JPS6140200A - 印刷模様付き成型品およびその製造方法 - Google Patents
印刷模様付き成型品およびその製造方法Info
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- JPS6140200A JPS6140200A JP16220584A JP16220584A JPS6140200A JP S6140200 A JPS6140200 A JP S6140200A JP 16220584 A JP16220584 A JP 16220584A JP 16220584 A JP16220584 A JP 16220584A JP S6140200 A JPS6140200 A JP S6140200A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は印刷合成樹脂製成型品、例えば、灰皿、センタ
ークラスター、メータークラスター、スピーカーグリル
、スイッチベース(アームレスト)、アッパーコンソー
ル、ルーフコンソール、めくら蓋等の自動車部品をはじ
め、各種分野の成型品に関わるもので、木目模様等の印
刷模様が極めて自然にかつ立体的に表現されている模様
付き成型品、および該成型品を簡単な工程で確実に得る
ことのできる製造方法を提供するものである。
ークラスター、メータークラスター、スピーカーグリル
、スイッチベース(アームレスト)、アッパーコンソー
ル、ルーフコンソール、めくら蓋等の自動車部品をはじ
め、各種分野の成型品に関わるもので、木目模様等の印
刷模様が極めて自然にかつ立体的に表現されている模様
付き成型品、および該成型品を簡単な工程で確実に得る
ことのできる製造方法を提供するものである。
(従来の技術)
近年、合成樹脂製成型品の利用が拡大しているが、例え
ば各種自動車部品等において、特に自動車内装品等には
、ユーザーは天然品の有する深みのあるものを好む傾向
が強く、これに伴なって、自動車各種内装品の高級化が
進み、他部品との調和を図ることが要求され始めており
、複雑な三次元形状をなすものの多い自動車部品にも適
用し得るところの、外観が自然で、かつ立体的な模様を
有する成型品が所望されているの現状である。
ば各種自動車部品等において、特に自動車内装品等には
、ユーザーは天然品の有する深みのあるものを好む傾向
が強く、これに伴なって、自動車各種内装品の高級化が
進み、他部品との調和を図ることが要求され始めており
、複雑な三次元形状をなすものの多い自動車部品にも適
用し得るところの、外観が自然で、かつ立体的な模様を
有する成型品が所望されているの現状である。
ところで、この印刷模様付き成型品を得る方法としては
、転写方式により既製の合成樹脂製成型品に模様を付す
方法が利用されており、この代表的な方法として、活性
化された印刷模様を表面に有する水溶性フィルムからな
る転写用フィルムを、模様面を上面にして水面に浮かべ
、成型品をその上面から押し入れることにより。
、転写方式により既製の合成樹脂製成型品に模様を付す
方法が利用されており、この代表的な方法として、活性
化された印刷模様を表面に有する水溶性フィルムからな
る転写用フィルムを、模様面を上面にして水面に浮かべ
、成型品をその上面から押し入れることにより。
水圧により印刷模様を成型品に転写する方法が知られて
いる(特公昭52−41683号、および特開昭54−
33115号)。
いる(特公昭52−41683号、および特開昭54−
33115号)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら前記転写方法で得られる印刷模様付き成型
品は単に表面に印刷模様が付けられているだけであって
、自然感や立体感に乏しく、特に転写用フィルムにおけ
る印刷模様が木目模様であるときは塗装銘木の持つ照り
(木の微細構造に由来する特殊な反射)や立体感(言い
換えれば奥行感)が表現されておらず、不自然で平坦な
ものしか得られないし、前記印刷模様が石目模様である
ときは、例えば代理石の持つ材質感や奥行感などは表現
されない等、いずれにおいても満足され得る品質のもの
ではなかった。
品は単に表面に印刷模様が付けられているだけであって
、自然感や立体感に乏しく、特に転写用フィルムにおけ
る印刷模様が木目模様であるときは塗装銘木の持つ照り
(木の微細構造に由来する特殊な反射)や立体感(言い
換えれば奥行感)が表現されておらず、不自然で平坦な
ものしか得られないし、前記印刷模様が石目模様である
ときは、例えば代理石の持つ材質感や奥行感などは表現
されない等、いずれにおいても満足され得る品質のもの
ではなかった。
本発明は前記した従来技術の欠点を解消し、外観が自然
で、かつ立体的な印刷模様を有する成型品、および該成
型品を安価に、かつ容易に、確実に得る方法を提供する
ものである。
で、かつ立体的な印刷模様を有する成型品、および該成
型品を安価に、かつ容易に、確実に得る方法を提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の第1番目の発明たる印刷模様付き成型品は、少
なくとも表面が着色されている合成樹脂製成型品と該成
型品の前記着色表面に形成されている模様とからなるも
ので、前記模様が、前記合成樹脂製成型品の着色表面を
被覆するようにして形成されているパール顔料を含有す
る透明樹脂層からなるパールクリアー層と、該パールク
リアー層表面に形成されている透明もしくは半透明の印
刷模様層と、該印刷模様層を被覆するようにして前記パ
ールクリアー層上に形成されている透明合成樹脂層から
なる保護層とによって構成されているものである。
なくとも表面が着色されている合成樹脂製成型品と該成
型品の前記着色表面に形成されている模様とからなるも
ので、前記模様が、前記合成樹脂製成型品の着色表面を
被覆するようにして形成されているパール顔料を含有す
る透明樹脂層からなるパールクリアー層と、該パールク
リアー層表面に形成されている透明もしくは半透明の印
刷模様層と、該印刷模様層を被覆するようにして前記パ
ールクリアー層上に形成されている透明合成樹脂層から
なる保護層とによって構成されているものである。
本発明のうちの第2番目の発明たる印刷模様付き成型品
の製造方法は、前記第1番目の発明たる印刷模様付き成
型品を特定構成の転写用フィルムを利用して得る方法で
ある。すなわち、本発明の印刷模様付き成型品の製造方
法において使用する転写用フィルムは、透明もしくは半
透明でかつ非水溶性の印刷模様層が片側表面に形成され
ている水溶性もしくは水膨潤性フィルムと、該フィルム
の前記印刷模様層を被覆するようにして前記水溶性もし
くは水膨潤性フィルムの片側全面に形成されているパー
ル顔料を含有する透明樹脂層からなるパールクリアー層
とで構成されるものであり、本発明方法においては、前
記転写用フィルムを、該フィルムの前記パールクリアー
層面が上面となるようにして水面上に浮かべた後、前記
転写用フィルムにおける非水溶性の印刷模様層とパール
クリアー層とを溶解する溶剤を含む活性剤を、転写用フ
ィルムの前記パールクリアー層に塗布するか、または、
前記転写用フィルムのパールクリアー層に前記活性剤を
塗布した後、この転写用フィルムを該フィルムのパール
クリアー層面が上面となるようにして水面上に浮かべる
かする第1工程と、前記水面上に浮いている転写用フィ
ルムの北面に少なくとも表面が着色されている別製の合
成樹脂製成型品を載置し、前記転写用フィルムを該成型
品の表面形状に沿って延展、密着させる第2工程と、転
写用フィルムにおける水溶性もしくは水膨潤性フィルム
を除去する第3工程と、合成樹脂製成型品に付着してい
る水分を除去する第4工程と1合成樹脂製成型品表面に
固着しているパールクリアー層の表面に透明合成樹脂層
からなる保護層を形成する第5工程とからなるものであ
る。
の製造方法は、前記第1番目の発明たる印刷模様付き成
型品を特定構成の転写用フィルムを利用して得る方法で
ある。すなわち、本発明の印刷模様付き成型品の製造方
法において使用する転写用フィルムは、透明もしくは半
透明でかつ非水溶性の印刷模様層が片側表面に形成され
ている水溶性もしくは水膨潤性フィルムと、該フィルム
の前記印刷模様層を被覆するようにして前記水溶性もし
くは水膨潤性フィルムの片側全面に形成されているパー
ル顔料を含有する透明樹脂層からなるパールクリアー層
とで構成されるものであり、本発明方法においては、前
記転写用フィルムを、該フィルムの前記パールクリアー
層面が上面となるようにして水面上に浮かべた後、前記
転写用フィルムにおける非水溶性の印刷模様層とパール
クリアー層とを溶解する溶剤を含む活性剤を、転写用フ
ィルムの前記パールクリアー層に塗布するか、または、
前記転写用フィルムのパールクリアー層に前記活性剤を
塗布した後、この転写用フィルムを該フィルムのパール
クリアー層面が上面となるようにして水面上に浮かべる
かする第1工程と、前記水面上に浮いている転写用フィ
ルムの北面に少なくとも表面が着色されている別製の合
成樹脂製成型品を載置し、前記転写用フィルムを該成型
品の表面形状に沿って延展、密着させる第2工程と、転
写用フィルムにおける水溶性もしくは水膨潤性フィルム
を除去する第3工程と、合成樹脂製成型品に付着してい
る水分を除去する第4工程と1合成樹脂製成型品表面に
固着しているパールクリアー層の表面に透明合成樹脂層
からなる保護層を形成する第5工程とからなるものであ
る。
以下本番発明の構成を図面に基づいて説明する。
第1図において符号1で表示される本発明の印刷模様付
き成型品は、着色されている合成樹脂製成型品2と、該
成型品2の表面全面に形成されているパールクリアー層
3と、該パールクリアー層3上に形成されている透明も
しくは半透明の印刷模様層4と、該印刷模様層4を被覆
するようにして前記パールクリアー層3上面に形成され
ている透明合成樹脂層からなる保護層5とで構成されて
いるものである。
き成型品は、着色されている合成樹脂製成型品2と、該
成型品2の表面全面に形成されているパールクリアー層
3と、該パールクリアー層3上に形成されている透明も
しくは半透明の印刷模様層4と、該印刷模様層4を被覆
するようにして前記パールクリアー層3上面に形成され
ている透明合成樹脂層からなる保護層5とで構成されて
いるものである。
前記構成からなる本発明の印刷模様付き成型品lにおい
て、基体となる合成樹脂製成型品2としては、射出成型
品、押し出し成型品、中空成型品、真空成型品等の各種
合成樹脂製成型品が利用され1例えば、ABS樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂(
ABS樹脂の耐候性向上品)、ポリプロピレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂等のホモポリマー、もしくはコポリマーあ
るいはこれらのものから選択される混合物からなる合成
樹脂をはじめ、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ホルマ
リン樹脂、尿素樹脂、繊維素系樹脂等を利用して得られ
る合成樹脂製成型品が使用される。
て、基体となる合成樹脂製成型品2としては、射出成型
品、押し出し成型品、中空成型品、真空成型品等の各種
合成樹脂製成型品が利用され1例えば、ABS樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂(
ABS樹脂の耐候性向上品)、ポリプロピレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂等のホモポリマー、もしくはコポリマーあ
るいはこれらのものから選択される混合物からなる合成
樹脂をはじめ、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ホルマ
リン樹脂、尿素樹脂、繊維素系樹脂等を利用して得られ
る合成樹脂製成型品が使用される。
なお、前記合成樹脂製成型品2の形状は、例えば第1図
に示した形状をはじめ、四部を有するものや平坦なもの
、2次元もしくは3次元曲面を有するものや貫通孔を有
するもの、格子状のものなど殆どの形状のものが適用で
きる。これらの形状の成型品2は、更に表面に木や石や
織物などの質感を生じさせるための微小なエンボスが設
けであるものでもよく、このように微小なエンボスが設
けであるものが利用される場合には、本発明の成型品に
おける自然感と立体感の表現がより確実となる。なお、
これらの成型品には必要に応じて適当な補強や裏打ちが
行なわれていてもよい。
に示した形状をはじめ、四部を有するものや平坦なもの
、2次元もしくは3次元曲面を有するものや貫通孔を有
するもの、格子状のものなど殆どの形状のものが適用で
きる。これらの形状の成型品2は、更に表面に木や石や
織物などの質感を生じさせるための微小なエンボスが設
けであるものでもよく、このように微小なエンボスが設
けであるものが利用される場合には、本発明の成型品に
おける自然感と立体感の表現がより確実となる。なお、
これらの成型品には必要に応じて適当な補強や裏打ちが
行なわれていてもよい。
合成樹脂製成型品2における着色は、該着色が、透明合
成樹脂層たる保護層5、印刷模様層4、パールクリアー
層3を介して透視されるものであるので、成型品2は少
なくともその表面が着色されていれば十分である。この
成型品2における着色は成型品を構成する素材そのもの
として本来着色しているものを用いるか、あるいは着色
料を添加することにより成型品自体が着色されていても
よく、または一旦成形された成型品の表面を素材に応じ
た着色法により着色したものであってもよく、成型用合
成樹脂に予め着色用の顔料を混練しておいて成型するか
、あるいは成型後塗料を用いて成型品の表面を塗装する
等によって容易に得られるものである。
成樹脂層たる保護層5、印刷模様層4、パールクリアー
層3を介して透視されるものであるので、成型品2は少
なくともその表面が着色されていれば十分である。この
成型品2における着色は成型品を構成する素材そのもの
として本来着色しているものを用いるか、あるいは着色
料を添加することにより成型品自体が着色されていても
よく、または一旦成形された成型品の表面を素材に応じ
た着色法により着色したものであってもよく、成型用合
成樹脂に予め着色用の顔料を混練しておいて成型するか
、あるいは成型後塗料を用いて成型品の表面を塗装する
等によって容易に得られるものである。
なお成型品表面(着色層が別に設けられているときは着
色層表面)には、前記パールクリアー層3との接着性を
向上させる目的で適宜にプライマー層を設けることがよ
く、また着色層を成型品表面における別の層として設け
るときには、成型品と着色層との間にプライマー層を介
在させてもよい。
色層表面)には、前記パールクリアー層3との接着性を
向上させる目的で適宜にプライマー層を設けることがよ
く、また着色層を成型品表面における別の層として設け
るときには、成型品と着色層との間にプライマー層を介
在させてもよい。
パールクリアー層3はパール顔料を含む透明合成樹脂層
からなるものである。パールクリアー層3中に添加、含
有せしめられるパール顔料は、パール(真珠)状の光沢
を呈する粒径的1〜30pの粉末であり、魚鱗、貝殻、
雲母などの粉末やフレークを使用することができ、これ
らのうちでも雲母がその品質が一定しているので使用し
やすい、更に、雲母によるパール顔料において、蒸着等
によるチタンコーティングが施されている雲母を利用す
る場合には、光沢のあるパール状が呈されるパールクリ
アー層3とすることができる。パール顔料としては上記
した以外にも、そのパール状光沢は若干劣るものの、ア
ルミニウム、銅、真鍮、ニッケルなどの金属もしくは合
金の粉末、フレーク、またはこれらの金属もしくは合金
をプラスチックフィルム上に薄膜として形成した後に微
粉砕した粉末等も使用可能であり、これら金属もしくは
合金からなるものは魚鱗、貝殻、雲母などとも併用しう
る。
からなるものである。パールクリアー層3中に添加、含
有せしめられるパール顔料は、パール(真珠)状の光沢
を呈する粒径的1〜30pの粉末であり、魚鱗、貝殻、
雲母などの粉末やフレークを使用することができ、これ
らのうちでも雲母がその品質が一定しているので使用し
やすい、更に、雲母によるパール顔料において、蒸着等
によるチタンコーティングが施されている雲母を利用す
る場合には、光沢のあるパール状が呈されるパールクリ
アー層3とすることができる。パール顔料としては上記
した以外にも、そのパール状光沢は若干劣るものの、ア
ルミニウム、銅、真鍮、ニッケルなどの金属もしくは合
金の粉末、フレーク、またはこれらの金属もしくは合金
をプラスチックフィルム上に薄膜として形成した後に微
粉砕した粉末等も使用可能であり、これら金属もしくは
合金からなるものは魚鱗、貝殻、雲母などとも併用しう
る。
なお、パールクリアー層3中には、前記パール顔料の光
沢を改善し、あるいはパール顔料の光沢との相乗効果を
得る等の目的で通常の顔料、染料などの着色剤、好まし
くはこれらのうち透明度の高いものがパール顔料と併用
されてもよい。
沢を改善し、あるいはパール顔料の光沢との相乗効果を
得る等の目的で通常の顔料、染料などの着色剤、好まし
くはこれらのうち透明度の高いものがパール顔料と併用
されてもよい。
パールクリアー層3を構成する透明樹脂は、該パールク
リアー層3の下層となる合成樹脂製成型品2や上層とな
る印刷模様層4との間の接着性を考慮して適宜選択され
るものであるが。
リアー層3の下層となる合成樹脂製成型品2や上層とな
る印刷模様層4との間の接着性を考慮して適宜選択され
るものであるが。
例えばアマニ油、大豆油、合成乾性油等の油脂類、エチ
ルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セ
ルロースアセテートプロピオネート、ニトロセルロース
、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチレン
、ポリα・メチルスチレンなどのスチレン樹脂およびス
チレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタ
クリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル。
ルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セ
ルロースアセテートプロピオネート、ニトロセルロース
、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチレン
、ポリα・メチルスチレンなどのスチレン樹脂およびス
チレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタ
クリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル。
ポリアクリル酸ブチルなどのアクリルまたはメタクリル
樹脂の単独または共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレ
イン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジンな
どのロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロ
ン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリ
アミド樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリ
塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、
塩化ゴム、環化ゴムのゴム誘導体、にかわ、カゼイン、
デキストリン、ゼイン等が単独で、あるいは2種以上の
混合物で使用される。
樹脂の単独または共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレ
イン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジンな
どのロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロ
ン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポリ
アミド樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリ
塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、
塩化ゴム、環化ゴムのゴム誘導体、にかわ、カゼイン、
デキストリン、ゼイン等が単独で、あるいは2種以上の
混合物で使用される。
パールクリアー層3中における前記パール顔料は透明樹
脂100重量部に対し5〜30重量部、より好ましくは
lO〜20重量部程度の割合で添加、含有されるのが良
い。またパールクリアー層3の厚みは、上層の印刷模様
層4の種類、成型品2の大きさ等にもよるが、1〜30
gm、より好ましくは5〜20gm程度とされるのが良
い。
脂100重量部に対し5〜30重量部、より好ましくは
lO〜20重量部程度の割合で添加、含有されるのが良
い。またパールクリアー層3の厚みは、上層の印刷模様
層4の種類、成型品2の大きさ等にもよるが、1〜30
gm、より好ましくは5〜20gm程度とされるのが良
い。
印刷模様層4は、該層4を通して下層のパールクリアー
層3や合成樹脂製成型品2の表面が視認され得るように
、透明もしくは半透明に設けられるものである。下層が
透視し得るような印刷模様層は、例えば、(イ)印刷模
様層自体を透明なインキ組成物を用いて設けるか、C口
)印刷模様自体を点状、斑点状等の模様のごとく、着色
部と非着色部とを区別して設けるか、あるいは(イ)、
(ロ)の方式を併用する等して容易に形成されるもので
ある。なお1通常のカラー写真調の印刷模様は、網点を
用いて印刷模様の色彩(色相、彩度、明度の意)を表現
したもので、前記(ロ)ないしくイ)、(ロ)の併用で
あり、下層の透視が可能な印刷模様層である。
層3や合成樹脂製成型品2の表面が視認され得るように
、透明もしくは半透明に設けられるものである。下層が
透視し得るような印刷模様層は、例えば、(イ)印刷模
様層自体を透明なインキ組成物を用いて設けるか、C口
)印刷模様自体を点状、斑点状等の模様のごとく、着色
部と非着色部とを区別して設けるか、あるいは(イ)、
(ロ)の方式を併用する等して容易に形成されるもので
ある。なお1通常のカラー写真調の印刷模様は、網点を
用いて印刷模様の色彩(色相、彩度、明度の意)を表現
したもので、前記(ロ)ないしくイ)、(ロ)の併用で
あり、下層の透視が可能な印刷模様層である。
印刷模様層4の模様は原則的にはどんな模様でも良いが
、木目模様や石目模様が適しており、特に木目模様にす
ると木目の「照り」が表現されるし、また石目模様にす
ると石の材質感が表現され、高品質感が具現される。ま
た、布目模様の印刷模様層4にすると、絹やレーヨンの
ような光沢が現出される。
、木目模様や石目模様が適しており、特に木目模様にす
ると木目の「照り」が表現されるし、また石目模様にす
ると石の材質感が表現され、高品質感が具現される。ま
た、布目模様の印刷模様層4にすると、絹やレーヨンの
ような光沢が現出される。
印刷模様層4は下層であるパールクリアー層3上に直接
、もしくは転写方式により形成することができるが、後
述するように、一旦水溶性フィルム上に印刷模様を形成
し、これを水に浮かべてフィルム部分を軟らかくすると
ともに印刷模様層を溶剤で活性化した後、別製の成型品
を押し入れる方式を採ると、成型品の表面の形状に沿っ
て印刷模様層を容易かつ確実に形成できるので特に好ま
しい。
、もしくは転写方式により形成することができるが、後
述するように、一旦水溶性フィルム上に印刷模様を形成
し、これを水に浮かべてフィルム部分を軟らかくすると
ともに印刷模様層を溶剤で活性化した後、別製の成型品
を押し入れる方式を採ると、成型品の表面の形状に沿っ
て印刷模様層を容易かつ確実に形成できるので特に好ま
しい。
なお、印刷模様層4の色彩と成型品2の表面の色彩とを
調和させることが望ましく、例えば木目模様であればそ
の最も明るい部分の色を成型品2(あるいは着色層)の
色にしておくと良い。その他の模様についても同様とす
るか、あるいは模様の地の部分の色を成型品の表面の色
で表現するのが良い。
調和させることが望ましく、例えば木目模様であればそ
の最も明るい部分の色を成型品2(あるいは着色層)の
色にしておくと良い。その他の模様についても同様とす
るか、あるいは模様の地の部分の色を成型品の表面の色
で表現するのが良い。
最外表層たる透明合成樹脂層からなる保護層5は1例え
ば熱硬化性アクリル樹脂、ニトロセルロース樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシメラミン樹脂、ポリエステル樹
脂等で構成されるが、なかでも熱硬化性アクリル樹脂、
ポリウレタン樹脂、エポキシメラミン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性合成樹脂で構成される場合には、表
面物性に極めて優れた保護層5とすることができる。
ば熱硬化性アクリル樹脂、ニトロセルロース樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシメラミン樹脂、ポリエステル樹
脂等で構成されるが、なかでも熱硬化性アクリル樹脂、
ポリウレタン樹脂、エポキシメラミン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性合成樹脂で構成される場合には、表
面物性に極めて優れた保護層5とすることができる。
なお、印刷模様層4と下層たるパールクリアー層3との
間の密着が十分でないと、本発明の印刷模様付き成型品
の表面の耐水性や耐湿熱性が不充分となるが、保護層5
をポリウレタン樹脂で構成する場合には、該層5の形成
に際して印刷模様層4上に塗布されたポリウレタン樹脂
塗料が印刷模様層4を浸透して硬化し、パールクリアー
層3と印刷模様層4との間の密着強度を高め、耐水性や
耐湿熱性を向上させる作用が奏せられる。
間の密着が十分でないと、本発明の印刷模様付き成型品
の表面の耐水性や耐湿熱性が不充分となるが、保護層5
をポリウレタン樹脂で構成する場合には、該層5の形成
に際して印刷模様層4上に塗布されたポリウレタン樹脂
塗料が印刷模様層4を浸透して硬化し、パールクリアー
層3と印刷模様層4との間の密着強度を高め、耐水性や
耐湿熱性を向上させる作用が奏せられる。
なお、保護層5には透明性を損なわない範囲で艶消剤を
適用することにより、本発明の印刷模様付き成型品1の
表面の艶を調整することができる。
適用することにより、本発明の印刷模様付き成型品1の
表面の艶を調整することができる。
保護層5の厚みは、該保護層5に必要な表面物性、特に
耐摩耗性の観点からその都度定められるが、通常、2〜
30pLm、好ましくは5〜20IJ、m程度に構成さ
れるものである。
耐摩耗性の観点からその都度定められるが、通常、2〜
30pLm、好ましくは5〜20IJ、m程度に構成さ
れるものである。
本発明の印刷模様付き成型品の製造方法は、第2図に示
されるように、水槽6の水面7上に転写用フィルム8を
浮かべ、その上から少なくとも表面が着色されている別
製の合成樹脂製成型品9を押し入れて該成型品9の表面
に前記転写用フィルム8のパールクリアー層lOと印刷
模様層11とを転写し、次いで前記合成樹脂製成型品9
を乾燥後、印刷模様層11を被覆するようにして前記パ
ールクリアー層10上面に透明合成樹脂層からなる保護
層を形成するものである。
されるように、水槽6の水面7上に転写用フィルム8を
浮かべ、その上から少なくとも表面が着色されている別
製の合成樹脂製成型品9を押し入れて該成型品9の表面
に前記転写用フィルム8のパールクリアー層lOと印刷
模様層11とを転写し、次いで前記合成樹脂製成型品9
を乾燥後、印刷模様層11を被覆するようにして前記パ
ールクリアー層10上面に透明合成樹脂層からなる保護
層を形成するものである。
前記方法で使用する転写用フィルム8は、水溶性もしく
は水膨潤性フィルム12と、該フィルム12の片側表面
に形成されている透明もしくは半透明でかつ非水溶性の
印刷模様層11と。
は水膨潤性フィルム12と、該フィルム12の片側表面
に形成されている透明もしくは半透明でかつ非水溶性の
印刷模様層11と。
該印刷模様層11を被覆するようにして前記フィルム1
3の片側全面に形成されているパールクリアー層10と
で構成されるものである。
3の片側全面に形成されているパールクリアー層10と
で構成されるものである。
前記転写用フィルム8における水溶性もしくは水膨潤性
フィルム12は、水面に浮かべることにより吸水して膨
潤する性質を有するとともに水面上より物体を押し入れ
ることにより容易に延展して物体の形状に沿って変形し
、なおかつ、通常の印刷工程に付し得るものが利用され
、具体的には澱粉系フィルム、ポリビニルアルコール樹
脂フィルムないしポリビニルアルコール樹脂を主体とす
る混合樹脂フィルム、例えばポリビニルアルコールと澱
粉との混合系からなるフィルム等の水膨潤性ないし水溶
解性のフィルム、あるいは前記のフィルムの原料を、紙
、不織布、布、各種多孔質フィルムなど、液体、特に水
を浸透する性質を有する基体シートにコーティングする
か、または前記水膨潤性ないし水溶解性のフィルムを前
記基体シートにラミネートしたラミネートシート等が利
用される。
フィルム12は、水面に浮かべることにより吸水して膨
潤する性質を有するとともに水面上より物体を押し入れ
ることにより容易に延展して物体の形状に沿って変形し
、なおかつ、通常の印刷工程に付し得るものが利用され
、具体的には澱粉系フィルム、ポリビニルアルコール樹
脂フィルムないしポリビニルアルコール樹脂を主体とす
る混合樹脂フィルム、例えばポリビニルアルコールと澱
粉との混合系からなるフィルム等の水膨潤性ないし水溶
解性のフィルム、あるいは前記のフィルムの原料を、紙
、不織布、布、各種多孔質フィルムなど、液体、特に水
を浸透する性質を有する基体シートにコーティングする
か、または前記水膨潤性ないし水溶解性のフィルムを前
記基体シートにラミネートしたラミネートシート等が利
用される。
水溶性もしくは水膨潤性フィルム12の面における印刷
模様層11を形成するための印刷用インキとしては、前
記フィルム12に仮接着し、乾燥被膜形成が容易であり
、さらに被転写体の表面に対して接着し、かつ後記活性
剤にて容易に活性化する樹脂をビヒクルとして含むもの
が用いられる。このようなインキは、例えばインキない
し塗料用ビヒクルに染料または顔料等の着色剤を添加し
、さらに、例えば可塑剤、補助乾燥剤、硬化剤、増粘剤
、分散剤、充填剤等の公知の添加剤を任意に添加して、
溶剤、粍釈剤等で充分混練したものが具体例として挙げ
られる。なお、前記インキ中のビヒクルとしては前述の
印刷模様付き成型品1におけるパールクリアー層3を構
成する各種樹脂と同様のものが使用され得る。
模様層11を形成するための印刷用インキとしては、前
記フィルム12に仮接着し、乾燥被膜形成が容易であり
、さらに被転写体の表面に対して接着し、かつ後記活性
剤にて容易に活性化する樹脂をビヒクルとして含むもの
が用いられる。このようなインキは、例えばインキない
し塗料用ビヒクルに染料または顔料等の着色剤を添加し
、さらに、例えば可塑剤、補助乾燥剤、硬化剤、増粘剤
、分散剤、充填剤等の公知の添加剤を任意に添加して、
溶剤、粍釈剤等で充分混練したものが具体例として挙げ
られる。なお、前記インキ中のビヒクルとしては前述の
印刷模様付き成型品1におけるパールクリアー層3を構
成する各種樹脂と同様のものが使用され得る。
印刷模様層11は、例えば、凹版印刷方式、平版印刷方
式、凸版印刷方式、スクリーン印刷方式等のごとき印刷
方法、はけ塗り、へら塗り、吹付は塗り等のごとき塗布
方法、その他、手、筆等による描画方法等の公知の手段
で形成されるもので、文字、図形、記号、絵柄等の任意
の形状のものに形成される。
式、凸版印刷方式、スクリーン印刷方式等のごとき印刷
方法、はけ塗り、へら塗り、吹付は塗り等のごとき塗布
方法、その他、手、筆等による描画方法等の公知の手段
で形成されるもので、文字、図形、記号、絵柄等の任意
の形状のものに形成される。
前記印刷模様層11を被覆するようにしてフィルム12
の片側全面に形成されているパールクリアーM10は、
前述の印刷模様付き成型品lにおけるパールクリアー層
3を構成するパール顔料や各種樹脂と同様のもので形成
されるもので、前記したパール顔料とパールクリアー層
を構成する透明合成樹脂とを所定量混合して塗料化し、
これを、フィルム12の片側全面に印刷模様層11を被
覆するようにして塗布することによって形成されるもの
である。
の片側全面に形成されているパールクリアーM10は、
前述の印刷模様付き成型品lにおけるパールクリアー層
3を構成するパール顔料や各種樹脂と同様のもので形成
されるもので、前記したパール顔料とパールクリアー層
を構成する透明合成樹脂とを所定量混合して塗料化し、
これを、フィルム12の片側全面に印刷模様層11を被
覆するようにして塗布することによって形成されるもの
である。
本発明の印刷模様付き成型品の製造方法の第1工程は、
前記構成の転写用フィルム8を、該フィルム8のバール
クリア一層10面が上面となるようにして水面上に浮か
べた後、転写用フィルム8のパールクリアー層 10表
面に活性剤を塗布するか、または前記転写用フィルム8
のパールクリアー層10表面に活性剤を塗布した後、こ
れを、パールクリアー層lO面が上面となるようにして
水面上に浮かべるものである。
前記構成の転写用フィルム8を、該フィルム8のバール
クリア一層10面が上面となるようにして水面上に浮か
べた後、転写用フィルム8のパールクリアー層 10表
面に活性剤を塗布するか、または前記転写用フィルム8
のパールクリアー層10表面に活性剤を塗布した後、こ
れを、パールクリアー層lO面が上面となるようにして
水面上に浮かべるものである。
前記活性剤は、転写用フィルム8の印刷模様層11とパ
ールクリアー層10とを溶解する溶剤を含有するもので
、転写用フィルム8を利用して合成樹脂製成型品9表面
への転写が水面上で完了するまでは蒸発することがなく
、さらに被転写体たる合成樹脂製成型品9表面を浸蝕し
たり、被転写体が塗料により下塗りされている場合には
この塗料に接する転写時にこの塗料を急激に溶解するこ
とのない性質の溶剤を含有するものが望ましい、かかる
溶剤の具体的なものとしては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン等、あるいはこれらの混合液であるガ
ソリン、石油、ベンジン、ミネラルスピリット、石油ナ
フサ等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、シクロヘキサン、エチルベンゼン等の芳香族炭化
水素類、トリクロルエチレン、パークロルエチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、メ
チルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル、ブチルアルコール、アミルアルコール、ベンジルコ
ール、ジアセトンアルコール等の一価アルコール類、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチル
シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、エチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、エチレングリコール・
モノ・メチルエーテル、エチレングリコール会モノ・エ
チルエーテル、ジエチレングリコール・モノ・メチルエ
ーテル、ジエチレングリコール拳千ノ・エチルエーテル
ジエチレングリコール・モノ・ブチルエーテル、ジエチ
レングリコール・ジ−ブチルエーテル等のエーテJし類
、エチレングリコール・モノ争メチルエーテル・アセテ
ート、エチレングリコール・モノ・エチルエーテル・ア
セテート、ジエチレングリコール・モノ・メチルアセテ
ート、ジエチレングリコール・モノ9エチルエーテル・
アセテート、ジエチレングリコール・モノ・ブチルエー
テル・アセテート等の酢酸エステル類,醋酸エステル等
のエステル類、ニトロ炭化水素類、ニトリル類、アミン
類,その他アセタール類、酸類、7ラン類等が単独ある
いは混合溶剤として使用される。
ールクリアー層10とを溶解する溶剤を含有するもので
、転写用フィルム8を利用して合成樹脂製成型品9表面
への転写が水面上で完了するまでは蒸発することがなく
、さらに被転写体たる合成樹脂製成型品9表面を浸蝕し
たり、被転写体が塗料により下塗りされている場合には
この塗料に接する転写時にこの塗料を急激に溶解するこ
とのない性質の溶剤を含有するものが望ましい、かかる
溶剤の具体的なものとしては、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン等、あるいはこれらの混合液であるガ
ソリン、石油、ベンジン、ミネラルスピリット、石油ナ
フサ等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、シクロヘキサン、エチルベンゼン等の芳香族炭化
水素類、トリクロルエチレン、パークロルエチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、メ
チルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル、ブチルアルコール、アミルアルコール、ベンジルコ
ール、ジアセトンアルコール等の一価アルコール類、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチル
シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、エチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、エチレングリコール・
モノ・メチルエーテル、エチレングリコール会モノ・エ
チルエーテル、ジエチレングリコール・モノ・メチルエ
ーテル、ジエチレングリコール拳千ノ・エチルエーテル
ジエチレングリコール・モノ・ブチルエーテル、ジエチ
レングリコール・ジ−ブチルエーテル等のエーテJし類
、エチレングリコール・モノ争メチルエーテル・アセテ
ート、エチレングリコール・モノ・エチルエーテル・ア
セテート、ジエチレングリコール・モノ・メチルアセテ
ート、ジエチレングリコール・モノ9エチルエーテル・
アセテート、ジエチレングリコール・モノ・ブチルエー
テル・アセテート等の酢酸エステル類,醋酸エステル等
のエステル類、ニトロ炭化水素類、ニトリル類、アミン
類,その他アセタール類、酸類、7ラン類等が単独ある
いは混合溶剤として使用される。
前記活性剤として、該活性剤中の前記溶剤に溶解する樹
脂、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニル単量体、スチレンならびにその誘導体、酢酸ビ
ニル等のビニルエステル単量体、アリルアルコールおよ
びアリルエステル類、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、クロトン酸、マレイン酸またはフマル酸等の不
飽和カルボン酸類、上記の不飽和カルボン酸類のエステ
ル誘導体、同ニトリル誘導体または同酸アミド誘導体、
上記の不飽和カルボン酸類の酸アミド誘導体のN−メチ
ロール誘導体および同N−アルキルメチロールエーテル
誘導体、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、アリルグリシジルエーテル、ビニルインシアネ
ート、アリルイシシアネート、2−ヒドロキシエチル−
アクリレートまたは−メタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピル−アクリレートまたは一メタクリレート、エチ
レングリコール−モノアクリレートまたは一モノメタク
リレート、エチレングリコール−ジアクリレートまたは
−ジメタクリレート、無水マレイン酸、無水イタコン酸
、メチルビニルケトン、ブタジェンエチレン、プロピレ
ン、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ビニルピリ
ジン、tert−ブチルアミノエチルメタクリレート、
多価アルコールのモノアリルエーテル等のごとき単量体
の単独重合体ないし共重合体類等の熱可塑性樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂
、メラミン系樹脂、尿素樹脂、エポキシ系樹脂、フタル
酸ジアリル系樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン系樹脂等
のごとき熱硬化性樹脂またはそれらの変性樹脂もしくは
初期縮合物、天然樹脂、ロジンおよびその誘導体、セル
ロース誘導体、天然または合成ゴム、石油樹脂等の樹脂
が、溶剤の5〜80重量%程度添加されている膨潤化液
からなる活性剤が利用される場合には、該活性剤の粘度
調整が容易で、かつその塗布手段が限定されず、しかも
転写用フィルムの印刷模様層のインキの保持時間が長い
ので転写工程に長時間を掛けることができる等のメリッ
トを存する。
脂、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン
化ビニル単量体、スチレンならびにその誘導体、酢酸ビ
ニル等のビニルエステル単量体、アリルアルコールおよ
びアリルエステル類、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、クロトン酸、マレイン酸またはフマル酸等の不
飽和カルボン酸類、上記の不飽和カルボン酸類のエステ
ル誘導体、同ニトリル誘導体または同酸アミド誘導体、
上記の不飽和カルボン酸類の酸アミド誘導体のN−メチ
ロール誘導体および同N−アルキルメチロールエーテル
誘導体、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、アリルグリシジルエーテル、ビニルインシアネ
ート、アリルイシシアネート、2−ヒドロキシエチル−
アクリレートまたは−メタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピル−アクリレートまたは一メタクリレート、エチ
レングリコール−モノアクリレートまたは一モノメタク
リレート、エチレングリコール−ジアクリレートまたは
−ジメタクリレート、無水マレイン酸、無水イタコン酸
、メチルビニルケトン、ブタジェンエチレン、プロピレ
ン、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ビニルピリ
ジン、tert−ブチルアミノエチルメタクリレート、
多価アルコールのモノアリルエーテル等のごとき単量体
の単独重合体ないし共重合体類等の熱可塑性樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂
、メラミン系樹脂、尿素樹脂、エポキシ系樹脂、フタル
酸ジアリル系樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン系樹脂等
のごとき熱硬化性樹脂またはそれらの変性樹脂もしくは
初期縮合物、天然樹脂、ロジンおよびその誘導体、セル
ロース誘導体、天然または合成ゴム、石油樹脂等の樹脂
が、溶剤の5〜80重量%程度添加されている膨潤化液
からなる活性剤が利用される場合には、該活性剤の粘度
調整が容易で、かつその塗布手段が限定されず、しかも
転写用フィルムの印刷模様層のインキの保持時間が長い
ので転写工程に長時間を掛けることができる等のメリッ
トを存する。
活性剤の塗布手段としては、グラビアコート、オフセッ
トクラビアコート、ロールコート、バーコード、スプレ
ーコート、超音波コートなどが適用でき、活性剤の塗布
量は2〜30g/rn’程度、好ましくは3〜15g/
ゴ程度である。
トクラビアコート、ロールコート、バーコード、スプレ
ーコート、超音波コートなどが適用でき、活性剤の塗布
量は2〜30g/rn’程度、好ましくは3〜15g/
ゴ程度である。
転写用フィルム8を水面に浮かべるには、枚葉状のもの
を一枚ずつ浮かべることもできるし、水を一方向に流し
ながら巻取状のものを連続的に水面に浮かべることもで
きる。この工程においては、転写用フィルム8のパール
クリアー層10が上になるようにして水面に浮かべるが
、この際に転写用フィルム8の水溶性もしくは水膨潤性
フィルム12と水面との間に気泡がはいらないように、
かつ転写用フィルム8にしわが寄らないようにすること
が必要である。
を一枚ずつ浮かべることもできるし、水を一方向に流し
ながら巻取状のものを連続的に水面に浮かべることもで
きる。この工程においては、転写用フィルム8のパール
クリアー層10が上になるようにして水面に浮かべるが
、この際に転写用フィルム8の水溶性もしくは水膨潤性
フィルム12と水面との間に気泡がはいらないように、
かつ転写用フィルム8にしわが寄らないようにすること
が必要である。
本発明方法の第2工程は、前記第1工程における水面上
の転写用フィルム8の上方から矢印方向に被転写体たる
合成樹脂製成型品9を下降させてその一部ないし全部を
水中に沈降させ、転写用フィルム8と被転写体9との間
に気泡が入らないように転写用フィルム8を被転写体9
の表面形状に沿って延展し、水圧により被転写体9に密
接するものである。なお、被転写体たる合成樹脂製成型
品9の表面には、転写用フィルム8のパールクリアー層
lOとの密着性を良好ならしめるためのプライマー層を
予め形成しておいても良い。
の転写用フィルム8の上方から矢印方向に被転写体たる
合成樹脂製成型品9を下降させてその一部ないし全部を
水中に沈降させ、転写用フィルム8と被転写体9との間
に気泡が入らないように転写用フィルム8を被転写体9
の表面形状に沿って延展し、水圧により被転写体9に密
接するものである。なお、被転写体たる合成樹脂製成型
品9の表面には、転写用フィルム8のパールクリアー層
lOとの密着性を良好ならしめるためのプライマー層を
予め形成しておいても良い。
さらに、転写用フィルム8を浮かべる際の水は、該フィ
ルム8を構成する水溶性もしくは水膨潤性フィルム12
の性質により適当な温度に調整される。たとえば、水溶
性フィルムとして澱粉系フィルム(商品名ニオブラード
)を使つた場合は水温は40〜50℃程度であ゛ること
が望ましく、また該フィルムの除去の際の溶解を促進さ
せるためにアミラーゼ等を2〜4%桿度添加しておくこ
とが好ましい。
ルム8を構成する水溶性もしくは水膨潤性フィルム12
の性質により適当な温度に調整される。たとえば、水溶
性フィルムとして澱粉系フィルム(商品名ニオブラード
)を使つた場合は水温は40〜50℃程度であ゛ること
が望ましく、また該フィルムの除去の際の溶解を促進さ
せるためにアミラーゼ等を2〜4%桿度添加しておくこ
とが好ましい。
印刷模様層11とパールクリアー層lOとを合成樹脂製
成型品9の表面に十分に固着させた後、転写用フィルム
8における水溶性または水膨潤性フィルム12を除去す
る第3工程が実施される。この転写用フィルム8におけ
る水溶性もしくは水膨潤性フィルム12を除去するには
、水を相いて被転写体をシャワー洗浄することが岐も能
率的で好ましい方法である。これにより付着したフィル
ム12が完全に除去されるとともに、転写の際に生ずる
汚れも洗浄される。この時、水温は用いた水溶性フィル
ムの材質などによっても異なるが、−・般には15〜6
0℃が適当であり、また、洗浄時間は1〜10分程度で
ある。
成型品9の表面に十分に固着させた後、転写用フィルム
8における水溶性または水膨潤性フィルム12を除去す
る第3工程が実施される。この転写用フィルム8におけ
る水溶性もしくは水膨潤性フィルム12を除去するには
、水を相いて被転写体をシャワー洗浄することが岐も能
率的で好ましい方法である。これにより付着したフィル
ム12が完全に除去されるとともに、転写の際に生ずる
汚れも洗浄される。この時、水温は用いた水溶性フィル
ムの材質などによっても異なるが、−・般には15〜6
0℃が適当であり、また、洗浄時間は1〜10分程度で
ある。
引き続く第4工程は、被転写体たる合成樹脂製成型品9
を液中から取り出し、十分に清浄し、これを乾燥させる
ものである。
を液中から取り出し、十分に清浄し、これを乾燥させる
ものである。
次いで、第5工程においては、前記合成樹脂製成型品9
の転写面すなわち印刷模様層11を含むパールクリアー
層lO面に、透明合成樹脂層からなる保護層を形成する
ものである。保護層は、前記印刷模様付き成型品lにお
ける保護層5で詳述したような種類の合成樹脂により形
成されるもので、必要により種々の添加剤を加えて作成
した塗料を、通常、1〜50g/ITI′、好ましくは
3〜30g/m’程度に塗布することによって形成され
る。
の転写面すなわち印刷模様層11を含むパールクリアー
層lO面に、透明合成樹脂層からなる保護層を形成する
ものである。保護層は、前記印刷模様付き成型品lにお
ける保護層5で詳述したような種類の合成樹脂により形
成されるもので、必要により種々の添加剤を加えて作成
した塗料を、通常、1〜50g/ITI′、好ましくは
3〜30g/m’程度に塗布することによって形成され
る。
(実施例)
以下本発明の構成を製造実施例を以って説明する。
実施例1
厚さ40ILmのポリビニルアルコール樹脂フィルムの
片面にニトロセルロース/アルキッド樹脂=5/1の混
合樹脂をビヒクルとする各色のインキを用い、マホガニ
ーの木目模様をグラビア多色印刷法にて印刷した後、前
記インキのビヒクルと同じビヒクルをビヒクル/顔料=
15/10の割合で利用したゴールドバール顔料を十分
分散させたインキを用いて、乾燥時厚さIgmのパール
クリアー層を、砂目スクリーンを用いて製版されたグラ
ビアベタ版を利用して形成し、これを乾燥に付して巻取
状の転写用フィルムとした。
片面にニトロセルロース/アルキッド樹脂=5/1の混
合樹脂をビヒクルとする各色のインキを用い、マホガニ
ーの木目模様をグラビア多色印刷法にて印刷した後、前
記インキのビヒクルと同じビヒクルをビヒクル/顔料=
15/10の割合で利用したゴールドバール顔料を十分
分散させたインキを用いて、乾燥時厚さIgmのパール
クリアー層を、砂目スクリーンを用いて製版されたグラ
ビアベタ版を利用して形成し、これを乾燥に付して巻取
状の転写用フィルムとした。
かくして得られた転写用フィルムのパールクリアー層面
に、メチルカルピトールセロソルブアセテート80重量
部とアルキッド樹脂15重量部および沈降性炭酸バリウ
ム5重量部とからなる活性剤をグラビアコーティングに
より、15g/m’(塗布時)の割合に塗布し、これを
水温27℃の水の表面に浮かべ、80秒後に茶色のポリ
カーボネート樹脂で射出成型した成型品を押し入れ、該
成型品の表面に転写用フィルムを密着させ、成型品の表
面にバールクリア一層と木目模様層とを転写した。
に、メチルカルピトールセロソルブアセテート80重量
部とアルキッド樹脂15重量部および沈降性炭酸バリウ
ム5重量部とからなる活性剤をグラビアコーティングに
より、15g/m’(塗布時)の割合に塗布し、これを
水温27℃の水の表面に浮かべ、80秒後に茶色のポリ
カーボネート樹脂で射出成型した成型品を押し入れ、該
成型品の表面に転写用フィルムを密着させ、成型品の表
面にバールクリア一層と木目模様層とを転写した。
転写完了後、合成樹脂製成型品を水中から引き出し、こ
れに45℃の水温シャワーを吹き付けて表面のフィルム
を除去し、乾燥後、アクリル樹脂系塗料[オリジン電気
(株)製:プラネットSY]を8g/m’(乾燥時)塗
布した。たiどじ、塗料の密着性向上のため塗料に対し
5重量%のエチルセロソルブを運転溶剤として添加した
ものを使用した。
れに45℃の水温シャワーを吹き付けて表面のフィルム
を除去し、乾燥後、アクリル樹脂系塗料[オリジン電気
(株)製:プラネットSY]を8g/m’(乾燥時)塗
布した。たiどじ、塗料の密着性向上のため塗料に対し
5重量%のエチルセロソルブを運転溶剤として添加した
ものを使用した。
得られた合成樹脂製成型品は、照りと深みを有する天然
木の近い外観を有する印刷模様付き成型品で、自動車部
品として極めて高品質の外観を呈するものであった。
木の近い外観を有する印刷模様付き成型品で、自動車部
品として極めて高品質の外観を呈するものであった。
実施例2
実施例1における活性剤塗布工程を、転写用フィルムを
水に浮かべた後に行ない、その他は実施例1と同様の工
程を実施し、実施例1の印刷模様付き成型品と同様のも
のを得た。
水に浮かべた後に行ない、その他は実施例1と同様の工
程を実施し、実施例1の印刷模様付き成型品と同様のも
のを得た。
(発明の作用、効果)
本発明の印刷模様付き成型品およびその製造方法は叙上
の通りの構成からなるものであり、印刷模様付き成型品
lは印刷模様層4の下層にパールクリアー層3が形成さ
れており、該パールクリアー層中のパール顔料は層の厚
み方向の種々の位置に分散しているので、成型品1の保
護層たる透明合成樹脂層5側より入射した光が、該パー
ルクリアー層3中の種々の位置で反射するため立体感が
生ずるばかりか、バール顔料がパール光沢を呈するため
独特の質感を生ずるものである。
の通りの構成からなるものであり、印刷模様付き成型品
lは印刷模様層4の下層にパールクリアー層3が形成さ
れており、該パールクリアー層中のパール顔料は層の厚
み方向の種々の位置に分散しているので、成型品1の保
護層たる透明合成樹脂層5側より入射した光が、該パー
ルクリアー層3中の種々の位置で反射するため立体感が
生ずるばかりか、バール顔料がパール光沢を呈するため
独特の質感を生ずるものである。
印刷模様層4は下層であるパールクリアー層3との相乗
作用によって、合成樹脂製成型品2に所望の外観を与え
るものである。
作用によって、合成樹脂製成型品2に所望の外観を与え
るものである。
保護層5は、下層の印刷模様層4を摩耗や汚染等から保
護し、また印刷模様層4を濡れ色にすることにより印刷
模様を明瞭化し、かつ印刷模様層4による印刷模様に奥
行感を与えるものである。
護し、また印刷模様層4を濡れ色にすることにより印刷
模様を明瞭化し、かつ印刷模様層4による印刷模様に奥
行感を与えるものである。
本発明方法による印刷模様層き成型品の製造方法は、合
成樹脂製成型品を製造jる際に、バール顔料やメタリッ
ク顔料を混入した成型用原料、例えば合成樹脂中にこれ
ら顔料を添加し混練しておいたものを成型用原料とする
成型品では得ることのできない高品質の外観のものが得
られるし、また前記方法における欠点、すなわち顔料の
添加量が増すと成形の際の樹脂のフローが悪く、却って
外観を損なったり、物性を低下させる等の欠点を伴うこ
となく、印刷模様付き成型品を得ることができる。
成樹脂製成型品を製造jる際に、バール顔料やメタリッ
ク顔料を混入した成型用原料、例えば合成樹脂中にこれ
ら顔料を添加し混練しておいたものを成型用原料とする
成型品では得ることのできない高品質の外観のものが得
られるし、また前記方法における欠点、すなわち顔料の
添加量が増すと成形の際の樹脂のフローが悪く、却って
外観を損なったり、物性を低下させる等の欠点を伴うこ
となく、印刷模様付き成型品を得ることができる。
さらに、本発明方法では、前記した高品質感のある印刷
模様付き成型品を、合成樹脂製成型品の形状に制限され
ることなく容易に得ることができ、しかも印刷模様層の
印刷自体は転写用フィルムとなるフィルム上に通常の印
刷手段で形成するものであるので、微細な模様の現出が
可能である。
模様付き成型品を、合成樹脂製成型品の形状に制限され
ることなく容易に得ることができ、しかも印刷模様層の
印刷自体は転写用フィルムとなるフィルム上に通常の印
刷手段で形成するものであるので、微細な模様の現出が
可能である。
第1図は本発明の印刷模様付き成型品の1実施例品の模
型断面図、第2図は本発明の印刷模様付き成型品の製造
方法の途中工程を示す模型断面図である。 1:印刷模様付き成型品、2:少なくとも表面が着色さ
れている合成樹脂製成型品、3:ノ々−ルクリア一層、
4:印刷模様層、5:保護層たる透明合成樹脂層、6:
水槽、7:水面、8:転写用フィルム、9:被転写体た
る合成樹脂製成型品、10:パールクリアー層、11:
印刷模様層、12:転写用フィルム8における水溶性も
しくは水膨潤性フィルム。 第1図 第2図
型断面図、第2図は本発明の印刷模様付き成型品の製造
方法の途中工程を示す模型断面図である。 1:印刷模様付き成型品、2:少なくとも表面が着色さ
れている合成樹脂製成型品、3:ノ々−ルクリア一層、
4:印刷模様層、5:保護層たる透明合成樹脂層、6:
水槽、7:水面、8:転写用フィルム、9:被転写体た
る合成樹脂製成型品、10:パールクリアー層、11:
印刷模様層、12:転写用フィルム8における水溶性も
しくは水膨潤性フィルム。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも表面が着色されている合成樹脂製成型
品と、該成型品の前記着色表面を被覆するようにして形
成されているパール顔料を含有する透明樹脂層からなる
パールクリアー層と、該パールクリアー層表面に形成さ
れている透明もしくは半透明の印刷模様層と、該印刷模
様層を被覆するようにして前記パールクリアー層上に形
成されている透明合成樹脂層からなる保護層とからなる
ことを特徴とする印刷模様付き成型品。 (2)合成樹脂製成型品が、その全体が着色されている
合成樹脂製成型品である特許請求の範囲第1項記載の印
刷模様付き成型品。 (3)合成樹脂製成型品が、その表面に着色層を有する
合成樹脂製成型品である特許請求の範囲第1項記載の印
刷模様付き成型品。 (4)透明合成樹脂層からなる保護層がポリウレタン樹
脂で構成されている特許請求の範囲第1項〜第3項のう
ちいずれかの1項記載の印刷模様付き成型品。 (5)透明もしくは半透明でかつ非水溶性の印刷模様層
が片側表面に形成されている水溶性もしくは水膨潤性フ
イルムと、該フイルムの前記印刷模様層を被覆するよう
にして前記水溶性もしくは水膨潤性フイルムの片側全面
に形成されているパール顔料を含有する透明樹脂層から
なるパールクリアー層とからなる転写用フイルムを、該
フイルムの前記パールクリアー層面が上面となるように
して水面上に浮かべた後、前記転写用フイルムにおける
非水溶性の印刷模様層とパールクリアー層とを溶解する
溶剤を含む活性剤を、転写用フイルムの前記パールクリ
アー層に塗布するか、または、前記転写用フイルムのパ
ールクリアー層に前記活性剤を塗布した後、この転写用
フイルムを該フイルムのパールクリアー層面が上面とな
るようにして水面上に浮かべるかする第1工程と、前記
水面上に浮いている転写用フイルムの上面に少なくとも
表面が着色されている別製の合成樹脂製成型品を該成型
品の表面が下面となるようにして載置し、前記転写用フ
イルムを該成型品の表面形状に沿つて延展、密着させる
第2工程と、転写用フイルムにおける水溶性もしくは水
膨潤性フイルムを除去する第3工程と、合成樹脂製成型
品に付着している水分を除去する第4工程と、合成樹脂
製成型品表面に固着しているパールクリアー層の表面に
透明合成樹脂層からなる保護層を形成する第5工程とか
らなることを特徴とする印刷模様付き成型品の製造方法
。 (8)水溶性もしくは水膨潤性フイルムが、ポリビニル
アルコール樹脂単独もしくはポリビニルアルコール樹脂
を主体とする混合樹脂からなる特許請求の範囲第5項記
載の印刷模様付き成型品の製造方法。 (7)活性剤が、該活性剤中に溶解されている合成樹脂
を含有している特許請求の範囲第5項あるいは第6項記
載の印刷模様付き成型品の製造方法。 (8)水面上に浮いている転写用フイルムの上面に載置
される別製の合成樹脂製成型品が、その表面にプライマ
ー層を有する合成樹脂製成型品である特許請求の範囲第
5、6、または第7項記載の印刷模様付き成型品の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16220584A JPS6140200A (ja) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | 印刷模様付き成型品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16220584A JPS6140200A (ja) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | 印刷模様付き成型品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140200A true JPS6140200A (ja) | 1986-02-26 |
Family
ID=15749968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16220584A Pending JPS6140200A (ja) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | 印刷模様付き成型品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140200A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1984
- 1984-08-01 JP JP16220584A patent/JPS6140200A/ja active Pending
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