20(大きさ500mm
×500mm、厚さ1.0mm)と、その表面に厚さ
0.03mmのドライ・フィルム21とを載置した状態
で通過させる。このように印刷配線板20とドライ・フ
ィルム21とを載置した状態で通過させる過程におい
て、印刷配線板用ラミネートローラ6は、向い合わせに
位置する搬送ローラ10の方向に押圧しながら回転して
ゆき、印刷配線板20にはドライ・フィルム21がラミ
ネートされる。
【0012】次に、図3は、本発明の1実施形態の第2
の適用例の印刷配線板用ラミネート手段の概略構造を示
す側面図である。また、図2は当該第2の適用例の拡大
断面図であり、本実施形態における2つの回転基準軸線
22および23を含む断面図として示されている。図3
および図4に示されるように、当該第2の適用例は、相
対向する一対の本実施形態の印刷配線板用ラミネートロ
ーラ6により構成されており、これらの印刷配線板用ラ
ミネートローラ6は、既に、図1の第1の適用例におい
て説明したように、印刷配線板20およびドライ・フィ
ルム21に対応して、それぞれ両端が高さ5mm、幅3
mmの鍔の形状を有するローラの回転基本軸を形成する
金属芯1を備えており、当該金属芯1の外周には、印刷
配線板20の表面の凹凸に柔軟に追従することができる
軟質樹脂膜2を有し、金属芯1の鍔部には、金属芯1と
軟質樹脂膜2との間に充填される液体3の量を調整する
調整弁4が設けられ、更に、軟質樹脂膜2の外周には、
内部の液体3の軟性を外部に伝達するように機能するゴ
ムシート5が設けられている。云うまでもなく、本適用
例においても、金属芯1と軟質樹脂膜2との間に充填さ
れる充填材は液体に限定されるものではなく、気体、液
体、粉体および粒体の何れか1つまたは2つ以上の充填
材を用いてもよい。
【0013】本適用例においては、相互に向い合わせて
配置されている2つの印刷配線板用ラミネートローラ6
の間を、表面に凹凸のある印刷配線板20とドライ・フ
ィルム21とを載置した状態で通過させる。このように
印刷配線板20とドライ・フィルム21とを載置した状
態で通過させる過程を介して、印刷配線板用ラミネート
ローラ6により、印刷配線板20には、表裏両面に対し
て同時にドライ・フィルム21がラミネートされる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ローラ
回転軸を形成する金属芯に対応して、ローラの外周にゴ
ムシートおよび軟質樹脂膜の層を設け、当該軟質樹脂膜
と前記金属芯との間に、気体、液体、粉体および粒体な
どの何れか1つまたは2つ以上の充填材を充填し、当該
充填材の軟性および同一圧力に拡散しようとする作用を
有効利用するとともに、ローラの外周周壁の前記軟質樹
脂膜ならびにゴムシートを幅広く薄膜として形成するこ
とにより、ローラの外周が印刷配線板の凹凸面に効率よ
く追従してラミネートが行われ、印刷配線板の穴、反り
およびめっき厚等を吸収することが可能となり、幅広い
印刷配線板に対しても、ドライ・フィルム等のシートの
浮きおよび「しわ」等を発生することなく、その表面に
ラミネートすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の第1の適用例の印刷配線
板ラミネート手段の概略構造を示す側面図である。
【図2】前記第1の適用例の印刷配線板ラミネート手段
の拡大断面図である。
【図3】前記1実施形態の第2の適用例の印刷配線板ラ
ミネート手段の概略構造を示す側面図である。
【図4】前記第2の適用例の印刷配線板ラミネート手段
の拡大断面図である。
【図5】従来例が適用される印刷配線板ラミネート手段
の概略構造を示す側面図である。
【図6】前記従来例および搬送ローラを含む拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 金属芯 2 軟質樹脂膜 3、110 液体 4、140 調整弁 5 ゴムシート 6 印刷配線板用ラミネートローラ 20 印刷配線板 21 ドライ・フィルム 22〜24 回転基準軸線 100 周壁 120 回転軸 130 支持板 150 搬送ローラ 160 搬送路 170 中空ローラ 180 化粧シート 190 芯材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:06 105:22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラの基準回転軸を形成する金属性の
    芯と当該ローラ外周の周壁を形成する弾性体との間に、
    気体、液体、粉体および粒体の何れか1つまたは2つ以
    上の充填材を充填して構成されることを特徴とする印刷
    配線板用ラミネートローラ。
  2. 【請求項2】 前記弾性体が、内側には軟質樹脂膜を配
    置し、外側にはゴムシートを配置して、前記ローラの外
    周の周壁に幅広く積層されて形成されることを特徴とす
    る請求項1記載の印刷配線用ラミネートローラ。
  3. 【請求項3】 前記金属性の芯が両端部に鍔状の突起部
    を有し、前記軟質樹脂膜と当該金属性の芯とにより、前
    記気体、液体、粉体および粒体の何れか1つまたは2つ
    以上の充填材を充填する空隙を形成することを特徴とす
    る請求項1記載の印刷配線板用ラミネートローラ。
  4. 【請求項4】 向い合わせに配置される所定の搬送ロー
    ラととともに、所定の印刷配線板ラミネート手段を構成
    する請求項1または請求項2または請求項3記載の印刷
    配線板用ラミネートローラ。
  5. 【請求項5】 対として相互に向い合わせに配置され
    て、所定の印刷配線板ラミネート手段を構成する請求項
    1または請求項2または請求項3記載の印刷配線板用ラ
    ミネートローラ。
JP22873996A 1996-08-29 1996-08-29 印刷配線板用ラミネートローラ Pending JPH1067060A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018119A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Hitachi Ltd 基板ラミネート方法
CN107813512A (zh) * 2017-10-25 2018-03-20 江苏瀚阳新材料科技有限公司 Pmma导光级透明膜片的制备系统及制备方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990112