JPH07278Y2 - 折板成形装置 - Google Patents

折板成形装置

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JPH07278Y2
JPH07278Y2 JP905290U JP905290U JPH07278Y2 JP H07278 Y2 JPH07278 Y2 JP H07278Y2 JP 905290 U JP905290 U JP 905290U JP 905290 U JP905290 U JP 905290U JP H07278 Y2 JPH07278 Y2 JP H07278Y2
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JP
Japan
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folded plate
plate forming
antistatic agent
folded
foam sheet
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Expired - Lifetime
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JP905290U
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JPH03100421U (ja
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勉 井上
久 中島
誓勝 川崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、静電気帯電量の低減された積層折板を製造す
るための折板成形装置に関する。
〔従来の技術〕
屋根板等に使用される折板は、通常、断熱材として機能
する発泡体シートと鉄板とを積層したのち成形加工する
ことにより得られる。得られた折板は1枚あたり約3〜
10kvの静電気を帯電しているのが通常であり、スタック
した折板を各種作業に供する場合、この帯電量は作業性
に支障をきたし、発泡体シート表面にゴミ等が付着しや
すいだけでなく、火災(例えば溶剤の引火による)が発
生する危険もある。
このような帯電に起因する不都合を回避するために、帯
電防止剤を含有する発泡体シートが市販されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
帯電防止剤を含有する発泡体シートを用いて成形する
と、折板1枚あたりの帯電量を1〜3kvに低減すること
ができる。しかし、得られた折板をスタックしておく
と、帯電量が再び3〜6kvに上昇するので、前記の不都
合及び危険が生じる。
本考案の目的は、帯電量を充分に低減することのできる
折板成形装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者らは前記課題を解決するために鋭意検討した結
果、本考案を完成した。
本考案の折板成形装置は、金属板と発泡体とを積層する
手段、及び折板成形手段を有する折板成形装置におい
て、該折板成形手段への前記積層シートの入口部及び/
又は該折板成形手段からの前記積層シートの出口部に発
泡体シートに体する帯電防止剤塗布手段が設けられてい
ることを特徴とする。
以下に本考案を、図面を参照してさらに詳しく説明す
る。
第1図は本考案の折板成形装置の一例を組込んだ全体的
な加工工程の概略図である。
第1図において、金属板1及び発泡体シート2は矢印方
向に搬送され、積層手段としてのラミネートロール3の
間を通過することにより積層される。金属板1と発泡体
シート2の密着性を良好にするため、積層手段に又はそ
の前工程に常法により加熱手段7を設けることができ
る。次いで積層シート4は必要により所望のサイズにカ
ットされ、折板成形手段5へ導かれ、そこで成形されて
折板が得られる。得られた折板は普通のようにスタック
装置8中で積み重ねられ、出荷まで保管される。
本考案によれば、積層シート4の進行方向からみて、折
板成形装置5の入口部又はその出口部のいずれか一方又
は双方に、帯電防止剤塗布手段6が設けられる。塗布手
段6の位置は好ましくは出口部であり、入口部及び出口
部の双方に設けることが特に好ましい。帯電防止剤の塗
布は発泡体シート面に対してなされ、帯電防止剤の一部
は発泡体シート中に含浸される。
塗布手段としては、既知の種々の装置を使用できる。例
えばエアーガンによる噴霧装置、ロールコーター、カー
テンコーター、毛細管現象を利用する塗布装置等があげ
られる。均一な布、塗布量の容易な調節などからみて、
エアーガン及びロールコーターが好ましい。
金属板としては、例えば亜鉛引鉄板などが用いられ、屋
根板用には鉄板が好ましい。
本考案において使用される帯電防止剤としては、例えば
シリコーン油、水、石けん水、第4級アンモニウムクロ
ライド等が挙げられる。上記帯電防止剤は必要に応じ適
宜溶剤に溶解して使用することができる。帯電防止剤の
塗布量は、用いられる発泡体シートの材質(通常はポリ
エチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂)、帯電防
止剤の種類等により異なるが、一般に10g/m2以上で帯電
量を1kv以下とすることができ、50g/m2程度で帯電量を
ほとんど0にすることができる。
〔考案の効果〕
本考案の装置により、発泡体シートを積層した折板の帯
電量を限りなく0に近づけることが可能であり、折板へ
のゴミや汚れ等の付着がほとんどなくなり美観を永く保
つことができる。さらに折板を種々の用途に使用する際
の作業性もきわめて良好で、危険性も避けられる。その
ほか、折板成形前に帯電防止剤を塗布する場合には摩擦
が低減され、成形性の向上も認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一例を組込んだ全体的な加工工
程の概略図であって、1は金属板、2は発泡体シート、
3はラミネートロール、4は積層シート、5は折板成形
手段、6は帯電防止剤塗布手段、7は加熱手段、8はス
タック装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板と発泡体シートとを積層する手段、
    及び折板成形手段を有する折板成形装置において、該折
    板成形手段への前記積層シートの入口部及び/又は該折
    板成形手段からの前記積層シートの出口部に発泡体シー
    トに対する帯電防止剤塗布手段が設けられていることを
    特徴とする、折板成形装置。
JP905290U 1990-01-31 1990-01-31 折板成形装置 Expired - Lifetime JPH07278Y2 (ja)

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JPH03100421U JPH03100421U (ja) 1991-10-21
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