JPS6360782A - 水圧転写方式に利用される転写用シ−ト - Google Patents

水圧転写方式に利用される転写用シ−ト

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JPS6360782A
JPS6360782A JP20644486A JP20644486A JPS6360782A JP S6360782 A JPS6360782 A JP S6360782A JP 20644486 A JP20644486 A JP 20644486A JP 20644486 A JP20644486 A JP 20644486A JP S6360782 A JPS6360782 A JP S6360782A
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Takashi Taruya
Akira Kawai
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    • B41M3/00Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として凹凸による立体面や曲面を有する既
製の各種成形体の前記表面に、水圧転写方式にて印刷模
様層を転写印刷する際に利用される転写用シートに関す
るものである。
〔従来の技術〕
凹凸による立体面(三次元形状)や曲面に、転写方式で
印刷模様層を形成する手段として、表面に印刷模様層を
有する水溶性もしくは水膨潤性フィルムからなる転写用
シートを、該シートにおける印刷模様層面を上面にして
水面に浮かべ、成形体をその上面から押し入れることに
より、水圧により印刷模様層を前記被転写面に転写する
方法が知られており(特公昭52−41683号公報、
及び特開昭54−33115号公報)、水溶性もしくは
水膨潤性フィルムからなる基材と、該基材の片面に形成
されている転写層たる非水溶性の印刷模様層とで構成さ
れる転写用シートが利用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記非水溶性の印刷模様層を有する水溶性も
しくは水膨潤性フィルムからなる転軍用シートにおいて
は、該転写用シートにおける印刷模様層が顔料/ビヒク
ルの値の大きい印刷インキによって構成されている場合
には、水圧転写法によって得られる転写模様の仕上がり
がシャープになるという特質を有しているものの、転写
工程中における印刷模様層の溶解性が低く、該部分の被
転写面への付き廻りが悪かったり、また、得られる転写
模様の透明性が低いものとなる等の欠点を有している。
他方、前記転写用ノートにおける印刷模様層が顔料/ビ
ヒクルの値の小さい印刷インキによって構成されている
場合には、水圧転写法によって得られる転写模様の透明
性が高く、しかも転写工程中においては印刷模様層の溶
解性が高いために該部分を含めた転写用ソート全体の被
転写面への付き廻りが良好でちる等の特質を有している
ものの、前記転写工程中における印刷模様層の溶解性の
高いことに起因して印刷模様層が流れ出してしまうため
、得られる転写模様の仕上がり全体にシャープさが現出
され得ないという欠点を有している。
これに対して本発明は、得られる転写模様が、仕上がシ
がシャープで透明性の無い部分と仕上がシがシャープで
なく透明性のある部分との組み合わせで構成される高意
匠特性を発揮し、しかも、転写工程中における転写用シ
ートの被転写面への付き廻シ特性が良好である等の特質
を有する水圧転写方式に利用される転写用シートを提供
するものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、非水溶性の印刷模様層を有する水溶性もしく
は水膨潤性フィルムからなる転写用シートにおいて、前
記印刷模様層にはシャドー部及び中間部〜ライト部で表
現される部分が存在しており、しかも前記シャドー部と
中間部〜ライト部とは、前記シャドー部の顔料/ビヒク
ルの値が前記中間部〜ライト部の顔料/ビヒクルの値よ
りも犬である印刷用インキによってそれぞれ形成されて
いるものである。
以下、本発明の水圧転写方式に利用される転写用シート
の具体的な構成を図面に基いて説明する。
第1図に示される本発明の水圧転写方式に利用される転
写用/−ト1は、水溶性もしくは水膨潤性フィルムから
なる基材2と、該基材2の片側表面に形成されている非
水溶性の印刷模様層3とからなるものである。
前記印刷模様層3には、シャドー部4と中間部〜ライト
部5とが存在しており、該印刷模様層3におけるンヤド
一部4の顔料/ビヒクルの値が中間部〜ライト部5の顔
料/ビヒクルの値よりも犬となるようにして、前記/ヤ
ド一部4と中間部〜ライト部5とがそれぞれの印刷用イ
ンキによって形成されているものである。
前記構成から成る本発明の水圧転写方式に利用される転
写用シートにおいて、基材たる水溶性もしくは水膨潤性
フィルムは、水面に浮かべることにより吸水して膨潤す
る性質を有するとともに水面に浮いているフィルム上よ
り物体゛を押し入れることにより容易に延展して物体の
形状に沿って変形し、なおかつ、通常の印刷工程に付し
得るものが利用され、具体的には澱粉系フィルム、ポリ
ビニルアルコール樹脂フィルムないしポリビニルアルコ
ール樹脂を主体とする混合樹脂フィルム、例えばポリビ
ニルアルコールと澱粉との混合系からなるフィルム等の
水膨潤性ないし水溶解性のフィルム、あるいは前記フィ
ルムの原料を、紙、不織布、布、各種多孔質フィルムな
ど、液体、特に水を浸透する性質を有する基体シートに
コーティングするか、または前記水膨潤性ないし水溶解
性のフィルムを前記基体シートにラミネートしたラミネ
ートシート等が利用される。
非水溶性の印刷模様層は、該層が後述する活性剤にて容
易に活性化する樹脂をビヒクルとする印刷用インキで構
成されるものであシ、特に水溶性もしくは水膨潤性フィ
ルムからなる基材シて直接形成される印刷模様層の場合
には、前記基材に仮接着するという物性をも満足するよ
うにして形成されるものであることは勿論である。
また、前記印刷模様層は、例えば、凹版印刷方式、平版
印刷方式、凸版印刷方式、スクリーン印刷方式等のごと
き印刷方法、はけ塗り、へら塗り、吹付は塗り等のごと
き塗布方法、その他、手、筆等による描画方法等の公知
の手段で、文字4図形、記号、絵柄等の任意の形状に形
成されているものである。
尚、前述の非水溶性の印刷模様層は、該模様層の色の種
類によっても異なるが、一般には、固形分8〜50重量
%程度の印刷用インキによって得られるものであり、模
様層の中のシャドー部の顔料/ビヒクルの値が0.8〜
2.5程度、また模様層の中の中間部〜ライト部の顔料
/ビヒクルの値が0,3〜0.8程度に構成されている
ものである。
また、前記印刷模様層における顔料とビヒクルとの比は
、該印刷模様層を形成する際の印刷用インキにおける顔
料/ビヒクルによって調製されるもので、色の調整との
関係は、炭酸カルシウム。
沈降性炭酸バリウム、クレイ、ベンゾグアナミン、シラ
スバルーン、ソリ力等の無色の不透明顔料からなる所謂
体質顔料の添加及びその添加量の調節によって調整され
るもので、前記印刷用インキの呈色が調節され得るもの
である。
〔作用及び効果〕
以上の通りの構成からなる本発明の水圧転写方式に利用
される転写用シートは、従来の水圧転写方式に利用され
る転写用シートと全く同様にして使用され、被転写面に
転写印刷模様層が形成されるものであるが、その使用方
法につぃて以下に説明する。
前記本発明の転写用シートを利用する転写方法の第1工
程は、前記転写シートにおける基材たる水溶性もしくは
水膨潤性フィルムが下を向くようにして転写用シートを
水面上に浮かべた後、該ンートの上面に、転写用シート
の転写層たる印刷模様層を活性化させる活性剤を塗布す
るか、または、転写用シートの上面に、転写用ノートの
転写層たる印刷模様層を活性化させる活性剤を塗布した
後、これを転写用7−トにおける基材たる水溶性もしく
は水膨潤性フィルム側が下面となるようにして水面上に
浮かべるものである。
前記活性剤は、転写用シートにおける印刷模様層を溶解
する溶剤を含有するもので、転写用ンートにおける印刷
模様層がプラスチック成形体、金属成形体、木質製成形
体、ガラス、無機質成形体等からなる被転写体の被転写
面に転写される工程が水面上で完了するまでは蒸発する
ことがなく、更には被転写体の表面を浸蝕することのな
い性質の溶剤を含有するものが望ましい。かかる溶剤の
具体的なものとしては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
、オクタン等、あるいはこれらの混合液であるガソリン
、石油、ベンジン、ミネラルスピリット、石油ナフサ等
の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ/レン、
シクロヘキサン、エチルベンゼン等ノ芳香族炭化水素類
、トリクロルエチレン、パークロルエチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素等のハロケン化炭化水素類、メチルア
ルコール、エチルアルコール、フロビルアルコール、フ
チルアルコール、アミルアルコール、ベンジルコール、
ジアセトンアルコール等のm個アルコール類、エチレン
グリコール、フロピレンゲリコール、グリセリン等の多
価アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイノブチルケトン、ンクロヘキサノン、メチルシクロ
ヘキサノン、イノホロン等のケトン類、エチルエーテル
、イノプロピルエーテル、エチレングリコール−モノア
リルエーテル、エチレングリコール争モノーエチルエー
テル、ジエチレングリコール番七ノーメチルエーテル、
ジエチレングリコール−モノ番エチルエーテル、ジエチ
レングリコール拳モノ・フ゛チルエーテル クリコール中シ・フテルエーテル等ノエーテル類、エチ
レングリコール・モノ・メチルエーテル・アセテート、
エチレングリコール・モノ中エチルエーテル・アセテー
ト、ジエチレングリコール・モノ・メチルアセテート、
ジエチレングリコール・モノ・エチルエーテル・アセテ
ート、ジエチレングリコール壷モノ・ブチルエーテル・
アセテート等の酢酸エステル類、酪酸エステル等のエス
テル類、ニトロ炭化水素類、ニドフル類、アミン類、そ
の他アセタール類、酸類、フラン類等が単独あるいは混
合溶剤として使用される。
前記活性剤として、該活性剤中の前記溶剤に溶解する樹
脂、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニル単量体、スチレンならびにその誘導体,酢酸ビ
ニル等のビニルエステル単量体、アリルアルコールおよ
びアリルエステル類、アク・ノル酸、メタクリル酸、イ
タコン酸、クロトン酸、マレイン酸またはフマル酸等の
不飽和カルボン酸類、上記の不飽和カルボン酸類のエス
テル誘導体、同ニトリル誘導体または同酸アミド誘導体
、上記の不飽和カルボン酸類の酸アミド誘導体のN−メ
チロール誘導体および同N−アルキルメチロールエーテ
ル誘導体、グリシジルアクリレート、グリ/ジルメタク
リレート、アリルグリ7ジルエーテル、ビニルイソシア
ネート、アリルイノシアネート。
2−ヒドロキシエチル−アクリレートまたは一メタクリ
レート、2−ヒドロキシグロビルーアクリレートまたは
ーメタクリレ−トウエチレングリコール−モノアクリレ
ートまたは一モノメタクリレート、エチレングリコール
−ジアクリレートまたは一ジメタクリレート、無水マレ
イン酸、無水イタコン酸、メチルビニルケトン。
ブタジェンエチレン、プロピレン、ジメチルアミンエチ
ルメタクリレート、ビニルピリジン。
tert−ブチルアミノエチルメタクリレート、多価ア
ルコールのモノアリルエーテル等のごとき単量体の単独
重合体ないし共重合体類等の熱可塑性樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂、メラ
ミン系樹脂、尿素樹脂、エポキ/系樹脂、フタル酸ジア
リル系樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン系樹脂等のごと
き熱硬化性樹脂またはそれらの変性樹脂もしくは初期縮
合物、天然樹脂、ロジンおよびその誘導体、セルロース
誘導体、天然または合成ゴム、石油樹脂等の樹脂が、溶
剤の5〜60重量%程度添加されている膨潤化液からな
る活性剤が利用される場合には、該活性剤の粘度調整が
容易で、かつその塗布手段が限定されず,しかも転写用
シートの印刷模様層のインキの保持時間が長いので転写
工程に長時間を掛けることができる等のメリットを存す
る。
活性剤の塗布手段としては、グラビアコート。
オフセントグラビアコート、ロールコート、バーコード
、スプレーコート、超音波コートなどが適用でき,活性
剤の塗布量は2〜30y/″m2程度、好ましくは3〜
1 5 P/m2程度である。
転写用シートを水面に浮かべるには、枚葉状のものを一
枚ずつ浮かべることもできるし、水を一方向に流しなが
ら巻取状のものを連続的に水面に浮かべることもできる
。この工程においては、転写用シートにおける基材だる
水溶性もしくは水,膨潤性フィルム而が下側シてなるよ
うにして転写用ンートを水面に浮かべるが、この際に転
写用シートと水面との間に気泡が入らないように、かつ
、転写用シート自体に皺が発生しないように注意するこ
とが必要である。
前記第1工程と引き続く第2工程では、水面に浮いてい
る転写用/−トの上方から、被転写体の被転写面が下方
となるようにして被転写体を下降させ、被転写体の一部
ないし全部を水中に沈降させると共に、転写用ンートと
被転写体との間に気泡が入らないように維持しながら転
写用シートを被転写体の被転写面形状に沿って延展させ
、水圧により被転写面と転写用ノートとを密接させるも
のである。尚、被転写体の被転写面には、転写用ンート
における転写層表面との密着性を良好ならしめるための
プライマー層を予め形成しておくことが好ましい。
また、前記転写用シートを浮かべる際の水は、転写用シ
ートにおける基材たる水溶性もしくは水膨潤性フィルム
の性質により適宜温度等に調整される。たとえば、水溶
性フィルムとして澱粉系フィルム(商品名、オブラート
)を使った場合は水温は40〜50℃程度であることが
望1しく、また該フィルムの除去の際の溶解を促進させ
るためにアミラーゼ等を2〜4%程度添加しておくこと
が好ましい。
転写用シートにおける転写層が被転写面に十分に固着さ
れた後、転写用/−トにおける水溶性または水膨潤性フ
ィルムを除去する工程が第3工程で実施される。この転
写用/−トにおける水溶性もしくは水膨潤性フィルムを
除去するには、水を用いて被転写体をシャワー洗浄する
ことが最も能率的で好ましい方法である。これにより、
被転写体表面に付着した水溶性−!たは水膨潤性フィル
ムが完全に除去されるとともに、転写の際に生ずる汚れ
も洗浄される。この時、水温は用いた水溶性フィルムの
材質などによっても異なるが、一般には15〜60℃が
適当であり、また、洗浄時間は1〜10分程度で十分で
ある。
続く第4工程では、被転写面に転写用シートの転写層が
転写されている被転写体を十分に乾燥させ、目的製品を
得るものである。
以上の工程からなる本発明の転写用ンートを使用した水
圧転写工程においては、前記転写用ノートにおける印刷
模様層には、顔料/ビヒクルの値がシャドー部における
顔料/ビヒクルの値よりも小さな中間部〜ライト部が存
在しているので、転写用ノートの被転写面への付き廻り
特性が良好であり、特に複雑な立体面への転写に対して
も精確な転写が実施されるという作用、効果が奏される
また、得られる転写模様は、仕上がりがンヤープで透明
性の無い部分と仕上がりがシャープでなく透明性のある
部分とを具備することとなるので、意匠特性において優
れた作用、効果を奏する転写模様が現出される。
〔実施例〕
以下本発明の水圧転写方式に利用される転写用ンートの
具体的な構成を該転写用シートの製造実施例を以って説
明する。
実施例1 ポリビニルアルコールを主体とする水溶性樹脂をキャス
ティング製膜した厚さ40μの水溶性フィルム〔日台フ
ィルム社製:ハイセロンc3oo+からなる基材の片面
に、下記インキ組成(A)にて欅柄の木目模様の導管部
に相当する印刷模様層を形成し、次いで、前記印刷面に
下記インキ組成CB) Kで、前記基材の片面における
前記導管部に相当する印刷模様層以外の面にベタ刷り印
刷し、シャドー部たる導管部と、中間部〜ライト部たる
導管部以外の部分とで構成される木目模様のグラビア印
刷模様層を有する転写用ノ−[・を得た。尚、前記印刷
模様層を形成する際の印刷インキの塗布量は、平均1.
5 y (dry)/m2である。
インキ組成〔A〕(顔料/ビヒクル= i、s )顔 
料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・四
囲・・・・・ 9重量部ビヒクル・四囲・曲・・・・曲
・四囲・・・・・ 6 tffi部にトロセルロース/
アルキッド樹脂”Ff = 粘)溶 剤・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・85重量部イインキ組成B〕(顔料/ビヒクル
= 0.5 )顔 料・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8.3重量部ビ
ヒクル・・・・・・・・・・・・・・・−・・・・・・
・・・・甲・・・・ta、6ftiL部にトロセルロー
ス/アルキッドat脂= ’f  )溶 剤・・・・・
・・・−・・・・・・・・・曲・聞・曲75.1重量部
(インキ組成(A)の場合と同じ) 前記得られた転写用シートの印刷模様層面に、メチルカ
ルピトールセロソルブアセテート1o。
重量部とアルキッド樹脂10重量部と沈降性硫酸バリウ
ム20重量部とジオクチルフタレート5重量部とからな
る活性剤を137 (we t )/m20割合にグラ
ビアロールコート法にて塗布し、塗布直後に前記印刷模
様層を指先で擦ってみたところ、導管部模様の剥離は僅
少であったがその周囲は簡単に拭い取れた。
更に、前記活性剤が塗布されている転写用シートを水温
28℃の水面に印刷模様層が上面となるようにして浮か
べ、フィルムフロート80秒後に自動車計器盤用のAB
S製射出成形体を押し入れ、前記成形体の表面に転写用
シートを密着させて成形体の表面に木目模様を転写した
転写完了後、ABS製射出成形体を水中から引き出し、
これに45℃の温水ンヤワーを吹き付けて表面の転写ノ
ート用基材を除去後、乾燥し、木目模様を有する自動車
計器盤用のABS製射出成形体を得た。
得られた成形体における木目模様は、導管部の仕上がり
がシャープで、また導管部以外は透明感に優れたものと
なっておシ、意匠効果において優れた効果を有していた
また、前述の転写工程中においては、利用した転写用/
−トにおける印刷模様層の中の大部分が顔料/ビヒクル
の値の小さい印刷模様層で構成されているので、被転写
面への転写用シートの付き廻りが良好であり、木目模様
の精確な転写模様が得られた。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の水圧転写方式に利用される転写用シートの
1例を示す模型断面図である。 1、転写用シート、2゛水溶性もしくは水膨潤性フィル
ムからなる基材、3.非水溶性の印刷模様層、4 シャ
ドー部を形成している印刷模様層、5:中間部〜ライト
部を形成している印刷模様層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非水溶性の印刷模様層を有する水溶性もしくは水
    膨潤性フィルムからなる転写用シートにおいて、前記印
    刷模様層には、シャドー部と中間部〜ライト部とが存在
    しており、かつ、前記シャドー部を構成している印刷模
    様層における顔料/ビヒクルの値が前記中間部〜ライト
    部を構成している印刷模様層における顔料/ビヒクルの
    値よりも大であることを特徴とする水圧転写方式に利用
    される転写用シート。
JP20644486A 1986-09-02 1986-09-02 水圧転写方式に利用される転写用シ−ト Expired - Lifetime JPH0755599B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512197U (ja) * 1991-07-24 1993-02-19 博 高石 曲面転写
WO2003055690A3 (de) * 2001-12-27 2003-09-25 Smart Design Systems Gmbh Druckfolie, und vorrichtung zur freiform-bedruckung von gegenständen
WO2018235301A1 (ja) * 2017-06-19 2018-12-27 株式会社サンリュウ 接着剤インクを用いた転写方法、転写物、及び転写装置

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WO2018235301A1 (ja) * 2017-06-19 2018-12-27 株式会社サンリュウ 接着剤インクを用いた転写方法、転写物、及び転写装置

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