JPS6058718B2 - 曲面印刷方法 - Google Patents

曲面印刷方法

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JPS6058718B2
JPS6058718B2 JP52099362A JP9936277A JPS6058718B2 JP S6058718 B2 JPS6058718 B2 JP S6058718B2 JP 52099362 A JP52099362 A JP 52099362A JP 9936277 A JP9936277 A JP 9936277A JP S6058718 B2 JPS6058718 B2 JP S6058718B2
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liquid
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栄助 荒井
邦明 亀井
明夫 河崎
文夫 高木
公一 白井
康治 折原
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は曲面、不規則形状面等の非平面へ印刷を施す方
法に関する。
薄膜フィルムの一方の面に印刷し、該フィルムを乾燥前
に印刷面を上にして液面に浮かべ、上方から印刷面に向
つて被転写体を下降させて液面下に沈降させて、液圧に
より被転写体に転写し、さらに転写以後において上記薄
膜フィルムを被転写体表面より除去する印刷方法は公知
である(特開昭51−21914号公報参照)。
この印刷方法は被印刷面が曲面、不規則形状面等の非平
面であつても任意のパターンを印刷できる点で有利であ
り、プラスチック製掛時計ケース、テレビ、ラジオのキ
ャビネットなどの表面への印刷に適している。
しカルながら、公知のこの種の印刷方法においては、液
体上に浮かぶことになるパターンが被転写体の面がそれ
に接触した瞬間に直ちに被転写体表面に粘着するように
するため、パターンを構成するインキが乾いた状態にあ
つてはならないから、液面に薄膜フィルムが達する直前
において、薄膜上にパターンの印刷を施さねばならない
したがつて、上記公知の印刷方法においては、薄膜の面
に施されるパターンは1回だけしか印刷することができ
ず、このためパターンは単色のものしか得ることができ
なかつた。なぜならば、多色のパターンを得るためシー
トを液面に浮かべる直前に異なる色についての多色の印
刷を施そうとしても、前段に印刷された色のインキが乾
かないうちに次段の色のインキによる印刷を施すことは
できないからである。以上の点に鑑み、本発明者らは、
多色印刷を施すことのできる曲面印刷方法を提供するこ
とを目的として研究した結果、多色印刷して乾燥した状
態の転写フィルムを、液面上における転写の直前に該印
刷インキを膨潤させうる溶剤を含む液で、該インキを膨
潤することにより多色印刷を施し得ることを見い出して
本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は、薄膜フィルムの一方の面に任意の
多色印刷を施した後乾燥した転写フィルムの印刷面に、
上記印刷に用いたインキを膨潤させうる溶剤を含む膨潤
化液を塗布し、次いで乾燥前に該転写フィルムを上記塗
布面を上にして液体上に浮かべ、しかる後、上記塗布面
に向つて上方から曲面を有する被転写体を下降させてそ
の一部ないし全部を液面下に沈降させた後、被転写体を
液体内より取り出し、さらに上記薄膜フィルムを被転写
体表面から除去することを特徴とする曲面印刷方法を要
旨とするものてある。
以下、上記の本発明について詳細に説明する。
まず、本発明に於いて用いる転写フィルムを構成する薄
膜フィルムは、転写時に液体上で十分膨潤し、かつ多色
印刷適性を有し、さらに転写性、すなわち被転写体の曲
面に対し、充分にまつわりつく性質を有するものが用い
られる。このような.ものの例としては、たとえば、デ
キストリン、ゼラチン、にかわ、力ティン、セラツク、
アラビアゴム、澱粉、蛋白、ポリビニルアルコール、ポ
リアクリル酸アミド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニ
ルメチルエーテル、メチルビニルエーテルと一無水マレ
イン酸の共重合体、酢酸ビニルとイタコン酸の共重合体
、ポリビニルピロドリン、あるいはセルロース、アセチ
ルセルロース、アセチルブチルセルローセ、カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロースなどのセルロース誘導体、アルギン酸ソー
ダなどが単独でまたは混合して用いられる。上記薄膜フ
ィルムは10〜100μ、好ましくは20〜60μの厚
さのものが適用される。転写の行なわれる液体には水を
用いることが最も実用的であり、従つて、この場合、上
記薄膜フィルムには水溶性フィルムを用いることが望ま
しい。
このようなものの好ましい例としては上記の1うち、澱
粉系フィルム、ポリビニルアルコール系フィルム、ポリ
ビニルアルコールど澱粉との混合系からなるフィルム、
あるいは上記材料を紙、不織布、各種多孔質フィルムな
どの液体浸透性のあるベースにコーティングしたフィル
ムあるいはラミネートしたフィルムが挙げられる。上記
薄膜フィルムの一方の面に多色印刷するのに用いるイン
キは、上記薄膜フィルムに仮接着し、乾燥被膜形成が容
易であり、さらに被転写体の表面に対して接着し、かつ
膨潤化液にて容易に膨潤する樹脂をビヒクルとして含む
ものが用いられる。
このようなインキは公知のもの例えばインキないし塗料
用ビヒクルに染料または顔料等の着色剤を添加し、更に
、例えば可塑剤、安定剤、ワックス・グリース、乾燥剤
、補助乾燥剤、硬化剤、増粘剤、分散剤、充填剤等の公
知の添加剤を任意に添加して、溶剤、希釈剤等で充分混
練してなるものを使用することができる。上記のインキ
においてビヒクルとしては、公知のもの、例えばアマニ
油、大豆油、合成乾性油等の各種の油脂類、ロジン、コ
パールダンマル、硬化ロジン、ロジンエステル又は重合
ロジン等の天然樹脂及び加工樹脂類、ロジン変性フェノ
ール樹脂、100%フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、
アルキッド樹脂、石油系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、アミノア
ルキッド樹脂等の合成樹脂類、ニトロセルロース、エチ
ルセルロース等の繊維素誘導体、塩化ゴム、環化ゴムの
ゴム誘導体、その他、膠、力ティン、デキストリン、テ
ィン等を使用することができる。
このようなインキを用いて転写フィルムを作製するには
、公知の方法、例えば、凹版印刷方式、平版印刷方式、
、凸板印刷方式、スクリーン印刷方式等の如き印刷方法
、はけ塗り、へら塗り、吹付け塗り等の如き塗布方法、
その他、手、筆等による描画方法等で行うことができ、
かかる方法で行えば、文字、図形、記号、絵柄等の多色
の任意の区域を設けることができる。
この時、転写フィルムは枚葉であつても、あるいは連続
印刷による巻取状であつてもいずれでもよい。上記転写
フィルム上のインキは乾燥した後、転写する直前に印刷
インキを膨潤させうる溶剤を含む液で膨潤されその直後
に液体上に浮かべられ、転写が行なわれる。
ここで転写フィルム上のインキを転写可能とするには、
上記乾燥した転写フィルムの印刷面に、印刷に用いたイ
ンキを膨潤させうる溶剤を含む膨潤化液を塗布すること
により行なわれる。塗布手段としては、グラビアコート
、オフセットグラビアコート、ロールコート、パーコー
ト、スプレーコート、超音波コートなどが適用でき、膨
潤化液の塗布量は2〜30y/dであり、好ましくは3
〜15g/dである。また、上記膨潤化液は多色印刷に
用いたインキを膨潤させうる溶剤を含むものが用いられ
るが、該溶剤は上記インキを溶解させず、液体上で転写
が行なわれるまでに蒸発せず、さらに被転写体表面を浸
蝕したり、被転写体が塗料により下塗りされている時に
は、この塗料に接する転写時にこの塗料を急激に溶解さ
せないものであることが望ましい。このような溶剤の例
としては、公知のもの例えばペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン等、或いはこれらの混合液であるガソリ
ン、石油ベンジン、ミネラルスピリット、石油ナフタ等
の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
シクロヘキサン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類
、トリク的レエチレン、パークロルエチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロゲソ化炭化水素類、メチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブ
チルアルコール、アミルアルコール、ベンジルアルコー
ル、ジアセトンアルコール等の一価アルコール類、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等
の多価アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシ
クロヘキサン、イソホロン等のケトン類、エチルエーテ
ル、イソプロピルエーテル、エチレングリコール●モノ
◆メチルエーテル、エチレングリコール●モノ●エチル
エーテル、ジエチレングリコール●モノ●メチルエーテ
ル、ジエチレングリコール●モノ●エチルエーテル、ジ
エチレングリコール●モノ●ブチルエーテル、ジエチレ
ングリコール●ジ●ブチルエーテル等のエーテル類、エ
チレングリコール●モノ●メチルエーテル●アセテート
、エチレングリコール●モノ●エチルエーテル●アセテ
ート、ジエチレングリコール●モノ●メチルエーテル●
アセテート、ジエチレングリコール●モノ●エチルエー
テル●アセテート、ジエチレングリコール●モノ◆ブチ
ルエーテル・アセテート等の酢酸エステル類、酪酸エス
テル類、等のエステル類、ニトロ炭化水素類、ニトリル
類、アミン類、その他アセタール類、酸類、フラン類等
が単独或いは混合溶剤として使用される。
また、上記溶剤には、上記溶剤に対して親和性の有る樹
脂を添加することができる。
すなわち、公知のもの、例えば、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等のハロゲン化ビニル単量体、スチレン並びにそ
の誘導体、酢酸ビニル等のビニルエステル単量体、アリ
ルアルコールおよびアリルエステル類、アクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、クロトン類、マレイン酸又は
フマル酸等の不飽和カルボン酸類、上記の不飽和カルボ
ン酸類のエステル誘導体、同ニトリル誘導体又は同酸ア
ミド誘導体、上記の不飽和カルボン酸類の酸アミド誘導
体のN−メチロール誘導体及び同N−アルキルメチロー
ルエーテル誘導体、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、アリルグ)リシジルエーテル、ビニ
ルイソシアネート、アリルイソシアネート、2−ヒドロ
キシエチルーアクリレート又はーメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルーアクリレート又はーメタクリレー
ト、エチレングリコ−ルーモノアクリレート又はーモタ
ノメタクリレート、エチレングリコールージアクリレー
ト又はーモノメタクリレート、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸、メチルビニルケトン、ブタジエン、エチレン
、プロピレン、ジメチルアミノエチルメタクリレート、
ビニルピリジン、Tertθ−ブチルアミノエチルメタ
クリレート、多価アルコールのモノアリルエーテル等の
如き単量体の単独重合体ないし共重合体類等の熱可塑性
樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノ
ール系樹脂、メラミン系樹脂、尿素樹脂、エポキシ系樹
脂、フタル酸ジアリル系樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂等の如き熱硬化性樹脂又はそれらの変性樹脂若
しくは初期縮合物等、その他、天然樹脂、ロジン及びそ
の誘導体、セルロース誘導体、天然又は合成ゴム、石油
樹脂等の樹脂を5〜6鍾量%程度添加した膨潤化液を用
いると、粘度調整が容易で、塗布方法を選ばずインキの
保持時間が長く、転写時間を長くとれる等の効果が得ら
れる。
転写フィルムの活性化の後、該転写フィルムを液体上に
浮かべる。
この時転写フィルムは枚葉状のものを一枚ずつ浮かべる
こともできるし、巻取状の場合には、液体を一方向に流
しながら連続的に浮かべることができる他、枚葉状に切
断した後、液体上に浮かべることができる。液体上に浮
かべるには印刷面を上に向け、転写フィルムを構成する
薄膜フィルムと液面との間に気泡がはいらないようにし
、かつ転写フィルムにしわが寄らないようにすることが
転写印刷を良好に行なう上で要求される。転写は転写シ
ートの印刷面の上方から被転写体を下降させてその一部
ないし全部を液面下に沈降させて行ない、転写フィルム
と被転写体との間に気泡を入れないように行う。
この操作は自動的に、あるいは手作業によつて行なうこ
とができる。転写後、被転写体に付着した薄膜フィルム
を十分膨潤させて、転写フィルム上の印刷インキを被転
写体表面に固着させると共に薄膜フィルムを除去する。
これに要する時間は種々の条件により適宜決定される。
転写の行なわれる液体は薄膜フィルムの性質により適当
な温度に調整される。
たとえば、液体として水を使い、薄膜フィルムとして澱
粉系フィルム(商品名、オブラート)を使つた場合、水
温は40〜50℃程度てあることが望ましい。また、上
記!例示の如く澱粉系フィルムを使う場合、薄膜フィル
ム除去の際にはその溶解を促進させるためにアミラーゼ
等を2〜4%程度添加しておくことが好ましい。次に、
印刷インキが充分被転写体表面に固着し・さらに薄膜フ
ィルムを除去した後、被転写体を液体内より取り出し、
さらに被転写体表面を十分に清浄にした後、乾燥させる
ここで薄膜フィルムを除去するには、任意の手段を適用
できる。たとえば被転写体表面より薄膜フィルムを剥離
させる方法、さらには溶解除去する方法などである。水
溶性フィルムを使用した場合には、水を用いて被転写体
をシャワー洗浄することが最も能率的で好ましい方法で
ある。これにより付着した薄膜フィルムが完全に除去さ
れると共に、転写の際に生ずる汚れも洗浄される。この
時、水温は用いた薄膜フィルムの性質などによつても異
なるが、一般に15〜60℃が適当であり、また、洗浄
時間は1〜10ノ分程度である。このようにして、本発
明の曲面印刷が行なわれるが、転写完了後必要に応じて
、スプレー法、浸漬法あるいは電着法などの手段により
表面の艶状態を調整し、かつ表面物性向上を計る為に下
塗り・塗料系と同じ樹脂を上塗りすることができる。
上記に於て、被転写体は転写する前に種々の前処理を施
しておくことが転写を良好に行なう上で好ましい。たと
えば、洗浄や下塗りなどである。次に、上記本発明の実
施に際して使用し得る曲面印刷装置の一例を図面を参照
しながら本発明の実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明する。実施例 ポリビニルアルコールフィルム(厚さ40μ)の一方の
面に、硝化綿系インキを用いて、木目、石目、抽象柄等
をグラビア印刷により多色印刷した後、乾燥させて巻取
状の転写フィルムを作製した。
次いで、該転写フィルムを用いて、図面に示す如き曲面
印刷装置により7XBS製のテレビキャビネットの表面
に転写を行なつた。尚、上記被転写体は予め洗浄した後
、アクリル系樹脂(武蔵塗料社製、プラエース)を下塗
りした。ここで曲面印刷装置は、第1図に示す転写フィ
ルム送り出し装置Aと、第2図に示す被転写体へのパタ
ーン転写装置Bとから構成されている。
転写フィルム送り出し装置Aは、フレーム1を有し、こ
のフレーム1には、転写フィルムSのロールRを着脱自
在かつ回転自在に支承する軸受2が設けられている。こ
の軸受は、転写フィルム貯蔵装置を構成する。前記ロー
ルRは、フィルムSの印刷された面が外側に露出するよ
うにして形成されており、このロールRから、フィルム
Sはガイドロール3,4を経て引出される。
ガイドロール4の次には、膨潤化液塗布装置5が設けら
れており、フィルムSはこの膨潤化液塗布装置5を通さ
れる。膨潤化液塗布装置は、モータMによりチェーン6
を介して駆動される版胴7と、この版胴7の上に接する
圧胴8と、版胴7の外周面に膨潤化液を塗布するように
、版胴7の下部を浸漬させる膨潤化液を溜める液パン9
と、ドクターブレード10とから構成されるグラビアコ
ーティング装置である。版胴7の回転につれて、液パン
9内の膨潤化液は、ドクターブレード10によりならさ
れて版胴7の外周面に均一な厚さで塗布され、転写フィ
ルムSのパターン印刷画に施される。これによつて、フ
ィルムSの面に施された印刷パターンを構成する顔料お
よび樹脂は、膨潤化液により溶けて流れ出すには到らな
い程度に部分的に溶解膨潤され、印刷直後のように粘着
性をもつたものとなる。なお、版胴7は単に膨潤化液を
施すために用いてもよいが、フィルムSの予め印刷され
ている印刷パターンにさらに他の色のグラビアコートを
施しかつ膨潤させるために用いることもできる。
上記の如き装置により、転写フィルムSを1.5Tf$
L/Minで送出し、その途中で、イソホロンを5y/
ボ塗布し、このようにして膨潤化液を施されて膨潤した
印刷パターンをもつフィルムSは、さらに反転ロール1
1およびガイドロール12を経て先へ送られる。反転ロ
ール11を過ぎると、フィルムSの印刷パターンはシー
トの上面に位置するようになる。フィルムSは、次にサ
クションロール13,14の回転によつてさらに先へ送
られる。
サクションロール13は、前記モータMによりチェーン
15,16を介して駆動され、またサクションロール1
4はサクションロール13によりチェーン17を介して
駆動される。サクションロール13,14は、その外周
に多数のサクション孔を有し、バイブ13a,14aを
介して真空ポンプに連なつており、サクション孔を介し
てシートSに吸引を及ぼしつつフィルムSに送りを与え
る。サクションロール14から、フィルムSは下方へ傾
斜するデリベリプレート18に沿つてさらに先へ送られ
、パターン転写装置Bへ入る。なお、サクションロール
は1本だけ設けてもよい。第2図に示すように、パター
ン転写装置Bは水槽20を備えている。
この水槽20は、フィルムSの送り方向に長く形成され
ており、内部に水温30(±2)゜Cの水W(第3図)
を貯えている。第3図に示すように、水槽20の転写フ
ィルム送出し装置Aに最も近い端部には、水流発生装置
21が設けられている。この水流発生装置21は、水槽
20の他方の端部に設けた図示しない溢流部から流れ出
す水を汲み上げる図示しないポンプの吐出側に接続され
た開口22を有し、この開口からデフレクター23によ
り方向転換させられつつ水が上方へ送られ、水槽20の
幅方向に設けたスリット24から水が整流となつて送り
出される。したがつて、水槽20内の水Wの表面には常
に矢印方向に水流が生じている。尚、水の流速は転写フ
ィルムの送り出しに支障をきたさない。デリベリプレー
ト18によつて案内されつつ下降する転写フィルムSは
、第2図に示すように、水槽20内の水Wの水面上に送
り込まれ、水面に浮上しつつ水流によつて流される。
このように水流によつて流されるにつれて、フィルムS
を構成するポリビニルアルコール製薄膜フィルムは漸次
水に溶けて膨潤し部分的に溶解状態になるとともに、こ
の部分溶解状態の薄膜により支持された状態でパターン
が水面上に浮くようになる。この状態は、第2図におい
てフィルムSがS1で示す位置へ達した時に得られる。
したがつて、S1で示す位置で水面上に浮いている印刷
パターンへ向つて矢印Yで示すように、曲面または不規
則面などの非平面を有する被転写体(ABS製テレビキ
ャビネット)Eを下方へ向つて水中へ押下げる(図川こ
於いては被転写体の形状は便宜上球面体としてある。)
と、水面に接する瞬間に被転写体Eの面に付着したパタ
ーンは、被転写体が水中に入つて水圧が作用することに
より、被転写体の面に押しつけられ、膨潤化しているパ
ターンの粘着力によ5り被転写体表面に接着転写される
。したがつて、被転写体Eを水中から引上けて水洗いし
、薄膜フィルムを流しとると、転写が完了する。上記水
洗には水温25℃の水に2分間浸漬し、次に水温25℃
のシャワーを1分間被転写体表面に浴θびせることによ
り行なつた。
尚、位置S1においてフィルムSに向つて被転写体を押
下げると、水面に浮いているパターンが水中に押込まれ
ることに関連して、薄膜フィルムが不充分にしか水に溶
けていないフィルムの部分が下流側へ向つて引張られて
、上流側で水面に浮いているフィルムに乱れが生じる。
このフィルムの乱れは、パターンを乱すので好ましくな
い。このような不都合を避けるために、図示の実施例で
は次のような手段を設けることができる。すなわち、水
槽20の上流端および下流端には、それぞれ1対の支持
部材30,30,31,31が設けられ、各支持部材3
0,31の上下端部にスプロケットホィール32,33
および34,35がそれぞれ設けられる。そして、水槽
20の各側において、スプロケットホィール32,34
,35,33にわたつて無端チェーン37が掛け渡され
ている。スプロケットホィールの少なくとも1つは駆動
スプロケットホィールとされてモータに連結され、矢印
zで示すようにチェーン37が送られる。一方、第4図
に示すように、平行に移動する2本のチェーン37,3
7の間にはチェーンの移動方向に一定の間隔をおいて、
転写フィルム持上げ部材40が連結されている。
この持上げ部材40は、図示の実施例ではU字状をなす
バーから構成されている。すなわち、このバーは、水流
の方向xに直交する方向の横バー40aと、それに直交
する縦バー40bとから構成され、縦バー40bの各々
は、チェーン37に対し連結部材により連結されている
。この実施例では、連結部材は、チェーン37に連なる
ピン41と、縦バー40bに連なるピン42と、これら
のピン41,42を連結するバー43とから構成されて
いる。なお、持上げ作用は後述のように横バー40aに
よつてな.されるので縦バー40bは必ずしもある必要
はない。前述のチェーン37は水槽20の中間部では、
第2図に示すように、アイドラースプロケットホィール
45,46に案内されつつ、水槽の両側壁!内側に沿つ
てほぼ水平に移動する。
この場合、チェーン37が移動する高さは、それにより
支持されつつ水流方向に移動する持上げ部材40が水W
の面よりわずかに下へ沈むように定める。これは、持上
げ部材40の進行によつて水面上に浮いるているフィル
ムSを乱さないようにするためである。一方、スプロケ
ットホィール45,46の間におけるチェーン37の水
平移動路の途中には、水槽の両側壁の内側に沿つて1対
の対向する持上げカム50が設けられている。この持上
げカム50は、フィルムSの薄膜フィルムが転写に必要
な程度に溶ける位置S1の少し上流側に位置しており、
その位置をチェーン37が通ると、それを幾分上方へ持
上げるようなりム面を有している(第3図)。したがつ
て、持上げ部材40はカム50の位置に達すると、第3
図に示すように水面より少し上に持上げられ、この結果
、持上げ部材40フの横バー40aによつてフィルムS
は水面より僅かに上へ持上げられることになる。そして
、このカム50の領域を過ぎると、持上げ部材40は再
び下降して水面下に没する。以上のようにして、フィル
ムSが僅かに持上げiられる時には、フィルムSは、そ
の薄膜フィルムが未だ転写に必要な程度に溶解していな
いため自己保形性を有しているから、このような持上げ
によつて乱れることはない。
このように、薄膜フィルムが転写に必要な程度・に溶解
してしまつている個所S1において、転写のために被転
写体Eを水中に浸漬することによつて、その上流側のフ
ィルムSに悪影響が波及しようとしても、フィルムSの
一部が持上げ部材40によつて水面上に持上げられてい
ることによつて、被転写体の浸漬による影響はその持上
げ部材40の位置でしや断されてしまい、それより上流
側へ及ぶことがない。なお、持上げ部材40は膨潤化液
の塗布速度に薄膜フィルムの膨潤による伸びを考慮した
速度でチェーン37によつて送られるものであり、常時
は水面下に没しているので、水面上のシートを乱すこと
がない。以上の説明で明らかなように、本発明では予め
多色印刷を施してある転写フィルムを用い、転写フィル
ムを液体上に浮かべる直前に印刷インキを膨潤化液で膨
潤させ、印刷直後の状態に戻すため、パターンに粘着性
が与えられ、これによつて所望の転写印刷を行うことが
可能になる。
そして、本発明では、予め印刷を施したフィルムを用い
るため、このフィルムに予め多色印刷されたパターンを
設けておくことにより、被転写体の面に多色印刷を施す
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いる曲面印刷装置の転写
フィルム送り出し装置を示す斜視図、第2図は同じく被
転写体へのパターン転写装置を示す斜視図、第3図はパ
ターン転写装置の一部を示す拡大縦断面図、第4図はフ
ィルム持上げ部材を示す拡大平面図である。 A・・・・・・転写フィルム送り出し装置、B・・・・
・・パターン転写装置、S・・・・・・転写フィルム、
S1・・・・・・転写に必要な程度に溶解したフィルム
S..R・・・・・・フィルムSのロール、M・・・・
・・モータ、W・・・・・・液体(水)、5・・・・・
膨潤化液塗布装置(グラビアコーティング装置)、7・
・・・・・版胴、8・・・・・・圧胴、9・・・液パン
、10・・・・・・ドクターブレード、13,14・・
サクションロール、20・・・・液(水)槽、21・・
・・・液(水)流発生装置、37・・・・・・チェーン
、40・・・・・・フィルム持上げ部材、40a・・・
・・・フィルム持上げ部材の横バー、50・・・・・持
上げカム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 薄膜フィルムの一方の面に任意の多色印刷を施した
    後乾燥した転写フィルムの印刷面に、上記印刷に用いた
    インキを膨潤させうる溶剤を含む膨潤化液を塗布し、次
    いで乾燥前に該転写フィルムを上記塗布面を上にして液
    体上に浮かべ、しかる後、転写フィルムの上記塗布面に
    向つて上方から曲面を有する被転写体を下降させてその
    一部ないし全部を液面下に沈降させた後、被転写体を液
    体内より取り出し、さらに上記薄膜フィルムを被転写体
    表面から除去することを特徴とする曲面印刷方法。 2 前記薄膜フィルムとして水溶性フィルムを用いる第
    1項記載の曲面印刷方法。 3 前記液体として水を用いる第1項又は第2項記載の
    曲面印刷方法。 4 前記膨潤化液が、印刷インキを膨潤させうる溶剤の
    みからなる第1項、第2項または第3項記載の曲面印刷
    方法。 5 前記膨潤化液が、印刷インキを膨潤させうる溶剤と
    該溶剤に対する親和性を有する樹脂とからなる第1項、
    第2項または第3項記載の曲面印刷方法。 6 前記樹脂を5〜60重量%含む第5項記載の曲面印
    刷方法。
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