JPS6057627B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

自動販売機の制御装置

Info

Publication number
JPS6057627B2
JPS6057627B2 JP54133311A JP13331179A JPS6057627B2 JP S6057627 B2 JPS6057627 B2 JP S6057627B2 JP 54133311 A JP54133311 A JP 54133311A JP 13331179 A JP13331179 A JP 13331179A JP S6057627 B2 JPS6057627 B2 JP S6057627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sales
circuit
product
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54133311A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5657188A (en
Inventor
修 杉本
雅樹 赤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koinko KK
Original Assignee
Nippon Koinko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Koinko KK filed Critical Nippon Koinko KK
Priority to JP54133311A priority Critical patent/JPS6057627B2/ja
Priority to GB8032198A priority patent/GB2062924B/en
Priority to DE3038120A priority patent/DE3038120C2/de
Priority to US06/196,073 priority patent/US4376478A/en
Publication of JPS5657188A publication Critical patent/JPS5657188A/ja
Publication of JPS6057627B2 publication Critical patent/JPS6057627B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F5/00Coin-actuated mechanisms; Interlocks
    • G07F5/20Coin-actuated mechanisms; Interlocks specially adapted for registering coins as credit, e.g. mechanically actuated
    • G07F5/22Coin-actuated mechanisms; Interlocks specially adapted for registering coins as credit, e.g. mechanically actuated electrically actuated

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動販売機の制御装置に関する。
従来の自動販売機の制御装置は、投入金額の範・囲内で
販売可能な各商品に対応して販売可能信号をベンダー機
構側の販売回路に一旦送出した後は、更めて販売可能で
あるかを確認するようにはなつていない。販売回路では
選択された商品に対応する販売可能信号が与えられてい
ることを条件に動力部を駆動して商品を払出し、同時に
販売開始信号をチェンジャー機構側の制御装置に送出す
るようになつている。制御装置では販売可能信号を一旦
送出した後は、前記販売開始信号が与えられるのを持ち
、この販売開始信号にもとづいて投入金額から販売価格
を減算する収金処理を行なうようになつている。上述の
ように従来の制御装置では販売可能であるかの判断が1
度しかなされないため、釣銭不足時に販売条件が制限さ
れるときなどに不都合が生じることがあつた。例えば、
釣銭不足時には販売価格と同額が投入された場合に限つ
て販売が可能となり、それ以上の金額が投入された場合
は釣銭を必要とするので販売不能となるのが普通である
。その場合、販売可能であるかの判断が1回しかなされ
ない場合は、硬貨投入途中で販売価格と同額という条件
が成立して販売可能とされてしまい、追加投入によつて
釣銭を必要とする状態になつてももう販売可能の取消し
はできなくなることが生じる。このような不都合に限ら
ず、販売可能の判断が1度しか行なわれない場合は販売
可能信号あるいは商品選択信号の送受の過程で誤動作が
生じた場合の保護が不十分であつた。この発明は上述の
点に鑑みてなされたもので、投入金額と全商品の販売価
格とを夫々一旦比較一し、この比較にもとづいて販売可
能な各商品に対応して販売可能信号を夫々送出し、ベン
ダー機構側の販売回路ではこの販売可能信号にもとづい
て商品選択スイッチの操作のみを可能にして該スイッチ
操作にもとづいて得られる商品選択信号を制御装置側に
戻し、制御装置側では今度は商品選択信号が生じた単一
の販売価格と投入金額とを比較して選択された商品が本
当に販売可能であるかを更めて確認し、この2度目の比
較によつて販売可能が確認されたとき販売開始信号を制
御装置内で発生してこの販売開始信号にもとづいて投入
金額から販売価格を減算する等の収金処理動作を開始す
ると共にベンダー機構側の販売回路に販売動力信号を送
出し、この販売動力信号にもとづいて商品を払出させる
ようにした自動販売機の制御装置を提供しようとするも
のである。
以下添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に説
明しよう。
御1図に示す自動販売機の制御装置において、一点鎖線
12で仕切られたコイン制御部10と販売制御部11の
部分は夫々非同期で動作するようになつている。
コイン制御部10は、主に、投入硬貨(あるいは紙幣)
の金額を計数して販売価格と比較し、選択された商品の
販売価格を投入額から収金した後釣銭を払出す制御を行
なう部分であり、高速の(マイクロ秒単位の)クロック
パルスあるいはワーキングパルスに同期して計数その他
の動作が制御される。販売制御部11は、主に、前記コ
イン制御部10における比較にもとづいて自動販売機の
商品選択スイッチに対して販売可能信号を送出し、該ス
イッチから商品選択信号を受入れて選択された商品の払
出し動力部(ソレノイドあるいはモータ)に対して販売
動力信号を送出すると共にコイン制御部10に対して収
金制御あるいは釣銭払出し制御を命令する部分であり、
前記コイン制御部におけるクロックパルスとは非同期の
低速の(例えばミリ秒単位の)クロックパルスにもとづ
いて制御される。第1図では、両制御部10,11の主
要な回路機能を示すブロックのみを示しているが、実際
は、動作タイミング制御用の回路あるいは自動販売機の
故障検出回路あるいは安全回路等公知の種々の回路機能
が付加される。自動販売機機構の面で、取付けスペース
が許される場合は両制御部10,11は同一集積回路チ
ップ上あるいは同一回路基板上に組立ててもよい。しか
し、コインチェンジャー機構と販売機構(商品選択スイ
ッチや商品払出し動力部)の配置あるいはスペースの関
係上、両制御部10,11から成る制御装置を同一チッ
プまたは同一基板上に組立てることが困難である(また
は好ましくない)ことがある。その場合は両制御部10
,11を分離し、コイン制御部10はコインチェンジャ
ー機構(図示せず)の側に取付け、販売制御部11は販
売機構(図示せず)の側に取付け、両者の接続ライン1
3,14,15,16,17を配線で引き延ばす。両制
御部10,11は非同期て動作しかつ配線数13〜17
も少ないため、分離する場合に有利となつている。硬貨
が投入されるとその金種に対応して硬貨パルスClO,
C5,Clが硬貨検出器(図示せず)から発生され、コ
イン制御部10のオア回路18,19,20を介して各
金種別の加減算カウンタ21,22,23に入力される
加減算カウンタ21,22,23の加算/減算制御入力
に加わるオア回路24の出力は通常“゜0゛であり、“
゜0゛のとき加算を、゜゜1゛のとき減算を指示する。
従つて、投入硬貨に対応する硬貨パルスClO,C5,
Clが各カウンタ21,22,23で加算計数され、金
種別の投入金額が各カウンタ21,22,23で求めら
れる。例えばカウンタ21は100円、22は50円、
23は10円に対応する。尚、紙幣(例えば1000円
)も投入し得る場合は、紙幣用カウンタも増設されるこ
とはいうまで・もない。カウンタ21,22,23の計
数出力は加算回路25に加えられ、投入金額(または残
額)の合計が該加算回路25で得られる。
加算回路25から出力された投入金額(または残額)K
を表わす)信号は比較回路26に加えられると共に、表
示回路27に加えられ、投入金額または残額が表示され
る。尚、加算回路25は合計額が0のときオールゼロ信
号R。を発生する(゜゜1゛にする)。オールゼロ信号
R。は、コイン制御部10内の各回路にリセット信号と
して供給されると共に、ライン13を介して販売制御部
11に供給される。n種類の各商品に対応する販売価格
設定スイッチ群28−1乃至28−nによつて各商品の
販売価格Spl〜Spnが夫々設定され、各価朴βp1
〜Spnを示す信号が販売制御部11の記憶及び送出回
路29に入力される。記憶及び送出回路29はラン13
を介して与えられるオールゼロ信号R。が“゜1゛のと
き、すなわち自動販売機が待機状態のとき、スイッチ群
28−1乃至28−nで設定されている販売価格Spl
〜Spnを読み込み、記憶する。オールゼロ信号R。が
“0゛のときは読み出しモードとなり、所定の条件のも
とで全販売価格Spl〜Spnあるいは選択された1つ
の販売価格を読み出す。読み出された販売価格Spl〜
Spnを表わす信号はライン14を介して比較回路26
に入力される。記憶及び送出回路29の読み出し条件は
商品選択信号S1″〜Sn″の有無によつて定まる。
当初は商品選択信号S/〜Sn″はすべて゜゜0゛であ
り、このとき各商品の販売価鄭p1〜Spnを表わす信
号がタイミングパルスTal〜Tanに従つて時分割的
に順次読み出される。商品が選択されて販売態勢に入る
と、単一の商品選択信号(S1″〜Sn″のうち1つ)
が発生し、この商品に対応する単一の販売価格(Spl
〜Spnのうち1つ)を表わす信号のみが読み出される
。時分割用のタイミングパルスTal〜Tanは販売制
御部11内の同期制御用のクロックパルスTaにもとづ
いて形成される(第2図参照)。このクロックパルスT
aは例えば数Msの比!較的長い周期をもち、各タイミ
ングパルスTal〜Tanのパルス幅は同じく数Ms程
度である。販売制御部11においてはタイミングパルス
Tal〜Tanに対応して時分割タイミングパルスT1
)1〜11)n(第2図参照)も利用される。タイミン
グパールスT1)1〜T1)nはTal〜Tanより遅
れて立上るパルス幅の狭いパルスである。硬貨が投入さ
れて、加算回路25の計算値KがO以外の値になると、
オールゼロ信号R。
は゜“0゛となり、記憶及び送出回路29は読み出し4
モードとなる。当初は商品選択信号S1″〜Sn゛はす
べて“0”であるため、回路29からはタイミングパル
スTal〜Tanに対応して各販売価格SPl〜SPn
が順次時分割的に読出される。比較回路26では、ライ
ン14から与えられる販売価格(これを一括してSPで
示す)と加算回路25の出力K(投入金額)とを比較し
、販売可能なとぎ1゛をライン15に出力する。具体的
には、釣銭払出し制御回路30から釣銭切れ信号NCが
比較回路26に入力されており、釣銭切れ状態のときは
RK=SpJのときのみ“1゛を出力し、釣銭切れ状態
でないときはRK≧SPョのとき゜゜1゛を出力する。
釣銭(または返却)用硬貨貯蔵装置(図フ示せず)に硬
貨が全く無いときもしくは所定枚数以下のとき、釣銭切
れ信号NCが発生される。また、投入金額から販売価格
を減算しているときや釣銭払出し額を減算しているとき
は収金制御回路73あるいは釣銭払出し制御回路30か
らオア回門路115に゜“1゛が与えられ、このオア回
路115の出力゜“1゛によつて比較回路26での比較
を禁止する。比較回路26の出力はライン15からアン
ド回路31−1乃至31−n及びオア回路116−1”
乃至116−nを介して各商品に対応するSDフリップ
フロップ32−1乃至32−nに入力される。
アンド回路31−1乃至31−nの他の入力には各商品
に対応する時分割タイミングパルスTOl〜Tbnが各
別に入力されており、比較回路26における投入金額K
と各販売価格Spl〜Spnの時分割的比較に対応して
アンド回路31−1乃至31−nが時分割的に動作可能
となり、投入金額Kの範囲内で販売可能な商品に対応す
るSDフリップフロップ(32−1乃至32−nのうち
1乃至複数)がすべてセットされる。上記のように投入
金額と全販売価格Spl〜Spnを比較するのを0第1
の比較ョということにする。各フリップフロップ32−
1乃至32−nの出力はアンド回路35−1乃至35−
nを介して販売可能信号V1〜Vnとして出力される。
尚、アンド回路35−1乃至35−nの他の入力に加わ
るインバータ36の出力は当初゜“1゛である。尚、S
DフリップフロップはクロックパルスTa(第2図)に
よつて駆動され、入力信号を1ビットタイム(クロック
パルスTaの1周期)遅延して出力するものである。
SDフリップフロップ32−1乃至32−nの出力は自
己保持用アンド回路117−1乃至117−nからオア
回路116一1乃至116−nを介して入力に戻され、
自己保持される。アンド回路117−1乃至117−n
の他の入力に加わるノア回路34−1乃至34一nの出
力が“゜0゛になつたとき、自己保持が禁止され、SD
フリップフロップ32−1乃至32一nがリセットされ
る。尚、ノア回路34−1乃至34−nの出力は通常゜
゜1゛である。ところで、各フリップフロップ32−1
乃至32−nに付属して設けられているアンド回路33
一1乃至33−nは、前回の比較出力が“゜1゛で今回
の比較出力が′60″のときフリップフロップの記憶を
リセットするためのものである。
このような比較出力の変化は釣銭切れ状態のときに生じ
ることがある。釣銭切れ状態のとき、硬貨を投入してい
く過程で例えばRK=Splョが成立したとする。する
と、フリップフロップ32−1に゜“1゛がセットされ
、販売可能状態となる。硬貨が追加投入されると、SP
lに関する次回の比較ではRK>SPlJが成立し、釣
銭切れ状態においては比較回路26から“゜1゛は出力
されない。これは、釣銭が必要とされるので販売を行な
わないようにするためである。しかし、前回の比較によ
つてフリップフロップ32−1が販売可能状態にセット
されている。そこで、ライン15の比較出力を反転した
信号と、各フリップフロップ32−1乃至32−nの出
力及びタイミングパルスTbl〜TOnを対応するアン
ド回路33−1乃至33−nに夫々加え、前回の比較出
力が゛1゛で今回の比較出力が“0゛のときは対応する
アンド回路33一1乃至33−nから゜゜1゛が出力さ
れるようにしている。各アンド回路33−1乃至33−
nの出力“1゛はノア回路34−1乃至34−nで“0
゜゛に反転され、アンド回路117−1乃至117−n
を不能にし、フリップフロップ32−1乃至32−nを
リセットする。従つて、一旦販売可能状態にセットされ
たとしてもその後で販売不可能が判かると直ちにリセッ
トされる。販売可能信号v1〜Vnは販売機構(図示せ
ず)に設けられている各商品選択スイッチの回路に夫々
加えられ、各スイッチによる商品選択を可能にする。
商品選択スイッチの選択操作にもとづいて得られた商品
選択信号s1〜Snが販売制御部11に戻される。販売
機構側に設けられる商品選択及び払串しのための回路の
一例を第3図に示す。第3図には1つの商品に対応する
回路のみ示したが、他の商品についても同様の回路が夫
々設けられる。第3図において、カプラ37は販売可能
信号V1にもとづいて商品選択スイッチ38の回路に電
源を供給するためのもので、例えば販売可能信号■1が
与えられるとリレーコイル37aが付勢され、接点37
bが閉じる構成である。
接点37bが閉じると、抵抗r1、販売可能ランプ39
、抵抗R2、品切れ検出スイッチ401商品払出し動力
部41、を介して電流が流れ、販売可能ランプ39が点
灯される。尚、品切れの場合は品切れ検出スイッチ40
が売切れ表示ランプ42の側に切換わり、商品選択が出
来ない(ランプ39が点灯されない)ようになつている
。販売可能信号V1が与えられないときは、接点37b
がオフしており、フォトカプラ43の発光ダイオード4
3aの経路にのみ電流が流れる。従つて、通常は、ダイ
オード43aが発光し、フォトカプラ43のエミッタ接
地トランジスタ43bが導通し、該トランジスタ43b
のコレクタ側からとり出される商品選択信号S1は“0
゛となつている。接点37bがオンし、販売可能ランプ
39が点灯しているときは、ランプ39と抵抗R2の回
路とダイオード43aと抵抗R3の回路が並列となり、
抵抗R2によつて電位差が生じるため、ダイオード43
aはオフせず、発光し続ける。購入者が、販売可能ラン
プ39の点灯を確認して商品選択スイッチ38をオンす
ると、ランプ39及び抵抗R2の回路がスイッチ38に
よつて短絡“される。
これにより、発光ダイオード43aはオフし、トランジ
スタ43bもオフして、商品選択信号S1が゛1゛に立
上る。こうして、商品選択信号S1が(あるいは他の商
品選択信号S2〜Snも同様に)発生され、販売制御部
11(第1図)に供.給される。尚、ダイオード43a
1販売可能ランプ39、商品選択スイッチ38の並列回
路に対して直列に接続されている抵抗r1は例えば10
kΩ程度の大きな抵抗値をもつのであり、ダイオード4
3a1販売可能ランプ39、あるいは商品選択スjイン
チ38の回路と商品払出し動力部41の合成抵抗よりも
はるかに大きい。また、動力部41のインピーダスは数
10Ω程度の小さな値である。従つて、待機状態におい
てダイオード43aが導通しているとき、あるいは販売
可能信号■1が与えられた商品選択スイッチ38及びラ
ンプ39の回路が導通しているときは、動力部41に印
加される電圧は極めて小さいため動力部41を駆動する
には至らない。販売可能信号v1〜Vnによつて商品選
択スイッチ38・・・による商品選択のみが可能となつ
ている状態(商品が実際に払出される前の状態)を販売
待機状態といい、通常の待機状態(硬貨投入前の状態)
と区別する。後述のように、販売制御部11から販売動
力信号M1がカプラ44に与えられたとき、接点44b
が閉じて電源が動力部41にダイレクトに印加され、該
動力部41が駆動される。尚、第3図では動力部41と
してソレノイドコイルSOLlが示されているが、モー
タを用いるものもある。第1図において、商品選択信号
s1〜Snはアンド回路45−1乃至45−n1オア回
路46−1乃至46−Nl47−1乃至47−nを介し
てSDフリップフロップ48−1乃至48−nに記憶さ
れる。
アンド回路45−1乃至45−nは単一の商品選択信号
s1〜SnのみをSDフリップフロップ48−1乃至4
8−nに記憶させるためのもので、時分割タイミングパ
ルスTal″〜Tan″及びSDフリップフロップ48
−1乃至48−nの全出力をノア回路49までとめた信
号が入力される。SDフリップフロップ48−1乃至4
8−nの出力は商品選択信号S1″〜Sn″として記憶
及び送出回路29に供給される。時分割クロックパルス
Tal′〜Tan5は時分割クロックパルスTal〜T
anと同様のパルスであるが、SDフリップフロップ4
8−1乃至48−nで信号が1ビットタイム遅延.され
るため、パルスTal〜Tanよりも1ビットタイム進
んでいる。すなわち、パルスTal5はTanと同じ、
Ta2″はTalと同じ、 ・・・・Tan″はTa(
n一1)と同じである。アンド回路45−1乃至45−
nはパルスJTal″〜Tan″によつて時分割的に動
作可能となるため、商品選択スイッチ38が複数同時に
押圧されて複数の商品選択信号s1〜Snが同時に供給
されても、或る時分割タイムスロットにおいては1つの
信号s1〜Snしか選択されない。
例えば、パ1ルスTal′のタイミングで信号S1とS
nが立上つたとすると、信号S1のみがアンド回路45
−1で選択され、信号Snはアンド回路45−nで阻止
される。次に、信号S1を読み込んだSDフリップフロ
ップ48−1からパルス鶏″つまりパルスTalのタイ
ミングで66r′が出力されるとノア回路49の出力が
“60゛に立下り、アンド回路45−1乃至45−nが
すべて動作不可能となる。従つて、パルスTan″のタ
イミングが到来しても信号Snはアンド回路45−nで
阻止される。こうして単一の商品選択信号S1が選択さ
れる。選択した信号S1を読み込んだSDフリップフロ
ップ48−1の出力はアンド回路50−1に戻される。
アンjド回路50−1の他の入力には商品選択信号S1
が入力されており、その出力はオア回路46−1,47
−1を経てSDフリップフロップ48−1に戻される。
従つて、選択された単一の商品選択信号S1だけが、そ
の信号S1が出ている限りSDフリップフロップ48−
1で保持される。尚、クロックパルスTa及び時分割タ
イミングパルスTal″〜Tan″は人間の指によるス
イッチ押圧操作に比べてはるかに高速であり、スイッチ
押圧操作に応じて信号S1が出続ける1秒程度の時間の
間に、SD”フリップフロップ48−1内を信号S1が
何回も循環する。一方、オア回路51にはすべての商品
選択信号s1〜Snが入力され、何らかの信号s1〜S
nが与えられるとオア回路51の出力は“゜1゛となり
、立上り検出回路52に加えられる。
立上り検出回路52は信号s1〜Snの立上りを検出し
、所定時間幅の1パルスを発生する。回路52からの立
上り検出パルスはオア回路53からノア回路34−1乃
至34−nに加わり、すべての自己保持用アンド回路1
17−1乃至117−nを不能にし、各フリップフロッ
プ32−1乃至32−nをリセットする。従つて、前記
1第1の比較ョの結果フリップフロップ32−1乃至3
2−nに記憶されていた販売可能信号V1〜■nはすべ
て消去される。SDフリップフロップ48−1乃至48
−nから出力される商品選択信号S1″〜Sn″は、選
択された商品に対応する単一の信号のみが“1゛であり
、他はすべて“0゛である。この信号S1″〜Sn″は
記憶及び送出回路29に供給される。信号S1″〜Sn
″のいずれか1つが“゜1゛に立上ることによつて回路
29の読み出し条件が変化し、選択された商品に対応す
る単一の販売価格信号(SPl〜SPnのうち1つ)だ
けが読み出され、ライン14を経て比較回路26に加わ
る。比較回路26では投入金額(または残額)Kと選択
された商品の販売価格(Spl〜Spnのうち1つだけ
)を比較し、販売可能であればライン15に“゜1゛を
送出する。これを1第2の比較ョということにする。ラ
イン15の信号4゜1゛3は、選択された商品に対応す
るタイミングパルス(TOl〜Thnのうち1つ)に従
つてその商品に対応するフリップフロップ(32−1乃
至32−nのうちの1つ)に記憶される。ところで記憶
及び送出回路29から単一の販売価格信号のみを読み出
す方法であるが、例えば次の2つのどとらかを採用すれ
ばよい。
1つは、商品選択信号S/〜Sn゛のいずれかが゜゜1
゛に立上つたとき時分割タイミングパルスTal〜Ta
n,,Tl)1〜Tbnの動きを固定し、選択された商
品に対応する単一のタイミングパルス(Tal〜Tan
のうち1つ、及びTbl〜TOnのうち1つ)を持続的
に発生し、選択された商品の販売価格信号をライン14
に持続的に読み出すことである。
もう1つは、発生した単一の商品選択信号S1″〜Sn
″に対応するタイミングパルス(Tal〜Tanのうち
1つ)のみを有効にし、他を無効にして、選択された商
品の販売価格信号のみをその時分割タイミングに対応し
て断続的にライン14に読み出すことである。前者の一
例を第4図に、後者の一例を第5図に示す。第4図にお
いて、オールゼロ信号R。
が“6r′のときすなわち待機状態のとき各記憶回路5
4一1乃至54−nに販売価格Spl〜Spnが読み込
まれる。硬貨が投入されてオールゼロ信号R。が゜゜0
゛になるとインバータ55の出力が゜゜1゛となり、ア
ンド回路56−1乃至56−nが動作可能となる。n段
のシフトレジスタ57にはイニシャルロード回路58に
より電源投入時に″r′が読み込まれ、単一段にのみ“
゜1゛を保有している。商品選択信号S1″〜Sn″が
すべで゜0゛のときノア回路60の出力ぱ゜1゛であり
、アンド回路61を介してクロックパルスTaがシフト
クロックとしてシフトレジスタ57に加わり、単一の゜
゜1゛がシフトレジスタ57の各段を順次移行し、オア
回路59を介して循環する。従つて、シフトレジスタ5
7の各段からは第2図に示すような時分割タイミングパ
ルスTal〜Tanが順次発生され、各アンド回路56
−1乃至56−nに夫々加わる。記憶回路54−1乃至
54−nはアンド回路56−1乃至56−nを介して与
えられる時分割タイミングパルスTal〜Tanに従つ
て販売価格信号を順次読み出し、オア合成回路62を介
して各販売価格Spl〜Spnの信号がライン14に時
分割的に与えられる。また、パルスTal〜Tanとア
ンド回路61の出力Taにもとづいてアンド回路63−
1乃至63−nから時分割タイミングパルスTbl〜T
bnが得られる。1つの商品選択信号S/〜Sn″が6
T゛!こ立上ると、ノア回路60の出力は“0゛となり
、アンド回路61でクロックパルスTaが阻止され、シ
フトレジスタ57のシフトが停止される。これにより選
択された単一の商品に対応するタイミングパルス(Ta
l〜Tanのうち1つ及びTbl〜TOnのうち1つ)
が持続的に“1゛となり、その商品に対応する販売価格
信号が持続的に読み出される。第5図において、符号5
C−1乃至54″一N,55″,56″−1乃至56″
−N,62゛で示す回路は第4図の回路54−1乃至5
4−N,55,56−1乃至56−N,62と同様に機
能する。
但し、アンド回路56″−1乃至56″−nは3入力型
であり、インバータ55″の出力及び時分割タイミング
パルスTal〜Tanのほかにオア回路64−1乃至6
4−nの出力が加えられる。オア回路64−1乃至64
−nには商品選択信号S1″〜Sn″が夫々入力され、
これらの信号S/〜Sn″は更にノア回路65にも入力
される。商品選択信号S1″〜Sn″が生じていないと
きノア回路651の出力ぱ゜1゛であり、オア回路64
−1乃至64−nを介してアンド回路56″−1乃至5
6″−nが動作可能となり、パルスTal〜Tanに従
つて各販売価格Spl〜Spnが順次読み出れる。商品
選択信号S1″〜Sn″の1つが“1゛に立上るとノア
回門路65の出力は“゜0゛になり、その1つの商品選
択信号に対応するオア回路(64−1乃至64一nのう
ち1つ)だけから゛6r′が出力される。従つて選択さ
れた商品に対応する1つの販売価格信号だけが対応する
タイミングパルス(Tal〜Tanフのうち1つ)のタ
イミングで断続的に読み出される。第1図において、ア
ンド回路66−1乃至66−nにはフリップフロップ3
2−1乃至32−nの出力及びSDフリップフロップ4
8−1乃至48−nの出力S1″〜Sn″が夫々入力さ
れる。
従つて、選択された商品が、前記1第2の比較ョの結果
販売可能であると確認されると、その商品に対応する単
一のアンド回路(66−1乃至66−nのうち1つ)か
ら゜゜1゛が出力される。各アンド回路66−1乃至6
6−nの出力はアンド回路67−1乃至67−nに加わ
ると共にオア回路68に加わる。オア回路68の出力6
“1゛はタイマ69で所定時間TMl遅延された後、販
売開始信号VSとしてライン16に出力される。このタ
イマ69の出力VSは、商品選択信号記憶用の各フリッ
プフロップ48−1乃至48−nの自己保持用アンド回
路93−1乃至93−nに共通に入力され、該フリップ
フロップ48−1乃至48−nにおける単一の商品選択
信号S1″〜Sn″の記憶を固定する。また、タイマ6
9の出力VSはインバータ36で反転され、アンド回路
35−1乃至35−nを不能にして販売可能信号v1〜
Vnを禁止する。アンド回路93−1乃至93−nの他
の入力にはSDフリップフロップ48−1及至48−n
の出力のほか、販売可能信号を記憶したSDフリップフ
ロップ32−1乃至32−nの出力V1″〜■n″が夫
々加わり、更にインバータ118からのリセット信号が
加わる。インバータ118の出力は通常゜“1゛であり
、リセット時に゜゜0゛となる。こうして、1第2の比
較ョによつて単一の販売可能信号V1″〜■n″が゜゜
1゛となり、販売開始信号■Sが発生されると、その信
号■1″〜■n″に対応するSDフリップフロップ48
−1乃至48−nの記憶S1″〜Sn″が自己保持され
る。タイマ69から出力された販売開始信号VSはライ
ン16を経てコイン制御部10のタイマ70及びレジス
タ71の読み込み制御入力に加わる。
レジスタ71のデータ入力には選択された商品の販売価
格を表わす信号がライン14を経て入力さこれており、
タイマ69の出力にもとづいて選択された商品の販売価
格信号がレジスタ71に読み込まれる。タイマ69の遅
延時間TMlは例えば100n1S程度であり、ライン
14を介して販売制御部11からコイン制御部10に与
えられる販売価っ格信号の状態が確実に安定し、比較回
路26における1第2の比較ョが確実に安定するのを持
つと共にレジスタ71に安定した販売価格信号を読み込
むため、更には商品選択信号s1〜Snが安定するのを
待つて信号S/〜Sn″が自己保持するために設けられ
ている。販売開始信号VSはタイマ70で更に遅延され
る。
タイマ70の出力はレジスタ71の読み出し制御入力に
加わると共に収金制御回路73に加わり、収金態勢に入
る。レジスタ71は販売開始信号VSにもとづいて読み
込んだ販売価格信号をタイマ70の出力にもとづいて読
み出し、収金制御回路73に入力する。収金制御回路7
3はライン)74を介してタイマ70から信号“゜1゛
1が与えられると、投入金額が計算されているカウンタ
21〜23からレジスタ71に記憶されている販売価格
値を減算する。その際に、各カウンタ21〜23に保持
されている金種別の計数値を利用して、・販売価格に相
当する投入金額を低額金種硬貨に換算して減算するよう
にしている。すなわち、最低額金種の10円用カウンタ
23の計数値KlOとレジスタ71から与えられる販売
価格SPとを比較し、KlO≧SPであれば、ライン7
5を介してオア回路24に“゜1゛を与え、カウンタ2
3を減算態勢とし、かつ1Cf3ラインレにSP分のパ
ルスを与え、ラインL1のパルスをオア回路20からカ
ウンタ23に加え、カウンタ23で販売価格SPを減算
する。KlO<SPであれば、50円用カウンタ22の
計数値を1旧用カウンタ23に振替える。すなわち、5
yI3用カウンタ22の投入額から5咽減算し、その分
だ′月旧用カウンタ23を加算し、KlO≧SPとなる
までこれを繰返す。5旧用カウンタ22で減算しきれな
い場合は、10Cf3用カウンタ21の計数値を10円
用カウンタ23に振替える。
100PJまたは5旧投入額を1咽に振替えた結果Kl
O≧SPが成立すると、前述のようにカウンタ23から
販売価粋βPを減算する。
このようにすると、より高額金種のカウンタ21〜23
に残額が残り、釣銭払出し時により高額の硬貨を釣銭と
して払出すことができる。つまり、釣銭として使用され
ることが多い低額金種硬貨が多く受入れられ、釣銭切れ
状態が起りにくくなる。一方、タイマ70の出力はライ
ン17を介して販売制御部11に戻され、アンド回路6
7−1乃至67−nを動作可能にしてアンド回路66−
1乃至66−nの出力を記憶回路72−1乃至72−n
に記憶させる。
こうして、選択された商品に対応する単一の記憶回路(
72−1乃至72−nのうち1つ)に“1゛が記憶され
、この記憶出力が販売動力信号M1〜Mnとして商品払
出し用動力部に加えられる。
例えば、第3図に示すように、販売動力信号M1が゜゛
1゛に立上ると、カプラ44のリレーコイル44aが付
勢され、接点44bが閉じて動力部41が駆動され、選
択された商品が1個払出される。尚、タイマ70による
遅延時間TM2は例えば300IT1S程度であり、こ
れはレジスタ71に販売価格が確実に読み込まれる時間
等を考慮したものである。ところで、記憶回路72−1
乃至72−nの1つから販売動力信号M1〜■が出力さ
れると、これらすべてを入力したオア回路76から゜゜
1゛が出力され、タイマ7及び78に入力される。タイ
マ77は商品払出し動力部41としてソレノイドを使用
した場合に、その動作時間を十分に保証するためのもの
であり、例えば遅延時間TM3は500rT1S程度に
設定される。タイマ77の出力は切換えゲート79を介
して記憶回路72−1乃至72−nのリセット入力に加
えられる。切換えゲート79は商品払出し動力部41と
してソレノイドを用いる場合はタイマ77の出力を選択
し、該動力部41としてモータを用いる場合はオア回路
80の出力を選択するもので、動力部41の構成が定ま
れは固定的に一方を選択する。従つて、動力部41とし
てソレノイドが使用される場合は、販売動力信号M1〜
Mnが立上つたときから数えてタイマ77の時間TM3
が経過すると、記憶回路72−1乃至72−nがリセッ
トされ、該信号M1〜Mnが立下る。前述のように動力
部41としてソレノイドを用いる場合はタイマ77によ
つてその動作時間が全面的に保証されるが、モータを用
いる場合はタイマ81によつてモータのキャリアスイッ
チが切換わり時に安定するまでの時間が保証される。
動力部41としてモータを用いる場合は、第3図の動力
部41のソレノイドSOLlの部分が第6図に示すモー
タMTlとキャリアスイッチCSWlよつて置換えられ
る。各商品に対応するキャリアスイッチCswl,cs
w2,・・・・CswnはCIN信号用カプラ82とC
OT信号用カプラ83の間に直列に接続される。カプラ
82,83は第3図のカプラ37,43,44と同様に
動力用電源回路と販売制御部11との間で信号変換を行
なうものである。CIN信号は第1図のアンド回路84
から供給され、COT信号はアンド回路85に供給され
る。第1図、第3図、第6図、第7図を参照して動力部
41のモータMTlの駆動について説明する。記憶回路
72−1から販売動力信号M1が発生されると、前述の
ように接点44b(第3図)が閉じ、動力部41に電流
が印加され、モータMTl(第6図)が駆動される。や
がてキャリアスイッチCSWlがオンすると(第7図参
照)、カプラ82からキャリアスイッチCSWlを介し
て印加される電源によつてモータMTlが駆動される。
尚、アンド回路84(第1図)にオールゼロ信号R。を
反転した信号(販売時は“゜1゛)とタイマ78の出力
を反転した信号(通常ぱ゜1゛)が加えられており、通
常は“゜1゛となつている。従つて、CIN信号は販売
時は通常゜゜1゛であり、カプラ82からキャリアスイ
ッチCSWlには動力用電源が常に印加されている。キ
ャリアスイッチCSWlがオンすると(図示の位置から
切換わる)、カプラ83の入力信号が切れる。すなわち
、カプラ83から得られるCOT信号はキャリアスイッ
チCSWlがすべてオフのときに゛゜1゛であり、オン
すると゜゜0゛に立下る。COT信号“゜0゛に立下る
と第1図のアンド回路85の出力も゜“0゛に立下り、
立下り検出回路86から立下り検出パルス(第7図参照
)が得られる。この立下り検出回路86の出力パルスは
タイマ81で遅延され(第7図参照)、オア回路80か
ら切換えノゲート79を経由して記憶回路72−1乃至
72一nをリセットする。従つて、販売動力信号M1〜
Mnがタイマ81の出力によつて消去される。しかし、
モータMTlはキャリアスイッチCSWlからの電源に
よつて駆動され続ける。タイマ81の1遅延時附匡M4
としては、キャリアスイッチCSWlの切換わり時のチ
ヤタリング等を吸収し、安定したオン状態を得るまでの
時間(例えば100rns程度)が設定される。1個の
商品が払出されると、キャリアスイッチCSWlはオフ
し(図示の位置に)戻り)、COT信号ぱ゜1゛に立上
る。
尚、切換えゲート79の出力(すなわちタイマ77ある
いはタイマ81の出力)は販売制御部11内の各記憶を
リセットするオールリセット信号餓として使用される。
すなわち、切換えゲート79から出力されるオールリセ
ット信号ARはオア回路53を介してノア回路34−1
乃至34−nに加わり、自己保持用アンド回路117−
1乃至117−nを不能にして販売可能信号記憶用のS
Dフリップフロップ32−1乃至32−nをリセットす
る。更にオールリセット信号書はインバータ118で反
転され、自己保持用アンド回路93−1乃至93−nを
不能にして商品選択信号記憶用のSDフリップフロップ
48−1乃至48一nをリセットする。尚、タイマ78
はキャリアスイッチCSWl,CSW2・・・・・の異
常に対処するための保護手段として設けられている。
夕不マ78の遅延時間TM5はかなり長い時間(例えば
1秒)であり、キャリアスイッチが正常なときはオア回
路76から入力された信号“゜1゛が時間TM5後に該
タイマ78から遅延出力される前にCOT信号が一旦立
下つてから再び立上り、この立上りに対応して立上り検
出回路87から出力される立上り検出パルスにより該タ
イマ78がリセットされるので、該タイマ78の出力は
常に゜“0゛である。しかし、販売動力信号M1〜Mn
が出されたのにキャリアスイッチCSWl,CSW2・
・・・・・がいつまでもオンしない場合はCOT信号が
いつまでも立下らず、従つて該COT信号が立上ること
がないため立上り検出回路87から立上り検出パルスは
発生されず、タイマ78はリセットされすに遅延動作を
続ける。そのままタイマ78の時間TM5が経過すると
、該タイマ78から“4r゛が出力され、オア回路80
を経由して記憶回路72−1乃至72−nをリセットし
、動力信号M1〜Mnを消去すると共に、タイマ78の
出力を反転した信号によつてアンド回路84を不動作に
し、CIN信号を゜゜0゛にする。これによりモータM
Tlへの電源供給が完全にカットされる。また、キャリ
アスイッチCSWl,.CSW2・・・・・・が一旦オ
ンしたがいつまでもオフしない(つまりCOT信号がい
つまでも立上らない)場合も、立上り検出回路87から
立上り検出パルスが発生せずタイマ78がリセットされ
ない。従つてタイマ78の時間経過によつてアンド回路
84が不動作となり、CIN信号が“゜0゛となり、モ
ータMTlへの電源供給がカットされる。投入金額の範
囲内で繰返し商品選択スイッチを押圧することにより何
回でも連続販売が可能であり、販売毎に収金制御回路7
3が働いてカウンタ21〜23の投入金額が減算される
。購入を終了する場合は、精算スイッチ88を押圧し、
精算信号を記憶回路89に記憶させる。記憶回路89に
記憶された精算信号はアンド回路90を介してタイマ9
1に加わる。アンド回路90の他の入力にはタイマ70
の出力をインバータ92で反転した信号が加わり、収金
制御回路73が働いているときに精算スイッチ88が押
圧されてもすぐには精・算状態にならないようになつて
いる。タイマ91の出力は釣銭払出し命令として釣銭払
出し制御回路30に加わる。釣銭払出し制御回路30は
タイマ91から釣銭払出し命令が与えられると、カウン
タ21〜23に保有されている各金種別の残額をその金
種の通りに釣銭として払出す制御を行なう。同時にオア
回路24を介してカウンタ21〜23に゜“1゛を与え
て減算モードとし、釣銭として払出した金額に対応する
パルスをオア回路18,19,20を介してカウンタ2
1〜23に与え、該カウンタ21〜23から釣銭払出し
額が減算する。こうしてカウンタ21〜23の内容が0
になるまで釣銭が払出される。カウンタ21〜23の内
容が0になるとオールゼロ信号R。が発生され、記憶回
路89がリセットされる。尚、タイマ91は、硬貨が投
入された直後に精算スイッチ88が押圧された場合に備
え、投入硬貨が硬貨収納チューブ内に確実に収納される
までの持ち時間TM6を設定するためのものである。と
ころで、商品選択信号s1〜Snの1つだけを選択して
記憶するための回路45−1乃至50一N,93−1乃
至93−n(第1図)は第8図のように構成してもよい
第8図において、n段のシフトレジスタ95には電源投
入時においてイニシャルロード回路96から単一の信号
゜゜1゛が読み込まれ、その単一の信号゜゜1゛がオア
回路97を介してシフトレジスタ95内を循環する。シ
フトクロックとして、アンド回路98からクロックパル
スTaが加えられている。シフトレジスタ95の各段か
ら出力される時分割用タイミングパルスTa/〜Tan
″はアンド回路94−1乃至94一nに夫々加えられ、
同アンド回路94−1乃至94−nの他の入力には商品
選択信号s1〜Snが加えられる。例えば、パルスTa
″のタイミングで商品選択信号S,がSDフリップフロ
ップ48−1に記憶されるとノア回路49の出力が゜“
0゛に立下り、クロックパルスTaはアンド回路98で
阻止される。従つてシフトレジスタ95のシフトは停止
し、パルスTal″が固定される。こうして、同時に複
数の商品選択信号s1〜Snが発生されたとしても、そ
のうちの1つだけがSDフリップフロップ48−1乃至
48−nに記憶される。第3図において、発光ダイオー
ド43aに直列に接続されている抵抗R3は、或る程度
大きい抵抗値(例えば2kΩ)をもち、ダイオード43
aの異常動作を防ぐために設けられている。
第3図の各回路素子はコネクタによつて互いに連絡され
ており、点99,100,101等、接続点のほとんど
にコネクタが設けられているといつてもよい。これらコ
ネクタが接触不良を起すと回路のインピーダンスが上り
、抵孔R3が無い場合は接触不良箇所によつては発光ダ
イオード43aが簡単にオフすることがある。しかし、
図のようにダイオード43aのカソード側に比較的大き
い抵抗R3を入れておけば、多少の接触不良によつては
簡単にオフせず、異状動作を防ぐことができる。更に、
発光ダイオード43aの異常動作に対する保護を確実に
するために、第9図に示すような故障検知回路を第1図
の商品選択信号s1〜Snの入力ライン102−1乃至
102−n及び販売可能信号v1〜Vnの出力ライン1
03−1乃至103−n及び販売動力信号M1〜Mnの
出力ライン104−1乃至104−nに関連して設ける
とよい。
第9図において、アンド回路105−1乃至105−n
にはライン102−1乃至102−nの商品選択信号s
1〜Snとオールゼロ信号R。が入力される。動力部4
1(第3図)のコイルが断線したり、点100あるいは
101のコネクタが外れたり接触不良を起していたりす
ると発光ダイオ−ドー43aが常時オフとなり、商品選
択信号S1が常時“1゛となつている。このように発光
ダイオード43aが異常動作をしていると、待機状態(
オールゼロ信号R。が゜゜1゛)のときに異常発生して
いる商品選択信号s1〜Snに対応するアンド回路10
5−1乃至105−nの条件が成立し、オア回路106
−1乃至106−nを介してSDフリップフロップ10
7−1乃至107−nに“゜1゛が読み込まれる。硬貨
の投入によつて販売態勢に入るとオールゼロ信号R。が
“゜0゛に立下り、インバータ108からアンド回路1
09−1乃至109−nに“゜1゛が供給され、SDフ
リップフロップ107−1乃至107−nに読み込まれ
た“゜1゛が自己保持される。このSDフリップフロッ
プ107−1乃至107−nの出力“゜1゛は、商品選
択信号s1〜Snが異常発生していることを示している
。販売可能信号v1〜Vnの出力ライン103−1乃至
103−nにはアンド回路110−1乃至110−nが
挿入され、販売動力信号M1〜Mnの出力ライン104
−1乃至104−nにはアンド回路111−1乃至11
1−nが挿入される。
アンド回路110−1、111−1乃至110−N,l
ll−nの他の入力には、各々に対応するSDフリップ
フロップ107−1乃至107−nの出力インバータ1
12−1乃至112−nで反転された後人力される。従
つて、異常発生した商品選択信号s1〜Snに対応する
アンド回路110−1,111−1乃至110−N,l
ll−nが不動作となり、それに対応する販売可能信号
V1〜Vn及び販売動力信号M1〜■の発生が禁止され
る。尚、第1図において、コイン制御部10と販売制御
部11を分離して別々の基板上に組立てる場合はライン
13〜17が配線によつて引き延ばされるためノイズが
混入するおそれがある。
そのためライン13〜17受取り側において適宜のノイ
ズキャンセル回を設けるとよい。ノイズキャンセル回路
の一例をライン13に関して第10図に示iすと、ライ
ン13の信号R。を受取る販売制御部11側に、何段か
の縦続接続されたSDフリップフロップとライン13の
信号及びこれらSDフリップフロップの出力をすべて入
力したアンド回路114とから成るノイズキャンセル回
路113を7設け、この出力を記憶及び送出回路29に
入力する。ライン13にノイズが混入してもアンド回路
114の条件は成立せず、記憶及び送出回路29に信号
が与えられず、誤動作が防止される。上記実施例では、
第1図の販売制御部11におフいては販売可能信号■1
〜Vnと商品選択信号S1〜Snとの間に関連はなく、
第3図に示す販売機構側の商品選択スイッチ38の回路
で接点37bをスイッチ38に直列接続することにより
販売可能信号■1〜■nが出たもののみ商品選択が可能
となるよう関連づけている。しかし、このように構成せ
ずに、第3図の回路を簡略化して商品選択信号s1〜S
nは販売可能信号v1〜Vnの有無にかかわらず商品選
択スイッチの押圧に応じて無条件に発生されるようにし
てもよい。商品選択信号s1〜Snを無条件に発生させ
ても、1第2の比較ョによつて選択された商品が販売可
能であるかが照合されるので不都合は生じない。また、
商品選択信号S1〜Snが無条件に発生されるようにし
て第3図に示す回路をより簡略化した場合でも、念のた
め販売可能信号v1〜Vnとの照合をしたい場合は第1
図のライン102−1乃至102−nにアンド回路を夫
々設け、このアンド回路に信号s1〜Snと■1〜Vn
を夫々入力し、信号v1〜Vnが発生していることを条
件に信号s1〜Snを選択するようにするとよい。次に
、第1図に示した販売制御部11の部分の変更例を第1
1図乃至第15図に夫々示す。
尚、第11図乃至第15図において第1図における回路
と同一符号で示された回路は、第1図の例の場合と同一
機能を果すものであるので、それらの説明は省略する。
また、第11図乃至第15図においてコイン制御部10
の図示は省略するが、第1図に示されたものと同様に、
第11図乃至第15図の販売制御部11はライン13乃
至17を介して第1図に示すようなコイン制御部10と
接続されるようになつている。第1図に示す販売制御部
11では、商品選択スイッチの操作にもとづいて商品選
択信号s1〜Snが発生された後は立上り検出回路52
の出力によ.つてSDフリップフロップ32−1乃至3
2−nをリセットして販売可能信号v1〜Vnをすべて
消去するようにしているが、第11図に示す販売制御部
11においては選択された商品に対応する単一の販売可
能信号(v1〜Vnのうち1つ)を残.し、他を消去す
るようにしている。
第11図に示す販売制御部11と第1図に示す販売制御
部11との構成上の相違点は、第1図のオア回路51と
立上り検出回路52及びオア回路53が第11図におい
ては除去されている点と、SDフリツプフーロツプ32
−1乃至32−nの記憶をクリアするためのノア回路3
4−1乃至34−nは第11図においては3入力型の回
路であつて、第11図において新たに設けられたノア回
路120−1乃至120−nの出力が各ノア回路34−
1乃至34一nに夫々入力されるようになつている点で
ある。ノア回路120−1乃至120−nの一方の入力
にはノア回路49の出力が夫々入力され、他の入力には
SDフリップフロップ48−1乃至48−nから出力さ
れる商品選択信号S1″〜Sn″が各別に入力される。
次に、第11図の販売制御部11における変更箇所の作
用について説明する。
商品選択信号S1〜1Snのうち1つがSDフリップフ
ロップ48−1乃至48−nのいずれかに記憶されると
、ノア回路49の出力が“0゛となる。例えば、商品選
択信号S1がSDフリップフロップ48−1に記憶され
ると該SDフリップフロップ48−1の出力が,“゜1
゛となり、この信号“1゛が反転されてノア回路49の
出力が゜゜0゛となる。このときSDフリップフロップ
48−1から出力される商品選択信号S1″だけが“1
゛であり、他の商品選択信号S2″乃至Sn″ぱ“0゛
である。ノア回路120−1”乃至120−nにおいて
は、選択された商品に対応する唯一のノア回路120−
1だけに信号゜゜1゛(商品選択信号S1″)が入力さ
れ、他のノア回路120−2乃至10−nの入力信号は
すべて゜゜0゛である。従つて、ノア回路34−1には
ノア回路120−1の出力“゜0”が加えられることに
よりその出力は依然として“1゛のままであり、SDフ
リップフロップ32−1の記憶(すなわち販売可能信号
■1)が保持される。しかし、ノア回路34−2乃至3
4−nにはノア回路120−2乃至120−nから出力
信号“1゛が加えられることによりその出力がすべて“
0゛となり、SDフリップフロップ32−2乃至32−
nの記憶がすべてクリアされる。こうして、選択された
商品に対応する単一の販売可能信号(上記例の場合はV
1)の記憶が維持され、他の販売可能信号V2〜Vnが
すべて消去される。前述の1第2の比較ョの結果、残さ
れた販売可能信号V1に対応してライン15の信号が“
゜1゛となつた場合はこの販売可能信号V1の記憶は更
に保持され、オールリセット信号ARが発生したときに
消去される。しかし、1第2の比較ョの結果、残された
販売可能信号■1に対応してライン15の信号が“゜1
゛とならなかつた場合は、該信号V1は直ちに消去され
る。第12図に示す販売制御部11は、商品選択信号s
1〜Snが発生した段階ではSDフリップフロップ32
−1乃至32−nに記憶している販売可能信号v1〜V
nを全く消去せず、。
第2の比較ョの結果に応じて唯一つの販売可能信号のみ
を保持し、他を消去するようにしたものである。第12
図に示す販売制御部11と第1図のそれとの構成上の相
違点は、第1図のオア回路51及び立上り検出回路52
及びオア回路53が第12図においては除去されている
点である。第12図においては、前記1第1の比較ョの
結果SDフリップフロップ32−1乃至32−nに記憶
された販売可能信号■1〜Vnは、商品選択信号s1〜
Snが発生して段階では全く消去されない。
何故ならば、第12図のSDフリップフロップ32−1
乃至32−nがリセットされるのはオールリセット信号
ARが゜゜1゛のときあるいはアンド回路33−1乃至
33−nの出力が゜゜1゛のときだけであるからである
。前述の1第2の比較ョの結果、選択された単一の商品
に対応してライン15の信号が4“F゛となると、その
商品に対応する単一のSDフリップフロップ(例えば3
2−1とする)に記憶されている販売可能信号(例えば
V1)だけが保持され、他のSDフリップフロップ(例
えば32−2乃至32−n)に記憶されている販売可能
信号V2〜Vnがすべて消去される。例えば、。第1の
比較ョの結果、SDフリップフロップ32−1と32−
nに“1゛が記憶されたとし、1第2の比較ョの結果、
タイミングパルスTb,に対応するタイミングでライン
15の信号が゜゜1゛となつたとする。その場合、タイ
ミングパルスTblに対応するSDフリップフロップ3
2−1の記憶(販売可能信号V1)は“゜1゛のまま保
持されるが、タイミングパルスTOnが発生するときラ
イン15の信号は“O゛であるのでアンド回路33−n
の出力が“゜1゛となり、アンド回路117−nが動作
不能となつてSDフリップフロップ32−nの記憶(販
売可能信号Vn)がリセットされる。第13図に示す販
売制御部11は、SDフリップフロップ48−1乃至4
8−nのいずれかに1つの商品選択信号(S1″〜Sn
″のいずれか)が記憶されたときに、SDフリップフロ
ップ32−1乃至32−nに記憶している販売可能信号
v1〜Vn(r第1の比較ョの結果記憶したもの)をす
べて消去するようにしたものである。
第13図に示す販売制御部11と第1図にそれとの構成
上の相違点は、第1図のオア回路51が第13図におい
ては除去されており、ノア回路49の出力がインバータ
122を介して立上り検出回路52に入力されるように
なつている点と、第13図ではオア回路121−1乃至
121−nが新たに設けられている点である。各オア回
路121−1乃至121−nの一方入力にはSDフリッ
プフロップ32−1乃至32−nの出力が夫々入力され
、他方入力にはSDフリップフロップ48−1乃至48
−nから出力される商品選択信号S1″〜Sn゛が夫々
入力されるようになつており、各々の出力はアンド回路
35−1乃至35−nを経由して販売可能信号v1〜V
nとして出力される。第13図の場合、商品選択信号s
1〜Snのうち単一の商品選択信号(S1″〜Sn″の
いずれか1つ)がSDフリップフロップ48−1乃至4
8−nに記憶されると、ノア回路49の出力が゜゜0゛
に立下り、インバータ122の出力が゜“1゛に立上る
これにより、立上り検出回路52から1パルスが出力さ
れ、SDフリップフロップ32−1乃至32−nの記憶
σ第1の比較ョにもとづいて一記憶された販売可能信号
v1〜Vn)がすべてリセットされる。しかし、SDフ
リップフロップ48一1乃至48−nに記憶された単一
の商品選択信号(S1″〜Sn″のうち1つ)に対応す
る信号“1゛がオア回路121−1乃至121−nに加
えられ)ることにより、選択されれた商品品に対応する
単一の販売可能信号(■1〜Vnのうち1つ)だけが消
去されずに残される。第14図に示す販売制御部11は
、商品選択信号s1〜Snを優先選択してSDフリップ
フロップ458−1乃至48−nに記憶させる回路部分
を第1図のものとは大幅に異らせている。
また、第14図においてはタイマー69(第1図)の代
わりにアンド回路123が設けられており、このアンド
回路123の出力が販売開始信号VSとしてライOン1
6に与えられるようになつている。第14図において、
ライン102−1乃至102−nに与えられた商品選択
信号s1〜Snはアンド回路124−1乃至124−n
に入力されると共に、SDフリップフロップ125−1
乃至125−nに夫々入力される。SDフリップフロッ
プ1゜25−1乃至125−nの出力はSDフリップフ
ロップ126−1乃至126−nに夫々入力されると共
にアンド回路124−1乃至124−nにも入力される
。アンド回路124−1乃至124−nの残りの入力に
は、SDフリップフロップ126−1乃至126−nの
出力とタイミングパルスTal″乃至Tan″及びノア
回路49の出力が夫々加えられる。このアンド回路12
4−1乃至124−nの出力がオア回路47−1乃至4
7一nを介してSDフリップフロップ48−1乃至48
−nに夫々入力される。この構成により、商品選択信号
s1〜Snが゜“1゛に立上つてもアンド回路124−
1乃至124−nの条件は直ちには成立せず、SDフリ
ップフロップ125−1乃至125−nと126−1乃
至126−nによる遅延時間である2ビットタイムより
も長い時間商品選択信号s1〜Snが持続して“1゛と
なつた場合にアンド回路124−1乃至124−nの条
件が成立する。こうして、或る程度長い時間持続して゜
゜1”となつている商品選択信号s1〜Snの中から単
一の信号がアンド回路124−1乃至124−nで選択
され、SDフリップフロップ48−1乃至48−nのい
ずれか1つに記憶される。いずれかのSDフリップフロ
ップ48−1乃至一48−nの出力が゜゜1゛となると
ノア回路49の出力が゜“0゛に立下る。
このノア回路49の出力がインバータ127で反転され
て立上り検出回路128に加わる。この立上り検出回路
128からは、ノア回路49の出力が゜゜0゛に立下つ
たとき,に1パルスが出力される。このパルスがオア回
路53を介してノア回路34−1乃至34−nで反転さ
れ、SDフリップフロップ32−1乃至32一nの記憶
(販売可能信号v1〜Vn)をリセットする。こうして
、1第1の比較ョの結果にもとづ5いてSDフリップフ
ロップ32−1乃至32−nに記憶されていた販売可能
信号v1〜Vnは、SDフリップフロップ48−1乃至
48−nに単一の商品選択信号(S/〜Sn″のうち1
つ)が記憶されたときに、すべて消去される。
タアンド回路35−1乃至35−nの動作
を制御するインバータ36には、第1図の場合はタイマ
69の出力が加えられているが、第14図ではノア回路
49の出力を反転したインバータ129の出力が加えら
れる。従つて、商品選択信号S1″〜Sn゛のいずれか
が“1゛となると、ノア回路49の出力が6゜0−イン
バータ129の出力が“P3、インバータ36の出力が
“0゛、となることによりアンド回路35−1乃至35
−nが動作不能となる。インバータ129の出力はSD
フリップフロップ130及び131で2ビゾトタイム遅
延されてナンド回路132に加わると共にアンド回路1
23に加わる。ナンド回路132の他の)入力にはアン
ド回路66−1乃至66−nの全出力を入力したノア回
路133の出力が加えられ、アンド回路123の他の入
力にはアンド回路66−1乃至66−nの全出力を入力
したオア回路68の出力が加えられる。第1図の場合は
SDフリップフロップ48−1乃至48−nの自己保持
用アンド回路93−1乃至93−nにSDフリップフロ
ップ32−1乃至32−nの出力■1″〜Vn″とタイ
マ69の出力が入力されているが、第14図ではこられ
に代えてナンド回路132の出力がアンド回路93−1
乃至93−nに入力されている。1第2の比較ョの結果
SDフリップフロップ32−1乃至32−nのいずれか
1つに記憶された信号゜゜1゛と商品選択信号S1″〜
Sn″とにもとづいてアンド回路66−1乃至66−n
のいずれかの条件が成立すると、オア回路68の出力が
“1゛となり、ノア回路133の出力ぱ“0゛となる。
これによりナンド回路132の出力ば゜1゛に維持され
、SDフリップフロップ48−1乃至48−nにおける
商品選択信号S1″〜Sn″の記憶保持が持続される。
他方、ノア回路49の出力“0゛がインバータ129で
反転した信号゜“1゛力SDフリップフロップ131か
ら遅延出力されるようになると、アンド回路123の条
件が成立し、販売開始信号■Sが゛1゛となり、ライン
16を介してコイン制御部10(第1図)に供給される
。もし、1第2の比較ョの結果、販売不能と判断された
場合は、アンド回路66−1乃至66−nの条件は成立
せず、SDフリップフロップ131の出力が゜“1゛と
なつたときにナンド回路132の両人力が゜゜1゛とな
り、該ナンド回路132の出力が660゛となる。この
場合は、ナンド回路132の出力゛゜0゛によりSDフ
リップフロップ48−1乃至48−nの記憶S/〜Sn
″がクリアされる。また、販売開始信号VSも発生され
ない。第15図に示す販売制御部11においてはSDフ
リップフロップ48−1乃至48−nに単一の商品選択
信号(S/〜Sn″のいずれか)が記憶されたときから
一定時間後にはSDフリップフロップ32−1乃至32
−nの記憶σ第1の比較ョにもとづく販売可能信号v1
〜Vn)をリセットし、その後1第2の比較ョを行うよ
うにしている。
第1図の例では立上り検出回路52にオア回路51の出
力が入力されるようになつているが、第15図ではオア
回路51は除去されており、タイマ134の出力が立上
り検出回路52に入力されるようになつている。タイマ
134にはノア回路49の出力をインバータ135で反
転した信号が入力される。従つて、商品選択信号s1〜
Snのうち単一の信号S1″〜Sn″がSDフリップフ
ロップ48一1乃至48−nのいずれかに記憶されると
、ノア回路49の出力が゜゜0゛となり、インバータ1
35の出力が゜゛1゛となつて、タイマ134に信号゜
6r゛が入力される。タイマ134は入力信号を所定時
間TM7だけ遅延して出力する。このタイマ134の出
力は、SDフリップフロップ48−1乃至48−nの自
己保持用アンド回路93−1乃至93−nに入力される
と共に立上り検出回路52及びタイマ136及びインバ
ータ36に入力され、更にはライン137を経由して記
憶及び送出回路29″にも入力される。
SDフリップフロップ48−1乃至48−nのいずれか
の出力が“゜1゛に立上つたとしても、タイマ134に
よる遅延時間TM7が経過するまでは自己保持用アンド
回路93−1乃至93−nは動作可能とはならない。そ
の間は、優先選択された単一の商品選択信号(S1″〜
Sn″のいずれか)に対応する商品選択信号S1″〜S
n″が持続して゜゜1゛となつていることを条件にアン
ド回路50−1乃至50−nからの出力によつてSDフ
リップフロップ48−1乃至48−nの記憶が保持され
る。時間TM7が経過するとタイマ134の出力が“゜
1゛となり、アンド回路93−1乃至93−nが動作可
能となる。これにより商品選択信号s1〜Snが消えた
後も単一の商品選択信号S1″〜Sn″が保持される。
尚、タイマ134の動作時附匡M7は正常な商品選択信
号s1〜SnをSDフリップフロップ48一1乃至48
−nに取込むのに十分な時間に設定するものとする。す
なわち、ノイズ等によつて生じるおそれのある短い時間
幅の為の商品選択信号s1〜Snには反応せず、実際に
商品選択スイッチ(第1図の38)が押圧されてときに
生じる正常な時間幅の商品選択信号s1〜SnのみをS
Dフリップフロップ48−1乃至48−nに保持するの
に相応の時間とする。タイマ134の出力が゜゜1゛に
立上つたとき立上り検出回路52から1パルスが出力さ
れ、オア回路53を介してノア回路34−1乃至34−
nに゜゜1゛が与えられ、SDフリップフロップ32一
1乃至32−nの記憶(r第1の比較ョにもとづいて記
憶された販売可能信号v1〜Vn)がすべて消去される
また、タイマ134の出力信号゛゜1゛がライン137
を介して記憶及び送出回路29″に与えられるようにな
ると、該記憶及び送出回路29″からぱ゜1゛となつて
いる単一の商品選択信号(S/〜Sn″のうち1つ)に
対応する単一の販売価格信号(Spl〜Spnのうち1
つ)だけが読み出されるようになる。こうして、選択さ
れた商品に対応する単一の販売価格信号だけがライン1
4を介してコイン制御部10内の比較回路26(第1図
)に与えられるようになり、前述の1第2の比較ョが行
われる。尚、第15図の記憶及び送出回路29″の機能
は第1図の回路29とは幾分異つており、ライン137
の信号が゜゜0゛のときはすべての販売価格信号Spl
〜Spnを読み出し、ライン137の信号が゜゜1゛の
ときは商品選択信号S1″〜Sn″に対応すノる単一の
販売価格信号(Spl〜Spnのうち1つ)を読み出す
ようになつている。
この記憶及び送出回路29″の一例を第16図に示す。
第16図において、ライン13のオールゼロ信号R。が
゜“1゛のときすなわち待機状態のとき各記憶回路71
38−1乃至138−nに販売価格信号SPl〜SPn
が夫々読み込まれる。硬貨が投入されてオールゼロ信号
R。が“゜0゛になるとインバータ139の出力が66
r゛となりアンド回路140−1乃至140−nが動作
可能となる。このときタイマフ134(第15図)から
ライン137に与えられている信号は、゜“0゛であり
、このライン137の信号゜゛0゛を反転したインバー
タ141の出力信号゜゜1゛が各アンド回路140−1
乃至140一nに入力されている。3入力型のアンド回
路140−1乃至140−nの残りの入力には時分割タ
イミングパルスTal!−Tanが別々に入力されてい
る。
各アンド回路140−1乃至140−nの出力はオア回
路142−1乃至142−nを介して記憶回路138−
1乃至138−nの読み出し制御入力に加えられる。従
つて、始めは、時分割タイミングパルスTal〜Tan
に従つて各記憶回路138−1乃至138−nから販売
価格信号SPl〜SPnが順次読み出され、オア合成回
路143を介してライン14に時分割多重的に出力され
る。これにより1第1の比較ョがコイン制御部10の比
較回路26(第1図)において可能となる。タイマ13
4(第15図)からライン137に与えられる信号が゜
゜1゛となると、アンド回路140−1乃至140−n
が動作不能となり、アンド回路144−1乃至144−
nが動作可能となる。各アンド回路144−1乃至14
4−nの他の入力には商品選択信号S1″〜Sn″が夫
々加えられている。従つて、゜4r゛となつている単一
の商品選択信号S1″〜Sn″に対応するアンド回路(
144−1乃至144−nのうち1つ)だけから“1゛
が出力され、オア回路(142−1乃至142一n)を
介して記憶回路(138−1乃至138−nのうち1つ
)に゜゜1゛が入力される。これにより、選択された商
品に対応する単一の販売価格信号(Spl〜Spnのう
ち1つ)だけが読み出されてライン14に供給される。
この単一の販売価格信号Spl〜Spnにもとづいて1
第2の比較ョが行われる。尚、第16図の例の場合は選
択された商品に対応する単一の販売価格信号を持続的に
読み出.すようにしているので、第4図の例と同様に、
タイミングパルスTOl〜Tbnを固定するものとする
。翻つて第15図において、タイマ134の出力が“゜
1゛となつたときインバータ36の出力がI゜゜O゛と
なり、アンド回路35−1乃至35−nが動作不能とさ
れる。
従つて、以後は、1第2の比較ョにもとづいてSDフリ
ップフロップ32一1乃至32−nのいずれかに“1゛
が記憶されたとしても販売可能信号v1〜Vnは発生さ
れない。タイマ134の出力が“゜1゛となつたときか
ら更にタイマ136の遅延時間TM8が経過したとき該
タイマ136の出力が゛゜1゛に立上る。このタイマ1
36の遅延時間TM8は1第2の比較ョを行うのに十分
な時間に設定されている。。従つて、タイマ136の出
力が“゜1゛に立上つたときは既に1第2の比較ョは終
了しており、この1第2図の比較ョにおいて選択された
商品が販売可能であることが確認されたとすると該商品
に対応する単一のアンド回路(66−1乃至66−nの
うち1つ)の出力が“゜1゛となつている。アンド回路
66−1乃至66−nの出力はオア回路68を介してア
ンド回路145に入力される。アンド回ノ路145の他
の入力にはタイマ136の出力が加わる。従つて、1第
2の比較ョの結果、選択された商品が販売可能であるこ
とが確認された場合はアンド回路145の条件が成立し
、このアンド回路145の出力信号“1゛が販売開始信
号VSとしてライン16を介してコイン制御部10(第
1図)に供給される。一方、タイマ136の出力はアン
ド回路146にも与えられ、該アンド回路146の他の
入力にはオア回路68の出力をインバータ147で反転
した信号が与えられる。
1第2の比較ョの結果、選択された商品が販売不能であ
ると判断された場合、タイマ136の出力が゜“1゛に
立上つたときオア回路68の出力ぱ“0゛で、インバー
タ147の出力は“゜1゛であり、アンド回路146の
条件が成立する。
その場合、アンド回路146の出力゜“1゛がノア回路
148で反転されてアンド回路93−1乃至93−nに
“0゛が与えられ、自己保持されていた商品選択信号S
1″〜Sn″が直ちにクリアされる。尚、この場合、ア
ンド回路145の条件は成立せず、販売開始信号VSは
発生されない。勿論、アンド回路145の条件が成立し
た場合はアンド回路146の条件は成立しない。
その場合、商品選択信号S1″〜Sn″がクリアされる
のは、ノア回路148に加わるオールリセット信号餓が
゛゜1゛となつたときすなわち販売動作が完了したとき
である。次に、第3図に示された商品選択及び払出しの
ための回路の変更例を第17図及び第18図に夫々示す
第3図では、販売可能信号■1によつて制御されるリレ
ーの接点37bまたは商品選択スイッチ38のどちらか
一方がオフになると、発光ダイオード43aがオンとな
り、トランジスタ43bが導通して商品選択信号S1が
゜゜0゛となるようになつている。これに対して、第1
7図及び第18図の例では、フォトカプラ43の受光側
素子としてフォトトランジスタ43bに代えてフォトS
CR(サイリスタ)43cを使用し、販売可能信号■1
が一旦発生して商品選択スイッチ38の押圧に対応して
該フォトSCR43cがトリガされた後は該販売可能信
号V1が消去されたとしても引き続き商品選択信号S1
を発生し続けるようにしている。第17図及び第18図
において、第3図と同機能の各回路素子は同一符号で示
してある。従つて、既に第3図で説明してあるものにつ
いてはあらためて説明することはしない。まず、第17
図について説明する。
第17図において特徴的な事項は、商品選択3インチ3
8と販売可能ランプ39の並列回路に対して接点37b
及び抵梅,。及び発光ダイオード43aが直列に接続さ
れている点、並びに前述の通りフォトカプラ43の受光
側素子としてフォトSCR43cが使用されている点、
である。抵抗Rl。と販売可能ランプ39に直列に設け
られている抵抗R9の値は、この抵抗RlO.l5r2
Oの両方を通して電流が流れた場合は発光ダイオード4
3aを流れる電流が制限されてフォトSCR43cをト
リガするに充分な発光量を得ることができないが、商品
選択スイッチ38がオンすることによつて抵抗R2Oを
短絡して抵′I9lOだけを通して発光ダイオード43
aに電流が流れた楊合はフォトSCR43cをトリガす
るに充分な発光量が得られるような値に設定される。待
機時においては接点37b及び商品選択スイッチ38が
共にオフてあり、発光ダイオード43aは点灯しない。
従つて、フォトSCR43cはオフであり、商品選択信
号S,ぱ゜0゛である。硬貨が所定額以上投入されるこ
とにより、販売制御部11(第1図)から与えられる販
売可能信号V1が゜“1゛となると、リレーコイル37
aが付勢されて接点37bが閉じる。これにより、接点
37b1抵抗RlOl発光ダイオード43a1抵抗R2
O、販売可能ランプ39、品切れ検出スイッチ40及び
商品払出し動力部41を介して微電流が流れる。しかし
、前述の通り、抵抗RlOとR2Oによつて電流が制限
されるためフォトSCR43cをトリガするに十分な発
光量はダイオード43aから得らず、商品選択信号S1
は“0゛のままである。勿論、動力部41も駆動される
に至らず、販売可能ランプ39のみが点灯する。購入者
が、販売可能ランプ39の点灯を確認して商品選択スイ
ッチ38を押圧すると、オンされたスイッチ38によつ
て抵抗R2Oとンプ39の回路が短絡される。従つて発
光ダイオード43aを流れる電流は抵抗R2Oによる制
限を受けなくなり、十分な発光量が得られる。これによ
り、フォトSCR43cがトリガされ、該SCR43c
が導通状態となり、該SCR43cのカソードから得ら
れる商品選択信号S1が′6r゛となる。第1図の販売
制御部11においては、商品選択信号S1が゜“1゛と
なることによつて、オア回路51、立上り検出回路52
、オア回路53を介してSDフリップフロップ32−1
乃至32−nが一旦リセットされる。
これにより、販売可能信号V1が゜゜0゛となり、第1
7図の接点37bがオフとなる。従つて発光ダイオード
43aは消灯されるが、既にトリガされているフォトS
CR43cは導通状態を保持する。従つて、販売可能信
号V1が消去された後も販売可能信号S1が゜゜1゛に
保持される。このように販売可能信号v1〜Vnの消去
後も商品選択信号s1〜Snを保持し得るようにすれば
、単一の商品選択信号s1〜Snを販売制御部11のS
Dフリップフロップ48−1乃至48−n(第1図)の
いずれかに余裕をもつて選択保持させることができるの
で有利である。
第17図では商品選択スイッチ38をオンにしjたとき
販売可能ランプ39に全く電流が流れなくなり、該ラン
プ39が直ちに消灯される。
第18図に示すように、抵抗R2Oと販売可能ランプ3
9の回路をスイッチ38,40及び動力部41の回路に
並列に接続するようにすれば、商品選択スイーツチ38
を押圧しているときでもランプ39を点灯し続けること
ができる。第18図においては、商品選択スイッチ38
がオンとなつたときに動力部41にある程度の電位差が
生じるので、これに並列に設けられた販売可能ランプ3
9にも微電流)が流れ、該ランプ39が点灯し続ける。
尚、第17図及び第18図において、フォトSCR43
cは例えば1回の販売動作が終了したときにターンオフ
するようにすればよい。
そのためには、例えば、第1図の切換えゲート79から
出力されるオールリセット信号駅を反転した信号をフォ
トSCR43cのアノードに加えるようにすればよい。
こうすれば、販売動作中は、オールリセット信号ARが
6′0販であるのでその反転信号66r1がフォトSC
R43cのアノードに順バイアス電源(+)として加え
られて該SCRの導通を保証するが、販売動作終了時に
該オールリセット信号餓が゜“1゛となることによりそ
の反転信号“0゛によつてフォトSCR43cを逆バイ
アスしてターンオフさせることができる。尚、フォトS
CR43cの代わりにフォトトランジスタと双安定回路
とを組合せて使用することによつても、第17図あるい
は第18図の例と同様の目的を達成することができる。
ところで、第3図、第17図、第18図においては動力
部41としてソレノイドSOLlを用いた例が示されて
おり、第6図においては動力部41としてモータMTl
を用いた例が示されている。
しかし、これに限らず、各商品に対応するソレノイドS
OLl〜SOLnの切換換えによつて1個のモータを共
通使用する場合においても本発明を適用することができ
る。その場合の販売制御部11及び販売機構側の回路の
一例を第19図に簡略化して示す。第19図に示す販売
制御部11は、第1図あるいは第11図乃至第15図の
販売制御部11に対してタイマ150及び記憶回路15
1を追加したものであり、この点を除けば第1図あるい
は第11図乃至第15図と全く同一構成である。
タイマ150及び記憶回路151を接続すべき箇所を明
.示するために、オア回路76、タイマ77,78及び
記憶回路72−1,72−nのみを抽出して図示し、他
は図示を省略する。各販売回路152一1乃至152−
nは、第3図あるいは第17図あるいは第18図と全く
同一構成であり、動力部丁41としてソレノイドSOL
l乃至SOLnが用いられる。商品払出し動力源として
1個のモータMTが設けられており、記憶回路151か
らモータ駆動信号CMOが出力されたときカプラ153
の接点153bが閉じて該モータMTが駆動される。ソ
レ・ノイド(SOLl〜SOLnのいずれか1つ)が付
勢されている唯一つの販売回路(152−1乃至152
−nのうち1つ)に対応する商品送出コラム(図示せず
)から該モータMTの駆動にともなつて商品が排出され
る。CIN信号のカプラ82及びCOT信号のカプラ8
3は第6図に示したものと同じものである。選択された
商品に対応して販売動力信号(M1〜Mnのいずれか1
つ)が“1゛となると、それに対応するソレノイド(S
OLl〜SOLnのいずれか1つ)が付勢される。
同時にオア回路76の出力が“゜1゛となり、タイマ1
50に入力される。タイマ150では入力された信号゜
゜1゛を時WMノ9でけ遅延し、出力する。タイマ15
0から出力された信号゜“1゛は記憶回路151に記憶
される。これにより、該記憶回路151から出力される
モータ駆動信号CMOが′6r゛となり、カプラ153
の接点153bが閉じ、モータMTが駆動される。モー
タ■がある角度回動するとキャリアスイッチCSWが図
示の位置からモータ側に切換わり、このキャリアスイッ
チCSWからの信号によりモータMTの駆動が保証され
る。同時にCOT信号が“0゛に立下り、第7図を参照
して前述し゛たようにタイマ81の(第1図、第11図
乃至第15図)遅延時間TM4の経過後、オールリセッ
ト信餓が発生する。このオールリセット信号書が記憶回
路151のリセット入力に加えられ、モータ駆動信号C
MOが“402゛に立下る。これにより接点153bが
開くが、キャリアスイッチCSWがオフするまでモータ
MTの駆動が持続し、ソレノイド(SOLl〜SCLn
のいずれか1つ)が付勢されている販売回路(152−
1乃至152−n)に対応する商品払出しコラムから1
個の商品が排出される。尚、タイマ150を設けた理由
は、販売動力信号M1〜Mnの立上りと共に直ちにモー
タ駆動信号CMOを発生するのではなく、販売動力信号
M1〜■によつていずれか1つのソレノイドSOLi〜
SOLnが確実に付勢されることにより1つの(購入者
によつて選択された)商品払出コラムにおいて商品を払
出す準備態勢が整うのを持つてからモータ駆動信号CM
Oを発生するようにするためである。
タイマ150による遅延時r!!TT′M9は例えば1
50rns程度である。尚、第19図の場合、切換えゲ
ート79(第1図、第11図乃至第15図)ではオア回
路80の出力をオールリセット信号駅として選択するも
のとする。尚、以上の説明では固定回路によつて本発明
装置が構成されているように述べてきたが、汎用型のC
PU,ROM,RAM等から成るマイクロコンピュータ
を用いてROMに上述の本発明装置の機能を実行するプ
ログラムを書込むことによつても本発明を実施すること
ができることは勿論である。
尚、第1図の例は、切換えゲート79は切換えることに
より動力部41としてソレノイドまたはモータのどちら
を用いる場合でも応用できるようになつているが、ソレ
ノイドのみに適用する楊合はタイマ77のみ設ければよ
く、他の回路78〜81,84〜87は不要であり、ま
た、モータのみに適用する場合は回路78,80,81
,84〜87を設ければよく、タイマ77とゲート79
は不要である。また、上記実施例では、販売制御部11
(第1図、第11図乃至第15図、第19図)に入出力
される信号Spl〜Spn,sl〜Sn,vl〜Vn,
Ml〜Mnは並列的に入出力されるように示してあるが
、これらを多重化して入出力するようにすることができ
るのは勿論である。
特に、販売制御部11(及びコイン制御部10)を集積
回路化する場合は、当然にも各信号V1〜Vn,Ml〜
hを集積回路化された販売制御部11内で多重化してか
ら出力すると共に信号Spl〜Spn,sl〜Sn等も
外部て多重化してから入力するように構成し、集積回路
の入出力ピン数を節約する工夫がなされることはいうま
でもない。その場合、集積回路化された販売制御部11
の外部には、該販売制御部11から出力された多重化さ
れた信号■1〜■N,Ml〜Mn等をデマルチプレクサ
(復調)して並列信号に戻す回路、及び該販売制御部1
1に入力すべき信号Spl〜Spn..sl〜Sn等を
多重化する回路、が付加されることはいうまでもない。
以上説明したように本発明によれば、1第1の比較ョと
1第2の比較ョによつて販売可能の判断が2度行なわれ
、1第2の比較ョによつて販売可能が再確認されたとき
実際の販売動作(収金と商品払出し)が開始されるので
、誤動作のない確実な販売制御を行なうことができる。
また、販売動力信号を制御装置側から与えられるように
したので、モータキャリアスイッチへの信号供給回路及
びその保護回路も制御装置側に設けることができ、集積
回路化によつて多様な保護機能を付加することができる
ようにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図の販売制御部の部分て使用されるクロックパルス
及び時分割タイミングパルスの一例を示すタイミングチ
ャート、第3図は第1図に示す装置によつて制御される
販売機構側の回路の一例を示す回路図、第4図は第1図
の記憶及び送出回路の一例を示すブロック図、第5図は
同じく記憶及び送出回路の別の例を示すブロック図、第
6図は第3図の商品払出し動力部としてモータを用いる
場合の一例を示す回路図、第7図はモータの駆動例を示
すタイミングチャート、第8図は第1図において単一の
商品選択信号を選択する回路部分の変更例を示すブロッ
ク図、第9図は商品選択信号の異常発生に対処する故障
検知回路の一例を示す回路図、第10図は第1図のコイ
ン制御部と販売制御部との間の信号伝送ラインに設ける
ノイズキャンセル回路の一例を示す回路図第11図乃至
第15図は第1図における販売制御部の別の実施例を夫
々示す回路図、第16図は第15図における記憶及び送
出回路の一例を示す回路図、第17図及び第18図は第
3・図に示す回路の変更例を夫々示す回路図、第19図
は第1図及び第11図乃至第15図に示す販売制御部の
変更箇所を抽出して示すと共にこの変更に対応する販売
機構側の回路の一例を省略して示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 投入金額を加算計数し、販売金額及び釣銭或いは返
    却金額を減算計数する計数部と、複数の販売価格を設定
    する販売価格設定部と、前記計数部の内容と前記販売価
    格設定部の出力とを設定販売価格毎に比較し、販売可能
    であるか否かを判断する比較部と、前記比較部の出力を
    記憶する設定販売価格に対応する数の販売可能記憶回路
    と、この販売可能記憶回路の販売可出力によつて販売待
    機状態となる複数の販売回路と、該販売回路に設けられ
    た商品選択スイッチと、この商品選択スイッチと対応し
    て設けられ、前記販売回路が販売待機状態のとき押圧さ
    れた単一の商品選択スイッチの出力を記憶する選択記憶
    回路と、商品選択スイッチ出力にもとづいて前記全販売
    可能記憶回路の記憶を一旦消去するリセット信号送出部
    と、前記選択記憶回路の出力にもとづいて対応する販売
    価格のみを前記販売価格設定部より送出させる制御回路
    と、この制御回路によつて送出された単一の販売価格と
    その時の前記計数部の内容とを再度前記比較部によつて
    比較判断し、その結果販売可能であるとき販売開始信号
    を送出する販売開始信号送出回路と、この販売開始信号
    を記憶し前記販売回路の動力を稼動させる販売動力信号
    送出部とから成る自動販売機の制御装置。 2 投入された金額を加算計数し、販売した商品の価格
    及び払出した硬貨の金額を投入金額から減算する計数手
    段と、この計数手段による現計数内容と商品の設定販売
    価格とを比較するための比較手段と、各商品の販売価格
    を予じめ設定する販売価格設定手段と、各商品に対応す
    る選択スイッチと、販売動力信号が与えられたとき商品
    を払出す各商品に対応する販売回路とを具える自動販売
    機の制御装置において、第1の動作のとき前記販売価格
    設定手段で設定されている全商品の設定販売価格を示す
    信号を前記比較手段に送り、第2の動作のときは前記ス
    イッチよつて選択された1つの商品の設定販売価格を示
    す信号のみを前記比較手段に送る販売価格信号送出手段
    と、第1の動作のときに前記比較手段で判明した販売可
    能な商品に対応して販売可能信号を夫々送出する販売可
    能信号送出手段と、第2の動作のときに前記比較手段で
    販売可能であることが判明した単一の商品に対応して販
    売動力信号を送出する販売動力信号送出手段と、第1の
    動作を行なうべきかあるいは第2の動作を行なうべきか
    を判別して上記各信号送出手段を制御する動作制御手段
    と、を具え、前記販売可能信号によつて前記選択スイッ
    チの操作を有効にするようにし、前記販売動力信号によ
    つて商品を払出すようにしたことを特徴とする自動販売
    機の制御装置。 3 前記動作制御手段は、前記選択スイッチのいずれか
    が有効に操作されたか否かに応じて第1の動作と第2の
    動作とを判別し、選択スイッチが有効に操作される前は
    第1の動作を行なわせ、有効に操作された後は第2の動
    作を行なわせる手段である特許請求の範囲第2項記載の
    自動販売機の制御装置。 4 前記動作制御手段は、各商品に対応する前記選択ス
    イッチの出力を受け入れて、スイッチ操作にもとづく商
    品選択信号を単一の商品に関して優先選択して記憶する
    回路から成り、前記販売価格信号送出手段は、前記商品
    選択信号が記憶されていないことを条件に全商品の設定
    販売価格を示す信号を送出し、単一の商品選択信号が記
    憶されたことを条件にそれに対応する単一の設定販売価
    格を示す信号のみを送出する回路から成り、前記販売可
    能信号送出手段は、前記比較手段から出力される販売可
    能を示す信号を各商品毎に別々に記憶する販売可能記憶
    回路と、前記商品選択信号が記憶されていないことを条
    件に該販売可能記憶回路の記憶内容を販売可能信号とし
    て送出するゲート手段とを含むものであり、前記販売動
    力信号送出手段は、前記商品選択信号が記憶されている
    ことを条件にその商品に対応する前記販売可能記憶回路
    の1つの記憶内容を選択し、その記憶内容が販売可能を
    示すものであれば販売開始信号を送出する回路と、この
    販売開始信号を前記商品選択信号が記憶されている商品
    に対応して記憶し、その記憶信号を販売動力信号として
    送出する販売動力信号記憶回路とを含むものであり、前
    記販売開始信号を、前記販売価格信号送出手段から送出
    された単一の商品の設定販売価格を前記計数手段で減算
    させるための制御信号として利用するようにした特許請
    求の範囲第3項記載の自動販売機の制御装置。 5 前記各選択スイッチは、該スイッチの操作時にそれ
    ら各々に対応する前記販売可能信号が送出されているこ
    とを条件に商品選択操作がなされたことを示す信号を出
    力するものであり、これによつて該選択スイッチの操作
    が有効とされるようにした特許請求の範囲第2項記載の
    自動販売機の制御装置。 6 前記販売価格信号送出手段は、前記販売価格設定手
    段で設定された各商品の設定販売価格を示す信号を待機
    時に取込み記憶する記憶回路と、前記商品選択信号が記
    憶されていないことを条件に該記憶回路から各商品の設
    定販売価格を示す信号を順次時分割で読み出し、前記商
    品選択信号が記憶されたことを条件にそれに対応する単
    一の設定販売価格を示す信号のみを前記記憶回路から読
    み出す読み出し回路とを含み、前記比較手段は、時分割
    的に読み出された設定販売価格信号と前記計数内容とを
    比較する単一の比較器から成り、前記販売可能記憶回路
    は、各商品に対応する複数の記憶回路と、前記比較器か
    ら出力される販売可能を示す信号を前記時分割読み出し
    タイミンダに同期して各商品に対応する前記記憶回路に
    夫々分配して記憶させる制御回路とを含むものである特
    許請求の範囲第4項記載の自動販売機の制御装置。
JP54133311A 1979-10-16 1979-10-16 自動販売機の制御装置 Expired JPS6057627B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54133311A JPS6057627B2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 自動販売機の制御装置
GB8032198A GB2062924B (en) 1979-10-16 1980-10-07 Control device for a vending machine
DE3038120A DE3038120C2 (de) 1979-10-16 1980-10-09 Steuereinrichtung für einen Verkaufsautomaten
US06/196,073 US4376478A (en) 1979-10-16 1980-10-10 Control device for a vending machine including system for confirming vendibility of selected articles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54133311A JPS6057627B2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 自動販売機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5657188A JPS5657188A (en) 1981-05-19
JPS6057627B2 true JPS6057627B2 (ja) 1985-12-16

Family

ID=15101703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54133311A Expired JPS6057627B2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 自動販売機の制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4376478A (ja)
JP (1) JPS6057627B2 (ja)
DE (1) DE3038120C2 (ja)
GB (1) GB2062924B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167587U (ja) * 1988-05-16 1989-11-24
JPH0421381Y2 (ja) * 1985-06-25 1992-05-15

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157386A (en) * 1981-03-24 1982-09-28 Nippon Coinco Co Ltd Method of and apparatus for determining marketability for vending machine
JPS59154590A (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 株式会社日本コンラックス 自動販売機等における制御装置及び情報授受方法
US4526263A (en) * 1983-06-16 1985-07-02 H. R. Electronics Company Lock-ahead vend control employing a common vend energization monitor to effect vend selection recognition for vending
JP2973385B2 (ja) * 1992-12-30 1999-11-08 株式会社日本コンラックス 自動販売機等の硬貨選別装置
US6045443A (en) * 1993-11-17 2000-04-04 Mars Incorporated Method and apparatus for controlling the dispensing of money
US5595277A (en) * 1994-10-21 1997-01-21 Coin Acceptors, Inc. Coin payout method and control means
US5577957A (en) * 1995-03-13 1996-11-26 Coin Acceptors, Inc. Coin payout method and control apparatus
US5607350A (en) * 1995-03-21 1997-03-04 Levasseur; Joseph L. Global coin payout method and control apparatus
CN110298969A (zh) * 2019-08-02 2019-10-01 东莞市势为物联网科技有限公司 售货机闭环控制系统及售货机

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3478855A (en) * 1967-09-11 1969-11-18 Doughboy Ind Inc Multiprice vending machine coin operated control
GB1328507A (en) * 1969-12-10 1973-08-30 Gkn Sankey Ltd Coin-operated vending machines
US3691431A (en) * 1971-09-01 1972-09-12 Umc Ind Interlocked selection control apparatus
US3815720A (en) * 1972-09-08 1974-06-11 Wurlitzer Co Money receiving and credit accumulator system
US3894220A (en) * 1974-04-25 1975-07-08 H R Electronics Co Vending control system
DE2648514C2 (de) * 1976-10-27 1986-06-12 Nippon Coinco Co., Ltd., Tokio/Tokyo Verkaufsautomat
US4143749A (en) * 1976-12-06 1979-03-13 International Totalizing System Totalizer for vending machine
US4267915A (en) * 1978-10-03 1981-05-19 Mars, Inc. Vending apparatus price interface

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0421381Y2 (ja) * 1985-06-25 1992-05-15
JPH01167587U (ja) * 1988-05-16 1989-11-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5657188A (en) 1981-05-19
GB2062924B (en) 1983-08-10
DE3038120C2 (de) 1986-08-21
GB2062924A (en) 1981-05-28
DE3038120A1 (de) 1981-04-30
US4376478A (en) 1983-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6057627B2 (ja) 自動販売機の制御装置
JPH0223914B2 (ja)
US3896915A (en) Vending machine
US2571596A (en) Commodity vending and coin change control machine
US3828903A (en) Vend control with escrow until available product selection
US4267915A (en) Vending apparatus price interface
US4905813A (en) Escrow credit controllers and method of operation thereof
JPS5821752B2 (ja) 自動販売機
JPS6232837B2 (ja)
US2895583A (en) Coin-operated vending machines
US4526263A (en) Lock-ahead vend control employing a common vend energization monitor to effect vend selection recognition for vending
JPS6129107Y2 (ja)
JPS599345Y2 (ja) 自動販売機のベンドテスト装置
JP3016523B2 (ja) パチンコホール用貸出装置
GB2132990A (en) Coin-released gaming and amusement machines
JPS5822791B2 (ja) 自動販売機の共通制御回路
JPS594366Y2 (ja) 故障検知機能を備えた自動販売機
JPS6210864Y2 (ja)
JPS6059635B2 (ja) 販売確定機能を有するコインメカニズム装置
JPS5944674B2 (ja) 自動販売機のコイン払出し制御回路
JPS5911494A (ja) 自動販売機の制御装置
JPS5840232B2 (ja) 投票券自動発売機
JPS6225232B2 (ja)
JPS6156838B2 (ja)
JPS6035718B2 (ja) 自動販売機の制御装置