JP3321363B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動券売
機や自動精算機あるいは各種自動販売機に組込まれる硬
貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、硬貨を受入れて発券処理
できる自動券売機に組込まれている硬貨処理装置は、自
動券売機本体に投入された硬貨を検銭器で真偽と種別と
を判定し、偽貨及び1円あるいは5円硬貨のように自動
券売機が受入れを拒否する硬貨以外の硬貨(10円,5
0円,100円,500円)は、振分器に送られ、ここ
で金種毎の一時保留部に貯留されるように構成されてい
る。
【0003】自動券売機における取引が成立したとき
は、つまり、所定の乗車券が発券されたときは、次客の
操作開始により、一時保留部内の硬貨は金種毎の釣銭ホ
ッパ、又はその釣銭ホッパが満杯状態のときは、回収金
庫に回収されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の硬貨処理装置においては、一種類の硬貨、例えば1
00円硬貨の回収金庫が満杯になったとき、それ以上の
硬貨受入れができないので、その硬貨処理装置の組込ま
れている処理機、すなわち、上述の例では自動券売機
は、稼動停止状態となって、それ以降の発券処理が中止
されるという欠点があった。
【0005】確かに、大きな駅に設置されているよう
に、複数の自動券売機を群管理することにより、投入さ
れた硬貨を循環使用等して回収金庫満杯による稼動停止
を防止することも可能であるが、このような群管理を小
駅に設置される自動券売機で実施しようとすると、コス
ト高になって現実的でない。
【0006】ところで、自動券売機のように、硬貨を受
入れて発券等の所定の処理を行う処理機においては、5
0円及び500円硬貨に比べて10円及び100円硬貨
が多く使用される傾向にある。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、処理機に投入
される硬貨の金種に着目して、単独で使用される自動券
売機や自動精算機、あるいはその他の各種の自動販売機
が回収金庫の満杯で稼動停止になるのを極力防止できる
ようにした硬貨処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る硬貨処理装
置は、上記目的を達成するために、10円、50円、1
00円及び500円硬貨を受入れて発券処理等の所定の
処理を行った際に釣銭が発生したとき、その釣銭の金額
となるようにこれら硬貨を適宜組合わせて釣銭放出する
ようにした硬貨処理装置において、前記10円硬貨又は
前記100円硬貨を回収する回収金庫が満杯近くの所定
の収納状態になったとき、あるいは、その10円硬貨又
はその100円硬貨の投入枚数から釣銭として放出した
枚数を引いた数が所定数以上になったとき、前記50円
硬貨又は前記500円硬貨による釣銭放出を禁止する禁
止手段を設け、10円硬貨又は100円硬貨を適宜組合
わせて釣銭を放出するようにしたことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、自動券売機に組込まれた
一実施の形態に係る硬貨処理装置aの概略構成図であ
る。
【0010】自動券売機の接客面1に設けられた投入口
2から投入された硬貨イは、検銭器3を通過する途中、
真偽と種別とが判定されるように構成されている。
【0011】偽貨又は1円及び5円硬貨の自動券売機で
受入れを拒否している硬貨は、振分器4を介して釣銭の
返却口5に返却され、その他の硬貨である10円,50
円,100円及び500円硬貨は、振分器4により金種
毎に振分けられて金種毎の保留筒6a,6b,6c,6
dを有する一時保留部6に収納される
【0012】図中、7は紙幣処理ユニットであって、挿
入口8から挿入された1000円,5000円及び10
000円札を受入れ、必要に応じて札の釣銭を放出でき
るように構成されている。そして、札で釣銭を返却でき
ない場合、例えば、1000円札を投入して500円の
乗車券を購入した場合の釣銭は、硬貨で釣銭が放出され
るように構成されている。
【0013】一時保留部6内の硬貨は、次客の処理開始
時に、各金種毎の釣銭器9a〜9dのホッパ(図示せ
ず)にそれぞれ排出されるが、それらホッパ内に所定量
の、つまり、十分な量の硬貨が貯留されているときは、
回収金庫10a〜10cにそれぞれ回収されるように構
成されている。
【0014】これら回収金庫10a〜10cのうち、回
収金庫10aは50円及び500円硬貨用であり、10
bは100円硬貨用であり、そして、10cは10円硬
貨用である。このように、100円及び10円硬貨が別
々に回収金庫が設けられている理由は、自動券売機で使
用される硬貨の金種として500円及び50円硬貨に比
べて多いという特徴に基づいている。
【0015】また、各回収金庫10a〜10cには、光
電素子等からなる満杯センサ(図示せず)が設けられて
いるとともに、100円及び10円硬貨用の回収金庫1
0b,10cには、満杯になる以前の所定の値を検出で
きるセンサ(図示せず)が設けられている。
【0016】各釣銭器9a〜9dは、周知の釣銭器と同
様に、ホッパ内の硬貨を1枚ずつ放出できる機構がそれ
ぞれ設けられている。したがって、各釣銭器9a〜9d
の放出枚数により所定の金額の釣銭を返却口5に放出す
ることができる。
【0017】図中、11は、マイクロコンピュータを中
心に構成された制御器であって、自動券売機を統括的に
制御するとともに、硬貨処理装置aを制御できるように
構成され、さらに、本発明の禁止手段を担っている。当
然、この制御器11には、投入口2から投入された硬貨
の金種毎の枚数、一時保留部6内の枚数、釣銭として放
出された枚数等の枚数データも入力されて記憶されてい
る。
【0018】図2のフローチャートを用いて釣銭の制御
動作について説明する。今、投入口2から投入が行われ
ると(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)、その投入された硬貨の検銭が行われる(S10
2)。なお、図2では示されていないが、乗車券の購入
金額によっては、挿入口8から所定の金額の紙幣が挿入
されるが、この場合でも、硬貨の釣銭が生じた場合は、
以下の釣銭処理が行われる。
【0019】接客面1に設けられた図示しない口座釦が
押下されて所定の乗車券が発券される(S104)。そ
して、発券された乗車券の金額よりも投入された金額が
大きいときは、その差額が釣銭として返却口5に返却さ
れるが(S106肯定)、その返却される硬貨は、10
0円及び10円硬貨の回収金庫10b,10cの状態に
よって組合わされる。
【0020】先ず、100円及び10円硬貨の回収金庫
10b,10cに、また、十分な余裕があるときは、5
00円,50円,100円及び10円硬貨を組合わせて
釣銭が放出される(S108否定)。例えば、挿入口か
ら1000円札1枚を挿入し、120円の乗車券を購入
し、釣銭の金額が880円のとき)は、500円硬貨1
枚,100円硬貨3枚,50円硬貨1枚及び10円硬貨
3枚が返却口5に放出される。
【0021】ところで、100円硬貨の回収金庫10b
が満杯近くの所定の値のときで、上述の880円を釣銭
として放出するときは、100円硬貨8枚と50円硬貨
1枚と10円硬貨3枚が返却口5に放出される(S10
5肯定、S112)。
【0022】また、10円硬貨の回収金庫10cが満杯
近くの所定の値のときで、上述の880円を釣銭として
放出するときは、500円硬貨1枚と100円硬貨3枚
と10円硬貨8枚が返却口5に返却される。
【0023】さらに、100円及び10円硬貨の回収金
庫10b,10cが満杯近くの所定の値のときで、上述
の880円を釣銭として放出するときは、100円硬貨
8枚と10円硬貨8枚が返却口5に返却される。
【0024】したがって、100円及び10円硬貨の回
収金庫10b,10cが満杯近くになると、これら回収
金庫に回収される量を少なくすることができ、これら回
収金庫10b,10cが満杯で自動券売機が稼動停止に
なるのを効果的に防止することができる。
【0025】なお、上述の例では、回収金庫10b,1
0cに満杯近くを検出するセンサを設けて釣銭の金種の
組合わせを行ったが、これら回収金庫10b,10cに
回収される回収傾向を検出して、すなわち、図3に示さ
れるように、100円硬貨投入枚数から釣銭として払出
す枚数を差引いた枚数が所定数よりも大きいときは、5
00円硬貨による釣銭放出を禁止し、また、10円硬貨
投入枚数から釣銭として払出す枚数を差引いた枚数が所
定数よりも大きいときは、50円硬貨による釣銭放出を
禁止するようにしてもよい。
【0026】また、上述の例では、硬貨処理装置aが組
込まれる例として自動券売機を示したが、自動精算機や
その他の各種の自動販売機であってもよいことはもちろ
んである。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る硬貨処理装置は、10円硬
貨又は100円硬貨を回収する回収金庫が満杯近くの所
定の収納状態になったとき、あるいは、その10円硬貨
又はその100円硬貨の投入枚数から釣銭として放出し
た枚数を引いた数が所定数以上になったとき、50円硬
貨又は500円硬貨による釣銭放出を禁止する禁止手段
を設け、10円硬貨又は100円硬貨を適宜組合わせて
釣銭を放出するようにしたので、100円及び10円硬
貨の回収金庫が満杯近くになると、これら回収金庫に回
収される量を少なくすることができ、これら回収金庫が
満杯で自動券売機等の処理機が稼動停止になるのを効果
的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る硬貨処理装置を自
動券売機に組込んだときの概略構成図である。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【図3】制御論理の説明図である。
【符号の説明】
1 接客面 2 投入口 3 検銭器 4 振分器 5 返却口 6 一時保留部 7 紙幣処理ユニット 8 挿入口 9a〜9d 釣銭器 10a〜10c 回収金庫 11 制御器(禁止手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10円、50円、100円及び500円
    硬貨を受入れて発券処理等の所定の処理を行った際に釣
    銭が発生したとき、その釣銭の金額となるようにこれら
    硬貨を適宜組合わせて釣銭放出するようにした硬貨処理
    装置において、 前記10円硬貨又は前記100円硬貨を回収する回収金
    庫が満杯近くの所定の収納状態になったとき、あるい
    は、その10円硬貨又はその100円硬貨の投入枚数か
    ら釣銭として放出した枚数を引いた数が所定数以上にな
    ったとき、前記50円硬貨又は前記500円硬貨による
    釣銭放出を禁止する禁止手段を設け、10円硬貨又は1
    00円硬貨を適宜組合わせて釣銭を放出するようにし
    ことを特徴とする硬貨処理装置。
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