JPS6059388B2 - 断熱型材の製造方法 - Google Patents

断熱型材の製造方法

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JPS6059388B2
JPS6059388B2 JP55135762A JP13576280A JPS6059388B2 JP S6059388 B2 JPS6059388 B2 JP S6059388B2 JP 55135762 A JP55135762 A JP 55135762A JP 13576280 A JP13576280 A JP 13576280A JP S6059388 B2 JPS6059388 B2 JP S6059388B2
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JP
Japan
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heat insulating
connecting member
groove
side member
insulating material
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JP55135762A
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English (en)
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JPS5761171A (en
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信重 筒口
嘉隆 永井
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YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、断熱型材の製造方法、詳しくは金属材料よ
り成る室外側部材と室内側部材とを断熱部材で連結して
室外側と室内側の熱伝導を遮断した断熱型材の製造方法
に関するものである。
従来、この種の断熱型材の製造方法は、例えば実公昭
48−4522角公報、実公昭47−28203号公報
で開示しているように室外側部材と室内側部材とを連結
部材で連結して該両部材間に溝部を形成している金属製
型材を押し出し成形し、該型材の溝部に合成樹脂製断熱
材を充填し硬化させた後、断熱材充填側と反対側から前
記連結部材を切削する(実公昭48−4522吋公報参
照)か、むしり取りして(実公昭47−28203号公
報参照)室外側部材と一室内側部材とを断熱部材を介し
て連結した断熱型材を製造するものである。
このような製造方法であると、連結部材のカッタ等に
よる切削時に少なからず充填填断熱材をも切削するので
、この際の断熱材切削屑が切削時に静電気を帯びて型材
の外表面に付着してしまうため、その断熱材切削屑の取
り払らいが大変面倒であるのみならす、断熱材部を削つ
た際に、その断熱材部に与えた僅かな損傷が簡単ひび割
れや亀裂を誘発することになつて断熱部材による室外側
部材と室内側部材との連結強度の保証・信頼性を失う致
命的欠点があつた。
また、連結部材をむしり取る場合においても、その連
結部材が断熱材に接着しているため、連結部材にそのむ
しり取りを容易にするすじ目を形成していても容易にむ
しり取れないのみならず、断熱部材の外表面に連結部材
剥離による損傷を与え前記の場合と同様な欠点を招く等
の難点があつた。
更に、前述の従来方法によると、断熱材を注入充填す
る溝部を形成している全べての壁が金属であり、しかも
金属性の室外側部材および室内側部材と連続一体を成し
ている構造のものであつて、注入充填した断熱材が金属
壁と接触する面積が多いと同時に熱を多く奪いやすい構
造になつているから、この溝部に注入充填した断熱材の
2液混合攪拌後の反応熱が室内側部材及ひ室外側部材を
一体に形成している型材に急激かつ必要以上に奪われて
、結果として注入充填断熱材が硬化するまでの時間が長
くなつたり、不完全反応になつたりする。
そして、不完全反応あるいは硬化の進み具合い、および
状態が断熱連結体部において不均衡になつて室外側部材
と室内側部材との連結状態に許容誤差範囲から外れた歪
みを生ぜしめ不良製品を製造してしまう難点もあつた。
本発明は上記難点に対処して開発されたものであり、そ
の目的は室外側部材と室内側部材とを一体に連結してい
る金属製連結部材をカッター等で切除するに際して、充
填断熱材に傷を与えることなく切除ができると共に、金
属製型材の溝部に注入充填した断熱材の反応熱の逃げを
少なくし、かつバランス良く硬化できるようにして実質
的に歪みのない断熱型材を製造することにある。
以下本発明の実施例を図面の実施例に基ついて説明する
先す、第1図aに示す如く、室外側部材21と室内側部
材22とが対向配置されかつこれらが上下2つの連結部
材23,24で連結されて内部に密閉中空室25を囲撓
形成していると共に、これに隣接して箱形状の第1の溝
部26と第2の溝部27を形成しており、前記一方の連
結部材23には第1の溝部26の開口側に向けて突出し
た一対の突起28,28及び、一対の突起28,28間
に位置する一対のすじ目29,29を形成している型材
Bを押出し成形する。
次に、第1図bに示す如く、一方の連結部材23の一対
の突起28,28上にプラスチック等の断熱材より成る
遮蔽板30を載置して、当該遮蔽板30と一方の連結部
材23とによつて中空部31を形成するとともに、第1
の溝部26に例えば良く知られているイソシアネートと
ポリオールの混合攪拌液等の如きプラスチック性断熱材
を注入充填し、この断熱材が硬化した時点で、第1図c
一に示す如く、断熱材の充填側と反対側である第2の溝
部27側からカッタ33によつて前記他方の連結部材2
4及び一方の連結部材23を、前記中空部31を利用し
ながら長さ方向全長に亘つて切除して切断開口部34,
35を同時に形成して室一内側部材21と室外側部材2
2とを断熱連結体部によつて連結する構造とする。
この時、カッタ33で一方の連結部材23を切除する際
、カッタ33は中空部31内に臨み第1の溝部26内に
注入した断熱材の充填硬化部を切除することがない。
その後に、第1図dに示す如く、他方の連結部材24に
設けられた切断開口部34を、断熱性を有する閉塞部材
36で閉塞して当該閉塞部材36と前記断熱連結体部3
2との間に中空部25″を形成し、この閉閉塞部材36
で前記切断開口部34が閉塞された第2の溝部27に対
して、第1図eに示す如く、第1の溝部26に注入した
断熱材・と同じプラスチック性断熱材を注入充填し、硬
化させて所望の断熱型材を製造するものてある。
第2図は第2実施例を示すもので、第2図aに示す如く
、室外側部材21と室内側部材22とが対向配置されか
つこれらがほぼ中央に位置する1つの連結部材2で連結
されそして該連結部材23には一対の突起28,28を
設けている型材Cを押出し成形する。そして、第1実施
例の場合と同様に、第2図bに示す如く、連結部材23
の一対の突起28,28上に断熱性を有する遮蔽板30
を載置して中空部31を形成した後に第1の溝部26に
プラスチック性断熱材を充填し硬化させ、次いて第2図
Cに示す如く、断熱材充填側と反対側である第2の溝部
27側からカッタ33によつて、前記連結部材23を中
空部31を利用しながら切除して、切断開口部35を形
成して室内側部材21と室外側部材22とを断熱連結体
部32によつて連結する構造とする。
次に第2図dに示す如く、第2の溝部27側の切断開口
部34を遮蔽部材36で閉塞して断熱連結体部32との
間に中空部25″を形成し、第2の溝部27に、第2図
eに示す如く、プラスチック性断熱材を充填し硬化させ
て所望の断熱型材をを製造するものである。第3図は第
3実施例を示し、第3図aに示す如く、室外側部材21
と室内側部材22とが対向配置され、これが連結部材2
3て連結して上下の溝部26,27を形成していると共
に、該連結部材23よりも上方位置て溝部26の側壁か
ら突出する一対の横内向き突起38,38を有する型材
Dを押出し成形する。
次いで、第3図bに示す如く第1の溝部26の一対の横
内向き突起38,38間を遮蔽板30で閉塞して連結部
材23と遮蔽板30との間に中空部31を形成し、第1
の溝部26にプラスチック性断熱材を充填し硬化させる
然る後、第3図cに示す如く、最初の断熱材充填側と反
対側の第2の溝部27側からカッタ33で前記連結部材
23における中空部31と対面する範囲で該中空部31
を利用しながら切除して切断開口部35を形成して断熱
材の充填硬化部を断熱連結体部32とし、次いで第3図
dに示す如く、連結部材23の切断開口部35を断熱性
を有する遮蔽部材36で閉塞して前記断熱連結体部32
との間に中空部25″を形成し、そして第2の溝部27
に、第3図eに示す如くプラスチック性断熱材を充填し
硬化させて所望の断熱型材を製造するものである。なお
、第1、第2、第3実施例では連結部材23をカッタ3
3で切除して切断開口部35を設けたが、連結部材23
の一対のすじ目29,29よりローラ等でむしり取つて
切除し切断開口部35を設けても良い。この時、連結部
材23のむしり取られる部分は断熱材注入充填による断
熱連結体部32と接着していないから、そのむしり取り
が容易であると共に、断熱連結体部に傷を付けることも
ない。また、遮蔽板30は平板状としたが、第4図に示
す如く横断面が下向コ字状を成すものにしても良いと共
に、第5図に示す如く下向コ字状でかつ両側に受片3『
,3『を有する形状としても良い。
また、遮蔽板30は平帯状にしておいて連結部材23を
横断面υ形にすることもてきる。このようにすれば連結
部材23に一対の突起18,18を形成することなく遮
蔽板30と連結部材23との間に中空部31を形成でき
る。また、型材は前述の形状に限るものではなく、室外
側部材と室内側部材とを連結部材て連結して室外側部材
と室内側部材との間に断熱連結体部を成形するための溝
部を形成した形状であれば良い。
以上の様に本発明方法によると、溝部に遮蔽板を装着し
て連結部材との間に中空部を形成し、これによつて断熱
連結体部と連結部材の切除する部分とを離間させたうえ
で型材の連結部材を切除するので、カッタ等で切削する
際に、溝部に充填した断熱材を削ることがない。
従つて、静電気を帯びた断熱材切削屑が生じないので従
来のように型材の外表面に静電気によつて付着した断熱
材切削屑を取り払う面倒な作業が必要なくそれだけ断熱
型材の製造が容易になると共に、充填硬化させた断熱連
結体部に切削による損傷がもとで起るひび割れ、亀裂を
招くことがない極めて信頼性の高い断熱連結体部を有す
る断熱型材を製造できる。換言するならば、断熱材によ
る室内側部材の連結強度を製造加工の段階で低下させる
要因を完全に解消できると言う優れた効果を奏する。さ
らには連結部材をむしり取りによつて切除する場合にお
いても、連結部材のむしり取り部分が注入硬化した断熱
材と接着していないのでむしり取りによる切除が簡単か
つ容易にできると共に、断熱連結体部にむしり取りによ
る傷を与えることもない。また、本発明方法によると、
型材の溝部に断熱性を有する遮蔽板を装着することによ
つて、注入した断熱材が金属壁面と接触する面積を少な
くし、これによつて注入した断熱材の反応熱の逃げ防止
を計ることができて断熱材の熱反応を充分なものとし、
かつ硬化時間が長くならないようにしている。加えて、
断熱材反応熱の逃げが金属壁の存在しない溝開口側と、
これと反対側の溝底壁を成す連結部材側とでバランスが
取れるように連結部材側に断熱遮蔽板と中空部とを設け
るようにしているので、注入充填した断熱材の硬化およ
びその進行が全体としてバランスの取れたものと成り、
室外側部材と室内側部材との連結状態に許容誤差範囲か
ら外れた歪を起すことがなく、常に正”確な形状・寸法
を持つ断熱型材を製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の第1、第2、第3実
施例を示すもので、その製造工程を示す断面図、第4図
、第5図は遮蔽板のそれぞれ異なる実施例を示す断面図
である。 21は室外側部材、22は室内側部材、23,24は連
結部材、26,27は溝部、30は断熱性を有する遮蔽
板、31は中空部、32は断熱連結体部、34,35は
切断開口部、B,C,Dはk金属製型材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 室外側部材21と室内側部材22とを連結部材23
    で連結して前記室外側部材21と室内側部材22との間
    に溝部26を形成している金属製型材B、C、Dを押し
    出し成形し、該金属製型材の溝部26に断熱性を有する
    遮蔽板30を装着して該遮蔽板30と前記連結部寺材2
    3との間に中空部31を形成し、その後に遮蔽板30を
    装着している溝部26に断熱材を充填し硬化させて断熱
    連結体部32を成形し、然る後、前記中空部31を利用
    しながら連結部材23をその長手方向に切除することを
    特徴とする断熱型材の製造方法。
JP55135762A 1980-10-01 1980-10-01 断熱型材の製造方法 Expired JPS6059388B2 (ja)

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