JPS6059019A - 耐遅れ破壊性の優れた耐摩耗性鋼板の製造法 - Google Patents

耐遅れ破壊性の優れた耐摩耗性鋼板の製造法

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JPS6059019A
JPS6059019A JP16902483A JP16902483A JPS6059019A JP S6059019 A JPS6059019 A JP S6059019A JP 16902483 A JP16902483 A JP 16902483A JP 16902483 A JP16902483 A JP 16902483A JP S6059019 A JPS6059019 A JP S6059019A
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less
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delayed fracture
steel plate
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Seiichi Watanabe
征一 渡辺
Nozomi Komatsubara
小松原 望
Yuichi Watanabe
祐一 渡辺
Masaaki Nakamura
昌明 中村
Yasuo Suishiyu
水主 安男
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鉱石や土砂による摩耗が問題になる土木・
鉱山機械類のパケット、大型ダンブト2′ ツクの荷台
、ブルドーザ−の排土板等に使用される高硬度の耐摩耗
性鋼板に関するものである。
一般に%土木・鉱山機械類に使用される鋼材の、鉱石や
土砂等に直接触れる部分の摩耗は予想をはるかに上回る
−1ど激しいものであり、摩耗によって耐用年数が決ま
ると言われている。
ところで、鉱石や土砂類による鋼材の摩耗灯鋼材表面の
硬さに支配されるものであシ、硬さが硬いほど摩耗量が
小さくなることが知られている。
第1図は、鋼材の表面硬さと、砕石、珪砂及び砂による
鋼材の摩耗量との関係を示す線図で1L摩耗量を軟鋼(
8M41材)に対する比で表わしたものであるが、この
第1図からも、鋼材の表面硬さが高くなるにつれて摩耗
1が減少することがわかる。
このように、鋼材の摩耗量の減少を図るには鋼材硬度を
上昇させるのが効果的な手段であったが、鋼材硬度を高
めると、今度は水素に起因する遅れ破壊発生の感受性が
高まり、土木・鉱山機械等の製作途中、或いはその使用
中に破壊が発生しやすくなるという困難な問題があった
。そして、遅れ破壊現象は、厚鋼板をガス溶断した際に
生じる熱解明されており、溶接施工を必須とする土木・
鉱山機械類には、耐摩耗性の良好な1表面硬度の高い鋼
板を使用することが事実上不可能だったのである。
このため、比較的安価な厚鋼板を素材として使用せざる
を得ない土木・鉱山機械類には5表面硬度の低い鋼板し
か適用できず、土木・鉱山機械類の耐用年数はどうして
も摩耗による制約を受けることとなって大きな経済的損
失全余儀なくされているのが現状であった。
本発明者等杜、上述のような観点から、耐摩耗性の良好
な表面ブリネル硬さ:360〜600360〜600℃
あって、しかも遅れ破壊感受性の低い鋼材を笑現し、鉱
物資源等の採掘能率の向上と作業コストの低減を図るべ
く研究を行った結果、以上(a)〜(d)に示す如き知
見を得たのである、即ち、(a) 土木・鉱山機械類に
必要とされる鋼材硬度を実現する成分組成の鋼におhて
、そのMn含有針を通常鋼の帆6〜1.2%(以下、成
分組成割合を裏−b−i擺H言翳≦シ+1)萌−L^つ
へ二飴住ry /ル滅すると遅れ破壊時間が大幅に延長
され、耐遅れ破壊性が非常に改善されること。
第2図は、55℃温水中での遅れ破壊発生促進試験にお
ける鋼材硬さと遅れ破壊発生時間との対応を示すグシ7
であるが、耐遅れ破壊対策を何ら施していないところの
Mn 含有度が0.9チである通常鋼では調相の遅れ破
壊発生時間と硬ざとの間に一足の相関関係があり、硬度
の上昇に伴って遅れ破壊発生時間の短かくなることが明
らかでめる。
そして、第2図からは、鋼材のMn含有量を0630チ
程度に低減するとその遅れ破壊発生時間が大幅に延長さ
れ、#遅れ破壊性能が改善されることも明白で必る。
また、第2図からは、鋼材の遅れ破壊発生時間と硬さと
の対応状況は一義的であって、硬さが同等であれば焼入
れ・焼もどし処理したものでも、焼入れのままのもので
も同等の遅れ破壊発生促進試験すことが明らかであるか
ら、特にMn含有給を低く調整すれば、溶接性の良好な
抵C材等の比較的少ない化学成分の鋼材であっても、焼
入れのまま材とすることによって焼入れ・焼もどし材よ
りも有利に耐摩耗性の良好な高硬度を達成でき、かつ遅
れ破壊に対して十分に対処し得る鋼材にできることがわ
かる。
Φ)Sb及びPbを含有した鋼材の遅れ破壊発生時間は
通常鋼材よりも短かく、これらの元素は不純物としてで
あっても、遅れ破壊の観点からは極力低減する必要のお
ること。
(C) 従って、Mn 含有量を十分に低減するととも
に、sb及びPb含有tt−極力低減した鋼に焼入れ処
理金族せば、土木・鉱山機械類に必要とされる耐摩耗性
に応え得る硬度を確保し、しかも酊遅れ破壊性の優れた
鋼材が実現できること。
(d) 更に、前記焼入れ材に所定の焼もどし金施すと
、残留応力が軽減されるとともに、平坦度確保のための
レベラ一作業が非常に容易となること。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものであって
、 C: 0.15〜0.45%、 8i: 0.05〜1
.00%。
Mn: 0.05〜0.45 ts 、 Cr: o、
o 5−1.00%。
Mo: 0.0 3〜0.85% 。
SOJ、A−1: o、o 1o〜0.150% 。
13 : 0.0003〜0.0025% 。
を含有し、必要によシ更に。
Cu: 0.05−0.75 qb 、 Ni:0.O
s 〜1.50 es 。
V : o、o 05〜0.250%。
Nb: o、o o s〜0.150%。
Ti: o、o O5〜0.250%。
Ca: 0.0005〜0.0080 % 。
のうちの1種以上をも含むとともに、 Fe及び不可避不純物:残9 から成シ、かつ不純物中のN 、 )’ 、 S 、 
Pb及びsbの含有量がそれぞれ、 N : o、o o 15〜0.0100%。
P : o、o i s%以下、 S : o、o o
 s%以下。
Pb: 0.015%以下、 sb: 0.015%以
下である鋼を、加熱温度:1000〜1200℃にて熱
間圧延し、次いでAca変態点の温度以上刃島らの焼入
れ処理を施すか、或いは必要tCより更に破壊性能の優
れた耐摩耗性鋼板を得る点に特徴を有するものである。
次いで、この発明の方法において、鋼の成分組成割合及
び圧延・熱処理条件を前述のように数値限定した理由全
説明する、 A、鋼の成分組成 ■ C C成分には鋼板の硬さを向上させる作用があシ、表面ブ
リネル硬さ2360以上を確保するためには0.15%
以上添加する必要があるが、 0.459!+を越えて
添加しても残留オーステナイトか未変態のまま残るので
より以上の硬さの同上が期待できず、従ってC含有1つ
、15〜0.45 %と定めた。
■ 8i SL酸成分、0.05%以上の添加により焼入れ性及び
焼もどし軟化抵抗を向上させるが、1.00 %を越え
て含有させると靭性が著しく劣化することとなるので、
Si含有縫を0.05〜1.00係と足めた。
6)Mn 鋼の耐遅れ破壊性に対してMn は大きな影響を与える
ものであシ、Mn 含有量を調整することは本発明の骨
子をなすものである。
Mn 成分は、鋼材の板厚中心にまで”焼き”を入れる
ためには0.05%以上含有させることが必要であるが
、 0.45%を越えて含有せしめると遅れ破壊発生の
感受性が極めて高くなるので、Mn含有量を0.05〜
0.45%と定めた。なお、 Mnは安価で、しかも鋼
の焼入れ性を高めるのに有効な元素であることから、通
常の鋼には0.6%以上添加含有せしめられているもの
であるが、本発明の方法においては、このようにMn 
含有量を低く抑えることによって耐遅れ破壊特性を飛躍
的に向上することができるのである。
@Cr 鋼のMn 含有量を低減すると焼入れ性が凹下するが、
その焼入れ性不足を補うために0.05 %以上のCr
成分を含有せしめる必要がおる。但し、その含有量が1
.00%を越えると、鋼の靭性及び溶接性が劣化するこ
ととなるので、Cr含有計を0.05〜1.00%と定
めた。
■ MO MO酸成分、8と共存して鋼の焼入れ性を著しく高める
作用が1)、板厚中心にまで確実に焼きを入れるために
はO,Oa%%以上Mob含有させる必要がある。一方
1通常使用する板厚範囲では0.85チを越えて含有せ
しめる必要はなく、溶接性をも考慮してMO含有級を0
.03〜0.85チと定めた。
■ sod、AJ 鋼の脱酸、細粒化による靭性改善のためにはo、o i
 o%%以上sol 、〜成分を添加する必要がおるが
、 0.150%を越えて含有させるとかえって粗粒化
を来たし、靭性劣化の原因となることがら、804/V
會Wii’a:0.010〜0.150 %と足めた。
B B成分は、0.0003%以上の微酔添加で鋼の焼入れ
性全大幅に同上させるので所望の焼入れ性を確保するた
めに添加するものであるが、0.0025%を越えて含
有させると焼入れ途中でボロン組成物を析出し、かえっ
て焼入れ4181:を低下させることから、B含有量を
四0003〜0.002!lと定めた。
■ Cu、及びNi これらの成分には、いずれも鋼の焼入れ性を向上する作
用があり、鋼材板厚が厚くなったときにも板厚中心部ま
で確実に焼きを入れるのに有効な元素であるので、必要
に応じて添加含有せしめられるものであるが、直接焼入
れを行う場合には再加熱焼入れよりも焼入れ性が向上す
るので、板厚増大に伴なって添加するCu及びNiの合
金元素量は少なくて良い。以下、それぞれについて、そ
の含有量を数値によって限定した理由を詳述する。
1) Cu Cu成分は、0.05%以上の添加によって鋼の焼入れ
性向上効果が得られるが、0.75 %を越えて添加し
てもより以上の向上効果が得られないことから、Cu含
有量を帆05〜0.75 %と定めた。なお、直接焼入
れを施す場合には0.50チ以下で十分な効果を得るこ
とができる。
11)Ni Ni成分も、0.05 %以上の添加で鋼の焼入れ性を
高める元素であシ、かつ靭性を劣化させることがなhの
で焼入れ住改善のためには極めて有効なものであるが、
非常に高価な元素であることから経済性を考慮して、N
i含有討を。。05〜1.50%と定めた。なお、直接
焼入れを施す場合には1.00%以下で十分な効果を得
ることができる。
■ V、及びNb これらの成分は、焼もどしの際に析出硬化して極めて高
い焼もどし軟化抵抗を示すので、必要に応じて含有せし
められるものであるが、以下、それぞi″Lについて、
その含有量を数値限定し7た理由を詳述する。
1) V ■成分は焼もどし時にV3Ga等の炭化物を析出して硬
化するので、焼もどしによって残留応力を除去し、なお
かつ高め強度を保持するために極めて有効な元素である
が、その含有鉛が0.005チ未満では所望の効果を得
ることができず、他方0.250 %を越えて添加する
と靭性が大@に劣化することから、■含有針を0.00
5〜0.250%と定めた。
1) Nb Nb成分は、圧延後放冷して再加熱する途中でNb(C
N)として析出し、オーステナイト粒径の微細化に寄与
して靭性を向上する作用を有しているが、その含有tが
0.005%未満では前記作用に所望の効果が得られず
、他方0.150チを越えて添加すると1強度は高くな
るものの靭性が極めて劣化することから、 Nb含有縫
を(1,005〜0.150%と定めた。
■ Ti Ti成分は、B添加鋼に含有せしめることによシNlψ
よシも安定なTiNとして固定し、Bを有効かつ安定に
働かせる作用を有しているので必要によシ添加されるも
のであるが、その含有量が0.005%未満では前記作
用に所望の効果を得ることができず、他方0.250%
を越えて含有させると靭性劣化が激しくなることから、
Ti含有けを0.005〜0.250%と足めた。
■ Ca Ca成分鉱、脱硫効果を有している上、介在物の形態コ
ントロールにも有効であるので、これらの効果を確保す
るため必要に応じて帆0005%以上添加含有せしめら
れるものであるが%o、o o s 。
%を越えて含有させると鋼の清浄度が劣化するようにな
る。従って Ca含有散を0.0005〜0゜0080
チと定めた。
の へ へは、鋼の靭性改善及び表面疵低減のために0.010
0%以下とする必要があり、その會有計社低いほど好ま
しいものであるが、コスト會大幅に高めることなく耐裂
できるN縫の下限は0.0015チであることから、へ
含有量を帆0100〜0.0015%と定めた。
(QP P含有量が0.018%を越えると靭性及び酊遅れ破壊
性能の劣化が激しくなることから、P含有!lを0.0
18%以下と定めた。
 S S含有針が高くなると靭性及び延性の圧延異方性全増大
するのみならず、靭性及び延性値そのものも全体的に劣
化させることから、S含有量をo、o o s%以下と
足めた。
@Pb、及び5b pb及びsbは酌遅れ破壊性能を犬1しに劣化させる元
#’−”Chるので極力低下することが望ましいもので
あるが、経済性を考慮し5ib及びsb含有損。
をそれぞれ0.015 %以下と定めた。
B、圧延・熱処理采作 ■ 圧延加熱温度 現状の圧延機の能力で、通常使用する板厚にまで所定仕
上温度にて圧延するためeこは、圧延の際の鋳片(スラ
ブ)の加熱温度’r 1000℃以上とする必要がメジ
、また結晶粒粗大1ヒ防止の点からは該加熱源IgLを
1200℃以下とする必をがある。
以上の理由から、圧延の際の加熱温度を1000〜12
00 ℃ と 足め ノこ。
0 焼入れ温度 圧延の後、N3 変態点の温度以上から焼入れを行うの
は、焼入れ時の組織がオーステナイトでないと焼入れに
よって所望の硬さ全実現することができないからである
。従って、再加熱焼入れの場合に鉱、圧延して放冷した
後、再度AC3変態点以上に加熱して完全にオーステナ
イト化した後焼入れる必要があり、また直接焼入れの場
合には、圧延後の放冷中、 Ars変態点を下回わらな
いうちに焼入れる必要がある、 ■ 焼もどし温度 焼入れ処理を施して得られた鋼板は、そのままの状聾で
使用に供しても良いが、残留応力の軽減や、平坦度確保
のために温間にてレベラーにかけれるように、焼もどし
に相当する再加熱処理を実施しても良い。この際、焼も
どし温度(再加熱温度)が300℃未満では残留応力軽
減等に所望の効果が得られず、他方500℃を越える温
度では硬度が下ってしまい、耐摩耗性が劣化することか
ら、焼もどし温度を300〜500℃と定めた。
なお、この発明の方法において実施する焼入れ処理は1
通常のようにスラブを熱間圧延して所定の板厚とし放冷
した後、へC3変態点以上に再加熱してから行っても良
いし、またスラブを熱間圧延して所足の板厚とした後、
Ara変態点以上から直接焼入れするという形態で行つ
゛ても良いが、工程短縮やエネルギー節減が可能であり
、従って良好な性能とともに低コストであることが要求
される土木・鉱石採掘機械類用厚鋼板の製造という観点
からすれば、圧延終了後Lrs変暢点以上から直接焼入
れする手段を採用することが推奨される。
そして、直接焼入れに際しては、良く知られているよう
に圧延最終温度を950〜800℃と低く制御して結晶
粒を微細化し、靭性の向上を図ることが好ましい。但し
、この場合、800℃未満に1で圧延仕上げ温度を吐下
すると圧延加工による異方性が強く現われるので、圧延
最終温度は800℃以上とするのが良い。
次に、この発明を実施例により比較例と対比しながら説
明する。
実施例 まず、通常の方法によって第1表に示される如次いで、
これを第2表に示される圧延熱処理茶汁にて板材とし、
その機械的性質、表面硬さ、及び遅れ破壊発生時間を測
定した。
なお、遅れ破壊発生時間は、55℃の温水中における定
変位型遅れ破壊試験によって測定した。
このようにして得られた結果を第2表に併せて示した。
第2表に示される結果からも、本発明の方法によれば、
&好な機械的性質を有するとともに、優れた耐摩耗性を
示す表面プリネル硬さ:360〜600?l1−Wし、
かつ耐遅れ破壊性にも優れた鋼板を得ることができるの
に対して、鋼板製造条件が本発明の範囲から外れている
比較法では所望の特性を有する鋼板を得られないことが
明らかである。
上述のように、この発明によれば、鉱石、土砂吟に対す
る耐摩耗性の良好な高硬度を有し、しかも耐遅れ破壊特
性や浴接性の優れた鋼板をコスト安く製造することがで
き、土木中鉱山機械類に適用してその耐用年数の大幅改
善が期待できるなど産業上有用な効果がもたらされるの
である044、図面の簡単な説明 ψ、1図は鋼材の衣面硬ざと砕石、砕砂及び砂による銅
相の摩耗針との関係を示す紳因であり、第2図1d:調
相硬さと遅れ破壊発生面間との関係を示すグラフである
小願人 住友金属工業株式会社 代理人 富 1)和 夫 ほか1名 第1頁の続き

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1址割合で、 C: 0.1 s〜0.45%。 si: 0.05〜1.00 ts、 Mn二0.05〜0.45 % 。 Cr: o、o 5〜1.00 %、 MO二0.03〜0.85チ、 sol、Al: o、o i o −0,150%。 B : 0.0003〜0.0025%、を含有し、必
    要によシ更に。 Cu: 0.05〜0.75 %、 Ni: 0.05〜1.50チ、 V : o、o 05〜0.250チ、へb: o、o
     O5〜0.150%。 Ti: o、o 05〜0.250%、Ca: 0.0
    005〜0.0080 %、のうちの1種以上をも含む
    とともに、 Fe及び不可避不純物:残シ から成シ、かつ不純物中ON 、 P 、 S 、 P
    b 及び8b の含有1がそれぞれ、 N : o、o 015〜0.0100チ、P : 0
    .01 s%以下、 S : o、o o s%以下、 Pb: o、o 1s%以下、 Sb: o、o 15%以下 である鋼を、加熱温度=1000〜1200℃にて熱間
    圧延し、次いでA3 変り点の温度以上からの焼入れ処
    理を施すことを特徴とする、耐遅れ破壊性能の優れた耐
    摩耗性鋼板の製造方法。
  2. (2)焼入れ処理を、圧延終了後Ar3変態点以下に降
    温することな〈実施する直接焼入れとする。 特許請求の範囲第1項に記載の耐遅れ破壊性能の優れた
    耐摩耗性鋼板の製造方法。
  3. (3)重置割合で。 C:0.15〜0.45%。 si: 0.05〜1.00 s、 Mn: 0.05〜0.45%、 Cr: o、o 5〜1.00 %、 Mo: o、o a 〜o、a s%、go4AIl:
     0.010−0.150%、B : 0.0003〜
    0.0025%。 を含有し、必要にょシ更に。 Cu: o、o 5〜0.751 Nj: o、o s 〜1.5 o%%V : o、o
     o s 〜0.2 s o%。 Nb: o、o o s 〜o、1s o%。 Ti: o、o 05〜0.250 ts。 Ca: 0.0005〜o、ooso%、のうちの1種
    以上をも含むとともに、 Fe及び不可避不純物:残シ から成シ、かつ不純物中のN 、 P 、 S 、 p
    b及。 5bc1合有社がそれぞれ、 N : o、oo 15〜0.01’Oo%、P : 
    0.018%以下。 8 : o、o o s≠以下、 Pb: 0.015チ以下。 8b: o、o 15%以下。 である鋼を、加熱温度:1ooo−xzoo℃tcて熱
    間圧延し、次いでA3 変態点の温度以上からの焼入れ
    処理を施した後、300〜500℃で焼もどすことを特
    徴とする。耐遅れ破壊性能の優れた耐摩耗性鋼板の製造
    方法。
  4. (4)焼入れ処理を、圧延終了後Ars変態点以下に降
    温することな〈実施する直接焼入れとする、特許請求の
    範四第2項に記載の耐遅れ破壊性能の優れた耐摩耗性鋼
    板の製造方法。
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