JPS5944674B2 - 自動販売機のコイン払出し制御回路 - Google Patents

自動販売機のコイン払出し制御回路

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JPS5944674B2
JPS5944674B2 JP51105866A JP10586676A JPS5944674B2 JP S5944674 B2 JPS5944674 B2 JP S5944674B2 JP 51105866 A JP51105866 A JP 51105866A JP 10586676 A JP10586676 A JP 10586676A JP S5944674 B2 JPS5944674 B2 JP S5944674B2
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章太郎 横山
衛 日沢
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動販売機のコイン払出し制御回路に関す
るものである。
自動販売機のコイン払出しには、釣銭を払出す場合と、
投入されたコインを返金する場合とがあり、従来、払出
すコインの種類の選定に際して釣銭払出しの場合は、各
種コイン毎の釣銭チューブ内のコイン保有数を釣銭検知
スイッチ等により検知して、これを情報源として釣銭を
払出し、また、返金払出しの場合には、投入されたコイ
ン数を計数して記憶するコイン枚数カウンタを情報源と
して返金を払出していた。
このような従来のコイン払出し制御回路では釣銭払出し
の場合と、返金払出しの場合とで、払出すコインの種類
を選定するための情報源を全く異にし、コインの種類が
多い場合には、特に払出し制御回路が著しく複雑になる
欠点がある。
しかも従来は釣銭チューブ内に保有するコインを使用す
るのみであるから、短期間で釣銭が不足し、その後の自
動販売が不可能になる事態が頻繁に起る難点がある。
そこで、発明者等は以上の問題を克服するため、投入さ
れたコインをも釣銭として使用すれば、所定の自蔵釣銭
額を遥に越える多額の釣銭を払出すことができ、従って
物品の著しく能率的な自動販売が可能となることに着目
し、鋭意研究並びに工夫を重ねた結果、釣銭払出しに際
しては、コイン払出し指令回路から払出し指令信号を送
出する直前に、釣銭チューブの釣銭スイッチの検出情報
に基づいて釣銭チューブ内の所定数の保有枚数を該当す
るコインの種類別のコイン枚数カウンタに伝達してその
記憶枚数を書替え、この書替えられたコイン枚数カウン
タの記憶枚数を情報源として、払出す釣銭のコインの種
類を選定し、また、返金払出しに際しても、コインの種
類毎に投入枚数のみを記憶する前記コイン枚数カウンタ
の記憶枚数を情報源として返金し、払出すコインの種類
を選定するための情報源を1個所に集約することにより
、払出し回路が簡素化されると共に、釣銭払出しに際し
て投入コイン数を含めたコイン保有数に、前記情報源が
書替えられて釣銭払出し能力が著しく拡大され、前記の
難点が一挙に克服されることを突き1」−めた。
従って、本発明の目的は、釣銭払出しおよび返金払出し
に際して、払出すコインの種類を選定する電子回路を簡
素化し、しかも釣銭払出しに際して投入されたコインを
も利用することができる自動販売機のコイン払出し制御
回路を提供するにある。
前記の目的を達成するため、本発明においては、投入さ
れたコインの投入枚数を記憶する金種別の投入枚数記憶
手段と、釣銭チューブ内に所定枚数以上のコインが保有
されているか否かを検知する釣銭スイッチよりの信号に
基づいて、所定枚数以上のコインが保有されているとき
に該所定枚数を保有枚数として金種別に出力する手段と
、前記投入枚数と前記保有枚数との論理和もしくは加算
により払出し可能なコインの枚数を金種別に算出する手
段と、釣銭払出しに際し払出し総額が前記払出し可能な
コインの枚数以内のコインで高額のコインが優先されて
払出されるように払出しコインの種類の選定を行う払出
し回路とを具えることを特徴とする。
また、前記払出し可能なコインの枚数を釣銭払出しに際
しコインの払出しの直前に算出して前記投入枚数記憶手
段に記憶し、前記払出し回路は該投入枚数記憶手段の記
憶内容に基づいて払出しコインの種類の選定を行うよう
に構成すれば好適である。
さらに、前記払出し回路は返金払出しに際しても前記投
入枚数記憶手段の記憶内容に基づいて払出しコインの種
類の選定を行うようにすればより好適である。
次に、本発明に係る自動販売機のコイン払出し制御回路
の実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
本例のコイン払出し制御回路は、第1図に示したコイン
枚数カウンタ回路および第2図に示したコイン払出し回
路で構成する。
まず、第1図に示したコイン枚数カウンタ回路は、当該
自動販売機に使用される例えば500円、100円、5
0円、10円の4種類のコインのうち500円、100
円、50円について、投入コインの枚数をAND回路2
4を介し計数して記憶する全加算器10、シフトレジス
タ12、桁上げ器14を有する各種コイン毎の枚数カウ
ンタ回路16と、この枚数カウンタ回路16のシフトレ
ジスタ12に投入枚数を伝達する投入枚数入力回路18
と、釣銭払出しに際して、払出し信号が発生する直前の
一定期間において、投入枚数とこれと同種のコインの保
有枚数とをシフトレジスタ12に伝達する投入および保
有枚数書替入力回路20とを備えている。
ここで、10円コイン用の枚数カウンタ回路を設けてい
ないのは、後述するようにコインの払出しは高額金種の
コインから払出され、払出されたコインの金額を払出し
総額(すなわち、投入金額または釣銭額)から減算した
残りの金額が10円コインの払出し額となり自ずと分る
からである。
更に、本例のコイン払出し制御回路は、シフトレジスタ
12に記憶されたコイン枚数を数値0と比較して、その
比較結果を示す出力信号を発生する計数比較回路22と
、返金払出し並びに釣銭払出しに際して、計数比較回路
22の出力信号を情報源として、払出しコインの種類を
判定し、払出し動作を行わせるコイン払出し回路23(
第2図)とを備えている。
これらの大別した回路内の構成については、動作の説明
において詳述する。
なお、本実施例におけるカウンタの計数は、第3図Aに
示すように、同期信号φの1周期の1/nのパルス幅を
もつビットタイム信号t□、t2゜t3・・・・・、t
を介して行われ、かつ、t□、t2゜t3・・・・・
・、tnは、それぞれ2°−1枚、21−鍬、22−4
枚、・−・・・−220−1枚の重みをもつよう構成す
る。
次に、本実施例の動作につき、返金払出しの場合を1例
として、500円コイン1枚、100円コイン5枚、1
0円コイン10枚、計1,100円が当該自動販売機に
投入されて、これをそのまま返金する場合について説明
する。
上記の500円、100円の各種コインが投入される毎
に、第1図に示した各種類別の枚数カウンタ回路16の
人力素子としてのAND回路24において、入力端子a
にはコイン投入信号、入力端子すには枚数が1枚である
ことを知らせるビットタイム信号t□が伝達されAND
回路24が作動して出力を送出し、これを入力として、
全力目算器10および桁上げ器14は投入枚数を加算す
る。
一方、投入および保有枚数書替入力回路20の釣銭モー
ド用AND回路26の入力端子aには、釣銭指令Mが与
えられていないため、AND回路26の出力は論理信号
Oとなり、これを入力とする投入枚数計数入力回路18
のNOT回路28の出力は論理信号1となり、従って、
全力目算器10により力目算された投入コイン枚数は、
投入枚数計数入力回路1BのANI)回路30および枚
数カウンタ回路16のOR回路32を介して、シフトレ
ジスタ12に記憶されを。
このさき、自動販売機に返金の指令が与えられると、払
出し回路23(第2図)の制御部34からコイン払出し
信号Pが、500円コイン用AND回路36.100円
コイン用AND回路38.50円コイン用AND回路4
0.10円コイン用AND回路42のそれぞれの入力端
子aに伝達されると共に、対応するコイン用の払出し額
比較回路44,46,48゜50に接続された前記の各
AND回路36,38゜40.42の各入力端子すには
、払出し総額K(二i、ioo円)を、500円、10
0円、50円、0円と比較して、K>500、K>10
0、K〉50、K\0であることを知らせる論理信号が
伝達される。
さらにシフ1〜レジスタ12に記憶された500円、1
00円、50円コインの枚数(1枚、5枚、0枚)は、
500円、100円、50円コインの計数比較回路22
a、22b。
22cによりそれぞれ数値Oよ比較されて、500円コ
インおよび100円コインの計数比較回路22aおよび
22bからは、出力論理信号1が500円コインおよび
100円コイン用AND回路36および38の入力端子
Cにそれぞれ伝達され、50円コインの計数比較回路2
2cからは、出力論理信号Oが、50円コイン用AND
回路40の入力端子Cに伝達される。
従って、500円コイン用AND回路36の入力はすべ
て論理信号1となって、出力が論理信号1となり、これ
を入力とするNOT回路52の出力が論理信号0となっ
て、500円コイン用AND回路36以外のAND回路
3B 、40.42は、それぞれの入力端子dにおける
入力が論理信号0となり、出力が論理信号0となる。
その結果、500円コイン用AND回路36のみが作動
しその出力によって払出し指令を受けた500円コイン
払出し機構(図示せず)により、500円コインが1枚
払い出される。
このときコイン払出し機構が500円コイン払出し指令
により動作したときにコイン払出し確認信号(図示せず
)が制御部34に伝達され、制御部34ではこのコイン
払出し確認信号と500円コイン払出し指令との論理積
により、払出し総額Kを修正して残高をに一500=6
00円とし、かつ500円コイン用の枚数カウンタ回路
16の記憶内容から1を次のように減算する。
すなわち2進数の減算には1の補数に1をIJDえて(
すなわち2の補数)7JO算すれば良いことが知られて
おり、本発明においては1(すなわちピッI〜タイム信
号t□)の補数(12〜1o)に1(すなわちピッ1〜
タイム信号t□)を力眠だビットタイム信号t□〜t
とアンド回路36からの500円コイン払出し指令と5
00円コイン払出し機構が500円コイン払出し指令に
より動作したとき送出されるコイン払出し確認信号との
論理積をとって前記ビットタイム信号t0〜tnの各ビ
ット論理信号1を500円コイン用の枚数カウンク回路
16の全加算器10を介してシフトレジスター2の内容
に加算するようにしている。
前記500円コイン払出し指令とコイン払出し確認信号
により500円コインが払出されたことが確認され、こ
れに基づき払出された500円コイン1枚(2進数)の
複数に2を力眠たビットタイム信号t1〜1、がシフト
レジスター2の内容に加算され、結局500円用の枚数
カウンター6の記憶内容から1が減算される。
これにより、500円コインにつきソフトレジスター2
の記憶内容は0となって、その計数比較回路22aの出
力も論理信号0となり、これを入力とする500円コイ
ン用のA、ND回路36の出力が論理信号0になると共
に、これを人力とするNOT回路52の出力論理信号1
が100円コイン用AND回路38の入力端子dに伝達
されて、100円コインの払出し動作に移行する。
その場合、100円コイン用AND回路38の入力a)
b5cjdがすべて論理信号1となることにより、その
出力が論理信号1になり100円コイン払出し指令が送
出されると共に、これを入力とするNOT回路54の出
力が論理信号0となって、50円および10円コイン用
AND回路40および42の作動を禁止するため、10
0円コイン用の計数比較回路22bの出力が論理信号0
になるまで100円コイン用AND回路38は論理信号
1の送出を継続し、シフトレジヌク12が記憶している
100円コイン5枚が順次払出される。
この100円コイン払出し指令と100円コイン払出し
機構からのコイン払出し確認信号との論理積により制御
部34は100円コインが払出される毎に払出し総額K
(=600円)から100円を減算して100円コイン
5枚が払出されると払出し総額Kを100円とする。
一方、100円コインが払出される毎に100円コイン
用の枚数カウンタ16の記憶内容から次のように払出さ
れた100円コインの枚数が減算される。
すなわちAND回路38からの100円コイン払出し指
令とコイン払出し機構からのコイン払出し確認信号とビ
ットタイム信号t□〜tn(すなわち払出された100
円コイン1枚の2の補数)との論理積出力を全加算器1
0を介してシフトレジヌク12の内容に加算し、これに
よりコイン払出し機構からコインが払出されてコイン払
出し確認信号が印加されるごとに100円コイン用の枚
数カウンタ回路16の記憶内容から払出された100円
コインの枚数が減算され、100円コインが5枚払出さ
れると100円コイン用の枚数カウンタ回路16の記憶
内容はOとなる。
従って、100円コイン用の計数比較回路22bの出力
が論理信号0となるため、これを入力とする100円コ
イン用のAND回路38の出力が論理信号0となって、
これを入力とするNOT回路54の出力論理信号1が、
50円コイン用AND回路40の入力端子eに伝達され
る。
しかし、本例においては、50円コインは投入されなか
ったため、50円コイン用の計数比較回路22cの出力
は論理信号0で、50円コインの払出し動作は行われな
い。
もし仮に50円コインの投入があった場合にはAND回
路40の論理積条件が成立して50円コイン払出し指令
が送出され、これにより50円コインが払出されて、5
0円コイン払出し指令とコイン払出し機構からのコイン
払出し確認信号とビットタイム信号10〜tn(すなわ
ち払出された50円コイン1枚の2の補数)との論理積
出力を50円コイン用の枚数カウンタ回路16の全加算
器10を介してシフトレジヌク12の内容に加算するこ
とにより、50円コイン用の枚数カウンタ回路16から
払出された50円コインの枚数が減算され、この50円
コイン用の枚数カウンタ回路16の内容がOになるまで
50円コインが払出される。
本例では前述のとおり50円コインの投入はなく、50
円コイン用AND回路40の出力が論理信号0であるた
め、NOT回路56の出力が論理信号1となり、従って
、10円コイン用AND回路42の入力端子a 、b
) d 5 e 、fの入力がすべて論理信号1となり
、このAND回路42から送出される出力論理信号1、
すなわち10円コイン払出し指令によって、10円コイ
ンの払出しが開始される。
10円コインの払出しが開始されると10円コイン払出
し機構から10円コインが1枚払出される毎にコイン払
出し確認信号が送出され、このコイン払出し確認信号と
10円コイン払出し指令上の論理積により制御部34で
払出し総額K(−100円)から10円が減算され、1
0円コインの払出しは10円コイン用の払出し額比較回
路50の出力が論理信号0、すなわち、10円コイン用
AND回路42の入力端子すの入力が論理信号0となる
まで続行され、10円コインが10枚払出されたとき払
出し額比較回路50の出力が論理信号0となると返金動
作を完了する。
ここで10円コイン用の枚数カウンタ回路16は設けず
とも10円コインの払出しが行なわれるのは、コインの
払出しが高額金種のコインから順次行なわれ、かつ払出
されたコインの金額が払出し総額Kから減算される。
従って、AND回路42の論理積条件が成立したとぎに
は払出し総額にの値は10円コインの投入額に相当する
ので、この払出し総額Kに従って10円コインの払出し
を行なえば良いからである。
次に、釣銭払出し動作を一例として、500円コイン1
枚、100円コイン9枚、10円コイン10枚、計1,
500円が自動販売機に投入され、400円の物品を自
動販売して釣銭1,100円を払出す場合を想定し、こ
れにつき第1〜3図を参照して説明する。
ここで釣銭の払出しが開始されるということは投入金額
と物品の価格とが比較されかつ釣銭の払出しが可能か否
かの販売可否が判断されて釣銭の払出しが可能な物品が
選択されたことを意味している。
上記投入コインのうち500円、100円コインの枚数
が500円、100円コイン毎の枚数カウンタ回路16
の全加算器10並びに桁上げ器14により加算されるこ
とは、前述の返金払出しの場合と全く同じである。
物品が自動販売されて、釣銭の指令が出されると、釣銭
モード信号Mが釣銭モード用AND回路26の入力端子
aに伝達されると共に、コイン払出し信号Pが制御部3
4から発生する直前に同期信号φの1周期間持続する書
替信号n(第3図B)が、AND回路26の入力端子す
に伝達される。
この書替信号口は、シフトレジスタ12の記憶枚数を投
入コイン枚数と、釣銭チューブ内に貯蔵された所定数の
コイン枚数との論理和出力の数値に書替えるための信号
で、AND回路26の入力端子aおよびbが共に論理信
号1となることによりその出力は論理信号1となって、
これを入力とするNOT回路28の出力が論理信号Oと
なるため、AND回路30の出力が禁止されるのに反し
て、投入および保有枚数書替入力回路20のAND回路
58は一方の入力端子aの入力が論理信号1となるため
、他方の入力端子すへの入力により、作動するように待
機状態に置かれる。
当該自動販売機の各種コイン毎の釣銭チューブ内に所定
枚数(本例では10枚表する)以上のコインが保有され
ている場合に、釣銭スイッチ等によりこれを検知して保
有コイン有りの信号C(第3図E)を発生するよう構成
し、OR回路62の入力にビットタイム信号t2(−2
枚)およびt、(−8枚)を常時伝達するようにしてお
く。
いま、各種コイン毎の釣銭ナユーブ内に、ユニット枚数
以上すなわち10枚以上のコインが保有されている場合
、保有コイン有りの信号CがAND回路60の入力端子
aに伝達されると、t2およびt4のユニット枚数信号
がAND回路60の出力としてOR回路64を介して、
全加算器10により加算された投入枚数と共に、前述し
た待機状態に置かれたAND回路58の入力端子すに伝
達され、これらの入力はそのままAND回路58の出力
として、枚数カウンタ回路16のOR回路32を介して
、シフトレジスター2に伝達され、記憶される。
従って、500円コインのシフトレジスタには、投入コ
イン1枚を示すビットタイム信号t□および保有コイン
10枚を示すビットタイム信号t2とt4の論理和信号
が伝達されて計11枚、100円コインのシフトレジス
タには、投入コイン9枚を示すビットタイム信号t□と
t4および保有コイン10枚を示すピッ]・タイム信号
t2とt4の論理和信号が伝達されて計11枚、50円
コインのシフトレジスタには投入コインはなく、保有コ
インを示すビットタイム信号t およびt4の論理和信
号が伝達されて10枚が書替えられて記憶される。
即ち、以上のような書替えは、釣銭チューブ内に所定枚
数以上のコインが保有されているか否かを検知する釣銭
スイッチよりの信号に基づいて、快定枚数以上のコイン
が保有されているときに該所定枚数(本例では10枚)
を保有枚数としてAND回路60から出力し、この保有
枚数とシフトレジスター2(投入枚数記憶手段)に記憶
されていた投入枚数との論理和(OR回路64)により
払出し可能なコインの枚数を算出し、この算出した枚数
(OR回路64の出力)を投入枚数を記憶していたシフ
トレジスター2に記憶させることによって行っており、
所定枚数以上のコインが保有されていないときには保有
枚数(AND回路60の出力)は零となり、払出し可能
なコインの枚数は投入枚数となる。
また、金種別のコインの投入枚数については、投入金額
と物品の価格とを比較し釣銭の払出しが可能か否かによ
り販売の可否を判定するときにも使用しており、後述す
るように高額の硬貨を優先して払出すようにしているの
で、最小類の10円コインについては、10円コインよ
り高額のコインで払出した残額を10円コインで払出せ
ばよく、前述の500円、100円、50円コインのよ
うにOR回路64により払出し可能なコインの枚数を算
出する必要はない。
第3図は上述の500円コインの場合を例にとって、釣
銭払出しの際におけるシフトレジヌクの記憶枚数の書替
動作をタイムチャートにより示したものである。
第3図Aは前述のように同期信号φと、この同期信号の
1周期の1/口のパルス幅をもつビットタイム信号1,
11 ・・・・・・、tnl 22 3 どを示し、この1,11 ・・・・・・、1.はそれ
ぞ1 25 3 れ2°=1枚、2に2枚、22−4枚、・・・・・・2
n−1枚の重みをもつ。
第3図Bは、釣銭モード信号MがAND回路26に供給
され、第3図Cに示ずコイン払出し信号Pが、制御部3
4から払出し回路23(第2図)に送出される直前の同
期信号φの1周期間においてAND回路、26の人力と
して供給される書替信号口を示す。
第3図りは、シフトレジスター2の500円コインの記
憶枚数を示し、書替信号nが印加されることによりビッ
トタイム信号t1〜tnに応じてシフトするシフトレジ
スター2の内容すなわちビットタイム信号t□(−1枚
)が全加算器10を介してOR回路64の入力端子aに
伝達され、このピッ1〜タイム信号t に後述する第3
図Eに示すビットタイム信号t2(−2枚)およびt4
(−8枚)の論理和信号力切口わり計11枚となって記
憶されることか示している。
第3図Eは釣銭チューブ内にコインがユニット枚数(1
0枚)あることを知らせる保有コイン有りの信号Cを示
すもので、書替信号nの発生期間中において、t およ
びt4のビン1〜タイム信号で表わされた第3図Fの保
有ユニット枚数(10枚)とt□で表わされた第3図り
の投入コイン枚数(1枚)の論理和により、第3図Gに
示J−ようにtl、t2.t4のビット信号、すなわち
、1+2+8=1 i枚としてシフトレジスター2に記
憶されることを示している。
このように書替えられた各種コイン毎のシフ1ヘレジス
ター2の記憶枚数値が、500円コイン、100円コイ
ン、50円コインそれぞれの計数比較回路22 a 、
22 b 522 cにより、同期信号φに同期して数
値0と比較され、その結果生じた信号が第2図に示す払
出し回路23の500円、100円、50円それぞれの
コインのAND回路36.3B、40に伝達され、前述
の返金払出しの場合に説明した動作と全く同様に、額の
大きなコインから釣銭が順次払出される。
すなわち、本例においては500円コイン用の枚数カウ
ンタ回路16と100円コイン用の枚数カウンタ回路1
6と50円コイン用の枚数カウンタ回路16にそれぞれ
書替えられた枚数は500円コインが11枚、100コ
インが11枚、50円コインが10枚であり、払出し回
路23の制御部34から払出し信号Pが送出されると、
まずA、ND回路36の論理積条件が成立して500円
コイン払出し指令が送出され、これによりコイン払出し
機構が動作して1枚の500円コインが払出されると、
500円コイン払出し指令とコイン払出し機構からのコ
イン払出し確認信号と払出された500円コイン1枚の
2の補数に相当するピッ1ヘタイム信号t1〜tnとの
論理積出力が500円コイン用の枚数カウンタ回路16
の全加算器10を介してシフトレジヌク12の内容に力
日算され、従って500円コイン用の枚数カウンタ回路
16から払出された500円コイン1枚が減算され、5
00円コイン用の枚数カウンタ回路16の記憶内容は1
0となる。
また、500円コイン払出し指令とコイン払出し確認信
号とにより払出し総額には(1,100円−500円=
600円)となり、500円コイン用の払出し額比較回
路44の出力が論理信号1となる。
これによりAND回路36からは500円コイン払出し
指令が送出され続けてコイン払出し機構が動作して2枚
目の500円コインを払出す。
このコイン払出し機構が動作するとコイン払出し確認信
号により500円コイン用の枚数カウンタ回路16から
前述のように1が減□算され、そして制御部34で払出
し総額K(600円)から500円が減算され、払出し
総額K(600円−500円=100円)となる。
払出し総額Kが100円となることにより500円コイ
ン用の払出し額比較回路44の出力は論理信号0となり
AND回路36の出力も論理信号0となる。
AND回路36の出力をNOT回路52で反転した信号
を入力端子dの入力とするAND回路38は100円コ
イン用の払出し額比較回路46の出力が論理信号1で1
00円コインの計数比較回路22bの出力が論理信号1
であることにより論理積条件が成立して100円コイン
払出し指令を送出する。
この100円コイン払出し指令によりコイン払出し機構
が動作して100円コインを払出すとともに、コイン払
出し機構からコイン払出し確認信号が送出される。
このコイン払出し確認信号と100円コイン払出し指令
とビットタイム信号t0〜1゜(すなわち払出された1
00円コイン1枚の2の補数)との論理積出力を100
円コイン用の枚数カウンタ回路16の全力日算器10を
介してシフトレジスタ12の内容に力口算し、100円
コイン用の枚数カウンタ回路16の記憶内容11から払
出された100円コイン1枚を減算する。
これと同時に前記コイン払出し確認信号と100円コイ
ン払出し指令との論理積により払出し総額Kから払出さ
れた100円が減算されて払出し総額Kが0となり、こ
れにより釣銭払出し動作が完了し、500円、100円
、50円用の各枚数カウンタ回路16がリセットされる
なお、前述の実施例では投入枚数と所定枚数以上の保有
を検知する釣銭スイッチよりの信号に基づいた保有枚数
との論理和により払出し可能なコインの枚数を算出する
ようにしたが、この払出し可能なコインの枚数を投入枚
数と保有枚数との加算により算出するようにしてもよい
以上のような本発明によれば、投入枚数と所定枚数以上
の保有を検知する釣銭スイッチよりの信号に基づいた保
有枚数との論理和もしくは力日算により払出し可能なコ
インの枚数を算出し、釣銭払出しに際し払出し総額をこ
の払出し可能なコインの枚数以内のコインで払出すよう
にしたので、保有されていたコインに加えて投入された
コインも釣銭として利用することができると共に、釣銭
払出しにおける払出しコインの種類の選定は、払出し可
能なコインの枚数を算出し、この「枚数」に基づいて(
この枚数以内のコインで)高額のコインが優先されて払
出されるようにしたので、この払出しコインの種類の選
定を行う払出し回路は返金払出しにおいても釣銭払出し
と同一のものを使用することができ、構成を簡素化する
ことができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において、種々の改良並び
に変更を施すことができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動販売機のコイン払出し制御回
路におけるコイン枚数カウンク回路の構成を示すブロッ
ク線図、第2図は第1図に示すコイン枚数カウンク回路
に記憶された情報により払出しコインの種類を選定して
払出しを行わせるコイン払出し回路のブロック線図、第
3図は第1図に示したコイン枚数カウンク回路の記憶内
容を釣銭払出しに際し書替える動作例を示すタイムチャ
ートである。 10・・・・・・全加算器、12・・・・・・シフトレ
ジスタ、14・・・・・・桁上げ器、16・・・・・・
枚数カウンタ回路、18・・・・・・投入枚数入力回路
、20・・・・−・保有枚数書替入力回路、22・・・
・・・計数比較回路、23・・・・・・払出し回路、2
4,26,30,36,3B、40゜42.5B、60
・・・・・・AND回路、28,52゜54.56・・
・・・・NOT回路、32,62,64・・・・・・O
R回路、34・・・・・・制御部、44,46,48゜
50・・・・・・払出し額比較回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 投入されたコインの投入枚数を記憶する金種別の投
    入枚数記憶手段12と、釣銭チューブ内に所定枚数以上
    のコインが保有されているか否かを検知する釣銭ヌイツ
    ナ上りの信号に基づいて、所定枚数以上のコインが保有
    されているときに該所定枚数を保有枚数として金種別に
    出力する手段60と、前記投入枚数と前記保有枚数との
    論理和もしくは加算により払出し可能なコインの枚数を
    金種別に算出する手段64と、釣銭払出しに際し払出し
    総額が前記払出し可能なコインの枚数以内のコインで高
    額のコインが優先されて払出されるように払出しコイン
    の種類の選定を行う払出し回路23とを具えることを特
    徴とする自動販売機のコイン払出し制御回路。 2、特許請求の範囲第1項記載のコイン払出し制御回路
    において、前記払出し可能なコインの枚数を釣銭払出し
    に際しコインの払出しの直前に算出して前記投入枚数記
    憶手段に記憶し、前記払出し回路は該投入枚数記憶手段
    の記憶内容に基づいて払出しコインの種類の選定を行う
    ことを特徴とする自動販売機のコイン払出し制御回路。 3 特許請求の範囲第2項記載のコイン払出し制御回路
    において、前記払出し回路は返金払出しに際しても前記
    投入枚数記憶手段の記憶内容に基づいて払出しコインの
    種類の選定を行うことを特徴とする自動販売機のコイン
    払出し制御回路。
JP51105866A 1976-09-06 1976-09-06 自動販売機のコイン払出し制御回路 Expired JPS5944674B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63199084A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Babcock Hitachi Kk フイラワイヤト−チ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273796A (en) * 1975-12-17 1977-06-21 Nippon Koinko Kk Control system for automatic vending machines
JPS52139496A (en) * 1976-05-17 1977-11-21 Nippon Koinko Kk Method of controlling automatic vending machine

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