JPS6035718B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

自動販売機の制御装置

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JPS6035718B2
JPS6035718B2 JP51056382A JP5638276A JPS6035718B2 JP S6035718 B2 JPS6035718 B2 JP S6035718B2 JP 51056382 A JP51056382 A JP 51056382A JP 5638276 A JP5638276 A JP 5638276A JP S6035718 B2 JPS6035718 B2 JP S6035718B2
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circuit
signal
sales
coins
yen
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JP51056382A
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雄吉 林
正之 田村
修 杉本
正佶 滝沢
達次郎 西岡
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Nippon Koinko KK
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Nippon Koinko KK
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定の状態のとき投入硬貨の受入を拒否し誤動
作等を防止するようにした自動販売機の制御装置に関す
る。
一般に、連続販売可能な自動販売機は、希望鰭買商品の
価格の合計額と同額あるいはそれ以上の額の硬貨(ある
いは紙幣)を投入し、商品選択ボタンを押圧することに
より希望商品の送出を受け、購買商品の販売価格の合計
額以上の金額を投入している場合には精算ボタンを押圧
することにより釣銭の払出しを受けるように構成されて
いる。
また、自動販売機に硬貨(あるいは紙幣)を投入したが
、購買の意志がなくなった場合は、精算ボタンを押圧す
れば投入硬貨(あるいは紙幣)は全額返却される。
ところで、上記自動販売機において、硬貨の投入は選択
ボタン及び返却ボタンの押圧時等に関して適当なタイミ
ングで行なわれたとき正確に動作するようになっており
、このタイミングをはずれて硬貨の投入が行なわれると
、自動販売機の誤動作、あるいは故障等のトラブルを起
こす恐れがある。
例えば、商品選択ボタンを押圧した状態で硬貨を投入し
たり、選択ボタンの押圧により商品販売体制に入ってか
ら硬貨を投入したり、収金動作中に硬貨を投入したり、
精算ボタンが押圧され、返金あるいは釣銭払出し動作中
に硬貨が投入されたりすると、投入硬貨の正確な計数及
び収金、返金、釣銭の正確な計数ができないばかりでな
く商品送出動作、釣銭あるいは返金払出し動作が不正確
なものとなる。
また、自動販売機の故障時には投入硬貨の受入を拒否し
利用者に不測の損害を与えないようにしなければならな
い。
また、自動販売機に一度に大量の硬貨が投入されると釣
銭用硬貨収納チューブ(蓄積装置)が−杯になり、更に
はチューブから溢れた硬貨はキャッシュボックスに収納
されてしまうことになる。
この状態で例えば返金ボタンが押圧されたとするとキャ
ッシュボックスに収納された硬貨は返金できず、投入硬
化を全て返金できなくなる。本発明は、上記実情に鑑み
てなされたもので、商品の販売動作中、投入硬貨の額か
ら販売商品の額を減算する収金動作中、釣銭払出し中、
返金動作中または硬貨が所定枚数投入されたときは硬貨
受入拒否装置を動作ごせて硬貨の受入を拒否し、自動販
売機の誤動作等を未然に防止するようにした自動販売機
の制御装置を提供しようとするものである。以下、本発
明の添付図面の一実施例に基づき詳細に説明する。
図は、本発明の自動販売機の制御装置の一実施例をブロ
ック図で示したものである。
なお、この実施例は10円、50円、100円の硬貨を
使用する自動販売機に関して示してある。
硬貨投入口(図示せず)から投入された硬貨は硬貨検出
器(図示せず)により正貨と偽貨の検出および10円、
50円、100円の硬貨の種類別の検出が行なわれる。
硬貨検出器は、例えば硬貨の形状、重さ等に基づき検出
を行なう機械式のものあるいは硬貨の磁気的性質等に基
づき検出を行なう電気式のもの等により構成されている
がこの明細書では詳述しない。
硬貨検出器2により10円の正貨の投入が検出されると
、1個の10円検出パルスP,。
が端子T,に加えられ、50円の正貨の投入が検出され
ると1個の50円検出パルスP5。が端子T2に加えら
れ、100円の正貨の投入が検出されると1個の100
円検出パルスP側が端子T3に加えられる。この端子T
,,T2,T3に加えられる10円、50円、100円
の硬貨(正貨)の投入枚数に対応するパルス信号は夫々
アンド回路1,2,3に加えられる。
ァンド回路1,2,3の他の入力端子には硬貨の投入禁
止を示すライン4の信号(後に詳述する)がインバータ
5を介して加えられており、今、自動販売機が販売動作
中でないとするとライン4の信号は“0”であるので(
このことについては後述する)、アンド回路1,2,3
は開放状態にあり前記端子T,,T2,T3に加わるパ
ルス信号を夫々10円硬貨用カウンタ6、50円硬貨用
カウンタ7、100円硬貨用カウンタ8に加える。
10円硬貨用カウンタ6、50円硬貨用カウンタ7、1
00円硬貨用カウンタ8は、端子T,,T2,T3から
の10円検出パルスP,。
、50円検出パルスP弧、100円検出パルスP,oo
を計数し、これに基づき投入硬貨の枚数または金額を1
0円、50円、100円の金種別に計数する。例えば、
10円硬貨が3枚、50円硬貨が1枚、100円硬貨が
2枚投入されると、10円硬貨用カウンタ6は30、5
qq硬貨用カウンタ7は50、100円硬貨用カウンタ
8は200を計数する。
またアンド回路1を介する端子T,からの10円検出パ
ルスP,。
と、アンド回路2を介する端子T2からの50円検出パ
ルスP別‘ま夫々10円貯蔵量カゥンタ9、50円貯蔵
量カウンタ10‘こ加えられる。10円貯蔵量カウンタ
9と50円貯蔵量カウンター川ま、前記カゥンタ6,7
,8が投入硬貨の金額を計数し販売動作の完了毎に計数
値を0にするのに対して、10円及び50円の投入硬貨
の枚数を連続して加算し、払出し硬貨の枚数を連続して
減算し、自動販売機の使用開始時の10円及び50円の
保有枚数を基準とする投入枚数と払出し枚数との差を累
算して計数するようになっている。
10円貯蔵量カウンタ9及び50円貯蔵量カウンタ10
は釣銭用10円及び5のq硬貨のヱンプティ(10円及
び50円硬貨保有数が釣銭の払出いこ十分な枚数以下に
なったときこれをェンプティという)の検出に用いられ
る。
貯蔵量カウンタ9及び貯蔵量カウンター0の計数値はェ
ンプテイ検出回路11に加えられる。
一方、10円硬貨用主チューブ(図示せず)には残りの
硬貨の枚数を直接検出するェンプティ検出装置13が設
けられている。ここで、1のq硬貨用主チューブに残り
硬貨を直接検出するェンプティ検出装置13を設けたの
は、例えば停電等により自動販売機の電源が切れたとす
るとカウンタ9,10は0にクリアされ、再び通電され
たとき釣銭用硬貨のェンプテイを正確に検出することが
できなくなるので、これを防止するためである。
ェンブティ検出装置13は例えば、主チューフの所定位
置にコイルを巻設し、このコイルのィンダクタンスの変
化からヱンプティを検出するもの、あるいは主チューブ
の所定位置にリミットスイッチを配設し、このリミット
スイッチのオンオフからェンプティを検出するもの等か
ら構成されており、主チュ−ブの硬貨保有数が釣銭の払
出しに必要な最小数以下になると信号“1”をアンド回
路14に加える。
アンド回路14の他の入力端子には前記カゥンタ6,7
,8の計数値が全て0であるとき“1”を出力する比較
回路15からの信号が加えられる。
従って、カウンタ6,7,8の計数値が全て0のときの
みアンド回路14は開放され、信号“1”がェンプティ
検出回路11に加えられる。
ェンプティ検出回路11では前記10円硬貨貯蔵量カウ
ンタ9と50円硬貨貯蔵量カウンター0とアンド回路1
4を介して加えられたェンプティ検出装置13からの信
号に基づき釣銭用硬貨のェンプティを検出する。すなわ
ち、カウンタ9,10の計数値に基づく10円及び50
円硬貨の保有数が釣銭の払出し‘こ十分な枚数(10円
硬貨が4枚、50円硬貨が1枚あるいは10円硬貨が9
枚)以下になり、かつ、アンド回路14を介するヱンプ
ティ検出装置13からの信号が“1”であると信号“1
”を出力し、これをェンプティ処理装置12に加える。
ェンプティ処理装置12は信号“1”が加えられると、
自動販売機の以後の使用の禁止を表示するとともに、硬
貨投入の拒絶等の処置を行なうものである。
なお、ここでカウンタ6,7,8の計数値が全て0のと
き、すなわち自動販売機が待機状態にあるときのみェン
プティ検出回路が信号“1”を出力するようにし、自動
販売機の動作中には信号“1”を出力しないようにした
のは自動販売機の動作中、例えば釣銭払出し中にヱンプ
ティ処理装置12が動作し、釣銭が完全に払出されない
という不都合を除くためである。
また、カウンタ6,7,8の計数値が全て0のときは商
品選択ボタン(図示せず)を押圧した状態では硬貨の投
入は阻止されるように構成されている。
商品選択ボタンが押圧されると端子t、ライン16を介
して商品選択信号PUがアンド回路17に加えられる。
アンド回路17の他の入力端子には前記比較回路15か
らの信号が加えられている。従って、カゥンタ6,7,
8の計数値が全て0のとき商品選択ボタンが押圧される
とアンド回路17の出力は“1”となり、この信号“1
”をオア回路18、ライン4を介して硬貨受入拒否装置
19に加える。
硬貨受入拒否装置19は信号“1”が加わると投入硬貨
の受入を拒否するものであり、例えば硬貨投入口にピン
が突出し硬貨の投入ができないようにするか、あるいは
投入されても投入硬貨は硬貨検出器により検出されず直
接返却口に返却されるように構成される。
このようにカウンタ6,7,8の計数値が“0”である
ときは商品選択ボタンを押圧した状態では投入硬貨を受
入れることができない。
また、一回販売において、一種類の硬貨のみが多数投入
されたり、あるいは投入硬貨の全金額が高額になったり
すると保有硬貨の枚数がアンバランスになり釣銭不足を
起こす恐れがあるばかりでなく、両替機的な動作をして
しまうことがあり好ましくない。このため一回の販売に
おける各硬貨(10円、50円、100円)の最大投入
金額及び投入硬貨の全金額の最大額の最大値が制限され
ている。
すなわち、投入硬貨の金額を金種別に計数したカウンタ
6,7,8の出力を上限検出回路2川こ加え、カウンタ
6,7,8の計数値のうち少なくとも一つが設定最大値
以上になったとき、あるいはカウンタ6,7,8の計数
値に基づく全投入金額が設定最大金額以上になったとき
は信号“1”をライン21オア回路18、ライン4を介
して硬貨受入拒否装置19に加え、硬貨受入拒否装置1
9を動作させ、更に硬貨が投入されても、これは受入れ
られない。
10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨の投入金額を別
々に計数した前記カウンタ6,7,8の出力は比較回路
22に加えられる。
一方、商品の販売価格は販売価格設定回路23により設
定され、これを直列レジスタ24で直列処理して、比較
回路22に加えられている。
なお、販売価格設定回路23は例えば複数のスイッチを
適宜投入することにより販売価格に対応する信号(二進
数)を設定するようになっており、複数種類の商品を販
売する自動販売機においては上記販売価格設定回路23
により各商品に対応した複数の販売価格が設定され、商
品選択ボタン(図示せず)の押圧により選択された商品
の販売価格のみを出力するように構成されているが、こ
こでは詳述しない。比較回路22は、カウソタ6,7,
8の計数値R^,RB,Rcの和である全投入金額K(
=R^+RB+Rc)と、直列化しジスタ24からの販
売設定価格RsPとを比較する。
この比較により全投入金額Kと販売設定価格RsPとが
等しいとき(K;RsP)は、信号“1”をライン25
に出力し、この信号をオア回路26を介してフンド回路
27に加える。
また、全投入金額Kが販売設定価格RsPより大きいと
き(K>RsP)は、信号“1”をライン28に出力し
、この信号をアンド回路29に加える。
アンド回路29の他の入力端子には前記ェンプティ検出
回路11の出力を反転した信号が加えられており、アン
ド回路29は、ェンプテイ検出回路11の出力が“0”
のとき、すなわち釣銭の払出し‘こ十分な硬貨が保有さ
れているとき開放され、ライン28の信号を、前記ライ
ン25の信号と同様にオア回路26を介してアンド回路
27に加える。アンド回路27の他の入力端子には、ラ
イン30の信号(自動販売機が販売動作中にあるとき“
1”となるもので後に詳述する)を反転した信が加えら
れている。従って、自動販売機が販売動作中でなければ
アンド回路27は開放され、信号“1”を販売信号Ve
として端子T4を介してペンダ部(図示せず)に送出す
る。
ペンダ部では、上記販売信号Veに基づき販売商品の送
出制御を開始し、同時に販売開始信号Seを端子ちに加
える。
なお、ここでペンダ部の構成は本発明と直接関係ないの
で詳述しない。
端子T5に加えられた販売開始信号Se(信号“1”)
はオア回路31を介して、タイマ32に加えられる。
タイマ32は所定の遅延時間toを有するもので、信号
“1”が加わると時間to経過後世力が“0”から“1
”に立ち上がるように構成される。
このタイマ32の出力はアンド回路33に加えられる。
アンド回路33の他の入力端子には前記端子T5からの
販売開始信号Seが加えられているから、端子T5に加
わる販売開始信号Seがタイマ32の遅延時間ら以上保
持されればアンド回路33のアンド条件は成立し、信号
“1”を販売開始信号保持用フリップフロップ34に加
え、これをセットし、同時に信号“1”をオア回路35
を介して遅延用フリップフロップ36に加え、これをセ
ットし、セット出力“1”を再びオア回路31を介して
タイマ32に加えタイマ32を動作させる。販売開始信
号保持用フリップフロップ34、遅延用フリツプフロツ
プ36の出力及びタイマ32の出力はアンド回路37に
加えられる。
従って、アンド回路37はフリップフロップ34,36
の出力及びタイマ32の遅延動作が完了したとき、すな
わち販売開始信号Seが確認されたときアンド条件が成
立して、信号“1”をアンド回路38に加える。
アンド回路38の他の入力端子には商品選択ボタンの押
圧を示す商品選択信号PU(信号“1”)が端子Lを介
して加えられている。
従って、アンド回路38は前記販売開始信号Seが確認
されたとき開放され、信号“1”を商品選択メモリ39
に加える。
商品選択メモリ39には、前記直列化しジスタ24から
の販売商品を示す信号が加えられており(信号路は図示
せず)どの商品が選択されたかを託臆する。
ところで、前記販売開始信号保持用フリップフロップ3
4がセットされてから、すなわち販売開始信号Seの確
認後所定時間(商品の送出に要する時間)経過後になっ
ても商品選択メモリ39に所望の商品が選択されたこと
を示す信号“1”が記憶されないとこれはいづれかに故
障が生じたことを意味する。
従ってこのとき‘ま自動販売機の動作を停止する。この
動作は次のようにして行なわれる。
販売開始信号保持用フリツプフロツプ34のセット出力
“1”はタイマ40に加える。タイマ40は前記タイマ
32と同様の構成のもので、遅延時間t,(商品の通常
の送出動作を完了するのに十分な時間)を有し、信号“
1”が加わると時間ち経過後“1”に立ち上がる。この
タイマ40の出力はアンド回路41に加えられる。
アンド回路41の他の入力端子には前記商品選択メモリ
39の出力を反転した信号が加えられている。従って、
タイマ40の遅延動作完了後商品選択メモリ39に信号
“1”が記憶されないとアンド回路41のアンド条件は
成立し、信号“1”を停止回路42に加え、自動販売機
の動作を停止させるとともに信号“1”をオア回路18
を介して前記硬貨受入拒否装置19に加え、投入硬貨の
受入を拒否する。
このように販売開始信号保持用フリップフロップ34が
セットされ、タイマ40の動作が終了するまでに商品選
択メモリ39に商品が選択されたことを示す信号“1”
が記憶されないと、自動販売機の動作は停止されるが、
自動販売機が正常に動作するとタイマ40の動作終了前
に商品選択メモリ39に商品の選択を示す信号“1”が
記憶され、商品の送出の完了を示す商品送出信号So(
信号“1”)が端子T7を介してアンド回路43に加え
られる。
アンド回路43の他の入力端子には端子Lからの販売開
始信号Seと販売開始用フリツプフロップ34の出力と
がオア回路44を介して加えられている。
従って、アンド回路43は端子Lに販売開始信号Seが
加わっているかあるいは販売開始信号保持用フリツプフ
ロツプ34がセットされているとき商品送出信号Soが
加わると開放され信号“1”を商品送出信号保持用フリ
ツプフロップ45に加え、これをセットする。
この商品送出信号保持用フリップフロップ45の出力と
前記ァンド回路37の出力と前記商品選択メモリ39の
出力はアンド回路46に加えられる。
アンド回路46は商品送出信号保持用フリツプフロツプ
45がセットされておりアンド回路37の出力が“1”
で商品選択メモリ39に“1”が記憶されているとき、
すなわち適正な硬貨の投入により販売動作が開始され、
商品の選択が確実に行なわれ、かつ商品の送出が完了し
たときアンド条件が成立し、信号“1”を出力する。
アンド回路46の出力が“1”になるとこの信号“1”
は、販売記憶用フリップフロップ47に加えられ、これ
をセットする。
また、この世力信号“1”は収金指令回路48に加えら
れ収金動作が開始されるとともに、ライン49を介して
アンド回路50、アンド回路51に加えられる。
なお収金指令回路48による収金動作は具体的には前記
カウンタ6,7,8の計数値から前記販売価格設定回路
23により設定された販売商品の価格を減算し、カウン
タ6,7,8の計数値を販売商品の価格を減算した値に
するのであるがこの動作については詳述しない。一方、
これ以上の藤買はせず釣銭の払出しを要求する精算ボタ
ン(図示せず)が押圧されると端子公を介して精算信号
MNが精算信号保持用フリツプフロツプ52に加えられ
、これをセットする。
精算信号保持用フリツプフロップ52の出力は前記アン
ド回路50及びアンド回路51の他の入力端子に加えら
れている。
従って、精算ボタンの押圧により積算信号保持用フリツ
プフロツプ52がセットされていれば、アンド回路50
のアンド条件は成立し、信号“1”をオア回路53を介
して釣銭払出指令回路54に加え、釣銭払出動作を指令
する。
釣銭払出動作は硬貨払出し用モータ(図示せず)の回転
により前記カゥンタ6,7,8の計数値が全て0になる
ように行なわれるが、ここでは詳述しない。また、精算
ボタンが押圧されておらず積算信号保持用フリップフロ
ツプ52がセットされていないと、アンド回路51のア
ンド条件が成立し、信号“1”をオア回路55を介して
商品選択メモリ39、商品送出信号保持用フリップフロ
ツプ45、販売開始信号保持用フリップフロップ34、
遅延用フリップフロップ36の夫々のIJセット端子に
加え、これらをリセットし連続販売における次の販売動
作に備える。ところで、販売開始信号保持用フリップフ
ロツプ34、遅延用フリツプフロツプ36がセットされ
たのにもかかわらず、前記タイマ40の遅延動作が終了
するまでに商品送出信号Soが端子T7に加わらず商品
送出信号保持用フリツプフロツプ45がセットされない
とすると、商品の送出が行なわれなかったことを意味す
るから、精算ボタンが押圧されていれば返金あるいは釣
銭の支払いを行ない、精算ボタンが押圧されていなけれ
ば商品選択メモリ39、フリップフロップ45,52,
36,34をリセットし、次の販売動作に備えなければ
ならない。
この場合について説明する。まず精算ボタンが押圧され
精算信号保持用フリップフロツプ52がセットされてい
るとする。精算信号保持用フリップフロツプ52の出力
と、タイマ40の出力と、アンド回路37の出力と、商
品選択用メモリ39の出力はアンド回路56に加えられ
る。
アンド回路56は、販売開始信号保持用フリップフロッ
プ34、及び遅延用フリツプフロップ36がセットされ
アンド回路37のアンド条件が成立し、商品選択メモリ
39に“1”が記憶され、かつ、タイマ40の遅延動作
が終了するとアンド条件が成立し、信号“1”をオア回
路57を介してアンド回路58、アンド回路59に加え
る。
アンド回路59には前記販売記憶用フリップフロップ4
7の出力が加えられており、アンド回路58には販売記
憶用フリツプフロツプ49の出力が反転して加えられて
いる。ところで販売記憶用フリップフロツプ47は販売
動作が一回でも行なわれるとセットされ、精算ボタンが
押圧され、精算動作(釣銭払出し、返金)が完全に終了
したときリセットされるようになっているから、一回も
販売動作が行なわれていない場合は、販売記憶用フリツ
プフロップ47はセットされておらず、アンド回路58
のアンド条件が成立し信号“1”を返金指令回路60に
加え、投入された硬貨の全額を返却する返金動作が開始
される。
返金動作は前記釣銭払出し動作と同様にして行なわれる
ただし釣銭払出し動作と違う所は投入全額がそのまま払
出されることであるがこの返金動作についても詳述しな
い。また、販売動作が少なくとも一回行なわれ、販売記
憶用フリップフロップ47がセットされているとすると
、アンド回路59のアンド条件が成立する。
従って、信号“1”をオァ回路53を介して釣銭払出指
令回路54に加え、釣銭の払出しを開始する。
次に、精算ボタンが押圧されず精算信号保持用フリツプ
フロツプ52がセットされていないとする。
精算信号保持用フリップフロップ52の出力と端子T5
からの信号はノア回路6 1に加えられる。
ノア回路61は、精算信号保持用フリップフロツプ52
がセットされておらず、かつ端子T5からの信号が“0
’’のとき(販売開始信号Seが加わっていないとき)
信号“1”をアンド回路62に加える。
アンド回路62の他の入力端子には、タイマ40の出力
、アンド回路37の出力、商品選択メモリ39の出力が
加えられている。
従って、販売開始信号が確認され、商品選択メモリ39
に信号“1”が記憶されたにもかかわらずタイマ40の
遅延時間終了までに、商品送出信号が加わらないでアン
ド回路46のアンド条件が成立せず、メモリ39がリセ
ットされないときにアンド回路62のァンド条件は成立
し、信号“1”をオア回路55を介してメモリ39、フ
リツプフロツプ45,52,36,34のリセツト端子
に加え、これらをリセットし、次の販売動作に備える。
また、販売条件が成立せず端子kから販売開始信号Se
が加わらないとき、精算ボタンが押圧されるとまだ販売
が一回も行なわれていなければ返金、行なわれていれば
釣銭の払出しが行なわれる。端子T5からの信号と販売
開始信号保持用フリップフロップ34の出力はノア回路
63に加えられる。
ノア回路6 3は、端子T5からの信号が“0”でかつ
販売開始信号保持用フIJップフロップ34がセットさ
れていないとき信号“1”を出力し、これをアンド回路
64に加える。アンド回路64の他の入力端子には遅延
用フリツプフロツプ36の出力と、タイマ40の出力と
、商品送出信号保持用フリツプフロツプ45の出力を反
転した信号とが加わっている。
一方、精算ボタンが押圧され精算信号保持用フリツプフ
ロツプ54がセットされると、このセット出力はオァ回
路35を介して遅延用フリップフロツプ36に加えられ
、このフリツプフロツプ36をセットし、続いてこのセ
ット出力をオア回路31を介してタイマ32に加えタイ
マ32を動作させる。
従って、精算ボタンが押圧されタイマ32の動作が終了
し、商品送出信号用フリツプフロツプ45がセットされ
ていなければアンド回路64のアンド条件は成立し、信
号“1”をオア回路57を介してアンド回路58、アン
ド回路59に加える。
ァンド回路58,59には前述したように販売記憶用フ
リップフロップ47の出力と、これを反転した信号が加
えられているから販売記憶用フリツプフロツプ47がセ
ットされていなければアンド回路58のアンド条件が成
立し、信号“1”を返金指令回路60‘こ加え、フリッ
プフロップ47がセットされていればアンド回路59の
アンド条件が成立し、信号“1”をオア回路53を介し
て釣銭払出し指令回路54に加え、返金あるいは釣銭の
払出し動作が行なわれる。ところで、自動販売機の販売
動作中に硬貨が投入されると、これにより10円硬貨用
カウン夕6、50円硬貨用カウンタ7、100円硬貨用
カウン夕8の計数値が変動してしまい正確な販売動作が
できなくなる。
このため、販売動作中には硬貨受入拒否装置19を動作
させて投入硬貨の受入を拒否するように構成されている
端子T5に加わる信号(販売開始信号Se)と、販売開
始信号保持用フリツプフロップ34の出力と、商品送出
信号保持用フリツプフロップ45の出力と、精算信号保
持用フリツプフロップ52の出力とはオア回路65に加
えられる。
従って、上記信号のうち少なくとも一つが“1”である
とき、すなわち端子T5に販売開始信号が加わっている
か、販売開始信号保持用フリップフロツプ34がセット
されているか、商品送出信号保持用フIJップフロップ
45がセットされているか、精算信号保持用フリップフ
ロップ52がセットされているかするとオア回路65の
出力くライン30の信号は“1”となり、この信号“1
”はオア回路18、ライン4を介して硬貨投入阻止装置
19に加えられ、硬貨受入拒否装置19に加え、硬貨受
入拒否装置19を動作させて投入硬貨を受入れないよう
にする。
また、収金指令回路48、返金指令回路60、釣銭払出
し指令回路54からの信号はオア回路66に加えられる
従って、オア回路66の出力は収金指令回路48、返金
指令回路60、釣銭払出し指令回路54からの信号のう
ち少なくとも一が“1”であるとき、すなわち、収金動
作中あるいは返金動作中、あるいは釣銭払出し動作中は
“1”となり、この信号“1”をオア回路18、ライン
4を介して硬貨受入拒否装置19に加え、硬貨受入拒否
装置19を動作よせて投入硬貨を受入れないようにする
このように自動販売機の動作中は硬貨受入拒否装置19
を動作させ、投入硬貨の受入を全て拒否する。
なお、連続販売の途中であっても商品が送出され、収金
動作が終了して商品選択メモリ39、フリツプフロツプ
45,52,36,34がリセットされ、次の販売に備
えている状態であれば、ライン4の信号は“0”になり
投入硬貨は受入れられる。
また、上記実施例は10円、50円、100円硬貨を使
用する連続販売可能な自動販売機に適用した例を示した
が、使用硬貨はこれに限定されすいかなる金種を用いる
ものでもよく、また紙幣を用いるものでもよいし、自動
販売機の形式もこれに限定されず、単品販売のもの等い
かなるものでもよい。
以上説明したように本発明は上記構成であるから、貨幣
を投入せず商品選択ボタンの押圧した時商品販売体制中
、収金、返金、釣銭の払出し中、故障時あるいは投入硬
貨の枚数が所定の枚数以上になったときには投入硬貨の
受入は拒否され、自動販売機のトラブルを保護するとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の自動販売機の制御方式の−実施例を示した
ブロック図である。 6・・・・・・10円硬貨用カゥンタ、7・・・・・・
50円硬貨用カゥン夕、8…・・・100円硬貨用カウ
ンタ、19・・・・・・硬貨受入拒否装置、22・・・
・・・比較回路、23・・・・・・販売価格設定回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 販売開始を示す販売開始信号を記憶し、商品販売動
    作の間この記憶を保持し、出力を送出する販売開始信号
    保持回路と、 販売開始信号を受けて投入硬貨の額から
    販売商品の額を減算する収金動作の間出力を送出する収
    金指令回路と、 精算指令を示す精算信号を記憶し、釣
    銭の払出し動作または返金動作の間この記憶を保持し、
    出力を送出する精算信号保持回路と、 投入硬貨の金額
    を金種別に計数するカウンタの合計計数値が予設定され
    た上限値に達した場合または前記カウンタのうち少なく
    とも1つが各金種別に予設定された上限値に達した場合
    検出信号を発生する上限値検出回路と、 前記販売開始
    信号保持回路、前記収金指令回路、前記精算信号保持回
    路および前記上限値検出回路のうちいずれかの回路から
    出力が送出されている場合は投入硬貨の受入を拒否する
    硬貨受入拒否装置とを具える自動販売機の制御装置。
JP51056382A 1976-05-17 1976-05-17 自動販売機の制御装置 Expired JPS6035718B2 (ja)

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