JPS6146880B2 - - Google Patents
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- JPS6146880B2 JPS6146880B2 JP53040961A JP4096178A JPS6146880B2 JP S6146880 B2 JPS6146880 B2 JP S6146880B2 JP 53040961 A JP53040961 A JP 53040961A JP 4096178 A JP4096178 A JP 4096178A JP S6146880 B2 JPS6146880 B2 JP S6146880B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 210000004899 c-terminal region Anatomy 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、物品投出機の投出制御に関し、特に
連続して多数の物品を一度に投出する場合に、所
定量ずつ分けて投出させるようにした投出制御装
置に係る。
連続して多数の物品を一度に投出する場合に、所
定量ずつ分けて投出させるようにした投出制御装
置に係る。
最近の自動販売機、紙幣両替機、現金支払機な
どは、投入金額の範囲内で、一度に多数の物品ま
たは券銭を投出できるようにしてある。この投出
の場合、物品の取出部の容量が限られているた
め、多数の物品などが一度に投出されると、投出
口が詰まつたり、また投出済の物品の存在によ
り、取出部の扉が開放できなくなつたりするた
め、一販売動作での多数物品の投出は、実際の販
売段階で多くの問題をもつていた。
どは、投入金額の範囲内で、一度に多数の物品ま
たは券銭を投出できるようにしてある。この投出
の場合、物品の取出部の容量が限られているた
め、多数の物品などが一度に投出されると、投出
口が詰まつたり、また投出済の物品の存在によ
り、取出部の扉が開放できなくなつたりするた
め、一販売動作での多数物品の投出は、実際の販
売段階で多くの問題をもつていた。
本発明は上述のような点に鑑みなされたもの
で、一回の販売動作で取出口容量を越える物品が
投出される場合に、予め取出口容量に基いて設定
された限度個数まで物品を投出させた時点で物品
の投出を一時的に停止させ、取出口の物品が取出
された後に物品の投出を再開して投入された貨幣
の計数データと所望の物品の選択信号とに基いて
算出された販売可能な物品の投出動作を可能と
し、取出口が詰まつたりすることなく、一回の販
売動作で多数の物品の販売ができ、効果的な販売
を可能とした物品投出制御装置を提供することを
目的とするものである。
で、一回の販売動作で取出口容量を越える物品が
投出される場合に、予め取出口容量に基いて設定
された限度個数まで物品を投出させた時点で物品
の投出を一時的に停止させ、取出口の物品が取出
された後に物品の投出を再開して投入された貨幣
の計数データと所望の物品の選択信号とに基いて
算出された販売可能な物品の投出動作を可能と
し、取出口が詰まつたりすることなく、一回の販
売動作で多数の物品の販売ができ、効果的な販売
を可能とした物品投出制御装置を提供することを
目的とするものである。
以下、本発明を物品の自動販売機を例にとつ
て、図面とともに説明する。
て、図面とともに説明する。
第1図は自動販売機の全体的な制御系を示す。
この制御系の各部の機能はつぎのようである。投
入貨幣計数部1は、物品の購入のために投入され
た貨幣あるいは硬化またはそれらの双方を鑑別装
置でその真偽および金種を判別し、真正な貨幣で
あるときに、投入貨幣の金額を計数し、計数デー
タを出力する。物品選択部2は、購入者が所望の
物品を選択するための選択スイツチを有し、この
スイツチの押圧操作にもとづいて特定の選択信号
を出力する。なお、投出個数は、この部分と別の
手段で入力するようにしてもよく、またあらかじ
め物品の種類に対応して個数を定めておいてもよ
い。
この制御系の各部の機能はつぎのようである。投
入貨幣計数部1は、物品の購入のために投入され
た貨幣あるいは硬化またはそれらの双方を鑑別装
置でその真偽および金種を判別し、真正な貨幣で
あるときに、投入貨幣の金額を計数し、計数デー
タを出力する。物品選択部2は、購入者が所望の
物品を選択するための選択スイツチを有し、この
スイツチの押圧操作にもとづいて特定の選択信号
を出力する。なお、投出個数は、この部分と別の
手段で入力するようにしてもよく、またあらかじ
め物品の種類に対応して個数を定めておいてもよ
い。
演算部3は、計数データと選択信号とによつ
て、販売可能な物品の投出個数を算出し、これを
投出個数データとして制御部10に出力する。ま
た投入貨幣の金額が選択された物品の購入価格よ
りも大きいとき、この演算部3は、釣銭信号を出
力する。
て、販売可能な物品の投出個数を算出し、これを
投出個数データとして制御部10に出力する。ま
た投入貨幣の金額が選択された物品の購入価格よ
りも大きいとき、この演算部3は、釣銭信号を出
力する。
限度個数の設定部4は一回の販売動作での連続
最大投出個数を設定する部分である。この最大投
出個数は、後述の取出部の容量と対応し、特定の
物品ごとに例えば5個などと設定されることにな
る。そしてこの最大個数は、設定データとして制
御部10に入力される。なお、限度個数は、販売
される物品の種類によつてそれぞれ異なるように
設定してもよい。
最大投出個数を設定する部分である。この最大投
出個数は、後述の取出部の容量と対応し、特定の
物品ごとに例えば5個などと設定されることにな
る。そしてこの最大個数は、設定データとして制
御部10に入力される。なお、限度個数は、販売
される物品の種類によつてそれぞれ異なるように
設定してもよい。
投入口開閉部5は、貨幣の投入口を機械的に制
御する部分で、物品の選択の時点で投入口を閉じ
る。
御する部分で、物品の選択の時点で投入口を閉じ
る。
物品投出部6は、選択信号にもとづき制御部1
0からの投出信号のあるときに、選択された物品
を投出する。
0からの投出信号のあるときに、選択された物品
を投出する。
表示部7は、投出口(取出部)に投出された物
品の取出しを購入者に知らせる表示手段で、光ま
たは音で表示する。
品の取出しを購入者に知らせる表示手段で、光ま
たは音で表示する。
投出物品検知部8は、物品投出部6が投出口に
投出した物品を、または投出機構の動作を機械ス
イツチまたは光電スイツチで検知し、制御部10
に投出検知信号を出力する。
投出した物品を、または投出機構の動作を機械ス
イツチまたは光電スイツチで検知し、制御部10
に投出検知信号を出力する。
物品取出検知部9は、投出された物品が購入者
によつてすべて取出されたとき、その状態を機械
スイツチまたは光電スイツチで検出して、制御部
10に取出検知信号を出力する。
によつてすべて取出されたとき、その状態を機械
スイツチまたは光電スイツチで検出して、制御部
10に取出検知信号を出力する。
そして制御部10は、全体の系を制御する部分
で、演算部3から出力される投出個数データを入
力とし、物品投出部6に所定数量の物品を投出さ
せるための投出信号を出力し、設定部4からの設
定データの内容分の物品を投出した時点で投出動
作を一時停止させ、物品取出検知部9から取出検
知信号を受けたときに、続けて物品の投出動作を
再開させるよう各部の装置を動作させる。なおこ
の制御部10は、必要に応じて物品の投出中に投
出扉13をロツクする機能をも営む。
で、演算部3から出力される投出個数データを入
力とし、物品投出部6に所定数量の物品を投出さ
せるための投出信号を出力し、設定部4からの設
定データの内容分の物品を投出した時点で投出動
作を一時停止させ、物品取出検知部9から取出検
知信号を受けたときに、続けて物品の投出動作を
再開させるよう各部の装置を動作させる。なおこ
の制御部10は、必要に応じて物品の投出中に投
出扉13をロツクする機能をも営む。
つぎに第2図は、自動販売機の取出口の近くの
機械的構成を示している。取出口11は、自動販
売機の前面板12に設けられている。取出扉13
は、上記取出口11を内部から閉じるように、取
出口11の上部で回動自在に支持されている。そ
して取出口11の内部に容器状の物品受14があ
る。この物品受14は、投出された物品18を収
容するためのもので、機枠15とスプリング16
とによつて、昇降自在に支持されている。スイツ
チ17は、重量感知式のもので、物品取出検知部
9を構成し、物品受14の下部に設けられ、物品
18が物品受14に少なくとも一個以上投出され
たときの上記物品受14の下降および投出された
物品18がすべて取出されたときの上記物品受1
4の上昇にもとづいてオン・オフ動作をする。物
品18は、投出口から物品受14に送り出され
る。なお、ストツパ19は、物品受14の上縁を
かこみ、かつ物品受14の上昇位置を規制する。
機械的構成を示している。取出口11は、自動販
売機の前面板12に設けられている。取出扉13
は、上記取出口11を内部から閉じるように、取
出口11の上部で回動自在に支持されている。そ
して取出口11の内部に容器状の物品受14があ
る。この物品受14は、投出された物品18を収
容するためのもので、機枠15とスプリング16
とによつて、昇降自在に支持されている。スイツ
チ17は、重量感知式のもので、物品取出検知部
9を構成し、物品受14の下部に設けられ、物品
18が物品受14に少なくとも一個以上投出され
たときの上記物品受14の下降および投出された
物品18がすべて取出されたときの上記物品受1
4の上昇にもとづいてオン・オフ動作をする。物
品18は、投出口から物品受14に送り出され
る。なお、ストツパ19は、物品受14の上縁を
かこみ、かつ物品受14の上昇位置を規制する。
そして第3図は、本発明の要部つまり制御部1
0の一部としての分割投出制御のための物品投出
制御装置20の回路を示す。各回路は、つぎのよ
うな機能をもつ。ラツチ回路21,22は、演算
部3からの投出個数データ例えば1桁4ビツト構
成で、10位桁までのデータを入力とし、コントロ
ール端子23からコントロールパルスを入力する
ことにより、上記投出個数データをD1,D2,
D3,D4の入力側の端子から読込み、Q1,Q2,
Q3,Q4の出力側の端子から出力する。第1の計
数手段となる第1計数回路24は、2つのカウン
タ25,26で構成され、投出物品検知部8の端
子27からの投出検知信号をCK端子から入力
し、これを計数し、A1,A2,A3,A4端子から計
数データとして出力する。なお、前段のカウンタ
25は、C端子から次段のカウンタ26のCK端
子に1位桁から10位桁への桁上げ信号を出力す
る。そして第1の比較手段となる第1比較回路2
8は、ラツチ回路21,22からの出力データ
と、第1計数回路24からの計数データをQ1,
Q2,Q3,Q4端子およびA1,A2,A3,A4端子に入
力して比較し、その一致時にC端子から第1比較
一致信号としての「H」の信号を出力する。設定
回路29,30は、設定部4を構成する部分で、
例えばデジタルスイツチで構成する。個数が設定
されると、B1,B2,B3,B4端子から4ビツト、
10位桁までの設定データが出力される。第2の計
数手段となる第2計数回路31は、2つのカウン
タ32,33で構成されている計数手段で、投出
検知信号をCK端子に入力し、これを計数して、
計数データをC1,C2,C3,C4端子から出力す
る。カウンタ25,26のC端子、CK端子は、
前記と同じように桁上げ動作の信号を送受する。
物品取出検知部9の端子34からの取出検知信号
は、インバータ回路35、アンド回路36を経て
第2計数回路31のカウンタ32,33のクリヤ
ー用のCLR端子に入る。第2比較手段となる第
2比較回路38は、比較手段であつて、設定部4
からの設定データと、第2計数回路31からの計
数データとを入力し、両データの一致時にC端子
より第2比較一致信号として「H」レベルの出力
を出す。投出手段となる投出制御回路39は、フ
リツプフロツプ40とナンド回路41とで構成さ
れている。ナンド回路41は、第1比較一致信号
をナンド回路41の一つの入力に取入れ、またフ
リツプフロツプ40のQ出力を他の一つの入力と
する。フリツプフロツプ40は、R−S形のもの
で、第2比較回路38のC端子の出力でセツトさ
れ、「H」レベル時の取出検出検出検知信号でリ
セツトされる関係にある。上記ナンド回路41の
出力は、投出信号であつて、物品投出部6の入力
信号となる。なおフリツプフロツプ40のQ出力
は、表示部7にも入力され、それを駆動する。リ
セツト回路42は、第1比較一致信号を条件とし
て時間遅れのもとに、「L」レベルのクリヤー信
号を出力し、ラツチ回路21,22、第1計数回
路24のカウンタ25,26のCLR端子に入
り、また第2計数回路31をクリヤーするため
に、アンド回路36,37の他の一つの入力とな
る。
0の一部としての分割投出制御のための物品投出
制御装置20の回路を示す。各回路は、つぎのよ
うな機能をもつ。ラツチ回路21,22は、演算
部3からの投出個数データ例えば1桁4ビツト構
成で、10位桁までのデータを入力とし、コントロ
ール端子23からコントロールパルスを入力する
ことにより、上記投出個数データをD1,D2,
D3,D4の入力側の端子から読込み、Q1,Q2,
Q3,Q4の出力側の端子から出力する。第1の計
数手段となる第1計数回路24は、2つのカウン
タ25,26で構成され、投出物品検知部8の端
子27からの投出検知信号をCK端子から入力
し、これを計数し、A1,A2,A3,A4端子から計
数データとして出力する。なお、前段のカウンタ
25は、C端子から次段のカウンタ26のCK端
子に1位桁から10位桁への桁上げ信号を出力す
る。そして第1の比較手段となる第1比較回路2
8は、ラツチ回路21,22からの出力データ
と、第1計数回路24からの計数データをQ1,
Q2,Q3,Q4端子およびA1,A2,A3,A4端子に入
力して比較し、その一致時にC端子から第1比較
一致信号としての「H」の信号を出力する。設定
回路29,30は、設定部4を構成する部分で、
例えばデジタルスイツチで構成する。個数が設定
されると、B1,B2,B3,B4端子から4ビツト、
10位桁までの設定データが出力される。第2の計
数手段となる第2計数回路31は、2つのカウン
タ32,33で構成されている計数手段で、投出
検知信号をCK端子に入力し、これを計数して、
計数データをC1,C2,C3,C4端子から出力す
る。カウンタ25,26のC端子、CK端子は、
前記と同じように桁上げ動作の信号を送受する。
物品取出検知部9の端子34からの取出検知信号
は、インバータ回路35、アンド回路36を経て
第2計数回路31のカウンタ32,33のクリヤ
ー用のCLR端子に入る。第2比較手段となる第
2比較回路38は、比較手段であつて、設定部4
からの設定データと、第2計数回路31からの計
数データとを入力し、両データの一致時にC端子
より第2比較一致信号として「H」レベルの出力
を出す。投出手段となる投出制御回路39は、フ
リツプフロツプ40とナンド回路41とで構成さ
れている。ナンド回路41は、第1比較一致信号
をナンド回路41の一つの入力に取入れ、またフ
リツプフロツプ40のQ出力を他の一つの入力と
する。フリツプフロツプ40は、R−S形のもの
で、第2比較回路38のC端子の出力でセツトさ
れ、「H」レベル時の取出検出検出検知信号でリ
セツトされる関係にある。上記ナンド回路41の
出力は、投出信号であつて、物品投出部6の入力
信号となる。なおフリツプフロツプ40のQ出力
は、表示部7にも入力され、それを駆動する。リ
セツト回路42は、第1比較一致信号を条件とし
て時間遅れのもとに、「L」レベルのクリヤー信
号を出力し、ラツチ回路21,22、第1計数回
路24のカウンタ25,26のCLR端子に入
り、また第2計数回路31をクリヤーするため
に、アンド回路36,37の他の一つの入力とな
る。
つぎに動作を説明する。なお、以下の動作は、
1000円の貨幣を投じて、1個80円の商品としての
物品18を購入する場合の例である。
1000円の貨幣を投じて、1個80円の商品としての
物品18を購入する場合の例である。
まず、購入者が1000円の紙幣を1枚だけ販売機
に投入したとすると、投入貨幣計数部1の鑑別装
置が紙幣の真偽その種類を判別する。ここで投入
貨幣計数部1は、1000単位の1つを計数し、1000
の計数データを出力する。
に投入したとすると、投入貨幣計数部1の鑑別装
置が紙幣の真偽その種類を判別する。ここで投入
貨幣計数部1は、1000単位の1つを計数し、1000
の計数データを出力する。
ここで購入者が80円の物品18の選択スイツチ
を操作すると、物品選択部2が80円の商品の選択
信号を出す。演算部3は、計数データと選択信号
によつて「12」を商品の投出個数データとし、
「40」を釣銭信号として演算出力する。またもし
自動販売機に収納されている物品18の個数が投
出すべき個数よりも少いときは、演算部3は、投
出個数データを出力せず、代りにエンプテイ信号
を出力して、物品18の投出動作を中止させる。
一方、選択信号が入力されたときに、投入口開閉
部5は、紙幣の挿入口を閉鎖し、以後の紙幣の投
入を禁止する。
を操作すると、物品選択部2が80円の商品の選択
信号を出す。演算部3は、計数データと選択信号
によつて「12」を商品の投出個数データとし、
「40」を釣銭信号として演算出力する。またもし
自動販売機に収納されている物品18の個数が投
出すべき個数よりも少いときは、演算部3は、投
出個数データを出力せず、代りにエンプテイ信号
を出力して、物品18の投出動作を中止させる。
一方、選択信号が入力されたときに、投入口開閉
部5は、紙幣の挿入口を閉鎖し、以後の紙幣の投
入を禁止する。
投出個数データ「12」は、BCDコードに変換
され、ラツチ回路21,22のD1,D2,D3,D4
の入力端子にそれぞれ「0001」、「0010」として入
力される。そしてコントロール端子23にコント
ロールパルスが入力された時点で、それらの
BCDコードの投出個数データは、それぞれQ1,
Q2,Q3,Q4の出力端子から出力され、第1比較
回路28に入力される。この時点において、まだ
物品18が投出されていないから、第1計数回路
24は、ともにその出力端から「0000」の出力を
第1比較回路28に出している。このため第1比
較回路28の出力は、不一致と対応する「L」の
レベルの信号となつている。したがつて投出制御
回路39のナンド回路41は、「H」レベルの投
出信号を物品投出部6に出力する。ここで物品投
出部6は、1個ずつ物品18を投出装置により物
品受14に投出する。そしてこの物品18の投出
個数は、投出物品検知部8によつて検出され、投
出検知信号として物品18の投出のたびに第1計
数回路24および第2計数回路31にカウント入
力をあたえる。
され、ラツチ回路21,22のD1,D2,D3,D4
の入力端子にそれぞれ「0001」、「0010」として入
力される。そしてコントロール端子23にコント
ロールパルスが入力された時点で、それらの
BCDコードの投出個数データは、それぞれQ1,
Q2,Q3,Q4の出力端子から出力され、第1比較
回路28に入力される。この時点において、まだ
物品18が投出されていないから、第1計数回路
24は、ともにその出力端から「0000」の出力を
第1比較回路28に出している。このため第1比
較回路28の出力は、不一致と対応する「L」の
レベルの信号となつている。したがつて投出制御
回路39のナンド回路41は、「H」レベルの投
出信号を物品投出部6に出力する。ここで物品投
出部6は、1個ずつ物品18を投出装置により物
品受14に投出する。そしてこの物品18の投出
個数は、投出物品検知部8によつて検出され、投
出検知信号として物品18の投出のたびに第1計
数回路24および第2計数回路31にカウント入
力をあたえる。
今、物品18の限度個数が「5」であるとすれ
ば、設定部4の設定回路29,30は、それぞれ
「0101」、「0000」の設定データを第2比較回路3
8に送つている。物品投出部6としての投出装置
が5個の物品18を投出すると、第2計数回路3
1は、上記設定データと同一データを第2比較回
路38に送ることになる。したがつてその時点で
第2比較回路38が「H」レベルの第2比較一致
信号を出力するため、投出制御回路39のフリツ
プフロツプ40がセツトされ、そのQ出力が
「H」レベルの信号となるので、ナンド回路41
は、「L」レベルの投出信号を出力する。このた
め物品投出部6は、物品18を5個投出した時点
で、その投出動作を一たん停止する。ここで表示
部7は、物品受14にある投出済の物品18の取
出しを購入者にうながすために、その旨例えば
「商品をお取り下さい」の必要な事項を表示す
る。
ば、設定部4の設定回路29,30は、それぞれ
「0101」、「0000」の設定データを第2比較回路3
8に送つている。物品投出部6としての投出装置
が5個の物品18を投出すると、第2計数回路3
1は、上記設定データと同一データを第2比較回
路38に送ることになる。したがつてその時点で
第2比較回路38が「H」レベルの第2比較一致
信号を出力するため、投出制御回路39のフリツ
プフロツプ40がセツトされ、そのQ出力が
「H」レベルの信号となるので、ナンド回路41
は、「L」レベルの投出信号を出力する。このた
め物品投出部6は、物品18を5個投出した時点
で、その投出動作を一たん停止する。ここで表示
部7は、物品受14にある投出済の物品18の取
出しを購入者にうながすために、その旨例えば
「商品をお取り下さい」の必要な事項を表示す
る。
つぎに購入者が取出扉13を押し開けて、投出
済の物品18を物品受14からすべて取出すと、
物品受14は、スプリング16による上向きの付
勢力にもとづいて押上げられ、その一部でスイツ
チ17を操作する。スイツチ17は、物品受14
の上昇にともない、「H」レベルの取出検知信号
を出力する。この「H」の取出検知信号は、第2
計数回路31のカウンタ32,33をクリヤー
し、同時にフリツプフロツプ40をリセツトす
る。このリセツト操作によつて、ナンド回路41
は、フリツプフロツプ40の反転にもとづき、再
び「H」の投出信号を出力するから、物品投出部
6は再び投出動作を開始し、残りの7個の物品1
8を投出する。そして全部で10個の物品18が投
出されると、投出動作は、また停止し、5個の物
品18の取出しをまつて再度残りの2個の商品に
関して開始することになる。
済の物品18を物品受14からすべて取出すと、
物品受14は、スプリング16による上向きの付
勢力にもとづいて押上げられ、その一部でスイツ
チ17を操作する。スイツチ17は、物品受14
の上昇にともない、「H」レベルの取出検知信号
を出力する。この「H」の取出検知信号は、第2
計数回路31のカウンタ32,33をクリヤー
し、同時にフリツプフロツプ40をリセツトす
る。このリセツト操作によつて、ナンド回路41
は、フリツプフロツプ40の反転にもとづき、再
び「H」の投出信号を出力するから、物品投出部
6は再び投出動作を開始し、残りの7個の物品1
8を投出する。そして全部で10個の物品18が投
出されると、投出動作は、また停止し、5個の物
品18の取出しをまつて再度残りの2個の商品に
関して開始することになる。
このような動作のもとで12個の商品が投出され
ると、投出個数設定データと第1計数回路24の
計数データとの内容が一致するため、第1比較回
路28は、その両データの一致を判定して「H」
レベルの第1比較一致信号をC端子から出力す
る。これによつてナンド回路41が「L」レベル
の投出信号を出すから、物品投出部6は物品18
の投出を停止する。
ると、投出個数設定データと第1計数回路24の
計数データとの内容が一致するため、第1比較回
路28は、その両データの一致を判定して「H」
レベルの第1比較一致信号をC端子から出力す
る。これによつてナンド回路41が「L」レベル
の投出信号を出すから、物品投出部6は物品18
の投出を停止する。
一方、リセツト回路42は、投出動作の完了
後、所定の遅延時間をおいて、ラツチ回路21,
22、第1計数回路24、および第2計数回路3
1をクリヤーし、初期の販売待機状態に戻る。
後、所定の遅延時間をおいて、ラツチ回路21,
22、第1計数回路24、および第2計数回路3
1をクリヤーし、初期の販売待機状態に戻る。
なおこの場合ラツチ回路21,22および第1
計数回路24のデータが零であるから、第1比較
回路28のC出力端が一致信号を出力しているか
ら、この待機状態において物品投出部6は、物品
18の投出動作をしない。
計数回路24のデータが零であるから、第1比較
回路28のC出力端が一致信号を出力しているか
ら、この待機状態において物品投出部6は、物品
18の投出動作をしない。
本発明によれば、一回の販売動作で取出口容量
を越える物品が投出される場合に、予め取出口容
量に基づいて設定された限度個数まで物品を投出
させた時点で物品の投出を一時的に停止させ、そ
して、取出口の物品が取出された後に物品の投出
を再開して投入された貨幣の計数データと所望の
物品の選択信号とに基いて算出された販売可能な
物品の投出個数の投出まで繰り返し物品の投出動
作が可能となり、投出された物品の取出口の詰ま
りを確実に防止でき、取出扉の開閉動作が支障な
くでき、かつ、取出口容量を越える多数の物品の
販売が一回の販売動作で行なえ、物品の販売を効
率的に行なうことができる。
を越える物品が投出される場合に、予め取出口容
量に基づいて設定された限度個数まで物品を投出
させた時点で物品の投出を一時的に停止させ、そ
して、取出口の物品が取出された後に物品の投出
を再開して投入された貨幣の計数データと所望の
物品の選択信号とに基いて算出された販売可能な
物品の投出個数の投出まで繰り返し物品の投出動
作が可能となり、投出された物品の取出口の詰ま
りを確実に防止でき、取出扉の開閉動作が支障な
くでき、かつ、取出口容量を越える多数の物品の
販売が一回の販売動作で行なえ、物品の販売を効
率的に行なうことができる。
第1図は自動販売機の全体の制御系のブロツク
線図、第2図は物品取出部分の機械的な断面図、
第3図は物品投出制御装置のブロツク線図であ
る。 4……設定部としての限度個数の設定部、9…
…物品取出検知部、11……取出口、18……物
品、24……第1の計数手段としての第1計数回
路、26……第1の比較手段としての第1比較回
路、31……第2の計数手段としての第2計数回
路、38……第2の比較手段としての第2比較回
路、39……投出制御としての投出制御回路。
線図、第2図は物品取出部分の機械的な断面図、
第3図は物品投出制御装置のブロツク線図であ
る。 4……設定部としての限度個数の設定部、9…
…物品取出検知部、11……取出口、18……物
品、24……第1の計数手段としての第1計数回
路、26……第1の比較手段としての第1比較回
路、31……第2の計数手段としての第2計数回
路、38……第2の比較手段としての第2比較回
路、39……投出制御としての投出制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一回の販売動作で投入された貨幣の計数デー
タの範囲内で販売可能な投出個数分の物品を投出
できる物品投出装置において、 取出口容量に基づいて一回の販売動作中で連続
投出できる物品の限度個数を設定する設定部と、
投出された物品の数を計数する第1の計数手段
と、この第1の計数手段で計数された物品の数と
上記販売可能な投出個数とを比較する第1の比較
手段と、投出された物品が取出口より取出された
ことを検知し取出検知信号を出力する物品取出検
知部と、投出された物品の数を計数するとともに
上記物品取出検知部の取出検知信号によりクリア
ーされる第2の計数手段と、上記設定部での限度
個数と上記第2の計数手段で計数された物品の個
数とを比較する第2の比較手段と、上記第2の比
較手段が一致を検出したときに物品の投出を一時
的に停止させ、上記物品取出検知部からの取出検
知信号によつて物品の投出動作を再開させるとと
もに、上記第1の比較手段にて一致が検出される
と以降の投出を禁止する投出制御部とを具備した
ことを特徴とする物品投出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096178A JPS54133197A (en) | 1978-04-06 | 1978-04-06 | Article throwwout controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096178A JPS54133197A (en) | 1978-04-06 | 1978-04-06 | Article throwwout controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54133197A JPS54133197A (en) | 1979-10-16 |
JPS6146880B2 true JPS6146880B2 (ja) | 1986-10-16 |
Family
ID=12595071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4096178A Granted JPS54133197A (en) | 1978-04-06 | 1978-04-06 | Article throwwout controller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54133197A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723191A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-06 | Omron Tateisi Electronics Co | Paper money exhaust device |
JPS5824872U (ja) * | 1981-08-08 | 1983-02-17 | 富士電機株式会社 | 自動販売機の制御装置 |
JPS5848188A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-22 | シャープ株式会社 | 金銭出納システム |
JPS5862786A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | シャープ株式会社 | 金銭出納システム |
JPS60135982U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-10 | 松下冷機株式会社 | 自動販売機の商品取出口 |
-
1978
- 1978-04-06 JP JP4096178A patent/JPS54133197A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54133197A (en) | 1979-10-16 |
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